JP2002039107A - カウンタバランス弁を有する油圧回路およびクレーン - Google Patents

カウンタバランス弁を有する油圧回路およびクレーン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻下駆動時のハンチングを防止するととも
に、巻下停止時のサージ圧を低減する。 【解決手段】 カウンタバランス弁10のスプール12
の両端部にそれぞれ油室Va,Vbを設け、一方の油室
Vaを巻下側管路L1に連通する。また、他方の油室
(ダンピング室)Vbを絞り16を介して巻上側管路L
3に連通するとともに、電磁弁21を介して油室Vb2
に接続する。圧力センサ8により巻下停止指令が検出さ
れると電磁弁21にオン信号を出力し、油室Vbと油室
Vb2を連通する。これによって、ダンピング室の容積
Vが増大し、スプール12の応答性が遅れて、サージ圧
が低減される。巻下停止以外では油室Vbと油室Vb2
の連通を阻止してダンピング室の容積Vを小さくするの
で、スプールの応答性が向上し、ハンチングが防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタバランス
弁を有する油圧回路およびその油圧回路を有するクレー
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウインチの油圧回路において
は、油圧モータの巻上時の圧油入口側管路(以下、巻上
側管路)に吊り荷の落下防止用のカウンタバランス弁が
設けられる。カウンタバランス弁は摺動可能なスプール
を有し、そのスプールの移動に応じて保持管路と巻上側
管路を連通する通路面積が変化する。これによって、巻
下時に保持管路から巻上側管路へと流れる圧油量が調整
され、油圧モータの巻下速度が制御される。
【0003】カウンタバランス弁のスプールの両端部に
はそれぞれ油室が形成され、その一端側油室は絞りを介
して油圧モータの巻下時の圧油入口側管路(以下、巻下
側管路)に連通され、他端側油室は絞りを介して巻上側
管路に連通される。また、他端側油室にはバネが介装さ
れる。これによって、スプールの一端側には通路面積を
増加させるように巻下側管路からの圧力が、他端側には
通路面積を減少させるようにバネ力と巻上側管路からの
圧力がそれぞれ作用し、スプールはこれら両端に作用す
る力の差により移動する。この場合、スプールの移動に
伴い各油室の容積が変化するため、各油室から巻上側管
路または巻下側管路へと油が流れる。この圧油量は絞り
によって規制され、スプールの移動を遅らせる。このよ
うなカウンタバランス弁を有する油圧回路は、例えば特
開平6−159316号公報に開示されている。
【0004】上述した回路では、バネの介装された油室
(以下、ダンピング室)の容積が大きいほど、スプール
の応答性が遅れ、巻下駆動時にハンチングが発生しやす
くなる。したがって、ハンチングを防止するために、従
来は、ダンピング室の容積を極力小さく設定し、スプー
ルの応答性をよくしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンチ
ングを防止するためにダンピング室の容積を小さく設定
すると、巻下急停止時にスプールの移動により保持管路
と巻上側管路を連通する通路が即座に閉じられ、油圧機
器に高圧のサージ圧が作用する。とくに、今日では、作
業効率を向上させるなどの理由から、ウインチを高速駆
動させる傾向にあり、この場合に発生するサージ圧は無
視できないほどの大きさとなり、油圧機器の耐久性など
に悪影響を及ぼす。
【0006】本発明の目的は、巻下駆動時のハンチング
を防止するとともに、巻下急停止時のサージ圧を低減す
ることができるカウンタバランス弁を有する油圧回路お
よびクレーンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 一実施の形態を
示す図1を参照して説明すると、請求項1の発明は、油
圧ポンプ1A,1Bと、油圧ポンプ1A,1Bから吐出さ
れる圧油により駆動する油圧モータ2と、油圧モータ2
の巻下駆動時の戻り側管路(巻上側管路)L3に介装さ
れたカウンタバランス弁10とを有する油圧回路に適用
される。そして、カウンタバランス弁10が、シリンダ
内部の一端側に形成され、油圧モータ2の巻下駆動時の
送り側管路(巻下側管路)L1の圧油を導く第1の油室
Vaと、第1の油室Vaに対向してシリンダ内部の他端
側に形成された第2の油室(ダンピング室)Vbと、第
2の油室(ダンピング室)Vbに介装されたバネ13
と、第1の油室Vaと第2の油室Vbにそれぞれ作用す
る力の差(Pa−Pb)と、バネ13の付勢力との差に
より移動し、移動量に応じて戻り側管路(巻上側管路)
L3の通路面積17を増減するスプール12と、第2の
油室(ダンピング室)Vbに供給または排出される圧油
量を制限する絞り手段16とを有し、油圧モータ2の巻
下駆動の停止指令を検出する停止指令検出手段8と、第
2の油室(ダンピング室)Vbの容積Vを変更する容積
変更手段21,Vb2と、停止指令検出手段8により油
圧モータ2の停止指令が検出されると、第2の油室(ダ
ンピング室)Vbの容積Vが大きくなるように容積変更
手段21を制御する制御手段20とを備えることにより
上述した目的は達成される。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載のカウンタバ
ランス弁を有する油圧回路において、容積変更手段が、
第2の油室Vbに連通または遮断可能に設けられた第3
の油室Vb2と、第2の油室Vbと第3の油室Vb2を連
通または遮断する連通手段21とからなり、第2の油室
Vbと第3の油室Vb2の遮断時に、第3の油室Vb2の
圧力Pb2を第2の油室Vbの圧力Pbよりも低くした
ものである。 (3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載のカ
ウンタバランス弁を有する油圧回路において、吊り荷4
8の巻下速度Vrを検出する速度検出手段9を有し、制
御手段20が、速度検出手段9によって検出された巻下
速度Vrが所定値VRを越えた場合にのみ、第2の油室V
bの容積Vが大きくなるように容積変更手段21を制御
するものである。 (4)請求項4の発明は、油圧ポンプ1A,1Bと、油
圧ポンプ1A,1Bから吐出される圧油により駆動する
油圧モータ2と、油圧モータ2の巻下駆動時の戻り側管
路(巻上側管路)L3に介装されたカウンタバランス弁
10とを有する油圧回路を備えたクレーンに適用され
る。そして、カウンタバランス弁10が、シリンダ内部
の一端側に形成され、油圧モータ2の巻下駆動時の送り
側管路(巻下側管路)L1の圧油を導く第1の油室Va
と、第1の油室Vaに対向してシリンダ内部の他端側に
形成された第2の油室(ダンピング室)Vbと、第2の
油室(ダンピング室)Vbに介装されたバネ13と、第
1の油室Vaと第2の油室Vbにそれぞれ作用する力の
差(Pa−Pb)と、バネ13の付勢力との差により移
動し、移動量に応じて戻り側管路(巻上側管路)L3の
通路面積17を増減するスプール12と、第2の油室
(ダンピング室)Vbに供給または排出される圧油量を
制限する絞り手段16とを有し、油圧モータ2の巻下駆
動の停止指令を検出する停止指令検出手段8と、第2の
油室(ダンピング室)Vbの容積Vを変更する容積変更
手段21,Vb2と、停止指令検出手段8により油圧モー
タ2の停止指令が検出されると、第2の油室(ダンピン
グ室)Vbの容積Vが大きくなるように容積変更手段2
1を制御する制御手段20とを備えた油圧回路を有する
ことにより上述した目的は達成される。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わるカウンタバランス弁を有する油圧回路の構成
を示す図(油圧回路図)であり、図4は、その油圧回路
を有するクレーンの側面図である。図4に示すように、
クレーンは、走行体41と、走行体41上に旋回装置4
2を介して旋回可能に搭載された旋回体43と、旋回体
43の先端部に起伏可能に取り付けられたブーム44と
を有し、巻上ロープ45の巻回された巻上ドラム46を
巻上または巻下駆動することで、ブーム先端からフック
47を介して吊り下げられた吊り荷48が昇降する。
【0010】図1に示すように、カウンタバランス弁を
有する油圧回路は、原動機Mによって駆動される可変容
量型の一対の油圧ポンプ1A,1Bと、これら油圧ポン
プ1A,1Bから吐出される圧油によって駆動される巻
上用油圧モータ2と、油圧ポンプ1A,1Bから油圧モ
ータ2に供給される圧油の流れをそれぞれ制御する方向
制御弁3A,3Bと、減速機2aを介して出力される油
圧モータ2からの駆動トルクによって巻上巻下駆動され
る巻上ドラム46と、オペレータが巻上ドラム46の駆
動指令を入力する操作レバー5と、操作レバー5により
操作されるパイロット弁6A,6Bと、パイロット弁6
A,6Bに圧油を供給するパイロット油圧源7と、巻下
側のパイロット弁6Aからのパイロット圧を検出する圧
力センサ8と、ドラム46の回転数を検出する回転数セ
ンサ9と、油圧モータ2の巻上側管路L3に保持管路L
2を形成し、保持管路L2から巻上側管路L3への流れ
を規制して油圧モータ2の巻下速度を制御するカウンタ
バランス弁10と、カウンタバランス弁10の内部に形
成された油室(ダンピング室)Vbに連通または遮断さ
れる油室Vb2と、油室Vbと油室Vb2とを連通または
遮断する電磁弁21と、電磁弁21の駆動を制御するコ
ントローラ20とを有している。
【0011】操作レバー5の操作量Sとパイロット弁6
Bからのパイロット圧Piとの関係は、図2に示すとお
りであり、レバー操作量S1でパイロット圧はPi0とな
る。パイロット圧がPi0で制御弁3Aがフルストローク
に達するように、制御弁3Aの巻上側および巻下側のバ
ネ設定圧がセットされている。一方、パイロット圧がP
i0を越えると制御弁3Bがストロークを開始するよう
に、制御弁3Bのバネ設定圧がセットされている。これ
によって、パイロット圧がPi0以下では油圧ポンプ1A
からの圧油が油圧モータ2へ供給されるのに対し、パイ
ロット圧がPi0を越えると油圧ポンプ1Aと1Bからの
圧油が油圧モータ2へ供給され、モータ2の高速回転が
可能となる。なお、油圧ポンプ1Aから油圧モータ2へ
と圧油が供給される状態を1速状態と呼び、油圧ポンプ
1A,1Bから油圧モータ2へと圧油が供給される状態
を2速状態と呼ぶ。
【0012】カウンタバランス弁10はシリンダ11
と、シリンダ11の内部に摺動可能に挿入されたスプー
ル12と、油室Vbに介装されたバネ13とを有してい
る。バネ13の両端部はスプール12とシリンダ11の
端面にそれぞれ当接し、スプール12はバネ力によって
図の左方へ付勢されている。スプール12の反対側端面
とシリンダ11の間には油室Vbに対向して油室Vaが
形成され、油室Vaは固定絞り14を介して油圧モータ
2の巻下側管路L1に連通されている。これによって、
油室Va,Vb内の差圧により右方向に作用する力とバ
ネ力により左方向に作用する力との差に応じてスプール
12は移動する。
【0013】スプール12は第1ランド12aと第2ラ
ンド12bを有し、第1ランド12aと第2ランド12
bの間のシリンダ11の内周面、および第2ランド12
bの外側のシリンダ11の内周面にはぞれぞれ溝状の通
路11a,11bが全周にわたって形成されている。な
お、第2ランド12bの左端部には周方向に複数のノッ
チが設けられている。通路11aは保持管路L2に接続
されるとともに、チェック弁15を介して巻上側管路L
3に接続され、通路11bは巻上側管路L3に接続され
ている。これによって、スプール12がバネ13のバネ
力に抗して図の右方に移動すると、第2ランド12bと
シリンダ11の間の絞り部17を介して通路11aと通
路11bが連通し、保持管路L2からの圧油は巻上側管
路L3に流れる。
【0014】油室Vbは第2ランド12bを貫通して設
けられた絞り16を介して巻上側管路L3に接続され、
絞り16は油室Vaに連通する絞り14よりも開口面積
が小さく設定されている。これによって、スプール12
の右方向への移動時に油室Vbからの圧油の流れは絞り
16によって制限され、絞り16はスプール12の速度
抵抗として作用する。
【0015】コントローラ20には、圧力センサ8と回
転数センサ9が接続されている。コントローラ20では
これらからの入力信号に基づいて後述するような処理を
実行し、電磁弁21にオン/オフ信号を出力する。電磁
弁21にオン信号が出力されると電磁弁21は位置イに
切り換えられ、油室Vbと油室Vb2が電磁弁21を介
して連通する。これによって、ダンピング室、すなわ
ち、バネ側油室の容積Vが油室Vb2の分だけ増大し
(V=Vb+Vb2)、スプール12の右端面には油室
VbとVb2内の圧力およびバネ力が作用する。一方、
電磁弁21にオフ信号が出力されると電磁弁21は位置
ロに切り換えられ、油室Vbと油室Vb2の連通が阻止
される。これによって、ダンピング室の容積Vは油室V
bの容積に等しくなり(V=Vb)、スプール12の右
端面には油室Vb内の圧力およびバネ力が作用する。こ
のように電磁弁21の切換によりダンピング室の容積V
が大小2段階に切り換えられる。
【0016】図3はコントローラ20で実行される処理
の一例を示すフローチャートである。このフローチャー
トは例えばエンジンキースイッチのオンによってスター
トする。なお、初期状態で電磁弁21は閉じられてい
る。図3に示すように、まず、ステップS1で圧力セン
サ8からの信号により巻下パイロット圧を検出する。次
いで、ステップS2でその検出値Piが予め設定された
所定値(例えば図2のPi0)より大きいか否かを判定
し、肯定されるとステップS3に進み、否定されるとリ
ターンする。ステップS3ではステップS1と同様、圧
力センサ8により巻下パイロット圧を検出し、次いで、
ステップS4でその検出値Piが所定値Pi0以下か否
か、すなわち、モータ速度が2速から1速に減速された
か否かを判定する。ステップS4が肯定されるとステッ
プS5に進み、否定されるとステップS3に戻って同様
な処理が繰り返す。
【0017】ステップS5では回転数センサ9によって
検出されたドラム46の回転数にドラム半径を乗じてロ
ープ速度を算出する。次いで、ステップS6でその算出
値Vrが予め設定された所定値VRより大きいか否かを判
定し、肯定されるとステップS7に進み、否定されると
リターンする。巻下急停止時に発生するサージ圧はドラ
ム46の慣性力が大きいほど大きくなる。本実施の形態
では、モータ速度が2速から1速に減速されたとき、ロ
ープ速度が所定値VRより大きい場合に、サージ圧が無
視できないほど大きくなると判定し、ステップS7以降
でサージ圧を低減させるような処理を実行する。
【0018】ステップS7では、タイマカウント値tを
リセットする(t=0)。次いで、ステップS8で電磁
弁21にオン信号を出力して電磁弁21を位置イへ切り
換え、ステップS9に進む。これによって、ダンピング
室の容積Vが増大する。ステップS9ではタイマカウン
ト値tが所定時間Δtを計時したか否かを判定する。こ
の場合、ロープ速度が速いほど所定時間Δtが長くなる
ような関係を予め定めておき、この関係から速度検出値
Vrに対応した所定時間Δtを算出する。ステップS9
が肯定されるとステップS10に進み、否定されるとス
テップS8に戻って同様な処理を繰り返す。ステップS
10では、電磁弁21にオフ信号を出力して電磁弁21
を位置ロへ切り換え、リターンする。これによって、ダ
ンピング室の容積Vが減少する。
【0019】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。 (1)巻上駆動時 図1の油圧回路において、操作レバー5を巻上操作する
と、その操作量に応じてパイロット弁6Bが駆動され、
パイロット油圧源7からの圧油はパイロット弁6Bを介
して方向制御弁3A,3Bのパイロットポートに供給さ
れる。このとき、レバー操作量が図2のS1以上ではパ
イロット圧が所定値Pi0を越え、方向制御弁3Aは完全
に位置B側に切り換えられるとともに、方向制御弁3B
は巻上パイロット圧に応じて位置B側に切り換えられ、
油圧ポンプ1A,1Bからの圧油は方向制御弁3A,3B
を介して巻上側管路L3に合流し、チェック弁15、保
持管路L2を通過して油圧モータ2に供給される。これ
によって、油圧モータ2は2速状態で巻上方向に回転
し、モータ2からの駆動トルクによってドラム46は巻
上駆動され、吊り荷48が高速で上昇する。なお、巻上
パイロット圧が所定値Pi0以下では方向制御弁3Bは中
立位置のままであり、油圧ポンプ1Aからの圧油のみが
油圧モータ2へ供給され、油圧モータ2は1速状態で駆
動される。
【0020】(2)巻下駆動時 一方、操作レバー5を巻下操作すると、その操作量に応
じてパイロット弁6Aが駆動され、パイロット油圧源7
からの圧油はパイロット弁6Aを介して方向制御弁3
A,3Bのパイロットポートに供給される。このとき、
レバー操作量が図2のS1以上ではパイロット圧が所定
値Pi0を越え、方向制御弁3Aは完全に位置A側に切り
換えられるとともに、方向制御弁3Bは巻下パイロット
圧に応じて位置A側に切り換えられる。これによって、
油圧ポンプ1A,1Bからの圧油は方向制御弁3A,3B
を介して巻下側管路L1に合流し、油圧モータ2に供給
されるとともに、絞り14を介して油室Vaに供給され
る。ここで、レバー操作直後等で油室Vaと油室Vbの
差圧(Pa−Pb)がバネ力よりも小さいときは、スプ
ール12の右方へのストロークSはゼロのままであり、
巻下側管路L1の圧力P1と保持管路L2の圧力P2お
よび油室Vaの圧力Paがともに増加する。
【0021】油室Vaの圧力の増加により差圧(Pa−
Pb)がバネ力にうち勝つと、スプール12は図の右方
に移動を開始し、差圧(Pa−Pb)とバネ力がバラン
スしたところでスプール12は停止する。このスプール
12の移動によって、絞り部17の面積は増加し、油圧
モータ2からの圧油は保持管路L2、通路11a、絞り
部17、通路11bを介して巻上側管路L3へと流れ
る。その結果、油圧モータ2は巻下方向に回転し、モー
タ2からの駆動トルクによってドラム46は巻下駆動さ
れ、吊り荷48が下降する。このとき、スプール12の
移動に伴いダンピング室Vbの圧油は絞り16を介して
巻上側管路L3へと排出され、スプール12の移動速度
が規制される。
【0022】上述した巻下駆動においては、コントロー
ラ20での処理により電磁弁21は位置ロに切り換えら
れており、ダンピング室の容積Vは小さい。したがっ
て、ダンピング室の圧力P(=Pb)は絞り16を通過
する圧油によって即座に変化し、スプール12の応答性
は良好となる。その結果、操作レバー5の操作に追従し
てドラム46を応答性よく巻下駆動することができ、ハ
ンチングなどが防止される。
【0023】(3)巻下停止時 モータ2が2速で巻き下げられている状態から操作レバ
ー5を中立位置に戻し操作すると、ロープ速度が所定値
VR以下の場合には、前述したコントローラ20での処
理により電磁弁21は位置ロに切り換えられ、ダンピン
グ室の容積Vは小さくされる(V=Vb)。これと同時
に方向切換弁3A,3Bのパイロットポートに作用する
パイロット圧は減少し、方向切換弁3A,3Bは中立位
置に切り換えられ、巻下側管路L1および油室Vaの圧
力がともに減少する。これによって、スプール12に作
用する差圧(Pa−Pb)がバネ力より小さくなってス
プール12は左方に移動し、絞り部17の面積が減少す
る。
【0024】この場合、ダンピング室の容積Vは小さい
ので、スプール12は絞り16によって速度規制されな
がら、比較的速く左方へと移動する。これによって、絞
り部17が閉じられ、保持管路L2に圧油が閉じこめら
れて油圧ブレーキ力が作用し、油圧モータ2の回転は速
やかに停止する。このとき、ドラム46の慣性力によっ
て保持管路L2の圧力P2が増加するが、ロープ速度が
所定値VR以下のため、ドラム慣性力は小さく、サージ
圧の発生は問題とならない。なお、モータ2が1速で巻
下られている状態から操作レバー5を中立位置に戻し操
作したときも同様である。
【0025】一方、モータ2が2速で巻き下げられてい
る状態から操作レバー5を中立位置に戻し操作したと
き、ロープ速度が所定値VRを越えている場合には、前
述したコントローラ20での処理により電磁弁21は位
置イに切り換えられ、ダンピング室の容積Vは大きくさ
れる(V=Vb+Vb2)。これと同時に方向切換弁3
A,3Bのパイロットポートに作用するパイロット圧は
減少し、方向切換弁3A,3Bは中立位置に切り換えら
れ、巻下側管路L1および油室Vaの圧力P1,Paが
ともに減少する。
【0026】この場合、電磁弁21が位置ロに切り換え
られている状態では、後述するように油室Vb2の圧力
Pb2は油室Vbの圧力Pbよりも小さい(Pb2<P
b)。したがって、電磁弁21が位置イに切り換えられ
た直後はダンピング室の圧力Pは低下するが(P<P
b)、油室Vaとダンピング室の差圧(Pa−P)がバ
ネ力よりも大きくなってスプール12は右方に移動す
る。しかしながら、時間の経過により油室Vaの圧力P
aが低下するとともに、スプール12の右方移動に伴い
ダンピング室の圧力Pが増加するため、差圧(Pa−
P)はすぐにバネ力よりも小さくなってスプール12は
左方に移動する。このとき、ダンピング室の容積Vは大
きいので、絞り16を通過する圧油量に対してダンピン
グ室の圧力変化の応答性は鈍い。これによって、スプー
ル12の応答性は遅く、絞り部17はゆっくりと閉じら
れる。その結果、保持管路L2の圧力P2の急激な増加
が避けられ、高圧のサージ圧の発生を防止することがで
きる。
【0027】電磁弁21が位置イに切り換えられてから
所定時間Δtが経過すると、コントローラ20での処理
により電磁弁21は位置ロに切り換えられる。このと
き、スプール12の左方への移動に伴いダンピング室の
圧力Pは次第に減少するため、所定時間Δt経過後にお
けるダンピング室の圧力Pは、巻下急停止直後の油室V
bの圧力Pbより小さくなっており、油室Vb2にはそ
のときの圧力Pb2(<Pb)が一時的に蓄えられる
が、電磁弁21のリークによって、Pb=Pb2(この
ときPbはタンク圧)となる。電磁弁21が位置ロに切
り換えられると、ダンピング室の容積Vは小さくなり、
スプール12の応答性が向上して絞り部17が即座に閉
じられ、モータ2の回転が停止する。この場合、所定時
間Δtはロープ速度に応じて決定され、所定時間Δt後
にはドラム慣性力は既に低下しているので、絞り部17
を閉じてもサージ圧の発生は問題とならない。
【0028】このように本実施の形態によると、カウン
タバランス弁10の油室Vbに電磁弁21を介して油室
Vb2を接続し、高速巻下中の停止時には油室Vbと油
室Vb2を連通してダンピング室の容積Vを大きくする
ようにしたので、スプール12の応答性が遅れ、サージ
圧を低減することができる。この場合、油室Vb2の圧
力Pb2は油室Vbの圧力Pbよりも小さいので、油室
Vb,Vb2の連通直後はスプール12は一旦右方に移動
することなり、スプール12の戻りを一層遅らせること
ができる。また、高速巻下中の停止時以外では、油室V
bと油室Vb2の連通を阻止してダンピング室の容積V
を小さくするようにしたので、この場合はスプール12
の応答性が良好となり、レバー操作に追従してドラム4
6を駆動することができ、ハンチングが防止される。
【0029】さらに、油圧モータ2が1速で巻下のとき
に停止指令がなされたときでも、ロープ速度が所定値V
Rを越えていることを条件にダンピング室の容積Vを大
きくするようにしたので、ドラム慣性力が小さくサージ
圧の発生が問題とならない場合にはレバー操作に追従し
てドラム46を即座に停止することができ、効率的な作
業が可能である。さらにまた、ロープ速度が速いほどダ
ンピング室の容積Vを大きくする時間Δtを長くしたの
で、ドラム慣性力が大きい場合であってもサージ圧を確
実に許容値以下に低減することができる。
【0030】なお、上記実施の形態では、スプール12
の左方移動によりダンピング室の圧力Pが下がったとき
に電磁弁21を閉じてそのときの圧力Pb2を油室Vb2
に蓄え、巻下急停止直後の油室Vb2の圧力Pb2を油室
Vbの圧力Pbよりも小さくしたが、圧力PbとPb2
を等しくしてもよい。これによって、電磁弁21の位置
イへの切換時にスプール12は右方に移動せず、ゆっく
りと左方に移動する。また、電磁弁21によりダンピン
グ室の容積Vをオン/オフ的に切り換えるようにした
が、電磁比例弁によりダンピング室の容積Vを徐々に増
減するようにしてもよい。さらに、巻下停止時におい
て、ロープ速度が所定値VRより大きいときにダンピン
グ室の容積Vを大きくするようにしたが、ロープ速度の
2乗に吊り荷の重量を乗じてドラム慣性力に対応する値
を求め、これが所定値より大きいときにダンピング室の
容積を大きくするようにしてもよい。
【0031】また、ロープ速度が速いほど所定時間Δt
を長くするようにしたが、これに加え、吊り荷の重量が
重いほど所定時間Δtを長くするようにしてもよい。さ
らに、ロープ速度の検出にあたりロープ巻き層を考慮し
てもよい。さらにまた、上記実施の形態では、巻下パイ
ロット圧に応じて巻下停止指令を検出したが、操作レバ
ー5を電気レバーとして構成し、電気レバーの操作量の
検出により巻下停止指令を検出するようにしてもよい。
【0032】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、油室Vaが第1の油室を、油室Vbが第2の油室
を、油室Vb2が第3の油室を、絞り16が絞り手段
を、圧力センサ8が停止指令手段を、電磁弁21と油室
Vb2が容積変更手段を、コントローラ20が制御手段
を、電磁弁21が連通手段を、回転数センサ9が速度検
出手段を、それぞれ構成する。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1、4の発明によれば、油圧モータの巻下
駆動の停止指令が検出されると、カウンタバランス弁の
バネの介装された第2の油室(ダンピング室)の容積を
大きくするようにしたので、スプールの応答性が遅れて
サージ圧を低減することができるとともに、巻下駆動時
のスプールの応答性は良好となり、ハンチングを防止す
ることができる。 (2)請求項2の発明によれば、カウンタバランス弁の
第2の油室に連通可能に第3の油室を設け、第2の油室
と第3の油室の遮断時に第3の油室の圧力を第2の油室
の圧力よりも低くしたので、油圧モータの巻下駆動の停
止指令が検出されると、第2の油室と第3の油室が連通
されてスプールは一旦開き側(右方)に移動することと
なり、スプールの応答性を一層遅らせることができる。 (3)請求項3の発明によれば、吊り荷の巻下速度が所
定値を越えた場合にのみ第2の油室の容積を大きくする
ようにしたので、必要以上にスプールの応答性を遅らせ
ることはなく、効率的な作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカウンタバランス弁
を有する油圧回路の構成を示す図。
【図2】本実施の形態に係わる油圧回路を構成する操作
レバーの操作量とパイロット圧との関係を示す図。
【図3】本実施の形態に係わる油圧回路を構成するコン
トローラで実行される処理の一例を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明が適用されるクレーンの側面図。
【符号の説明】
1A,1B 油圧ポンプ 2 油圧モータ 8 圧力センサ 9 回転数センサ 10 カウンタバランス弁 12 スプール 13 バネ 16 絞り 20 コントローラ 21 電磁弁 Va,Vb,Vb2 油室 L1 巻下側管路 L3 巻上側管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F204 AA04 BA02 CA07 GA01 3H089 AA66 BB08 BB10 CC08 DA03 DA14 DB08 DB13 DB44 DB47 DB49 DB75 DC01 EE17 EE22 FF07 JJ08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプと、 前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動する油圧
    モータと、 前記油圧モータの巻下駆動時の戻り側管路に介装された
    カウンタバランス弁とを有する油圧回路において、 前記カウンタバランス弁は、 シリンダ内部の一端側に形成され、前記油圧モータの巻
    下駆動時の送り側管路の圧油を導く第1の油室と、 前記第1の油室に対向して前記シリンダ内部の他端側に
    形成された第2の油室と、 前記第2の油室に介装されたバネと、 前記第1の油室と第2の油室にそれぞれ作用する力の差
    と、前記バネの付勢力との差により移動し、移動量に応
    じて前記戻り側管路の通路面積を増減するスプールと、 前記第2の油室に供給または排出される圧油量を制限す
    る絞り手段とを有し、 前記油圧モータの巻下駆動の停止指令を検出する停止指
    令検出手段と、 前記第2の油室の容積を変更する容積変更手段と、 前記停止指令検出手段により前記油圧モータの停止指令
    が検出されると、前記第2の油室の容積が大きくなるよ
    うに前記容積変更手段を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするカウンタバランス弁を有する油圧回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカウンタバランス弁を
    有する油圧回路において、 前記容積変更手段は、前記第2の油室に連通または遮断
    可能に設けられた第3の油室と、前記第2の油室と第3
    の油室を連通または遮断する連通手段とからなり、前記
    第2の油室と第3の油室の遮断時に、前記第3の油室の
    圧力を前記第2の油室の圧力よりも低くしたことを特徴
    とするカウンタバランス弁を有する油圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカウンタバラ
    ンス弁を有する油圧回路において、 吊り荷の巻下速度を検出する速度検出手段を有し、 前記制御手段は、前記速度検出手段によって検出された
    巻下速度が所定値を越えた場合にのみ、前記第2の油室
    の容積が大きくなるように前記容積変更手段を制御する
    ことを特徴とするカウンタバランス弁を有する油圧回
    路。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプと、 前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動する油圧
    モータと、 前記油圧モータの巻下駆動時の戻り側管路に介装された
    カウンタバランス弁とを有する油圧回路を備えたクレー
    ンにおいて、 前記カウンタバランス弁は、 シリンダ内部の一端側に形成され、前記油圧モータの巻
    下駆動時の送り側管路の圧油を導く第1の油室と、 前記第1の油室に対向して前記シリンダ内部の他端側に
    形成された第2の油室と、 前記第2の油室に介装されたバネと、 前記第1の油室と第2の油室にそれぞれ作用する力の差
    と、前記バネの付勢力との差により移動し、移動量に応
    じて前記戻り側管路の通路面積を増減するスプールと、 前記第2の油室に供給または排出される圧油量を制限す
    る絞り手段とを有し、 前記油圧モータの巻下駆動の停止指令を検出する停止指
    令検出手段と、 前記第2の油室の容積を変更する容積変更手段と、 前記停止指令検出手段により前記油圧モータの停止指令
    が検出されると、前記第2の油室の容積が大きくなるよ
    うに前記容積変更手段を制御する制御手段とを備えた油
    圧回路を有することを特徴とするクレーン。
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CN109095367A (zh) * 2018-09-04 2018-12-28 徐工集团工程机械有限公司 液压系统和起重机

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