JP2002036197A - マイクロマシン素子を制御するための方法および装置 - Google Patents

マイクロマシン素子を制御するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い電圧レベルの使用が可能となるマイクロ
マシン素子を制御するための方法と装置を実際的なやり
方で実現する。 【解決手段】 少なくとも1つのマイクロマシン素子を
制御する方法では、第1の制御信号と第2の制御信号と
がマイクロマシン素子に供給され、第2の制御信号が、
マイクロマシン素子をアクティブ状態に設定し、第1の
制御信号がこの状態を維持するように構成される。少な
くとも1つのマイクロマシン素子(402)を制御するた
めの装置は、少なくとも第1の制御信号と第2の制御信
号とを生成する手段と、少なくとも第2の制御信号の電
圧レベルを上げるための手段と、第1の制御信号と、昇
圧された電圧レベルを持つ第2の制御信号とをマイクロ
マシン素子に供給する手段とを少なくとも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロマシン素子
に関する。特に、本発明は、マイクロマシン容量性スイ
ッチや電気スイッチあるいはマイクロリレー、マイクロ
マシン光スイッチ、双安定同調型コンデンサあるいはコ
ンデンサ・バンクもしくはその他の任意の双安定または
マルチステート(multi−state)・マイクロ
マシン・アクチュエータのようなマイクロマシン素子の
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】(マイクロマシン素子)超小型エレクト
ロニクスでより高レベルの集積化へ向かうトレンドが存
在する。同じことが超小型機械でも同様に生じつつあ
る。その結果、電気アプリケーション用としてますます
小型化する部品に対する要望のために、特に超小型エレ
クトロニクスとして指定されるマイクロマシン素子のさ
らなる高度の集積化が必要とされている。マイクロマシ
ン・スイッチやマイクロリレーのようなマイクロマシン
素子を用いることにより多くの利点の達成が可能とな
る。例えば、装置のサイズがより小型になり、製造コス
トが低減する。後程示すようなその他の利点も存在す
る。
【0003】以下、マイクロマシン・スイッチをさらに
詳しく示すことにする。マイクロマシン・スイッチはマ
イクロマシン素子の分野に属し、将来多くのアプリケー
ションの中で広く使用されることになるものである。例
えば、高周波回路用などに使用して、マイクロマシン・
スイッチは興味ある機会を提供する。マイクロマシン構
造を使用する利点として、特に高周波回路に対して適用
する場合、低い挿入損(0.5dB以下)と高い絶縁効果
(30dB以上)とがある。マイクロマシン・スイッチの
さらなる利点として、マイクロマシン・スイッチ構造を
集積回路の中に一体化する集積化が可能であるという点
がある。図1(a)〜(c)は一般に使用されるマイクロマ
シン・スイッチの3つの異なる基本構造を図示する。図
1(a)に、いわゆるマイクロマシン型片持ちばりスイッ
チが示されている。図1(b)には、伝送ラインのセクシ
ョンを接続するマイクロマシン型片持ちばりスイッチが
示されている。図1(c)はマイクロマシン型ブリッジを
示す。
【0004】マイクロマシン・スイッチの動作はスイッ
チの電極と接続された1つまたは複数の制御信号を用い
て制御される。この制御信号によって、マイクロマシン
・スイッチはその状態を変化させるように構成される。
静電気制御または電圧制御によって動作する現在利用可
能なマイクロマシン・スイッチの主な問題点として、必
要な制御電圧が10〜30Vの範囲であるという点が挙
げられる。この種の電圧は、スイッチ動作用として使用
される最新技術の(Bi)CMOSデバイスで使用される
供給電圧に比べるとずっと高い。さらに、切換え遅延と
必要な制御電圧レベルは、切換え時間が高速であるほど
より高い機械的共振周波数を必要とし、したがってより
剛性のある(stiff)機械的構造を必要とするという
点で基本的に相互に関連している。しかし、より剛性の
ある機械的構造にはより高い制御電圧レベルが必要とな
る。
【0005】(マイクロマシン・スイッチにおけるスイ
ッチング力学理論)マイクロマシン素子、特にマイクロ
マシン・スイッチでは、スイッチング特性と挙動は多く
の意味で古典的機械式リレーに似ている。そのため、マ
イクロマシン・スイッチの動作は単純化されたピストン
・モデルを用いてモデル化される。
【0006】平板コンデンサのコンデンサ電極板間の静
電力は次式で表される。
【数1】
【0007】上式で、WはキャパシタンスCの中に蓄積
されているエネルギー、Uは電圧差、Qは電荷、xは変
位、g0はコンデンサ電極板間のもともとの空隙であ
る。
【0008】図2に、マイクロマシン・スイッチ用の、
単純化されたピストン型モデルが示されている。このモ
デルは、質量、バネ、ダンパー、平板コンデンサ構造お
よびオプションの絶縁モーション・リミッタ(moti
on limiter)203とから構成される。固定
電極202と、ピストン型構造の可動部分201との間
に静電力が印加されると、電極間に静電引力が生じ、機
械的バネの力と静電力との間に平衡力が生まれる。
【数2】 上式で、g0はコンデンサ電極板間のもともとの空隙、
xは静止位置からの変位、Uはコンデンサ電極板間の電
位差、κはバネ定数、Aはコンデンサの面積、ε 0 は誘
電率である。
【0009】図2のモデルは電圧制御されたマイクロマ
シン型コンデンサ、スイッチ、リレーの良好な近似であ
る。機械力が電気力を維持しきれなくなった場合このシ
ステムは不安定になる。この状況は、力の和 (ΣF)
と、力の和の導関数(∂/∂x(ΣF))の双方がゼロに
なったときに生じる。
【0010】偏向が下式(3)で、電圧が下式(4)のと
き、構造の大きさにかかわらずピストン構造のプルイン
(pull−in)すなわちコラプス(collaps
e)が生じる。x=g0/3
(3)
【数3】
【0011】図2からわかるように、絶縁バンプ(bu
mp)203を電極202の上に設けてプルイン時に電
極間の最小距離に限界を設定することができる。
【0012】このコラプス後、固定電極の表面のこれら
の機械的リミッタの高さhbumpによって決定された値ま
で空隙が減少する。スイッチを復旧するためには、機械
的力が再び電気的力を補償できるようになるある値まで
電極間の電圧を落とさなければならない。このようにし
て復旧電圧の値を知ることが可能となる。
【数4】
【0013】この復旧電圧は明らかにプルイン電圧より
低い。例えば、100nmの高さのリミッタに対して、
復旧電圧はプルイン電圧のほぼ10%である。したがっ
て、たとえプルインの発生に高い電圧が必要であるとし
ても、プルイン状態に電極を保つためにはずっと低い電
圧しか必要としない。
【0014】図3はマイクロマシン・スイッチの典型的
電圧対偏向特性を示す。この可動構造はプルインが生じ
るまで固定電極の方へ偏向する。電圧が復旧電圧以下に
低下すると、この構造は元の機械的力と静電力との間の
平衡状態の位置へ戻る。一般に、マルチ・ステートを持
つ構造は同様の設計が可能である。図4は、第1のアク
ティブ(active)(閉)状態306と第2のアクテ
ィブ(閉)状態307の2つの異なる安定したプルイン状
態を持つシステムの一例を示す。
【0015】式(1)は、コンデンサの両端の電圧の代り
にコンデンサの電荷の制御が可能であれば、プルインの
不安定性の回避が可能であることを暗に意味している。
なぜなら、定電荷によって発生する力は偏向に依存しな
いからである。文献の中で知られている電荷制御を行う
ためのいくつかの装置が存在し、マイクロマシン構造の
電荷制御は実験的に証明されている。その利点としてず
っと広い同調範囲がある。
【0016】定電圧または定電荷の代わりに、AC電圧
または電流を使って同様にマイクロマシン構造の偏向制
御が可能である。コンデンサの中を通って正弦波電流が
印加されると、コンデンサqの電荷は以下の式のように
振舞う。
【数5】
【外1】
【数6】
【0017】AC電圧信号を効率の良いAC電流に変換
する1つの簡単な方法としてLCタンク回路の利用があ
る。典型的にはマイクロマシン素子のキャパシタンスは
1pFから30pFの範囲内にある。AC電圧入力信号
はコンデンサを通じて交流に変換される。LCタンク回
路の助けを借りてコンデンサに対する振動電流あるいは
電荷の非常に高い振幅の達成が可能となる。タンク回路
が共振しているとき、電流の振幅はLCタンク回路の品
質係数Qに依存する。望ましい実施例ではタンク回路の
Q値は10以上とするのがよい。
【0018】LCタンク回路がスイッチ制御に適用され
る場合、インダクタの中を通るAC信号が制御するマイ
クロマシン素子の切換え遅延はいくつかの変数に依存す
る。
【数7】 上式で、f0は機械的共振周波数、Qm は機械的品質係
数、Upull-inはプルイン電圧、fLCは、マイクロマシ
ン素子の偏向のない初期状態におけるLCタンク回路の
共振周波数であり、Qs はLCタンク回路の品質係数、
controlとf1はそれぞれ制御電圧のレベルと周波数で
ある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】切換え遅延を最適化す
るために、機械的品質係数を調整して十分高速動作が可
能となるように、しかも最初の接触後スイッチの接点の
はね返りの減衰が可能となるほど機械的品質係数が小さ
くなるように設定する必要がある。機械的品質係数の最
適値はほぼ0.05〜0.5である。これはスイッチ構造
の適切な設計と環境ガスの圧力とによって調整が可能で
ある。
【0020】切換え時間は機械的共振周波数に逆比例す
る。必要な切換え時間が短ければ短いほどその機械的構
造をより剛性のあるものにする必要がある。式(3)によ
れば、これは、マイクロマシン型双安定素子をトリガす
るのに必要なさらに高いプルイン電圧とさらに高い電圧
レベルとに結びつく。
【0021】切換え遅延は制御信号の振幅と周波数にも
依存する。さらに、タンク回路共振周波数fLCと制御信
号周波数f1との間の整合は力と切換え遅延に影響を与
える。タンク回路共振周波数fLCはスイッチの動作中一
定ではないことに留意されたい。すなわち、マイクロマ
シン構造のコンデンサ電極板間の空隙が狭くなると、共
振周波数fLCは低くなり、信号周波数f1と一致しなく
なる。
【0022】図5は、電気的(fLC)周波数または機械的
(fm)共振周波数と信号周波数f1の比に対する切換え遅
延の依存度を示す。切換え遅延は信号周波数f1を増や
すことによって短縮される。最適信号周波数は機械的共
振周波数より100〜1000倍高い。図6はタンク回
路共振周波数fLCと制御信号周波数f1との比に対する
切換え遅延の依存度を示す。最小切換え遅延は、初期の
タンク回路共振周波数fLCよりほぼ1〜3%低く制御信
号周波数f1を設定することより達成される。
【0023】本発明の目的は実際的なやり方でマイクロ
マシン素子を制御する方法と装置を提示することであ
る。同時に、本発明の目的はマイクロマシン素子の動作
制御時に上述の問題を減らすことである。
【0024】
【課題を解決するための手段】少なくとも2つの制御信
号を用いることにより本発明の目的は達成される。この
制御信号の一方を用いてマイクロマシン素子はアクティ
ブ(閉)状態に設定され、他方を用いてマイクロマシン素
子はアクティブ(閉)状態に保持される。このアクティブ
状態は一般にプルイン状態である。
【0025】上記とは別に、2つの制御信号を組み合わ
せて単一信号にすることにより本発明の目的を達成する
ことができる。この種の構成の利点として、マイクロマ
シン素子をプルイン状態に維持するために必要な電圧レ
ベルの低下が挙げられる。その結果電力消費量の最少化
を図ることが可能となり、より高い電圧レベルを生むた
めの複雑なDC/DC変換回路が不要となる。付加的利
益として本発明の利点を受ける構成が単純で実現し易い
ものになるということが挙げられる。
【0026】少なくとも1つのマイクロマシン素子を制
御する方法は、少なくとも第2の制御信号を用いてマイ
クロマシン素子がアクティブ状態に設定され、少なくと
も第1の制御信号を用いて前記マイクロマシン素子が前
記アクティブ状態に保持されることを特徴とする。
【0027】少なくとも1つのマイクロマシン素子を制
御する装置は、少なくとも第1の制御信号と第2の制御
信号とを生成する手段と、少なくとも前記第2の制御信
号の電圧レベルを上げる手段と、前記第1の制御信号
と、前記昇圧した電圧レベルを持つ第2の制御信号とを
マイクロマシン素子に供給する手段とを少なくとも有す
ることを特徴とする。
【0028】本発明によれば、マイクロマシン素子用制
御回路が配設される。この制御回路は、少なくとも2つ
の制御信号を受信し、少なくとも1つの出力信号を生成
する少なくとも1つの回路を具備する。第1の制御信号
は、マイクロマシン素子がアクティブな状態すなわち導
通状態にあるときマイクロマシン素子のその状態を保持
するために用いられる。第2の制御信号を用いてマイク
ロマシン素子はアクティブ状態に設定される。第2の制
御信号単独あるいは第1の制御信号と第2の制御信号と
の和を好適に設けて、マイクロマシン素子の状態の変化
が生じるように構成される。
【0029】好適には、第1の制御信号は定電圧信号で
あり、第2の制御信号は正弦波信号やパルス信号やパル
ス列信号のような交番信号であることが望ましい。
【0030】上記とは別に、双方の信号は異なる周波数
のAC信号であってもよい。或いは、双方の信号は異な
るパルス幅または異なるパルス密度のパルス信号であっ
てもよい。或いは、これら2つの信号は、各々が上記の
信号特性のいずれかを持つ2つの信号の組み合わせであ
ってもよい。好適な制御信号の選択が図8(a)〜(h)に
描かれている。
【0031】好適には、これらの信号の中の少なくとも
1つが、マイクロマシン素子Csの電気的または機械的
共振を引き起こす周波数を持つことが望ましい。
【0032】本発明によれば、LCタンク回路を用い
て、双安定マイクロマシン素子の状態変化を引き起こす
だけの長い持続時間を持つ過渡期間の間、容量性マイク
ロマシン素子に高振幅の振動電流(電荷)が生成される。
【0033】本発明は、電気接触を有するマイクロマシ
ン・スイッチ、マイクロマシン型容量性スイッチ、双安
定マイクロマシン型コンデンサおよびコンデンサ・バン
ク、マイクロマシン型光スイッチ、または任意の容量制
御される双安定またはマルチステート・マイクロマシン
型アクチュエータに適用することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1、2および3〜6については
本発明の背景に関する説明で既述した。図7(a)〜
(e)には本発明の基本概念が示されており、これらの
概念が本発明の核心を成す部分である。これらの図で
は、コンデンサCsはマイクロマシン・スイッチやマイ
クロリレーなどのようなマイクロマシン素子402を示
す。このマイクロマシン素子は単数または複数の制御信
号を用いて制御される。マイクロマシン素子を制御する
制御信号の典型的波形が図8(a)〜(h)に示されてい
る。この制御は、マイクロマシン素子をアクティブ状態
に設定し、マイクロマシン素子をアクティブ状態に保持
し、マイクロマシン素子を非アクティブ状態に設定する
ものと理解することができる。
【0035】図8(a)と8(b)からわかるように、制御
信号はマイクロマシン素子の状態を変化させるパルス列
であってもよい。同様に、少なくとも2つの制御信号の
場合、これらの信号は、図8(c)と8(d)に描かれてい
る重ね合わせ信号や、図8(e)に描かれている振幅変調
(AM)信号や、図8(f)に描かれている周波数変調(F
M)信号や、図8(g)に描かれているパルス幅変調(PW
M)信号あるいは図8(h)に描かれているようなパルス
密度変調(PDM)信号の中で合成された信号であっても
よい。
【0036】当業者には明らかなように、上述の波形は
正弦波形かパルス波形かのいずれかまたはそれらの合成
波形とすることが可能である。例えば、図8(c)の波形
のトリガ部分は好適にはパルス列の代わりに正弦波信号
であってもよい。同様に、本発明により周波数掃引波形
をマイクロマシン素子の制御に用いることも可能であ
る。
【0037】本発明によれば、使用される制御信号周波
数は好適にはマイクロマシン素子の機械的共振周波数の
分数調波周波数である。またこの制御信号周波数は電気
的共振回路の分数調波周波数であってもよい。これにつ
いては後程さらに詳しく説明する。
【0038】少なくとも2つの制御信号UtrigとUhold
の場合、本発明の基本的着想は、少なくとも第2の制御
信号Utrigと第1の制御信号Uholdとによってマイクロ
マシン素子はその状態を変えるように構成され、次い
で、第2の制御信号Uholdによってマイクロマシン素子
がその新しい状態をそのまま保つように構成されるとい
うものである。制御信号がなくなると、マイクロマシン
素子は非アクティブ状態へ戻るように構成される。
【0039】次に、図8(a)〜(h)に図示の制御信号の
波形を念頭において図7(a)〜(e)に図示の本発明の実
施例の動作について考察する。図7(a)に示す本発明の
第1の実施例によれば、加算手段401で第1と第2の
制御信号とを加算することによりこの動作は達成され
る。これらの制御信号の和はCsのプルイン電圧のレベ
ルを超えるように構成され、その結果マイクロマシン素
子402の状態はプルイン状態に変えられる。このプル
イン状態にそのままとどまるために必要な電圧の方がプ
ルインの達成に要する電圧よりずっと低いため、第1の
制御信号Uholdだけを用いてプルイン状態の保持が可能
となる。この回路の利点として、全プルイン期間中マイ
クロマシン素子に対する高い電圧レベルの印加が不要と
なることが挙げられる。その結果、電子装置が単純化さ
れ電力消費量が低減される。好適な和信号が図8(d)に
描かれているがこれらの信号は図13(a)に描かれてい
る構成を用いて機械的に加算してもよい。これについて
は後程さらに詳しく解説する。
【0040】図7(a)を用いて説明が可能な本発明の第
2の実施例によれば、第2の制御信号Utrig単独で十分
にプルイン効果を生じさせることができる。この場合制
御信号を加算する必要はない。しかし、Uholdのみを用
いてプルイン状態を保つために、少なくともUtrig信号
の終了前に第1の制御信号Uholdをマイクロマシン素子
へ与えると好適である。この場合も、図13(a)に描か
れているように機械的に信号の加算を行ってもよい。
【0041】図7(b)に示した本発明の第3の実施例に
は、加算手段401と、インダクタンス手段403と、
コンデンサCsとして再び示されているマイクロマシン
素子402とが含まれる。図7(b)に示す構成を用い
て、マイクロマシン素子の両端に高振幅の電圧を発生さ
せることが可能である。加算手段401に対して、DC
電圧信号などの第1の制御信号Uholdと、小さな振幅の
高周波正弦波信号やパルス列などの第2の制御信号U
trigとが与えられる。
【0042】加算エレメント401の出力がLC回路4
03、402に対して印加される。このLCタンク回路
を用いて、LC回路による出力信号の共振増幅に起因し
て、コンデンサを介して高振幅振動電流あるいは電荷が
生成される。このLC回路は少なくとも、インダクタン
スLのインダクタ403とキャパシタンスCとを具備す
る。このキャパシタンスCは好適にはマイクロマシン素
子の固有キャパシタンスCsである。このキャパシタン
スは、マイクロマシン素子の外部構成部品として設ける
こともできる。このことは、コンデンサがマイクロマシ
ン素子と同じ基板上ではあるがマイクロマシン素子の外
部に存在するか、もしくは、コンデンサがマイクロマシ
ン素子と異なる基板上でも存在し得ると理解することが
きる。
【0043】好適には、加算エレメント401からの出
力信号の周波数は、出力信号の増幅を引き起こすLC回
路の共振周波数とほとんど同じであることが望ましい。
最適には、図5に示すように、最適の切換え遅延を得る
ために、加算手段401からの出力信号の周波数はLC
タンク回路の初期共振周波数より1〜6%低いことが望
ましい。
【0044】当業者には明らかなことであるが、第1の
制御信号がDC電圧信号である場合、出力信号の周波数
は第2の制御信号の周波数によって決定される。
【0045】また、分数調波周波数信号も制御信号とし
て同様に使用可能であることは当業者には明らかであ
る。
【0046】本発明によれば、増幅された出力信号によ
ってマイクロマシン素子に状態の変化が生じる。一般
に、LC回路によって、出力AC信号またはオーバーレ
イされたAC信号の振幅を十分に大きくし、プルインを
生じさせる所要の電圧レベルに達するようにすることが
可能である。LC回路を利用してAC電圧信号はスイッ
チ・キャパシタンスで交番電荷に変換される。この電荷
によって、マイクロマシン素子にその状態を変化させる
一定方向の力成分が生じる。図7(a)に示す構成では、
対応する加算制御信号は接地を終端電圧として用いてい
る。図7(b)に示す回路では、終端電圧Vtを用いて終
端が実現されるようになっている。当業者には明らかな
ように、終端電圧Vtは接地または保持用DC電圧のよ
うな任意の適切な電圧であってもよい。さらに、このこ
とは、その他のすべての描かれている回路にも同様に適
用可能であることは明らかである。ただし説明を明瞭に
するためにこれらの回路は終端電圧として接地を用いて
示されている。
【0047】図7(c)に示す本発明の第4の実施例に
は、インダクタ403と、入力信号U inから駆動される
コンデンサ402とが含まれる。さらに、この描かれて
いる回路はキャパシタンスCpを持つ追加コンデンサ4
04を具備し、これは意図的に追加されたコンデンサま
たは回路の任意の寄生容量のいずれかであってもよい。
回路が所望の周波数で共振するようになっている場合、
LとCs+Cp総キャパシタンスとによって形成されるL
C回路内でコンデンサ404の利用が可能となる。
【0048】図7(d)は本発明の第5の実施例を示す。
信号Uinが取り除かれるまで、入力信号Uinによってマ
イクロマシン素子のプルインおよびプルイン状態の保持
の双方が行われる。しかしCs に残存電荷が存在する場
合、マイクロマシン素子はしばらくの間プルイン状態を
そのまま保つ。マイクロマシン素子を示すコンデンサ4
02の残存電荷を放電するために、スイッチ手段405
が図7(c)に示す前の回路に追加されているためスイッ
チ・オフ時間がスピード・アップされる。スイッチ・オ
フ時間はコンデンサ402の電極板間に残っている電圧
によって影響を受ける。このことは図15に次元の無い
(dimensionless)偏向電圧の立下り区間
として示されている。これについては後程さらに詳しく
検討する。スイッチ405の助けを借りてコンデンサ4
02の放電を行うことによりマイクロマシン素子402
のスイッチ・オフ遅延が著しく減少する。
【0049】図7(e)は本発明の第6の実施例を示し、
前の実施例のUin信号がDC定電圧Vt、好適には保持
電圧Vholdと入れ替わっている。電界効果トランジスタ
(FET)406は、インダクタ403を介してVtが供
給する電流を引き出すようになっている。FET406
のゲートへのUcontrolパルスの挿入によってFETス
イッチ406の動作制御が可能となる。トリガー期間中
FET406はLC合成の共振周波数でまたはその周波
数近くでパルスを出力し、コンデンサ電極板の電圧を必
要なプルイン電圧まで到達させる。インダクタ403を
流れる保持用DC電圧Vtはトリガー後スイッチ402
をアクティブなプルイン状態を保つのに十分である。V
tが除かれるとマイクロマシン素子402は復旧する。
【0050】代りに、電圧Vt自体がマイクロマシン素
子402をプルイン(アクティブ)状態に保つのに十分な
電圧でない場合、より低い繰返し速度すなわち周波数で
FET406のゲートへ短時間Ucontrolパルスを挿入
し、電圧Vtを増加させることが可能である。この利点
として、この場合マイクロマシン素子402の復旧のた
めに電圧Vtが除かれる必要がないことが挙げられる。
【0051】好適には、このより低い繰返し周波数は、
マイクロマシン素子で形成されるLC回路の電気的共振
周波数の分数調波であるか、あるいはマイクロマシン素
子の機械的共振周波数の分数調波であることが望まし
い。
【0052】マイクロマシン素子402をプルイン状態
から復旧したい場合には、FETスイッチ406へ追加
の短いパルスを好適に送信してキャパシタンスCsを放
電するようにし、それによってスイッチ・オフ遅延時間
が短縮される。
【0053】図9(a)は、電圧すなわち波形602を供
給するコントローラ601と、インダクタンス403
と、マイクロマシン素子402とを具備する本発明の1
つの実施例を示す。コントローラによって、LC共振回
路を駆動するUin信号602が供給される。マイクロマ
シン素子の動作は第4と第5の実施例に記載されている
ものと同じである。
【0054】図9(a)に示す構成に関連する第1の実施
例では、コントローラ601は必要なUin信号602を
マイクロマシン素子に供給する。この実施例は、インダ
クタを介してマイクロマシン素子Csの残留電荷を放電
する必要があるので、スイッチ・オフ遅延時間が重要で
はないアプリケーションに適している。これは動作サイ
クル速度を低下させる。
【0055】図9(a)に示す構成に関連する第2の実施
例では、コントローラ601は必要なUin信号602を
マイクロマシン素子に供給するが、このコントローラ6
01は、スイッチ・オフ遅延時間を短くするために、放
電用スイッチ405の放電制御信号603の制御も行っ
ている。
【0056】図9(b)は、電源スイッチ613を制御す
るコントローラ611と、さらに、高速動作スイッチ4
06、好適にはFETスイッチを具備する本発明の実施
例を示す。この半導体スイッチは、インダクタ403と
コンデンサ402とによって形成される直列共振回路で
電気的共振を引き起こす周波数で通常に動作する。この
回路の動作原理については、図7(e)を参照した本発明
の第6の実施例の導入時にすでに説明した。
【0057】図9(b)に示す構成に関連する第1の実施
例では、電源スイッチ613は欠落しているか、連続し
てスイッチ・オンになっていると考えることができる。
この場合コントローラ401はスイッチ406を動作さ
せ、供給Vtと、コンデンサ402とインダクタ403
とによって形成されるLC回路の電気的共振とを好適に
利用することにより、供給信号からトリガ信号と保持信
号の双方を生成する。
【0058】図9(b)に示す構成に関連する第2の実施
例では、コントローラ611は電源スイッチ613を動
作させて供給電圧をオフにする。この供給電圧Uinはこ
の場合好適には図6(b)に示すような保持電圧Vtであ
ってもよい。この場合コントローラは、マイクロマシン
素子402のトリガー用電圧を発生させるために、スイ
ッチ406を動作させて供給電圧Vtと、コンデンサ4
02とインダクタ403とによって形成されるLC回路
の電気的共振を好適に利用する必要がある。
【0059】図9(b)に示す構成に関連する第3の実施
例では、電源スイッチがオフになった後、動作スイッチ
406は瞬間的にオンになる。或いは代りに動作スイッ
チ406がまだ導通している間電源がオフにされる。そ
れによって動作スイッチは、前述したように放電スイッ
チとして追加的に動作してマイクロマシン素子Csのス
イッチ・オフ遅延を最小にする。
【0060】図9(c)は、トリガー電圧を得るために前
述のタンク回路共振を使用しない本発明の実施例を示
す。図9(c)による回路はDC−DC変換器すなわち、
いわゆるステップアップ・ブースト・コンバータに似て
いる。この電圧昇圧回路は、インダクタ403を介して
電流を引き出すための半導体スイッチ626と、マイク
ロマシン素子402だけから構成される負荷を分離する
ダイオード624とを具備する。従来型のDC−DC変
換器では、比較的大容量コンデンサを使用して電荷を集
めていた。しかし本実施例では、マイクロマシン素子4
02のキャパシタンスCsは負荷コンデンサと大容量コ
ンデンサの双方を具備する。本実施例によるDC−DC
変換器は、単純で低電力の構成にすることが可能である
にもかかわらず、マイクロマシン・スイッチのキャパシ
タンスCsが集める電荷の発生しか必要としないので非
常に高速な動作を行う。ダイオード624は変換器によ
る放電を防止する。第1のスイッチング素子626を用
いてトリガに必要なプルイン電圧まで昇圧が行われる。
第2のスイッチング素子625を用いてマイクロマシン
素子402の容量性電荷(capasitive ch
arge)の放電が行われる。この放電はダイオード6
24が導通していないとき好適に行われる。この放電
は、コンデンサの電荷が接地に放電を行うように信号6
23を用いてスイッチング素子625を制御することに
よって行われる。
【0061】図9(c)に示す構成による第1の実施例で
は、コントローラ621が制御する電源スイッチ613
が設けられている場合、保持電圧がインダクタ403と
ダイオード701とを介して好適に伝えられる。
【0062】図9(c)に示す構成による第2の実施例で
は、電源スイッチ613は存在しないか、あるいは、コ
ントローラ621によって制御されずに連続してオンの
状態である。この場合コントローラ621は、マイクロ
マシン素子402のトリガ電圧と保持電圧の双方を発生
させるために、可変繰返し速度または可変パルス幅でス
イッチ626を動作させる必要がある。
【0063】図9(d)は、アクティブ・コントローラを
使用する代わりに、自己共振を誘導する帰還回路網を利
用する本発明の実施例を示す。自己共振を引き起こす増
幅帰還移相回路網632はUtrig制御信号によって動作
させられる信号631を用いてゲートのオン/オフを行
うことができる。本実施例の利点として、駆動信号周波
数とLC回路共振周波数との間の周波数の不整合が生じ
得ないという点が挙げられる。
【0064】図9(d)に示す構成による第1の実施例で
は、単一制御信号を用いてマイクロマシン素子のトリガ
ーによるプルインが行われる。本実施例では保持電圧は
供給されない。この方法は、回路の効率を考慮する必要
がない場合に利用することができる。その利点として、
プルインの単純な単線制御を利用できることが挙げられ
る。問題点として、別個の保持電圧が供給されないた
め、アクティブ状態でプルイン電圧をずっと動作させる
必要があることが挙げられる。
【0065】図9(d)に示す構成に従う第2の実施例で
は、保持電圧の供給のために別個の制御信号が使用さ
れ、自己発振用正帰還を切断するために別個の制御ライ
ンが使用される。この正帰還はこの場合プルインだけの
ために必要とされる。
【0066】図10(a)は、LC回路402と403と
を駆動するための増幅段703と、入力としてUhold
trig、および供給電圧Vccを有するコントローラ70
1とを具備する本発明の実施例を示す。コントローラ7
01は単一ライン702を用いて増幅段703を制御す
る。好適には、保持電圧Vtは増幅段703用の供給電
圧でもあることが望ましい。
【0067】図10(a)に示す構成による第1の実施例
によれば、増幅器703は例えば図8(b)に描かれてい
る制御信号を用いて制御ライン702で制御される。し
たがって、電圧レベルVtに制御ライン702を保持し
てマイクロマシン素子402をアクティブ状態のままに
するか、あるいは、制御ライン702を接地レベルでア
イドル状態にしてマイクロマシン素子402を復旧させ
るか、あるいは、LC回路402、403の共振周波数
で制御ライン702が発振するか、または、制御ライン
702をその共振周波数近辺で保持してマイクロマシン
素子402のプルインを引き起こすようにするか、のい
ずれかが可能である。
【0068】図10(a)に示す構成に関連する第2の実
施例によれば、電圧Vtは、もう一方の供給電圧Vcc
り低い電圧、好適には接地電圧であり、増幅器への入力
信号はこの場合図8(a)に描かれている制御信号であ
る。
【0069】図10(a)に示す構成に関連する第3の実
施例によれば、マイクロマシン素子をプルイン状態に維
持できるほど十分ではない電圧Vtを用いて、コントロ
ーラ701は、図8(e)または8(f)に描かれているよ
うな振幅変調波形またはパルス幅変調波形のいずれかを
用いることにより、制御ライン702上でトリガー電圧
と保持電圧の双方の制御を行う。これらの波形の周波数
またはそれらの分数調波波形の任意の倍数の周波数がL
C回路402、403の共振周波数またはその近くに存
在する。
【0070】図10(b)は、LC回路402、403を
駆動する自己発振増幅段703、および、入力Uhold
trigおよび供給電圧Vccを備えたコントローラ701
を有する本発明の実施例を示す。インダクタ403から
帰還コンデンサ705の助けを借りて1つの帰還パスが
設けられる。コントローラ701は単一ライン702を
用いて増幅段703を制御する。好適には、保持電圧V
tは増幅器703用の供給電圧でもあることが望まし
い。磁気結合されたコイルあるいは好適にはインダクタ
403からのタップ706が設けられ、位相偏移された
帰還信号が出力されて帰還コンデンサ705によって増
幅段へ送られるように構成される。図10(b)で、イン
ダクタ403の巻線の一端は供給電圧Vtと接続され、
他端は帰還コンデンサCfbと接続され、さらにタップは
マイクロマシン素子の1つの電極と接続される。しかし
当業者には明らかなように、このタップは供給電圧Vt
との接続も同様に可能であり、さらにインダクタ403
の両端は、帰還コンデンサC fbとタンク回路キャパシタ
ンスCsとそれぞれ接続することが可能である。図10
(b)による回路あるいはこの回路の上述の変形例によっ
て周知のハートレー発振器が有効に形成され、この増幅
器によって共振周波数で利得が得られた場合、適切に選
択された構成部品で回路の発振が生じる。
【0071】図10(b)に示す構成による第1の実施例
では、別個の保持電圧を発生させる必要がなければコン
トローラ701は不要となる。帰還信号の接地または帰
還信号の停止により帰還信号の増幅器703に対する影
響を単に阻止するだけで、自己発振の阻止が可能とな
る。この利点は単純な単線制御であるが、たとえ低い保
持電圧で充分であっても、マイクロマシン素子が不必要
に常時プルインされるため効率の低下が生じる。
【0072】図10(b)に示す構成に従う第2の実施例
では、コントローラ701が設けられて同様に保持電圧
が供給される。トリガ電圧を発生させる自己発振はマイ
クロマシン素子402のプルイン期間中にしかアクティ
ブにならない。出力増幅器の制御を行うことによりコン
トローラ701は適切なDCレベルに合わせて保持電圧
を供給し、一方で自己発振の維持に必要な帰還信号の終
了を同時に行う。高インピーダンス制御手段704を用
いてこれを行う単純な方法が図10(b)に示されてい
る。この高インピーダンス制御手段704によって、コ
ントローラ701の出力が高いインピーダンス状態にあ
る場合帰還信号が増幅器703に達することが可能にな
る。コントローラ出力が高いか低いかのいずれかの場
合、帰還信号は増幅器703への到達を妨げられる。出
力レベルのうちの一方が増幅器の出力を制御してマイク
ロマシン素子402用のDC保持電圧を供給し、他方の
レベルすなわちアイドル中のレベルによってマイクロマ
シン素子の復旧が行われる。本実施例の利点として、た
った1本の信号ラインのDC信号レベルだけを用いてマ
イクロマシン素子の完全な制御を行うことが可能となる
ことが挙げられる。
【0073】図11(a)〜(b)は、いくつかのマイクロ
マシン素子402の制御を必要とする状況で利用可能な
本発明の実施例を示す。図11(a)〜(b)に、マイクロ
マシン素子がコンデンサ402として示されている。こ
れらのマイクロマシン素子は加算エレメント401によ
って制御され、スイッチ803と804との助けを借り
て第1の制御信号Uholdと第2の制御信号Utrigはこの
エレメントに転送されることができる。保持スイッチ8
03を好適に設けて、復旧遅延のスピード・アップのた
めの放電機能を提供することが可能となる。
【0074】図11(a)に示す構成に関連する第1の実
施例では、第2の制御信号Utrigが電圧変換手段801
を用いて第1の制御信号Uholdから形成される。1つの
可能性として、第1の制御信号UholdがDC電圧であ
り、やはりDC電圧である第2の制御信号Utrigを発生
するために電圧変換手段によってこの第1の制御信号の
DC−DC変換を行うことである。したがって第2の制
御信号UtrigのDC電圧レベルは第1の制御信号Uhold
の電圧レベルより高いレベルに変換される。第2の制御
信号Utrigは、電圧変換手段801の出力と接地との間
に設けられる大容量コンデンサ802に集められる。加
算エレメント401への制御信号の選択は本推奨実施例
ではFETスイッチであるスイッチ手段803、804
を用いて制御される。第1の制御信号Uholdの選択制御
はスイッチ手段803を用いて実現される。同様に、第
2の制御信号Utrigはスイッチ手段804によって選択
される。好適には、スイッチ手段804を制御する信号
はAC電圧信号であり、この信号によってスイッチ手段
804は導電状態と非導電状態との間を交番する。第1
の制御信号Uholdと第2の制御信号Utrigとの和あるい
は第2の制御信号Utr ig単独のいずれかによってマイク
ロマシン素子のプルインが行われる。
【0075】図11(b)に示す構成による第2の実施例
では、別個のUtrig供給電圧805が用いられる。当業
者にとって明らかなように、電圧変換手段805はDC
の電源装置またはなんらかの他の変換器であってもよ
い。例えば、なんらかの好適なDCまたはAC信号を加
算エレメント401に出力することが可能である。
【0076】図11(a)〜(b)には2つのマイクロマシ
ン素子と制御回路しか図示されていないが、当業者には
明らかなように、任意の他の数の素子と制御回路を設け
てもよい。またこれらのマイクロマシン素子は相互に異
なるものであってもよい。このことはプルイン効果を引
き起こす所要電圧レベルは異なっていてもよいことを意
味し、したがって、それぞれのスイッチ803と804
のための異種変換器または異なるスイッチ・タイミング
の利用のいずれかが必要となることを意味する。
【0077】上記実施例はマイクロマシン素子の制御を
開示したものである。これらの制御回路のすべての実施
例は電気的信号を利用するものである。特に、実施例の
ほとんどは、制御信号の効果を増幅するためにLC共振
を好適に利用する装置を開示するものである。第2の制
御信号Utrigを強めるための共振の利用に加えて別の可
能性としてマイクロマシン素子自身の機械的共振の好適
な利用が考えられる。第2の制御信号の高調波周波数と
マイクロマシンの素子構造の機械的共振とのマッチング
を行うことによりこれを行うことができる。しかしこれ
を行うには機械的構造に高いQ値を必要とする。実際問
題として、このことは、マイクロマシン構造を真空中で
動作させて外乱を最少にする必要があることを意味す
る。
【0078】一般に、マイクロマシン素子を制御する装
置には、少なくとも第1の制御信号と第2の制御信号と
を発生させる手段が含まれると言うことができる。これ
らの手段は例えば電圧変換手段などであってもよい。こ
の電圧変換のためにはバッテリでも好適である。本発明
による装置は少なくとも第2の制御信号の電圧レベルを
上げる手段を有する。特にある一定の電圧レベルをより
高い電圧レベルまで上げる場合、この手段は一般的な電
圧変換回路であってもよい。その他の可能性として、少
なくとも第2の制御信号の電圧レベルを上げる手段をL
C回路を形成するインダクタとコンデンサとから構成す
るということが考えられる。この場合、マイクロマシン
素子の固有コンデンサの利用が可能である。インダクタ
とコンデンサは個別部品であってもよい。本発明による
装置は、第1の制御信号と、昇圧された電圧レベル持つ
第2の制御信号とをマイクロマシン素子に印加する手段
をさらに有する。これらの手段として例えば加算回路な
どがある。加算回路は第1の制御信号と第2の制御信号
とを一緒に加算して、これらの信号の和をマイクロマシ
ン素子へ出力するために使用される。当業者には明らか
なように、マイクロマシン素子へ信号を出力する手段の
前あるいは後で、少なくとも第2の制御信号の電圧レベ
ルの昇圧が可能である。この昇圧は制御回路の構成に依
存する。
【0079】図12は本発明による方法を単純化した流
れ図の助けを借りて示す。第1のステップ850で、第
1の制御信号Uholdと第2の制御信号Utrigとが生成さ
れる。第1の制御信号Uholdを例えば供給電圧から直接
生成してもよい。第2の制御信号Utrigは例えば第1の
制御信号Uholdから生成してもよい。ステップ851で
マイクロマシン素子の状態を変化させるために第1の制
御信号Uholdと第2の制御信号Utrigとがマイクロマシ
ン素子に印加される。この新しい状態は、マイクロマシ
ン素子のトリガー状態、即ちプルイン状態である。本発
明の第1の実施例によれば、プルイン状態は第2の制御
信号Utrigだけを用いて達成される。本発明の別の実施
例によれば、マイクロマシン素子にプルイン効果を発生
させるためには、第1の制御信号Uholdと第2の制御信
号Utrigとの和が必要となる。次のステップ852で、
第2の制御信号Utrigの出力は中断され、マイクロマシ
ン素子の新しい状態が第1の制御信号Uholdを用いて維
持される。当業者には明らかなことであるが、プルイン
状態の維持ができるように第1の制御信号Uholdは復旧
電圧より高くなければならない。第1の制御信号Uhold
をアクティブでない状態にすると、マイクロマシン素子
はその元の状態に復旧することができる。マイクロマシ
ン素子に印加する前に、第1の制御信号Uholdと第2の
制御信号Utr igの増幅を行ってもよい。増幅を行う1つ
の可能な方法としてLC共振回路の使用がある。別の可
能性としてマイクロマシン素子の機械的共振の利用が考
えられる。制御信号の増幅または自己発振のいずれかを
行うためにバッファや増幅器を同様に使用することも可
能である。
【0080】図13(a)と13(b)に、基板上に実現さ
れた制御装置の実際の構成が示されている。図13(a)
と13(b)とからわかるように、本発明のこれらの実施
例では、2つの制御信号をマイクロマシン素子900に
印加するために使用される電極901、902は互いに
隔てられている。
【0081】図13(a)では、電極901へ制御信号が
出力されると、マイクロマシン素子900、ここではマ
イクロマシン・スイッチがその状態を変えるように構成
される。本発明によれば、第1の制御信号Uholdは第1
の電極901に設けられ、第2の制御信号Utrigは第2
の電極902に設けられる。第2の制御信号Utrigは好
適には短時間高電圧パルスであることが望ましく、この
パルスは第1の制御信号Uholdを用いてプルイン効果を
引き起こすことができるほど高い。プルイン効果が生じ
ると、第2の制御信号Utrigをアクティブでない状態に
することができ、その後第1の制御信号Uholdだけを用
いてプルイン状態が維持される。同じ電極を用いて、第
1の制御信号Uholdと第2の制御信号Utrigとをマイク
ロマシン素子に供給してもよい。
【0082】図13(b)は、図13(a)に図示のものと
同じ種類の装置を例示する。この場合、第2の制御信号
trig回路に設けられる共振回路を用いて短時間高電圧
が得られる。インダクタLを用いて、および、マイクロ
マシン素子の固有キャパシタンスを用いて共振回路が形
成される。好適には、第2の制御信号Utrigの周波数は
共振回路の共振周波数よりわずかに(1〜6%)高いこと
が望ましい。この共振回路を用いて、プルイン効果を引
き起こすことができるほど高くなるまで第2の制御信号
trigの電圧レベルを上げることができる。
【0083】本発明によれば、制御電極は誘電体層によ
って少なくとも部分的に覆われ、前記制御電極とマイク
ロマシン素子との間の電気接触が妨げられる。
【0084】図14はマイクロマシン素子の実際のレイ
アウトを示す。この場合、共振タンク回路のインダクタ
ンスを供給する環状インダクタンスを備えたスイッチが
描かれている。この場合漂遊容量を含む制御電極のキャ
パシタンスCsは、LC回路の総キャパシタンスを形成
する。この環状インダクタンスは、そのサイズを小さく
し、かつ、漏洩インダクタンスを低減できるように好適
に磁心を備えるように構成される。
【0085】図14は、環状インダクタンスとマイクロ
マシン素子とが同じ基板951上に集積化されるような
実施例を示す。図14に図示の装置にはマイクロマシン
素子402、信号パッド953および制御電極952が
含まれる。この推奨実施例では、マイクロマシン素子4
02の動作を制御するための制御電極952が1つしか
設けられていない。本発明によれば、制御目的用として
複数の電極を用いることも可能である。これらの制御信
号は制御信号パッド954を介して基板に印加される。
これらの信号は環状インダクタンス955を介してマイ
クロマシン素子402に印加される。環状インダクタン
ス955は磁心956の周りに好適に設けられる。イン
ダクタ955とマイクロマシン素子402の固有キャパ
シタンスとによって、前述したようにプルイン効果を引
き起こすために必要な電圧レベルまで制御信号の電圧レ
ベルを上げることが可能となる。基板951は、マイク
ロマシン素子402とインダクタ955とをその上に集
積化するシリコン・ウェーハであってもよい。1つの可
能性としてホウケイ酸ガラスを基板として使用すること
が考えられる。この基板はポリマーから作られていても
よい。使用インダクタは、好適には磁心の周りに配設さ
れた3次元ソレノイドまたはトロイドである。好適には
磁心956は高い誘電率を持つことが望ましい。インダ
クタ955とマイクロマシン素子402とを同一基板上
に集積化しないことも可能である。この実施例によれば
インダクタはマイクロマシン素子の外部にあるバルク部
品である。
【0086】同一基板上に集積化されたインダクタを持
つマイクロマシン・スイッチに本発明を適用するとき、
インダクタの実際のインダクタンス値は100nH〜1
0000nHのオーダーであり、1〜200MHzの周
波数帯域でQ係数は10より大きい必要がある。機械的
共振のQ係数は所望の切換え時間に依存するが、0.0
1〜0.5のオーダーである。
【0087】図15はマイクロマシン素子構造、この場
合スイッチの偏向の過渡現象のシミュレーションを示
す。x軸は次元の無い時間スケールであり、y軸は構造
の偏向および対応するプルイン電圧を図示する。第1の
グラフ998は第1と第2の制御信号の和を記述するグ
ラフである。第2のグラフ999はマイクロマシン・ス
イッチの偏向を示すグラフである。電圧はまず第1の制
御信号の電圧、すなわち保持電圧レベルまで増加する。
時点50で、第2の制御信号が電極に供給され、その結
果マイクロマシン素子のプルイン効果が生じる。第2の
制御信号が約10単位時間でアクティブにされる。この
プルイン状態は時点150まで第1の制御信号を用いて
保持される。図からわかるように、本発明による装置を
用いて、プルイン電圧のわずか1/10の低い電圧レベ
ルを用いてプルイン状態の維持が可能となる。
【0088】上記説明の中で、スイッチのようなマイク
ロマシン素子の動作制御が可能となる様々な種類の装置
を示してきた。ここまでは、使用される部品と素子の実
際的な値に対しては注意を払わなかった。本装置の技術
的特徴を明らかにするために、例えば、マイクロマシン
・スイッチは、その機械的共振周波数f0が10〜20
0kHzであるように設定することができる。機械的品
質係数Qmは0.05と0.5の間にある。プルイン電圧
pull-inは10〜30V、マイクロマシン・スイッチ
の固有キャパシタンスは1〜30pFである。使用する
インダクタのインダクタンスは好適には100nH〜1
0μHとすることができる。LCタンク回路の品質係数
Qは好適には10より大きいことが望ましく、タンク回
路の共振周波数fLCは1〜200MHzである。第2の
制御信号ULtrigの生成に使用するAC電圧源はプルイ
ン電圧Upull-inの約0.1〜0.2倍の振幅を有する。
典型的にはこのAC電圧源は1〜3Vのような電圧にな
る。AC信号の周波数は1〜200MHzである。第1
の制御信号を生成するためのDC電圧源が電圧を生成
し、この電圧の振幅はプルイン電圧Upull-inの0.1〜
0.2倍であり、一般に1〜3Vである。当業者には明
らかなことであるが、上記の値は1例にすぎず、本発明
を決して限定するものではない。
【0089】複雑さを減らし、それによって価格を低減
するためにマイクロマシン素子の制御は低い電圧を用い
て好適に実行される。マイクロマシン素子の制御のため
の新しい独創的で実際的な解決方法を本明細書に提示し
た。これらのマイクロマシン素子は、スイッチ、リレー
または電気的スイッチングおよび光スイッチングを目的
とする他の任意の種類のマイクロマシン素子であっても
よい。
【0090】マイクロマシン素子は今日電気通信分野で
多くの目的ために利用されている。例えば、移動局、特
にデュアル・バンドあるいはデュアル・モードの移動局
で多くの目的のためにスイッチングが必要とされる場合
にマイクロマシン素子が使用される。
【0091】以上説明した構成の中で、本質的に同じ作
用をする他の素子でこれらの構成要素や手段を置き換え
ることが可能である。
【0092】以上本発明を前述の実施例と関連して説明
した。しかし、本発明がこれらの実施例だけに限定され
るものではなく、その発明思想と以下の特許請求項の精
神と範囲内に含まれるすべての考え得る実施例を含むこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は様々なマイクロマシン・スイッチ
構造を示す図である。
【図2】単純化された超小型電気機械システムのピスト
ン構造を示す図である。
【図3】マイクロマシン容量性素子の典型的電圧対偏向
を示す図である。
【図4】3状態容量構造の電圧対キャパシタンス特性を
示す図である。
【図5】電気的または機械的共振周波数と信号周波数の
比への切換え遅延の依存度を示す図である。
【図6】タンク回路共振周波数と制御信号共振周波数の
比への切換え遅延の依存度を示す図である。
【図7】(a)〜(e)は本発明の基本概念を示す図であ
る。
【図8】(a)〜(h)はマイクロマシン素子の制御に用い
る波形を示す図である。
【図9】(a)〜(d)はマイクロマシン素子を制御する本
発明の実施例を示す図である。
【図10】(a)〜(b)はマイクロマシン素子を制御する
本発明の実施例を示す図である。
【図11】(a)〜(b)は複数のマイクロマシン・スイッ
チを制御する本発明の実施例を示す図である。
【図12】本発明による方法の単純化した流れ図を示す
図である。
【図13】(a)〜(b)は基板上の制御電極の構成を示す
図である。
【図14】基板上のLC回路の構成を示す図である。
【図15】マイクロマシン素子の動作の過渡現象シミュ
レーションを示す図である。
【符号の説明】
401…加算手段 402…マイクロマシン素子(コンデンサ) 403…インダクタ 404…追加コンデンサ 405…スイッチ(スイッチ手段) 406…電界効果トランジスタ(FET)スイッチ Uhold…第1の制御信号 Utrigger…第2の制御信号 Uin…入力信号 Vt …終端電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウラディミール エルモロブ フィンランド国,エフイーエン−00300 ヘルシンキ,コルポーンティエ 3 ベー 7 Fターム(参考) 5G057 AA19 KK01 RR10 RS10

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのマイクロマシン素子を
    制御する方法において、前記マイクロマシン素子が、少
    なくとも第2の制御信号を用いてアクティブ状態に設定
    され、前記マイクロマシン素子が少なくとも第1の制御
    信号を用いて前記アクティブ状態に維持されることを特
    徴とするマイクロマシン素子を制御するための方法。
  2. 【請求項2】 前記アクティブ状態がプルイン状態であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御信号が短時間電圧パルス
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御信号が短時間正弦波信号
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の制御信号が短時間パルス列で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の制御信号が周波数掃引波形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の制御信号が定電圧信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記マイクロマシン素子が前記第1の制
    御信号と第2の制御信号の和を用いてアクティブ状態に
    設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記和が異なる振幅を持つ信号から成る
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記和が異なる周波数を持つ信号から
    成ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記和が異なるデューティ・サイクル
    を持つ信号から成ることを特徴とする請求項8に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 前記和が異なるパルス密度を持つ信号
    から成ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の制御信号の振幅が前記第1
    の制御信号の振幅より大きいことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 共振回路を用いて前記第2の制御信号
    の振幅が上げられることを特徴とする請求項13に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の制御信号の周波数が前記共
    振回路の電気的共振周波数より0〜6%低いことを特徴
    とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2の制御信号の高調波周波数が
    前記マイクロマシン素子の機械的共振周波数と本質的に
    同じであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の制御信号の高調波周波数が
    前記マイクロマシン素子の電気的共振と本質的に同じで
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのマイクロマシン素子
    (402)を制御するための装置において、少なくとも第
    1の制御信号と第2の制御信号を生成する手段と、少な
    くとも前記第2の制御信号の電圧レベルを上げる手段
    と、前記第1の制御信号と、昇圧された電圧レベルを持
    つ前記第2の制御信号とをマイクロマシン素子へ供給す
    る手段とを少なくとも含むことを特徴とするマイクロマ
    シン素子を制御するための装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも前記第1の制御信号と前記
    第2の制御信号とを生成する手段が少なくとも電圧変換
    器回路を含むことを特徴とする請求項18に記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 前記電圧変換器回路が、DC電圧源と
    接続されたインダクタと、固有キャパシタンスを持つマ
    イクロマシン素子と、前記マイクロマシン素子の前記コ
    ンデンサの放電を防止するためのダイオードと、前記イ
    ンダクタと前記ダイオードとの間の電圧を制御するため
    の第1のスイッチング素子と、前記マイクロマシン素子
    の前記キャパシタンス(402)の前記電荷をリセットす
    るための第2のスイッチング素子(803)とを少なくと
    も含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも前記第2の制御信号の電圧
    レベルを上げるための手段が、少なくとも共振回路を含
    むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記共振回路が1つのインダクタと、
    前記マイクロマシン素子のキャパシタンスとから構成さ
    れることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記キャパシタンスが前記マイクロマ
    シン素子に固有のものであることを特徴とする請求項2
    2に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記キャパシタンスが前記マイクロマ
    シン素子の外部にあることを特徴とする請求項22に記
    載の装置。
  25. 【請求項25】 前記インダクタと前記マイクロマシン
    素子とが同一基板上に集積化されることを特徴とする請
    求項22に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記基板がシリコン・ウェーハである
    ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記基板がホウケイ酸ガラスであるこ
    とを特徴とする請求項25に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記基板が石英からつくられることを
    特徴とする請求項25に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記基板がポリマーからつくられるこ
    とを特徴とする請求項25に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記インダクタが3次元ソレノイドで
    あることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記インダクタが3次元トロイドであ
    ることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記インダクタが高い誘電率の磁心を
    有することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記インダクタが前記マイクロマシン
    素子の外部にあるバルク部品であることを特徴とする請
    求項22に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記共振回路が、DC電圧源と接続さ
    れたインダクタと、固有キャパシタンスを持つマイクロ
    マシン素子と、前記マイクロマシン素子の前記固有キャ
    パシタンスの放電を制御するためのスイッチング素子と
    を少なくとも含むことを特徴とする請求項21に記載の
    装置。
  35. 【請求項35】 前記共振回路が増幅段によって駆動さ
    れることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記増幅段が前記共振回路からの帰還
    信号を用いて制御されることを特徴とする請求項35に
    記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記第1の制御信号と、昇圧された電
    圧レベルを持つ前記第2の制御信号とを前記マイクロマ
    シン素子に供給する手段が、前記第1の制御信号と前記
    第2の制御信号とを加算するための加算素子を含むこと
    を特徴とする請求項18に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記第1の制御信号と前記第2の制御
    信号とを前記マイクロマシン素子に供給する手段が、少
    なくとも1つの制御電極を含むことを特徴とする請求項
    18に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記第1の制御信号と前記第2の制御
    信号とを前記マイクロマシン素子に供給するための手段
    が、前記第1の制御信号および前記第2の制御信号用と
    して少なくとも2つの別個の制御電極を含むことを特徴
    とする請求項18に記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記制御電極が、前記制御電極と前記
    マイクロマシン素子との間の電気接触を妨げるために誘
    電体層によって少なくとも部分的に覆われることを特徴
    とする請求項38または39に記載の装置。
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