JP2002037310A - 充填物付着防止蓋材およびその製造方法 - Google Patents

充填物付着防止蓋材およびその製造方法

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JP2002037310A
JP2002037310A JP2000230068A JP2000230068A JP2002037310A JP 2002037310 A JP2002037310 A JP 2002037310A JP 2000230068 A JP2000230068 A JP 2000230068A JP 2000230068 A JP2000230068 A JP 2000230068A JP 2002037310 A JP2002037310 A JP 2002037310A
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heat seal
adhesion
seal layer
nonionic surfactant
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Takeshi Narita
健 成田
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨーグルト、ゼリー、プリン、ムースなどの
充填物が付着しにくい充填物付着防止蓋材を提供する。 【解決手段】 アンカーコート層4を介して一体化され
た基材層とヒートシール層6とを備えた蓋材において、
ヒートシール層6を、付着防止効果を有する非イオン界
面活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含むポリ
オレフィンから形成し、厚さを10μmよりも厚くし、
アンカーコート層4と該ヒートシール層6との間にポリ
オレフィンからなる中間層5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばヨーグル
ト、ゼリー、プリン、ムースなどの食品関連の容器に好
適な充填物付着防止蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーグルト、ゼリー、プリン、ムースな
どは、例えば上方が開口した有底円筒状の容器に充填さ
れた後、この容器の開口部にシート状の蓋材が被せら
れ、この蓋材の周縁が、前記開口部の周縁に設けられた
フランジにヒートシールされて製品とされる。蓋材は、
例えば製品表側に配置される基材フィルム層の下に、接
着層を介してアルミニウム箔などの金属箔層が積層さ
れ、その下に接着層を介してポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィンなどからなるヒートシール層
が積層され、これらが一体化されたものなどが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヨーグ
ルト、ゼリー、プリン、ムースなどのような柔らかいゲ
ル状の食品を充填すると、充填物と接触する蓋材のヒー
トシール層に食品が付着しやすいという問題があった。
本発明は前記事情に鑑てなされたもので、ヨーグルト、
ゼリー、プリン、ムースなどの充填物が付着しにくい充
填物付着防止蓋材を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の充填物付着防止蓋材は、接着層を介して一
体化された基材層とヒートシール層とを備えた蓋材にお
いて、ヒートシール層が、付着防止効果を有する非イオ
ン界面活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含む
ポリオレフィンからなることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の充填物付着防止
蓋材の第1の例を示した断面図である。この充填物付着
防止蓋材は、基材フィルム層1と、接着層2と、金属箔
層3と、アンカーコート層4と、中間層5、およびヒー
トシール層6が順次、積層、一体化されて構成されてい
る。なお、本発明の基材層とは基材フィルム層1と金属
箔層3を指すものとする。用途によっては金属箔層3を
設けずに基材フィルム層1のみを用いることもできる
し、基材フィルム層1を設けずに金属箔層3のみを用い
ることもできる。
【0006】基材フィルム層1は一般に製品の表側に配
置されるもので、特に限定しないが、例えばポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ポリ塩化ビニル、セルロースアセテート
などの延伸、未延伸フィルム、またはセロハンなどの単
層または複合フィルム、あるいはこれらのフィルムと紙
などをラミネートしたものなどを例示することができ
る。また、必要に応じて印刷などが施されたものを用い
ることができる。
【0007】接着層2は、上下に位置する層との接着性
が良好であれば特に限定せず、一般的な接着剤を用いる
ことができる。例えば、ドライラミネーションなどに用
いるポリエステル、ポリエステルポリウレタン、ポリエ
ーテル、ポリエーテルポリウレタン、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体などから選ばれるプラスチックとポリイ
ソシアネートなどの硬化剤を用いる二液反応型接着剤
や、ポリエーテルポリウレタンポリイソシアネート系、
ポリエステルポリウレタンポリイソシアネート系一液反
応型接着剤などを例示することができる。また、後述す
るように充填物付着防止蓋材の製造時に溶融樹脂から中
間層5を形成する場合は、金属箔層3と中間層5との間
にアンカーコート層4を設けることが好ましい。なお、
アンカーコート層4は基材層とヒートシール層6との間
の接着層である。アンカーコート剤としては、チタネー
ト系、イソシアネート系、ポリエチレンイミン系などの
一般的なものを例示することができる。
【0008】金属箔層3はガスバリアー性、遮光性など
を付与するものであって、アルミニウム箔などが用いら
れる。特にヨーグルトを充填する場合は遮光する必要が
あるため、アルミニウム箔が好適である。ヒートシール
層6は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレ
フィンに付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は
疎水性添加物の少なくとも1種が添加されたものから形
成されている。この例においてはポリエチレンが用いら
れている。そのため、この充填物付着防止蓋材のヒート
シールの温度はポリエチレンの融点以上の温度とされ
る。ポリエチレンは比較的融点が低く、ヒートシールの
温度が比較的低温でよいため、作業性、効率の観点から
好ましい。
【0009】一方、符号11は容器である。この容器1
1は、上方が開口した有底円筒状のもので、開口部12
の周縁にはフランジ13が設けられている。容器11の
材料はヒートシール層6との接着性、ヒートシールの温
度などによって選択される。この例においては、ヒート
シール層6のベースポリマーがポリエチレンであるた
め、容器11はポリエチレン、紙、少なくともヒートシ
ール面にポリエチレン被覆が施された紙などから形成さ
れている。
【0010】ところで、本発明者らは、容器11に充填
した充填物と接触するヒートシール層6を、付着防止効
果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少な
くとも1種を配合したポリオレフィンから形成すること
により、ヒートシール層6に充填物が付着しにくくなる
ことを見出した。しかし、従来どおりに金属箔層3と、
ポリエチレンをベースポリマーとするヒートシール層6
とを接着層(アンカーコート剤や接着剤)のみを介して
一体化した後にエージングすると、ヒートシール層6の
材料によっては前記付着防止効果を有する非イオン界面
活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種が接着層中の
物質と反応し、付着防止効果が低下することがわかっ
た。付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水
性添加物の少なくとも1種と反応するのは、接着層中の
残留溶剤などであると考えられる。なお、金属箔層3と
ヒートシール層6とを一体化するために、接着層により
一体化した後のエージングは必須の工程である。
【0011】そこで、本発明者らが鋭意検討した結果、
ヒートシール層6と金属箔層3との間に所定の厚さのポ
リオレフィンからなる中間層5を設けて付着防止効果を
有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少なくと
も1種と反応すると考えられる残留溶剤などがヒートシ
ール層6付近に存在しないようにすることにより、ヒー
トシール層6にポリエチレンを用いても付着防止効果の
低下を抑制できることがわかった。
【0012】この例において、製造時の温度設定などが
容易であるため、中間層5はヒートシール層6のベース
ポリマーと同様にポリエチレンから形成されている。中
間層5とヒートシール層6に用いるポリエチレンは、ホ
モポリマー、コポリマーのいずれであっても良い。具体
的には、例えば低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチ
レン、α−オレフィンとの共重合体、酢酸ビニルとの共
重合体、アクリル酸との共重合体、アクリル酸エステル
との共重合体、アイオノマーなどを挙げることができ
る。α−オレフィンとしては、ブテン−1、ヘキセン−
1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1などを例示
することができる。
【0013】ヒートシール層6に配合する付着防止効果
を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物として
は、例えばグリセリン酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポ
リオキシプロピレン・ポリオキシエチレンブロックポリ
マー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、脂肪酸アミドなどの非イオン界面活
性剤などを挙げることができる。
【0014】グリセリン脂肪酸エステルは、グリセリン
と脂肪酸とのエステル化生成物である。エステル化度は
特に限定しないが、モノエステル、ジエステルが好まし
い。具体的には、例えば、グリセリンステアレート、グ
リセリンラウレート、グリセリンオレート、グリセリン
ジステアレート、グリセリンジラウレート、グリセリン
ジオレート、グリセリントリステアレート、グリセリン
トリラウレート、グリセリントリオレートなどを挙げる
ことができる。
【0015】ポリグリセリン脂肪酸エステルは、グリセ
リンを重合したポリグリセリンと脂肪酸とのエステル化
生成物である。エステル化度は特に限定しないが、モノ
エステルが好ましい。具体的には、例えば、ジグリセリ
ンステアレート、ジグリセリンラウレート、ジグリセリ
ンオレート、テトラグリセリンステアレート、テトラグ
リセリンラウレート、テトラグリセリンオレート、ヘキ
サグリセリンステアレート、ヘキサグリセリンラウレー
ト、ヘキサグリセリンオレート、デカグリセリンオレー
ト、デカグリセリンラウレートなどを挙げることができ
る。
【0016】ペンタエリスリトール脂肪酸エステルとし
ては、ペンタエリスリトールモノステアレート、ペンタ
エリスリトールモノラウレート、ペンタエリスリトール
モノオレートなどを例示することができる。ソルビタン
脂肪酸エステルとしては、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレー
ト、ソルビタンモノベヘネートなどを例示することがで
きる。ポリオキシアルキレンエーテルとしては、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテルなどを例示することがで
きる。脂肪酸アミドとしては、ラウリルジエタノールア
ミンなどの脂肪酸アミンジオレイン酸アミドなどを例示
することができる。
【0017】これらの付着防止効果を有する非イオン界
面活性剤又は疎水性添加物は、1種、あるいは2種以上
混合して用いることができる。本発明においてはグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルが
好ましい。また、付着防止効果を有する非イオン界面活
性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種の配合量は、付
着防止効果の観点から、ポリオレフィンに対して0.5
〜10重量%、好ましくは3〜7重量%とされる。0.
5重量%未満では付着防止性が得られない。10重量%
未満では効果が飽和する場合がある。
【0018】付着防止効果を有する非イオン界面活性剤
又は疎水性添加物の少なくとも1種をポリオレフィンに
配合する方法は特に限定せず、公知の混合、混練方法、
添加方法などを用いることができる。また、付着防止効
果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少な
くとも1種を配合したポリオレフィンは、Tダイ法、イ
ンフレーション法などでフィルム状の成形してヒートシ
ール層6として用いることができる。
【0019】中間層5の厚さは5〜40μm、好ましく
は10〜20μmとされる。5μm未満では十分な付着
防止性が得られない場合があり、40μmをこえると効
果が飽和する場合がある。
【0020】また、基材フィルム層1、接着層2、金属
箔層3、アンカーコート層4およびヒートシール層6の
厚さは特に限定せず、用途に応じて適宜選択することが
できる。すなわち、基材フィルム層1は用いる材料など
によって適当な厚さが設定される。また、接着層2、ア
ンカーコート層4はその上下面に配置される層を十分に
接着できる量が用いられる。金属箔層3は、ガスバリア
ー性、遮光性などの要求される特性が得られる厚さのも
のが用いられる。アルミニウム箔を用いる場合は例えば
10〜50μmとされる。また、ヒートシール層6は、
ヒートシールを行うことができる必要十分な厚さに設定
され、例えば10μmよりも厚く、かつ50μm以下で
あると好ましい。さらに好ましくは20〜40μmとさ
れる。10μ以下であるとエージング中、付着防止効果
を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少なく
とも1種の効果が失われることがある。
【0021】この例においては、ヒートシール層6と中
間層5にポリエチレンを用いたが、例えば、いずれか一
方、あるいは両方をポリプロピレンなどの他のポリオレ
フィンを用いて形成することもできる。ポリプロピレン
は、ホモポリマーの他、α−オレフィンとの共重合体、
酢酸ビニルとの共重合体などを用いることができる。ヒ
ートシール層6にポリプロピレンを用いた場合は、ヒー
トシール層6との接着性、ヒートシール時の温度設定な
どの観点から、ポリプロピレン製の容器11を用いると
好ましい。なお、付着防止蓋材の製造時やヒートシール
の際の温度設定が容易であるため、ヒートシール層6の
ベースポリマーと中間層5は、同じ種類のポリオレフィ
ンから形成されていると好ましい。
【0022】この充填物付着防止蓋材は、例えば図2に
示した方法で製造することができる。以下、図1を参照
しつつ説明する。すなわち、基材フィルム層1と金属箔
層3とを接着層2を介して積層した積層シート21を送
り出し、アンカーコート槽22に浸漬してその片面21
aにアンカーコート剤を塗布する。ついで、冷却ロール
23において、この片面21aと下流側から供給される
ヒートシール層用のシート24との間に、溶融樹脂供給
装置25から溶融したポリオレフィンを供給し、これら
の積層シート21とシート24との間に中間層を形成す
るとともに冷却し、充填物付着防止蓋材27を得る。冷
却ロール23としては、例えば冷水などを用いて冷却す
るタイプのものなどを用いることができる。
【0023】最後に加熱するエージング処理を行うこと
により、各層の接着安定性などを高めることができる。
エージングは例えば30〜60℃、10〜48時間程度
の条件で行うと好ましい。
【0024】図3は本発明の充填物付着防止蓋材の第2
の例を示したもので、図1に示した第1の例と異なるの
は、中間層5が設けられておらず、接着層2’の下に直
接ヒートシール層6Aが設けられている点である。な
お、接着剤層2’は図1に示したアンカーコート層4に
代えて設けられているものであり、この例においては中
間層5が省かれているため接着層2と同様の接着剤から
なる接着層2’が設けられている。なお、アンカーコー
ト層を用いることもできる。ヒートシール層6Aは付着
防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物
が添加されたポリプロピレンから形成されている。ポリ
プロピレンを用いた場合は、ヒートシール層6Aと接着
層2’とが接触していても付着防止効果を有する非イオ
ン界面活性剤又は疎水性添加物の効果が低下することは
ないため、このように中間層5を省いた構成とすること
ができる。
【0025】ポリプロピレンおよび付着防止効果を有す
る非イオン界面活性剤又は疎水性添加物は、第1の例に
おいて例示したものと同様のものを使用することができ
る。また、付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又
は疎水性添加物の濃度も第1の例と同様とすることがで
きる。また、この例においては、ヒートシール層6Aと
してポリプロピレンを用いているため、容器11はポリ
プロピレン製のものが好ましい。
【0026】この例の充填物付着防止蓋材は、図2に示
した製造方法において、溶融樹脂供給装置25を設け
ず、溶融したポリオレフィンの供給を行わない以外は、
第1の例の充填物付着防止蓋材と同様にして製造するこ
とができる。なお、この例においては、溶融樹脂を冷却
して硬化させる必要がないため、冷却ロール23に代え
て通常のロールを用いることができる。
【0027】なお、ヒートシール層6Aを十分に厚くす
ると付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水
性添加物の効果が失われにくくなり、同様に中間層5を
省いた構成とすることができる。この場合はヒートシー
ル層6Aの厚さを35μm以上、実質的には50μm以
下とする。これは、ヒートシール層6Aの厚さを十分に
厚くすることにより、エージング中にヒートシール層6
Aの表面付近の付着防止効果を有する非イオン界面活性
剤又は疎水性添加物の少なくとも1種が接着層中の物質
と反応しても、付着防止効果を維持できる量がヒートシ
ール層6A中に残存するためであると考えられる。この
場合はヒートシール層6Aを構成するポリオレフィンと
してポリエチレン、ポリプロピレンなどのいずれも用い
ることができる。
【0028】また、上述のように付着防止効果を有する
非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の効果が低下する
のは、主にエージングによって付着防止効果を有する非
イオン界面活性剤又は疎水性添加物と接着層中の物質が
反応するためである。そこで、付着防止効果の付与に必
要な量と、この反応によって失われる量との合計量以上
の付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性
添加物の少なくとも1種を添加することにより、図3に
示したように中間層5を省いた構成としてもエージング
後の付着防止効果の低下を防ぐことができる。換言する
と、エージング中の反応によって失われる付着防止効果
を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少なく
とも1種の分を余分に配合したポリオレフィンからヒー
トシール層6Aを形成する。この場合はヒートシール層
6Aを構成するポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのいずれも用いることができる。この場
合の適正な付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又
は疎水性添加物の添加量はヒートシール層6Aの組成や
厚さ、接着層の組成や厚さ、およびエージングの温度や
時間などによっても異なる。したがって、エージング後
においても付着防止効果が低下しない付着防止効果を有
する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の量を実験的
に求めることが望ましい。具体的には、例えば中間層を
設ける場合の添加量の1.5倍以上程度添加することに
より、付着防止効果の低下を防ぐことができ、1.5〜
15重量%、好ましくは6〜15重量%、さらに好まし
くは10〜15重量%程度である。
【0029】また、ヒートシール層6Aを35μm以上
とする構成、または接着剤中の物質と反応する分を見越
して付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水
性添加物の添加量を多くする構成はいずれか一方を適用
することにより中間層5を省くことができるが、必要に
応じて両方の構成を組み合わせることもできる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 (実施例1〜9)図1に示した構造の充填物付着防止蓋
材を製造した。このとき基材フィルム層として、ヒート
シール層側に印刷を施した厚さ12μmのポリエステル
フィルムを用いた。基材フィルム層と金属箔層との間の
接着層にはAD−76P1(東洋モートン社製)を用い
た。金属箔層と中間層との間のアンカーコート層にはデ
ンカラック21K(電気化学社製)を用いた。金属箔層
としては、厚さ20μmのアルミニウム箔を用いた。中
間層はポリエチレン(製品名 ノバテックLC604:
日本ポリケム社製)から形成し、厚さ15μmとした。
ヒートシール層も同様にポリエチレン(製品名CF76
01:東レ合成社製)をベースポリマーとし、以下の付
着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加
物を添加したものから形成した。厚さは30μmとし
た。また、エージングの条件は40℃、24時間とし
た。
【0031】付着防止効果を有する非イオン界面活性剤
又は疎水性添加物の種類は以下の通りである。ヒートシ
ール層中の付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又
は疎水性添加物の少なくとも1種の濃度は表1に示し
た。 実施例1:グリセリン脂肪酸エステル以外の非イオン界
面活性剤を主成分とするもの 実施例2:グリセリン脂肪酸エステル以外の非イオン界
面活性剤を主成分とするもの 実施例3:グリセリン脂肪酸エステル 実施例4:グリセリン脂肪酸エステル 実施例5:グリセリン脂肪酸エステルとジグリセリン脂
肪酸エステルの混合物 実施例6:グリセリン脂肪酸エステルとジグリセリン脂
肪酸エステルの混合物 実施例7:ジグリセリン脂肪酸エステル 実施例8:グリセリン脂肪酸エステル 実施例9:グリセリン脂肪酸エステル
【0032】これらの蓋材について、以下のような試験
を行って評価し、結果を表1に示した。 (試験方法)約60℃のヨーグルトをポリエチレン製の
容器に充填し、蓋材にてヒートシールした後、1回激し
くシェイクして、蓋剤全面にヨーグルトを付着させた。
ついで、容器の底を机の上で細かく200回打ち付けた
後、蓋材を剥がしてヨーグルトの付着状態を観察し、以
下の基準で評価した。 ○:付着がほとんどない。 △:蓋材の約1/4程度の面に付着している。 ×:蓋材全面に付着している。
【0033】(実施例10〜13)ヒートシール層の厚
さを35μm(実施例10)、50μm(実施例11)
とし、中間層を省いた構成とした以外は実施例1と同様
にして充填物付着防止蓋材を製造し、同様に評価し、結
果を表1に併せて示した。また、付着防止効果を有する
非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の添加量を10重
量%(実施例12)、15重量%(実施例13)とした
以外は実施例1と同様にして充填物付着防止蓋材を製造
し、同様に評価し、結果を表1に併せて示した。
【0034】(比較例1)付着防止効果を有する非イオ
ン界面活性剤又は疎水性添加物を用いなかった以外は実
施例1と同様にして充填物付着防止蓋材を製造し、同様
に評価し、結果を表1に併せて示した。 (比較例2〜3)中間層を設けない以外は実施例1と同
様の構成の充填物付着防止蓋材を製造し、同様に評価
し、結果を表1に併せて示した。
【0035】
【表1】
【0036】(実施例14〜22)中間層を設けず、ヒ
ートシール層のベースポリマーとしてポリプロピレン
(製品名 DIFAREN E 3310T 大日本イ
ンキ社製)を用いた以外は、実施例1〜9と同様にし
て、図3に示した構造の充填物付着防止蓋材を製造し
た。なお、実施例14〜22において用いた付着防止効
果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物および
その濃度は、それぞれ実施例1〜9に対応している。そ
して、ポリプロピレン製の容器を用いた以外は、上述の
付着性についての試験と同様にして試験を行い、結果を
表2に示した。
【0037】(比較例4)付着防止効果を有する非イオ
ン界面活性剤又は疎水性添加物を添加しなかった以外は
実施例10〜18と同様にして充填物付着防止蓋材を製
造し、同様に評価し、結果を表1に併せて示した。
【0038】
【表2】
【0039】以上の結果より、ヒートシール層のベース
ポリマーとしてポリエチレン、ポリプロピレンのいずれ
を用いた場合も付着防止効果を有する非イオン界面活性
剤又は疎水性添加物の添加により、良好な付着防止性が
得られることが明らかとなった。また、ポリエチレンを
用いた場合は中間層を設けることにより、エージングに
よる付着防止効果の低下を防ぐことができることが明ら
かとなった。また、ポリエチレンを用いてもヒートシー
ル層の厚さを十分に厚くすること、あるいは付着防止効
果を有する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物を多量
に添加することにより、中間層を省いた構成であっても
エージングによる付着防止効果の低下を防ぐことが可能
であることが明らかとなった。一方、ポリプロピレンを
用いた場合は中間層を設けなくても、付着防止効果の変
化は生じないことが明らかとなった。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ヒートシール層を付着防止効果を有する非イオン界面活
性剤又は疎水性添加物を配合したポリオレフィンから形
成し、かつ厚さを10μmよりも厚くすることにより、
ヒートシール層への充填物の付着を防ぐことができる。
さらに、ヒートシール層を付着防止効果を有する非イオ
ン界面活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含む
ポリエチレンから形成した場合は、ヒートシール層が接
着層と接触しないように中間層を設けることにより、付
着防止効果が低下することを防ぐことができる。また、
ヒートシール層をポリプロピレンから形成した場合は、
中間層を省いた構成としても、付着防止効果が低下する
ことがない。また、ヒートシール層の厚さを35μm以
上とすること、あるいはエージング中の反応によって失
われる付着防止効果を有する非イオン界面活性剤又は疎
水性添加物を余分に添加しておくことによっても、中間
層を省いた構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の充填物付着防止蓋材の第1の例を示
した断面図である。
【図2】 本発明の製造方法の一例を示した概略構成図
である。
【図3】 本発明の充填物付着防止蓋材の第2の例を示
した断面図である。
【符号の説明】
1…基材フィルム層(基材層)、2、2’…接着層、3
…金属箔層(基材層)、4…アンカーコート層(接着
層)、5…中間層、6、6A…ヒートシール層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA25 AA34 AB10 BA01 BA06 BA08 BA09 CA01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC08 FD13 GB08 4F100 AB10 AB33 AH01H AK03B AK03C AK04B AK04C AK07B AK07C AK41 AT00A BA03 CA17B CA30B CB02 EC182 EH012 EJ983 GB18 JB06B JB06H JL06 JL12B JL14B JL14H YY00B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着層を介して一体化された基材層とヒ
    ートシール層とを備えた蓋材において、 ヒートシール層が、付着防止効果を有する非イオン界面
    活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含むポリオ
    レフィンからなり、その厚さが10μmよりも厚く、接
    着層と該ヒートシール層との間にポリオレフィンからな
    る中間層が設けられていることを特徴とする充填物付着
    防止蓋材。
  2. 【請求項2】 前記中間層を構成するポリオレフィンが
    ポリエチレンであることを特徴とする請求項1に記載の
    充填物付着防止蓋材。
  3. 【請求項3】 前記中間層を構成するポリオレフィンが
    ポリプロピレンであることを特徴とする請求項1に記載
    の充填物付着防止蓋材。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシール層を構成するポリオレ
    フィンがポリエチレンであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一項に記載の充填物付着防止蓋材。
  5. 【請求項5】 前記ヒートシール層を構成するポリオレ
    フィンがポリプロピレンであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の充填物付着防止蓋材。
  6. 【請求項6】 接着層を介して一体化された基材層とヒ
    ートシール層とを備えた蓋材において、 ヒートシール層が、付着防止効果を有する非イオン界面
    活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含むポリプ
    ロピレンからなることを特徴とする充填物付着防止蓋
    材。
  7. 【請求項7】 接着層を介して一体化された基材層とヒ
    ートシール層とを備えた蓋材において、 ヒートシール層が、付着防止効果を有する非イオン界面
    活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含むポリオ
    レフィンからなり、その厚さが35μm以上であること
    を特徴とする充填物付着防止蓋材。
  8. 【請求項8】 基材層と、付着防止効果を有する非イオ
    ン界面活性剤又は疎水性添加物の少なくとも1種を含む
    ポリオレフィンからなるヒートシール層とを接着層を介
    して一体化した後、エージングを行う充填物付着防止蓋
    材の製造方法であって、 エージング中の反応によって失われる付着防止効果を有
    する非イオン界面活性剤又は疎水性添加物の少なくとも
    1種を余分に添加したポリオレフィンからなるヒートシ
    ール層を用いることを特徴とする充填物付着防止蓋材の
    製造方法。
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