JPH10324429A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH10324429A
JPH10324429A JP9133521A JP13352197A JPH10324429A JP H10324429 A JPH10324429 A JP H10324429A JP 9133521 A JP9133521 A JP 9133521A JP 13352197 A JP13352197 A JP 13352197A JP H10324429 A JPH10324429 A JP H10324429A
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JP
Japan
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copying paper
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JP9133521A
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Tomoji Tanaka
智二 田中
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列搬送可能であって、大サイズの複写紙の
セットを可能にすると共に、大量の複写紙を収容可能な
給紙カセットを有する給紙装置を提供すること。 【解決手段】 第1複写紙載置台61aと第2複写紙載
置台61bは、それぞれ独立した昇降機構を備え、大量
の複写紙を収容可能としている。並列搬送モードでは、
第1複写紙載置台61aと第2複写紙載置台61bにそ
れぞれ複写紙をセットし、仕切板64を前方側壁672
から突出させ複写紙束の倒れを防止し、第1複写紙載置
台61aと第2複写紙載置台61bを個別に昇降制御す
る。大サイズの複写紙をセットする通常搬送モードで
は、仕切板64を前方側壁672方向に退避させ、第1
複写紙載置台61aと第2複写紙載置台61bの高さを
一致させた状態で昇降制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、並列して
搬送される複数の記録シートに同時に画像を形成するこ
とができる複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置
に使用され、複写紙などのシートを並列に給送可能な給
紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、特にデジタル複写
機においては、短時間でより多くのコピーをおこなうた
めにコピー速度の高速化が要求されてきた。このよう
に、コピー速度を高速化するためには、感光体ドラムや
その周辺部の回転速度、光学系の走査速度などコピープ
ロセスの関係各部を全て高速化する必要がある。しかし
ながら、高速化対応に伴って複写機が大型化、複雑化し
コストの高いものとなってきた。
【0003】そこで、例えば、特開平2ー24673号
公報には、2枚の複写紙を並行に搬送して各複写紙に同
時に画像を形成する複写機が開示されている。図11
は、この複写機の画像形成部の要部を示す斜視図であ
る。光学系907による露光走査によって感光体ドラム
910の表面の画像形成位置Sa、Sbに2つの静電潜
像が形成され、この静電潜像を図示しない現像器によっ
て現像することにより感光体ドラム910の表面にトナ
ーによる可視像が形成される。
【0004】一方、給紙カセット911には、複写紙9
12a、912bが並列してセットされており、これら
の複写紙が上記感光体ドラム910表面における作像動
作に同期して、搬送ベルト908によって並列して給紙
され、転写チャージャ909の静電力により上記画像形
成位置Sa、Sbのトナー像がそれぞれの複写紙に転写
される。
【0005】その後、図示しない定着装置によりトナー
像が複写紙に定着されて図外の排紙トレイ上に排出され
る。このように並列転写可能な複写機においては、1回
の作像動作において同時に2枚の複写紙への転写が可能
となるので、コピーの処理速度を倍加できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
並列転写可能な複写機の給紙カセットにおいては、複写
紙を並列にセットするために中央を仕切板で分割した構
成になっており、これよりも大きなサイズの複写紙をセ
ットして通常の1枚のみの給送をすることは出来なかっ
た。
【0007】このような問題を解消するため、例えば、
特開昭61ー188553号公報に開示されている並列
転写可能な複写機においては、脱着可能な並列搬送用の
簡易カセットを設け、この簡易カセットを取り外すこと
により、通常の給紙トレイとして複写紙をセット出来る
ようになっている。図12(a)と(b)は、この簡易
カセット901と給紙トレイ905の要部を示す斜視図
である。同図(a)に示すように簡易カセット901の
略中央部には仕切板902が立設され、それにより分割
されたそれぞれの収納部903、904に複写紙を並列
にセットできるように構成されている。
【0008】また、同図(b)に示すように給紙トレイ
905に矢印方向に移動可能に設けられたサイドガイド
906は、通常の複写作動時にはセットされた複写紙の
端面に当接し、前記簡易カセット901のセット時には
この簡易カセット901の端面に当接させるように構成
されている。図12(c)は、この簡易カセット901
を給紙トレイ905にセットした斜視図である。このよ
うに、並列搬送を行う場合は簡易カセット901を給紙
トレイ905にセットし、また、通常の給紙トレイとし
て使用する場合は給紙トレイ905から簡易カセット9
01を取り外すことで、1つの給紙トレイでもコピー態
様に応じて使い分けが行える。
【0009】しかし、このような方法では、並列搬送を
行うために簡易カセット901を給紙トレイ905にそ
の都度セットする必要があり、使用者にとってはその作
業が煩わしい。よって、コピーの作業効率が悪くなる。
また、簡易カセット901を使用しないときには、別の
場所に保管する必要があり保管場所を用意しなければな
らないし、保管場所を用意しても必ずしもその場所に簡
易カセット901が保管されているとはいえず、その場
所になければ使用者はいちいち捜さなければならないた
め不便である。
【0010】さらに、この簡易カセット901は、1枚
の底板に仕切板902が立設されただけの構成であるた
め、セットされたそれぞれの複写紙束の高さが異なって
いるといずれかの複写紙束の最上面がピックアップロー
ラに接触しない場合があり同時に並列搬送を行えないこ
とが生じるおそれがある。一方、図11の前記給紙カセ
ット911は、底板に配設されたコイルバネ(図示せ
ず)によりそれぞれの複写紙912a、912bが上方
に付勢されるようになっているため前記のようなことが
生じるおそれはない。しかしながら、一般に、並列転写
可能な複写機がコピーの高速処理化のために導入される
からには、その給紙装置についても頻繁に複写紙を追加
する必要がないように大容量であることが望まれるが、
前記給紙カセット911に配設されているコイルバネで
は、その押し上げ高さや付勢力に限界があるため大容量
の複写紙をセットする場合にはとても対応できない。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、給紙トレイに複写紙を並列にセットし
て並列搬送として使用する場合(以下、「並列搬送モー
ド」という)と大サイズの複写紙をセット可能な通常の
給紙トレイとして使用する場合(以下、「通常搬送モー
ド」という)とでその切替が容易で、セットされた複写
紙の容量に関係なく円滑な並列搬送を実行出来る給紙装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、記録シートをピックアップローラによっ
て繰り出して複数の搬送路に並列して給送可能な給紙装
置であって、各搬送路にそれぞれ対応させて設置された
シート載置台と、載置されたシート面をピックアップロ
ーラの高さまで上昇させるため各シート載置台ごとに設
けられた昇降手段と、各シート載置台間の仕切位置と退
避位置との間で移動可能に設けられた仕切部材と、前記
仕切部材の位置を検出する仕切部材検出手段と、前記仕
切部材検出手段により仕切部材が前記仕切位置に位置す
ることが検出された場合には、その仕切部材に隣接する
シート載置台の高さを個別に制御し、前記仕切部材検出
手段により仕切部材が前記仕切位置に位置しないことが
検出された場合には、その仕切部材に隣接するシート載
置台の高さを一致させた状態で昇降制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】さらに前記各シート載置台上のシートの有
無を検出するシート検出手段を備え、前記制御手段は、
前記仕切部材検出手段により前記仕切部材が仕切位置に
位置しないことを検出した場合でも、前記シート検出手
段によりその隣接するシート載置台のうちいずれかにシ
ートが載置されていないことを検出すれば、シートが載
置されているシート載置台を個別に昇降制御することを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給紙装置を並
列転写可能なデジタル複写機に用いた場合について説明
する。図1は、当該デジタル複写機(以下、単に「複写
機」という。)の全体の構成を示す図である。
【0015】同図に示すように、当該複写機は、原稿自
動搬送装置10と、画像読取部30と、プリンタ部40
と、給紙部60とから構成される。原稿自動搬送装置1
0は、原稿給紙トレイ11にセットされた複数の原稿
を、給紙ローラ12、捌きローラ13、捌きパッド14
によって1枚ずつ給紙し、搬送ベルト15により画像読
取部30のプラテンガラス35上に搬送し、画像読取部
30によって画像を読み取られた後、再び、搬送ベルト
15により、同図の右方向に搬送し、排紙ローラ16を
経て原稿排紙トレイ17上に排出する公知の装置であ
る。
【0016】画像読取部30は、スキャナモータM2の
駆動により図1の矢印方向に移動するスキャナ31があ
る。このスキャナ31は、原稿を照射する露光ランプ3
2と、当該原稿からの反射光を電気信号に変換する密着
型のCCDイメージセンサ(以下、単に「CCDセン
サ」という。)33を備えている。スキャナ31の露光
ランプ32で照射された原稿の画像は、CCDセンサ3
3において光電変換されて電気信号となり制御部100
に送られる。当該電気信号は、制御部100においてA
/D変換されてデジタル信号となり、制御部100内の
画像メモリ131(図8参照)に格納され、必要に応じ
て読み出されレーザダイオード41の駆動信号に変換さ
れる。
【0017】プリンタ部40は、感光体ドラム45を中
心にして、その表面を露光する光学系と、露光された画
像を顕像化して複写紙上に再現する画像プロセス系など
からなる。光学系では、上記制御部100から出力され
た駆動信号により光学系のレーザダイオード41の出力
が変調され、出力されたレーザ光は、ポリゴンモータ4
3により定速で回転されるポリゴンミラー42のミラー
面で反射されてfθレンズ44を通過し、所定の折り返
しミラーに反射されて感光体ドラム45の表面を露光走
査し静電潜像を書き込む。
【0018】画像プロセス系では、帯電チャージャ4
6、現像器47、転写チャージャ48、分離チャージャ
49、クリーナ50、イレーサランプ51が感光体ドラ
ム45の周囲に配設され、周知の電子写真の技術により
給紙部60から繰り出された複写紙に対して画像を形成
する。すなわち、感光体ドラム45は、クリーナ50、
イレーサランプ51により感光体表面の残留トナーと残
留電荷を除去された後、帯電チャージャ46により一様
に帯電され、前記光学系による露光走査で静電潜像が形
成される。感光体ドラム45上の静電潜像は、現像器4
7により現像され、トナー像が形成された後、形成され
たトナー像が感光体ドラム45下方の転写チャージャ4
8により給紙部60から繰り出された複写紙に転写され
る。
【0019】図2は、上記プリンタ部40における感光
体ドラム45と、その周辺の要部の構成を示す斜視図で
あって、並列搬送時の画像形成の様子を示している。説
明の便宜上、折り返しミラーやクリーナ50などは省略
されている。レーザダイオード41から出力されたレー
ザ光は、ポリゴンミラー42、fθレンズ44を経て、
並列搬送された複写紙に対応してその画像形成位置S
a、Sbに静電潜像を書き込む。感光体ドラム45上の
静電潜像は、前記と同様に現像器47により現像され転
写チャージャ48によって複写紙に転写される。
【0020】図1に戻って、前記画像プロセス系によっ
て、トナー画像の形成された複写紙は、搬送ベルト52
により定着装置53まで搬送され、内部にヒータを備え
た定着ローラ54で加熱圧着されることによりトナーが
定着される。定着後の複写紙は、排紙ローラ55によっ
て排出され排紙トレイ56に排出される。給紙部60
は、本複写機内に設けられた複数の給紙カセット65、
66と本複写機下部に設置され複写紙を並列にセット可
能なオプションの給紙カセット67とから構成され、そ
れぞれに所定サイズの複写紙がセットされている。給紙
カセット67に並列にセットされた複写紙62a、62
bは、ピックアップローラ63a、63bにより同時に
繰り出されて搬送され、タイミングローラ57を経て、
感光体ドラム45下方の転写位置に搬送される。一方、
給紙カセット65、66にセットされた複写紙651、
661は、それぞれピックアップローラ652、662
により繰り出されて搬送され、上記と同様に転写位置に
搬送される。
【0021】給紙カセット67は、図3に示すように前
側に引き出すことが可能であり、並列搬送される複写紙
の手前側と奥側の搬送路に対応して、A4サイズの複写
紙をたて方向(用紙の長辺が搬送方向と同じ方向)に収
容可能となっている。また、複写紙62a、62bは、
給紙カセット67の前方側壁672内面に当接させてセ
ットされ、仕切板64は積載されたそれぞれの複写紙束
が接触しないように複写紙束の間に設けられ、それぞれ
の複写紙束を分離している。
【0022】図4は、当該給紙カセット67を図3の矢
印A方向から見た一部破断図である。給紙カセット67
は、進退可能な仕切板64とそれぞれ独立して昇降可能
な第1、第2複写紙載置台61a、61bとを備えてい
る。仕切板64は、図示しないレールに沿ってスライド
可能に保持されており、並列搬送モードの場合には、給
紙カセット67の前方側壁672の中央縦方向に設けら
れたスリット68から内方に突出し(以下、この位置を
「突出位置」という。)、通常搬送モードでは、前方側
壁672内面から突出しないように前方側壁672より
外側に待避し(以下、この位置を「退避位置」とい
う。)、各モードに応じてそれぞれの所定位置に切り替
えられる。
【0023】すなわち、並列搬送モードの場合には、仕
切板64を突出位置に移動させ、第1、第2複写紙載置
台61a、61b上にそれぞれセットされた複写紙束が
接触しないように分離し、複写紙束の倒れを防止してい
る。また、このモードでは、第1、第2複写紙載置台6
1a、61b上にセットされた複写紙束の高さがそれぞ
れ異なっていても並列搬送が実行できるように第1、第
2複写紙載置台61a、61bの高さを個別に昇降制御
するようになっている。
【0024】一方、通常搬送モードの場合には、通常の
給紙カセットとして使用し、並列搬送モードの場合より
大きなサイズの複写紙、例えばA3サイズの複写紙をよ
こ方向(用紙の短辺が搬送方向と同じ方向)にセットす
ることを可能にするために、仕切板64を退避位置に移
動させ、第1、第2複写紙載置台61a、61bの高さ
を一致させた状態で昇降制御し、1枚の載置台として機
能させる。
【0025】第1、第2複写紙載置台61a、61bの
下部に設置されたSE6、SE7は、それぞれ反射式の
光電センサからなる複写紙検出センサであって、各第
1、第2複写紙載置台61a、61b上の複写紙の有無
を検出する。例えば、複写紙検出センサSE6、SE7
は、発光素子と光電変換素子の組合せからなり発光素子
から発光された光が当該第1、第2複写紙載置台61
a、61bにセットされた複写紙面に反射して光電変換
素子に検出され、その検出信号により複写紙の有無が判
定される。複写紙検出センサSE6、SE7によって、
各第1、第2複写紙載置台61a、61b上に複写紙が
無いことが検出されると、第1、第2複写紙載置台61
a、61bは、後述の下限位置で保持されるように制御
される。
【0026】SE8とSE9は、給紙カセット67の上
方に設置され、それぞれ発光素子と受光素子及び揺動レ
バーを配設したフォトセンサであって、第1、第2複写
紙載置台61a、61bにセットされた複写紙の上面に
よって前記揺動レバーが押されると、発光素子と受光素
子の間に揺動レバーが介在し発光素子から発光された光
が遮蔽され受光素子に入射されなくなり複写紙の上面を
検出する。第1、第2複写紙載置台61a、61b上に
複写紙がセットされると複写紙上面検出センサSE8と
SE9が複写紙上面を検出するまで第1、第2複写紙載
置台61a、61bは、自動的にそれぞれ上昇する。複
写動作が開始されると、給紙カセット67の上方にそれ
ぞれ設置されたピックアップローラ63a、63bによ
り最上面の複写紙が次々に複写機内に送り込まれる。複
写動作に伴い最上面の複写紙が次々に送り込まれ、複写
紙上面検出センサSE8またはSE9のいずれか、また
は両方が複写紙上面を検出できなくなると、再検出する
まで第1または第2複写紙載置台61a、61bのいず
れか、または両方を自動的にそれぞれ上昇させ、複写紙
の最上面高さが複写中ほぼ一定になるように保ってい
る。SE5は、給紙カセット底板671に設置された反
射式の光電式センサであって、仕切板64が突出位置の
状態であるか退避位置の状態であるかを検出する。
【0027】図5は、図4の給紙カセット67において
BB線における前方側壁672の矢視縦断面図であり、
仕切板64の待避位置での保持機構を示している。ここ
で、突出位置の仕切板を実線で、退避位置の仕切板を一
点鎖線で示す。仕切板64は、給紙カセット底板671
に固定されたレール(図示せず)に沿って同図の左右方
向にのみスライド可能に保持されており、スプリング6
47によって突出位置方向に付勢されている。このよう
にスプリング647による付勢力を付与しているのは、
複写紙を並列にセットする際に突出位置にある仕切板6
4が複写紙束のズレ等により容易に前方側壁672内に
押し込まれると、それぞれの複写紙束を分離し、複写紙
束の倒れを防止するという仕切板64の本来の意味が損
なわれるからである。
【0028】給紙カセット67の前方側壁672には、
仕切板64を退避位置で保持させる保持レバー643と
その保持レバー643を揺動可能に軸支する支持金具6
42とが設けられている。支持金具642は、保持レバ
ー643を前後から挟み込むように前方側壁672にネ
ジ等で固定される。保持レバー643は、通常、自重に
より規制板644に当接している。また、保持レバー6
43の先端には、突起部646が設けられている。仕切
板64の上端には、切欠け641が設けられており、仕
切板64を突出位置から退避位置の方向に移動させると
保持レバー643の突起部646がその切欠け641に
係合することにより仕切板64は、退避位置で保持され
る。
【0029】一方、退避位置の状態で保持レバー643
の左端部645を押下すると保持レバー643の突起部
646が持ち上がり、仕切板64の突起部646は、係
合が解除され、スプリング647の付勢力によって突出
位置に戻される。このように保持レバー643により仕
切板64を前方側壁672内面から突出しないように退
避位置に保持しているため、複写動作に伴いセットされ
た複写紙が少なくなっても、仕切板64はスプリング6
47の付勢力により前方側壁672内面から突出し、複
写紙を同図の左方向へ移動させることがなくなる。
【0030】図6は給紙カセット67を図3の矢印A方
向から見た昇降駆動部673の構成を示す斜視図であ
る。なお、同図においては、説明の便宜上、昇降駆動部
673内の第1、第2複写紙載置台61a、61bの昇
降機構のみが示されている。第1、第2複写紙載置台6
1a、61bは図示しないレールに沿って垂直方向にの
み移動可能に保持されている。
【0031】以下、第1複写紙載置台61aの昇降機構
について説明する。昇降駆動部673内の側板674に
軸支されたプーリ69a、70a、71aと歯車付きプ
ーリ75aの間には、ワイヤ74aが掛け渡されてお
り、ワイヤ74aの途中に第1複写紙載置台61aの端
部が2つのワイヤ固定板73aで固定されている。この
ような構成において、パルスモータPM1を回転駆動さ
せると、ピニオン72aを介して歯車付きプーリ75a
が回転し、ワイヤ74aが駆動され第1複写紙載置台6
1aが昇降する。上記プーリとワイヤの構成は、前方側
壁672内にも同様に設けられており(図示せず)、歯
車付きプーリ75aと同軸上に連結された駆動軸(図示
せず)を介して動力が伝達され、第1複写紙載置台61
aを水平に保った状態で昇降させる。
【0032】SE10は、昇降駆動部673内の側板6
74に取り付けられた発光素子と受光素子を併せ持つフ
ォトセンサであって、第1複写紙載置台61aの下限位
置を検出するための下限位置検出センサであり、第1複
写紙載置台61aに取り付けられた遮蔽板(図示せず)
によりON、OFFされる。第1複写紙載置台61aが
下降し遮蔽板により載置台下限検出センサSE10がO
Nされると後述の給紙制御部に知らせ、その位置が下限
位置と決定される。給紙制御部は、下限位置以下に第1
複写紙載置台61aを下降させないように制御する。
【0033】一方、第2複写紙載置台61bの昇降機構
は、第1載置台の場合と同様であるが第1載置台とは独
立して構成され、第1、第2複写紙載置台61a、61
bは、それぞれ個別に昇降可能になっている。また、載
置台下限検出センサSE10、11は、第1、第2複写
紙載置台61a、61bのそれぞれの高さが下限位置で
一致するように取り付けられる。通常搬送モードでは、
第1、第2複写紙載置台61a、61bを一枚の載置台
として機能させるために下限位置で高さを一致させ、第
1、第2載置台61a、61bの下限位置からの移動距
離は、各パルスモータPM1、PM2を回転駆動させる
パルス数が同一になるよう制御することにより、各載置
台の高さを一致させた状態で昇降させるようになってい
る。
【0034】図7は、当該給紙カセット67を図3の矢
印A方向から見た一部破断図であって、並列搬送モード
と通常搬送モードでセットされた複写紙の状態をそれぞ
れ示している。同図(a)は、並列搬送モードで複写紙6
2a、62b、たとえばA4サイズをたて方向に並列に
セットした場合を示し、仕切板64によりそれぞれの複
写紙束が分離され、複写紙束の倒れを防止している。
【0035】一方、同図(b)は、通常搬送モードで、大
サイズの複写紙76、たとえばA3サイズをよこ方向に
セットした場合を示し、このとき仕切板64は給紙カセ
ット67の前方側壁672内に退避し、大サイズの複写
紙をセット可能にしている。なお、図2におけるSE1
a、SE1b、SE2a、SE2bおよび図1のSE3
a、SE3b、SE4a、SE4bは、ジャム検出セン
サであって、それぞれ各搬送路に搬送された複写紙の通
過を検出する。さらに、画像読取部30の前面の操作し
やすい位置(図1の破線)には、操作者が各種のコピー
モードを設定するための操作パネル34が設けられてお
り、この操作パネル34には、コピー枚数やコピー倍率
などを入力するためのテンキーや、コピー動作を開始さ
せるスタートキー、並列搬送モードなど設定されたコピ
ーモードを表示するための表示部などが備えられてい
る。
【0036】次に、上記複写機の内部に設置される制御
部100の構成を図8のブロック図により説明する。同
図に示すように制御部100は、画像読取制御部110
と、画像信号処理部120と、メモリ制御部130と、
プリンタ制御部140と、給紙制御部150と、メイン
制御部160等とからなる。
【0037】各制御部は、それぞれCPUを中心として
構成されると共に、それぞれの制御に必要なプログラム
を格納したROMおよびプログラム実行時のワークエリ
アとなるRAMが設けられており、コマンドラインCL
を介して、相互にデータやコマンドの授受を行うように
なっている。画像読取制御部110は、上記原稿自動搬
送装置10および画像読取部30の動作を制御して原稿
の読取を実行させるものである。読み取られた原稿の画
像データは、画像信号処理部120に送られる。
【0038】画像信号処理部120は、A/Dコンバー
タ、シェーディング補正部、MTF補正部や、γ補正部
などを備えており、入力された原稿の画像データは、各
部の処理を加えられた後に、メモリ制御部130に転送
される(画像データD1)。メモリ制御部130は、上
記画像データD1を2値化し、あるいはさらに符号化し
て、画像メモリ131に格納すると共に、メイン制御部
160からの指示を受けて、画像メモリ131から画像
データを読み出し、プリンタ制御部140に送る(画像
データD2)。
【0039】プリンタ制御部140は、上記画像メモリ
131から読み出された画像データD2について、内部
のROMに格納された制御プログラムに基づいてプリン
タ部40の各部の動作を制御して印字を実行する。給紙
制御部150は、給紙部60各部の動作を制御するもの
であって、図9のブロック図に示すように、CPU15
3と、当該CPU153の制御を受けて上記パルスモー
タPM1とPM2をそれぞれ駆動するための第1、第2
パルスモータ駆動回路154、155と、当該制御プロ
グラムを格納するROM151と、現在の動作状態やメ
イン制御部160からの指示内容などを一時記憶するた
めのRAM152、及び拡張I/O156等からなる。
【0040】このCPU153には、拡張I/O156
を介して上述の各検出センサSE2a(2b)〜11の
検出信号が入力されており、これらの信号を受けてRA
M152内の制御プログラムに基づいて給紙カセット6
7の動作を制御し、第1、第2複写紙載置台61a、6
1bの高さを並列搬送モードでは個別に、通常搬送モー
ドでは一致させて各モードに応じた給紙動作を実行す
る。
【0041】また、メイン制御部160は、操作パネル
34からの各種のキー入力を受け付け、設定されたコピ
ーモードを各制御部110〜150に報告し、全体を統
一的に制御する。次に、給紙制御部150による給紙カ
セット67における並列搬送モードと通常搬送モードの
判別制御動作を、図10のフローチャートに基づき説明
する。
【0042】まず、給紙制御部150のCPU153
は、第1複写紙載置台61a上の複写紙の有無を複写紙
検出センサSE6の検出信号に基づき判定する(ステッ
プS1)。ステップS1において、第1複写紙載置台6
1a上に複写紙があることを検出した場合は、CPU1
53は、第2複写紙載置台61b上の複写紙の有無を複
写紙検出センサSE7の検出信号に基づき判定する(ス
テップS2)。ステップS2において、第2複写紙載置
台61b上にも複写紙があることを検出した場合は、仕
切板64が突出位置であるか待避位置であるかを仕切板
検出センサSE5の検出信号に基づき判定する(ステッ
プS4)。仕切板64が突出位置である場合には、複写
紙が並列にセットされていると仮決定を行う。給紙部6
0には、給紙カセット67の出し入れによってON/O
FFされるリミットスイッチ(図示せず)が設けられて
おり、CPU153はこのリミットスイッチからの検出
信号により、引き出された給紙カセット67が元の位置
に戻されていることを判断すると、前記仮決定を確定さ
せ、並列搬送モードで第1、第2複写紙載置台61a、
61bの高さを個別に昇降制御する(ステップS5、S
6、S7)。また、ステップS6において、給紙カセッ
ト67が手前に引き出されていることを前記リミットス
イッチによって検出した場合には、前記仮決定を確定せ
ず制御手順はステップS1に戻る。
【0043】一方、ステップS4で仕切板64が待避位
置であると判定された場合には、複写紙が並列にセット
されていないと仮決定を行い、前記と同様に給紙カセッ
ト67が元に戻されていることを検出して、前記仮決定
を確定して通常搬送モードで第1、第2複写紙載置台6
1a、61bの高さを一致させて昇降制御する(ステッ
プS8、S9、S10)。また、ステップS9におい
て、給紙カセット67が引き出されていることを前記リ
ミットスイッチからの検出信号によって判断した場合に
は、前記仮決定を確定せず制御手順はステップS1に戻
る。
【0044】また、第1、第2複写紙載置台61a、6
1bのいずれかにのみ複写紙があることを検出した場合
には、仕切板64の位置に関係なく、複写紙は並列にセ
ットされていると仮決定を行う(ステップS1で
「Y」、ステップS2で「N」、ステップS5、または
ステップS1で「N」、ステップS3で「Y」、ステッ
プS5)。引き出された給紙カセット67が元の位置に
戻されていることを判断すると、前記仮決定を確定さ
せ、並列搬送モードで第1、第2複写紙載置台61a、
61bの高さを個別に昇降制御する(ステップS6、S
7)。
【0045】上述のように、複写紙がセットされていな
い複写紙載置台は、下限位置で待機するので、この個別
昇降制御により複写紙がセットされている複写紙載置台
だけが昇降制御される。なお、上述のようなモード判別
制御動作は、給紙カセット67を出し入れした時や電源
投入時などに実行されるものである。
【0046】以上、本発明に係る給紙装置を実施の形態
に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上述の実
施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような
変形例が考えられる。 (1)本実施の形態においては、2枚の複写紙を同時に
並列搬送する給紙カセット67について説明したが、3
枚以上の複写紙を並列搬送してそれぞれの複写紙に画像
形成が可能な複写機に装着する給紙カセットについても
適用可能である。給紙カセット67に3つ以上の搬送路
に対応した複写紙載置台とそれぞれの間に仕切板64を
設け、上記とほぼ同様の給紙制御を行うことで実行可能
である。
【0047】この場合は、3つ以上の複写紙載置台のう
ち複写紙載置台間の仕切板64が待避位置にあって、そ
の隣接する複写紙載置台のいずれかに複写紙がセットさ
れていない場合には、複写紙がセットされている複写紙
載置台を個別に昇降制御させる。 (2)上記実施の形態においては、並列搬送モードでは
A4サイズの複写紙を、通常搬送モードではA3サイズ
の複写紙をセットするように対応しているが、これらの
サイズに限られず、給紙カセット内の昇降載置台などの
構成を所定のサイズに変更することにより、AまたはB
系列のうち同系列で1サイズ異なる複写紙、例えば並列
搬送モードではB5サイズの複写紙を、通常搬送モード
ではB4サイズの複写紙をセットすることも可能であ
る。
【0048】(3)上記実施の形態においては、第1、
第2複写紙載置台により61a、61bの昇降機構とし
てワイヤ74a、74bを利用したが、このような方法
に限られず、例えば、各載置台61a、61bの基部を
ボルトで螺合すると共にレールに沿って垂直方向にのみ
移動可能に保持し、ボルトをそれぞれ回動させることに
より昇降駆動させるネジ送り機構を利用することも可能
である。
【0049】(4)上記実施の形態においては、仕切板
64の進退可能な機構として、仕切板64をスプリング
647により突出位置方向へ付勢するようにし、退避位
置においては、保持レバー643を設け保持させるよう
にしたが、これらの付勢、保持機構は操作者にとって仕
切板64の移動操作が便利になるように設けたものであ
って、必ずしも必要ではない。また、反対に例えば、モ
ータ、平歯車、ラックなどで構成された進退駆動機構を
設け、操作パネル34からの入力により仕切板64を自
動的に移動させるようにすればさらに便利である。
【0050】(5)上記実施の形態においては、仕切板
64を給紙カセット67の前方側壁672に設けたが、
この位置に限られないのはいうまでもなく、例えば、仕
切板64を給紙カセット67の前方側壁672に固定さ
れたレールに沿って搬送方向に対し直交方向にのみ移動
可能に保持させる。このような構成において、通常搬送
モードでA3サイズの複写紙をセットする場合は、仕切
板64を給紙カセット67の手前側いっぱいに移動さ
せ、並列搬送モードでA4サイズの複写紙を並列にセッ
トする場合は、複写紙の間に介在する位置に移動させる
ことにより実行可能である。この方法で、仕切板64を
所定の位置で固定可能にすれば、通常搬送モードでセッ
トできる複写紙サイズは上記A3サイズに限られず、例
えばB4やA4サイズの複写紙をよこ方向にセットする
ことも可能である。この場合は、給紙カセット67内に
複写紙サイズを検出するセンサを設け、仕切板64がB
4、またはA4サイズのよこ方向の位置にあっても複写
紙載置台と接触しないように複写紙載置台にスリットを
設け、複写紙載置台の昇降に支障のないように構成して
もよい。
【0051】(6)上記実施の形態においては、本発明
の給紙カセット67は、並列転写可能な複写機に装着さ
れるが、並列転写できない通常の複写機に装着すること
も可能である。上記実施の形態の給紙カセット67に加
えて、複写紙載置台にセットされた複写紙束を隣接する
複写紙載置台にそのまま横移動させる横移動機構と、仕
切板64を自動的に移動させることが可能な前述(4)
の進退駆動機構などを設ける。この場合は、複写機の搬
送路に対応した複写紙載置台から複写紙が給紙搬送さ
れ、その他の複写紙載置台からは複写紙が給紙されず複
写紙のセットのみ可能となる。コピー動作が開始され、
当該複写紙載置台の複写紙が順次給紙搬送された後、複
写紙が無くなると隣接する複写紙載置台との間の仕切板
を前記進退駆動機構により待避位置に移動させ、その複
写紙載置台上の複写紙束を前記横移動機構により当該複
写紙載置台にそのまま移動させることにより、コピー動
作を継続することが可能である。再度、当該複写紙載置
台の複写紙が無くなると、複写紙がセットされている他
の複写紙載置台から複写紙束を移動させコピー動作を継
続することは勿論である。ここで、前記横移動機構とし
て複写紙載置台内に駆動ローラと従動ローラ、各ローラ
に懸架された駆動ベルトなどを設け、当該駆動ローラを
回転駆動することにより駆動ベルトを回転させ、複写紙
載置台上の複写紙を移動させるようにしてもよい。勿
論、当該給紙カセットは、並列転写可能な複写機に装着
してもよい。
【0052】(7)上記実施の形態においては、複写紙
を複写紙載置台にセットする場合について述べたが、そ
の他例えば、OHP用のフィルムシートなど複写機によ
って転写でき、当該給紙カセット67にセットできる記
録シートであればよい。 また、本発明は、上述のデジ
タル複写機における給紙カセットのみならず、その他レ
ーザプリンタなどの画像形成装置においても適用可能で
ある。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明は、給紙
装置に各搬送路に対応して設置されたシート載置台と各
シート載置台間の仕切位置と退避位置との間で移動可能
な仕切部材とその位置検出手段、および各シート載置台
ごとに設けられた昇降手段を備えており、仕切部材が仕
切位置に位置すれば隣接するシート載置台の高さを個別
に昇降制御し、仕切位置に位置しなければ隣接するシー
ト載置台の高さを一致させて昇降制御するので、仕切部
材をいずれかの位置に切り換えるだけで並列搬送モード
と通常搬送モードを使い分けることが可能であり、並列
搬送モード時にその都度使用していた簡易カセットは不
要となって、操作者の使い勝手が向上した。また、各シ
ート載置台ごとに設けられた昇降手段により大容量のシ
ートを個別に昇降させることが可能となり、頻繁にシー
トを交換する必要がなくなった。
【0054】さらに、仕切部材が仕切位置に位置しない
場合でも、隣接するシート載置台のうちいずれかにシー
トがセットされていないことを各シート載置台に設けら
れたシート有無検出手段によって検出すると、シートが
セットされているシート載置台のみを個別に昇降制御す
るので、操作者の誤操作などによりいずれかのシート載
置台にシートがセットされていない場合には、昇降の必
要なシート載置台のみ合理的に昇降制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙カセットを含む複写機の実施
の形態における全体の構成を示す図である。
【図2】上記複写機の画像形成部の概略図である。
【図3】オプション給紙カセットを前方に引きだしたと
きの外観斜視図である。
【図4】上記給紙カセットの構成を示す一部破断図であ
る。
【図5】上記給紙カセットにおける仕切板の保持機構の
構成を示すための断面図である。
【図6】上記給紙カセットにおける昇降載置台の昇降機
構の構成を示すための斜視図である。
【図7】上記給紙カセットへのシート収納状態を示す一
部破断図である。
【図8】上記複写機における制御部のブロック図であ
る。
【図9】上記制御部における給紙制御部のブロック図で
ある。
【図10】上記給紙制御部の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】従来の並列転写可能な複写機の要部の構成を
示す斜視図である。
【図12】従来の並列転写可能な別の複写機の給紙カセ
ットの要部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 原稿自動搬送装置 30 原稿読取部 40 プリンタ部 60 給紙部 61 複写紙載置台 64 仕切板 65、66、67 給紙カセット 100 制御部 150 給紙制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートをピックアップローラによっ
    て繰り出して複数の搬送路に並列して給送可能な給紙装
    置であって、 各搬送路にそれぞれ対応させて設置されたシート載置台
    と、 載置されたシート面をピックアップローラの高さまで上
    昇させるため各シート載置台ごとに設けられた昇降手段
    と、 各シート載置台間の仕切位置と退避位置との間で移動可
    能に設けられた仕切部材と、 前記仕切部材の位置を検出する仕切部材検出手段と、 前記仕切部材検出手段により仕切部材が前記仕切位置に
    位置することが検出された場合には、その仕切部材に隣
    接するシート載置台の高さを個別に制御し、前記仕切部
    材検出手段により仕切部材が前記仕切位置に位置しない
    ことが検出された場合には、その仕切部材に隣接するシ
    ート載置台の高さを一致させた状態で昇降制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記各シート載置台上のシートの
    有無を検出するシート検出手段を備え、 前記制御手段は、前記仕切部材検出手段により前記仕切
    部材が前記仕切位置に位置しないことを検出した場合で
    も、前記シート検出手段によりその隣接するシート載置
    台のうちいずれかにシートが載置されていないことを検
    出すれば、シートが載置されているシート載置台を個別
    に昇降制御することを特徴とする請求項1記載の給紙装
    置。
JP9133521A 1997-05-23 1997-05-23 給紙装置 Pending JPH10324429A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134019A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011042494A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011042495A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012091896A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Kyocera Mita Corp 給紙装置および画像形成装置

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