JPH10132501A - 巻 尺 - Google Patents

巻 尺

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Publication number
JPH10132501A
JPH10132501A JP8289759A JP28975996A JPH10132501A JP H10132501 A JPH10132501 A JP H10132501A JP 8289759 A JP8289759 A JP 8289759A JP 28975996 A JP28975996 A JP 28975996A JP H10132501 A JPH10132501 A JP H10132501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
drum
band
tape measure
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8289759A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruto Fujimoto
照人 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOUTAI KK
Original Assignee
NIPPON KOUTAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KOUTAI KK filed Critical NIPPON KOUTAI KK
Priority to JP8289759A priority Critical patent/JPH10132501A/ja
Publication of JPH10132501A publication Critical patent/JPH10132501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状ものさしの材質の種類にかかわらず、使
用者の希望する位置で帯状ものさしを停止させる巻尺を
提供する。 【解決手段】 ケース11内に回転自在に収納したドラ
ム12に目盛りを付けた帯状ものさし13を巻き付け、
ドラム12に帯状ものさし13を巻き取る方向の付勢力
を付与した巻尺において、巻き付けられた帯状ものさし
13の外周面又は端面若しくはドラム12の端面に対向
したケース11の部分を、ゴム等の弾性素材を用いて形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻尺に関し、詳
しくは、引き出した巻尺の帯状ものさしの収納・停止を
自在にした巻尺に関する。
【0002】
【従来の技術】巻尺は一般的に、図3に示すように、ケ
ース1内にドラム2が回転自在に収納されており、この
ドラム2に目盛りを付けた帯状ものさし3が巻き付けら
れている。上記ドラム2は、その中心に中心軸4が挿通
されており、この中心軸4はケース1に保持され、ドラ
ム2の回転を支持している。また、このドラム2の中央
部にはゼンマイバネ5が配されており、ドラム2が帯状
ものさし3を巻き取る方向に付勢力を付与している。さ
らに、ケース1の出口6には、帯状ものさし3の先端部
の取り付けられた留め金9が配置されており、帯状もの
さし3の引出しを容易にしている。
【0003】また、引き出された帯状ものさし3を途中
で止めるため、ストッパー7を設けている。このストッ
パー7は、上記ドラム2とケースの出口6との間で直線
状となっている帯状ものさし3の部分に、帯状ものさし
3の進行方向に対して、所定の角度で押圧するように構
成されている。ストッパー7と連結し、ケース1の外面
に設けられたストッパー操作部8を所定方向に動かすこ
とにより、図3の一点鎖線で示すように、ストッパー7
が帯状ものさし3を押圧し、引き出された帯状ものさし
3がその位置で停止させることができる。また、ストッ
パー操作部8を上記と反対方向に動かすことによってス
トッパー7の押圧を解除し、停止させた上記帯状ものさ
し3をケース1内部に収納することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ストッパー7を用いる巻尺の帯状ものさし3は鋼製のも
のが多く、ストッパー7はプラスチック製のものが多
い。このため、ストッパー7を帯状ものさし3に押圧し
たときに滑りが生じ、使用者の希望する位置に帯状もの
さし3を停止させにくい。
【0005】また、帯状ものさし3が布製等の場合は、
上記のストッパー7では途中で停止させることができな
い。
【0006】そこで、この発明の課題は、帯状ものさし
の材質の種類にかかわらず、使用者の希望する位置で帯
状ものさしを停止させる巻尺を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、ケース内に回転自在に収納したドラム
に目盛りを付けた帯状ものさしを巻き付け、上記ドラム
に上記帯状ものさしを巻き取る方向の付勢力を付与した
巻尺において、上記巻き付けられた帯状ものさしの外周
面又は端面若しくは上記ドラムの端面に対向した上記ケ
ースの部分を、ゴム等の弾性素材を用いて形成したので
ある。
【0008】また、上記ドラムを、その中心に中心軸が
挿通され、この中心軸は上記ケースに保持されており、
また、上記ケースのうち、少なくとも上記中心軸保持部
から上記ケースの出口部までは硬質素材から形成し、そ
の他の部分は、弾性素材から形成することができる。
【0009】帯状ものさしの外周面又は端面に対向した
ケースの部分をゴム等の弾性素材を用いて形成したの
で、この弾性素材を指等で押さえることにより、直接、
ケース内のドラムやこのドラムに巻かれた帯状ものさし
を押さえることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図2を用いて説明する。
【0011】この発明にかかる巻尺は、図1や図2に示
すように、ケース11内に回転自在に収納したドラム1
2に目盛りを付けた帯状ものさし13を巻き付ける。ま
た、上記のドラム12は、その中心に中心軸14が挿通
され、この中心軸14はケース11に保持されている。
さらに、このドラム12の中央部にはゼンマイバネ15
が配されており、ドラム12が帯状ものさし13を巻き
取る方向に付勢力を付与している。さらにまた、ケース
1の出口16には、帯状ものさし13の先端部の取り付
けられた留め金19が配置されており、帯状ものさし1
3の引出しを容易にする。
【0012】上記巻尺のケース11は、通常の力を加え
ても変形等をおこさないプラスチック等の硬質素材から
なる硬質ケース17と、弾性変形をするゴム等の弾性素
材からなる弾性ケース18で形成されている。この弾性
素材は、上記ドラム12に巻き付けられた帯状ものさし
13の外周面又は端面、若しくは上記ドラム12の端面
に対向したケース11の部分に用いられ、弾性ケース1
8を形成する。
【0013】上記の中心軸14を保持するケース11の
中心軸支持部21は中心軸14を支持する必要がある。
また、帯状ものさし13がケース11内にゼンマイバネ
15の力で収納されるとき、帯状ものさし13の先端部
に取り付けられた留め金19がケースの出口部22に衝
突する。このため、少なくとも、上記の中心軸の支持部
21からケースの出口部22にかけての部分は、硬質素
材からなる硬質ケース17で形成する必要がある。
【0014】このため、ケース11を硬質素材で構成す
る必要のある部分は、上記中心軸支持部21から上記ケ
ース出口部22にかけての部分であり、その他の部分、
すなわち、上記ドラム12に巻き付けられた帯状ものさ
し13の外周面又は端面、若しくは上記ドラム12の端
面に対向したケース11の部分の一か所又は数カ所は、
弾性素材で形成される必要がある。それら以外の部分
は、硬質素材であっても弾性素材であってもよい。
【0015】このような実施形態として、図1や図2に
記載された巻尺をあげることができる。図1に記載の巻
尺は、ケース11の出口部22を下面の隅に配したと
き、ケース11のうち中心軸14を支持する部分を含む
水平面からこの巻尺の下面までの全面を、硬質素材で形
成し、残りの部分を弾性素材で形成したものである。
【0016】また、図2に記載の巻尺は、ケース11の
出口部22を下面の隅に配したとき、この下面及びケー
ス出口部22を含む巻尺の下面部と、中心軸14を支持
する部分21とを接続することにより逆T字を形成して
この部分を硬質素材で形成し、残りの部分を弾性素材で
形成したものである。
【0017】巻尺のケースの弾性素材からなる弾性ケー
スを図1に示すように、指等で押さえると、弾性ケース
が変形し、ドラム12や巻かれた帯状ものさし13を弾
性ケースを介して直接押圧する。このため、引き出した
帯状ものさし13を巻き戻す途中で停止させたいとき、
指等に力を加えれば任意に停止させることができる。
【0018】さらに、加える力を調節することにより、
帯状ものさし13を断続的に巻き戻したり、停止させる
ことができ、望む位置に帯状ものさし13を調節して停
止させることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、帯状ものさしの外周
面又は端面に対向したケースの部分をゴム等の弾性素材
を用いて形成したので、この弾性素材を指等で押さえる
ことにより、直接、ケース内のドラムやこのドラムに巻
かれた帯状ものさしを押さえることができ、引き出され
た帯状ものさしを使用者が望む位置で停止させることが
容易となる。
【0020】また、ケースのうち、少なくとも中心軸か
らケースの出口部にかけての部分を硬質素材から形成
し、その他の部分を弾性素材から形成した場合は、弾性
素材で形成された弾性ケースの部分がより多くなるの
で、容易にこの弾性ケースの任意の部分を押さえること
が可能となる。この弾性ケースのどの位置を押さえて
も、ケース内のドラムやこのドラムに巻かれた帯状もの
さしを押さえることができるので、この巻尺の持ち方等
に左右されることなく、引き出された帯状ものさしを使
用者が望む位置で停止させることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明に係る巻尺の例を示す一部断面
図 (b)(a)のA−A断面図
【図2】(a)この発明に係る巻尺の他の例を示す一部
断面図 (b)(a)の弾性ケースを取り外した状態を示す斜視
【図3】従来の巻尺の例を示す一部断面図
【符号の説明】
1 ケース 2 ドラム 3 帯状ものさし 4 中心軸 5 ゼンマイバネ 6 ケース出口 7 ストッパー 8 ストッパー操作部 9 留め金 11 ケース 12 ドラム 13 帯状ものさし 14 中心軸 15 ゼンマイバネ 16 ケース出口 17 硬質ケース 18 弾性ケース 19 留め金 21 中心軸支持部 22 ケース出口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に回転自在に収納したドラムに
    目盛りを付けた帯状ものさしを巻き付け、上記ドラムに
    上記帯状ものさしを巻き取る方向の付勢力を付与した巻
    尺において、 上記巻き付けられた帯状ものさしの外周面又は端面若し
    くは上記ドラムの端面に対向した上記ケースの部分を、
    ゴム等の弾性素材を用いて形成したことを特徴とする巻
    尺。
  2. 【請求項2】 上記ドラムは、その中心に中心軸が挿通
    され、この中心軸は上記ケースに保持されており、ま
    た、上記ケースのうち、少なくとも上記中心軸保持部か
    ら上記ケースの出口部までは硬質素材から形成され、そ
    の他の部分は、弾性素材から形成される請求項1に記載
    の巻尺。
JP8289759A 1996-10-31 1996-10-31 巻 尺 Pending JPH10132501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8289759A JPH10132501A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 巻 尺

Applications Claiming Priority (1)

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JP8289759A JPH10132501A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 巻 尺

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JPH10132501A true JPH10132501A (ja) 1998-05-22

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ID=17747393

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JP8289759A Pending JPH10132501A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 巻 尺

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JP (1) JPH10132501A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002039701A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Hara Doki Kk 巻 尺
JP2002357401A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Hara Doki Kk 巻 尺
JP2003083702A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Hara Doki Kk 巻尺の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4594500B2 (ja) * 2000-07-25 2010-12-08 原度器株式会社 巻尺
JP2002357401A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Hara Doki Kk 巻 尺
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