JP2003157652A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

記録テープカートリッジ

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JP2003157652A JP2001355154A JP2001355154A JP2003157652A JP 2003157652 A JP2003157652 A JP 2003157652A JP 2001355154 A JP2001355154 A JP 2001355154A JP 2001355154 A JP2001355154 A JP 2001355154A JP 2003157652 A JP2003157652 A JP 2003157652A
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録テープの引き出し経路を最短とできる構
成の開口を、ドライブ装置での収容スペースを小型化で
きる遮蔽部材がリール及びリーダ部材に干渉することな
く開閉できる記録テープカートリッジを得る。 【解決手段】 記録テープカートリッジ10では、ドラ
イブ装置への装填側角部が切り欠かれて矢印A方向に対
して傾斜した開口20が形成されており、この矢印A方
向、矢印B方向を共に向く開口20からリーダピン2
2、磁気テープ14が最短経路で引き出される。この開
口20は、平面視円弧状のドア50が、ケース12のビ
スボス36、凸部42、44、46、案内面48Aによ
って案内(ガタつき規制)されつつ、その湾曲形状に沿
った移動軌跡上からはみ出すことなくピン台24及びリ
ール14の外側を廻りこむようにして回動し、開閉され
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ等の記
録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容し
た記録テープカートリッジに関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ等の外部記録媒体として磁
気テープ等の記録テープが用いられている。この記録テ
ープとして、保存時の収容スペースが小さく、大容量の
情報が記録できる、記録テープが巻装された単一のリー
ルを収容する記録テープカートリッジが採用されてい
る。 【0003】この記録テープカートリッジのケースには
開口が形成されており、この開口から記録テープを引き
出しドライブ装置側の巻取リールに巻き取らせるように
なっている。そして、開口から塵埃等が侵入して記録テ
ープに付着しないように、従来から種々の工夫がなされ
ている。 【0004】図7に示す記録テープカートリッジ100
では、ケース102の側壁102A(ケース装填A方向
に沿った側壁)に開口104が形成されている。この開
口104は、装填方向に沿ってスライドするドア106
で開閉される構成である。 【0005】しかし、この開口104の位置では、記録
テープである磁気テープTの端部に取付けられたリーダ
部材であるリーダピン108を引き出すドライブ装置側
の操作部材がケース102の横方向から回り込んでリー
ダピン108を引き出す必要がある。このため、操作部
材が回り込むスペースをドライブ装置側に確保しなけれ
ばならず、また、操作部材を回り込ます機構が複雑とな
り、どうしてもドライブ装置が大型化する。さらに、別
の見方をすると、巻取リール110に対して磁気テープ
Tの引き出し経路が長くなる。 【0006】一方、図8に示す記録テープカートリッジ
112では、ケース114の正面壁114A(ケース装
填A方向を向く前方壁)に開口116が形成されてい
る。この開口116は、支軸回りに開閉する回転式のド
ア118で開閉される構成である。 【0007】この記録テープカートリッジ112では、
正面壁114Aに開口116が形成されているので、ド
ライブ装置側の操作部材は横方向から回り込んで磁気テ
ープTを引き出す必要はないが、ドア118が大きく外
側に開くため、ドライブ装置側には、ドア118の開閉
動作を邪魔しないようにスペースを確保しなければなら
ない。このため、ドライブ装置が大型化する。 【0008】さらに、図9に示す記録テープカートリッ
ジ120では、ケース122の角部を切り欠いて開口1
24を形成し、磁気テープTの端部が連結されたリーダ
部材であるリーダブロック126で開口124を直接開
閉する構成となっている。 【0009】しかし、リーダブロック126が開口12
4を閉じるドアとして機能するだけなら、リーダブロッ
ク126に傷や汚れが生じても問題はないが、リーダブ
ロック126はそのまま操作部材に引き出され、ドライ
ブ装置側の巻取リール128のハブ130に嵌合される
構成である。このため、リーダブロック126に傷や汚
れが生じると、ハブ130と上手く嵌合せず、磁気テー
プTの走行に悪影響を与える恐れがある。また、リーダ
ブロック126が磁気テープTを巻き取る巻取面の一部
を構成するため、上記傷や汚れによって磁気テープTに
記録済みデータの損傷や記録不能領域が発生する恐れが
ある。 【0010】さらに、リーダブロック126は開口12
4の縁部に係止されているだけなので、ケース122が
落下すると外れてしまう恐れがあり、また、リーダブロ
ック126はリーダピンと比較してサイズが大きいた
め、ケース122の形状に制約が多くなる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、記録テープの引き出し経路を最短とできる構成
の開口を、ドライブ装置での収容スペースを小型化でき
る遮蔽部材がリール及びリーダ部材に干渉することなく
開閉でき、かつ遮蔽部材を操作して開口を開閉するドラ
イブ装置側の開閉手段を簡単な構造とすることができる
記録テープカートリッジを得ることが目的である。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る記録テープカートリッジ
は、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に
収容する矩形状のケースと、前記ケースのドライブ装置
への装填側角部を切り欠いて形成され、前記記録テープ
の端部に取付けられたリーダ部材を引き出すための開口
と、所定の円周に沿った円弧状に形成され、前記ケース
内で前記円周上を移動して前記開口を開閉する遮蔽部材
と、前記遮蔽部材の側面に突設され、前記ケースのドラ
イブ装置への装填動作によって該ドライブ装置の開閉部
材に係合しつつ前記遮蔽部材を前記開口の開放方向に移
動させる操作部と、前記ケースの前記ドライブ装置への
装填方向に沿った側壁に設けられ、前記操作部を前記開
閉部材と係合可能かつ移動可能に外部に露出させる窓部
と、少なくとも前記窓部の前記装填方向の前後における
前記側壁の内面から前記ケース内の全高に亘ってそれぞ
れ突設され前記遮蔽部材と摺動可能な一対の摺動部を有
し、前記開口を開閉する際に前記遮蔽部材の内面または
外面と摺動しつつ該遮蔽部材を前記円周方向に案内する
ガイド手段と、を備えている。 【0013】請求項1記載の記録テープカートリッジで
は、記録テープの非使用時には、遮蔽部材によって開口
が閉塞されてケース内への塵埃等の侵入が阻止される。
また、窓部の前後(両側)の側壁にそれぞれケース内の
全高に亘って遮蔽部材と摺動可能に突設された一対の摺
動部が、遮蔽部材と共に、窓部を経由したケース内への
塵埃等の侵入を防止(抑止)している。これにより、ケ
ース内に収容されているリールに巻装された記録テープ
への塵埃等の付着が防止される。 【0014】この状態で、遮蔽部材側面に突設された操
作部は、ケースのドライブ装置への装填方向に沿った側
壁に設けられた窓部から、外部より操作可能に露出され
ている。 【0015】一方、記録テープを使用する際には、記録
テープカートリッジ(ケース)はドライブ装置へ装填さ
れる。この装填動作によって上記窓部から露出された操
作部は、ドライブ装置の開閉部材に係合しつつ移動し遮
蔽部材を開口の開放方向に移動させる。これにより、遮
蔽部材は、その内面または外面(内面及び外面の双方を
含む)において、一対の摺動部を含むガイド手段の少な
くとも一部と摺動しつつ上記円周上の開口開放方向に案
内され、開口を開放する。 【0016】開口が開放されると、この開口からリーダ
部材が引き出される。リーダ部材はドライブ装置の引出
手段によって巻取リールへ誘導され、記録テープは、該
巻取リールに巻き取られつつ順次ケースから引き出さ
れ、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッ
ド等によって情報の記録や再生が行われる。 【0017】また、記録テープの使用後は、遮蔽部材が
ガイド手段に案内されつつ開口開放時とは反対方向に移
動し、該遮蔽部材が開口を閉塞する初期位置に復帰す
る。この遮蔽部材の開口閉塞方向の移動は、ばね等の付
勢手段の付勢力にて為されても良く、ドライブ装置の開
閉部材(開閉手段)によって為されても良いことは言う
までもない。 【0018】ここで、開口は、矩形状のケースの装填側
角部を切り欠いて形成されているため、開放面がケース
のドライブ装置への装填方向及び該装填方向と直交する
方向に向いている(開放面が上記装填方向に対して傾斜
している)。換言すれば、引出手段が、装填方向側か
ら、装填方向と直交する方向から、或いは角部方向(上
記傾斜方向に交差する方向)からリーダ部材にアクセス
できる。 【0019】このため、記録テープを引き出すための経
路が最短となるドライブ装置の設計が可能となり、ま
た、引出手段が回り込んでリーダ部材をチャックするよ
うなドライブメカが不要となるので、小型で低コストの
ドライブ装置を設計することができる。 【0020】また、遮蔽部材が所定の円周に沿った円弧
状に形成され、ケース内でこの円周上を移動して開口を
開閉するため、換言すれば、開口を開閉する際に遮蔽部
材の各部が略同一円周であるケース内の移動軌跡上をは
み出すことなく移動するため、この遮蔽部材は、ケース
からはみ出すことなくリールやリーダ部材の外側を回り
込むようにして、上記傾斜して形成された開口を開閉で
きる。 【0021】このため、ドライブ装置内における記録テ
ープカートリッジの収容スペースが小さく、かつ、遮蔽
部材の移動軌跡がケース内のリーダ部材やリールと干渉
することがない。 【0022】さらに、ドライブ装置の開閉手段を構成す
る開閉部材は、単に遮蔽部材に設けられケース外側に露
出した操作部に係合可能に配置されることで、記録テー
プカートリッジ(ケース)をドライブ装置へ装填する動
作によって開口を開放でき、構造が簡単である。 【0023】このように、請求項1記載の記録テープカ
ートリッジでは、記録テープの引き出し経路を最短とで
きる構成の開口を、ドライブ装置での収容スペースを小
型化できる遮蔽部材がリール及びリーダ部材に干渉する
ことなく開閉でき、かつ遮蔽部材を操作して開口を開閉
するドライブ装置側の開閉手段を簡単な構造とすること
ができる。 【0024】そして、ケース内に設けられるガイド手段
が遮蔽部材の内面または外面と摺動しつつ遮蔽部材を開
口の開閉(所定の円周)方向に案内するため、例えば、
遮蔽部材の上下端部が案内可能に挿入されるカム溝の如
き薄肉部をケースに設ける必要がない。このため、ケー
スの剛性が高く、落下強度を確保できる。また、ガイド
手段を構成する一対の摺動部が上記の通りケース内への
塵埃等の侵入を防止または抑止する防塵機能を有するた
め、別個に防塵部材(壁等)を設ける必要がなく、構造
が簡単となると共に省スペース化が図られる。 【0025】また、上記の通り遮蔽部材の移動軌跡が円
周(曲線状)であるため、ケースの角部を大きく切り欠
いて大きな開口を形成することができる。 【0026】さらに、上記の如く記録テープを引き出す
ための経路を最短にすると、記録テープのパス経路も必
然的に短くなるので、テープガイドとの接触摩耗を低減
することができる。また、ケースの角部を切り欠いて開
口を形成することで上記の通り引出手段のリーダ部材へ
のアクセス方向の範囲が広がるため、ケース内における
リーダ部材の設置可能位置が広がり、ドライブ装置の設
計自由度が向上する。そして、遮蔽部材が上記の通り動
作するので、リーダ部材の設置可能位置が遮蔽部材によ
って影響を受ける(設置可能位置が狭められる)ことが
ない。 【0027】さらにまた、遮蔽部材は、ケースから引き
出されるリーダ部材とは別個に設けられケースから取り
外される必要がないため、落下衝撃で容易に外れない設
計とすることができる。一方、リーダ部材は、記録テー
プの非使用時には、遮蔽部材によって開口が閉塞された
ケース内に収納されており、キズや汚れが付き難い。こ
のため、ドライブ装置内での記録テープの引き出しや走
行に影響を与えず、記録テープ自体を損傷することもな
い。 【0028】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る記録テ
ープカートリッジ10について、図1乃至図6に基づい
て説明する。まず、記録テープカートリッジ10の概略
の全体構成を説明し、次いで、本発明の要部である開口
20及び該開口20を開閉する遮蔽部材としてのドア5
0について説明する。なお、説明の便宜上、矢印Aで示
す記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填
方向を記録テープカートリッジ10の前方向(前側)と
し、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向とする。(記
録テープカートリッジの全体構成)図1には記録テープ
カートリッジ10の全体構成が斜視図にて示されてお
り、図2には記録テープカートリッジ10の概略の分解
斜視図が示されている。 【0029】これらの図に示される如く、記録テープカ
ートリッジ10は、平面視で略矩形状のケース12内
に、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テ
ープTを巻装した単一のリール14を回転可能に収容し
て構成されている。 【0030】ケース12は、ドライブ装置への装填方向
先頭側の1つの角部である右前角部がそれぞれ切り欠か
れた一対の上ケース16と下ケース18とを互いの周壁
16A、18Aを突き合せて接合することで構成されて
おり、内部に磁気テープTを巻装したリール14の収容
空間が設けられている。そして、上ケース16及び下ケ
ース18の周壁16A、18Aが切り取られた角部が磁
気テープTの引き出し用の開口20とされている。 【0031】この開口20から引き出される磁気テープ
Tの自由端には、ドライブ装置の引出手段によって係止
(係合)されつつ引き出し操作されるリーダピン22が
接続されている。リーダピン22の磁気テープTの幅方
向端部より突出した両端部には、環状溝22Aが形成さ
れており、この環状溝22Aが引出手段のフック等に係
止される。これにより、磁気テープTを引き出す際に、
フック等が磁気テープTに接触して傷付けない構成であ
る。 【0032】また、ケース12の開口20の内側には、
ケース12内においてリーダピン22を位置決め、保持
する上下一対のピン台24が設けられている。ピン台2
4は、半円筒形状をしており、その凹部24Aに直立し
た状態のリーダピン22の両端部が保持される。そし
て、ピン台24の外周壁の磁気テープT引き出し側は開
放しており、リーダピン22が出入りする出入り口とな
っている。 【0033】ピン台24の近傍には板ばね25が固定配
置されており、この板ばね25がリーダピン22の上下
端部に係合してリーダピン22をピン台24に保持する
ようになっている。リーダピン22がピン台24に出入
りする際には、板ばね25は適宜弾性変形してリーダピ
ン22の移動を許容する構成である。 【0034】さらに、下ケース18の中央部には、リー
ル14の図示しないリールギヤを外部に露出するための
ギヤ開口26が設けられており、リール14はリールギ
ヤがドライブ装置の駆動ギヤに噛合わされてケース12
内で回転駆動されるようになっている。また、リール1
4は、上ケース16及び下ケース18の内面にそれぞれ
部分的に突設されてギヤ開口26と同軸的な円形の軌跡
上にある内壁としての遊動規制壁28によってガタ付か
ないように保持されている。 【0035】この遊動規制壁28の開口20近傍の端部
には、内部に位置規制用孔が形成された袋部28Aが連
設されている。また、ケース12の左前角部の内側にお
いては、長孔である位置規制用孔が形成された袋部28
Bが遊動規制壁28に連設されている。袋部28A、2
8Bは、矢印B方向に沿った一直線上に配置されてい
る。 【0036】そして、袋部28Aが連設された端部を除
いて、各遊動規制壁28は、それぞれ端部がケース12
の周壁16Aまたは周壁18Aと連設されることで、そ
の外側とリール14の設置空間とを仕切っている。(開
口及び開口近傍のケースの構成)上記の通り、開口20
は、右前角部が切り欠かれて形成されることで、その開
放面が矢印A方向及び矢印B方向に向くため、ドライブ
装置の引出手段が、矢印A方向、矢印B方向、或いは矢
印A方向と矢印B方向との間からアクセスしてリーダピ
ン22をチャックできる。 【0037】これにより、リーダピン22を保持するピ
ン台24を設置可能なエリアが広がり、ドライブ装置の
引出手段がリーダピン22をチャック可能な領域が広い
ため、矢印A方向または矢印B方向からチャックするド
ライブ装置の仕様に合わせてピン台24の設置位置を設
定できる。このため、ドライブ装置の設計の自由度も広
がる。 【0038】下ケース18の平面図である図3にも示さ
れる如く、ケース12の前壁12A(周壁16A、18
Aのうち、外面が矢印A方向を向く部分)の右端部に
は、開口20の前縁部を規定する上下一対の短い傾斜壁
部30が設けられている。傾斜壁部30は、開口20の
開放面に沿って屈曲されると共に前壁12Aよりも壁厚
が厚肉化されている。 【0039】この傾斜壁部30の厚み方向の中央部に
は、後述するドア50の先端が入り込む凹部30Aが形
成されている。また、傾斜壁部30の左方近傍の前壁1
2A内側には、上下一対のビスボス32が連設されてい
る。 【0040】一方、ケース12の右壁12B(周壁16
A、18Aのうち、矢印A方向に沿った右側の壁)の前
端部には、ケース12の内方(左方)へ若干オフセット
された上下一対のオフセット壁部34が設けられてい
る。このオフセット壁部34の前端が開口20の後縁を
規定している。 【0041】また、オフセット壁部34の前端部内側に
は上下一対のビスボス36が連設されており、このビス
ボス36の外周部はドア50と摺動可能なドア50の案
内(ガタつき規制)用としても機能する。さらに、オフ
セット壁部34の後端部と右壁12Bとの間には、上下
一対の段部38が一体に形成されている。 【0042】このオフセット壁部34後方の右壁12B
には、ケース12の内外を連通する窓部としての所定長
さのスリット40が設けらており、後述するドア50の
操作突起52の露出用とされている。スリット40は、
右壁12Bを構成する周壁16Aの下部、周壁18Aの
上部をそれぞれ切り欠いて形成され、上下の段部38の
下部、上部をもそれぞれ切り欠くことで前方へも開口さ
れている。 【0043】すなわち、オフセット壁部34は、後述す
る如くドア50の操作突起52を前方から操作(係合)
可能とするスリット40を開口20と連設(連通)する
ことなく形成するために右壁12よりも内方にオフセッ
トして設けられており、その前端が開口20の後縁を規
定すると共にその後端がスリット40の実質的な前縁を
規定している。これにより、開口20とスリット40と
は、互いに独立してケース12に形成される構成であ
る。 【0044】このオフセット壁部34が、右壁12Bと
共に本発明における「ケースのドライブ装置への装填方
向に沿った側壁」に相当する。 【0045】また、上下のオフセット壁部34の後端部
には、それぞれ段部38とは反対方向(ケース12の内
方)に突出した凸部42が全高に亘って設けられてお
り、その端面が後述するドア50の外面に対応して湾曲
している。一方、遊動規制壁28の凸部42に対応する
位置には、ドア50の内面に対応して湾曲し凸部42と
対向する凸部44が全高に亘って設けられている。 【0046】凸部42と凸部44とは、ドア50が開口
20を開閉する際に該ドア50を挟むようにこれと摺動
可能になっており、ケース12内への塵埃侵入防止用及
びドア50の案内(ガタつき規制)用とされている。 【0047】さらに、スリット40の後端を規定する右
壁12B(周壁16A、18A)の部分にもケース12
の内方に突出した凸部46が全高に亘って設けられてお
り、ケース12内への塵埃侵入防止用及びドア50の案
内(ガタつき規制)用とされている。 【0048】さらにまた、下ケース18の凸部46の後
方には、周壁18Aの上端を除く部分が断面視略「コ」
字状にケース12の内方へ凹むと共にケース12の下面
から上方へも凹んだ(底板が切り欠かれた)凹部48が
形成されている。この凹部48は、ケース12の左壁に
も形成され、例えば、ドライブ装置の引き込み手段が係
合する係合部とされたり、その底面(下向きの面)がド
ライブ装置内での位置決め基準面とされたりするように
なっている。また、凹部48を設けることでケース12
の捩り強度が向上されている。 【0049】そして、この凹部48を規定する右壁12
B(周壁18A)の部分は、ドア50の外面に対応して
湾曲され、開口20を開閉する際にドア50の外面が摺
動可能なドア50案内(ガタつき規制)用の案内面48
Aとされている。 【0050】以上説明したビスボス36、凸部42、4
4、46及び案内面48Aが本発明における「ガイド手
段」に相当する。そしてこのうち、スリット40の前後
方向(矢印A方向)両側にそれぞれケース12内の全高
に亘って設けられた凸部42、46が、本発明における
「一対の摺動部」に相当する。 【0051】以上説明した上ケース16と下ケース18
とは、開口20の縁部の近傍に位置する各ビスボス3
2、36に下側から図示しないビスがねじ込まれて、固
定(接合)される構成である。これによって、傾斜壁部
30(前壁12A)及びオフセット壁部34(右壁12
B)の各自由端によって規定され強度的に不利で落下に
よって地面等に衝突しやすい開口20両端のコーナー部
は強固に接合され、ケース12を落しても、記録テープ
カートリッジ10全体の重量で、変形したり座屈して位
置ズレしない構成である。 【0052】特に、開口20とスリット40との間に位
置するオフセット壁部34に連設されたビスボス36に
おいて上ケース16と下ケース18とがビス止めされる
ことで、右壁12Bに窓部としてのスリット40を設け
た構成においてもケース12の落下強度が維持されるよ
うになっている。また、スリット40は、その上下が単
にケース12の天板及び底板にて規定されても良いが、
上記のように、リブとしても機能する周壁16A、18
Aの一部を上下に残すことでケース12の剛性が維持さ
れ、落下強度上より好ましい構成となっている。さら
に、ガイド手段を構成する凸部42、44、46は、そ
れぞれリブ(補強部材)としても機能するため、ケース
12の剛性が一層向上する構成である。 【0053】なお、ビスのネジ山径は一例として、φ
2.0mmで、ビスボス32及びビスボス36の外径を
φ4.0mmとしている。また、ビス止めに代えて、ビ
スボス32、36に相当する位置に上ケース16から突
起を突設すると共に下ケース18に突起と嵌合する嵌合
孔を設け、突起と嵌合孔とを互いに嵌合させても良い
が、この場合、嵌合部位の半径30mm以内の箇所にお
いて上ケース16と下ケース18とをビス止めすること
が望ましい。さらに、周壁16A、18Aの付き合せ面
(開口20両側のコーナー部)は溶着固定しても良い
が、分解性やリサイクル性を考慮するとビス止めの方が
望ましい。 【0054】また、ピン台24が設置されたエリア(開
口20付近)では、板厚が上ケース16及び下ケース1
8とも2mmとされ、他のエリアと比較して厚肉となっ
ている。さらに、ケース12(上ケース16及び下ケー
ス18)はポリカーボネート素材(PC)で形成されて
いる。なお、ケース12はPCに代えてアクリロニトリ
ルブタジエートスチレン(ABS)や金属材とすること
もできる。 【0055】これは、記録テープカートリッジ10の機
能上で最も重要な(記録テープを引き出す際に引出手段
に正しく係止されるべき)リーダピン22の保持(位置
決め)位置であるピン台24付近の強度を上げ、ケース
12(記録テープカートリッジ10)の落下等による衝
撃でリーダピン22の位置ズレが生じないようにするた
めである。 【0056】また、ピン台24の設置位置は、その保持
するリーダピン22の軸心が開口20の前後の縁部を結
ぶ第1の仮想直線(図示省略)上または該第1の仮想直
線よりもケース12内側に位置するように決められてお
り、より好ましくは2つのビスボス32、36の軸心を
結ぶ第2の仮想直線(図示省略)上または該第2の仮想
直線よりもケース12内側に位置するように決められて
いる。さらに、本実施の形態では、ピン台24は、ビス
ボス36よりもビスボス32に近接した位置に配置され
ている。これにより、ケース12の落下等に伴う天板及
び底板の振動によるリーダピン22の位置ズレも防止さ
れる構成である。 【0057】さらにまた、ケース12は、上ケース16
の周壁16Aと下ケース18周壁18Aとが同等の高さ
とされ、互いの突き合せ部の加工精度(金型による樹脂
成形の精度)が同程度となり、組立性や耐落下衝撃性が
良好とされている。 【0058】一方、開口20の開放面の矢印A方向に対
する傾斜角(開口20の上下を規定するケース12の天
板及び底板の傾斜角)は、ライブラリ装置における記録
テープカートリッジ10の識別(認識)の要求に応じて
決められている。すなわち、ライブラリ装置は、複数の
記録テープカートリッジ10を収容して記録テープカー
トリッジ10を自動的に(人手を介在させないで)ドラ
イブ装置に着脱するものであるが、その取り扱う記録テ
ープカートリッジ10及びドライブ装置が複数種となる
場合、記録テープカートリッジ10の世代や記録容量等
を認識する必要があり、この認識に開口20の開放面の
傾斜角を利用することができる。 【0059】これにより、上記の如く強度上の配慮が為
された磁気テープT引き出し用の開口20が、その開放
面の傾斜角(具体的には、開口20の上下を規定する天
板または底板の傾斜角)によってライブラリ装置での認
識部を兼ねるため、開口20と認識部とを別個に設けた
場合(例えば、認識部としてケース12に1つまたは複
数の貫通孔を設けた場合)に懸念されるケース12の強
度不足や防塵性の低下、及び金型構造の複雑化を防止で
きる。 (ドアの構成)以上説明した開口20は、リール14や
上ケース16等を取り除いて見た図4及び図5にも示さ
れる如く、遮蔽部材としてのドア50によって開閉され
るようになっている。ドア50は、その板幅(高さ)が
開口20の開口高とほぼ同一とされると共にその板長が
開口20の開口幅よりも十分大きくされ、所定の円周に
沿って板厚方向に湾曲した平面視円弧状に形成されてい
る。 【0060】具体的には、ドア50は、その先端部が傾
斜壁部30の凹部30Aに入り込んだ状態で開口20を
閉塞し(図6(A)参照)、上記円周に沿って略後方へ
移動(回動)して開口20を開放し(図6(B)参
照)、その先端近傍の外周面がビスボス36近傍に達す
ると開口20を完全に開放する(図6(C)参照)構成
である。また、ドア50は、開口20を開放する際と略
反対方向に回動して開口20を閉塞するようになってい
る。なお、開口20の閉塞状態では、ドア50がビスボ
ス36、凸部42、44の少なくとも1つに接するよう
になっている。 【0061】すなわち、ドア50は、その移動軌跡であ
る所定の円周に対応した円弧状に湾曲形成されている。
このドア50の回動中心は、本実施の形態では、その左
右方向の位置がケース12の左端近傍に、その前後方向
の位置がスリット40の後端近傍に設定されている。こ
れにより、ドア50の移動軌跡は、スリット40の後端
近傍においてケース12の右壁12Bに最も近接する。
なお、ドア50の回転中心及び半径は、ドライブ装置か
らの要求により決まる開口20前後の縁部(傾斜壁部3
0及びビスボス36)の位置やライブラリ装置からの要
求により決まる開口20の開放面の角度等に応じて適宜
決められれば良い。 【0062】また、ドア50の湾曲した長手寸法は、そ
の後端部が開口20の閉塞状態においてケース12の凹
部48よりも後方の右後角部内に位置するように決めら
れている。 【0063】そして、ドア50は、上記円周方向に回動
して開口20を開閉するために、ガイド手段を構成する
ケース12のビスボス36、凸部42、44、46及び
案内面48Aと摺動可能に配置されている。これによ
り、開口20を開閉する際にドア50は、ビスボス3
6、凸部42、44、46及び案内面48A(及び遊動
規制壁28の外面)の少なくとも一部と摺動しつつガタ
つきを規制され、開口20開閉方向に案内される構成で
ある。 【0064】このドア50の長手方向中央部よりも若干
前方における外周部には、操作部としての操作突起52
がドア50の径方向に沿って突設されている。操作突起
52は、スリット40からケース12の外側に露出され
ており、開口20の閉塞状態ではオフセット壁部34の
後端の凸部42からわずかに離間して位置すると共にス
リット40の段部38に前方へ開口した部分から操作可
能とされている。この状態で操作突起52の先端部が右
壁12Bの外面(ケース12の外形領域)よりも突出し
ないように各部の寸法が決められている(図4及び図6
(A)参照)。 【0065】一方、操作突起52は、開口20の開放状
態では、スリット40の後縁の凸部46からわずかに離
間して位置するようになっている。なお、この状態で、
操作突起52の長手方向がケース12の右壁12B(矢
印A方向)と略直交するように各部の寸法が決められて
いる。 【0066】この操作突起52は、ケース12がドライ
ブ装置へ装填される動作によって、スリット40の前方
開口部から進入するドライブ装置内に固定配置された係
合突起60(図6参照)と係合しつつ上記円周に沿って
略後方へ移動し、ドア50を開口20の開放方向(すな
わち上記円周方向)に移動させるようになっている。 【0067】このため、操作突起52には係合突起60
から前後方向(矢印A方向)に沿った力が作用し、ドア
50に周方向の回動力の他に径方向の分力(開口20の
開放過程で方向及び大きさが変化する分力)を作用させ
ることになるが、上記の通りドア50がビスボス36、
凸部42、44、46及び案内面48Aによって案内
(ガタつきを規制)されるため、操作突起52の上記操
作によってドア50をスムースに動作させることができ
る。 【0068】また、この操作突起52露出用のスリット
40によってケース12の内外が連通されるが、このス
リット40は、ケース12内の略全高に亘るドア50と
該ドア50を案内する(摺動可能な)凸部42、46と
によって常時ほぼ閉塞され、かつ内壁としての遊動規制
壁28及びドア50を案内する(摺動可能な)凸部44
によってリール14の収容空間との間に迷路構造が形成
されることにより、リール14に巻装された磁気テープ
Tへの塵埃等の付着が防止されるようになっている。 【0069】また、ドア50の後端近傍の内周部には、
ばね保持部54がドア50の径方向に沿って突設されて
いる。このばね保持部54には、一端部がケース12内
の凹部48近傍に設けられたばね係止部55に係止され
た付勢手段としてのコイルばね56の他端部が係止保持
されている。これにより、ドア50は、コイルばね56
の付勢力によって開口20の閉塞方向に付勢され、通常
開口20を閉塞する構成である。 【0070】このコイルばね56は、上記の通りドア5
0が開口20の閉塞状態でケース12の右後角部に至る
長さであるため、該右後角部における遊動規制壁28と
周壁16A、18Bとの間の空間を有効利用して配設さ
れている。 【0071】以上説明したドア50は、PCより成るケ
ース12に対して、耐摩耗性に優れ低摩擦係数である、
例えば、ポリオキシメチレン(POM)樹脂によって成
形されているが、操作突起52やばね保持部54は別体
(別材料)にて構成しても良い。そして、ドア50の動
作をスムースに行うために、ドア50の上下の端面とケ
ース12の天板及び底板とのクリアランスは、片側で
0.05mmから0.2mm程度とすることが好まし
い。 【0072】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。 【0073】上記構成の記録テープカートリッジ10で
は、非使用時(保管時や運搬時等)には、開口20がド
ア50によって閉塞されている。具体的には、ドア50
は、コイルばね56の付勢力によって、その先端部(前
端部)が傾斜壁部30の凹部30Aに入り込むと共に、
中間部外周面がビスボス36の外周面に略接して開口2
0を閉塞している。 【0074】また、スリット40は、その両側にドア5
0と摺動可能に設けられた凸部42、46及びドア50
によってほぼ閉塞されている。さらに、ケース12内で
は、遊動規制壁28と凸部44とによって迷路構造が形
成され、リール14の収容空間への塵埃の侵入を阻止し
ている。 【0075】これらにより、記録テープカートリッジ1
0の非使用時には、ケース12内に収容されているリー
ル14に巻装された磁気テープTへの塵埃等の付着が防
止される。 【0076】一方、磁気テープTを使用する際には、記
録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライ
ブ装置へ装填する。この装填に伴って、図6(A)に示
される如く、ドライブ装置の開閉手段を構成する開閉部
材としての係合突起60が、段部38において前方へ開
口したスリット40に進入し、ドア50の操作突起52
に係合する。 【0077】記録テープカートリッジ10(ケース1
2)をさらに押し込むと、図6(B)に示される如く、
この押し込み力によってコイルばね56の付勢力に抗し
つつ、係合突起60が操作突起52を後方へ移動させる
(矢印A方向へ装填されるケース12に対して後方へ相
対移動させる)。 【0078】すると、操作突起52が突設されたドア5
0は、ビスボス36、凸部42、44、46及び案内面
48Aに案内されつつ、その湾曲方向に沿って平面視時
計方向に回動する。すなわち、ドア50は、その湾曲形
状に沿った移動軌跡から殆どはみ出すことなく、ピン台
24及びリール14の外側を回り込むように略後方へ移
動し、開口20を開放する。 【0079】そして、ケース12(記録テープカートリ
ッジ10)がドライブ装置に所定深さ装填されると、図
6(C)に示される如く、開口20が完全に開放され
る。この状態で記録テープカートリッジ10がドライブ
装置内で位置決めされると、ドア50は、それ以上の回
動(略後方への移動)が規制される。 【0080】この状態で、開放された開口20からはド
ライブ装置の引出手段がケース12内に進入し、この引
出手段がピン台24に位置決め保持されたリーダピン2
2を抜き出して巻取リールに収容する。そして、巻取リ
ールとリール14とを同期して回転駆動すると、磁気テ
ープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12
から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された
記録再生ヘッド等によって情報の記録や再生が行われ
る。 【0081】一方、磁気テープTがリール14に巻き戻
されて、記録テープカートリッジ10をドライブ装置か
ら排出する際には、記録テープカートリッジ10は、位
置決め状態が解除され、コイルばね56の付勢力または
図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対
方向に移動される。 【0082】そして、ドア50は、ビスボス36、凸部
42、44、46及び案内面48Aに案内されつつ、コ
イルばね56の付勢力によって開口20の閉塞方向へ回
動する。ドア50の先端部が傾斜壁部30の凹部30A
に入り込むと、開口20が完全に閉塞される初期状態に
復帰する。 【0083】ここで、開口20は、矩形状のケース12
の装填側角部を切り欠いて形成されているため、その開
放面が矢印A方向及び矢印B方向に向いている(開放面
が矢印A方向に対して傾斜している)。換言すれば、ド
ライブ装置の引出手段がケース12の矢印A方向を向く
前面側からリーダピン22にアクセスでき、矢印B側の
周壁(側壁)16A、18Aよりも外側(矢印B側)か
らアクセスする必要がない。 【0084】このため、ドライブ装置では、磁気テープ
Tを引き出すための経路を最短とでき、また、引出手段
がケース12の矢印B側から回り込むようなドライブメ
カが不要となり、小型化及び低コスト化が図られる。 【0085】また、円弧状に湾曲形成されドア50が、
その湾曲形状に沿った移動軌跡からはみ出すことなくリ
ール14及びピン台24(リーダピン22)の外側を回
り込むように回動して開口20を開閉するため、このド
ア50は、開口20の開閉に際してケース12の外形領
域からはみ出すことがない。 【0086】このため、ドライブ装置内における記録テ
ープカートリッジ10の収容スペースが小さく、かつ、
ドア50の移動軌跡がケース12内のピン台24(リー
ダピン22)やリール14と干渉することがない。 【0087】さらに、ドライブ装置の係合突起60は、
単にスリット40に前方から進入してドア50の操作突
起52に係合可能に固定配置されていれば足り、構造が
簡単である。また、ドア50は、コイルばね56の付勢
力によって開口20を閉塞するため、ドライブ装置側に
はドア50を開口20の閉塞方向へ駆動するための機構
が不要であり、ドライブ装置の開閉手段(開閉部材)の
構造が一層簡素化される。 【0088】このように、本実施の形態に係る記録テー
プカートリッジ10では、磁気テープTの引き出し経路
を最短とできる構成の開口20を、該記録テープカート
リッジ10のドライブ装置での収容スペースを小型化で
きるドア50がリール14及びリーダピン22に干渉す
ることなく開閉でき、かつドア50を操作して開口20
を開閉する開閉手段(開閉部材)としての係合突起60
を簡単な構造とすることができる。 【0089】そして、ケース12の右壁12B(オフセ
ット壁部34)の内面に内向きに突設(連設)されたビ
スボス36、凸部42、46、案内面48Aと、遊動規
制壁28の外面に外向きに突設された凸部44とが、ド
ア50を開口20の開閉方向に案内するガイド手段を構
成するため、ケース12にカム溝の如き薄肉部を設ける
必要がない。このため、ケース12の剛性が高く、落下
強度を確保できる。特に、オフセット壁部34、遊動規
制壁28右壁12B、にそれぞれ一体に設けられた凸部
42、44、46がそれぞれリブ(補強部材)としても
機能するため、ケース12の剛性が一層向上する。 【0090】また、ガイド手段を構成する凸部42、4
6が上記の通りケース12内への塵埃等の侵入を阻止す
る防塵機能を有するため、ガイド手段と別個に防塵部材
(壁等)を設ける必要がなく、構造が簡単となると共に
省スペース化が図られる。さらに、遊動規制壁28に設
けられた凸部44も、該遊動規制壁28と共に迷路構造
を形成し、防塵機能を有するため簡単な構造で防塵性が
向上する。 【0091】さらに、上記の通りドア50の移動軌跡が
円周(曲線状)であるため、ケース12の角部を大きく
切り欠いて大きな開口20を形成することができる。す
なわち、例えば平板状の遮蔽部材で矢印A方向に対して
傾斜した開口20を開閉する場合、開口20の開放状態
で遮蔽部材をケース12の外形領域内に収容しようとす
ると、遮蔽部材は直線運動及び回転運動によって姿勢を
変えつつ開口20を開閉する必要がありその作動領域が
大きく、この遮蔽部材の作動領域をリーダピン22やリ
ール14に干渉させないために開口20を小さく(開口
20が形成されるケース12の角部の切り欠き部分を小
さく)せざるを得ないが、本実施の形態に係る記録テー
プカートリッジ10では、上記の通り所定の円周上をは
み出すことなく回動して開口20を開閉するドア50を
備えることで開口20の大型化を図ることができる。 【0092】特に、矢印A方向に対して開放面が傾斜し
た開口20を開閉するためのドア50の回動中心は、リ
ール14の軸心位置に対して独立して決めることができ
るため、開口20の開放面の矢印A方向に対する傾斜角
や開口20の大きさ(前後の縁部を結ぶ距離)等を任意
に設定でき、ドライブ装置等の要求に応じた任意の寸法
形状の開口20を開閉するドア50を得ることができ
る。すなわち、ドア50を備えた構成では、開口20
(記録テープカートリッジ10)の設計の自由度が向上
する。 【0093】また、上記の如く磁気テープTを引き出す
ための経路を最短にすると、磁気テープTのパス経路も
必然的に短くなるので、磁気テープTとテープガイド
(例えば、回転可能に支持されたローラ等)との接触摩
耗を低減することができる。 【0094】さらに、開口20はケース12の角部を切
欠いて形成され矢印A方向及び矢印B方向を向き、引出
手段(フック等)のリーダピン22へのアクセス方向の
範囲が広がるため、ケース12内におけるリーダピン2
2の設置可能位置が広がる。そして、ドア50は上記の
通りその動作軌跡がリーダピン22の現実的な設置可能
位置とは干渉しないため、ドライブ装置の設計自由度が
向上する。 【0095】さらにまた、ドア50は、ケース12から
引き出されるリーダピン22とは別部材であるため、組
付状態でケース12からの取り外し不能な構成となって
いる。すなわち、ドア50は、記録テープカートリッジ
10を落下させた場合の衝撃等によってケース12から
外れることがない。一方、リーダピン22は、磁気テー
プTの非使用時にはドア50によって開口20が閉塞さ
れた密閉状態のケース12内に収納されており、キズや
汚れが付き難い。このため、ドライブ装置内での磁気テ
ープTの引き出しや走行に影響を与えず、磁気テープT
自体を損傷することもない。 【0096】なお、上記の実施の形態では、記録テープ
として磁気テープTを用いた構成としたが、本発明はこ
れに限定されず、記録テープは情報の記録及び記録した
情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体と
して把握されるものであれば足り、本発明に係る記録テ
ープカートリッジが如何なる記録再生方式の記録テープ
にも適用可能であることは言うまでもない。 【0097】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
テープカートリッジは、記録テープの引き出し経路を最
短とできる構成の開口を、ドライブ装置での収容スペー
スを小型化できる遮蔽部材がリール及びリーダ部材に干
渉することなく開閉でき、かつ遮蔽部材を操作して開口
を開閉するドライブ装置側の開閉手段を簡単な構造とす
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの全体構成を示す斜視図である。 【図2】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの分解斜視図である。 【図3】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジを構成する下ケースの平面図である。 【図4】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジを構成する開口のドアによる閉塞状態を示す上ケー
スを取り除いて見た斜視図である。 【図5】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジを構成する開口の開放状態を示す上ケースを取り除
いて見た斜視図である。 【図6】本発明の実施の形態に係る記録テープカートリ
ッジの開口の開放過程を示す上ケースを取り除いて見た
図であって、(A)はドアの操作突起へのドライブ装置
の係合突起の係合初期状態を示す平面図、(B)は開口
の開放途中を示す平面図、(C)は開口の開放完了状態
を示す平面図である。 【図7】従来の記録テープカートリッジの全体構成を示
す斜視図である。 【図8】従来の記録テープカートリッジの全体構成を示
す斜視図である。 【図9】従来の記録テープカートリッジの全体構成を示
す斜視図である。 【符号の説明】 10 記録テープカートリッジ 12 ケース 12B 右壁(ケースのドライブ装置への装填方向に沿
った側壁) 14 リール 20 開口 22 リーダピン(リーダ部材) 34 オフセット壁部(ケースのドライブ装置への装
填方向に沿った側壁) 36 ビスボス(ガイド手段) 40 スリット(窓部) 42、46 凸部(一対の摺動部、ガイド手段) 44 凸部(ガイド手段) 48A 案内面(ガイド手段) 50 ドア(遮蔽部材) 52 操作突起(操作部) 60 係合突起(開閉部材、開閉手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録テープが巻装された単一のリールを
    回転可能に収容する矩形状のケースと、 前記ケースのドライブ装置への装填側角部を切り欠いて
    形成され、前記記録テープの端部に取付けられたリーダ
    部材を引き出すための開口と、 所定の円周に沿った円弧状に形成され、前記ケース内で
    前記円周上を移動して前記開口を開閉する遮蔽部材と、 前記遮蔽部材の側面に突設され、前記ケースのドライブ
    装置への装填動作によって該ドライブ装置の開閉部材に
    係合しつつ前記遮蔽部材を前記開口の開放方向に移動さ
    せる操作部と、 前記ケースの前記ドライブ装置への装填方向に沿った側
    壁に設けられ、前記操作部を前記開閉部材と係合可能か
    つ移動可能に外部に露出させる窓部と、 少なくとも前記窓部の前記装填方向の前後における前記
    側壁の内面から前記ケース内の全高に亘ってそれぞれ突
    設され前記遮蔽部材と摺動可能な一対の摺動部を有し、
    前記開口を開閉する際に前記遮蔽部材の内面または外面
    と摺動しつつ該遮蔽部材を前記円周方向に案内するガイ
    ド手段と、 を備えたことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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