JP2002035956A - 管の接合方法 - Google Patents

管の接合方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本の管を高速度で接合することができる管
の接合方法を提供する。 【解決手段】 まず溶接雰囲気が大気圧下の状態で溶接
を行う第1溶接手段18によって、突き合わせ部5の外
周面側領域31を全周にわたって溶接し、次に、減圧下
で電子ビームを照射して溶接する第2溶接手段19によ
って、管2の内側23から突き合わせ部5の内周面17
に向けて、電子ビーム21を照射して、突き合わせ部5
の内周面側領域31を全周にわたって溶接する。したが
って、突き合わせ部5の外周面側領域30には、確実に
裏波ビード26を形成することができ、第2溶接手段1
9で溶接するときには、突き合わせ部5の内側23のみ
を減圧すればよく、外側24を減圧する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端面が相互に突き
合わされた2本の管の突き合わせ部を、接合する管の接
合方法に関し、特にパイプライン敷設工事において、好
適に実施することができる管の接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプラインは、敷設現場で複数本の導
管を、その端面を相互に突き合わせて敷設し、この各導
管の突き合わせ部を各種の溶接方法によって、溶接され
る。このようなパイプラインでは、ガスなどの流体を大
容量で輸送するために、管径の大きい導管が使用され、
さらに流体を高圧輸送するために、厚板の導管が使用さ
れる。したがって、パイプラインを速く建設するために
は、突き合わせ部を高速で接合する必要があり、MAG
溶接方法、TIG溶接方法、レーザ溶接方法および電子
ビーム溶接方法などの種々の溶接方法の高速溶接化が考
案されている。特に、電子ビーム溶接方法は厚板の高速
溶接が可能な方法であるため、この電子ビーム溶接方法
を、パイプラインの突き合わせ溶接に用いるための装置
が開発されている。
【0003】また、特開昭52−26331号公報に
は、2台の電子ビーム出射装置からの各電子ビームによ
って、被溶接材の継目を、被溶接材の厚さの途中まで溶
込み、部分溶接する方法が開示されている。
【0004】また、特開昭55−128384号公報に
は、まず電子ビーム溶接によって、被溶接材の外面側を
溶接し、その後一定時間ずらして、電子ビーム溶接によ
って、被溶接材の内面側を溶接する方法が開示されてい
る。
【0005】また、特開昭56−22139号公報に
は、2つの金属体の突き合わせ面に、両側から同時に電
子ビームを照射することによって溶接する方法が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電子
ビーム溶接方法は、高速溶接が可能な方法であるが、上
向きの溶接姿勢、すなわち鉛直上方に向けて電子ビーム
を照射して溶接するとき、裏波ビードなどと呼ばれる突
き合わせ部の外周面側に盛り上がる余盛を形成すること
が困難である。つまり、上向きの溶接姿勢のとき、裏波
ビードを形成するための条件許容度が小さく、突き合わ
せ部の開先ギャップの僅かな誤差によって、電子ビーム
溶接後に、裏波ビードの補修を必要とし、導管敷設の高
速施工が阻害される。また、突き合わせ部の内側と外側
とを減圧するための機構を必要とし、溶接装置の構成が
複雑になってしまう。
【0007】また、特開昭52−26331号公報、特
開昭55−128384号公報および特開昭56−11
9679号公報に開示される先行技術では、いずれも管
の外側を減圧するための機構を必要とする。
【0008】また、電子ビーム溶接方法で形成されるビ
ード幅は狭くなるので、このビードは、突き合わせ部か
ら導管の内側に向けて、鋭く突出した形状を有してい
る。したがって、このビードが管内の流体の流れ抵抗と
なって、流体が圧力損失を生じることがある。また、溶
接部の超音波試験のとき、ビードの突出部で強い反射波
が返ってくるので、正確な検査を阻害することがある。
【0009】したがって、本発明の目的は、端面が相互
に突き合わされた2本の管を、高速度で接合することが
できる管の接合方法を提供することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、管内の流体の
流れ抵抗が可及的に少ないビードを形成することができ
る管の接合方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、端面が相互に突き合わされる2本の管の突き合わせ
部を接合する管の接合方法において、大気圧下で溶接す
る第1溶接手段によって、前記突き合わせ部の外周面側
領域を全周にわたって溶接し、次に、減圧下で電子ビー
ムを照射して溶接する第2溶接手段によって、管の内側
から突き合わせ部の内周面に向けて、電子ビームを照射
して、突き合わせ部の内周面側領域を全周にわたって溶
接することを特徴とする管の接合方法である。
【0012】本発明に従えば、まず溶接雰囲気が大気圧
下の状態で溶接を行う第1溶接手段によって、突き合わ
せ部の外周面側領域を全周にわたって溶接する。このよ
うに、溶接雰囲気を減圧しない第1溶接手段によって、
形成されたビードのビード幅は大きくなるので、突き合
わせ部の外周面側領域には、確実に裏波ビードが形成さ
れる。また、この第1溶接手段としては、溶接雰囲気を
減圧状態にすることなく溶接できる電子ビーム溶接手段
以外の溶接手段を採用することができ、たとえばアーク
溶接手段、ガス溶接手段またはレーザ溶接手段などが採
用できる。
【0013】次に、減圧下で電子ビームを照射して溶接
する第2溶接手段によって、管の内側から突き合わせ部
の内周面に向けて、電子ビームを照射して、突き合わせ
部の内周面側領域を全周にわたって溶接する。すなわ
ち、第2溶接手段として、電子ビーム溶接手段を採用し
ているので、突き合わせ部の内周面側領域を高速度で溶
接することができる。また第1溶接手段によって、突き
合わせ部の外周面側領域を全周にわたって溶接している
ので、突き合わせ部の内側と外側とが気密に遮断され、
これによって、第2溶接手段で内周面側領域を溶接する
とき、突き合わせ部の内側のみを減圧すればよく、外側
を減圧する必要がない。
【0014】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
構成において、前記第2溶接手段によって、突き合わせ
部の内周面側領域を溶接した後、内周面側に形成された
ビードに向けて、前記内周面側領域の溶接時よりも低い
エネルギで、電子ビームを照射すること特徴とする管の
接合方法である。
【0015】本発明に従えば、第2溶接手段によって形
成された内周面側のビードに、この内周面側領域の溶接
時よりも低いエネルギである、たとえば焦点をぼかした
電子ビームが照射され、これによってビードの表面が部
分的に溶融されて、滑らかになる。したがって、この滑
らかなビードでは、管内の流体の流れの抵抗が可及的に
少なくなり、圧力損失も少なくなる。さらに、超音波検
査などの非破壊検査の障害となることもない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
管の接合方法を実現する溶接装置1を示す図である。ま
ず図1を参照して、溶接装置1の構成について説明す
る。溶接装置1は、2本の管2a,2bを固定するクラ
ンプ手段4と、2本の管2a,2bの突き合わせ部5の
外周面側領域30を溶接する第1溶接手段18と、突き
合わせ部5の内周面側領域31を溶接する第2溶接手段
19と、突き合わせ部5の外周面側領域31に開先部2
5を形成する開先形成手段11とによって構成される。
【0017】クランプ手段4は、2つの円環状のリング
部材8a,8bと、これらのリング部材8a,8bに、
外周面側(図1の上方)から直径線方向内方(図1の下
方)に挿通される真円矯正ボルト9と、2つのリング部
材8a,8bにまたがって装着される複数本のクランプ
ボルト10とによって構成される。各リング部材8a,
8bに、略水平に敷設される2本の管2a,2bの端部
を挿入し、端面12を相互に突き合わせる。その後、真
円矯正ボルト9を、管2a,2bの直径線方向内方(図
1の下方)にねじ込むことによって、各管2a,2bを
真円形状に矯正するとともに、各管2a,2bの管軸1
3a,13bが同軸となるように、各管2a,2bを固
定する。
【0018】第1溶接手段18はレーザ出力ヘッド7を
有し、このレーザ出力ヘッド7は、レーザ出射口14を
突き合わせ部5の外周面16に対向させた状態で、突き
合わせ部5の外側24に配置され、各管2a,2bに共
通な管軸13を中心として、管2a,2bの外周に沿っ
て、移動可能に設けられる。このレーザ出力ヘッド7
は、レーザ出射口14から突き合わせ部5の外周面16
に向けて、レーザ光20を出射する。このレーザ光20
は、YAGレーザなどのパルスレーザまたは炭酸ガスレ
ーザなどの連続発振レーザなどが用いられる。
【0019】第2溶接手段19は電子ビーム出力ヘッド
6を有し、この電子ビーム出力ヘッド6は、ビーム出射
口15を突き合わせ部5の内周面17に対向させた状態
で、突き合わせ部5の内側23に配置され、管2a,2
bに共通な管軸13を中心として、管2a,2bの内周
に沿って移動可能に設けられる。この電子ビーム出力ヘ
ッド6は、ビーム出射口15から突き合わせ部5の内周
面17に向けて、電子ビーム21を出射する。
【0020】開先形成手段11は、その開先形成部22
を突き合わせ部5の外周面16に対向させた状態で、突
き合わせ部5の外側24に配置され、管2a,2bに共
通な管軸13を中心として、管2a,2bの外周に沿っ
て移動可能に設けられる。
【0021】次に図2〜図9を参照して、本発明の管の
接合方法について説明する。図2は、本発明の管の接合
方法を説明するための図であり、図3は本発明の管の接
合方法のフローチャートであり、図4はステップs1を
示す図であり、図5はステップs2を示す図であり、図
6はステップs3を示す図であり、図7はステップs4
を示す図であり、図8はステップs5を示す図であり、
図9はステップs6を示す図である。
【0022】まずステップs1で、図4に示すように、
接合すべき2本の管2a,2bを、その各管軸13a,
13bを同軸にした状態で略水平に敷設し、各管2a,
2bの各端面12を相互に突き合わせて、クランプ手段
4で各管2a,2bを固定する。
【0023】次にステップs2で、図5に示すように、
開先形成手段11を各管2a,2bに共通な管軸13を
中心として、管2a,2bの外周に沿って移動させなが
ら突き合わせ部5の外周面側領域30(図5の上方)
を、全周にわたって削り取る。これによって、突き合わ
せ部5の外周面側領域30に、開先部25が全周にわた
って形成される。
【0024】次にステップs3で、図2および図6に示
すように、レーザ出力ヘッド7を各管2a,2bに共通
な管軸13を中心として、管2a,2bの外周に沿って
移動させながら、溶接雰囲気が大気圧下の状態で、突き
合わせ部5に形成された開先部25に向けてレーザ光2
1を照射する。これによって、開先部25が全周にわた
って、部分溶け込み溶接される。このように、溶接雰囲
気が大気圧下の状態で溶接を行う第1溶接工程によっ
て、突き合わせ部5の開先部25が部分溶接されるの
で、突き合わせ部5の外周面側領域30には、全周にわ
たって、外周面側に盛り上がる余盛、すなわち裏波ビー
ド26が確実に形成される。なお、この第1溶接工程に
よる外周面側領域30の溶接作業は、各管2a,2bを
仮付けする作用も兼ねているので、各管2a,2bが正
確に位置決めされる。したがって、次工程の第2溶接工
程での突き合わせ部5の内周面側領域31の溶接作業が
容易となる。さらに、この突き合わせ部5のギャップ許
容度が向上する。
【0025】次にステップs4で、突き合わせ部5の内
側を真空排気して減圧し、図2および図7に示すよう
に、第2溶接手段である電子ビーム出力ヘッド6を各管
2a,2bに共通な管軸13を中心として、管2a,2
bの内周に沿って移動させながら、溶接雰囲気が減圧下
の状態で、突き合わせ部5の内周面17に向けて電子ビ
ーム20を照射する。これによって、突き合わせ部5の
内周面側領域31が、全周にわたって溶接される。この
ように、溶接雰囲気が減圧下の状態、すなわち真空雰囲
気で溶接を行う第2溶接工程では、電子ビーム溶接によ
って、突き合わせ部5の内周面側領域31が溶接される
ので、この内周面側領域31は、高速度で溶接される。
また、突き合わせ部5の外周面側領域30には裏波ビー
ド26が全周にわたって形成されているので、突き合わ
せ部5の内側23と外側24とは、この裏波ビード26
によって気密に遮断される。したがって、第2溶接工程
では、突き合わせ部5の内側23のみを真空排気して減
圧すればよく、外側24を真空排気して減圧する必要は
ない。
【0026】次にステップs5で、図8に示すように、
突き合わせ部5の内側23を減圧状態に保持したまま、
電子ビーム出力ヘッド6を管軸13を中心として、内周
面17に沿って移動させながら、突き合わせ部5の内周
面側領域31のビード27の管の内側23に突出する突
出部28に向けて、上記の第2溶接工程時よりもエネル
ギの低い電子ビーム29、すなわち焦点をぼかした電子
ビーム29を照射する。これによって、ビード27の突
出部28が部分的に溶融され、滑らかになる。つまり、
突き合わせ部5の内周面側が化粧盛溶接される。したが
って、この滑らかに加工されたビード27では、管2
a,2bの内側23を流れる流体に対する流れ抵抗が可
及的に小さくなり、流体の圧力損失も少なくなる。さら
に、超音波検査などの非破壊検査の障害となることもな
い。
【0027】その後、ステップs6に進み、2本の管2
a,2bの接合が完了する。なお、図9に示すように、
突き合わせ部5の外周面側の裏波ビード26の厚さT2
は、管2の厚さT1の50%以下であることが好まし
く、内周面側のビード27の厚さT3は、管2の厚さT
1の50%以上であることが好ましい。つまり、第1溶
接方法によって、突き合わせ部5を管2厚さT1の50
%以下の深さまで溶接し、その後第2溶接方法によっ
て、管2の厚さT1の50%以上の深さを溶接すること
が好ましい。このように電子ビームを使用する第2溶接
方法によって、管厚さの半分以上を溶接することによっ
て、効率よく各管2a,2bを接合することができる。
【0028】上述した本発明の管の接合方法は、たとえ
ばパイプラインの敷設作業において好適に実施され、さ
らに大容量のガスなどの流体を輸送するための大径の管
および高圧輸送に耐えるための厚板の管を接続するとき
に、特に好適に実施される。
【0029】なお、本実施形態の管の接合方法では、第
1溶接方法として、レーザ溶接方法を採用したが、レー
ザ溶接方法に代えて、アーク溶接方法またはガス溶接方
法を採用できる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、端面が
相互に突き合わされた2本の管の突き合わせ部を、溶接
雰囲気が大気圧下の状態で溶接を行う第1溶接手段によ
って、溶接するので、突き合わせ部の外周面側領域に
は、確実に裏波ビードを形成することができる。次に、
減圧下で電子ビームを照射して溶接する第2溶接手段に
よって、管の内側から突き合わせ部の内周面に向けて、
電子ビームを照射して、溶接するので、突き合わせ部の
内周面側領域を高速度で溶接することができる。また、
突き合わせ部の外周面側領域には裏波ビードが形成され
ているので、突き合わせ部の内側と外側とは遮断され、
第2溶接手段による溶接作業時には、突き合わせ部の内
側のみを減圧すればよく、外側を減圧する必要がない。
【0031】請求項2記載の本発明よれば、第2溶接手
段によって形成された内周面側のビードに、低いエネル
ギの電子ビームが照射され、これによってビードが部分
的に溶融し、滑らかになる。したがって、この滑らかな
ビードでは、管内の流体の流れの抵抗が可及的に少なく
なり、流体の圧力損失も少なくなる。さらに、超音波検
査などの非破壊検査の障害となることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の管の接合方法を実現す
る溶接装置1を示す図である。
【図2】本発明の管の接合方法を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の管の接合方法のフローチャートであ
る。
【図4】ステップs1を示す図である。
【図5】ステップs2を示す図である。
【図6】ステップs3を示す図である。
【図7】ステップs4を示す図である。
【図8】ステップs5を示す図である。
【図9】ステップs6を示す図である。
【符号の説明】 1 溶接装置 2a,2b 管 4 クランプ手段 5 突き合わせ部 6 電子ビーム出力ヘッド 7 レーザ出力ヘッド 18 第1溶接手段 19 第2溶接手段 20 レーザ光 21 電子ビーム 26 裏波ビード
フロントページの続き (72)発明者 西尾 護 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 高士 智章 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 Fターム(参考) 4E066 AB04 BE01 CA02 4E068 AA01 AJ04 BG02 DA15 DB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面が相互に突き合わされる2本の管の
    突き合わせ部を接合する管の接合方法において、 大気圧下で溶接する第1溶接手段によって、前記突き合
    わせ部の外周面側領域を全周にわたって溶接し、 次に、減圧下で電子ビームを照射して溶接する第2溶接
    手段によって、管の内側から突き合わせ部の内周面に向
    けて、電子ビームを照射して、突き合わせ部の内周面側
    領域を全周にわたって溶接することを特徴とする管の接
    合方法。
  2. 【請求項2】 前記第2溶接手段によって、突き合わせ
    部の内周面側領域を溶接した後、内周面側に形成された
    ビードに向けて、前記内周面側領域の溶接時よりも低い
    エネルギで、電子ビームを照射すること特徴とする請求
    項1記載の管の接合方法。
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