JP2002037468A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2002037468A
JP2002037468A JP2000225870A JP2000225870A JP2002037468A JP 2002037468 A JP2002037468 A JP 2002037468A JP 2000225870 A JP2000225870 A JP 2000225870A JP 2000225870 A JP2000225870 A JP 2000225870A JP 2002037468 A JP2002037468 A JP 2002037468A
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JP2000225870A
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Toshiki Ogida
利樹 扇田
Sei Tokishige
聖 時重
Jinichi Osada
甚一 長田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小サイズの用紙収納部の構造を大きく変化させ
ることなく、大サイズ用紙の収納および給紙も可能とな
り、省スペース化および部品点数の削減化が可能で、用
紙サイズの切り替えに要する手間も少なくて済む給紙装
置を提供する。 【解決手段】給紙方向に略水平状態に並列配置される複
数の用紙収納部14,15と、前記各用紙収納部14,
15に収納された最上部の用紙を給紙方向に送給する分
離給送手段101,111と、前記各用紙収納部14,
15に設けられて前記分離給送手段101,111に対
して前記用紙を押し上げ状態に付勢する略水平状態のリ
フトトレイ103,113とを具備し、前記各用紙収納
部14,15には、小サイズの用紙を収納でき、かつ、
前記用紙収納部14,15の2つ以上にまたがせて、大
サイズの用紙を収納することもできるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用紙を供給
するための給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、複写機やプリンタ装置のよう
な画像形成装置においては、使用頻度の高い小サイズ、
例えば、A4サイズやレターサイズ等の用紙に限定して
大量に用紙をストックできるようにした用紙収納装置
が、すでに、提案されている。
【0003】また、ストック用紙の大量化と同時に省ス
ペース化をも兼ね備えた構造として、例えば、特開平1
0−194486号公報には、小サイズ用紙を収納する
給紙カセットを給紙方向に略水平状態に並列配置した給
紙装置が記載されている。
【0004】あるいは、特開平5−58506号公報に
は、小サイズ用紙を並列に収納する第1の給紙カセット
の装着位置に、大サイズ用紙を一列で収納する第2の給
紙カセットを装着可能とした給紙装置が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1
0−194486号公報に記載の装置では、ストックで
きる用紙を小サイズの用紙に限定しているため、それを
超えるサイズの用紙は、全く収納することができず、大
サイズ用紙を多く使用しているユーザーにとっては、使
用頻度が少ないため、無駄が多くなるという難点があっ
た。また、一時的に大サイズの用紙を多く使用したい場
合においても、全く使用できないという不便があった。
【0006】他方、上記特開平5−58506号公報に
記載の装置では、並列用用紙揃えユニットと、1列用用
紙揃えユニットとを選択的に取り付けるため、その切り
替えをおこなうためには、ユニットそのものを交換しな
ければならず、大変手間がかかっていた。また、2種類
のユニットを用意しておく必要があり、部品点数も多く
なってしまうという難点もあった。
【0007】そこで、本発明は、小サイズの用紙収納部
の構造を大きく変化させることなく、大サイズ用紙の収
納および給紙も可能となり、省スペース化および部品点
数の削減化が可能で、用紙サイズの切り替えに要する手
間も少なくて済む給紙装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手投】本発明は、上記課題を解
決するための手段を、以下のように構成している。
【0009】(1)略水平方向に並列配置される複数の
用紙収納部と、前記各用紙収納部の上方に配置され、前
記各用紙収納部に収納された最上部の用紙を送給する分
離給送手段と、前記各用紙収納部に設けられて前記分離
給送手段により用紙が給送可能となる位置に上昇するリ
フトトレイと、前記用紙収納部の2つ以上にまたがって
大サイズの用紙が収納された時、前記大サイズの用紙が
またがって収納された前記各用紙収納部のリフトトレイ
の相互の位置関係を、略水平状態に保持して上下動作さ
せる制御部とを設けたことを特徴とする。
【0010】この構成においては、並列に配置された小
サイズの用紙収納部の構造を大きく変化させることな
く、大サイズ用紙の収納および給紙も可能となり、省ス
ペース化、および給紙装置の共用、または部品点数の削
減が可能となる。また、サイズの切り替えに要する手間
も少なくて済む。
【0011】(2)前記小サイズの用紙を収納する少な
くとも2つ以上の用紙収納部間に設けた着脱自在な仕切
り部材と、その仕切り部材の有無を検知するための仕切
り部材有無センサとを設けたことを特徴とする。
【0012】この構成においては、大サイズの用紙を収
納するために、仕切り板を移動させると、仕切り部材有
無センサによって検知されるので、大サイズの用紙を収
納することを確実に確認することができる。従って、用
紙サイズの誤認識等の不具合の発生を排除できるととも
に、用紙サイズの認識とサイズの切り替え作業を簡略化
し、かつ確実にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、本発明の実施形態
に係る給紙装置を示す。
【0014】図1は画像形成装置の全体構成図、図2は
その要部構成を示す。これらの図に示すように、本画像
形成装置1では、プリンタ2のまわりに、スキャナ部
3、自動原稿搬送装置4、シート後処理装置5、多段給
紙ユニット6および中継搬送ユニット8が接続され、機
能が拡張されている。スキャナ部3は、その上部に配置
された自動原稿搬送装置4と共に、システムラック7の
上に支持され、プリンタ2およびシート後処理装置5の
上方に配設されている。
【0015】下部に配設される多段給紙ユニット6は、
外付けタイプの用紙供給装置であり、上段は、用紙収納
トレイ610に収納した用紙を、分離給送手段611に
より1枚ずつ分離して、該ユニット上面に設けられてプ
リンタ2の用紙受口27に連通する用紙排出口62に向
けて供給する。なお、その用紙収納トレイ610から用
紙供給部61への用紙の供給は、該ユニット本体の正面
側に用紙収納トレイ610を引き出した状態にておこな
う。
【0016】多段給紙ユニット6の下段には、タンデム
カセット11を具備したタンデム給紙装置10が設けら
れ、その内部には、小サイズまたは大サイズの用紙を大
量に収納できる2つの用紙収納部14,15が設けら
れ、その下部にそれぞれリフトトレイが配設されてい
る。すなわち、用紙収納部14には第1リフトトレイ1
03が、用紙収納部15には第2リフトトレイ113
が、それぞれ給紙方向に並列状態となるように配置され
ている。なお、これらのリフトトレイ103,113か
ら用紙供給部61への用紙の供給は、該ユニット本体の
正面側にタンデムカセット11を引き出した状態でおこ
ない、稼働時には、所望する用紙を収納した用紙収納ト
レイ610,リフトトレイ103,113のいずれかが
選択される。
【0017】また、多段給紙ユニット6は、図1に示す
状態では、上部にプリンタ2とシート後処理装置5を載
置しているが、この状態で移動でき、かつ、プリンタ2
とシステムラック7の間に固定状態に配置できるよう
に、下部に移動コロ63および固定部64を有してい
る。その移動時には、固定部64を回転させて上昇させ
ることで、固定部64を床面から離間させる。一方、固
定時には、固定部64を回転させて下降させることによ
り、その固定部64を床面に着座させ、多段給紙ユニッ
ト6を固定状態とする。
【0018】なお、本実施形態では、多段給紙ユニット
6は、3つのトレイ610,103,113が積層され
た構成となっているが、本発明は、その構成を本実施形
態に限定するものではなく、少なくとも、複数(2つ以
上)のリフトトレイが並列に配置されて、これらに、後
述するように、小サイズの用紙(並列)と大サイズの用
紙を収納できるように構成されていればよい。
【0019】以下に、タンデム給紙装置10について、
詳細に説明する。1つのタンデムカセット11に、第1
リフトトレイ103と第2リフトトレイ113が略水平
状態に近接して並列に配設され、各リフトトレイ10
3,113には、分離給送手段としての第1分離給送手
段101および第2分離給送手段111が設けられ、そ
れぞれ小サイズの用紙を大量に用紙束102,112と
して収納することができる。
【0020】そのタンデムカセット11は、第1,第2
分離給送手段101、111を含めて、タンデム引出し
レール12,12上を走行させて、前方(紙面に垂直手
前の方向)に引き出すことができ、第2リフトトレイ1
13を有する第2給紙装置の搬送部は、引出し動作と連
動して、ジャム用紙を排除できるように、ペーパーガイ
ド(図示省略)が可動するように構成されている。
【0021】特に、小サイズの用紙を大量(例えば、1
500枚×2)に収納する場合には、例えば、A4サイ
ズなどの同サイズの用紙を、第1リフトトレイ103と
第2リフトトレイ113に同量収納することができる。
第1,第2分離給送手段101,111は、分離パット
や分離・逆転ローラ等で形成され、各リフトトレイ10
3,113に収納された用紙束102,112の最上部
にある用紙を1枚ごとに分離して給送する。
【0022】図3は、第1リフトトレイ103及び第2
リフトトレイ113を昇降動作させるための具体的な構
成を示す。この場合、タンデムカセット11内の第1リ
フトトレイ103の左右両端部に接続した2本のワイヤ
141,142を、それぞれプーリ143,144を介
して、タンデム昇降装置13の巻き掛けドラムに接続
し、これにより、その第1リフトトレイ103を、水平
に保持しつつ上下に(図示の矢印A方向)昇降動作させ
るようにしている。他方、第2リフトトレイ113の左
右両端部に接続した2本のワイヤ241,242を、そ
れぞれプーリ243,244を介して、タンデム昇降装
置16の巻き掛けドラムに接続し、これにより、その第
2リフトトレイ113を、水平に保持しつつ上下に(図
示の矢印B方向)昇降動作させるようにしている。
【0023】そして、タンデムカセット11の上部に
は、第1,第2リフトトレイ103,113の上限位置
を検知するための第1,第2上限検知SW105,11
5を設け、各リフトトレイ103,113が、それぞ
れ、上限位置まで上昇して、その上限位置で停止した
後、給紙動作が開始されるようになっている。
【0024】さらに詳しく説明すると、図4は、小サイ
ズの2つの用紙束102,112を並列に収納した例を
示し、この場合、第1リフトトレイ103と第2リフト
トレイ113の間には、仕切り部材としての仕切り板1
8(着脱自在)を設けている。図5は、大サイズの用紙
束222を収納した例を示す。その大サイズの用紙束2
22を収納する場合には、、図4に示す仕切り板18を
取り外し、2つのリフトトレイ103,113にまたが
らせるようにして収納する。
【0025】すなわち、略水平方向に並列配置される複
数の用紙収納部14,15の上方には、各用紙収納部1
4,15に収納された最上部の用紙を送給するための第
1,第2分離給送手段101,111を設けると共に、
第1,第2分離給送手段101,111により用紙が給
送可能となる位置に上昇する第1リフトトレイ103と
第2リフトトレイ113を、上記用紙収納部14,15
にそれぞれ設けて、その両用紙収納部14,15間に仕
切り板18を着脱自在に設け、大サイズの用紙を収納す
る時には、その仕切り板18を取り外すことによって、
上記2つの用紙収納部14,15にまたがらせて収納で
きるようにしている。
【0026】このような構成により、大サイズの用紙を
収納する時には、オペレータが用紙サイズを設定するこ
とにより、その設定信号が制御部(図示省略)に送出さ
れ、予め設定記憶されている制御プログラムにより所定
の演算処理がおこなわれて、タンデム昇降装置13,1
6に制御信号が送出され、それぞれ独立に上下動してい
た2つのリフトトレイ103,113が、ほぼ同時に上
下動をおこない略水平に移動する。なお、上記制御部
は、例えば、後述するプリンタ制御部24(図1参照)
内に設けてもよく、また、多段給紙ユニット6内または
タンデム給紙装置10内に設けてもよい。
【0027】上述の2つのリフトトレイ103,113
の上下動は、完全に同期していなくてもよく、結果とし
て、両リフトトレイ103,113がその上限位置で同
一レベルで水平状態となり、その両リフトトレイ10
3,113にまたがって収納されている大サイズの用紙
束222が略水平になっていれば、用紙の供給(給紙)
を開始することができ、画像を印字する上で不都合はな
い。
【0028】また、用紙サイズが大サイズに設定されて
いる時には、上記制御部からの指令で、給紙方向の下流
側の第1分離給送手段101のみが作動し、第2分離給
送手段111は、用紙面から離間しているか、不作動状
態か、あるいは、用紙に対して作用(接触)しないよう
に制御される。
【0029】すなわち、2つ以上の用紙収納部にまたが
って大サイズの用紙を収納する場合には、上記制御部か
らの指令によって、その大サイズの用紙がまたがって収
納された前記各用紙収納部のリフトトレイの相互の位置
関係を、略水平状態に保持して上下動作させると共に、
給紙方向の下流側の分離給送手段(第1分離給送手段1
01)のみを作動させ、それ以外の分離給送手段(第2
分離給送手段111等)を、用紙面から離間させるか、
不作動状態とするか、あるいは、用紙に対して作用(接
触)しない状態とするような制御がおこなわれる。
【0030】これにより、小サイズの用紙を並列に収納
していた2つのリフトトレイ103,113を使用し
て、最小限の操作によって、大サイズの用紙を大量に収
納し、かつ、給紙を開始することができる。
【0031】ところで、図4に示すように、小サイズの
2つの用紙束102,112を並列に収納する場合に
は、その両リフトトレイ103,113間には、着脱自
在な仕切り板(仕切り部材)18を、タンデムカセット
11の中央部に設けているが、その下部には、仕切り板
18の有無を検知するための仕切り板有無センサ(仕切
り部材有無センサ)19を設けている。
【0032】従って、仕切り板18を、取り外すため
に、その仕切り板18を仕切り位置から移動させると、
仕切り板有無センサ19がこれを検知して、その検知信
号を上記制御部に送出し、上記制御部から、直ちに、タ
ンデム昇降装置13,16に対して指令を送出し、それ
ぞれ独立に動作していた2つのリフトトレイ103,1
13を、左右ほぼ同時に上下動をおこなわせて、両リフ
トトレイ103,113を略水平状態となるように制御
する。このような制御系を構成することにより、用紙サ
イズの誤認識等の不具合の発生を回避できると共に、サ
イズの認識と切り替え作業を確実におこなうことができ
る。
【0033】次いで、図1および図2により、画像形成
装置1のその他の構成について説明すると、まず、プリ
ンタ2は、スキャナ部3にて読み込まれた画像の記録出
力はもとより、パーソナルコンピュータ等の画像処理装
置が接続されると、この外部接続機器からの画像データ
を記録出力する。このプリンタ2の装置本体の略中央部
右側には、ドラム状の感光体200を中心とする電子写
真プロセス部20が配置されている。
【0034】電子写真プロセス部20について説明する
と、感光体200の周囲には、感光体200の表面を均
一に帯電させるための帯電ローラ201と、感光体20
0上に光像を走査して静電潜像を書き込む光走査ユニッ
ト22と、その光走査ユニット22によって書き込まれ
た静電潜像を現像剤により顕像化させる現像ユニット2
02と、感光体200の上に残留した現像剤を除去し
て、感光体200の上に新たな画像を記録することを可
能にするクリーニングユニット204と、感光体200
の表面の電化を除去する除電ランプユニット(図示省
略)などが順次配設されている。
【0035】プリンタ2本体の下側には、プリンタ2本
体に内装された用紙供給部21が配置されている。用紙
収納部21は、用紙を収納する用紙収納トレイ210
と、用紙収納トレイ210に収納された用紙を1枚ずつ
分離供給する分離供給手段211とで構成される。その
用紙収納部21から1枚ずつ供給された用紙は、電子写
真プロセス部20の感光体200と転写ユニット203
の間に順次供給され、感光体200上に記録再現された
画像が転写される。なお、この用紙収納部21への用紙
の補給は、プリンタ2本体の正面側に用紙収納トレイ2
10を引き出した状態にておこなう。
【0036】プリンタ2本体の下面には、その周辺機器
として準備されている多段給紙ユニット6等から送られ
てくる用紙を受入れ、電子写真プロセス部20の感光体
200と転写ユニット203の間に向かって順次供給す
るための用紙口27が設けられている。
【0037】電子写真プロセス部20の上方には、定着
装置23が配置されており、画像が転写された用紙を順
次受け入れて、用紙上に転写された現像剤を加熱定着さ
せて定着装置23の外に用紙を送り出す。画像が記録さ
れた用紙は、プリンタ2の排出ローラ28からプリンタ
2本体の上面の中継ぎ搬送ユニット8に受け渡される。
【0038】光走査ユニット22の上下空間部には、電
子写真プロセスをコントロールするプロセスコントロー
ルユニット(PCU)基板および装置外部からの画像デ
ータを受け入れるインターフェンス基板を収納するプリ
ンタ制御部24、インターフェンス基板から受け入れら
れた画像データに対して所定の画像処理を施し、光走査
ユニット22により画像として走査記録させるためのイ
メージコントロールユニット(ICU)基板を備えた画
像制御部25、そして、これら各種基板、並びにユニッ
トに対して電力を供給する電源ユニット26等が配置さ
れている。
【0039】シート後処理装置5は、該装置の上部で中
継ぎ搬送ユニット8、プリンタ2から排出される画像の
記録された用紙を搬入ローラで導入して、用紙に対して
後処理を施す。その後処理としては、ステープル処理、
ソート処理等があるが、ここに例示されている装置は、
3つの排出トレイ51(151,152,153)を備
えた構成であって、必要に応じて、ゲート52,53に
より用紙を排出する排出トレイ51を切り替えてシート
を排出し、例えば、上段の排出トレイ151をコピーモ
ード時の用紙の排出に使用し、中段の排出トレイ152
をプリントモード時の用紙の排出に使用し、下段の排出
トレイ153をファクシミリ印字モード時の用紙の排出
に使用するというように、用途別に区分けして排出でき
るように構成されている。
【0040】スキャナ部3は、シート物の原稿を自動原
稿搬送装置4により自動的に供給して1枚ずつ順次露光
走査して原稿画像を読み取る自動読み取りモードと、ブ
ック物の原稿、もくしは、自動原稿搬送装置4により自
動供給が不可能なシート物の原稿をマニュアル操作によ
って、セットして、原稿画像を読み取る手動読み取りモ
ードとを備えている。
【0041】そして、透明な原稿載置台30上にセット
された原稿の画像を、相互に所定の速度関係で原稿載置
台30に沿って移動する第1走査ユニット31及び第2
走査ユニット32で露光走査うおこない、ミラーや結像
レンズ33等の光学部品で導いて光電変換素子34上に
結像させることで、原稿画像を電気信号に変換した後出
力する。
【0042】次いで、自動原稿搬送装置4は、原稿セッ
トトレイ40上に載置された原稿を原稿載置台30上に
向かって搬送し、走査後の原稿を原稿搬出トレイ42に
排出する原稿搬送手段41を備えている。また、自動供
給が不可能なシート物の原稿を原稿載置台30上に載置
して走査可能なように、装置奥側を支点として上方に回
動して、装置の手前側が開放するように構成されてい
る。
【0043】中継ぎ搬送ユニット8は、プリンタ2の頂
部に設けられた排紙トレイ29の上部に装着され、プリ
ンタ2から排出される画像が記録された用紙を、プリン
タ2の下流側に位置するシート後処理装置5に向けて導
入するための搬送ユニットである。また、この中継ぎ搬
送ユニット8の用紙搬送経路84の途中で、用紙を該ユ
ニットの上面82とシート後処理装置5の上面54とで
形成された排出トレイ9に用紙を導入する別の用紙搬送
路83が分岐して形成されている。2つの排出先は、搬
送路の分岐部に配置されたゲート81の切り替え操作に
より変更可能となっている。
【0044】このように機能が拡大された画像形成シス
テムを具備した画像形成装置1にあっては、プリンタ2
本体に装備されている用紙収納トレイ210に収納され
た用紙の他に、多段給紙ユニット6の上段に設けた用紙
収納トレイ610、およびタンデム給紙装置10内の2
つのリフトトレイ103,113に収納された用紙をそ
れぞれ、択一選択して画像を印字することができるだけ
でなく、その2つのリフトトレイ103,113にまた
がるように収納した大量の大サイズの用紙にも、画像印
字をおこなうことができる。
【0045】このようなタンデム給紙装置10を設けた
ことにより、2つのリフトトレイ103,113で構成
される小サイズの用紙収納部の構造を大きく変化させる
ことなく、大サイズ用紙の収納と給紙を可能とし、顕著
な省スペース化を実現できると共に、部品点数を大幅に
削減することもできる。そして、用紙サイズの切り替え
に要する手間も少なくなり、かつ、サイズの認識を確実
におこない、サイズの誤認をなくし、サイズの切り替え
操作を確実におこなうことができる。
【0046】なお、大サイズの用紙を複数の用紙収納部
にまたがらせて収納できるように構成する場合、実施の
形態では、用紙収納部、リフトトレイおよび分離給送手
段をそれぞれ一対(2つ)設けた場合について説明して
いるが、本発明は、これに限定されることなく、これら
を、3つ以上設けてもよい。また、これらの数に対応さ
せて、仕切り部材を設ければよい。例えば、用紙収納
部、リフトトレイおよび分離給送手段を3つ設ける場合
には、仕切り部材は2つ設ければよい。
【0047】
【発明の効果】(1)並列に配置された用紙収納部に
は、小サイズの用紙を収納可能することができ、かつ、
その用紙収納部の2つ以上にまたがせて、大サイズの用
紙を収納できるようにしたので、並列に配置された小サ
イズの用紙収納部の構造を大きく変化させることなく、
大サイズ用紙の収納および給紙も可能となり、省スペー
ス化、および給紙装置の共用、または部品点数の削減が
可能となる。また、サイズの切り替えに要する手間も少
なくて済む。
【0048】(2)着脱自在な仕切り部材と、仕切り部
材有無センサを設けたので、大サイズの用紙を収納する
ために、仕切り板を移動させると、仕切り部材有無セン
サによって検知されるので、大サイズの用紙を収納する
ことを確実に確認することができる。従って、用紙サイ
ズの誤認識等の不具合の発生を排除できると共に、用紙
サイズの認識とサイズの切り替え作業を簡略化し、かつ
確実にすることができ、かつ、装置の構成を簡易なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る給紙装置を具備した画
像形成装置の一例を示す全体構成図である。
【図2】同要部拡大構成図である。
【図3】同タンデム給紙装置の構成図である。
【図4】同タンデム給紙装置の動作説明図である。
【図5】同タンデム給紙装置の動作説明図である。
【符号の説明】
14−用紙収納部 15−用紙収納部 18−仕切り部材(仕切り板) 19−仕切り部材有無センサ(仕切り板有無センサ) 101−分離給送手段(第1分離給送手段) 111−分離給送手段(第2分離給送手段) 103−リフトトレイ(第1リフトトレイ) 113−リフトトレイ(第2リフトトレイ)
フロントページの続き (72)発明者 長田 甚一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 GA01 GB01 GC01 GD01 HC22 HD07 HD09 HD16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平方向に並列配置される複数の用紙収
    納部と、前記各用紙収納部の上方に配置され、前記各用
    紙収納部に収納された最上部の用紙を送給する分離給送
    手段と、前記各用紙収納部に設けられて前記分離給送手
    段により用紙が給送可能となる位置に上昇するリフトト
    レイと、前記用紙収納部の2つ以上にまたがって大サイ
    ズの用紙が収納された時、前記大サイズの用紙がまたが
    って収納された前記各用紙収納部のリフトトレイの相互
    の位置関係を、略水平状態に保持して上下動作させる制
    御部とを設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記小サイズの用紙を収納する少なくとも
    2つ以上の用紙収納部間に設けた着脱自在な仕切り部材
    と、その仕切り部材の有無を検知するための仕切り部材
    有無センサとを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の給紙装置。
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