JP2002032951A - チェンジャー式記録媒体再生装置 - Google Patents

チェンジャー式記録媒体再生装置

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JP2002032951A JP2000217195A JP2000217195A JP2002032951A JP 2002032951 A JP2002032951 A JP 2002032951A JP 2000217195 A JP2000217195 A JP 2000217195A JP 2000217195 A JP2000217195 A JP 2000217195A JP 2002032951 A JP2002032951 A JP 2002032951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望CDの再生開始までの待ち時間を短くす
る。 【解決手段】 コントロール部10A はロータリストッカ
ー1の各CDの再生回数を個別に計数しており、ユーザの
選択した或るホルダ3Q に収納されていた所望CD4P
再生が終わり、ロータリストッカー1に戻す際、先頭ホ
ルダ31 からホルダ3Q より1つ先頭寄りのホルダまで
の間に、CD4P より再生回数の少ないCDの収納されたホ
ルダの有無をチェックし、無ければ元のホルダ3Q に収
納させ、有ればその内の一番先頭寄りをホルダ3R とし
て、ロータリストッカー1を回転させてホルダ3R を第
2交換位置Bへ移動し、ホルダ3R のCD4S をダミーホ
ルダ13に収納させ、ホルダ3Q をBの位置へ移動し、
CD4S をホルダ3Q に収納させ、更にホルダ3R を第1
交換位置Aの位置に移動し、ディスク再生部6からホル
ダ3R に収納させて並べ替えを行う。この後、ホルダ3
1 をAまで回転して待機状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチェンジャー式記録
媒体再生装置に係り、とくに、所定の情報が記録された
多数の記録媒体を周方向に並べて収納する記録媒体収納
手段を有するチェンジャー式CD(コンパクトディス
ク)プレーヤ、チェンジャー式MD(ミニディスク)プ
レーヤなどのチェンジャー式記録媒体再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数枚のCDをディスク収納部に収納し
ておき、ユーザ所望の任意のCDをディスク収納部から
ディスク再生部にローディングし、再生させるようにし
たチェンジャー式CDプレーヤが有る。このチェンジャ
ー式CDプレーヤにおいて、数十〜数百枚もの多量のC
Dを任意に交換しながら再生可能とする場合、回転軸の
回りに回転自在で多数枚のCDを周方向に所定間隔ずつ
おいてホルダ内に収納するようにしたロータリストッカ
ーと呼ばれるディスク収納部が用いられる。図51にロ
ータリストッカーを備えた従来のチェンジャー式CDプ
レーヤの構成を示す。
【0003】図51において、1はロータリストッカー
であり、中心の回転軸2の回りに回転自在に構成されて
おり、周方向に等間隔おいてW個のホルダ31 〜3W
設けられている。各ホルダ3j は1枚のCD4i (iは
1〜Wの整数)を出し入れ自在に直立姿勢で収納する。
各ホルダ3j は固有のホルダナンバjにより区別される
が、ここでは時計方向に順に1からWまで割り当てられ
ているものとする。5は後述するコントロール部の制御
に従いロータリストッカー1を時計方向(CW方向)ま
たは反時計方向(CCW方向)に回転する回転部、6は
CD4i の再生を行い音楽信号を出力するディスク再生
部である。
【0004】7はロータリストッカー1とディスク再生
部6の間に設けられたローディング部であり、ロータリ
ストッカー1の任意の1つのホルダ3j が丁度対向する
位置(図51の破線A参照)に在る状態で、コントロー
ル部の制御に従い、当該ホルダ3j に収納されたCD4
i に向けて、ロータリストッカー1の外側の所定の待機
位置からクランプアーム(図示せず)を進出させ、CD
i をクランプアームでクランプしながら取り出し、デ
ィスク再生部6にセットし、しかるのちクランプを解放
し所定の待機位置にクランプアームを退避させることで
ローディングを行ったり、反対にディスク再生部6にセ
ットされたCD4i に向けて待機位置からクランプアー
ムを進出させ、クランプアームでクランプしながら取り
出し、ロータリストッカー1の上のホルダ3j に挿入
し、しかるのちクランプを解放し所定の待機位置にクラ
ンプアームを退避させることでアンローディングを行
う。
【0005】8は回転パルス発生部であり、ロータリス
トッカー1が回転して任意のホルダ3がローディング部
7に対向する位置(交換位置。図51の破線A参照)に
来る度に1個のパルスを出力する。9は操作部であり、
ディスクナンバを選択入力するためのテンキーを有し、
所望CDの再生指示操作を行う。10はマイコン構成の
コントロール部であり、ユーザにより再生すべきCD4
i が指示されると、回転部5を制御して所望CD4i
収納されたホルダナンバjのホルダ3j がローディング
部7に対向する位置(図51の破線A参照)に来るよう
にロータリストッカー1を回転させたあと、ローディン
グ部7を制御してホルダ3j から所望CD4i をディス
ク再生部6にローディングさせる。しかるのち、ディス
ク再生部6を制御して所望CD4i を再生させる。所望
CD4i の全曲の再生が終われば、ローディング部7を
制御して所望CD4i をディスク再生部6から元のホル
ダ3j にアンローディングさせる。
【0006】図52〜図54はディスク移動動作の説明
図であり、以下、これらの図を参照して図51に示すチ
ェンジャー式CDプレーヤの動作を説明する。なお、図
51では説明の便宜上、W=24としてあり、ロータリ
ストッカー1にはホルダナンバ1から24までの各ホル
ダ31 〜324にCD41 〜CD424(添え字は個々のC
Dを区別するためのディスクナンバ)が収納済であると
する(図51参照)。また、最初、交換位置にあるホル
ダ3j のホルダナンバjが1となっているものとする
(図51の状態参照)。
【0007】ユーザが例えばCD43 を再生させたい場
合、操作部9の所望CD選択用のテンキーでディスクナ
ンバ3を入力する。コントロール部10は再生対象ディ
スクナンバP=3として内蔵メモリ11の作業領域(図
示せず)に記憶し、回転部5を制御し、ホルダ33 が交
換位置(ローディング部7に丁度対向する位置)に来る
ように回転移動する(図52(1)参照)。具体的に
は、回転前に交換位置に有るホルダから、所望CDの収
納されているホルダまで、時計方向(CW)と反時計方
向(CCW)の内、いずれの回転の方が近いか判別し、
判別した方向をXとし、またX方向にホルダ間隔の何倍
離れているか計算し、Y倍とする。そして、回転部5を
制御し、ロータリストッカー1をX方向へ回転させ、回
転パルス検出部8からY個パルスが出力された時点で回
転部5を制御し回転を停止させる。
【0008】次に、コントロール部10はローディング
部7を制御し、交換位置のホルダ3 3 からCD43 を取
り出しディスク再生部6にセットさせてローディングを
行わせる(図52(2)参照)。しかるのち、ディスク
再生部6を制御してTOC情報を読み取らせ、内蔵メモ
リ11のTOC情報記憶領域(図示せず)に記憶し、当
該TOC情報を参照してディスク再生部6を制御し、最
初の曲の先頭位置をサーチさせ、サーチ後、再生を開始
させる。再生中、コントロール部10はディスク再生部
6からサブコードを入力して現在の再生位置を監視し、
最後の曲の最後尾まで再生が終わったならばディスク再
生部6を制御し再生動作を停止させる。そして、ローデ
ィング部7を制御し、ディスク再生部6にセットされた
CD43を交換位置に在るホルダ33 に収納させてアン
ローディングを行わせる(図53(1)参照)。
【0009】このあとユーザが操作部9でディスクナン
バ15を選択入力したとき、前述と同様にしてCD415
が収納されたホルダ315が交換位置に来るように回転移
動し(図53(2)参照)、ローディング部7を制御
し、CD415をホルダ315から取り出しディスク再生部
6にセットさせる(図54(1)参照)。そして、ディ
スク再生部6にTOC情報を読み取らせて記憶したあ
と、最初の曲の先頭から再生を開始させる。最後の曲の
最後尾まで再生が終わったならば再生を停止させ、ロー
ディング部7を制御し、ディスク再生部6にセットされ
ているCD415を交換位置に在る元のホルダ315に収納
させる(図54(2)参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここでCD415はCD
3 とともにユーザが頻繁に聴取するCDであったとし
ても、CD415の収納されたホルダ315は前回聴取した
CD43 の収納されたホルダ33 から離れているため、
ディスクナンバ15の選択入力をしたあと、交換位置の
ホルダが33 から315に変わるまでロータリストッカー
1を暫く回転しなければならず、ユーザは所望CD415
の再生が開始されるまで長く待たされるという問題があ
った。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、所望の
記録媒体を速やかに再生させることのできるチェンジャ
ー式記録媒体再生装置を提供することを、その目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
チェンジャー式記録媒体再生装置では、所定の情報を記
録した記録媒体を収納するホルダが周方向に多数配置さ
れた記録媒体収納手段と、記録媒体の再生を行う再生手
段と、記録媒体収納手段を周方向に回転し、所望のホル
ダを所定の交換位置に移動する回転手段と、記録媒体収
納手段の内、所定の交換位置に有るホルダから記録媒体
を取り出し、再生手段にセットするローディングを行っ
たり、再生手段にセットされている記録媒体を記録媒体
収納手段の内、所定の交換位置に有るホルダに収納させ
るアンローディングを行ったりするローディング手段
と、或る所望記録媒体の再生が指示されると、回転手段
を制御して所望記録媒体の収納された或るホルダを所定
の交換位置に移動させ、続いてローディング手段を制御
して所定の交換位置に有る当該或るホルダから所望の記
録媒体を取り出し再生手段にセットさせ、再生手段を制
御して記録媒体の再生をさせる再生制御手段と、を備え
たチェンジャー式記録媒体再生装置において、記録媒体
収納手段に収納済の各記録媒体別に再生回数を計測して
記憶する再生回数計測手段と、記録媒体収納手段に収納
済の各記録媒体を、記録媒体収納手段の先頭ホルダから
最後尾ホルダまで再生回数の多い順に収納された状態と
なるように並べ替え、かつ、先頭ホルダが所定の交換位
置で待機した状態とする並べ替え手段と、を備えたこと
を特徴としている。請求項1によれば、記録媒体収納手
段の先頭ホルダから最後尾ホルダまで再生回数の多い順
に記録媒体の並べ替えがされるとともに、先頭ホルダが
所定の交換位置で待機する。よって、ユーザが或る記録
媒体の再生を指示したとき、該所望記録媒体の収納され
た所望ホルダは先頭近くに存在する確率が高く、所望ホ
ルダを所定の交換位置へ移動するのに要する平均的な時
間が短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が短
くなる。本発明の請求項2記載のチェンジャー式記録媒
体再生装置では、記録媒体収納手段に収納済の各記録媒
体別に再生回数を計測して記憶する再生回数計測手段
と、記録媒体収納手段の全ホルダを、先頭ホルダから該
先頭ホルダより略180°反対側の第1中間ホルダまで
の第1群と、当該第1中間ホルダの次の第2中間ホルダ
から最後尾ホルダまでの第2群とに分けておき、記録媒
体収納手段に収納済の各記録媒体を、記録媒体収納手段
の第1群では先頭ホルダから第1中間ホルダまで再生回
数の多い順に記録媒体が収納された状態となるように並
べ替え、記録媒体収納手段の第2群では最後尾ホルダか
ら第2中間ホルダまで再生回数の多い順に記録媒体が収
納された状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダ
または最後尾ホルダが所定の交換位置で待機した状態と
する並べ替え手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2によれば、先頭ホルダまたは最後尾ホルダから
時計回りに見ても反時計回りに見ても、再生回数の多い
順に記録媒体の並べ替えがされるとともに、先頭ホルダ
または最後尾ホルダが所定の交換位置で待機する。よっ
て、ユーザが或る記録媒体の再生を指示したとき、該所
望記録媒体の収納された所望ホルダは先頭近くまたは最
後尾近くに存在する確率がかなり高く、所望ホルダを所
定の交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が非常
に短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間がかな
り短くなる。本発明の請求項3記載のチェンジャー式記
録媒体再生装置では、記録媒体収納手段に収納済の各記
録媒体別に再生回数を計測して記憶する再生回数計測手
段と、記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体を、記録
媒体収納手段の先頭ホルダ近傍から該先頭ホルダより略
180°反対側の中間ホルダ近傍まで再生回数の多い順
に記録媒体が収納された状態となるように並べ替え、か
つ、先頭ホルダが所定の交換位置で待機した状態とする
並べ替え手段と、を備えたことを特徴としている。請求
項3によれば、記録媒体収納手段の先頭ホルダ近傍から
該先頭ホルダより略180°反対側の中間ホルダ近傍ま
で再生回数の多い順に記録媒体が収納された状態となる
ように並べ替えるとともに、先頭ホルダが所定の交換位
置で待機する。よって、ユーザが或る記録媒体の再生を
指示したとき、該所望記録媒体の収納された所望ホルダ
は先頭近くに存在する確率がかなり高く、所望ホルダを
所定の交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が非
常に短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間がか
なり短くなる。本発明の請求項4記載のチェンジャー式
記録媒体再生装置では、記録媒体収納手段に収納済の各
記録媒体別に再生回数を計測して記憶する再生回数計測
手段と、記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体を、よ
り最新に再生した記録媒体がより先頭ホルダに近いホル
ダに収納された状態となるように並べ替える並べ替え、
かつ、先頭ホルダが所定の交換位置で待機した状態とす
る並べ替え手段を備えたこと、を特徴としている。請求
項4によれば、より最新に再生した記録媒体がより先頭
ホルダに近いホルダに収納された状態となるように並べ
替える並べ替えられるとともに先頭ホルダが所定の交換
位置で待機する。最近再生させた記録媒体は時間を置か
ずに再び再生させる場合が多く、ユーザが或る記録媒体
の再生を指示したとき、該所望記録媒体の収納された所
望ホルダは先頭近くに存在する確率が高く、所望ホルダ
を所定の交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が
短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が短くな
る。本発明の請求項5記載のチェンジャー式記録媒体再
生装置では、記録媒体収納手段の全ホルダを、先頭ホル
ダから該先頭ホルダより略180°反対側の第1中間ホ
ルダまでの第1群と、当該第1中間ホルダの次の第2中
間ホルダから最後尾ホルダまでの第2群とに分けてお
き、第1群のホルダに収納済の各記録媒体を、第1群内
で先頭ホルダから第1中間ホルダまでより最新に再生さ
れた記録媒体がより先頭に近いホルダに収納された状態
となるように並べ替え、第2群のホルダに収納済の各記
録媒体を、第2群内で最後尾ホルダから第2中間ホルダ
までより最新に再生された記録媒体がより最後尾に近い
ホルダに収納された状態となるように並べ替え、かつ、
先頭ホルダまたは最後尾ホルダを所定の交換位置で待機
状態とする並べ替え手段を備えたこと、を特徴としてい
る。請求項5によれば、先頭ホルダ又は最後尾ホルダか
ら、時計回りに見ても反時計回りに見ても、最新に再生
した記録媒体が先頭ホルダ又は最後尾ホルダに近いホル
ダに収納された状態となるように並べ替えられるととも
に先頭ホルダ又は最後尾ホルダが所定の交換位置で待機
する。最近再生させた記録媒体は時間を置かずに再び再
生させる場合が多く、ユーザが或る記録媒体の再生を指
示したとき、該所望記録媒体の収納された所望ホルダは
先頭近く又は最後尾近くに存在する確率がかなり高く、
所望ホルダを所定の交換位置へ移動するのに要する平均
的な時間が非常に短くて済み、再生開始までの平均的な
待ち時間がかなり短くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図1を参照して説明する。図1は本発明に係るチェン
ジャー式CDプレーヤの構成を示すブロック図であり、
図51と同一の構成部分には同一の符号が付してある。
1はロータリストッカーであり、中心の回転軸2の回り
に回転自在に構成されており、周方向に等間隔おいて多
数のW個のホルダ31 〜3W が設けられている。各ホル
ダ3j は1枚のCD4i (iは1〜Wの整数)を出し入
れ自在に直立姿勢で収納する。各ホルダ3j は固有のホ
ルダナンバjにより区別されるが、ここでは時計方向に
順に1からWまで割り当てられているものとする。5は
後述するコントロール部の制御に従いロータリストッカ
ー1を時計方向(CW方向)または反時計方向(CCW
方向)に回転する回転部、6はCD4i を再生して音楽
信号を出力したり、サブコードを読み取るディスク再生
部である。
【0013】7Aはロータリストッカー1とディスク再
生部6の間に設けられた第1ローディング部であり、ロ
ータリストッカー1の任意の1つのホルダ3j が丁度対
向する位置(第1交換位置。図1の破線A参照)に在る
状態で、コントロール部の制御に従い、当該ホルダ3j
に収納されたCD4i に向けて、ロータリストッカー1
の外側の所定の待機位置からクランプアーム(図示せ
ず)を進出させ、CD4 i をクランプアームでクランプ
しながら取り出し、ディスク再生部6にセットし、しか
るのちクランプを解放し所定の待機位置にクランプアー
ムを退避させることでローディングを行ったり、反対に
ディスク再生部6にセットされたCD4iに向けて待機
位置からクランプアームを進出させ、クランプアームで
クランプしながら取り出し、ロータリストッカー1の第
1交換位置に在るホルダ3j に挿入し、しかるのちクラ
ンプを解放し所定の待機位置にクランプアームを退避さ
せることでアンローディングを行う。
【0014】13はロータリストッカー1の外部に設け
られて1枚のCDを収納自在なダミーホルダ、14はロ
ータリストッカー1とダミーホルダ13の間に設けられ
た第2ローディング部であり、ロータリストッカー1の
任意の1つのホルダ3j が丁度対向する位置(第2交換
位置。図1の破線B参照)に在る状態で、コントロール
部の制御に従い、当該ホルダ3j に収納されたCD4i
に向けて、ロータリストッカー1の外側の所定の待機位
置からクランプアーム(図示せず)を進出させ、CD4
i をクランプアームでクランプしながら取り出し、ダミ
ーホルダ13にセットし、しかるのちクランプを解放し
所定の待機位置にクランプアームを退避させることでロ
ーディングを行ったり、反対にダミーホルダ13にセッ
トされたCD4i に向けて待機位置からクランプアーム
を進出させ、クランプアームでクランプしながら取り出
し、ロータリストッカー1の第2交換位置に在るホルダ
j に挿入し、しかるのちクランプを解放し所定の待機
位置にクランプアームを退避させることでアンローディ
ングを行う。なお、この実施の形態では第1交換位置と
第2交換位置は丁度、ホルダ間隔の6倍離れており、第
1交換位置に丁度先頭ホルダ31 が来たとき、第2交換
位置にホルダ37 が来るようになっているものとする
(図1参照)。
【0015】8は回転パルス発生部であり、ロータリス
トッカー1が回転して任意のホルダ3j が第1ローディ
ング部7Aに対向する位置(第1交換位置。図1の破線
A参照)に来る度に1個のパルスを出力する。9は操作
部であり、ディスクナンバを選択入力するためのテンキ
ーを有し、所望CDの再生指示操作を行う。10Aはマ
イコン構成のコントロール部であり、プレーヤの全体的
な制御を行う。すなわち、ユーザにより再生すべきCD
i が指示されると、回転部5を制御して該当するホル
ダナンバjのホルダ3j が第1交換位置に来るようにロ
ータリストッカー1を回転させたあと、第1ローディン
グ部7Aを制御して所望CD4i をホルダ3j からディ
スク再生部6にローディングさせる。しかるのち、ディ
スク再生部6を制御して所望CD4i を再生させる。所
望CD4i の全曲の再生が終われば、第1ローディング
部7Aを制御して所望CD4i をディスク再生部6から
第1交換位置に在るホルダ3j にアンローディングさせ
る。
【0016】また、コントロール部10Aはロータリス
トッカー1に収納済の各CD41 〜4K の別に、再生回
数を計数して内蔵メモリ11Aのディスク管理情報記憶
領域12A(図4〜図7参照)に記憶しておき、或る所
望CD4i の再生が終わったときにロータリストッカー
1の先頭ホルダから再生回数の多い順に各ホルダに収納
された状態になっていれば待機制御として回転部5を制
御して先頭ホルダ31が第1交換位置に来るようにロー
タリストッカー1を回転させて待機状態とさせる。これ
と異なり、或る所望CD4i の再生が終わったときにロ
ータリストッカー1の先頭ホルダから再生回数の多い順
に各ホルダ3j に収納された状態になっていなければ、
所定の並べ替え制御をして、先頭ホルダから再生回数の
多い順に各ホルダにCDが収納された状態としたあと、
先頭ホルダ31 を第1交換位置に来させて待機状態とさ
せる。これにより、ユーザが或るCD4i の再生を指示
したとき、該所望CD4i の収納された所望ホルダ3j
は先頭近くに存在する確率が高くなり、所望ホルダ3j
を第1交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が短
くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が短くな
る。
【0017】図2と図3はコントロール部10Aによる
制御処理を示すフローチャート、図4〜図7はコントロ
ール部10Aの内蔵メモリ11Aのディスク管理情報記
憶領域12Aの記憶内容の説明図、図8〜図15はディ
スクの移動動作の説明図であり、以下、これらの図を参
照してこの実施の形態の動作を説明する。なお、図1で
は説明の便宜上、W=24としてあり、ロータリストッ
カー1にはホルダナンバ1から24までの各ホルダ31
〜324にそれぞれCDが収納済であるとし、また、ホル
ダ31 が第1ローディング部7Aに丁度対向する位置
(第1交換位置。図1の破線A参照)に来ているものと
する。
【0018】(1)初期化 最初にコントロール部10Aはホルダナンバ1〜24の
ホルダ31 〜324に収納された各CDのディスクナンバ
を各々1〜24としてディスク管理情報記憶領域12A
に登録し、またホルダ31 〜324に収納された全CDの
再生回数として0をディスク管理情報記憶領域12Aに
登録して初期化する(図2のステップS10、S11。
図4(1)参照)。そして、先頭のホルダ31 が第1交
換位置(図1の破線A参照)に在るかチェックし(ステ
ップS12)、NOであれば待機制御として、回転部5
を制御し、先頭のホルダ31 を第1交換位置まで回転さ
せるが(ステップS13)、ここではYESなので、次
のステップS14へ進む。
【0019】(2−1)或る所望CDの1回目の再生と
並べ替え ユーザが例えばCD43 を聴取したい場合、操作部9の
所望CD選択用のテンキーで所望CDのディスクナンバ
3を入力し、所望CDの再生指示操作をする。コントロ
ール部10Aは入力ディスクナンバを再生対象ディスク
ナンバPとして内蔵メモリ11Aの作業領域(図示せ
ず)に登録し(ステップS14、S15)、ディスク管
理情報記憶領域12Aを参照して再生対象ディスクナン
バのCDが収納されたホルダのホルダナンバQを探す。
Q=3となる(ステップS16。図4(1)参照)。次
に、回転部5を制御し、ホルダ33 が第1交換位置(第
1ローディング部7Aに丁度対向する位置)に来るよう
に回転移動する(ステップS17。図52(1)参
照)。具体的には、回転前に交換位置に有るホルダか
ら、所望CDの収納されているホルダまで、時計方向
(CW)と反時計方向(CCW)の内、いずれの回転の
方が近いか判別し、判別した方向をXとし、またX方向
にホルダ間隔の何倍離れているか計算し、Y倍とする。
そして、回転部5を制御し、ロータリストッカー1をX
方向へ回転させ、回転パルス検出部8からY個パルスが
出力された時点で回転部5を制御し回転を停止させる。
【0020】次に、第1ローディング部7Aを制御し、
第1交換位置のホルダ33 からCD43 を取り出しディ
スク再生部6にセットさせてローディングを行わせる
(ステップS18。図52(2)参照)。そして、ディ
スク管理情報記憶領域12Aの中にホルダナンバQ=3
(ディスクナンバP=3)に対応付けて記憶された再生
回数を1つ増やす(ステップS19。図4(2)参
照)。しかるのち、ディスク再生部6を制御してTOC
情報を読み取らせ、内蔵メモリ11AのTOC情報記憶
領域(図示せず)に記憶し、当該TOC情報を参照して
ディスク再生部6を制御し、最初の曲の先頭位置をサー
チさせ、サーチ後、再生を開始させる(ステップS2
0)。再生中、コントロール部10Aはディスク再生部
6からサブコードを入力して現在の再生位置を監視し、
最後の曲の最後尾まで再生が終わったならばディスク再
生部6を制御して再生動作を停止させる(ステップS2
1、S22)。
【0021】所望CDの再生が終わると、コントロール
部10Aは並べ替え制御をする。まずまだ所望CDがデ
ィスク再生部6に在る状態で(図8(1)参照)、Q=
1かチェックし(図3のステップS30)、仮にYES
であれば、元のホルダ31 にディスクを戻すだけで先頭
ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで再生回数順に並ぶ
ので、第1ローディング部7Aを制御し、ディスク再生
部6からCDを第1交換位置に在るホルダにアンローデ
ィングさせるが(ステップS31)、ここではNOなの
で、次のようにして、先頭ホルダ31 から最後尾ホルダ
24まで再生回数多い順に収納された状態となるように
並べ替える。
【0022】すなわち、まずディスク管理情報記憶領域
12Aを参照して、ロータリストッカー1の先頭ホルダ
1 から今回再生したCD43 の収納されていたホルダ
より1つ先頭寄りのホルダ32 までの中に、今回再生し
たCD43 より再生回数の少ないCDの収納されたもの
が在るかチェックする(ステップS32)。ホルダ3 1
と32 が該当するのでYESと判断し、続いて、先頭ホ
ルダ31 から今回再生したCD43 の収納されていたホ
ルダより1つ先頭寄りのホルダ32 まで昇順に順番に見
ていき、今回再生したCD43 より再生回数の少ない最
初のCDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該C
DのディスクナンバSを探す(ステップS33)。R=
1、S=1となる。次に、回転部5を制御し、ホルダ3
1 が第2交換位置(第2ローディング部14に丁度対向
する位置。図1の破線B参照)に来るように回転移動す
る(図8(2)参照)。続いて、第2ローディング部1
4を制御し、第2交換位置のホルダ31 からCD41
取り出しダミーホルダ13に収納させてローディングを
行わせる(ステップS34。図9(1)参照)。次に、
回転部5を制御し、ホルダ33 が第2交換位置に来るよ
うに回転移動する(図9(2)参照)。続いて、第2ロ
ーディング部14を制御し、ダミーホルダ13からCD
1 を取り出し第2交換位置のホルダ33 に収納させて
アンローディングを行わせる(ステップS35。図10
(1)参照)。このあと、回転部5を制御し、ホルダ3
1 が第1交換位置に来るように回転移動する(図10
(2)参照)。続いて、第1ローディング部7Aを制御
し、ディスク再生部6からCD4 3 を取り出し第1交換
位置のホルダ31 に収納させてアンローディングを行わ
せる(ステップS36。図11(1)参照)。
【0023】そして、ディスク管理情報記憶領域12A
の内、ホルダナンバQ=3に対応付けて記憶されていた
ディスクナンバ及び再生回数と、ホルダナンバR=1に
対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数
を入れ替える(ステップS37。図5(1)参照)。こ
のようにして並べ替え制御を行ったあと、図2のステッ
プS12に戻り、現在先頭ホルダ31 が第1交換位置に
来ているかチェックし、NOであれば、回転部5を制御
し、ホルダ31 が第1交換位置に来るように回転移動し
て待機状態とさせるが(ステップS13)、ここではス
テップS12でYESとなるのでステップS14に進
む。
【0024】(2−2)他の所望CDの1回目の再生と
並べ替え 次にユーザがCD412を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ12を入力する。すると、コントロー
ル部10Aは前述と同様にして、CD412の収納された
ホルダ312を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ312
からCD412を取り出しディスク再生部6にセットさ
せ、CD412の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の
先頭から最終曲の最後まで再生させる(ステップS14
〜S22。図5(2)参照、図11(2)参照)。CD
12の再生が終わるとQ=1かチェックし(図3のステ
ップS30)、今回もNOなので、ディスク管理情報記
憶領域12Aを参照して、先頭ホルダ31 から今回再生
したCD412の収納されていたホルダより1つ先頭寄り
のホルダ311までの中に、今回再生したCD412より再
生回数の少ないCDの収納されたものが在るかチェック
する(ステップS32)。ホルダ32 〜311が該当する
のでYESと判断し、続いて、先頭ホルダ31から今回
再生したCD412の収納されていたホルダより1つ先頭
寄りのホルダ3 11まで昇順に順番に見ていき、今回再生
したCD412より再生回数の少ない最初のCDの収納さ
れたホルダのホルダナンバRと当該CDのディスクナン
バSを探す(ステップS33)。R=2、S=2とな
る。
【0025】次に、ホルダ32 が第2交換位置に来るよ
うに回転移動させ、ホルダ32 からCD42 を取り出し
ダミーホルダ13に収納させる(ステップS34)。次
に、ホルダ312が第2交換位置に来るように回転移動さ
せ、ダミーホルダ13からCD42 を取り出し第2交換
位置のホルダ312に収納させる(ステップS35)。こ
のあと、ホルダ32 が第1交換位置に来るように回転移
動させ、ディスク再生部6からCD412を取り出し第1
交換位置のホルダ32 に収納させる(ステップS36。
図12(1)参照)。そして、ディスク管理情報記憶領
域12Aの内、ホルダナンバQ=12に対応付けて記憶
されていたディスクナンバ及び再生回数と、ホルダナン
バR=2に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及
び再生回数を入れ替える(ステップS37。図6(1)
参照)。このようにして並べ替え制御をした後、図2の
ステップS12の側に戻り、ホルダ31 が第1交換位置
に来るように回転移動させる(ステップS13。図12
(2)参照)。
【0026】(2−3)更に他の所望CDの1回目の再
生と並べ替え 次にユーザがCD420を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ20を入力する。すると、コントロー
ル部10Aは前述と同様にして、CD420の収納された
ホルダ320を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ320
からCD420を取り出しディスク再生部6にセットさ
せ、CD420の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の
先頭から最終曲の最後まで再生させる(図2のステップ
S14〜S22)。CD420の再生が終わるとQ=1か
チェックし(図3のステップS30)、NOなので、デ
ィスク管理情報記憶領域12Aを参照して、先頭ホルダ
1から今回再生したCD420の収納されていたホルダ
より1つ先頭寄りのホルダ3 19までの中に、今回再生し
たCD420より再生回数の少ないCDの収納されたもの
が在るかチェックする(ステップS32)。ホルダ33
〜319が該当するのでYESと判断し、続いて、先頭ホ
ルダ31 から今回再生したCD420の収納されていたホ
ルダより1つ先頭寄りのホルダ319まで昇順に順番に見
ていき、今回再生したCD420より再生回数の少ない最
初のCDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該C
DのディスクナンバSを探す(ステップS33)。R=
3、S=1となる。
【0027】次に、ホルダ33 が第2交換位置に来るよ
うに回転移動させ、ホルダ33 からCD41 を取り出し
ダミーホルダ13に収納させ(ステップS34)、次
に、ホルダ320が第2交換位置に来るように回転移動さ
せる。続いて、ダミーホルダ13からCD41 を取り出
しホルダ320に収納させる(ステップS35)。このあ
と、ホルダ33 が第1交換位置に来るように回転移動さ
せる。続いて、ディスク再生部6からCD420を取り出
しホルダ33 に収納させる(ステップS36)。そし
て、ディスク管理情報記憶領域12Aの内、ホルダナン
バQ=20に対応付けて記憶されていたディスクナンバ
及び再生回数と、ホルダナンバR=3に対応付けて記憶
されていたディスクナンバ及び再生回数を入れ替える
(ステップS37。図6(2)参照)。このあと、図2
のステップS12の側に戻り、ホルダ3 1 が第1交換位
置に来るように回転移動させる(図13(1)参照)。
【0028】(2−4)或る所望CDの2回目の再生と
並べ替え このあと、ユーザがCD412を再び聴取したい場合、操
作部9で所望ディスクナンバ12を入力する。コントロ
ール部10Aは前述と同様にして、CD412の収納され
たホルダ32 を第1交換位置に回転移動させ(ステップ
S14〜S17。図13(2)参照)、ホルダ32 から
CD412を取り出しディスク再生部6にセットさせ、C
D412の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の先頭か
ら再生を開始させる(ステップS18〜S20。図14
(1)参照)。ここで、CD412は事前に再生回数順で
の並べ替えにより、先頭ホルダ31 の隣のホルダ32
移っていたので、所望CDの収納されたホルダの第1交
換位置への移動は短時間で終わり、ユーザは所望CDの
選択操作後、長く待たされることなく聴取できる。CD
12の最終曲の最後まで再生が終われば、再生動作を停
止させる(ステップS21、S22)。続いてQ=1か
チェックし(図3のステップS30)、NOなので、デ
ィスク管理情報記憶領域12Aを参照して、先頭ホルダ
1 から今回再生したCD412の収納されていたホルダ
より1つ先頭寄りのホルダ(=31)までの中に、今回
再生したCD412より再生回数の少ないCDの収納され
たものが在るかチェックする(ステップS32)。ホル
ダ31 が該当するのでYESと判断し、続いて、先頭ホ
ルダ31 から今回再生したCD412の収納されていたホ
ルダより1つ先頭寄りのホルダまで昇順に順番に見てい
き、今回再生したCD412より再生回数の少ない最初の
CDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該CDの
ディスクナンバSを探す(ステップS33)。R=1、
S=3となる。
【0029】次に、ホルダ31 が第2交換位置に来るよ
うに回転移動させ、ホルダ31 からCD43 を取り出し
ダミーホルダ13に収納させる(ステップS34)。次
に、ホルダ32 が第2交換位置に来るように回転移動
し、ダミーホルダ13からCD43 を取り出しホルダ3
2 に収納させる(ステップS35)。このあと、ホルダ
1 が第1交換位置に来るように回転移動させ、ディス
ク再生部6からCD412を取り出しホルダ31 に収納さ
せる(ステップS36。図14(2)参照)。そして、
ディスク管理情報記憶領域12Aの内、ホルダナンバQ
=2に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再
生回数と、ホルダナンバR=1に対応付けて記憶されて
いたディスクナンバ及び再生回数を入れ替える(ステッ
プS37。図7(1)参照)。このあと、図2のステッ
プS12に戻り、現在先頭ホルダ3 1 が第1交換位置に
来ているかチェックし、YESであり既に待機状態にあ
るのでステップS14に進む。
【0030】(2−5)他の所望CDの2回目の再生と
並べ替え このあと、ユーザがCD43 を再び聴取したい場合、操
作部9で所望ディスクナンバ3を入力する。コントロー
ル部10Aは前述と同様にして、CD43 の収納された
ホルダ32 を第1交換位置に回転移動させる。続いて、
ホルダ32 からCD43 を取り出しディスク再生部6に
セットさせ、CD43 の再生回数を1つ増やしたあと
(図7(2)参照)、1曲目の先頭から再生を開始させ
る(ステップS14〜S20。図15(1)参照)。こ
こで、CD43 は事前になされた再生回数順での並べ替
えにより、先頭ホルダ31 の隣のホルダ32 に移ってい
るので、所望CDの収納されたホルダの第1交換位置へ
の移動は短時間で終わり、ユーザは所望CDの選択操作
後、長く待たされることなく聴取できる。
【0031】CD43 の最終曲の最後まで再生が終われ
ば、再生動作を停止させる(ステップS21、S2
2)。そして、Q=1でないので(図3のステップS3
0でNO)、ディスク管理情報記憶領域12Aを参照し
て、先頭ホルダ31 から今回再生したCD43 の収納さ
れていたホルダより1つ先頭寄りのホルダまでの中に、
今回再生したCD43 より再生回数の少ないCDの収納
されたものが在るかチェックする(ステップS32)。
今度はNOとなるので、ディスク再生部6からCD43
を第1交換位置のホルダ32 に戻させる(ステップS3
1)。このあと、図2のステップS12の側戻り、先頭
ホルダ31 を第1交換位置に移動させる(ステップS1
3。図15(2)参照)。以下、ユーザがディスクナン
バを選択入力して所望CDの再生を指示する度に、コン
トロール部10Aは、所望CDを再生させた後、ロータ
リストッカー1のホルダ31 〜324に、CD41 〜CD
24が再生回数の多い順に収納された状態となるように
並べ替えたあと、先頭ホルダ31 を第1交換位置に移動
させて待機状態とする。
【0032】この実施の形態によれば、或るCDの再生
が終わると、コントロール部10Aの並べ替え制御と待
機制御により、ロータリストッカー1に収納されたCD
1〜CD424は先頭ホルダ31 から324まで、再生回
数の多い順に並んだ状態となり、かつ、先頭ホルダ31
が第1交換位置に来た所で待機した状態となる。よっ
て、その後、ユーザが或る所望CDを選択したとき、該
所望CDは再生回数の多いCDであり、当該所望CDの
収納された所望ホルダが先頭近くに存在する確率が高
い。従って、所望CDの収納された所望ホルダを第1交
換位置へ移動するのに要する平均的な時間が短くて済
み、再生開始までの平均的な待ち時間が短くなる。
【0033】なお、上記した実施の形態では、並べ替え
制御により、先頭ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで
昇順に順番に見て、再生回数の多い順に並んだ状態とな
るようにしたが、ロータリストッカー1の全ホルダを、
先頭ホルダ31 から該先頭ホルダ31 より180°反対
側近くのホルダ(以下、「第1中間ホルダ」という)3
12までの第1群と、第1中間ホルダ312の1つ後寄りの
ホルダ(以下、「第2中間ホルダ」という)313から最
後尾ホルダ324までの第2群とに分けておき、先頭ホル
ダ31 から第1中間ホルダ312まで昇順に順番に見て再
生回数の多い順に並んだ状態となるようにするととも
に、最後尾ホルダ324から第2中間ホルダ313まで降順
に順番に見て再生回数の多い順に並んだ状態となるよう
にしても良い。このようにすれば、ロータリストッカー
1の上で、先頭ホルダ31 の近傍から、該先頭ホルダ3
1 より180°反対側近傍のホルダまで、時計回りと反
時計回りのいずれで見てもほぼ再生回数の多い順に並ぶ
ことになり、再生回数の多いCDを先頭ホルダの近くに
より集中させることができ、所望CDの再生が指示され
てから再生が開始するまでの平均的な待ち時間をより短
くできる。
【0034】具体的には、図2と図3の制御処理の内、
図3を図16の如く変形すれば良い。ここで図2と図1
6の組み合わせによる再生制御処理を簡単に説明する。 (3−1)第1群に属するCDの1回目の再生及び並び
替え 図2のステップS10〜S13の処理後、ユーザが操作
部9で第1群に属する例えばディスクナンバ3を選択入
力すると、コントロール部10Aは前述と同様にして、
ディスクナンバ3のCD43 の収納されているホルダの
ホルダナンバQを探し、Q=3なので、CD43 の収納
されたホルダ33 を第1交換位置に回転移動させ、ホル
ダ33 からCD43 を取り出しディスク再生部6にセッ
トさせ、ホルダナンバ3に対応付けられた再生回数を1
つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させる(ステ
ップS14〜S22。図52(1)、図52(2)、図
4(2)参照)。そして、図16のステップS40に進
み、Q=1又は24かチェックする。仮にYESであれ
ば、ディスク再生部6に有るCDをそのまま第1交換位
置に有る元のホルダに戻すだけで、第1群は先頭ホルダ
1 から昇順に順番に見て再生回数の多い順に各CDが
収納された状態となり、第2群は最後尾ホルダ324から
降順に順番に見て再生回数の多い順に各CDが収納され
た状態となるので、ディスク再生部6にセットされたC
Dを第1交換位置に有るホルダにアンローディングさせ
れば良い(ステップS41)。
【0035】但し、ここではステップS40でNOとな
るので、続いて、Qは2〜12のいずれかかチェックし
(ステップS42)、YESなので、ディスク管理情報
記憶領域12Aを参照し、第1群の先頭ホルダ31 から
今回再生したCD43 の収納されていたホルダより1つ
先頭寄りのホルダ32 までの中に、今回再生したCD4
3 より再生回数の少ないディスクが存在するかチェック
する(ステップS43)。YESなので、先頭ホルダ3
1 からホルダ32 まで昇順に順番に見ていき、今回再生
したCD43 より再生回数の少ない最初のCDの収納さ
れたホルダのホルダナンバRと当該CDのディスクナン
バSを探す(ステップS44)。R=1、S=1なの
で、ホルダ31 が第2交換位置に来るように回転移動さ
せ、ホルダ31 からCD41 を取り出しダミーホルダ1
3に収納させ、次に、ホルダ33 が第2交換位置に来る
ように回転移動させ、ダミーホルダ13からCD41
取り出し第2交換位置のホルダ33 に収納させる(ステ
ップS45、S46。図8(2)、図9(1)、図9
(2)、図10(1)参照)。このあと、ホルダ31
第1交換位置に来るように回転移動させ、ディスク再生
部6からCD43 を取り出し第1交換位置のホルダ31
に収納させる(ステップS47。図10(2)、図11
(1)参照)。そして、ディスク管理情報記憶領域12
Aの内、ホルダナンバQ=3に対応付けて記憶されてい
たディスクナンバ及び再生回数と、ホルダナンバR=1
に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回
数を入れ替える(ステップS48。図5(1)参照)。
このようにして並べ替え制御をした後、図2のステップ
S12の側に戻る。
【0036】次に、ユーザが操作部9で第1群に属する
ディスクナンバ12を選択入力すると、コントロール部
10Aは前述と同様にして、ホルダ312に収納されたC
D4 12を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせ、ホルダナンバ12に対応付けられた再生
回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させ
る(ステップS14〜S22。図11(2)、図5
(2)参照)。そして、ホルダ32 に収納されたCD4
2 をホルダ312に移し替え、ディスク再生部6のCD4
12をホルダ32 に収納させる(ステップS40、S42
〜S47。図12(1)参照)。そして、ディスク管理
情報記憶領域12Aの内、ホルダナンバQ=12に対応
付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数と、
ホルダナンバR=2に対応付けて記憶されていたディス
クナンバ及び再生回数を入れ替え後(ステップS48。
図6(1)参照)、ホルダ31 を第1交換位置に移動さ
せる(ステップS12、S13。図12(2)参照)。
【0037】(3−2)第2群に属するCDの1回目の
再生及び並び替え その後、ユーザが操作部9で第2群に属する例えばディ
スクナンバ20を選択入力すると、コントロール部10
Aは前述と同様にして、ディスクナンバ20のCD420
の収納されているホルダのホルダナンバQを探し、Q=
20なので、ホルダ320を第1交換位置に回転移動さ
せ、ホルダ320からCD420を取り出しディスク再生部
6にセットさせ、ホルダナンバ20に対応付けられた再
生回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生さ
せる(ステップS14〜S22)。そして、図16のス
テップS40に進み、Q=1又は24かチェックする。
NOなので続いてQは2〜12のいずれかかチェックし
(ステップS42)、ここでもNOなので、ディスク管
理情報記憶領域12Aを参照し、第2群の最後尾ホルダ
24から今回再生したCD420の収納されていたホルダ
より1つ最後尾寄りのホルダ321までの中に、今回再生
したCD420より再生回数の少ないディスクが存在する
かチェックする(ステップS49)。YESなので、最
後尾ホルダ324からホルダ321まで降順に順番に見てい
き、今回再生したCD420より再生回数の少ない最初の
CDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該CDの
ディスクナンバSを探す(ステップS50)。R=2
4、S=24なので、ホルダ324が第2交換位置に来る
ように回転移動させ、ホルダ324からCD424を取り出
しダミーホルダ13に収納させ、次に、ホルダ320が第
2交換位置に来るように回転移動させ、ダミーホルダ1
3からCD424を取り出し第2交換位置のホルダ320
収納させる(ステップS45、S46)。このあと、ホ
ルダ324が第1交換位置に来るように回転移動させ、デ
ィスク再生部6からCD420を取り出しホルダ324に収
納させる(ステップS47)。そして、ディスク管理情
報記憶領域12Aの内、ホルダナンバQ=20に対応付
けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数と、ホ
ルダナンバR=24に対応付けて記憶されていたディス
クナンバ及び再生回数を入れ替える(ステップS48。
図17(1)参照)。このようにして並べ替え制御をし
た後、図2のステップS12の側に戻り、ホルダ31
第1交換位置へ回転移動させる(ステップS13。図1
8(1)参照)。
【0038】次に、ユーザが操作部9で第2群に属する
ディスクナンバ18を選択入力すると、コントロール部
10Aは前述と同様にして、ホルダ318に収納されたC
D4 18を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせ、ホルダナンバ18に対応付けられた再生
回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させ
る(図2のステップS14〜S22)。そして、ホルダ
23に収納されたCD423をホルダ318に移し替え、デ
ィスク再生部6のCD418をホルダ323に収納させる
(ステップS40、S42、S49、S50、S45〜
S47)。そして、ディスク管理情報記憶領域12Aの
内、ホルダナンバQ=18に対応付けて記憶されていた
ディスクナンバ及び再生回数と、ホルダナンバR=23
に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回
数を入れ替え後(ステップS48。図17(2)参
照)、ホルダ31 を第1交換位置に移動させる(ステッ
プS12、S13。図18(2)参照)。
【0039】(3−3)第1群又は第2群に属するCD
の2回目の再生 上記の如くして、ユーザがディスクナンバ3、12、2
0、18のCD43 、412、420、418を順に1回ずつ
再生させると、各々ホルダ31 、32 、324、323に並
べ替えられるので、皆、先頭ホルダ31 のごく近傍に収
納される。例えば、CD418と第1交換位置との間隔は
ホルダ2つだけである。図1〜図15に示した第1の実
施の形態で同じくCD43 、412、420、418を順に1
回ずつ再生させた場合は、各々ホルダ31 、32
3 、34 に並べ替えられるので、例えば、CD418
第1交換位置との間隔はホルダ3つ分となる。よって、
図2、図16の組み合わせの場合、例えば、ユーザが操
作部9でディスクナンバ18の2回目の選択入力をした
とき、当該所望CD418の収納されたホルダ323をホル
ダ2つ分だけ回転移動させれば第1交換位置に来るの
で、直ぐにディスク再生部6にセットさせて再生を開始
させることができることになる(図2のステップS14
〜S20)。同様に、ユーザが操作部9でディスクナン
バ12の2回目の選択入力をしたときも、当該所望CD
12の収納されたホルダ3 2 をホルダ1つ分だけ回転移
動させれば第1交換位置に来るので、直ぐにディスク再
生部6にセットさせて再生を開始させることができる。
【0040】このように図2、図6の組み合わせによる
第1の変形例によれば、ロータリストッカー1に収納さ
れた24枚のCD41 〜424は、先頭ホルダ31 の近傍
から、該先頭ホルダ31 より180°反対側のホルダ3
13の近傍まで、時計回りと反時計回りのいずれで見ても
ほぼ再生回数の多い順に並ぶことになり、再生回数の多
いCDを先頭ホルダ31 の近くにより集中させることが
でき、所望CDの再生が指示されてから再生が開始する
までの平均的な待ち時間をより短くできる。なお、図2
と図6を組み合わせた第1の変形例においてステップS
12の処理を最後尾ホルダ324は第1交換位置に在るか
の判断に変更し、NOの場合のステップS13の処理
を、最後尾ホルダ324を第1交換位置に移動することに
変更することで、待機制御により最後尾ホルダ324を第
1交換位置に移動させるように変えても良い。
【0041】また、図1〜図15の実施の形態では、或
るCDを再生し終わると、直ぐに並べ替え制御を行うよ
うにしたが、或るCDを再生し終わったあと、続けてユ
ーザが前回聴取したのと同じまたは前回とは異なる所望
ディスクナンバを選択して再生指示操作をする場合も多
い。そこで、或るCDを再生し終わったあと、該或るC
Dがディスク再生部にセットされたままの状態で、所定
の一定時間T(Tは例えば5〜10分)の間に所望CD
の選択操作がされたか判別し、YESのときは該所望C
Dを再生させる制御をしてユーザが待ち時間なく所望デ
ィスクの聴取を可能とする一方、所定の一定時間Tの間
に所望CDの選択操作がされなかったときは並べ替え制
御と待機制御をし、次にユーザが任意の所望CDの選択
操作をしたとき、短い待ち時間で再生可能とするように
しても良い。
【0042】具体的には、図2、図3の再生制御処理を
例えば図19、図20の如く変形すれば良い。次にこれ
ら図19、図20による第2の変形例に基づく再生制御
動作を説明する。 (4−1)所望CDの1回目の再生 図19のステップS10〜S13の処理後(図2のステ
ップS10〜S13と全く同様)、ユーザが操作部9の
所望CD選択用のテンキーで例えばディスクナンバ3を
入力すると、コントロール部10Aは再生対象ディスク
ナンバP=3とし、ディスク管理情報記憶領域12Aを
参照して所望CDの収納されたホルダのホルダナンバQ
を探す。Q=3となる。次に、回転部5を制御し、ホル
ダ33 が第1交換位置に来るように回転移動し、続いて
第1ローディング部7Aを制御し、第1交換位置のホル
ダ33 からCD43 を取り出しディスク再生部6にセッ
トさせてローディングを行わせ、Qに対応付けて記憶さ
れた再生回数を1つ増やしたのち、ディスク再生部6を
制御し、1曲目から最終曲まで再生させる(ステップS
14〜S22。図52(1)、図52(2)、図4
(2)参照)。
【0043】(4−2)所望CDの2回目の再生 所望CDの再生が終わると、コントロール部10Aは所
定の一定時間T(Tはここでは5分とする)の間に操作
部9で所望CD選択用のテンキーで所望ディスクナンバ
の選択入力がされたかチェックする(図20のステップ
S60)。ユーザが今回聴取したCDを時間を空けずに
再度聴取したいと思い、今回の再生が終わってから5分
以内に再度、操作部9で所望ディスクナンバ3の選択入
力を行うと、コントロール部10AはステップS60で
YESと判断し、選択ディスクナンバ3をP´として内
蔵メモリ11Aの作業領域(図示せず)に登録したあ
と、P=P´かチェックする(ステップS61、S6
2)。仮にNOであれば、第1ローディング部7Aを制
御し、ディスク再生部6に在るCD43 を第1交換位置
に在る元のホルダ33 に戻し(ステップS63)、P´
でPを書き換え後(ステップS64)、図19のステッ
プS16に進み、前述と同様にして所望CDの収納され
た所望ホルダを第1交換位置へ回転し、所望ホルダから
所望CDをディスク再生部6にローディングし、所望C
Dに対応付けて記憶された再生回数を1つ増やしたの
ち、再生させる(S17〜S22)。但し、ここでは、
ステップS62でYESとなるので、図19のステップ
S19に進み、Qに対応付けて記憶された再生回数を1
つ増やしたのち、所望CDがディスク再生部6にセット
された状態のままディスク再生部6を制御し、直ちに1
曲目から最終曲まで再生させる(ステップS20〜S2
2。図8(1)、図21(1)参照)。よって、ユーザ
はロータリストッカー1の回転時間分とホルダからディ
スク再生部6へのローディング時間分だけ待たなくても
直ぐに所望CD43 の2回目の聴取ができる。
【0044】CD43 の2回目の再生が終わったあと、
ユーザが5分以上、操作部9で所望ディスクナンバの選
択操作をしなかった場合、コントロール部10Aは図2
0のステップS60でNOと判断し、第1ローディング
部7Aを制御し、ディスク再生部6にセットされたCD
3 を元のホルダ33 に戻させたあと(ステップS6
5。図24(1)参照)、先頭ホルダ31 から最後尾ホ
ルダ324までCDが再生回数順に収納された状態となる
ように並べ替え制御をする。最初にQ=1かチェックす
る(ステップS66)。仮にYESであれば、既に先頭
ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで各CDが再生回数
順に収納された状態となっているのでそのまま図19の
ステップS12に戻るが、ここではステップS66でN
Oとなるので、続いてディスク管理情報記憶領域12A
を参照し、先頭ホルダ31 から今回再生したCDの収納
されたホルダの1つ前のホルダ32 までの中に、今回再
生したディスクより再生回数の少ないものが有るかチェ
ックする(ステップS67)。仮にNOであれば既に先
頭ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで各CDが再生回
数順に収納された状態となっているのでそのまま図19
のステップS12に戻るが、ここではホルダ31 が該当
するためYESと判断し、以下の手順で並べ替えをす
る。
【0045】まず、先頭ホルダ31 から今回再生したC
Dの収納されたホルダの1つ前のホルダ32 まで昇順に
順番に見て、今回再生したCDより再生回数の少ない最
初のCDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該C
DのディスクナンバSを探す(ステップS68)。R=
1、S=1となる。次に、それまでホルダナンバ(Q−
1)=2〜R=1までに収納されていたCDを、各々1
つ後ろのホルダに入れ替えるとともに今回再生したCD
をホルダナンバR=1のホルダ31 に収納させることで
先頭ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで再生回数順に
CDが収納された状態とさせる。具体的には、まずQと
Rの差をKとし(K=2となる)、またk=1としたあ
と(ステップS69)、回転部5を制御し、今回再生し
たCD4 3 の収納されたホルダ33 を第2交換位置に移
動させ(図24(2)参照)、第2ローディング部14
を制御し、ホルダ33 からCD43 をダミーホルダ13
にローディングさせる(ステップS70。図25(1)
参照)。次に、回転部5を制御し、今回再生したCD4
3 の収納されていたホルダより1つ手前のホルダ3 2
第1交換位置に移動させたあと(図25(2)参照)、
第1ローディング部7Aを制御し、ホルダ32 からCD
2 をディスク再生部6にローディングさせる(ステッ
プS71。図26(1)参照)。
【0046】次に、回転部5を制御し、今回再生したC
D43 の収納されていたホルダ33を第1交換位置に移
動させたあと(図26(2)参照)、第1ローディング
部7Aを制御し、ディスク再生部6にセットされたCD
2 をホルダ33 に収納させる(ステップS72。図2
7(1)参照)。そして、kがKに達したかチェックし
(ステップS73)、NOなのでkをインクリメントし
て2としたあと(ステップS74)、ステップS71に
戻り、今回再生したCD43 の収納されていたホルダよ
り2つ手前のホルダ31 を第1交換位置に移動させたあ
と、ホルダ31からCD41 をディスク再生部6にロー
ディングさせる。続いて、今回再生したCD43 の収納
されていたホルダの1つ手前のホルダ32 を第1交換位
置に移動させたあと、ディスク再生部6にセットされた
CD41 をホルダ32 に収納させる(ステップS72。
図27(2)参照)。そして、kがKに達したかチェッ
クし(ステップS73)、YESなので回転部5を制御
しホルダ3R =31 を第2交換位置に移動させ、第2ロ
ーディング部14を制御し、ダミーホルダ13に収納さ
れたCD43 をホルダ31 に収納させる(ステップS7
5。図28(1)参照)。
【0047】そして、ディスク管理情報記憶領域12A
の内、ホルダナンバ1と2に対応付けて記憶されていた
ディスクナンバ及び再生回数を、各々ホルダナンバ2と
3のディスクナンバ及び再生回数とし、ホルダナンバQ
=3に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再
生回数を、ホルダナンバR=1に対応付けて記憶させる
(ステップS76。図21(2)参照)。このようにし
て並べ替え制御を行ったあと、図19のステップS12
に戻り、現在先頭ホルダ31 が第1交換位置に来ている
かチェックし、NOなので、回転部5を制御し、ホルダ
1 が第1交換位置に来るように回転移動して待機状態
とさせる(ステップS13。図28(2)参照)。
【0048】(4−3)他の所望CDの1回目の再生と
並べ替え 次にユーザがCD412を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ12を入力する。すると、コントロー
ル部10Aは前述と同様にして、CD412の収納された
ホルダ312を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ312
からCD412を取り出しディスク再生部6にセットさ
せ、CD412の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の
先頭から最終曲の最後まで再生させる(ステップS14
〜S22。図29(1)参照)。CD412の再生が終わ
り、一定時間Tの間にディスクナンバの選択操作がなけ
れば(図20のステップS60でNO)、ディスク再生
部6からCD412を元のホルダ312に戻させたあと、Q
=1かチェックし(ステップS65、S66)、今回も
NOなので、ディスク管理情報記憶領域12Aを参照し
て、先頭ホルダ31 から今回再生したCD412の収納さ
れていたホルダより1つ先頭寄りのホルダ311までの中
に、今回再生したCD412より再生回数の少ないCDの
収納されたものが在るかチェックする(ステップS6
7)。ホルダ32〜311が該当するのでYESと判断
し、続いて、先頭ホルダ31 からホルダ311まで昇順に
順番に見ていき、今回再生したCD412より再生回数の
少ない最初のCDの収納されたホルダのホルダナンバR
と当該CDのディスクナンバSを探す(ステップS6
8)。R=2、S=2となる。
【0049】次に、前述と同様にして、ホルダ312から
CD412をダミーホルダ13に一時的に収納させたあと
(ステップS69、S70。図29(2)参照)、ホル
ダ3 11〜32 に収納されていたCD411〜44 、42
1 を各々ホルダ312〜33に1つずつずらし(ステッ
プS71〜S74。図30(1)参照)、最後にダミー
ホルダ13のCD412をホルダ32 に収納させる(ステ
ップS75)。そして、ディスク管理情報記憶領域12
Aの内、ホルダナンバR=2〜(Q−1)=11に対応
付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、
各々ホルダナンバR=3〜Q=12に対応付けて記憶さ
せるとともに、ホルダナンバQ=12に対応付けて記憶
されていたディスクナンバ及び再生回数を、ホルダナン
バR=2に対応付けて記憶させる(ステップS76。図
22(1)参照)。このようにして並べ替え制御をした
後、図19のステップS12の側に戻り、回転部5を制
御し、ホルダ31 が第1交換位置に来るように回転移動
して待機状態とさせる(ステップS13。図30(2)
参照)。
【0050】(4−4)更に他の所望CDの1回目の再
生と並べ替え 次にユーザがCD420を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ20を入力する。すると、コントロー
ル部10Aは前述と同様にして、CD420の収納された
ホルダ320を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ320
からCD420を取り出しディスク再生部6にセットさ
せ、CD420の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の
先頭から最終曲の最後まで再生させる(図19のステッ
プS14〜S22)。CD420の再生が終わり、一定時
間Tの間にディスクナンバの選択操作がなければ(図2
0のステップS60でNO)、ディスク再生部6からC
D4 20を元のホルダ320に戻させたあと、Q=1かチェ
ックし(ステップS65、S66)、今回もNOなの
で、ディスク管理情報記憶領域12Aを参照して、先頭
ホルダ31 から今回再生したCD420の収納されていた
ホルダより1つ先頭寄りのホルダ319までの中に、今回
再生したCD420より再生回数の少ないCDの収納され
たものが在るかチェックする(ステップS67)。ホル
ダ33 〜319が該当するのでYESと判断し、続いて、
先頭ホルダ31 からホルダ319まで昇順に順番に見てい
き、今回再生したCD420より再生回数の少ない最初の
CDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該CDの
ディスクナンバSを探す(ステップS68)。R=3、
S=1となる。
【0051】次に、前述と同様にして、ホルダ320から
CD420をダミーホルダ13に一時的に収納させたあと
(ステップS69、S70)、ホルダ319〜33 に収納
されていたCD419〜413、411〜44 、42 、41
各々ホルダ320〜34 に1つずつずらし、最後にダミー
ホルダ13のCD420をホルダ33 に収納させる(ステ
ップS71〜S75)。そして、ディスク管理情報記憶
領域12Aの内、ホルダナンバR=3〜(Q−1)=1
9に対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生
回数を、各々ホルダナンバR=4〜Q=20に対応付け
て記憶させるとともに、ホルダナンバQ=20に対応付
けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、ホ
ルダナンバR=3に対応付けて記憶させる(ステップS
76。図22(2)参照)。このようにして並べ替え制
御をした後、図16のステップS12の側に戻り、ホル
ダ31 が第1交換位置に来るように回転移動させて待機
状態とさせる(ステップS13。図31(1)参照)。
【0052】(4−5)所望CDの2回目の再生と並べ
替え このあとユーザが再度CD420を聴取するため操作部9
でディスクナンバ20を選択入力すると、コントロール
部10AはCD420の収納されたホルダ33 を第1交換
位置に回転移動させ、ホルダ33 からCD420を取り出
しディスク再生部6にセットさせ、CD420の再生回数
を1つ増やしたあと、1曲目の先頭から最終曲の最後ま
で再生させる(図19のステップS14〜S22)。こ
の際、事前に所望CDが先頭ホルダ近くに並べ替えられ
ているので、所望CDの収納されたホルダを第1交換位
置へ短時間で移動でき、所望CDの再生開始までユーザ
が長く待たなくて済む。
【0053】CD420の再生が終わり、一定時間Tの間
にディスクナンバの選択操作がなければ(図20のステ
ップS60でNO)、ディスク再生部6からCD420
元のホルダ33 に戻させたあと、Q=1かチェックし
(ステップS65、S66)、NOなので、ディスク管
理情報記憶領域12Aを参照して、先頭ホルダ31 から
今回再生したCD420の収納されていたホルダより1つ
先頭寄りのホルダ32 までの中に、今回再生したCD4
20より再生回数の少ないCDの収納されたものが在るか
チェックする(ステップS67)。ホルダ32 が該当す
るので、続いて、先頭ホルダ31 からホルダ32 まで昇
順に順番に見ていき、今回再生したCD4 20より再生回
数の少ない最初のCDの収納されたホルダのホルダナン
バRと当該CDのディスクナンバSを探す(ステップS
68)。R=2、S=12となる。
【0054】次に、前述と同様にして、ホルダ33 から
CD420をダミーホルダ13に一時的に収納させたあと
(ステップS69、S70)、ホルダ32 に収納されて
いたCD412をホルダ33 に1つずらし、最後にダミー
ホルダ13のCD420をホルダ32 に収納させる(ステ
ップS71〜S75)。そして、ディスク管理情報記憶
領域12Aの内、ホルダナンバR=2に対応付けて記憶
されていたディスクナンバ及び再生回数を、各々ホルダ
ナンバQ=3に対応付けて記憶させるとともに、ホルダ
ナンバQ=3に対応付けて記憶されていたディスクナン
バ及び再生回数を、ホルダナンバR=2に対応付けて記
憶させる(ステップS76。図23(1)参照)。そし
てホルダ31 が第1交換位置に来るように回転移動させ
て待機状態とさせる(ステップS12、S13。図31
(2)参照)。
【0055】(4−6)所望CDの3回目の再生と並べ
替え このあとユーザが再度CD43 を聴取するため操作部9
でディスクナンバ3を選択入力すると、コントロール部
10AはCD43 の収納されたホルダ31 を第1交換位
置に回転移動させようとするが、既に移動済なのでステ
ップS14ではなにもせずステップS15へ進み、ホル
ダ31 からCD43 を取り出しディスク再生部6にセッ
トさせ、CD43 の再生回数を1つ増やしたあと(図2
3(2)参照)、1曲目の先頭から最終曲の最後まで再
生させる(ステップS16〜S22)。この際、事前に
所望CDが先頭ホルダに並べ替えられているので、所望
CDの収納されたホルダを第1交換位置へ移動しなくて
済、所望CDの再生開始までユーザが長く待たなくて済
む。
【0056】CD43 の再生が終わり、一定時間Tの間
にディスクナンバの選択操作がなければ(図20のステ
ップS60でNO)、ディスク再生部6からCD43
元のホルダ31 に戻させたあと、Q=1かチェックし
(ステップS65、S66)、YESであり、既に先頭
ホルダ31 から最後尾ホルダ324まで再生回数の多い順
に収納された状態となっているので、そのまま図19の
ステップS12へ戻る(図31(2)参照)。
【0057】図19、図20による第2の変形例によっ
ても、或るCDの再生が終わると、コントロール部10
Aの並べ替え制御と待機制御により、ロータリストッカ
ー1に収納されたCD41 〜CD424は先頭ホルダ31
から324まで、再生回数の多い順に並んだ状態となり、
かつ、先頭ホルダ31 が第1交換位置に来た所で待機し
た状態となる。よって、その後、ユーザが或る所望CD
を選択したとき、該所望CDは再生回数の多いCDであ
って当該所望CDの収納された所望ホルダが先頭近くに
存在する確率が高い。従って、所望CDの収納された所
望ホルダを第1交換位置へ移動するのに要する平均的な
時間が短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が
短くなる。また、或るCDを再生し終わったあと直ぐに
今回再生した所望CDをディスク再生部6からロータリ
ストッカー1へ戻すことはせず、一定時間内に前回聴取
したのと同じCDの再生指示操作がされたときは、ディ
スク再生部6を制御してそのまま所望CDの再度の再生
をさせるようにしたので、同じCDを連続して聴取した
い場合に、待ち時間なく再生させることができる。
【0058】なお、図19、図20による第2の変形例
では、並べ替え制御により、先頭ホルダ31 から最後尾
ホルダ324まで昇順に順番に見て、再生回数の多い順に
並んだ状態となるようにしたが、図2、図16の組み合
わせと同様に、ロータリストッカー1の全ホルダを、先
頭ホルダ31 から該先頭ホルダ31 より180°反対側
近くのホルダ(以下、「第1中間ホルダ」という)312
までの第1群と、第1中間ホルダ312の1つ後寄りのホ
ルダ(以下、「第2中間ホルダ」という)313から最後
尾ホルダ324までの第2群とに分けておき、先頭ホルダ
1 から第1中間ホルダ312まで昇順に順番に見て再生
回数の多い順に並んだ状態となるようにするとともに、
最後尾ホルダ324から第2中間ホルダ313まで降順に順
番に見て再生回数の多い順に並んだ状態となるようにし
ても良い。このようにすれば、先頭ホルダ31 の近傍か
ら、該先頭ホルダ31 より180°反対側近傍のホルダ
まで、時計回りと反時計回りのいずれで見てもほぼ再生
回数の多い順に並ぶことになり、再生回数の多いCDを
先頭ホルダの近くにより集中させることができ、所望C
Dの再生が指示されてから再生が開始するまでの平均的
な待ち時間をより短くできる。
【0059】具体的には、図19と図20の制御処理の
内、図20を図32、図33の如く変形すれば良い。こ
こで図19、図32、図33の組み合わせによる第3の
変形例の制御処理を簡単に説明する。 (5−1)第1群に属する所望CDの1回目の再生及び
並び替え 図19のステップS10〜S13の処理後、ユーザが操
作部9で第1群に属する例えばディスクナンバ3を選択
入力すると、コントロール部10Aは前述と同様にし
て、ディスクナンバ3のCD43 の収納されているホル
ダのホルダナンバQを探し、Q=3なので、CD43
収納されたホルダ33 を第1交換位置に回転移動させ、
ホルダ33 からCD43 を取り出しディスク再生部6に
セットさせ、ホルダナンバ3に対応付けられた再生回数
を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させる
(ステップS14〜S22。図52(1)、図52
(2)、図4(2)参照)。そして、図32のステップ
S60に進み、一定時間Tの間に操作部9で所望のディ
スクナンバの選択入力がされたかチェックし、YESで
あればステップS61の側へ進み、所望CDを再生させ
るが(ステップS62でYES、図19のステップS1
9、S20または、ステップS62でNO、S63、S
64、図19のステップS16〜S20)、ここではス
テップS60でNOであったとすると、一旦、CD43
を元のホルダ33 に戻し(ステップS65)、Q=1又
は24かチェックする(ステップS66´)。仮にYE
Sであれば、既に第1群は先頭ホルダ31 から昇順に順
番に見て再生回数の多い順に各CDが収納された状態と
なり、第2群は最後尾ホルダ324から降順に順番に見て
再生回数の多い順に各CDが収納された状態となってい
るので、図19のステップS12に戻れば良い。
【0060】但し、ここではステップS66´でNOと
なるので、続いて、Qは2〜12のいずれかかチェック
し(ステップS80)、YESなので、ディスク管理情
報記憶領域12Aを参照し、第1群の先頭ホルダ31
ら今回再生したCD43 の収納されていたホルダより1
つ先頭寄りのホルダ32 までの中に、今回再生したCD
3 より再生回数の少ないCDが存在するかチェックす
る(ステップS67)。YESなので、先頭ホルダ31
からホルダ32 まで昇順に順番に見ていき、今回再生し
たCD43 より再生回数の少ない最初のCDの収納され
たホルダのホルダナンバRと当該CDのディスクナンバ
Sを探す(ステップS68)。R=1、S=1なので、
前述と同様にして、ホルダ33 が第2交換位置に来るよ
うに回転移動させ、ホルダ33 からCD43 を取り出し
ダミーホルダ13に収納させておき、ホルダ32 に収納
されていたCD42 をホルダ33 に移し替え、ホルダ3
1に収納されていたCD41 をホルダ32 に移し替え、
しかるのち、ホルダ31 にCD43 を収納させる(ステ
ップS69〜75)。そして、ディスク管理情報記憶領
域12Aの内、ホルダナンバR=1〜(Q−1)=2に
対応付けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数
を、各々ホルダナンバ(R+1)=2〜Q=3に対応付
けて記憶させるとともに、ホルダナンバQ=3に対応付
けて記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、ホ
ルダナンバR=1に対応付けて記憶させる(ステップS
76。図34(1)参照)。このようにして並べ替え制
御をした後、図19のステップS12の側に戻る。
【0061】次に、ユーザが操作部9で第1群に属する
ディスクナンバ12を選択入力すると、コントロール部
10Aは前述と同様にして、ホルダ312に収納されたC
D4 12を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせ、ホルダナンバ12に対応付けられた再生
回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させ
る(ステップS14〜S22)。そして、CD412の再
生が終わったあと一定時間Tの間にユーザが所望のディ
スクナンバの選択入力をしなければ(図32のステップ
S60でNO)、一旦CD412を元のホルダ312に戻さ
せたあと(ステップS65)、ステップS66´、S8
0、S67のいずれもYESとなるので、先頭ホルダ3
1 からホルダ311まで昇順に順番に見ていき、今回再生
したCD412より再生回数の少ない最初のCDの収納さ
れたホルダのホルダナンバRと当該CDのディスクナン
バSを探す(ステップS68)。R=2、S=1なの
で、前述と同様にして、ホルダ312が第2交換位置に来
るように回転移動させ、ホルダ312からCD412を取り
出しダミーホルダ13に収納させておき、ホルダ311
2 に収納されていたCD411〜44 、42 、41 を各
々ホルダ312〜33 に移し替え、しかるのち、ホルダ3
2 にCD412を収納させる(ステップS69〜75)。
そして、ディスク管理情報記憶領域12Aの内、ホルダ
ナンバR=2〜(Q−1)=11に対応付けて記憶され
ていたディスクナンバ及び再生回数を、各々ホルダナン
バ(R+1)=3〜Q=12に対応付けて記憶させると
ともに、ホルダナンバQ=12に対応付けて記憶されて
いたディスクナンバ及び再生回数を、ホルダナンバR=
2に対応付けて記憶させる(ステップS76。図34
(2)参照)。このようにして並べ替え制御をした後、
図19のステップS12の側に戻り、先頭ホルダ31
第1交換位置まで回転移動させる(ステップS13)。
【0062】(5−2)第2群に属する所望CDの1回
目の再生及び並び替え その後、ユーザが操作部9で第2群に属する例えばディ
スクナンバ20を選択入力すると、コントロール部10
Aは前述と同様にして、ディスクナンバ20のCD420
の収納されているホルダのホルダナンバQを探し、Q=
20なので、ホルダ320を第1交換位置に回転移動さ
せ、ホルダ320からCD420を取り出しディスク再生部
6にセットさせ、ホルダナンバ20に対応付けられた再
生回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生さ
せる(図19のステップS14〜S22)。そして、C
D420の再生が終わったあと一定時間Tの間にユーザが
所望のディスクナンバの選択入力をしなければ(図32
のステップS60でNO)、一旦CD420を元のホルダ
20に戻させたあと(ステップS65)、Q=1又は2
4かチェックする(ステップS66´)。NOなので続
いて、Qは2〜12のいずれかかチェックし(ステップ
S80)、ここでもNOなので、図33のステップS9
0へ進み、ディスク管理情報記憶領域12Aを参照し、
第2群の最後尾ホルダ324から今回再生したCD420
収納されていたホルダより1つ最後尾寄りのホルダ321
までの中に、今回再生したCD420より再生回数の少な
いディスクが存在するかチェックする。YESなので、
最後尾ホルダ324からホルダ321まで降順に順番に見て
いき、今回再生したCD420より再生回数の少ない最初
のCDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該CD
のディスクナンバSを探す(ステップS91)。R=2
4、S=24なので、ホルダ320が第2交換位置に来る
ように回転移動させ、ホルダ320からCD420を取り出
しダミーホルダ13に収納させておき、ホルダ321〜ホ
ルダ324に収納されていたCD421〜CD4 24を、各々
ホルダ320〜ホルダ323に移し替え、しかるのち、ホル
ダ324にCD420を収納させる(ステップS92〜9
8)。そして、ディスク管理情報記憶領域12Aの内、
ホルダナンバ(Q+1)=21〜R=24に対応付けて
記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、各々ホ
ルダナンバQ=20〜(R−1)=23に対応付けて記
憶させるとともに、ホルダナンバQ=20に対応付けて
記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、ホルダ
ナンバR=24に対応付けて記憶させる(ステップS9
9。図35(1)参照)。このようにして並べ替え制御
をした後、図19のステップS12の側に戻り、先頭ホ
ルダ31 が第1交換位置に来るように回転移動させる
(ステップS13。図36(1)参照)。
【0063】次に、ユーザが操作部9で第2群に属する
ディスクナンバ18を選択入力すると、コントロール部
10Aは前述と同様にして、ホルダ318に収納されたC
D4 18を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせ、ホルダナンバ18に対応付けられた再生
回数を1つ増やしたあと1曲目から最終曲まで再生させ
る(ステップS14〜S22)。そして、CD418の再
生が終わったあと一定時間Tの間にユーザが所望のディ
スクナンバの選択入力をしなければ(図32のステップ
S60でNO)、一旦CD418を元のホルダ318に戻さ
せたあと(ステップS65)、ステップS66´とS8
8でNO、ステップS90でYESとなるので、最後尾
ホルダ324から今回再生したCD418の収納されていた
より1つ最後尾寄りのホルダ319まで降順に順番に見て
いき、今回再生したCD418より再生回数の少ない最初
のCDの収納されたホルダのホルダナンバRと当該CD
のディスクナンバSを探す(ステップS91)。R=2
3、S=24なので、前述と同様にして、ホルダ318
第2交換位置に来るように回転移動させ、ホルダ3 18
らCD418を取り出しダミーホルダ13に収納させてお
き、ホルダ319〜3 23に収納されていたCD419、421
〜424をホルダ318〜322に移し替え、しかるのち、ホ
ルダ323にCD418を収納させる(ステップS92〜9
8)。そして、ディスク管理情報記憶領域12Aの内、
ホルダナンバ(Q+1)=19〜R=23に対応付けて
記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、各々ホ
ルダナンバQ=18〜(R−1)=22に対応付けて記
憶させるとともに、ホルダナンバQ=18に対応付けて
記憶されていたディスクナンバ及び再生回数を、ホルダ
ナンバR=23に対応付けて記憶させる(ステップS9
9。図35(2)参照)。このようにして並べ替え制御
をした後、図19のステップS12の側に戻り、先頭ホ
ルダ31 を第1交換位置まで回転移動させる(ステップ
S13。図36(2)参照)。
【0064】(5−3)第1群又は第2群に属する所望
CDの2回目の再生 上記の如くして、ユーザがディスクナンバ3、12、2
0、18のCD43 、412、420、418を順に1回ずつ
再生させると、各々ホルダ31 、32 、324、323に並
べ替えられるので、皆、先頭ホルダ31 のごく近傍に収
納される。例えば、CD418と第1交換位置との間隔は
ホルダ2つだけである。図19と図20の組み合わせに
よる第2の変形例で同じくCD43 、412、420、418
を順に1回ずつ再生させた場合は、各々ホルダ31 、3
2 、33 、34 に並べ替えられるので、例えば、CD4
18と第1交換位置との間隔はホルダ3つ分となる。よっ
て、図19、図32、図33の組み合わせの場合、例え
ば、ユーザが操作部9でディスクナンバ18の2回目の
選択入力をしたとき、当該所望CD418の収納されたホ
ルダ323をホルダ2つ分だけ回転移動させれば第1交換
位置に来るので、直ぐにディスク再生部6にセットさせ
て再生を開始させることができることになる(図2のス
テップS14〜S20)。同様に、ユーザが操作部9で
ディスクナンバ12の2回目の選択入力をしたときも、
当該所望CD412の収納されたホルダ32 をホルダ1つ
分だけ回転移動させれば第1交換位置に来るので、直ぐ
にディスク再生部6にセットさせて再生を開始させるこ
とができる。
【0065】このように図19、図32、図33の組み
合わせによる第3の変形例によれば、ロータリストッカ
ー1に収納された24枚のCD41 〜424は、先頭ホル
ダ3 1 の近傍から、該先頭ホルダ31 より180°反対
側のホルダ313の近傍まで、時計回りと反時計回りのい
ずれで見てもほぼ再生回数の多い順に並ぶことになり、
再生回数の多いCDを先頭ホルダ31 の近くにより集中
させることができ、所望CDの再生が指示されてから再
生が開始するまでの平均的な待ち時間をより短くでき
る。なお、図19、図32、図33を組み合わせた第3
の変形例において、図19のステップS12の処理を最
後尾ホルダ324は第1交換位置に在るかの判断に変更
し、NOの場合のステップS13の処理を最後尾ホルダ
24を第1交換位置に移動することに変更することで、
待機制御により最後尾ホルダ324を第1交換位置に移動
させるように変えても良い。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態を図37
を参照して説明する。図37は本発明に係るチェンジャ
ー式CDプレーヤの構成を示すブロック図であり、図1
と同一の構成部分には同一の符号が付してある。10B
はマイコン構成のコントロール部であり、ユーザにより
再生すべきCD4P が指示されると、回転部5を制御し
て所望CD4P を収納したホルダナンバQのホルダ3Q
が第1交換位置に来るようにロータリストッカー1を回
転させたあと、第1ローディング部7Aを制御して所望
CD4P をホルダ3Q からディスク再生部6にローディ
ングさせる。しかるのち、ディスク再生部6を制御して
所望CD4P を再生させる。所望CD4P の全曲の再生
が終われば、Q=1の場合、第1ローディング部7Aを
制御してCD4P をホルダ3Q =31 に戻し、Q=2の
場合は回転部5、第2ローディング部14、第1ローデ
ィング部7Aを制御して、ホルダ31 に収納されていた
CDを32 に移し替えたあとCD4P をホルダ31 に収
納させるとともに先頭ホルダ31 が第1交換位置に来る
ようにさせ、Q≠1、2の場合はホルダ3Q-1 〜31
収納されていたCDを、各々ホルダ3 Q 〜32 に移し替
えたあとCD4P をホルダ31 に収納させるとともに先
頭ホルダ31 が第1交換位置に来るようにさせる。これ
により、より最新に再生したCDがより先頭ホルダ31
の近くに収納された状態となり、かつ先頭ホルダ31
第1交換位置で待機する。最近再生させたCDは時間を
置かずに再び再生させる場合が多く、ユーザが或るCD
の再生を指示したとき、該所望CDの収納された所望ホ
ルダが先頭近くに存在する確率が高くなり、当該所望ホ
ルダを第1交換位置へ回転移動するのに要する平均的な
時間が短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が
短くなる。チェンジャー式CDプレーヤのその他の構成
部分は図1と全く同様に構成されている。
【0067】図38と図39はコントロール部10Bに
よる制御処理を示すフローチャート、図40と図41は
コントロール部10Bの内蔵メモリ12Bのディスク管
理情報記憶領域12Bの記憶内容の説明図、図42〜図
46はディスクの移動動作の説明図であり、以下、これ
らの図を参照してこの実施の形態の動作を説明する。最
初にコントロール部10Bはホルダナンバ1〜24のホ
ルダ31 〜324に収納された各CDのディスクナンバを
各々1〜24としてディスク管理情報記憶領域12Bに
登録して初期化する(図38のステップS10)。そし
て、回転部5を制御し、先頭のホルダ31 を第1交換位
置まで回転させる(ステップS12、S13)。
【0068】(6−1)所望CDの1回目の再生及び並
び替え ユーザが操作部9の所望CDの選択用のテンキーで例え
ばディスクナンバ3を入力すると、コントロール部10
BはP=3とし、ディスク管理情報記憶領域12Bを参
照して所望CDの収納されたホルダのホルダナンバQを
探す。Q=3となる。次に、回転部5を制御し、ホルダ
3 が第1交換位置に来るように回転移動し、続いて第
1ローディング部7Aを制御し、第1交換位置のホルダ
3 からCD43 を取り出しディスク再生部6にセット
させてローディングを行わせたのち、ディスク再生部6
を制御し、1曲目から最終曲まで再生させる(図38の
ステップS14〜S18、S20〜S22。図52
(1)、図52(2)参照)。
【0069】所望CDの再生が終わると、コントロール
部10Bは所定の一定時間T(Tはここでは5分とす
る)の間に操作部9で所望CDの選択用のテンキーで所
望ディスクナンバの選択入力がされたかチェックする
(図39のステップS100)。仮にユーザが今回聴取
したCDを時間を空けずに再度聴取したいと思い、今回
の再生が終わってから5分以内に再度、操作部9で所望
ディスクナンバ3の選択入力を行ったとき、コントロー
ル部10BはステップS100でYESと判断し、選択
ディスクナンバ3をP´として内蔵メモリ11Bの作業
領域(図示せず)に登録したあと、P=P´かチェック
する(ステップS101、S102)。仮にステップS
102でYESであれば図38のステップS20に戻
り、直ちに1曲目から再生を開始させ、仮にステップS
102でNOであれば、第1ローディング部7Aを制御
し、ディスク再生部6に在るCD43 を第1交換位置に
在る元のホルダ33 に戻し(ステップS103)、P´
でPを書き換え後(ステップS104)、図38のステ
ップS16に進み、前述と同様にして所望CDの収納さ
れた所望ホルダを第1交換位置へ回転し、所望ホルダか
ら所望CDをディスク再生部6にローディングしたの
ち、再生させる(S17、S18、S20〜S22)。
【0070】但し、ここではステップS100でNOで
あったとすると、今回再生したCDを先頭へ移動させる
ための並べ替え制御を行う。すなわち、まずQ=1かチ
ェックし(ステップS105)、YESであればそのま
ま第1交換位置に在るホルダに戻せば最新に再生したC
Dを一番先頭ホルダ寄りに収納できるので、第1ローデ
ィング部7Aを制御し、ディスク再生部6に在るCD4
3 を第1交換位置に在る元のホルダに戻し(ステップS
106)、図38のステップ14に戻れば良い。但し、
ここではステップS105でNOとなるので、今回再生
したCD43 がディスク再生部6に在る状態のまま(図
42(1)参照)、回転部5を制御し、今回再生したC
Dの収納されていたホルダの1つ先頭寄りのホルダ32
を第2交換位置へ回転移動し(図42(2)参照)、第
2ローディング部14を制御し、ホルダ32 に収納され
たCD32 をダミーホルダ13にローディングさせる
(ステップS107、108。図43(1)参照)。続
いて、回転部5を制御し、今回再生したCDの収納され
ていたホルダ33 を第2交換位置へ回転移動し(図43
(2)参照)、第2ローディング部14を制御し、ダミ
ーホルダ13に収納されたCD42 をホルダ33 にアン
ローディングさせる(ステップS109。図44(1)
参照)。そして、まだ先頭ホルダ31 が空になっていな
いので(ステップS110でNO)、回転部5を制御
し、今回再生したCDの収納されていたホルダの2つ先
頭寄りのホルダ31 を第2交換位置へ回転移動し、第2
ローディング部14を制御し、ホルダ31 に収納された
CD31 をダミーホルダ13にローディングさせる(ス
テップS111、108)。
【0071】続いて、回転部5を制御し、先に空とした
ホルダ32 を第2交換位置へ回転移動し、第2ローディ
ング部14を制御し、ダミーホルダ13に収納されたC
D3 1 をホルダ32 にアンローディングさせる(ステッ
プS109。図44(2)参照)。すると先頭ホルダ3
1 が空になるのでステップS110でYESと判断し、
回転部5を制御し、ホルダ31 を第1交換位置へ回転移
動し、第1ローディング部7Aを制御し、ディスク再生
部6にセットされたCD43 をホルダ31 にアンローデ
ィングさせる(ステップS112。図45(1)参
照)。この際、先頭ホルダ31 は第1交換位置に来てい
るので、改めて待機制御しなくて済む。このようにして
今回再生したCD43 を先頭ホルダ31 へ移し替えると
ともに先頭ホルダ31 を第1交換位置に待機状態とさせ
たら、ディスク管理情報記憶領域12Bの内、ホルダナ
ンバ1と2に対応付けて記憶されていたディスクナンバ
を、各々ホルダナンバ2と3のディスクナンバとし、ホ
ルダナンバQ=3に対応付けて記憶されていたディスク
ナンバを、ホルダナンバ1のディスクナンバとする(ス
テップS113。図40(1)参照)。このようにして
並べ替え制御を行ったあと、図38のステップS14に
戻る。
【0072】(6−2)他の所望CDの1回目の再生と
並べ替え 次にユーザがCD412を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ12を入力する。すると、コントロー
ル部10Bは前述と同様にして、CD412の収納された
ホルダ312を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ312
からCD412を取り出しディスク再生部6にセットさせ
たあと、1曲目の先頭から最終曲の最後まで再生させる
(図38のステップS14〜S18、S20〜S22。
図29(1)参照)。CD412の再生が終わり、一定時
間Tの間にディスクナンバの選択操作がなければ(図3
9のステップS100でNO)、Q=1でないので(ス
テップS105でNO)、前述と同様にして、回転部
5、第2ローディング部14、第1ローディング部7A
を制御し、ホルダ311〜31 に収納されていたCD4 11
〜44 、42 、41 、43 を、1つずつ最後尾寄りのホ
ルダ312〜32 に移し替え、ディスク再生部6にセット
されたCD412をホルダ31 に収納させる(ステップS
107〜S112。図45(2)参照)。そして、ディ
スク管理情報記憶領域12Bの内、ホルダナンバ1〜1
1に対応付けて記憶されていたディスクナンバを、各々
ホルダナンバ2〜12のディスクナンバとし、ホルダナ
ンバQ=12に対応付けて記憶されていたディスクナン
バを、ホルダナンバ1のディスクナンバとする(ステッ
プS113。図40(2)参照)。このようにして並べ
替え制御を行ったあと、図38のステップS14に戻
る。
【0073】(6−3)更に他の所望CDの1回目の再
生と並べ替え 次にユーザがCD420を聴取したい場合、操作部9で所
望ディスクナンバ20を入力する。すると、コントロー
ル部10Bは前述と同様にして、CD420の収納された
ホルダ320を第1交換位置に回転移動させ、ホルダ320
からCD420を取り出しディスク再生部6にセットさ
せ、CD420の再生回数を1つ増やしたあと、1曲目の
先頭から最終曲の最後まで再生させる(図38のステッ
プS14〜S18、S20〜S22)。CD420の再生
が終わり、一定時間Tの間にディスクナンバの選択操作
がなければ(図39のステップS100でNO)、Q=
1でないので(ステップS105でNO)、前述と同様
にして、回転部5、第2ローディング部14、第1ロー
ディング部7Aを制御し、ホルダ319〜31 に収納され
ていたCD419〜CD413、411〜44 、42 、41
3 、412を、1つずつ最後尾寄りのホルダ320〜32
に移し替え、ディスク再生部6にセットされたCD420
をホルダ31 に収納させる(ステップS107〜S11
2。図46(1)参照)。そして、ディスク管理情報記
憶領域12Bの内、ホルダナンバ1〜19に対応付けて
記憶されていたディスクナンバを、各々ホルダナンバ2
〜20のディスクナンバとし、ホルダナンバQ=20に
対応付けて記憶されていたディスクナンバを、ホルダナ
ンバ1のディスクナンバとする(ステップS113。図
41(1)参照)。このようにして並べ替え制御を行っ
たあと、図38のステップS14に戻る。
【0074】(6−4)所望CDの2回目の再生と並べ
替え このあとユーザが再度CD412を聴取するため操作部9
でディスクナンバ12を選択入力すると、コントロール
部10BはCD412の収納されたホルダ32 を第1交換
位置に回転移動させ、ホルダ32 からCD412を取り出
しディスク再生部6にセットさせたあと、1曲目の先頭
から最終曲の最後まで再生させる(図38のステップS
14〜S18、S20〜S22)。この際、事前に所望
CDが先頭ホルダ近くに並べ替えられているので、所望
CDの収納されたホルダを第1交換位置へ短時間で移動
でき、所望CDの再生開始までユーザが長く待たなくて
済む。
【0075】CD412の2回目の再生が終わり、一定時
間Tの間にディスクナンバの選択操作がなければ(図3
9のステップS100でNO)、Q=1でないのでステ
ップS105でNOと判断し、ホルダ31 に収納されて
いたCD420を、1つ最後尾寄りのホルダ32 に移し替
え、ディスク再生部6にセットされたCD412をホルダ
1 に収納させる(ステップS107〜S110、S1
12。図46(2)参照)。そして、ディスク管理情報
記憶領域12Bの内、ホルダナンバ1に対応付けて記憶
されていたディスクナンバを、ホルダナンバ2のディス
クナンバとし、ホルダナンバQ=2に対応付けて記憶さ
れていたディスクナンバを、ホルダナンバ1のディスク
ナンバとする(ステップS113。図41(2)参
照)。このようにして並べ替え制御を行ったあと、図3
8のステップS14に戻る。
【0076】この第2の実施の形態によれば、CDの最
後になされるコントロール部10Bにより並べ替え制御
により、より最新に再生したCDがより先頭ホルダ31
に近いホルダに収納された状態となるように並べ替えら
れるとともに先頭ホルダ31が第1交換位置で待機す
る。最近再生させたCDは時間を置かずに再び再生させ
る場合が多く、ユーザが或るCDの再生を指示したと
き、該所望CDの収納された所望ホルダは先頭近くに存
在する確率が高く、所望ホルダを第1交換位置へ移動す
るのに要する平均的な時間が短くて済み、再生開始まで
の平均的な待ち時間が短くなる。また、或るCDを再生
し終わったあと直ぐに今回再生した所望CDをディスク
再生部6からロータリストッカー1へ戻すことはせず、
一定時間Tの間に前回聴取したのと同じCDの再生指示
操作がされたときは、ディスク再生部6を制御してその
まま所望CDの再度の再生をさせるようにしたので、同
じCDを連続して聴取したい場合に、待ち時間なく再生
させることができる。
【0077】なお、図37に示した第2の実施の形態で
は、並べ替え制御により、先頭ホルダ31 から最後尾ホ
ルダ324まで昇順に順番に見て、より最新に再生したC
Dがより先頭ホルダ近くに収納されるようにしたが、ロ
ータリストッカー1の全ホルダを、先頭ホルダ31 から
該先頭ホルダ31 より180°反対側近くのホルダ(以
下、「第1中間ホルダ」という)312までの第1群と、
第1中間ホルダ312の1つ後寄りのホルダ(以下、「第
2中間ホルダ」という)313から最後尾ホルダ324まで
の第2群とに分けておき、先頭ホルダ31 から第1中間
ホルダ312まで昇順に順番に見て、より最新に再生した
CDがより先頭ホルダ近くに収納されるようにし、最後
尾ホルダ324から第2中間ホルダ313まで降順に順番に
見て、より最新に再生したCDがより最後尾ホルダ324
近くに収納されるようにし、かつ先頭ホルダ31 又は最
後尾ホルダ324が第1交換位置で待機状態となるように
しても良い。このようにすれば、ロータリストッカー1
の上で先頭ホルダ31 又は最後尾ホルダ324から、時計
回りに見ても反時計回りに見ても、最新に再生したCD
が先頭ホルダ31 又は最後尾ホルダ324に近いホルダに
収納された状態となるように並べ替えられるとともに先
頭ホルダ31 又は最後尾ホルダ324が所定の交換位置で
待機する。最近再生させたCDは時間を置かずに再び再
生させる場合が多く、ユーザが或るCDの再生を指示し
たとき、該所望CDの収納された所望ホルダは先頭近く
又は最後尾近くに存在する確率がかなり高く、所望ホル
ダを第1交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が
非常に短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が
かなり短くなる。
【0078】具体的には、図38と図39の制御処理の
内、図39の部分を図47、図48の如く変形すれば良
い。ここで図38、図47、図48の組み合わせによる
制御処理を簡単に説明する。 (7−1)第1群に属する所望CDの1回目の再生及び
並び替え 図38のステップS10〜S13の処理後、ユーザが操
作部9で第1群に属する例えばディスクナンバ3を選択
入力すると、コントロール部10Bは前述と同様にし
て、ディスクナンバ3のCD43 の収納されているホル
ダのホルダナンバQを探し、Q=3なので、CD43
収納されたホルダ33 を第1交換位置に回転移動させ、
ホルダ33 からCD43 を取り出しディスク再生部6に
セットさせたあと1曲目から最終曲まで再生させる(図
38のステップS14〜S18、S20〜S22。図5
2(1)、図52(2))。そして、図47のステップ
S100に進み、一定時間Tの間に操作部9で所望のデ
ィスクナンバの選択入力がされたかチェックし、YES
であればステップS101の側へ進み、所望CDを再生
させるが(ステップS102でYES、図38のステッ
プS20、または、ステップS102でNO、S10
3、S104、図38のステップS16〜S18、S2
0)、ここではステップS100でNOであったとする
と、Q=1又は24かチェックする(ステップS105
´)。
【0079】仮にステップS105´でYESであれ
ば、そのまま第1交換位置に在るホルダに戻せば、今回
再生したCDが第1群に属する場合は最新に再生したC
Dを、先頭ホルダ31 から第1中間ホルダ312まで昇順
に順に見て一番先頭ホルダ寄りに収納でき、今回再生し
たCDが第2群に属する場合は最新に再生したCDを、
最後尾ホルダ324から第2中間ホルダ313まで降順に順
に見て一番最後尾ホルダ寄りに収納でき、かつ先頭ホル
ダ31 又は最後尾ホルダ324を第1交換位置で待機した
状態とできるので、第1ローディング部7Aを制御し、
ディスク再生部6に在るCDを第1交換位置に在る元の
ホルダに戻し(ステップS106)、図38のステップ
14に戻れば良い。但し、ここでは図47のステップS
105でNOとなるので、今回再生したCD43 がディ
スク再生部6に在る状態のまま(図42(1)参照)、
続いて、Qが1〜12のいずれかか(今回再生したCD
が第1群に属するか)チェックする(ステップS11
4)。YESなので、前述と同様にして、ホルダ32
1 に収納されていたCD42 と41 をホルダ33 と3
2 に移し替えたあと、ディスク再生部6にセットされて
いるCD43 をホルダ3 1 に収納させる(ステップS1
07〜S112。図45(1)参照)。そして、ディス
ク管理情報記憶領域12Bの内、ホルダナンバ1と2に
対応付けて記憶されていたディスクナンバを、各々ホル
ダナンバ2と3のディスクナンバとし、ホルダナンバQ
=3に対応付けて記憶されていたディスクナンバを、ホ
ルダナンバ1のディスクナンバとする(ステップS11
3。図40(1)参照)。このようにして並べ替え制御
を行ったあと、図38のステップS14に戻る。
【0080】次に、ユーザが操作部9で第1群に属する
ディスクナンバ12を選択入力すると、コントロール部
10Bは前述と同様にして、ホルダ312に収納されたC
D4 12を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせたあと1曲目から最終曲まで再生させる
(図38のステップS14〜S18、S20〜S2
2)。そして、CD412の再生が終わったあと一定時間
Tの間にユーザが所望のディスクナンバの選択入力をし
なければ(図47のステップS100でNO)、ステッ
プS105´でNO、S112でYESなので、前述と
同様にして、回転部5、第2ローディング部14、第1
ローディング部7Aを制御し、ホルダ311〜3 1 に収納
されていたCD411〜CD44 、42 、41 、43 を、
1つずつ最後尾寄りのホルダ312〜32 に移し替え、デ
ィスク再生部6にセットされたCD412をホルダ31
収納させる(ステップS107〜S112。図45
(2)参照)。そして、ディスク管理情報記憶領域12
Bの内、ホルダナンバ1〜11に対応付けて記憶されて
いたディスクナンバを、各々ホルダナンバ2〜12のデ
ィスクナンバとし、ホルダナンバQ=12に対応付けて
記憶されていたディスクナンバを、ホルダナンバ1のデ
ィスクナンバとする(ステップS113。図40(2)
参照)。このようにして並べ替え制御を行うと、最新に
再生したCDが先頭ホルダ31 に収納され、かつ第1交
換位置で待機した状態となるので、図38のステップS
14に戻る。
【0081】(7−2)第2群に属する所望CDの1回
目の再生及び並び替え その後、ユーザが操作部9で第2群に属する例えばディ
スクナンバ20を選択入力すると、コントロール部10
Bは前述と同様にして、ディスクナンバ20のCD420
の収納されているホルダのホルダナンバQを探し、Q=
20なので、ホルダ320を第1交換位置に回転移動さ
せ、ホルダ320からCD420を取り出しディスク再生部
6にセットさせたあと1曲目から最終曲まで再生させる
(図38のステップS14〜S18、S20〜22)。
そして、CD420の再生が終わったあと一定時間Tの間
にユーザが所望のディスクナンバの選択入力をしなけれ
ば(図47のステップS100でNO)、Q=1又は2
4かチェックする(ステップS105´)。NOなので
続いて、Qは2〜12のいずれかかチェックし(ステッ
プS114)、ここでもNOなので、ディスク再生部6
にCD420がセットされた状態のままで、図48のステ
ップS120へ進み、ホルダ321〜ホルダ324に収納さ
れていたCD421〜CD424を、1つずつ先頭ホルダ寄
りのホルダ320〜ホルダ323に移し替え、しかるのち、
ホルダ324にCD420を収納させる(ステップS121
〜S125。図50(1)参照)。そして、ディスク管
理情報記憶領域12Bの内、ホルダナンバ(Q+1)=
21〜24に対応付けて記憶されていたディスクナンバ
を、各々ホルダナンバQ=20〜23に対応付けて記憶
させるとともに、ホルダナンバQ=20に対応付けて記
憶されていたディスクナンバを、ホルダナンバ24に対
応付けて記憶させる(ステップS126。図49(1)
参照)。このようにして並べ替え制御を行うと、最新に
再生したCDが最後尾ホルダ324に収納され、かつ第1
交換位置で待機した状態となるので、図38のステップ
S14に戻る。
【0082】次に、ユーザが操作部9で第2群に属する
ディスクナンバ18を選択入力すると、コントロール部
10Bは前述と同様にして、ホルダ318に収納されたC
D4 18を第1交換位置に回転移動後、ディスク再生部6
にセットさせたあと1曲目から最終曲まで再生させる
(図38のステップS14〜S18、S20〜S2
2)。そして、CD418の再生が終わったあと一定時間
Tの間にユーザが所望のディスクナンバの選択入力をし
なければ(図47のステップS100でNO)、ステッ
プS105´とS114でNOとなるので、図48のス
テップS120に進み、ホルダ319〜ホルダ324に収納
されていたCD419、421〜424、420を、1つずつ先
頭ホルダ寄りのホルダ318〜ホルダ323に移し替え、し
かるのち、ホルダ324にCD418を収納させる(ステッ
プS121〜S125。図50(2)参照)。そして、
ディスク管理情報記憶領域12Bの内、ホルダナンバ
(Q+1)=19〜24に対応付けて記憶されていたデ
ィスクナンバを、各々ホルダナンバQ=18〜23に対
応付けて記憶させるとともに、ホルダナンバQ=18に
対応付けて記憶されていたディスクナンバを、ホルダナ
ンバ24に対応付けて記憶させる(ステップS126。
図49(2)参照)。このようにして並べ替え制御を行
うと、最新に再生したCDが最後尾ホルダ324に収納さ
れ、かつ第1交換位置で待機した状態となるので、図3
8のステップS14に戻る。
【0083】(7−3)第1群又は第2群に属する所望
CDの2回目の再生 上記の如くして、ユーザがディスクナンバ3、12、2
0、18の順にCD4 3 、412、420、418を1回ずつ
再生させた後、CD43 、412、420、418は各々ホル
ダ32 、31 、323、324に収納された状態となるの
で、皆、先頭ホルダ31 又は最後尾ホルダ324のごく近
傍に収納される。例えば、CD43 と第1交換位置との
間隔はホルダ2つ分だけである。これに対し図37〜図
39の第2の実施の形態で同じくCD43 、412
20、418を順に1回ずつ再生させた後は、CD43
12、420、418は各々ホルダ34 、33 、32 、31
に並べ替えられるので、例えば、CD43 と第1交換位
置との間隔はホルダ3つ分となる。よって、図38、図
47、図48を組み合わせた変形例の場合、例えば、ユ
ーザが操作部9でディスクナンバ3の2回目の選択入力
をしたとき、当該所望CD43 の収納されたホルダ32
をホルダ2つ分だけ回転移動させれば第1交換位置に来
るので、直ぐにディスク再生部6にセットさせて再生を
開始させることができることになる(図38のステップ
S14〜S18、S20〜S22)。ディスクナンバ3
の代わりに、ディスクナンバ12の2回目の選択入力を
したときも、当該所望CD412の収納されたホルダ32
をホルダ1つ分だけ回転移動させれば第1交換位置に来
るので、直ぐにディスク再生部6にセットさせて再生を
開始させることができる。
【0084】このように図38、図47、図48の組み
合わせによる変形例によれば、ロータリストッカー1に
収納された24枚のCD41 〜424は、先頭ホルダ31
又は最後尾ホルダ324から、時計回りに見ても反時計回
りに見ても、最新に再生したCDが先頭ホルダ31 又は
最後尾ホルダ324に近いホルダに収納された状態となる
ように並べ替えられるとともに先頭ホルダ31 又は最後
尾ホルダ324が所定の交換位置で待機する。最近再生さ
せたCDは時間を置かずに再び再生させる場合が多く、
ユーザが或るCDの再生を指示したとき、該所望CDの
収納された所望ホルダは先頭近く又は最後尾近くに存在
する確率がかなり高く、所望ホルダを第1交換位置へ移
動するのに要する平均的な時間が非常に短くて済み、再
生開始までの平均的な待ち時間がかなり短くなる。な
お、図38、図47、図48を組み合わせた変形例にお
いて、図38のステップS12の処理を最後尾ホルダ3
24は第1交換位置に在るかの判断に変更し、ステップS
12でNOの場合のステップS13の処理を、最後尾ホ
ルダ324を第1交換位置に移動することに変更しても良
い。また、図47のステップS106、S113、S1
26のあと、図38のステップS14へ進むかわりに、
ステップS12へ進むようにしても良い。
【0085】上記した各実施の形態と各変形例では、ロ
ータリストッカーはCD24枚分の収納容量が有る場合
につき説明したが、24枚より少なかったり、多い場合
にも同様に適用することができる。また、従来のチェン
ジャー式CDプレーヤにダミーホルダと第2ローディン
グ部を追加したのでロータリストッカーの全てのホルダ
にCDが収納済であっても並び替え動作が可能である
が、数百枚を越える多数枚のチェンジャーでは、ロータ
リストッカーに空きのホルダが有る場合も多く、かかる
空きホルダを使用することで、ダミーホルダと第2ロー
ディング部がなくても並び替え動作を行うことが可能で
ある。また、上記した各実施の形態と各変形例では、い
ずれも記録媒体としてCDを例に挙げて説明したが、本
発明は何らこれに限定されるものでなく、MD(ミニデ
ィスク)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク)
など他の種類の記録媒体であっても同様に適用すること
ができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが或る記録媒体
の再生を指示したとき、該所望記録媒体の収納された所
望ホルダは先頭近くに存在する確率が高く、所望ホルダ
を所定の交換位置へ移動するのに要する平均的な時間が
短くて済み、再生開始までの平均的な待ち時間が短くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るチェンジャー
式CDプレーヤのブロック図である。
【図2】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明図
である。
【図5】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明図
である。
【図6】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明図
である。
【図7】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明図
である。
【図8】ディスク移動動作の説明図である。
【図9】ディスク移動動作の説明図である。
【図10】ディスク移動動作の説明図である。
【図11】ディスク移動動作の説明図である。
【図12】ディスク移動動作の説明図である。
【図13】ディスク移動動作の説明図である。
【図14】ディスク移動動作の説明図である。
【図15】ディスク移動動作の説明図である。
【図16】図1の第1の変形例に係るコントロール部の
制御処理を示すフローチャートである。
【図17】図1の第1の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図18】図1の第1の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図19】図1の第2の変形例に係るコントロール部の
制御処理を示すフローチャートである。
【図20】図1の第2の変形例に係るコントロール部の
制御処理を示すフローチャートである。
【図21】図1の第2の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図22】図1の第2の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図23】図1の第2の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図24】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図25】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図26】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図27】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図28】図1の第1の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図29】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図30】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図31】図1の第2の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図32】図1の第3の変形例に係るコントロール部の
制御処理を示すフローチャートである。
【図33】図1の第3の変形例に係るコントロール部の
制御処理を示すフローチャートである。
【図34】図1の第3の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図35】図1の第3の変形例に係るディスク管理情報
記憶領域の記憶内容の説明図である。
【図36】図1の第3の変形例に係るディスク移動動作
の説明図である。
【図37】本発明の第2の実施の形態に係るチェンジャ
ー式CDプレーヤのブロック図である。
【図38】図37中のコントロール部の制御処理を示す
フローチャートである。
【図39】図38中のコントロール部の制御処理を示す
フローチャートである。
【図40】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明
図である。
【図41】ディスク管理情報記憶領域の記憶内容の説明
図である。
【図42】第2の実施の形態に係るディスク移動動作の
説明図である。
【図43】第2の実施の形態に係るディスク移動動作の
説明図である。
【図44】第2の実施の形態に係るディスク移動動作の
説明図である。
【図45】第2の実施の形態に係るディスク移動動作の
説明図である。
【図46】第2の実施の形態に係るディスク移動動作の
説明図である。
【図47】図37の変形例に係る制御処理を示すフロー
チャートである。
【図48】図37の変形例に係る制御処理を示すフロー
チャートである。
【図49】図37の変形例に係るディスク管理情報記憶
領域の記憶内容の説明図である。
【図50】図37の変形例に係るディスク移動動作の説
明図である。
【図51】従来のチェンジャー式CDプレーヤの構成を
示すブロック図である。
【図52】ディスク移動動作の説明図である。
【図53】ディスク移動動作の説明図である。
【図54】ディスク移動動作の説明図である。
【符号の説明】
1 ロータリストッカー 31 〜324 ホル
ダ 41 〜424 CD 5 回転部 6 ディスク再生部 7A 第1ローデ
ィング部 9 操作部 10A、10B
コントロール部 12A、12B ディスク管理情報記憶領域 13 ダミーホルダ 14 第2ローディング部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を記録した記録媒体を収納す
    るホルダが周方向に多数配置された記録媒体収納手段
    と、記録媒体の再生を行う再生手段と、記録媒体収納手
    段を周方向に回転し、所望のホルダを所定の交換位置に
    移動する回転手段と、記録媒体収納手段の内、所定の交
    換位置に有るホルダから記録媒体を取り出し、再生手段
    にセットするローディングを行ったり、再生手段にセッ
    トされている記録媒体を記録媒体収納手段の内、所定の
    交換位置に有るホルダに収納させるアンローディングを
    行ったりするローディング手段と、或る所望記録媒体の
    再生が指示されると、回転手段を制御して所望記録媒体
    の収納された或るホルダを所定の交換位置に移動させ、
    続いてローディング手段を制御して所定の交換位置に有
    る当該或るホルダから所望の記録媒体を取り出し再生手
    段にセットさせ、再生手段を制御して記録媒体の再生を
    させる再生制御手段と、を備えたチェンジャー式記録媒
    体再生装置において、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体別に再生回数を
    計測して記憶する再生回数計測手段と、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体を、記録媒体収
    納手段の先頭ホルダから再生回数の多い順に収納された
    状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダが所定の
    交換位置で待機した状態とする並べ替え手段と、 を備えたことを特徴とするチェンジャー式記録媒体再生
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の情報を記録した記録媒体を収納す
    るホルダが周方向に多数配置された記録媒体収納手段
    と、記録媒体の再生を行う再生手段と、記録媒体収納手
    段を周方向に回転し、所望のホルダを所定の交換位置に
    移動する回転手段と、記録媒体収納手段の内、所定の交
    換位置に有るホルダから記録媒体を取り出し、再生手段
    にセットするローディングを行ったり、再生手段にセッ
    トされている記録媒体を記録媒体収納手段の内、所定の
    交換位置に有るホルダに収納させるアンローディングを
    行ったりするローディング手段と、或る所望記録媒体の
    再生が指示されると、回転手段を制御して所望記録媒体
    の収納された或るホルダを所定の交換位置に移動させ、
    続いてローディング手段を制御して所定の交換位置に有
    る当該或るホルダから所望の記録媒体を取り出し再生手
    段にセットさせ、再生手段を制御して記録媒体の再生を
    させる再生制御手段と、を備えたチェンジャー式記録媒
    体再生装置において、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体別に再生回数を
    計測して記憶する再生回数計測手段と、 記録媒体収納手段の全ホルダを、先頭ホルダから該先頭
    ホルダより略180°反対側の第1中間ホルダまでの第
    1群と、当該第1中間ホルダの次の第2中間ホルダから
    最後尾ホルダまでの第2群とに分けておき、記録媒体収
    納手段に収納済の各記録媒体を、記録媒体収納手段の第
    1群では先頭ホルダから第1中間ホルダまで再生回数の
    多い順に記録媒体が収納された状態となるように並べ替
    え、記録媒体収納手段の第2群では最後尾ホルダから第
    2中間ホルダまで再生回数の多い順に記録媒体が収納さ
    れた状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダまた
    は最後尾ホルダが所定の交換位置で待機した状態とする
    並べ替え手段と、 を備えたことを特徴とするチェンジャー式記録媒体再生
    装置。
  3. 【請求項3】 所定の情報を記録した記録媒体を収納す
    るホルダが周方向に多数配置された記録媒体収納手段
    と、記録媒体の再生を行う再生手段と、記録媒体収納手
    段を周方向に回転し、所望のホルダを所定の交換位置に
    移動する回転手段と、記録媒体収納手段の内、所定の交
    換位置に有るホルダから記録媒体を取り出し、再生手段
    にセットするローディングを行ったり、再生手段にセッ
    トされている記録媒体を記録媒体収納手段の内、所定の
    交換位置に有るホルダに収納させるアンローディングを
    行ったりするローディング手段と、或る所望記録媒体の
    再生が指示されると、回転手段を制御して所望記録媒体
    の収納された或るホルダを所定の交換位置に移動させ、
    続いてローディング手段を制御して所定の交換位置に有
    る当該或るホルダから所望の記録媒体を取り出し再生手
    段にセットさせ、再生手段を制御して記録媒体の再生を
    させる再生制御手段と、を備えたチェンジャー式記録媒
    体再生装置において、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体別に再生回数を
    計測して記憶する再生回数計測手段と、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体を、記録媒体収
    納手段の先頭ホルダ近傍から該先頭ホルダより略180
    °反対側の中間ホルダ近傍まで、時計回りに見ても反時
    計回りに見ても再生回数の多い順に記録媒体が収納され
    た状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダが所定
    の交換位置で待機した状態とする並べ替え手段と、 を備えたことを特徴とするチェンジャー式記録媒体再生
    装置。
  4. 【請求項4】 所定の情報を記録した記録媒体を収納す
    るホルダが周方向に多数配置された記録媒体収納手段
    と、記録媒体の再生を行う再生手段と、記録媒体収納手
    段を周方向に回転し、所望のホルダを所定の交換位置に
    移動する回転手段と、記録媒体収納手段の内、所定の交
    換位置に有るホルダから記録媒体を取り出し、再生手段
    にセットするローディングを行ったり、再生手段にセッ
    トされている記録媒体を記録媒体収納手段の内、所定の
    交換位置に有るホルダに収納させるアンローディングを
    行ったりするローディング手段と、或る所望記録媒体の
    再生が指示されると、回転手段を制御して所望記録媒体
    の収納された或るホルダを所定の交換位置に移動させ、
    続いてローディング手段を制御して所定の交換位置に有
    る当該或るホルダから所望の記録媒体を取り出し再生手
    段にセットさせ、再生手段を制御して記録媒体の再生を
    させる再生制御手段と、を備えたチェンジャー式記録媒
    体再生装置において、 記録媒体収納手段に収納済の各記録媒体を、より最新に
    再生した記録媒体がより先頭ホルダに近いホルダに収納
    された状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダを
    所定の交換位置で待機状態とする並べ替え手段を備えた
    こと、 を特徴とするチェンジャー式記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 所定の情報を記録した記録媒体を収納す
    るホルダが周方向に多数配置された記録媒体収納手段
    と、記録媒体の再生を行う再生手段と、記録媒体収納手
    段を周方向に回転し、所望のホルダを所定の交換位置に
    移動する回転手段と、記録媒体収納手段の内、所定の交
    換位置に有るホルダから記録媒体を取り出し、再生手段
    にセットするローディングを行ったり、再生手段にセッ
    トされている記録媒体を記録媒体収納手段の内、所定の
    交換位置に有るホルダに収納させるアンローディングを
    行ったりするローディング手段と、或る所望記録媒体の
    再生が指示されると、回転手段を制御して所望記録媒体
    の収納された或るホルダを所定の交換位置に移動させ、
    続いてローディング手段を制御して所定の交換位置に有
    る当該或るホルダから所望の記録媒体を取り出し再生手
    段にセットさせ、再生手段を制御して記録媒体の再生を
    させる再生制御手段と、を備えたチェンジャー式記録媒
    体再生装置において、 記録媒体収納手段の全ホルダを、先頭ホルダから該先頭
    ホルダより略180°反対側の第1中間ホルダまでの第
    1群と、当該第1中間ホルダの次の第2中間ホルダから
    最後尾ホルダまでの第2群とに分けておき、第1群のホ
    ルダに収納済の各記録媒体を、第1群内で先頭ホルダか
    ら第1中間ホルダまでより最新に再生された記録媒体が
    より先頭に近いホルダに収納された状態となるように並
    べ替え、第2群のホルダに収納済の各記録媒体を、第2
    群内で最後尾ホルダから第2中間ホルダまでより最新に
    再生された記録媒体がより最後尾に近いホルダに収納さ
    れた状態となるように並べ替え、かつ、先頭ホルダまた
    は最後尾ホルダを所定の交換位置で待機状態とする並べ
    替え手段を備えたこと、 を特徴とするチェンジャー式記録媒体再生装置。
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CN103093787A (zh) * 2011-10-31 2013-05-08 上海博泰悦臻网络技术服务有限公司 车载设备及其音乐播放方法和装置
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