JP2002039701A - 巻 尺 - Google Patents
巻 尺Info
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- JP2002039701A JP2002039701A JP2000224054A JP2000224054A JP2002039701A JP 2002039701 A JP2002039701 A JP 2002039701A JP 2000224054 A JP2000224054 A JP 2000224054A JP 2000224054 A JP2000224054 A JP 2000224054A JP 2002039701 A JP2002039701 A JP 2002039701A
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- Tape Measures (AREA)
Abstract
撃力を向上させることができ、さらに、製造コストを低
減することができる巻尺を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】筐体2の前部22を開口にして、その開口
から、周囲にテープ5を巻回しそのテープ5を巻取り付
勢する巻取りバネが内装された回転ドラムを軸支すると
共に、引き出したテープ5を停止させるブレーキ機構が
設けられたテープユニットを外部からテープ5を引き出
し可能に挿入して装着する。テープユニットの装着状態
としては、開口の下方にテープ引き出し部36を位置さ
せ、その上方に開口をほぼ塞ぐ状態にブレーキレバー6
を位置させる。
Description
関するものである。
自動巻取式の巻尺は、巻胴部にテープを巻回すると共
に、そのテープを巻取り付勢するためのコイルバネを内
装した回転ドラムと、その回転ドラムを収納するケース
から構成されている。そのケースは中央から左右に分か
れる形態のものであり、左右それぞれのハーフケースが
樹脂一体成型により形成され、一方のハーフケースに立
設された軸に回転ドラムを軸支して、左右のハーフケー
スを合わせてなるものである。
フケース用に金型を2つ製作しなくてはならず、また、
それぞれのハーフケースが合わせられた時、その合わせ
目の部分に段差や隙間が生じないよう製作に際しては高
い精密性が要求されるものである。また、テープのブレ
ーキ機構が装備されるものは、左右それぞれのハーフケ
ースに回転ドラムの支持軸と共に、ブレーキ機構の部品
を受ける部分等も樹脂一体成型により形成されるため、
金型の形状もさらに複雑となりその製作にかかる費用は
極めて高額なものとなるのである。
なる形態のケースは、巻尺を落とした時その衝撃により
ケースの合わせ目の部分がズレてしまうこともあり、ま
た、その衝撃が強いものであった時は、ケースが樹脂で
あるがゆえに破損してしまうこともあった。これは、テ
ープのブレーキ機構が装備されるケース、すなわちケー
スにブレーキレバー用の開口が開いているもの程発生す
る頻度が高かった。また、この種のケースからなる巻尺
に装備されるブレーキレバーは小さく操作性に欠けるも
のであった。
で、ブレーキレバーの操作性と共に、ケースの耐衝撃性
を向上させることができ、さらに、製造コストを低減す
ることができる巻尺を提供することを目的とするもので
ある。
ろは、筐体の一側が開口とされ、その開口から、周囲に
テープを巻回しそのテープを巻取り付勢するコイルバネ
が内装された回転ドラムを軸支したテープユニットを挿
入し、外部から前記テープを引き出し可能に装着した巻
尺であって、前記テープユニットにはテープのブレーキ
機構が設けられていると共に、前記開口からブレーキ操
作手段が外部操作可能に突出していることを特徴とする
巻尺である。
一側に開口が設けられた金属素材または樹脂素材からな
るもので、テープユニットを収容する巻尺のケースとな
る部分である。開口は何処に設けてもよいがケース前方
側に設けるのが望ましい。金属素材から形成するものは
アルミまたステンレスさらにはチタン等の素材を用いて
形成すればよく、また、樹脂素材から形成するものは塩
化ビニールまたポリカーボネート等の好適な素材を用い
て形成すればよい。そして、一体成型により適宜好適な
形状に形成すればよい。
たは樹脂素材からなるもので、それには、内部にテープ
巻取り用のコイルバネを収容すると共に、テープを巻胴
部に巻回する回転ドラムと、この回転ドラムを支持する
軸と、さらに、引き出したテープを任意の位置で停止さ
せるブレーキ機構が設けられている。そのテープユニッ
トは筐体の開口から挿入され、筐体の外部からテープを
引き出し可能な状態で装着されている。
キ機構また操作形態は、引き出したテープを停止させる
ことができればよく特にそれらを限定するものではな
い。具体的には、引き出したテープが停止操作すること
なく停止していて、レバーやボンタ等のブレーキ操作手
段を操作することによりブレーキが解除できるもにした
り、レバーやボンタ等のブレーキ操作手段を操作してい
るときだけテープが停止するようにすればよい。
可能であればその形状を特に限定するものではないが、
テープユニットが筐体に装着されたとき、開口の下方に
位置するテープ引き出し部の上方に、レバーやボンタ等
のブレーキ操作手段をその開口をほぼ塞ぐ状態に設ける
のがよい。
操作し易い形態であればその突出形態を特に限定するも
のではないが、筐体の底面側より上面側の方を多く突出
させるのがよい。例えば、筐体のデザインによって、底
面側より上面側の方の突出量が多くなるようにしてもよ
い。
ではなく、テープを筐体の開口面と並行する方向に引き
出せるようにしたり、また、テープを筐体の開口面と直
角の方向に引き出せるようにテープユニットを構成して
もよい。
で、筐体の前方側の開口からテープユニットを挿入する
ことにより巻尺を完成させることができる。また、その
テープユニットの挿入によって、開口がブレーキを操作
するための操作レバーでほぼ塞がれる。
を塞ぐ殆どがブレーキを操作するレバー、すなわち筐体
の前壁となる部分がブレーキの操作レバーであることに
より、親指の感覚だけでレバーの位置を捜し当てること
ができ、且つ確実に操作することもできる。
機構部分、すなわちテープユニットを収納するだけでよ
く、開口に続く内部を単純に空間とすればよいので、ケ
ース全体を一体成型によりワンピース形成することがで
きるため、落下による衝撃をケース全体で受け止めるこ
とができる。
と、図1は、本発明に係わる巻尺を示す斜視図であり、
1は巻尺、2はケースとなる筐体、6はブレーキレバー
であり、巻尺の機構部分およびブレーキ機構が備えられ
たテープユニット3に設けられている。5はテープで、
51は測定の際テープ5を引っ掛ける係止片である。3
6はテープ5を引き出すテープ引き出し部である。7は
巻尺1を携帯する際に使用する腕を通すためのストラッ
プである。
巻尺は筐体2すなわちケースの前部22に開口21を設
けて、その開口21から巻尺の機構部分およびブレーキ
機構が備えられたテープユニット3を挿入するようにし
たものである。
り、そのテープユニット3には、ドラム支持軸32に軸
支された回転ドラム4と、ブレーキ機構を操作するブレ
ーキレバー6を有している。回転ドラム4の巻胴43に
はテープ5が巻回され、その内部にテープ5を巻取り付
勢する巻取りバネ41を有する。ブレーキレバー6には
制動片61が連設されており、ブレーキレバー6の操作
により制動片61がテープ5から離れて制動が解除され
テープ5が巻取られる。62はブレーキレバー6の復帰
バネである。
1にはドラム支持軸32が立設され、そのドラム支持軸
32には巻取りバネ41の内端を係止するスリット33
が設けられている。さらに、ブレーキレバー6のレバー
軸64を支持する軸受孔35と、ブレーキレバー6の揺
動ガイド34が設けられている。
42はドラム支持軸32の軸受孔、43はテープ5を巻
回する巻胴、44はテープ5を巻取るための巻取りバネ
41を収容する収容部である。その収容部44の開口に
蓋体(図示なし)を設けてもよい。
り、ブレーキレバー6の下端に制動片61が連設されて
いる。63はテープユニット3の本体31に設けられて
いる揺動ガイド34に嵌まるガイド受け孔、64はテー
プユニット3の本体31に設けられている軸受孔35に
嵌まるレバー軸である。
とから、ブレーキレバーの操作性においては、巻尺の前
壁にあたる部分の殆どがブレーキを操作するレバーで占
められているため、親指の感覚だけでレバーの位置を捜
すことができる。したがって、ブレーキ操作の度に一々
レバーを見ることなくブレーキレバーを操作することが
でき、また、暗がりでもブレーキレバーの操作を素早く
確実に行うこともできる。
な空間として開けておけばよいので、ケース全体を一体
成型によりワンピース形成することができる。すなわ
ち、ケースに合わせ目はなく、落下等による衝撃をケー
ス全体で受け止めることがてきるため、ケースの耐衝撃
性を向上させることができる。また、ケースの金型も製
作し易い形状となるため、巻尺の製造コストを低減する
ことができる。
向から見た図(B)(A)の裏側の図
上部,24−底部,3−テープユニット,31−本体,
32−ドラム支持軸,33−スリット,34−揺動ガイ
ド,35−軸受孔,36−テープ引き出し部,4−回転
ドラム,41−巻取りバネ,42−軸受孔,43−巻
胴,44−収容部,5−テープ,51−係止片,6−ブ
レーキレバー,61−制動片,62−復帰バネ,63−
ガイド受け孔,64−レバー軸,7−ストラップ
Claims (4)
- 【請求項1】筐体の一側が開口とされ、その開口から、
周囲にテープを巻回しそのテープを巻取り付勢するコイ
ルバネが内装された回転ドラムを軸支したテープユニッ
トを挿入し、外部から前記テープを引き出し可能に装着
した巻尺であって、前記テープユニットにはテープのブ
レーキ機構が設けられていると共に、前記開口からブレ
ーキ操作手段が外部操作可能に突出していることを特徴
とする巻尺 - 【請求項2】開口が筐体の前方側に設けられており、そ
の筐体にテープユニットが装着されたとき、開口の下方
にテープ引き出し部が位置し、その上方にブレーキ操作
手段が開口をほぼ塞ぐ状態に位置していることを特徴と
する請求項1の巻尺 - 【請求項3】テープユニットが筐体に装着されたとき、
開口から突出するブレーキ操作手段の突出量が、筐体の
底面側より上面側の方が多く突出していることを特徴と
する請求項1の巻尺 - 【請求項4】ブレーキ機構が、ブレーキ操作手段を操作
することによりブレーキが解除されることを特徴とする
請求項1の巻尺
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000224054A JP4594500B2 (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 巻尺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000224054A JP4594500B2 (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 巻尺 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002039701A true JP2002039701A (ja) | 2002-02-06 |
JP4594500B2 JP4594500B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4594500B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7269913B2 (en) * | 2005-04-04 | 2007-09-18 | Michael Holevas | Universal tape measure jacket with dual marking devices |
KR100855614B1 (ko) | 2007-04-19 | 2008-09-01 | 최용종 | 감속기능이 있는 줄자 |
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-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000224054A patent/JP4594500B2/ja not_active Expired - Fee Related
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