JP2002035241A - パチンコ機における電気的駆動源の取付構造 - Google Patents

パチンコ機における電気的駆動源の取付構造

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JP2002035241A JP2000219797A JP2000219797A JP2002035241A JP 2002035241 A JP2002035241 A JP 2002035241A JP 2000219797 A JP2000219797 A JP 2000219797A JP 2000219797 A JP2000219797 A JP 2000219797A JP 2002035241 A JP2002035241 A JP 2002035241A
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Tadashi Kuno
匡司 久野
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的駆動源をビス着することなく確実に取
付けることができるパチンコ機における電気的駆動源の
取付構造を提供する。 【解決手段】 電気的駆動源43を収納する箱枠体47
とその開放側を閉塞する閉塞部材48を備え、該箱枠体
47および閉塞部材48の少なくともどちらか一方に前
記電気的駆動源43を保持する弾性保持片49を設ける
と共に、他方に該弾性保持片49の弾性機能を規制する
規制部57を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におけ
る電気的駆動源の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機には、球払出装置のモ
ータを始めとして数多くの電気的駆動源が使われてお
り、その取付のほとんどがビスにより固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気的駆動源の取付けまたは取外しにあっては、ビ
ス着によるコストの増加と、作業性の煩わしさが大きな
問題となっていた。
【0004】また、振動等によりビス着したビスが緩
み、例えば球払出装置の払出しに支障をきたしたり、ビ
スが外れてパチンコ球の流下を阻止したり、電気回路に
接触してショートさせる等の問題があった。
【0005】そこで本発明は、電気的駆動源をビス着す
ることなく確実に取付けることができるパチンコ機にお
ける電気的駆動源の取付構造を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電気的駆動源を収納する箱
枠体とその開放側を閉塞する閉塞部材を備え、該箱枠体
および閉塞部材の少なくともどちらか一方に前記電気的
駆動源を保持する弾性保持片を設けると共に、他方に該
弾性保持片の弾性機能を規制する規制部を設けたことを
特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記閉塞部材を箱枠体に着脱自在に
係止する係止手段を備えると共に、該係止手段により係
止することにより、弾性保持片の弾性機能を規制するよ
うにした。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記係止手段を弾性保持片に備えた
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、前記規制部
は、誘導傾斜部を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれかに記載の発明において、前記箱枠体の
内面形状を電気的駆動源の外形形状と合致させたことを
特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし5のいずれかに記載の発明において、前記電気的駆
動源は振動モータであり、前記箱枠体および閉塞部材の
いずれか一方をパチンコ機の適宜箇所に一体に形成した
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して説
明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図1はパチン
コ機の裏面図である。図において、1は機枠、2は該機
枠の前面に開閉自在に設けられる前面枠であって、該前
面枠2の後方に遊技盤取付枠3を介して遊技盤4が装着
される。そして、前面枠2の前面の一側にはガラス扉枠
5と前面板6とが開閉自在に装着され、前面板6の前面
に打球供給用の上部球受皿7が取付けられ、その裏面に
打球供給装置8が装着されている。また、前面枠2の下
部には上部球受皿7から溢出するパチンコ球を貯留する
下部球受皿9およびパチンコ球の打球力を調節する操作
ハンドル10が設けられている。
【0013】前記遊技盤4の前面にはガイドレール11
が敷設されている。該ガイドレール11に囲まれる遊技
領域4aの略中央に可変表示装置12が固着され、該可
変表示装置12の直下に始動入賞口13が設けられ、そ
の下方に変動入賞装置14が装着されている。該変動入
賞装置14は電気的駆動源としてのソレノイドにより扉
状の可動体14aを可動して入賞しやすい状態と入賞し
難い状態とに変換する公知的な装置である。
【0014】また、遊技盤4の裏面には合成樹脂により
ほぼ方形状に形成された機構板15が装着されている。
この機構板15のほぼ中央に、前記遊技盤4に設けられ
る可変表示装置12の後部を臨ませる窓部17が開設さ
れており、該窓部17の上方には図示しない補給経路か
らのパチンコ球を貯留する球タンク18が取付けられ
る。また、窓部17の右側方に球払出装置19と球タン
ク18に貯留されるパチンコ球を球払出装置19へ導く
屈曲レール20が配設される。また、球払出装置19の
下方には、払出されたパチンコ球を前面枠2の前面の上
部球受皿7へ導くための排出樋22が形成され、窓部1
7の下方には入賞球集合部23に集められた入賞球を1
個ずつ電気的駆動源によって排出処理する入賞球排出処
理装置24が設けられている。
【0015】前記球タンク18は、図3および図4に示
すように機構板15に接する後面壁25と、該後面壁2
5に対向する前面壁26と、左側壁27と右側壁28と
によって上面が開口する平面略長方形の箱状に形成され
たタンク本体29と、パチンコ球の貯留部30と、該貯
留部30のパチンコ球を前記球払出装置19に導く通路
部31とを形成する底壁体32とで構成している。該通
路部31は、右側壁28に向って約5.5°の傾斜で下
傾しており、該右側壁28に球出口33が形成されてい
る。
【0016】前記底壁体32はほぼ平坦面であり、該底
壁体32は下面に突設したボス34,34をタンク本体
29の底板35にビス着することで、左側壁27に向か
って約3°の緩やかな傾斜で下傾するように着脱自在に
敷設される。そしてその下流端後面壁25側角部に通路
部31に合致して方形状の球導出口36が形成され、該
球導出口36の短手方向の開口側底壁32aを、通路部
31に向って傾斜させつつ漸次低くなる段状に形成して
いる。
【0017】また、通路部31には下流に向かい漸次高
くなる仕切壁37によりパチンコ球を整列して流下させ
る球通路38a,38bが設けられる。そして、該球通
路38a,38bの上流側を約30°の急傾斜として、
上流部にパチンコ球が留まらないようにし、下流側は底
壁体32下面に設けた球均し39によって段状に重なっ
たパチンコ球を整流するようにしている。40は球通路
38a,38bに設けられたゴミ落し用の透孔である。
なお、球タンク18は貯留部30と通路部31とを一体
的に設けたものとしたが、貯留部30と通路部31とを
別体に形成したものであってもよい。
【0018】しかして、球タンク18の下面には振動手
段41が取付けられており、万一屈曲レール20の球切
れ検出器42が球切れを検知すると、該振動手段41が
作動し、その振動により球詰りを自動的に解消して球払
出装置19にパチンコ球を供給するようにしている。該
振動手段41は、図6に示すように電気的駆動源となる
振動モータ43が箱体44に収納される。該振動モータ
43はモータ軸45に偏心円盤46を設けることにより
構成され、該偏心円盤46が回転することにより振動が
発生するようになっている。
【0019】前記箱体44は、一側が開放し振動モータ
43が収納される箱枠体47と、その開放側を閉塞する
閉塞部材48により構成される。該箱枠体47は一側が
開放した箱状に形成され、前記電気的駆動源としての振
動モータ43を保持する一対の弾性保持片49を設ける
と共に、振動モータ43と偏心円盤46とを仕切る仕切
壁50が形成され、該仕切壁50に前記偏心円盤46を
臨ませる凹欠き51が形成されている。前記弾性保持片
49は、箱枠体47の相対する側壁にスリットを設ける
ことにより形成され、先端は箱枠体47の開放面より突
出するように長く形成している。そして、弾性保持片4
9の保持爪52は、上面を下向き傾斜に形成し、下面を
振動モータ43を収納する箱枠体47内面とともに振動
モータ43の外形に合致する円弧状に形成している。ま
た、弾性保持片49を設けた側壁上部外側に係止手段と
して複数の係止突起53,53を形成している。54,
54は箱枠体47の一側に一体に設けられたL字形の取
付係止片である。
【0020】一方、閉塞部材48は、側縁に補強を兼ね
て前記箱枠体47の一対の側壁を跨いでガイドするリブ
70を設けて断面門型の板状に形成され、箱枠体47に
取付ける係止手段として側縁に前記係止突起53,53
に係合するL字形の係合片55,55が形成されると共
に、弾性係止片56を一体に備えている。また、閉塞部
材48には前記弾性保持片49の弾性機能を規制する規
制部57を設けており、該規制部57は閉塞部材48に
開口して形成され、前記弾性保持片49の先端が臨み該
弾性保持片49が強制的に内方に狭窄するテーパー状の
誘導傾斜部58を有している。59,59は振動モータ
43の放熱孔である。
【0021】上記の構成の箱体44に振動モータ43を
収納するには、振動モータ43を弾性保持片49の保持
爪52に押圧することで、保持爪52の傾斜面により付
勢に抗して拡開して箱枠体47に収納され、弾性保持片
49が弾性復帰することで保持爪52により振動モータ
43を保持する。そして、前記弾性保持片49を閉塞部
材48の規制部57に臨ませると共に、前記係止突起5
3,53に対向して係合片55,55を位置させ、該係
合片55,55が係止突起53,53に係合するように
閉塞部材48を横方向(図上左方向)にスライドさせ
る。すると、図8および図9に示すように係合片55,
55が係止突起53,53に係合して前後方向の動きを
固定すると共に、弾性係止片56が前記仕切壁50に係
合して左右方向の動きを固定する。そして、図9に示す
ように規制部57に臨んだ弾性保持片49が誘導傾斜部
58により内方に撓んで、振動モータ43を確実に挟持
して箱体44に固定保持することができる。このとき、
閉塞部材48はリブ70によりがたつくことなく安定し
た状態でスライドでき、確実に係止突起53,53と係
合片55,55を係合させることができる。
【0022】このように振動モータ43が収納された振
動手段41は、タンク本体29の底板35に形成された
係止孔60,60に箱枠体47の取付係止片54,54
を臨ませてスライドさせることで簡単に取付けることが
でき、球タンク18に着脱自在、かつワンタッチで確固
と取付けることができる。そして、振動手段41を取付
けた状態において箱枠体47を介して振動モータ43の
振動を貯留部30と通路部31に確実に伝達することが
できる。
【0023】また、振動モータ43が故障した際には、
まず指で弾性係止片56を付勢に抗して撓ませて仕切壁
50との係合を解除し、続いて閉塞部材48を取付方法
と逆にスライドさせると係合片55,55と係止突起5
3,53との係合が解除されると共に、弾性保持片49
の規制を解除して閉塞部材48を外すことができる。そ
して、弾性保持片49の付勢に抗して振動モータ43を
取外すだけで、新しい振動モータ43と簡単に交換する
ことができる。
【0024】なお、本実施の形態において、箱枠体47
に弾性保持片49を設け、閉塞部材48に規制部57を
設けるようにしたが、弾性保持片49は箱枠体47およ
び閉塞部材48の少なくともどちらか一方に設けるよう
にすればよく、閉塞部材48に弾性保持片49を設け、
箱枠体47に規制部57を設けるようにしてもよい。ま
た、閉塞部材48を板状のものとして説明したが、形状
に限定されることなく箱状のものとしてもよい。
【0025】また、振動モータ43が収納された振動手
段41を取付係止片54により球タンク18の底板35
に取付けるようにしたが、前記箱枠体47または閉塞部
材48のどちらか一方を球タンク18側に一体に成形す
るようにしてもよい。また、球タンクに限らず球誘導樋
または機構板に一体に形成するようにしてもよい。この
ことから、前記箱枠体または閉塞部材のどちらか一方を
予め複数箇所に形成し、パチンコ機の機種や払出し個数
によって任意の場所に振動モータを取付けるようにする
ことも可能となる。なお、本実施の形態において振動手
段41を球タンク18に設けるようにしたが、球払出装
置19にパチンコ球を導く経路に限らず、例えば打球供
給装置8に導く上部球受皿7のパチンコ球の球詰りや入
賞球集合部23の入賞球の球詰りを防ぐために上部球受
皿7や入賞球集合部23に設けるようにしてもよい。
【0026】次に球払出装置19について説明する。前
記球払出装置19は、図11に示すようにケース体61
と駆動モータ62とリードスクリュー63とによって大
略構成されている。ケース体61は箱枠体としての本体
ベース64と閉塞部材としてのカバー体65とにより構
成され、本体ベース64には屈曲レール20に接続する
2条の供給通路66,66がそれぞれ形成されている。
前記駆動モータ62の出力軸67に前記リードスクリュ
ー63が固着されている。このリードスクリュー63は
供給通路66,66の最先端部のパチンコ球を支持して
移送する移送部としての突条68を螺旋状に設けて構成
されており、該突条68は、本実施の形態の場合、リー
ドスクリュー36が1回転することによって供給通路6
6,66の最先端部のパチンコ球を排出樋22に払い出
すようにその螺旋形状が選ばれている。69はリードス
クリュー63の回転によって払出されるパチンコ球を検
出する球計数用センサである。
【0027】なお、本体ベース64とカバー体65は前
記箱枠体47と閉塞部材48と同じ構成を含むため同じ
構成要素には同一符号を付して説明する。本体ベース6
4には前記電気的駆動源としての駆動モータ62を保持
する弾性保持片49を設けると共に、駆動モータ62と
リードスクリュー63とを仕切る仕切壁50が形成さ
れ、該仕切壁50に前記リードスクリュー63を臨ませ
る凹欠き51が形成されている。前記弾性保持片49
は、相対する側壁にスリットを設けることにより形成さ
れ、上端は本体ベース64の開放面より突出して形成し
ている。そして、弾性保持片49の保持爪52は、上面
を下向き傾斜に形成し、下面を駆動モータ62を収納す
る本体内面とともに駆動モータ62の外形に合致する円
弧状に形成している。また、弾性保持片49を設けた側
壁上部外側に係止手段として複数の係止突起53,53
を形成している。なお、弾性保持片49は駆動モータ6
2の中心を保持すると共に、駆動モータ62の高さのほ
ぼ半分を保持する幅が望ましい。
【0028】一方、カバー体65は、本体ベース64に
取付ける係止手段として側縁に前記係止突起53,53
に係合するL字形の係合片55,55が形成されると共
に、弾性係止片56を一体に備えている。また、には前
記弾性保持片49の弾性機能を規制する規制部57を設
けており、該規制部57はカバー体65に開口して形成
され、弾性保持片49を強制的に内方に狭窄するテーパ
ー状の誘導傾斜部58を有している。
【0029】上記の構成の本体ベース64に駆動モータ
62を収納するには、駆動モータ62を弾性保持片49
の保持爪52を押圧することで付勢に抗して拡開させ本
体ベース64に収納し、弾性保持片49が弾性復帰して
保持爪52により駆動モータ62を保持する。そして、
図12および図13鎖線に示すように前記弾性保持を片
49カバー体65の規制部57に臨ませると共に、前記
係止突起53,53に対向して係合片55,55を位置
させ、該係合片55,55が係止突起53,53に係合
するようにカバー体65を下方にスライドさせる。する
と、図12に示すように係合片55,55が係止突起5
3,53に係合して前後方向の動きを固定すると共に、
弾性係止片49が前記供給通路66,66の底壁66a
に係合して上下方向の動きを固定する。このとき、規制
部57に臨んだ弾性係止片49を誘導傾斜部58により
内方に撓ませ駆動モータ62を挟持して確実にケース体
61に固定保持することができる。
【0030】上記した球払出装置19は、駆動モータ6
2を作動させてリードスクリュー63の回転しても、駆
動モータ62がガタつくこともなく安定した状態でパチ
ンコ球を払出すことができる。また、駆動モータ62が
故障しても従来は球払出装置19全体を交換しなければ
ならなかったが、駆動モータ62のみの交換が簡単に行
うことができるため、予備の駆動モータ62の保管だけ
でよく保管スペースも狭くすむ。
【0031】なお、上記実施の形態において、電気的駆
動源の固定を複数の弾性保持片49により固定保持する
ようにしたが、該弾性保持片49は1箇所に設けるだけ
でもよく弾性保持片49の数に規制されることはない。
また、例えば前記箱枠体47および閉塞部材48の双方
に弾性保持片49を設け、それぞれの弾性保持片49に
対応して前記箱枠体47および閉塞部材48の双方に規
制部57を設けるようにして、該箱枠体47および閉塞
部材48の互いの弾性保持片49,49により電気的駆
動源を固定保持するようにしてもよい。
【0032】また、図15は弾性保持片49に閉塞部材
を箱枠体に着脱自在に係止する係止手段を設けた実施の
形態を示し、弾性保持片49の先端部に係止手段として
上面にテーパー面を有する係止部71を設けている。こ
の実施の形態において前記した電気的駆動源として振動
モータの取付について説明するため同じ構成には同一符
号を付して説明する。また、閉塞部材48には、電気的
駆動源を押圧する弾性片72と規制部57の開口下面に
誘導傾斜部58を形成している。この実施の形態におい
て同図鎖線に示すように、閉塞部材48の規制部57に
弾性保持片49の係止部71先端を臨ませて、同図実線
に示すように閉塞部材48を箱枠体47に押し付けるこ
とで、弾性保持片49が係止部71のテーパー面および
誘導傾斜部58により内方に撓み、閉塞部材48が箱枠
体47に被った状態で弾性保持片49が弾性復帰して電
気的駆動源を確固と保持しつつ係止部71が規制部57
端部に係止する。このように、閉塞部材48を箱枠体4
7に押し付けるだけで弾性保持片49および弾性片72
によって電気的駆動源を確固に保持すると共に閉塞部材
を箱枠体に取付けることができる。また、電気的駆動源
の取外しは、係止部71,71を摘んで弾性保持片49
を内方に撓ませ規制部57との係合を外して閉塞部材4
8を取外し、弾性保持片49を付勢に抗して外方に撓ま
せることで簡単に電気的駆動源を外すことができる。な
お、この実施の形態において弾性保持片49に係止手段
の係止部を設けるようにしたが、弾性保持片49に係止
手段としての被係止部を設けるようにしてもよい。
【0033】また、上記実施の形態では、電気的駆動源
として振動モータ13および駆動モータ等のモータを使
用するものとして説明したが、電磁石またはソレノイド
であってもよい。また、電気的駆動源の取付けとして振
動体11の振動モータおよび球払出装置の駆動モータの
取付けについて説明したが、本発明は変動入賞装置,入
賞球排出処理装置等パチンコ機に用いられる電気的駆動
源の取付け、さらに遊技内容を体感させるために前記操
作ハンドル10内に電気的駆動源を用いた振動手段を設
けるようにしたもの、入賞率を変化させたり遊技内容の
趣向を高めるために、遊技盤を振動させたり該遊技盤に
設けた入賞装置を振動させたりする電気的駆動源を用い
た振動手段にも適応可能である。
【0034】また、前記箱枠体および閉塞部材を鉄板の
プレス加工により成形したり、アルミ合金等のダイカス
トまたはマグネシウムをチクソーモールディングで成形
したりしてもよく、電気的駆動源の放熱効果に有効であ
り、しかも箱枠体および閉塞部材を利用して静電気を除
去することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、電気的駆動源をビスを用いるこ
となく取付けることができるので、取付け・取外し作業
が簡単となり、したがって電気的駆動源のみの交換が可
能となり、コストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の裏面図である。
【図3】球タンクの斜視図である。
【図4】球タンクの分解斜視図である。
【図5】振動手段の斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図5の正面図である。
【図8】図5の平面断面図である。
【図9】図5の側断面図である。
【図10】球タンクの要部正面断面図である。
【図11】球払出装置部分の正面図である。
【図12】球払出装置の正面断面図である。
【図13】球払出装置の側断面図である。
【図14】球払出装置の平面断面図である。
【図15】他の実施の形態の側断面図である。
【符号の説明】
43 振動モータ(電気的駆動
源) 47 箱枠体 48 閉塞部材 49 弾性保持片 50 仕切壁(係止手段) 53,53 係止突起(係止手段) 55,55 係合片(係止手段) 56 弾性係止片(係止手段) 57 規制部(係止手段) 58 誘導傾斜部 62 駆動モータ(電気的駆動
源) 64 本体ベース(箱枠体) 65 カバー体(閉塞部材) 71 係止部(係止手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的駆動源を収納する箱枠体とその開
    放側を閉塞する閉塞部材を備え、該箱枠体および閉塞部
    材の少なくともどちらか一方に前記電気的駆動源を保持
    する弾性保持片を設けると共に、他方に該弾性保持片の
    弾性機能を規制する規制部を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機における電気的駆動源の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記閉塞部材を箱枠体に着脱自在に係止
    する係止手段を備えると共に、該係止手段により係止す
    ることにより、弾性保持片の弾性機能を規制するように
    した請求項1記載のパチンコ機における電気的駆動源の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係止手段を弾性保持片に備えた請求
    項2記載のパチンコ機における電気的駆動源の取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記規制部は、誘導傾斜部を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のパチ
    ンコ機における電気的駆動源の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記箱枠体の内面形状を電気的駆動源の
    外形形状と合致させたことを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載のパチンコ機における電気的駆動源
    の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記電気的駆動源は振動モータであり、
    前記箱枠体および閉塞部材のいずれか一方をパチンコ機
    の適宜箇所に一体に形成したことを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載のパチンコ機における電気的
    駆動源の取付構造。
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