JP2002038640A - 鋼製堰板 - Google Patents

鋼製堰板

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JP2002038640A
JP2002038640A JP2000216654A JP2000216654A JP2002038640A JP 2002038640 A JP2002038640 A JP 2002038640A JP 2000216654 A JP2000216654 A JP 2000216654A JP 2000216654 A JP2000216654 A JP 2000216654A JP 2002038640 A JP2002038640 A JP 2002038640A
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plate
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small
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Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
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OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性の大きな有孔打ち捨て鋼板を提供
する。 【解決手段】 薄鋼板からなる基板に補強縁を付設す
ると共に、基板の所定箇所に凹部を形成し、その凹部に
抜き孔・小切込を設ける。補強縁によって強度が向上す
るし、抜き孔・小切込にコンクリートが絡むので、鋼板
からなる打ち捨て鋼板とコンクリートが密着可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートやモ
ルタルなどの流動性のある固化材の打ち込み型枠や、植
生土壌などの流亡し易い物体の定着などに用いられる、
鋼製堰板と、それを用いた複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート型枠としては、長方形の合
板が多用されていた。形状に応じて切断が可能で、釘な
どで連結可能なので、極めて施工性がよい。しかし、木
材の伐採による自然環境破壊は、世界的な環境問題に発
展している。又、再使用する場合の清掃などが環境問題
として取り上げられている。又、土木分野では、所定形
状の鋼鉄製のものも多用されていたが、重くて作業性が
悪い上、使用した型枠を解体し、洗浄・補修をして再使
用する費用、洗浄に用いた水の処理費用などの点から、
見直しが求められている。
【0003】植生土壌の堰板としては、金網やエキスパ
ンドメタルに透水性シート状物を添設したものが多用さ
れてきた。しかし、金網やエキスパンドメタルは全体を
堰き止めることができるが、剛性が小さいので、背後の
土圧のために’孕む’という欠点が指摘されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、主として
厚さ3.2ミリメートル以下の薄い鋼板を素材とした、
鋼製堰板を提供することを課題としている。この発明の
鋼製堰板は、一般建築物、土木構築物などのコンクリー
ト打設にも適用できるし、盛土などの保護や法面の緑化
等にも応用できる、広い用途を持つ材料である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では、所定形状
の薄鋼板からなる基板の、少なくとも相対峙する二辺に
縁枠を付設し、基板の表面の所定箇所に、一ないし複数
の所定形状の凹部面を形成し、上記凹部面の所定の箇所
には、多数の小抜き孔や小切込を設けて形成するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示すのは、厚さ約1ミリメ
ートルの帯状の亜鉛メッキを施した鋼板で形成された、
打ち込み型枠Aの一例である。全体の大きさは、巾50
センチメートル、長さ1メートルである。表面板1の四
周縁には、背面側に略直角に屈折された巾3センチメー
トルの補強縁11を付設する。表面板には、一辺23セ
ンチメートルの正方形状で、深さ2センチメートルの皿
状凹部10を8個形成する。
【0006】皿状凹部10の内面には多数の開口20を
付設する。開口は底面を無理やりに突き破ったような状
態に形成する。開口の周囲には一般に「バリ」と呼称さ
れる多数の係止突起が表面側に突出して付設される。
【0007】図2に示すように、「バリ」即ち係止突起
2の形成方法を規定するものではないが、通常は、鋼板
に開口を形成する時に、開口20の周囲をきれいに抜き
取るのではなく、小さな孔をあけた後、上記孔より太い
挿入突起を無理やりに押し込んで、開口20の周囲の抜
き滓を外側に突き出したような形状で、複数の不規則な
係止突起2、所謂「バリ」を形成する。
【0008】
【実施例1】図3、図4、並びに、図5に示すのは、厚
さ1.2ミリメートルの帯状の亜鉛メッキを施した熱延
鋼板から形成された、打ち込み型枠Aの一例で、全体の
大きさは、一辺50センチメートルの正方形、盤厚は5
センチメートルである。
【0009】長方形の表面板1の全周縁には、巾3セン
チメートルの帯状縁11が形成されていて、その側端は
背面側に直角に屈折されて、巾5センチメートルの補強
縁12が形成されている。帯状縁と補強縁とが、丁度直
交アングル材の形状をなして表面板全体の強度を保って
いる。
【0010】表面板1には、深さ2センチメートルの皿
状凹部10が4個形成されている。皿状凹部の間にも、
周縁と同様格子状の帯状縁11が形成されている。皿状
凹部10の平面形状は、一辺22センチメートルの正方
形の四隅を、短辺の長さ3センチメートルの直角二等辺
三角形状に隅切りした形状で、略八角形である。深さは
2センチメートルで、底面15は一回り小さく形成さ
れ、周縁16は傾斜している。
【0011】上記皿状凹部10の隅切辺に囲まれた箇所
では、帯状縁11に三角形の小凹部100を付設する。
深さは2センチメートルで、底面にはそれぞれ一個の、
直径15ミリメートルのセパ孔101を設ける。
【0012】セパ孔101は、上記皿状凹部と同様に、
本打ち込み型枠Aの強度向上に役立てる意味もあるが、
本来の目的は、打ち込み型枠Aを建て込む時に、相対峙
する型枠同士を所定間隔を保って連結する時に、セパレ
ーターを通すためである。
【0013】皿状凹部10並びに小凹部100の内面に
は、多数の開口20を形成する。開口20の周囲の抜き
滓を、表面側に突き出したような形状で、前出図2に示
すような、複数の不規則な係止突起2、所謂「バリ」を
形成する。図5に示すように、四周縁を形成する補強縁
12には、それぞれ複数個の直径12ミリメートルの連
結孔13と、長手方向の補強溝14を付設する。
【0014】このように形成された打ち込み型枠Aを使
用して、コンクリート壁を構築する場合には、図6に示
すように、打ち込み型枠Aを並列して片側の型枠連結体
Bを形成する。形成せんとする壁面の厚さ分の間隔をお
いて、二台の型枠連結体Bの表面板を外側にして、向か
い合わせに対峙した状態で立設する。
【0015】並列された二枚の型枠連結体Bの間の空間
に、組み立てられた鉄筋籠3を設置した後、両側の型枠
連結体B同士の間隔をスペーサー4を用いて規定する。
スペーサーの先端にネジ切りして形成した緊結具を、表
面板のセパ孔を貫通させ、外側でナット締めなどの方法
を用いて、二枚の型枠連結体Bを所定の間隔を保って固
定する。このように準備した後、両側の打ち込み型枠A
の間の空間にコンクリート5を打設する。
【0016】打ち込み型枠Aの外側では、打設されたコ
ンクリート5の一部は、打ち込み型枠に付設した小さな
開口20を通して、打ち込み型枠の外に漏れ出るが、時
間の経過と共に硬化が進み、漏れ出しが止まる。
【0017】図7に示すように、型枠連結体B間に打設
したコンクリート5が硬化した後、型枠の固定具などを
取外す。打ち込み型枠Aの開口から’のろ’部分が、皿
状凹部内に漏れだして係止突起等に絡まっているが、こ
の上から固練りしたモルタル51を塗り、皿状凹部にモ
ルタルを充填し、平らに均して、壁面を完成する。打ち
込み型枠Aの間に打設したコンクリート5、打ち込み型
枠Aの皿状凹部10に塗布したモルタルが硬化すること
で、コンクリート壁面が完成される。
【0018】
【実施例2】図8に示すのは、急勾配法面の支圧体を形
成するための、型枠連結体Bの一例である。平面形状が
八角形の盤状体で、平面図で中心線を通る直線で八等分
された、形状の打ち込み型枠八枚を連結したものであ
り、側面図的には中心部が高く、外周部は低い形状であ
るが。
【0019】図9に示すように、八等分された個々の打
ち込み型枠Aは、肉薄の亜鉛めっき鋼板で形成されたも
ので、細長い台形状の表面部61と、これに連続する長
方形状の立面部62とを一体とが、略直交状態で連結さ
れたものである。(図9では表面部と立面部を平面状に
展開した形状で表している) 表面部61の下辺aが40センチメートル、上辺bが1
0センチメートル、側辺cが40センチメートルの台形
である。その下辺aに直交する立面部が付設される。立
面部62は、下辺aと上辺b共に40センチメートル、
側辺cが20センチメートルである。
【0020】表面部61、立面部62の周囲には、前実
施例と同様、巾3センチメートルの帯状縁11が形成さ
れている。その側端は背面側に直角に屈折されて、巾3
センチメートルの補強縁12が付設されている。表面部
と立面部が連続する屈折箇所では、補強縁が省略されて
直交する帯状縁11同士が互いに補強縁の役目をはたし
ている。又、表面部の中間を横断する帯状縁11一本が
形成されている。前実施例と同様に、それぞれの補強縁
12には、所定の間隔で複数個の直径12ミリメートル
の連結孔と、長手方向の補強溝とが付設されている。
【0021】表面部と立面部の周囲の帯状縁11に囲ま
れた部分には、それぞれ深さ2センチメートルの皿状凹
部10が形成される。皿状凹部10内面には、多数の開
口20が形成されている。開口20は図10に示すよう
に、巾5ミリメートル、長さ3センチメートルの細帯状
の開口が並列された形である。開口と開口の間の表面部
を形成する帯状鋼板22が、図11に示すように、開口
20を開口と略同じ長さで、横方向に連続した面状突起
21を用いて、背面側から5ミリメートル前後突き出さ
れて、アーチ状に拡大される。即ち、皿状凹部10の内
面には、横方向に連続する多数のアーチ状に拡大された
開口20が形成されることになる。
【0022】このように形成された台形状の分割された
打ち込み型枠A8台を、前出図8に示すように、複合
し、内部には所定の鉄筋を設置して、支圧体用型枠Bを
形成する。このような支圧体用型枠Bの中央部には、ア
ンカー貫通孔Cを中心に有するコア部Dを設置する。打
ち込み型枠の底には、法面の凹凸に馴染むように、可撓
性シート状物Eを張設して、八角形状の盤状体からな
る、閉鎖された空間を形成する。
【0023】図12に示すように、このように準備した
打ち込み型枠Aを法面Eの所定の位置に設置し、上記打
ち込み型枠の中央部のアンカー貫通孔を通してアンカー
Fを打設し、仮緊張を与える。アンカーの定着後に、型
枠の上端部に設けた打設口を通して、型枠内にコンクリ
ート5を打設し、コンクリートの硬化後にアンカーに本
緊張を加える。
【0024】打ち込み型枠の表面は、内部に打設したコ
ンクリートの一部が流出して硬化する。前実施例と同様
に、打ち込み型枠の表面に形成した皿状凹部を、固練り
のモルタル等を用いて表面をならして平面に仕上げる。
モルタルは、打ち込み型枠の表面の皿状凹部の中の、ア
ーチ状の開口に絡んで確りと定着する。
【0025】
【実施例3】主として、所定巾の帯状体の同種のものを
横方向に連結して、打ち込み型枠Aを形成する例を示
す。図13、並びに、図14に示すのは、厚さ1.6ミ
リメートルの亜鉛めっき鋼板を用いて、プレノッチロー
ルフォーミングによる帯状長尺材6の一例である。巾は
15センチメートルの長尺材で、両縁にアーチ状の補強
縁12があり、その間に平らな表面板1がある。両側の
補強縁の巾方向の中央部には、5センチメートル間隔で
小さな連結孔13を付設する。
【0026】表面板1には、一方の補強縁に近い箇所
に、長手方向に規則的で、且つ、断続的な長細い開口2
0を設ける。上記の長細い開口20の反対側の補強縁に
近い箇所には、並列された3個の小さな円形の開口20
を付設する。このような帯状長尺材6の長細い開口20
それぞれを、背面側からプレス加工などで打ち出して、
図15に示すような、側断面形状が湾曲したポケット状
の膨出部22を形成する。上記膨出部22の背後にはボ
ケット状小容器23が形成される。このようなポケット
状小容器の付いた長尺材を積み上げ、必要に応じて膨出
部にネット状物を裏打ちして、背後に土を充填する。土
の落ちこぼれのない植生壁が形成される。
【0027】
【実施例4】前実施例と同様、厚さ1.6ミリメートル
の亜鉛めっき鋼板を用いた、プレノッチロールフォーミ
ングによる帯状長尺材6の他の一例で、帯状長尺材6本
体は前実施例3と同様である。付設する膨出部に特徴が
ある。帯状長尺材6の表面板1に、所定の間隔で図16
に示すような、十文字の帯状鋼板22を取り巻く4個の
扇形の開口2を形成する。このような開口20を背面側
からプレス加工などで膨出させて、図17に示すよう
な、半球状の膨出部22を形成したものである。このよ
うな帯状長尺材6を上下方向に並立させて壁面を形成
し、半球状膨出部22の背面に、図18に示すような、
植生土壌などを充填した透水性袋18を装填するなどし
て、植生可能な堰板を形成する。
【0028】
【実施例5】実施例3並びに実施例4に示したような帯
状長尺材6は、両縁に補強縁12が付設されているの
で、長手方向の断面二次モーメントは大きく屈折し難
い。しかし、このような帯状長尺材に、実施例1で示し
たような多数の開口を設け、その周縁に「バリ」を付設
して打ち込み型枠を形成したとすると、短尺、即ち、巾
方向は薄板一枚で構成されるので、断面二次モーメント
は小さくなってしまい、型枠として使用した場合などに
は、孕みが大きくなってしまう。
【0029】このような欠点をカバーするために、図1
9、並びに、図20に示すように、長手方向に所定の間
隔で、巾方向にできるだけ長い補強溝14(ビード)を
所定間隔で設けることが有効である。この補強溝によ
り、巾方向が補強されるために、プレノッチロールフォ
ーミング成形により、効率的に生産できる帯状長尺材
の、より巾広のものが実用化可能となる。
【0030】帯状長尺材6を堰板として使用する場合に
は、帯状長尺材を並列して用いることが多い。このよう
な場合には、両側の補強縁12を重ねて連結すると簡単
である。重ねるために、補強縁同士が嵌合できるよう
に、一方を大きく、他方を小さく形成しておくと便利で
ある。更に、図21に示すように、補強縁12の内嵌す
る側は平板状で、外嵌する方は溝状に形成するとか、更
に、一旦嵌合すると、容易には抜け難いように、一方に
は嵌合爪15を、一方には補強を兼ねた嵌合溝16を設
け、その内面に上記嵌合爪に嵌合する係止孔17を設け
る、などの連結機構を設けるのも一法である。
【0031】
【発明の効果】この発明は、薄い鋼板を素材とし、周囲
に鋼板を屈折して形成した補強縁を付設して堰板として
の強度を確保する一方、鋼板の表面には孔を設け、孔の
周辺にコンクリート・モルタルを係止可能な突起を付設
しているので、強度があり、且つ、軽量な堰板として使
用可能である。生産性のよいプレノッチフォーミング可
能による長尺成形品の応用範囲を広める意味も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 打ち込み型枠の一例を示す正面図である。
【図 2】 係止突起の一例を示す斜視図である。
【図 3】 打ち込み型枠の一例を示す平面図である。
【図 4】 打ち込み型枠の一例を示す側断面図であ
る。
【図 5】 打ち込み型枠の一例を示す側面図である。
【図 6】 打ち込み型枠の使用状況の一例を示す側断
面図である。
【図 7】 打ち込み型枠で形成した壁面の一例を示す
側断面図である。
【図 8】 型枠連結体の一例を示す平面図である。
【図 9】 打ち込み型枠の一例を示す平面展開図であ
る。
【図10】 皿状凹部の開口の一例を示す平面図であ
る。
【図11】 アーチ状開口の形成方法の一例を示す側断
面図である。
【図12】 打ち込み型枠の施工状況の一例を示す側断
面図である。
【図13】 帯状長尺材の一例を示す平面図である。
【図14】 帯状長尺材の一例を示す側断面図でる。
【図15】 膨出部付きの帯状長尺材の一例を示す側断
面図である。
【図16】 帯状長尺材の他の一例を示す部分平面図で
ある。
【図17】 半球状膨出部の一例を示す部分側断面図で
ある。
【図18】 透水性袋の一例を示す側面図である。
【図19】 帯状長尺材の一例を示す平面図である。
【図20】 帯状長尺材の一例を示す側断面図である。
【図21】 帯状長尺材の連結状況の一例を示す側断面
図である。
【符号の説明】
A 打ち込み型枠 B 型枠連結体 C アンカー貫通孔 D コア部 E 法面 F アンカー G 植生壁 1 表面板 10 皿状凹部 11 帯状縁 12 補強縁 13 連結孔 14 補強溝 2 係止突起 20 開口 21 面状突起 22 膨出部 23 ポケット状小容器 3 鉄筋籠 4 スペーサー 5 コンクリート 51 モルタル 6 帯状長尺材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 27/01 E02D 27/01 D E04B 1/16 E04B 1/16 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート堰板、盛土表面板など、
    現場打ち捨てに用いられる堰板であって、所定形状の薄
    鋼板からなる基板の、少なくとも相対峙する二縁辺に表
    面側に盛り上がった縁枠を付設し、少なくとも上記縁枠
    間に形成された凹部面に、多数の小抜き孔、並びに/な
    いし、小切込を設けると共に、上記小抜き孔、並びに/
    ないし、小切込の周縁部を基板から表面側に突出させて
    係止突起とし、並びに/ないし、上記小抜き孔、並びに
    /ないし、小切込の周縁箇所を表面側に膨出して、上記
    小抜き孔、並びに/ないし、小切込を、拡大すると共
    に、基板から膨出させた、鋼製堰板。
  2. 【請求項2】 縁枠は全周縁に付設された、請求項1
    に記載された、鋼製堰板。
  3. 【請求項3】 縁枠は、隣接する薄鋼板の縁辺に共用
    された、請求項1〜請求項2のいずれか一項に記載され
    た、鋼製堰板。
  4. 【請求項4】 縁枠を付設した相対峙する二縁辺は、
    互いに平行である、請求項1〜請求項3のいずれか一項
    に記載された、鋼製堰板。
  5. 【請求項5】 縁枠を付設した相対峙する二縁辺は、
    互いに平行でない、請求項1〜請求項3のいずれか一項
    に記載された、鋼製堰板。
  6. 【請求項6】 縁枠を付設した相対峙する二縁辺間の
    凹部面に、所定間隔で、上記縁枠と交差方向に長い膨出
    部を設けた、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載
    された、鋼製堰板。
  7. 【請求項7】 基板は、所定箇所で屈折、ないし、曲
    面された、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載
    の、鋼製堰板。
  8. 【請求項8】 基板を所定の箇所で屈折、並びに/な
    いし、屈曲して、基板の内側、並びに/ないし、外側
    に、所定の立体形状の打設空間を形成した、請求項1〜
    請求項7のいずれか一項に記載の、鋼製堰板。
  9. 【請求項9】 縁枠の所定の箇所には、連結孔が設け
    られた、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の、
    鋼製堰板。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれか一項に
    記載の、鋼製堰板複数枚を接合して、所定の立体形状の
    打設空間を形成した、鋼製堰板。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか一項
    に記載の、有孔打ち捨て鋼板、一枚ないし複数枚と、可
    撓性シート状物、一枚ないし複数枚とを接合して、所定
    立体形状の打設空間を形成した、鋼製堰板。
  12. 【請求項12】 可撓性シート状物は、通水性がある、
    請求項11に記載の、鋼製堰板。
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