JP2002035261A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002035261A
JP2002035261A JP2000218551A JP2000218551A JP2002035261A JP 2002035261 A JP2002035261 A JP 2002035261A JP 2000218551 A JP2000218551 A JP 2000218551A JP 2000218551 A JP2000218551 A JP 2000218551A JP 2002035261 A JP2002035261 A JP 2002035261A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Osamu Nagasaka
修 長坂
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも2以上の入賞口が遊技盤面にほぼ相
上下して配置された遊技機において、上方及び下方の各
入賞口の入賞率の変化が過度に連動するのを防止して、
遊技の趣向を高めることである。 【解決手段】少なくとも2以上の入賞口が遊技盤面にほ
ぼ相上下して配置された遊技機であって、大入賞口(上
方の入賞口)34よりも下方であって、しかも該大入賞
口34の左右両端よりも外方に位置する部分に、盤面を
流下する遊技球Eを受けて、普通電動入賞口(下方の入
賞口)32に入賞し易いように前記遊技球Eを誘導する
球受け部材39を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2以上
の入賞口が遊技盤面にほぼ相上下して配設された遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】少なくとも2以上の入賞口が遊技盤面に
ほぼ相上下して配置された遊技機の一つとして、いわゆ
るアタッカ装置を備えた遊技機があり、本発明に係る図
面である図1を参照にして、アタッカ装置について説明
する。このアタッカ装置30は、上方の大入賞口34
と、その直下の普通電動入賞口32とを備えている。前
記大入賞口34は、横長の長方形状であって、前記普通
電動入賞口32は、前記大入賞口34よりも遙に幅の狭
い方形状をしていて、その幅方向の中央部の直下に配置
されている。また、遊技盤面における前記大入賞口34
の上方、或いは斜上方の部分には、多数の遊技釘(その
一部が符号14,15で表示されている)が配置されて
いる。
【0003】前記大入賞口34は、センタ役物装置20
を構成する特別図柄表示装置21の複数の図柄が特定の
表示態様となって開始されるいわゆる「大当り遊技」に
おいて、所定時間或いは所定個数の入賞があるまで、開
いた状態を維持するようになっている。一方、普通電動
入賞口32に遊技球が入賞されると、前記特別図柄表示
装置21は、1回だけ変動するようになっている。
【0004】そして、ホール側の事情により、「大当り
出玉」の数を減らすには、「大当り遊技」中における発
射球数に対する大入賞口34の入賞球数の割合(大入賞
口34に対する入賞率)を減ずるために、前記大入賞口
34の上方に設けられた多数の遊技釘のうち複数本の遊
技釘14を調整して、遊技球が大入賞口34の外側に逃
げるように、その流下経路を変更させている。ここで、
大入賞口34、及び普通電動入賞口32の大きさ、及び
配置の関係は、上記した通りであるので、大入賞口34
に設けられた大入賞口扉33が起立して、該大入賞口3
4が閉じているいわゆる「通常遊技」中において、普通
電動入賞口32に入賞される遊技球の流下経路は、大入
賞口34に入賞される遊技球のそれとほぼ同一である。
従って、上記のように特定の遊技釘14を調整して、
「大当り出玉」の数が減るように、遊技球の流下経路が
変更されると、「大当り遊技」でない状態でも普通電動
入賞口32に対する入賞球の数、ひいては前記特別図柄
表示装置21の変動回数も同時に減らされてしまう。即
ち、遊技球の流下経路の変更により、大入賞口34及び
普通電動入賞口32の各入賞率は、互いに密に連動して
変化してしまう。
【0005】このため、ホール側にとっては、遊技の趣
向を高めるために、「通常遊技」中、及び「大当り遊
技」後の特典として前記特別図柄表示装置21が確率変
動された高確率時においては、普通電動入賞口32への
入賞率を維持、或いは上昇させたうえで、「大当り出
玉」の数を減らしたい(大入賞口34に対する入賞率を
下げたい)場合があるが、従来のアタッカ装置では、こ
れが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、少なくとも
2以上の入賞口が遊技盤面にほぼ相上下して配置された
遊技機において、上方及び下方の各入賞口の入賞率の変
化が過度に連動するのを解消して、遊技の趣向を高める
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明は、少なくとも2以上の入賞口が遊技
盤面にほぼ相上下して配置された遊技機であって、上方
の入賞口よりも下方であって、しかも該上方の入賞口の
左右両端よりも外方に位置する部分に、盤面を流下する
遊技球を受けて、下方の入賞口に入賞し易いように前記
遊技球を誘導する球受け部材が配置されていることを、
その特徴としている。この構成によれば、上方及び下方
の各入賞口に対する遊技球の各流下経路を異なるものに
できて、前記球受け部材に誘導される遊技球は、下方の
入賞口に対してのみ入賞し易くなるために、上方の入賞
口よりも上方における遊技球の流下経路の変更によっ
て、上方の入賞口に対する遊技球の入賞率が低下されて
も、下方の入賞口に対する遊技球の入賞を低下させない
ようにすることが可能なため、遊技の趣向が高められ
る。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
を前提として、下方の入賞口は、上方の入賞口の幅内に
収まっているものであり、この構成では、下方の入賞口
に入賞される遊技球の流下経路の大部分は、上方の入賞
口に入賞される遊技球の流下経路に含まれているので、
上方及び下方の各入賞口に対する遊技球の各入賞率の変
化の連動性は高くなるが、前記球受け部材の存在によ
り、前記各入賞率の変化が過度に連動するのを解消でき
る。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1,2の
発明を前提として、少なくとも上方の入賞口の近傍に
は、流下する遊技球の流下方向を調整可能な遊技釘が配
置されているために、前記球受け部材によって入賞率の
過度の連動を防止しつつ、前記遊技釘の調整によって、
上方及び下方の双方の入賞口に対する遊技球の入賞率を
同時に変化させられる。
【0010】更に、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかの発明を前提として、上方の入賞口と下方
の入賞口と球受け部材とは、一つの入賞装置に一体とな
って形成されているものである。この構成によれば、上
方及び下方の各入賞口と球受け部材とを個別に遊技盤面
に配置する場合に比較して、これらを容易に、しかも短
時間に遊技盤面に配置できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る入賞装置を
備えたパチンコ機の遊技盤1の正面図である。遊技盤1
には、外側の第1球案内レール2と内側の第2球案内レ
ール3とが取付けられて、第1及び第2の各球案内レー
ル2,3によって囲まれる領域が遊技領域4となってお
り、第1及び第2の各球案内レール2,3が内外で重な
り合って球発射通路5を形成しており、球発射装置(図
示せず)から発射された遊技球は、前記球発射通路5を
通って、前記遊技領域4に放たれる。
【0012】また、前記遊技領域4の略中央部には、セ
ンタ役物装置20が配設され、該センタ役物装置20の
左右両側方には、ゲート装置6がそれぞれ配設されてい
る。遊技領域4における前記センタ役物装置20の直下
には、始動入賞装置7が配設され、該始動入賞装置7の
直下には、アタッカ装置30が配設されている。前記始
動入賞装置7の左右両側には、第1サイド入賞装置8が
それぞれ配設されていると共に、前記アタッカ装置30
の左右両側には、第2サイド入賞装置9がそれぞれ配設
されている。また、センタ役物装置20の上部の左右両
側には、第1風車11がそれぞれ配設されていると共
に、その下部の左右両側には、第2風車12がそれぞれ
配設されている。
【0013】また、前記センタ役物装置20は、特別図
柄表示装置21と装飾枠体22とを備えており、前記特
別図柄表示装置21には、絵柄、英数字、記号等の図柄
を表示する液晶表示器、CRT表示器、LED表示器等
の表示器が使用される。特別図柄表示装置21の図柄
は、前記始動入賞装置7、或いは前記アタッカ装置30
の下側の普通電動入賞口扉31が手前側に倒れて開いた
普通電動入賞口32に遊技球が入賞することにより変動
を開始して、所定時間変動した後に停止する。そして、
停止したときの複数の図柄が特定の表示態様になって開
始される「大当り遊技」においては、前記アタッカ装置
30の上側の大入賞口扉33が手前側に倒れて開いた大
入賞口34に、所定時間(例えば、30秒)、或いは所
定個数(例えば、10個)の入賞があるまで、前記大入
賞口34は、開いた状態を維持する。そして、前記大入
賞口扉33の起立により大入賞口34が閉じられた後に
おいても、該大入賞口34を通って受け止められた遊技
球(入賞球)が、内部の特定入賞口(図示せず)を通過
すると、再度、大入賞口扉33が手前側に倒れて前記大
入賞口34が開いて、最高16回(ラウンド)だけ、上
記「「大当り遊技」が繰り返される。
【0014】また、前記センタ役物装置20を構成する
装飾枠体22には、赤色及び緑色の発光ダイオードから
なる表示ランプ23,24が配設されている。両表示ラ
ンプ23,24は、遊技球が前記ゲート装置6を通過し
て、ゲートセンサ(図示せず)により検出されると、交
互に所定時間(例えば30秒)だけ点滅する。そして、
点滅を停止したときの点灯色が当り色、例えば緑色の表
示ランプ24が点灯しているときは、アタッカ装置30
の下側の普通電動入賞口扉31が手前側に倒れて、普通
電動入賞口32が一定時間(例えば0.4秒)だけ開か
れる。そして、普通電動入賞口32が開かれている間に
遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置21の図柄が1
回だけ変動することは、上述の通りである。なお、図1
において、13は、いずれの入賞装置(入賞口)にも入
賞しなかった遊技球を回収するアウト口を示す。
【0015】引き続いて、本発明が実施されているアタ
ッカ装置30について説明する。図2は、アタッカ装置
30の全体斜視図であり、図3は、アタッカ装置30の
正面図であり、図4は、図3のX−X線断面図であり、
図5は、アタッカ装置30の平面図である。アタッカ装
置30は、その前面に一体に設けられた取付基板36を
介して遊技盤1に取付けられる。即ち、図5に示される
ように、遊技盤1のアタッカ装置30の取付部分には、
取付孔(「ルーター孔」とも称される)37が貫通して
設けられ、アタッカ装置30は、その前部のステージ状
の前面装飾部材35、その内側に配設された部材及び取
付基板36が、遊技盤1の盤面から突出して、残りの部
分は、全て前記取付孔37に挿入され、前記取付基板3
6の左右2箇所ずつの計4箇所において取付ビス38を
介して遊技盤1に取付けられている。
【0016】また、アタッカ装置30の前面における普
通電動入賞口32の両側方には、互いに形状の異なる各
球受け部材39,41が前方に突出した状態で設けられ
て、各球受け部材39,41の間であって、前記普通電
動入賞口32の直前に相当する部分は、遊技球がそのま
ま通過する球通過孔42となっている。前記各球受け部
材39,41は、普通電動入賞口32が開いている状態
において、その上面を転動する遊技球が前記普通電動入
賞口32に入賞し易いように誘導する部材である。な
お、各球受け部材39,41は、その上面の転動面の高
さ、左右方向の長さ、及びその傾斜角度は、互いに異な
っており、この構成により、左右の各球受け部材39,
41に誘導されて、前記普通電動入賞口32に2つの遊
技球が同時に入賞しようとして球詰まりが生ずるのを防
止する。
【0017】また、ステージ状をした前面装飾部材35
の前板部35aは、遊技盤1の盤面から突出して、該遊
技盤1の盤面に略平行に配置されて、前記各球受け部材
39,41の前面に当接しており、前記前板部35aの
両端部には、遊技盤1の側に向けて鈍角状に傾斜し、し
かも内側に向けて僅かに傾斜した形状の傾斜板部35b
がそれぞれ連設され、各傾斜板部35bには、前記取付
基板36に一体に固定される固定板部35cが前記前板
部35aと略平行に連設されている。
【0018】また、ステージ状をした前面装飾部材35
の両側の各傾斜板部35bの上端部には、内側に向けて
リブ状をした球受け部材43が、該傾斜板部35bに対
して垂直となってそれぞれ設けられている。このため、
リブ状をした各球受け部材43は、前記大入賞口34よ
りも下方であって、しかもその左右両端よりも外側に配
置されている。また、各球受け部材43は、内側が低く
なるように傾斜しているために、前記大入賞口34の両
側において、前記球受け部材43の上方から流下した遊
技球は、該球受け部材43に衝突した後に、普通電動入
賞口32の側に向けて流路が変更されて、前記普通電動
入賞口32に入賞し易くなる。
【0019】また、前記球受け部材39と、その外側に
配置されたリブ状の球受け部材43との間には、遊技球
がそのまま通過する球通過孔44が設けられている。全
く同様にして、前記球受け部材41と、その外側に配置
されたリブ状の球受け部材43との間にも、球通過孔4
5が設けられている。なお、図2及び図3において、E
は、遊技球(パチンコ球)を示す。
【0020】また、図2ないし図5において、前記大入
賞口34を開閉するための大入賞口扉33は、アタッカ
装置30の平面視において、その右端にヘッド部を下方
に向けて配置された第1ソレノイド46により開閉駆動
され、前記普通電動入賞口32を開閉するための普通電
動入賞口扉31は、アタッカ装置30の平面視におい
て、その左端にヘッド部を下方に向けて配置された第2
ソレノイド47により開閉駆動される。なお、図2、図
4及び図5において、48は、大入賞口34内に設けら
れていて、該大入賞口34に入った入賞球を右側の特別
入賞口と左側の通常入賞口(いずれも図示せず)とに振
り分けるための振分部材を駆動する第3ソレノイドを示
す。
【0021】引き続いて、本発明の作用について説明す
る。図3に示されるように、大入賞口34が開いている
状態において、流下経路Aを通る遊技球の殆どは、大入
賞口34に入賞すると共に、大入賞口34が閉じている
状態において、前記流下経路Aを通る遊技球の一部のみ
が、普通電動入賞口32に入賞する。この状態で、大入
賞口34に入賞する球数を減らすには、従来のアタッカ
装置が配設されている場合と全く同様にして、アタッカ
装置30の上方に配設されている本発明の遊技釘に相当
する多数の遊技釘14のうち、例えば黒色で塗り潰され
た特定の遊技釘14を調整して、前記流下経路Aを通っ
ていた遊技球の一部が、流下経路B1,B 2 を通るように
する。これにより、流下経路B1 を通る遊技球は、略直
下に向けて流れて球通過孔44,45を通過して、アウ
ト球となるが、流下経路B2 を通る遊技球は、リブ状を
した球受け部材43に当たって、これの傾斜面の側に向
きを変えて、そのまま普通電動入賞口32の側に向けて
流れて、その一部が前記普通電動入賞口32に入賞す
る。更に、リブ状をした球受け部材43の略上方から流
下する流下経路Cを通る遊技球は、該球受け部材43に
当たった後に、その傾斜下方に沿って流れる向きを変え
るため、前記遊技球の一部が前記普通電動入賞口32に
入賞する。
【0022】そして、従来のアタッカ装置においては、
リブ状をした前記球受け部材43が設けられていないた
めに、前記流下経路B2,Cを通る遊技球は、そのまま球
通過孔44,45を通ってアウト球となる。このため、
大入賞口34の左右両端よりも外側であって、しかもこ
れよりも下方に位置する部分に配置されたリブ状の球受
け部材43の存在によって、大入賞口34に対する入賞
率を下げて、普通電動入賞口32に対する入賞率を維
持、或いは高めることが可能となる。また、図3におい
て、例えば縦横交叉ハッチングで示される特定の遊技釘
14を調整することにより、大入賞口34に対する入賞
率は不変にしたままで、普通電動入賞口32に対する入
賞率のみを調整できる。このため、「通常遊技」中、及
び「大当り遊技」後の特典として特別図柄表示装置21
が確率変動された高確率時において、普通電動入賞口3
2に対する入賞率を維持、或いは上昇させたうえで、大
入賞口34に対する入賞率を低下させること(「大当り
出玉」を減らすこと)ができる。
【0023】また、上記実施例は、大入賞口34、普通
電動入賞口32及びリブ状をした球受け部材43との3
つの部材が、アタッカ装置30に一体に設けられている
ために、これらを個別に遊技盤面に配置する構成に比較
して、各部材を遊技盤面に容易に、しかも短時間に配置
できる利点がある。
【0024】引き続いて、図6及び図7を参照して、本
発明を実施した別のアタッカ装置50について説明す
る。図6は、別のアタッカ装置50の正面図であり、図
7は、同じく平面図である。なお、アタッカ装置50の
説明に際して、上記したアタッカ装置30と同一又は同
等部分には、同一符号又はこれに「’」を付した符号を
用いて、図示のみ行い、重複説明を避けて、アタッカ装
置50の独自の部分についてのみ説明する。このアタッ
カ装置50は、大入賞口34’よりも下方であって、し
かもその左右両端よりも外側に位置した状態で、それぞ
れ球受け部材51が配置されて、左右の各球受け部材5
1の外側に、それぞれ一般入賞装置52が遊技盤1の盤
面から前方に突出した状態で配設されている。即ち、ア
タッカ装置50は、その左右に一対の一般入賞装置52
が一体に設けられた構成であって、各一般入賞装置52
の内側外壁面52aは、その下端において、前記球受け
部材51に連続していて、左右の各球受け部材51は、
その外側が前記一般入賞装置52の内側外壁面52aに
よって閉じられた構成になっている。他の構成は、前記
アタッカ装置30とほぼ同等であるので、詳細説明は行
わない。
【0025】このため、上方から流下して、球受け部材
51に衝突した遊技球は、一般入賞装置52の内側外壁
面52aに当たって、その外側には逃げられないため
に、全ての遊技球は、普通電動入賞口32’の側に誘導
される。この球受け部材51と、一般入賞装置52の内
側外壁面52aとの組み合わせに係る構造によって、球
受け部材51に衝突した遊技球は、図6において、例え
ば流下経路Dを経ることにより、普通電動入賞口32’
に誘導され易くなって、上記した本発明の課題を達成し
得る。
【0026】なお、上記実施例は、本発明をパチンコ機
のアタッカ装置に実施した例であるが、少なくとも2以
上の入賞口が遊技盤面にほぼ相上下して配置されておれ
ば、いかなる入賞口に対しても、本発明の実施は可能で
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明は、少なくとも2以上の入賞口が
遊技盤面にほぼ相上下して配置された遊技機において、
上方の入賞口よりも下方であって、しかも該上方の入賞
口の左右両端よりも外方に位置する部分に、盤面を流下
する遊技球を受けて、下方の入賞口に入賞し易いように
前記遊技球を誘導する球受け部材が配置されているため
に、上方及び下方の各入賞口の入賞率の変化が過度に連
動するのを解消して、遊技の趣向を高めることができ
る。
【0028】このため、本発明をパチンコ機のアタッカ
装置に実施した場合には、普通電動入賞口に対する入賞
率を維持、或いは上昇させたうえで、「大当り遊技」中
における大入賞口への入賞率を調整して、「大当り出
玉」を調整することができて、ホール側の目的を達成し
つつ、遊技の趣向を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入賞装置を備えたパチンコ機の遊
技盤1の正面図である。
【図2】アタッカ装置30の全体斜視図である。
【図3】アタッカ装置30の正面図である。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】アタッカ装置30の平面図である。
【図6】別のアタッカ装置50の正面図である。
【図7】同じく平面図である。
【符号の説明】
1:遊技盤 14:遊技釘 30,50:アタッカ装置 32:普通電動入賞口 34:大入賞口 35:前面装飾部材 43,51:球受け部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上の入賞口が遊技盤面に
    ほぼ相上下して配置された遊技機であって、 上方の入賞口よりも下方であって、しかも該上方の入賞
    口の左右両端よりも外方に位置する部分に、盤面を流下
    する遊技球を受けて、下方の入賞口に入賞し易いように
    前記遊技球を誘導する球受け部材が配置されていること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 下方の入賞口は、上方の入賞口の幅内に
    収まっていることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 少なくとも上方の入賞口の近傍には、流
    下する遊技球の流下方向を調整可能な遊技釘が配置され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 上方の入賞口と下方の入賞口と球受け部
    材とは、一つの入賞装置に一体となって形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    遊技機。
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