JP2002039466A - ホース用口金具 - Google Patents

ホース用口金具

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JP2002039466A
JP2002039466A JP2000223209A JP2000223209A JP2002039466A JP 2002039466 A JP2002039466 A JP 2002039466A JP 2000223209 A JP2000223209 A JP 2000223209A JP 2000223209 A JP2000223209 A JP 2000223209A JP 2002039466 A JP2002039466 A JP 2002039466A
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JP
Japan
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hose
sleeve
locking member
shape
convex portion
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JP2000223209A
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Inventor
Yoichi Kawashima
庸一 河島
Hiromitsu Takahashi
弘光 高橋
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性とシール性を改良したホース用口金具
を提供する。 【解決手段】 ホース2端部に挿入されるニップル3
と、ホース2を外側から加締め固定保持するスリーブ4
と、このスリーブ4とホース2との間に係止部材5を有
するホース用口金具であって、前記係止部材5が、スリ
ーブ4およびホース2よりも高硬度であるとともに、ス
リーブ4の加締め時にスリーブ4に食い込む凸部とホー
ス2に食い込む凸部とを有するホース用口金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホース用口金具に
関し、さらに詳しくは、加工性とシール性を改良したホ
ース用口金具に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムや樹脂等からなるホースは、ホース
用口金具を介して他の部材や他のホースに接続されてい
る。
【0003】例えば、ホース2の端部にホース用口金具
1を固着した状態を示す断面図である図8に示されるよ
うなホース用口金具が用いられている。ホース用口金具
1は、ニップル3とスリーブ4とからなり、ニップル3
は、ホース2の端部のホース内に挿入される、外周面に
周方向に延在する凸部を有する円筒状の部材である。こ
の凸部がホースの引き抜きを防止して把持性を向上させ
るとともに、ホース内の内容物が外部に流出するのを防
ぎシール性(気密性)を向上させるように構成されてい
る。
【0004】ホース2の外側には、円筒状のスリーブ4
が配置され、外側から加締めることによりニップル3と
スリーブ4との間にホース2が挟み込まれ、ホース用口
金具がホース端部に固着される。このスリーブ4の内周
面には周方向に延在する凸部が設けられている。スリー
ブ4を加締めることにより、この凸部がホース2を押圧
する部分で集中的に高圧力を発生し、この高圧力によっ
てホース2とニップル3とが強力に押し付けられてシー
ル性を向上させるようになっている。
【0005】しかし、スリーブ4の内面に凸部を形成さ
せるためには、スリーブ内部を切削加工する必要があ
り、加工性が悪く、コスト高や生産性の悪化につながっ
てしまうという問題があった。
【0006】また、図9に示されるようなホース用口金
具も用いられており、スリーブ4が断面波状に構成され
ている。このような構成の場合は、スリーブ4をプレス
加工等によって形成することができるため、上記のよう
な加工性の悪化の問題はないが、スリーブ4の凸部が波
形であるため、ホース2に対する押圧力が弱くホース2
とニップル3との間に押し付けられる圧力が小さくなっ
てしまい、シール性を十分に向上させることができない
という問題があり、特に高圧力で内容物を輸送する必要
がある高圧ホースについて内容物の漏洩等が発生しやす
くなってしまった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、加工性とシール性を改良したホース用口金具を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ホース
端部に挿入されるニップルと、ホースを外側から加締め
固定保持するスリーブと、このスリーブとホースとの間
に設けた係止部材を有するホース用口金具であって、前
記係止部材が、スリーブおよびホースよりも高硬度であ
るとともに、スリーブの加締め時にスリーブに食い込む
凸部とホースに食い込む凸部とを有するホース用口金具
が提供される。
【0009】このようにスリーブとホースとの間に高硬
度な凸部を有する係止部材を設けることによって、凸部
がスリーブとホースにそれぞれ食い込み、有効にホース
を押圧することができるとともに、スリーブ内周面に凸
部を形成するための切削加工等の加工性の悪い作業をす
る必要がなく、加工性を大幅に向上させることができ
る。
【0010】また、本発明によれば、前記係止部材の凸
部が、ホース周方向に延在する前記ホース用口金具が提
供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のホー
ス用口金具の一例を示し、ホース端部にホース用口金具
1を取り付けた状態を示す断面図である。
【0012】ホース用口金具1は、ニップル3、スリー
ブ4および係止部材5とからなる。ニップル3は、外周
面に周方向に延在する凸部を有する円筒状の部材であっ
て、これがホース2の端部のホース内に挿入される。ホ
ース2の外側には、図3に示すようなコイル状(螺旋
状)の係止部材5が、その外側にスリーブ4が図2に示
されるように順次配置される。さらに、スリーブ4を外
側から加締めることによりニップル3とスリーブ4との
間にホース2が挟み込まれ、ホース用口金具1がホース
2端部に固着される。
【0013】コイル状の係止部材5は、コイルを形成す
る金属線の外周面側と内周面側がそれぞれスリーブ4と
ホース2に当接する凸部を構成している。そして、係止
部材5の材料が、スリーブ4およびホース2よりも高硬
度であるように構成されているので、係止部材5の凸部
が加締め時にスリーブ4およびホース2に食い込まれ、
ホース2に集中的に高圧力を加えることができるため
に、十分な把持性およびシール性が発揮されるようにな
っている。
【0014】また、スリーブ4の内周面には、図8に示
されるような凸部を形成する必要がなく、スリーブ内部
の切削加工が不要となり、加工性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0015】係止部材5の形状としては、その外周面側
と内周面側にそれぞれ凸部を有するものであれば特に限
定されないが、凸部がホース周方向に延在するように配
列されているのが、把持性とシール性の点で好ましい。
例えば、図3に示される螺旋状、図4に示される複数の
環を連結して構成した環状、図5に示される円筒状部材
の内周面および外周面に凸部を形成した凸部を有する円
筒状、図6に示される編み上げ状、または、ホース長手
方向断面波状等を挙げることができる。また、係止部材
のホース長手方向の断面形状についても特に限定されな
いが、例えば、図3に示すような菱形状、矩形状(内周
面および外周面を凸部とする)、楕円状、または、図7
に示すような円状等を使用することができる。
【0016】スリーブ4の形状としては、上述したよう
な内周面に凸部を有しないもの(図1参照)に限定され
ず、加工性の容易なものであれば適宜使用でき、例え
ば、断面波状のもの(図9参照)を使用することができ
る。
【0017】ホース用口金具を構成する各部材の材料
は、鉄、アルミニウムやそれらの合金等の各種金属やセ
ラミックス等特に限定されないが、前述したように、係
止部材が、スリーブよりも高硬度であるようにして、係
止部材の凸部がスリーブに食い込むようにする必要があ
る。例えば、スリーブに柔らかい材料としてアルミニウ
ムや軟鉄を用い、係止部材に硬い材料として鋼鉄を用い
るようにすればよい。
【0018】また、本発明のホース用口金具を取り付け
るホースとしては、特に限定されないが、少なくともゴ
ムや樹脂からなる内管層と外管層および鋼線等からなる
補強層を有するものであれば各種ホースを用いることが
できる。特に、ホース内側に高圧力がかかり高い把持性
とシール性が要求される高圧ホースに好適に使用するこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】本発明に従って、スリーブとホースとの
間にスリーブおよびホースよりも高硬度であるととも
に、スリーブの加締め時にスリーブに食い込む凸部とホ
ースに食い込む凸部とを有する係止部材を設けることに
よって、加工性とシール性を改良したホース用口金具を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース用口金具の断面図である。
【図2】本発明のホース用口金具の加締め前の状態を示
す断面図である。
【図3】本発明の係止部材である。
【図4】本発明の係止部材である。
【図5】本発明の係止部材である。
【図6】本発明の係止部材である。
【図7】本発明の係止部材である。
【図8】従来のホース用口金具の断面図である。
【図9】従来のホース用口金具の断面図である。
【符号の説明】
1 ホース用口金具 2 ホース 3 ニップル 4 スリーブ 5 係止部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホース端部に挿入されるニップルと、ホ
    ースを外側から加締め固定保持するスリーブと、このス
    リーブとホースとの間に設けた係止部材を有するホース
    用口金具であって、前記係止部材が、スリーブおよびホ
    ースよりも高硬度であるとともに、スリーブの加締め時
    にスリーブに食い込む凸部とホースに食い込む凸部とを
    有するホース用口金具。
  2. 【請求項2】 前記係止部材の凸部が、ホース周方向に
    延在する請求項1に記載のホース用口金具。
  3. 【請求項3】 前記係止部材の形状が、螺旋状、環状、
    凸部を有する円筒状、編み上げ状、または、ホース長手
    方向断面波状である請求項1または2に記載のホース用
    口金具。
  4. 【請求項4】 前記係止部材のホース長手方向断面形状
    が、円状、楕円状、矩形状、または、菱形状である請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のホース用口金具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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