JP2002030985A - 内燃機関用ノック制御装置 - Google Patents

内燃機関用ノック制御装置

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JP2002030985A JP2000214521A JP2000214521A JP2002030985A JP 2002030985 A JP2002030985 A JP 2002030985A JP 2000214521 A JP2000214521 A JP 2000214521A JP 2000214521 A JP2000214521 A JP 2000214521A JP 2002030985 A JP2002030985 A JP 2002030985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノック検出周波数の切替時においても、内燃
機関におけるノック発生の有無を正確に判定しノック制
御可能とすること。 【解決手段】 SCF(スイッチトキャパシタフィル
タ)による濾波信号のレベル推移に対応したバックグラ
ンドレベルVBGが算出される(ステップS301)。ま
た、SCFの濾波周波数帯域に応じて選定された適合定
数Kが選定される(ステップS303、ステップS30
4)。この選定された適合定数Kに基づき切替えられた
ノック判定レベルVJLとSCFによる濾波信号のピーク
値とが比較されることにより、内燃機関におけるノック
発生の有無が正確に判定される(ステップS305)。
このようにして得られた判定結果によれば、内燃機関の
運転状態を適切に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
ノック発生の有無を検出し、内燃機関の運転状態を制御
する内燃機関用ノック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用ノック制御装置に関連
する先行技術文献としては、特開平7−103856号
公報にて開示されたものが知られている。このもので
は、スイッチトキャパシタフィルタのノック検出周波数
の切替えに際し、最新のバックグランドレベルVBGに適
合定数Kを乗算してノック判定レベルVJLを求め、この
ノック判定レベルVJLとスイッチトキャパシタフィルタ
による濾波信号のピーク値VP とが比較され、内燃機関
におけるノック発生の有無を判定する技術が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノック検出
周波数を切替えたとき、検出される周波数のノイズ量が
変化し、これに連れてバックグランドレベルも変化する
ためノック検出周波数に見合った適合定数Kがあること
が分かった。即ち、適合定数Kを固定値として求めたノ
ック判定レベルを用いると、ノイズ発生をノック発生と
誤判定することがあり、この際には、点火時期の不適切
な遅角制御が行われ、内燃機関の出力低下が発生する。
また、ノック発生を適切に検出できないときには、点火
時期の進角制御によってノック音が大きくなるという不
具合があった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、ノック検出周波数の切替時に
おいても、内燃機関におけるノック発生の有無を正確に
判定しノック制御可能な内燃機関用ノック制御装置の提
供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用ノ
ック制御装置によれば、信号検出手段からの振動波形信
号からノック特有の周波数帯域の信号を濾波する周波数
切替手段で切替えられた帯域通過フィルタの濾波周波数
帯域と、バックグランドレベル演算手段で算出される帯
域通過フィルタによる濾波信号のレベル推移に対応した
バックグランドレベルとに基づき、判定レベル切替手段
でノック判定レベルが切替えられる。このノック判定レ
ベルと帯域通過フィルタによる濾波信号とがノック判定
手段で比較されることにより、内燃機関におけるノック
発生の有無が正確に判定される。このようにして得られ
た判定結果によってノック制御手段では、内燃機関の運
転状態が適切に制御される。
【0006】請求項2の内燃機関用ノック制御装置にお
ける周波数切替手段では、内燃機関の機関回転速度に応
じて帯域通過フィルタの濾波周波数帯域が切替えられる
ことで、帯域通過フィルタによる内燃機関におけるノッ
ク発生の有無が正確に判定される。
【0007】請求項3の内燃機関用ノック制御装置にお
ける周波数切替手段では、内燃機関の負荷に応じて帯域
通過フィルタの濾波周波数帯域が切替えられることで、
帯域通過フィルタによる内燃機関におけるノック発生の
有無が正確に判定される。
【0008】請求項4の内燃機関用ノック制御装置にお
ける判定レベル切替手段では、ノック判定レベルにおけ
る適合定数が内燃機関の運転状態に応じたものに切替え
られることで、帯域通過フィルタによる内燃機関におけ
るノック発生の有無が正確に判定される。
【0009】請求項5の内燃機関用ノック制御装置にお
ける判定レベル切替手段では、ベース値に所定の補正量
を加減算して適合定数が得られることで必要な記憶容量
を最小にすることができ、この適合定数に基づき切替え
られるノック判定レベルによれば、帯域通過フィルタに
よる内燃機関におけるノック発生の有無が正確に判定さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用ノック制御装置における全体構成を示す
ブロック図である。
【0012】図1において、図示しない内燃機関に取付
けられ、内燃機関で発生する振動を検出するノックセン
サ1、このノックセンサ1からの出力信号を入力しノッ
ク特有の周波数帯域の信号を濾波するスイッチトキャパ
シタフィルタ(Switched Capacitor Filter;以下、単に
『SCF』と記す)2、内燃機関のクランクシャフト回
転数を検出する回転数センサ3、この回転数センサ3に
より検出される機関回転速度NEに基づきSCF2のフ
ィルタ特性を制御するフィルタ制御回路4、制御される
SCF2の濾波信号に基づき内燃機関におけるノック発
生の有無を検出するノック検出回路5、このノック検出
回路5によりノック発生が検出されたとき、ノック発生
状態を抑制すべく点火時期等を制御するノック抑制回路
6からなる。
【0013】次に、上述の各回路の詳細な構成及び機
能、動作について詳述する。
【0014】まず、ノックセンサ1の出力信号からノッ
ク特有の周波数帯域信号を濾波するSCF2は、例え
ば、図2に示すような構成からなり、ここでは、2次の
SCFを用いている。このSCF2は、コンデンサ21
a〜21g、例えば、FETからなるスイッチング素子
22a〜22e及びオペアンプ(演算増幅器)23,2
4を備えている。そして、スイッチング素子22a〜2
2eを、図2に実線にて示す状態と破線にて示す状態と
に切替えるようスイッチング動作させることによって、
その切替速度(スイッチング周期)に対応した中心周波
数を持って入力端子Vinに入力される信号を帯域濾波す
る特定周波数帯域通過フィルタとしてのバンドパスフィ
ルタとして機能する。
【0015】図2に示すSCF2では、中心周波数f0
が次式(1)にて設定されているものとする。ここで、
fCLK はスイッチング素子22a〜22eをスイッチン
グ動作させるべくフィルタ制御回路4から出力されるス
イッチング駆動信号の周波数、即ち、これらスイッチン
グ素子22a〜22eのスイッチング周波数である。
【0016】
【数1】 f0 =fCLK /20 ・・・(1)
【0017】また、フィルタ制御回路4は、回転数セン
サ3により検出される機関回転速度NEに基づき、スイ
ッチング周波数fCLK を決定するための値nを設定する
n設定部41及び設定された値nに応じたスイッチング
周波数fCLK を持つスイッチング駆動信号を生成してこ
れをSCF2に対し出力する駆動信号発生部42を備え
ている。
【0018】このうち、n設定部41は、例えば、図3
に示すフローチャートの処理手順に従って値nが自動設
定される。即ち、機関回転速度NEが回転数センサ3に
よって検出されているものとすると、n設定部41で
は、図3のステップS101で、内燃機関の、例えば、
所定クランク角毎にその機関回転速度NEが読込まれ
る。次にステップS102に移行して、ステップS10
1で読込まれた機関回転速度NEと予め設定されている
所定の機関回転速度NEo とが比較される。この所定の
機関回転速度NEo とは、ノック発生を示す周波数帯域
が変化する内燃機関の運転状態の変化に対応した機関回
転速度として設定されるもので、通常は、例えば、40
00〔rpm〕の機関回転速度に対応した値が選ばれ
る。
【0019】そして、ステップS102の判定条件が成
立、即ち、機関回転速度NEが所定の機関回転速度NE
o 未満と小さいときにはステップS103に移行し、値
nとして「3」が設定されたのち本ルーチンを終了す
る。一方、ステップS102の判定条件が成立せず、即
ち、機関回転速度NEが所定の機関回転速度NEo 以上
と大きいときにはステップS104に移行し、値nとし
て「2」が設定されたのち本ルーチンを終了する。この
ようにして設定された値nは、駆動信号発生部42に付
与される。
【0020】駆動信号発生部42は、例えば、図4に示
すような構成からなり、n設定部41から付与される値
nに対応するスイッチング周波数fCLK を持つ駆動信号
を生成する。即ち、図4に示すように、駆動信号発生部
42において、カウンタ421は図示しない水晶発振子
から発振される例えば、周波数1〔MHz 〕のパルス信
号を入力し、このパルス信号の立上がりエッジを計数す
るカウンタであり、コンペアレジスタ422はカウンタ
421の計数値とn設定部41から付与される値nとを
比較して両者の値が一致したとき、カウンタ421及び
反転ラッチ回路423に対してリセット信号を出力する
回路である。反転ラッチ回路423は、リセット信号が
加えられる毎に、即ち、カウンタ421がリセットされ
る毎に論理レベルが反転する信号をSCF2の駆動信号
(スイッチング駆動信号)として出力する。
【0021】図5及び図6は、n設定部41を介して設
定された値nが「3」または「2」であった場合におけ
る駆動信号発生部42の動作をそれぞれ示す。例えば、
n設定部41を介して設定された値nが「3」であった
場合、駆動信号発生部42は、図5に示すように、駆動
信号を生成し出力する。即ち、図5(a)に示すよう
に、水晶発振子から発振されている発振パルスに対し、
カウンタ421は、その立上がりエッジ毎に、図5
(b)に示すように、カウント1(時刻t1 )、カウン
ト2(時刻t2 )、カウント3(時刻t3 )のようにカ
ウントを進め、計数値がカウント3に達したときに、コ
ンペアレジスタ422によりその計数値がリセットされ
る。
【0022】このような動作が繰返されることにより、
反転ラッチ回路423からは、図5(c)に示すよう
に、論理レベルが反転される駆動信号が出力される。こ
こで、値nが「3」に設定されている場合には、発振パ
ルスを6分周した周波数の駆動信号が得られることとな
り、発振パルスの周波数が1〔MHz 〕であれば、スイ
ッチング周波数fCLK は次式(2)にて設定される周波
数を持つ駆動信号として得られる。
【0023】
【数2】 fCLK =1〔MHz 〕/6≒167〔kHz 〕 ・・・(2)
【0024】一方、n設定部41を介して設定された値
nが「2」である場合には、駆動信号発生部42は、図
6に示すように、駆動信号を発生し出力する。即ち、図
6(a)に示すように、水晶発振子から発振されている
発振パルスに対し、カウンタ421は、その立上がりエ
ッジ毎に、図6(b)に示すように、カウント1(時刻
t1 )、カウント2(時刻t2 )のようにカウントを進
め、計数値がカウント2に達したときに、コンペアレジ
スタ422によりその計数値がリセットされる。このよ
うな動作が繰返されることにより、反転ラッチ回路42
3からは、図6(c)に示すように、論理レベルが反転
される駆動信号が出力される。ここで、値nが「2」に
設定されている場合には、発振パルスを4分周した周波
数の駆動信号が得られることとなり、発振パルスの周波
数が1〔MHz 〕であれば、スイッチング周波数fCLK
は次式(3)にて設定される周波数を持つ駆動信号とし
て得られる。
【0025】
【数3】 fCLK =1〔MHz 〕/4=250〔kHz 〕 ・・・(3)
【0026】上述したSCF2は、このような駆動信号
に基づきスイッチング素子22a〜22eが駆動され、
その中心周波数f0 (濾波周波数帯域)が切替えられ
る。図7にSCF2の周波数特性を示すように、駆動信
号の周波数fCLK として167〔kHz 〕が選ばれてい
る場合、即ち、機関回転速度NEが所定値NEo 未満と
小さく、値nが「3」に設定されている場合には、SC
F2は次式(4)にて算出される中心周波数f0 を持つ
特定周波数帯域通過フィルタとなる。
【0027】
【数4】 f0 =167〔kHz 〕/20≒8.3〔kHz 〕 ・・・(4)
【0028】また、駆動信号の周波数fCLK として25
0〔kHz 〕が選ばれている場合、即ち、機関回転速度
NEが所定値NEo 以上と大きく、値nが「2」に設定
されている場合には、SCF2は次式(5)にて算出さ
れる中心周波数f0 を持つ特定周波数帯域通過フィルタ
となる。
【0029】
【数5】 f0 =250〔kHz 〕/20=12.5〔kHz 〕 ・・・(5)
【0030】ノック検出回路5は、上述の周波数特性を
持ってノックセンサ1の出力信号を濾波するSCF2の
濾波信号に基づき、内燃機関のノック発生の有無を検出
する回路であり、図1に示すように、ピークホールド部
51、バックグランドレベル演算部52、徐変テーブル
53、更新量演算部54、判定レベル演算部55及び判
定部56を備えている。ここで、ピークホールド部51
は入力される濾波信号を内燃機関の所定クランク角間毎
にピークホールドする部分である。このピークホールド
された信号であるピーク値VP は、ノック強度値に対応
し、バックグランドレベル演算部52及び判定部56に
対してそれぞれ出力される。
【0031】バックグランドレベル演算部52は、ピー
クホールド部51からのピーク値VP を内燃機関の例え
ば、点火サイクル所定回数分だけ平均化処理しバックグ
ランドレベルVBGを求めると共に、このバックグランド
レベルVBGとその都度のピーク値VP とを比較し、ピー
ク値VP がバックグランドレベルVBGより大きいときに
は、所定の更新量ΔVが加算されバックグランドレベル
VBGが更新される(VBG←VBG+ΔV)。一方、ピーク
値VP がバックグランドレベルVBGより小さいときに
は、所定の更新量ΔVが減算されバックグランドレベル
VBGが更新される(VBG←VBG−ΔV)。
【0032】これら更新されたバックグランドレベルV
BGは、判定レベル演算部55に対して出力されると共
に、最新のバックグランドレベルVBGとして、次回のピ
ーク値VP と比較されるべくバックグランドレベル演算
部52内のメモリ(図示略)に適宜、記憶保持される。
【0033】また、バックグランドレベル演算部52で
は、上述したフィルタ制御回路4による値nの設定を監
視しており、値nの設定切替が行われたとき、即ち、内
燃機関の運転状態が変化したとき(本実施例では、機関
回転速度4000〔rpm〕を境として機関回転速度N
Eが上昇または下降したとき)には、徐変テーブル53
及び更新量演算部54との協動のもとに、更に図8に示
すフローチャートに従って処理が実行される。
【0034】即ち、フィルタ制御回路4によって値nが
切替えられたとすると、バックグランドレベル演算部5
2では、図8のステップS201で、フィルタ制御回路
4によって値nが切替えられたかが判定される。ステッ
プS201の判定条件が成立、即ち、値nが切替えられ
たときにはステップS202に移行し、内蔵する第1カ
ウンタC1に値「10」がセットされる。次にステップ
S203に移行して、この時点での最新のバックグラン
ドレベルVBGとピーク値VP との差の絶対値が所定値α
を越えているかが判定される。この所定値αとは、値n
の切替直後、即ち、SCF2の濾波周波数帯域の変更直
後における濾波信号の極端なレベル変動の有無を監視す
る値である。
【0035】ステップS203の判定条件が成立、即
ち、バックグランドレベルVBGとピーク値VP との差の
絶対値が所定値αを越え大きいときにはステップS20
4に移行し、濾波信号に極端なレベル変動があったとし
て、バックグランドレベル演算部52にて内蔵する第2
カウンタC2に値「1」がセットされる。次にステップ
S205に移行して、ノック判定禁止フラグFLAGに
値「1」がセットされ、判定部56によるノック判定が
禁止される。このことは、判定禁止信号PBを通じて判
定部56に伝達される。
【0036】一方、ステップS203の判定条件が成立
せず、即ち、バックグランドレベルVBGとピーク値VP
との差の絶対値が所定値α未満と小さいときにはステッ
プS206に移行し、バックグランドレベル演算部52
にてバックグランドレベルVBGとピーク値VP との差の
絶対値が後述の所定値β未満であるかが判定される。ス
テップS206の判定条件が成立、即ち、バックグラン
ドレベルVBGとピーク値VP との差の絶対値が所定値β
未満と小さいときにはステップS207に移行し、第2
カウンタC2にセットする値が「−1」に変更される。
一方、ステップS206の判定条件が成立せず、即ち、
バックグランドレベルVBGとピーク値VP との差の絶対
値が所定値β以上と大きいときにはステップS208に
移行し、第2カウンタC2にセットする値が「0」に変
更される。
【0037】そして、ステップS209に移行し、バッ
クグランドレベル演算部52にて何れの場合もノック判
定禁止フラグFLAGが「0」にリセットされる。ステ
ップS205またはステップS209の処理ののちステ
ップS210に移行し、第1カウンタC1にセットされ
ている値が、第2カウンタC2にセットした値による補
正のもとにデクリメントされる(C1←C1+C2−
1)。
【0038】ここで、所定値βとは、最新のバックグラ
ンドレベルVBGに比してピーク値VP が安定またはそれ
に近い状態に遷移されたか否かを判定するための値であ
り、バックグランドレベルVBGとピーク値VP との差の
絶対値が所定値β以上と大きく第2カウンタC2に値
「0」がセットされる場合とは、ピーク値VP の通常の
過渡状態にあって、第1カウンタC1のデクリメントも
「1」ずつ通常に実施されることを意味する。これに対
して、バックグランドレベルVBGとピーク値VPとの差
の絶対値が所定値β未満と小さく第2カウンタC2に値
「−1」がセットされる場合とは、ピーク値VP の安定
またはそれに近い状態にあって第1カウンタC1のデク
リメントが「2」ずつ加速度的に実施されることを意味
する。
【0039】このようにして、第1カウンタC1のデク
リメントを実施したバックグランドレベル演算部52
は、このデクリメントされた第1カウンタC1の値によ
って徐変テーブル53をアクセスし、徐変テーブル53
から徐変データT(C1)を読出して更新量演算部54
に出力する。
【0040】徐変テーブル53は、例えば、図9に示す
ように、第1カウンタC1の値に対応した徐変データT
(C1)が予め格納されているメモリ(例えば、RO
M)テーブルである。即ち、この徐変テーブル53によ
れば、デクリメントされる第1カウンタC1の値が「1
0」〜「7」にあるようなデクリメント初期、即ち、濾
波信号のピーク値VP が過渡状態にある初期のうちは、
その徐変データT(C1)として例えば、「5」のよう
に比較的大きな値が読出されるようになるが、デクリメ
ントされる第1カウンタC1の値が「6」〜「4」とな
るデクリメント中期、または「3」〜「0」となるデク
リメント後期には、その徐変データT(C1)として例
えば、「3」、「1.5」または「1」のように徐々に
小さな値が読出されるようになる。
【0041】更新量演算部54は、図8のステップS2
11で、このように読出される徐変データT(C1)に
基づき更新量ΔVについて拡張演算を実行する部分であ
り〔ΔV←ΔV×T(C1)〕、この算出された拡張更
新量ΔVの値がバックグランドレベル演算部52に対し
て返される。このように、拡張更新量ΔVが返されたバ
ックグランドレベル演算部52は、上述と同様に、最新
のバックグランドレベルVBGとピーク値VP とを比較し
て、ピーク値VP がバックグランドレベルVBGより大き
いときには、バックグランドレベルVBGに拡張更新量Δ
Vを加算して更新し、一方、ピーク値VP がバックグラ
ンドレベルVBGより小さいときには、バックグランドレ
ベルVBGから拡張更新量ΔVを減算して更新する。
【0042】そして、バックグランドレベル演算部52
は、図8のステップS212の判定条件が成立せず、即
ち、第1カウンタC1の値が「0」でないときには上述
のステップS203以降の処理が同様に繰返し実行され
る。一方、ステップS212の判定条件が成立、即ち、
第1カウンタC1の値が「0」であるときにはステップ
S213に移行し、ノック判定禁止フラグFLAGが
「0」にリセットされたのち、更新量ΔVを所定値とし
てバックグランドレベルVBGを更新する上述の処理が繰
返し実行される。
【0043】判定レベル演算部55は、バックグランド
レベル演算部52を通じて更新されたバックグランドレ
ベルVBGに、後述のように、例えば、回転数センサ3を
通じて検出される機関回転速度NEに応じて設定される
適合定数Kを乗算し、ノック発生の有無を判定するため
のノック判定レベルVJLを次式(6)にて算出、設定す
る部分である。
【0044】
【数6】 VJL=K・VBG ・・・(6)
【0045】また、判定部56は、この算出、設定され
たノック判定レベルVJLとその都度の濾波信号のピーク
値VP との比較に基づき、内燃機関にノック発生してい
るか否かを判定する部分である。詳しくは、ピーク値V
P がノック判定レベルVJLを越えていればノック発生有
りと判定され、ピーク値VP がノック判定レベルVJLを
越えていなければノック発生なしと判定される。
【0046】このように、ノック検出回路5によれば、
値nの設定変更に伴って、即ち、SCF2の濾波周波数
帯域の切替に伴って濾波信号のレベルが大きく変化する
場合であっても、バックグランドレベル演算部52、徐
変テーブル53及び更新量演算部54を通じて、図8に
示すように、第1カウンタC1に最初にセットされる値
に対応した所定期間だけ、更新量ΔVを最初に拡大し、
この後、徐々に拡大量を減少させる制御が実施されるこ
とから、ノック判定レベルVJLも、大きく変化した濾波
信号の信号レベルに相応して、ノック発生の有無を適正
に判定することのできるレベルへと迅速に移行されるこ
とで、ノック検出回路5としてのノック検出精度も好適
に維持されるようになる。なお、ノック抑制回路6は、
ノック検出回路5の判定部56からノック発生有りと判
定された信号が出力されると、ノック抑制すべく点火時
期を所定量遅角制御する周知の回路である。
【0047】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用ノック制御装置のノック検出回路5のバ
ックグランドレベル演算部52、判定レベル演算部55
及び判定部56におけるノック判定の処理手順を示す図
10のフローチャートに基づき、図11〜図13を参照
して説明する。ここで、図11は図10の処理における
機関回転速度NE〔rpm〕をパラメータとして適合定
数Kのベース値KB を求めるテーブルである。図12は
図10の処理におけるSCF2の中心周波数〔kHz 〕
に対応する補正量を求めるテーブルである。図13は図
10の処理における機関回転速度NE〔rpm〕をパラ
メータとして設定される適合定数Kを示す特性図であ
る。なお、このノック判定ルーチンは内燃機関の各燃焼
サイクルのノック検出区間終了タイミング毎にノック検
出回路5にて繰返し実行される。
【0048】図10において、ステップS301で、上
述のように、バックグランドレベルVBG算出処理が実行
される。次にステップS302に移行して、SCF2の
中心周波数が8.3〔kHz 〕であるかが判定される。
ステップS302の判定条件が成立、即ち、中心周波数
が8.3〔kHz 〕であるときにはステップS303に
移行し、中心周波数8.3〔kHz 〕に見合う適合定数
Kが選定される。一方、ステップS302の判定条件が
成立せず、即ち、中心周波数が8.3〔kHz〕でない
ときにはステップS304に移行し、中心周波数12.
5〔kHz 〕に見合う適合定数Kが選定される。
【0049】この適合定数Kとしては、まず、図11の
テーブルに示すように、このときの内燃機関の運転状態
を表す機関回転速度NE〔rpm〕に応じて適合定数K
のベース値KB が求められる。次に、図12のテーブル
に示すように、中心周波数〔kHz 〕が低周波帯fLc
にあるときには補正量が「0」、中心周波数〔kHz〕
が高周波帯fHc にあるときには補正量が「VAL1」に設
定される。これにより、図13の特性図に示すように、
中心周波数〔kHz 〕が低周波数帯域fLにあるときに
は、ベース値KB のままとなり、一方、中心周波数〔k
Hz 〕が高周波数帯域fHにあるときには適合定数Kは
ベース値KB に補正量VAL1が加算され、それぞれの周波
数帯域における機関回転速度NEに対する適合定数Kが
設定される。なお、低周波数帯域fLと高周波数帯域f
Hとの帯域間における相互切替に際しては、図13の特
性図に示すように、機関回転速度NEに対して所定幅
(NECH1 〜NECH2 )のヒステリシスが設けられ、適合定
数Kのチャタリングが防止されている。
【0050】ステップS303またはステップS304
で適合定数Kが選定されたのちステップS305に移行
し、上述のように算出されたノック判定レベルVJLに基
づきノック判定が実行され、本ルーチンを終了する。
【0051】このように、本実施例の内燃機関用ノック
制御装置は、内燃機関(図示略)で発生する振動波形信
号を検出する信号検出手段としてのノックセンサ1と、
ノックセンサ1で検出された振動波形信号を入力しノッ
ク特有の周波数帯域の信号を濾波する帯域通過フィルタ
としてのSCF(スイッチトキャパシタフィルタ)2
と、SCF2による濾波信号に基づき、その濾波信号の
レベル推移に対応したバックグランドレベルVBGを算出
するノック検出回路5にて達成されるバックグランドレ
ベル演算手段と、内燃機関の運転状態を検出する運転状
態検出手段としての回転数センサ3と、内燃機関の運転
状態に基づき、SCF2の濾波周波数帯域を切替制御す
るフィルタ制御回路4にて達成される周波数切替手段
と、前記バックグランドレベル演算手段で算出されたバ
ックグランドレベルVBG及び前記周波数切替手段で切替
えられたSCF2の濾波周波数帯域に基づきノック判定
レベルVJLを切替えるノック検出回路5にて達成される
判定レベル切替手段と、SCF2による濾波信号とノッ
ク判定レベルVJLとに基づき内燃機関におけるノック発
生の有無を判定するノック検出回路5にて達成されるノ
ック判定手段と、前記ノック判定手段による判定結果に
応じて内燃機関の運転状態を制御するノック抑制回路6
にて達成されるノック制御手段とを具備するものであ
る。
【0052】つまり、SCF2による濾波信号のレベル
推移に対応したバックグランドレベルVBG及びSCF2
の濾波周波数帯域に基づきノック判定レベルVJLが切替
えられる。このノック判定レベルVJLとSCF2による
濾波信号のピーク値VP とが比較されることにより、内
燃機関におけるノック発生の有無が正確に判定される。
このようにして得られた判定結果によれば、内燃機関の
運転状態を適切に制御することができる。
【0053】また、本実施例の内燃機関用ノック制御装
置のフィルタ制御回路4にて達成される周波数切替手段
は、SCF2の濾波周波数帯域を内燃機関の機関回転速
度NEに応じて切替えるものである。これにより、内燃
機関の機関回転速度NEに応じてSCF2の濾波周波数
帯域の中心周波数が自動的に適切に切替えられ、結果と
して、SCF2による内燃機関におけるノック発生の有
無を正確に判定することができる。
【0054】そして、本実施例の内燃機関用ノック制御
装置のノック検出回路5にて達成される判定レベル切替
手段は、ノック判定レベルVJLにおける適合定数Kを内
燃機関の運転状態に応じて切替えるものである。これに
より、ノック判定レベルVJLを内燃機関の運転状態に応
じたものに切替えることができ、結果として、SCF2
による内燃機関におけるノック発生の有無を正確に判定
することができる。
【0055】更に、本実施例の内燃機関用ノック制御装
置のノック検出回路5にて達成される判定レベル切替手
段は、ベース値KB に所定の補正量VAL1を加算して得ら
れる適合定数Kに基づきノック判定レベルVJLを切替え
るものである。これにより、ノック判定レベルVJLを設
定するためには、予めベース値KB 、所定の補正量VAL1
を記憶させておくだけでよいため、必要な記憶容量を最
小にすることができ、このように設定されたノック判定
レベルVJLによれば、SCF2による内燃機関における
ノック発生の有無を正確に判定することができる。
【0056】ところで、上記実施例では、SCF2の濾
波周波数帯域を内燃機関の機関回転速度NEにて切替え
ているが、内燃機関の負荷として、例えば、充填効率等
に応じて切替えるようにしてもよい。このような内燃機
関用ノック制御装置のフィルタ制御回路4にて達成され
る周波数切替手段は、SCF2の濾波周波数帯域を内燃
機関の負荷に応じて切替えるものであり、上述の実施例
と同様の作用・効果が期待できる。
【0057】また、上記実施例では、内燃機関における
ノック特有の周波数帯域の信号を濾波する帯域通過フィ
ルタとしてSCF2を用いたが、本発明を実施する場合
には、これに限定されるものではなく、複数の特定周波
数帯域通過フィルタとしてのバンドパスフィルタや複数
の特定周波数帯域阻止フィルタとしてのバンドエリミネ
ーションフィルタ等を用いても構成でき、それらを適
宜、切替えることで同様の作用・効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用ノック制御装置における全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図2は図1のSCFの詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 図3は図1のフィルタ制御回路のn設定部に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図4は図1のフィルタ制御回路の駆動信号発
生部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】 図5は図4のフィルタ制御回路の駆動信号発
生部のn=3のときの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図6】 図6は図4のフィルタ制御回路の駆動信号発
生部のn=2のときの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】 図7は図1のSCFにおける周波数と利得と
の関係を示す特性図である。
【図8】 図8は図1のノック検出回路のバックグラン
ドレベル演算部及び更新量演算部における処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】 図9は図1のノック検出回路の徐変テーブル
における第1カウンタと徐変データとの関係を示す特性
図である。
【図10】 図10は図1のノック検出回路のバックグ
ランドレベル演算部、判定レベル演算部及び判定部にお
けるノック判定の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】 図11は図10の処理における機関回転速
度をパラメータとして適合定数のベース値を求めるテー
ブルである。
【図12】 図12は図10の処理におけるSCFの中
心周波数に対応する補正量を求めるテーブルである。
【図13】 図13は図10の処理における機関回転速
度をパラメータとして設定される適合定数を示す特性図
である。
【符号の説明】
1 ノックセンサ(信号検出手段) 2 SCF(帯域通過フィルタ) 3 回転数センサ(運転状態検出手段) 4 フィルタ制御回路 5 ノック検出回路 6 ノック抑制回路
フロントページの続き (72)発明者 山田 裕彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 行本 英樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 笠島 健司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G022 DA02 EA02 EA10 FA01 FA03 GA05 GA13 GA14 3G084 BA17 DA20 DA38 EA01 FA25 FA33 FA38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関で発生する振動波形信号を検出
    する信号検出手段と、 前記信号検出手段で検出された前記振動波形信号を入力
    しノック特有の周波数帯域の信号を濾波する帯域通過フ
    ィルタと、 前記帯域通過フィルタによる濾波信号に基づき、前記濾
    波信号のレベル推移に対応したバックグランドレベルを
    算出するバックグランドレベル演算手段と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、 前記内燃機関の運転状態に基づき、前記帯域通過フィル
    タの濾波周波数帯域を切替制御する周波数切替手段と、 前記バックグランドレベル演算手段で算出された前記バ
    ックグランドレベル及び前記周波数切替手段で切替えら
    れた前記帯域通過フィルタの濾波周波数帯域に基づきノ
    ック判定レベルを切替える判定レベル切替手段と、 前記帯域通過フィルタによる濾波信号と前記ノック判定
    レベルとに基づき前記内燃機関におけるノック発生の有
    無を判定するノック判定手段と、 前記ノック判定手段による判定結果に応じて前記内燃機
    関の運転状態を制御するノック制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする内燃機関用ノック制御装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数切替手段は、前記帯域通過フ
    ィルタの濾波周波数帯域を前記内燃機関の機関回転速度
    に応じて切替えることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関用ノック制御装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数切替手段は、前記帯域通過フ
    ィルタの濾波周波数帯域を前記内燃機関の負荷に応じて
    切替えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用
    ノック制御装置。
  4. 【請求項4】 前記判定レベル切替手段は、前記ノック
    判定レベルにおける適合定数を前記内燃機関の運転状態
    に応じて切替えることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関用ノック制御装置。
  5. 【請求項5】 前記判定レベル切替手段は、ベース値に
    所定の補正量を加減算して得られる適合定数に基づき前
    記ノック判定レベルを切替えることを特徴とする請求項
    1に記載の内燃機関用ノック制御装置。
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