JP2002030186A - ゴム組成物およびそのゴム組成物を使用したゴム製品 - Google Patents

ゴム組成物およびそのゴム組成物を使用したゴム製品

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JP2002030186A
JP2002030186A JP2000218641A JP2000218641A JP2002030186A JP 2002030186 A JP2002030186 A JP 2002030186A JP 2000218641 A JP2000218641 A JP 2000218641A JP 2000218641 A JP2000218641 A JP 2000218641A JP 2002030186 A JP2002030186 A JP 2002030186A
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rubber composition
rubber
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Application number
JP2000218641A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kataoka
孝浩 片岡
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュラス、引張強度、伸び、硬度、耐摩耗
性、加工性などにおいて、極めて良好な特性を有すると
ともに、耐摩耗性および非路面汚染性に優れたゴム組成
物を提供する。 【解決手段】 天然ゴム、共役ジオレフィンのホモポリ
マー、共役ジオレフィンのモノマーとエチレン性不飽和
モノマーとのコポリマー、もしくは、それらの混合物を
少なくとも含む母材ポリマー100重量部と、カーボン
ブラック0〜10重量部と、シリカを40〜90重量部
含有する白色系充填剤40〜120重量部と、レゾルシ
ノール−ホルムアルデヒド樹脂1.0〜7.0重量部
と、メラミン誘導体1.0〜7.0重量部と、を含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業車両
のタイヤ、もしくは建設機械などにて使用されるゴムク
ローラに使用されるゴム組成物に関する。また、そのよ
うなゴム組成物を使用したゴム製品に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や産業車両用タイヤまたは建設機
械などにて使用されるゴムクローラには、耐候性、耐屈
曲性はもとより、排土性、屈撓性などが要求され、さら
に、駆動力確保性、振動抑止性なども要求される。
【0003】そして、このゴムクローラを製造するため
のゴム組成物には、モジュラス、引張強度、伸び、硬
度、耐摩耗性などにおいて、それぞれ、所定の値を有す
ることが要求され、係る要求を満たすため、ゴム組成物
にカーボンブラックを配合した黒色系ゴム組成物が利用
される。
【0004】この黒色系ゴム組成物から製造したゴムク
ローラを利用した土工建設機械は、山林もしくは農地な
どの土木現場で使用され、その接地面が土壌、砂利、岩
石などの場合は、接地面にカーボンブラック配合黒色系
ゴムのもたらす影響が問題となることはほとんどない。
【0005】しかしながら、黒色系ゴム組成物から製造
したゴムクローラを利用した土工建設機械を、都市型工
事に使用した場合、コンクリートもしくはアスファルト
などの接地面をその土木建設機械が走行することによ
り、接地面上にゴム組成物配合中のカーボンブラックの
黒色痕を残し、接地面の美観を損なう場合があった。た
とえば、このような土木建設機械を、接地面が石畳、タ
イル貼り、レンガ敷き地、もしくは着色されたコンクリ
ートなどのように構内的要素が含まれた工事に使用した
場合、掘削機械、整地機械、運搬機械などに用いられる
ゴムクローラーが、その走行によるラグのもたらす摺擦
のため、接地面上にゴム配合中のカーボンブラックの黒
色痕を残し、接地面の美観を損なうのである。また、一
度付着した黒色痕は洗浄などではなかなか除去すること
ができず、場合によっては接地面全体を塗り代え、貼り
換え、あるいは敷き換えたりしなければならない。
【0006】さらに、ゴム組成物にカーボンブラックを
配合した場合にあっては、上述したようにゴム組成物の
諸物性を所定の値に保つことは可能であるのだが、ゴム
組成物は黒色に着色しているため、ゴム組成物へ赤や青
などの色を持たすことは困難である。
【0007】そこで、ゴムクローラーのゴム組成物に配
合するカーボンブラックをホワイトカーボンに置換する
ことが提案された。ホワイトカーボンを配合させたゴム
組成物で製造したゴムクローラを利用した土木建設機械
は、設置面を汚染することなしに作業を行なうことがで
きた。さらには、ホワイトカーボンを配合させたゴム組
成物で製造した乗用車のタイヤは、そのサイドウォール
にマーキングを施し、タイヤに対する美的意識を満足さ
せることが容易である。
【0008】しかしながら、ホワイトカーボンを配合し
たゴム組成物で製造したゴムクローラーは、カーボンブ
ラックを配合したゴム組成物で製造したゴムクローラー
と比較して、耐候性・耐屈曲性に欠ける傾向にあり、そ
の結果、ホワイトカーボンを配合したゴム組成物で製造
したゴムクローラーは実用的でない場合が多い。
【0009】そこで、これに対応するため、白色充填剤
ベースのゴム組成物が改良提案されている。たとえば、
原料ゴムに対して、所定の窒素比表面積を有するカーボ
ンブラックを所定の割合でホワイトカーボンと混合させ
る技術が特開昭63−90546号公報などに開示され
ているが、物性と加工性との両立という点で、カーボン
ブラック配合のゴム組成物より劣っている。一方、ゴム
クローラーの本体をカーボンブラック配合の黒色系ゴム
で形成するとともに、下半部をホワイトカーボン配合の
明色系ゴムで形成するゴムクローラーが実公平7−42
936号公報などに開示されているが、本体を形成する
カーボンブラック配合の黒色系ゴムと、下半分を形成す
るホワイトカーボン配合の明色系ゴムとの接合に所定の
工程を要するため、ゴムクローラーの製造工程における
ランニングコストの上昇を抑制することが困難となる問
題を有する。
【0010】これらの問題を解決するために、ジエン系
ゴムに対して所定濃度の酸化チタン、シリカ、シランカ
ップリング剤を添加するゴム組成物が特開2000−3
8477号公報などに開示されている。この発明によれ
ば、白色で耐摩耗性に優れ、しかも適度なムーニー粘度
を有し加工性が良好なゴム組成物を得ることができたも
のの、モジュラスと硬度との両立が困難である。
【0011】なお、モジュラスと硬度とを高める一般的
な手法として、フェノール変性樹脂を配合させることが
行なわれる。しかしながら、カーボンブラックを配合し
たゴム組成物にフェノール変性樹脂を配合させた場合に
あってはモジュラスと硬度との双方を高めることで優れ
た特性を示すものの、カーボンブラックが微量配合で、
白色充填剤配合系のゴム組成物にフェノール変性樹脂を
配合させた場合にあってはモジュラスと硬度との双方を
高める効果は小さくなりがちである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
を解決するためのものであり、モジュラス、引張強度、
伸び、硬度、耐摩耗性、加工性などにおいて、極めて良
好な特性を有するとともに、耐摩耗性および非路面汚染
性に優れたゴム組成物およびそのゴム組成物を利用して
製造したゴム製品を提供するものである。また、白色充
填剤を配合させた場合においても、モジュラス、引張強
度、伸び、硬度、耐摩耗性、加工性などにおいて極めて
良好な特性を有するとともに良好な着色性を有するゴム
組成物を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴム組成物
は、請求項1に記載のように、天然ゴム、共役ジオレフ
ィンのホモポリマー、共役ジオレフィンのモノマーとエ
チレン性不飽和モノマーとのコポリマー、もしくは、そ
れらの混合物を少なくとも含む母材ポリマー100重量
部と、カーボンブラック0〜10重量部と、シリカを4
0〜90重量部含有する白色系充填剤40〜120重量
部と、レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂1.0〜
7.0重量部と、メラミン誘導体1.0〜7.0重量部
と、を含有するゴム組成物である。
【0014】また、本発明に係るゴム組成物は、請求項
2に記載のように、請求項1記載の発明において、前記
シリカ1重量部に対してカップリング剤を1〜15重量
%含有するゴム組成物である。
【0015】また、本発明に係るゴム製品は、請求項3
に記載のように、請求項1または2記載のゴム組成物を
使用したゴム製品である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明者は、天然ゴム、共役ジオ
レフィンのホモポリマー、共役ジオレフィンのモノマー
とエチレン性不飽和モノマーとのコポリマー、もしく
は、それらの混合物を少なくとも含む母材ポリマー10
0重量部と、カーボンブラック0〜10重量部と、シリ
カを40〜90重量部含有する白色系充填剤40〜12
0重量部と、レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂
1.0〜7.0重量部と、メラミン誘導体1.0〜7.
0重量部とをそれぞれ含有させることで得られるゴム組
成物が、カーボンブラックのみを配合したゴム組成物が
有する物性と同等の物性を有し、加工性が極めて良好で
あり、しかも、このゴム組成物で製造したゴムクローラ
ーやタイヤが設置面にタイヤ痕をつけることを高度に防
止できる高い非路面汚染性を有するという新知見に基づ
いて本発明を完成させた。
【0017】前記シリカ1重量部に対してカップリング
剤を1〜15重量%含有させる場合にあっては、ゴム組
成物の引張強さおよび硬さを上昇させることができ、ゴ
ム組成物の補強性を良好に担保することができる。
【0018】カップリング剤は、有機高分子と無機質の
界面に強固な結合を形成させる化合物であり、分子中に
異種の反応性基が導入され、一方は高分子と、他方は無
機質と化学結合する。カップリング剤としては、アルミ
ネート系カップリング剤、シラン系カップリング剤、チ
タン系カップリング剤などを使用することができる。
【0019】アルミネート系カップリング剤とは、たと
えばアセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート
を使用することができる。
【0020】シラン系カップリング剤は、一般式RSi
3の化学構造を有し、同一分子中に有機材料と結合す
る置換基をもつ有機官能性基Rと、無機材料と反応する
加水分解性基Xとをもっている。Rはビニル、グリシド
キシ、メタクリル、アミノ、メルカプト基などをもつ有
機官能性基で、Xは主に塩素とアルコキシ基である。こ
のため、シランカップリング剤は有機材料と無機質の界
面に介在して、両者を結合させる橋渡しの役割を果た
す。具体的には、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリ
ス(2−メトキシエトキシ)シラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシランな
どを使用することができる。
【0021】チタン系カップリング剤は、一般式ROT
i(XY)3で表すことができ、Xは長鎖成分で衝撃強
度の改善、ROはアルコキシ基で充填剤に、Yはポリマ
ーと結合して補強性の役割を有するものと考えられてい
る。具体的には、イソプロピルトリイソステアロイルチ
タネート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルホニル
チタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホ
スフェート)チタネート、テトライソプロピルビス(ジ
オクチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビ
ス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ
(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス
(ジ−トリデシル)ホスファイトチタネート、ビス(ジ
オクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、イ
ソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソプロピル
ジメタクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピ
ルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート、イソプ
ロピルトリクミルフェニルチタネート、イソプロピルト
リ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネートなど
を使用することができる。
【0022】母材ポリマーとしては、天然ゴム、ウレタ
ンゴム、合成ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴ
ム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピ
レンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム、またはそれらの混合物を含有する
ポリマーを使用することができる。天然ゴムやイソプレ
ンゴムは、ゴム組成物の耐久性を保持するために好適で
あり、ブタジエンゴムは、カーボンブラックを充填して
いないタイヤでの耐摩耗性を高めるために好適である。
【0023】白色系充填剤としては、シリカ、クレー、
アルミナ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化マ
グネシウム、酸化チタンなどが挙げられ、これらは単独
あるいは2種以上混合して用いることができる。ただ
し、白色系充填剤にはシリカが40〜90重量部含有さ
れていることが必要である。
【0024】特に好ましい白色系充填剤としてはシリ
カ、炭酸カルシウム、酸化チタンである。本発明のゴム
組成物中に含まれる白色充填剤の配合量は、本発明に使
用されるゴム成分100重量部に対して40〜120重
量部である。白色充填剤の配合量が40重量部未満で
は、補強効果が小さく、120重量部を超えると作業性
が悪化するために好ましくないからである。低発熱性、
作業性の面から、白色充填剤の配合量は90重量部以下
が好ましい。
【0025】酸化チタンは、結晶状態により、アナター
ゼ型とルチル型とがあるが、本発明では、いずれの結晶
状態のものであっても使用することが可能である。な
お、ルチル型は、一般に屈折率が大きく、白度が高いた
め少量で白色に着色することが可能ではある。
【0026】レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂
は、レゾルシンとホルムアルデヒドとを縮合反応させて
得られる樹脂である。なおレゾルシンとは二価のフェノ
ールである。レゾルシン1モルに対して0.8モル以下
のホルムアルデヒドを反応させ、得られる可溶可融性樹
脂を水とアルコールに溶融してpHを7に調節すること
で得ることが可能である。使用前にはホルマリン、パラ
ホルムアルデヒドあるいはヘキサメチレンテトラミンな
どの硬化剤を加えて、レゾルシンに対する全ホルムアル
デヒドのモル比を1:1以上に増加させて常温硬化す
る。また、レゾルシンとホルマリンとを酸性下で縮合反
応させてつくることも可能である。使用の際、カ性ソー
ダ、ホルマリン、ビニルピリジンラテックスなどを反応
させ、レゾルシノール・ホルマリン・ラテックスとし、
6〜201時間ほど熟成させる。
【0027】メラミン誘導体としては、メラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂を使用することが可能である。メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂は、メラミンとホルムアルデ
ヒドとを弱アルカリ性または弱酸性下で付加縮合させて
得ることが可能である。たとえば、メラミン125部
(1モル)と30%の中性ホルマリン225部(2.2
5モル)を攪拌しながら沸騰水溶中で加熱する。約30
分すると樹脂が析出したままになり、これを速やかに冷
却することで得ることが可能である。なお、反応性や溶
解性を調整するために適宜アルコールを含有させて変性
させることも可能である。たとえば、メラミンをホルマ
リンと反応させ、メチロール化メラミンの初期縮合物を
ブタノールで変性させることが可能である。
【0028】本発明のゴム組成物は上記成分を通常の加
工装置、たとえばロール、バンバリーミキサー、ニーダ
ーなどにより混練することで得ることが可能である。
【0029】また、上記成分の他に加硫剤、加硫促進
剤、老化防止剤、着色剤などを添加することが可能であ
る。
【0030】加硫剤としては、有機過酸化物もしくは硫
黄系加硫剤を使用することが可能であり、有機過酸化物
としては、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
t−ブチルクミルパーオキサイド、メチルエチルケトン
パーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3あるいは1,3
−ビス(t−ブチルパーオキシプロピル)ベンゼン、ジ
−t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼン、t
−ブチルパーオキシベンゼン、2,4−ジクロロベンゾ
イルパーオキサイド、1,1−ジ−t−ブチルパーオキ
シ−3,3,5−トリメチルシロキサン、n−ブチル−
4,4−ジ−t−ブチルパーオキシバレレートなどを使
用することができる。これらの中で、ジクミルパーオキ
サイド、t−ブチルパーオキシベンゼンおよびジ−t−
ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼンが好まし
い。また、硫黄系加硫剤としては、たとえば、硫黄、モ
ルホリンジスルフィドなどを使用することができる。こ
れらの中では硫黄が好ましい。
【0031】加硫促進剤としては、スルフェンアミド
系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニ
ジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系
またはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、も
しくは、キサンテート系加硫促進剤のうち少なくとも一
つを含有するものを使用することが可能である。スルフ
ェンアミド系としては、たとえばCBS(N−シクロヘ
キシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)、TB
BS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェ
ンアミド)、N,N−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチ
アジルスルフェンアミド、N−オキシジエチレン−2−
ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N−ジイソプロ
ピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドなどのス
ルフェンアミド系化合物などを使用することができる。
チアゾール系としては、たとえばMBT(2−メルカプ
トベンゾチアゾール)、MBTS(ジベンゾチアジルジ
スルフィド)、2−メルカプトベンゾチアゾールのナト
リウム塩、亜鉛塩、銅塩、シクロヘキシルアミン塩、2
−(2,4−ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチア
ゾール、2−(2,6−ジエチル−4−モルホリノチ
オ)ベンゾチアゾールなどのチアゾール系化合物などを
使用することができる。チウラム系としては、たとえば
TMTD(テトラメチルチウラムジスルフィド)、テト
ラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラム
モノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムジスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムモノスルフィド、ジペン
タメチレンチウラムテトラスルフィド、ジペンタメチレ
ンチウラムヘキサスルフィド、テトラブチルチウラムジ
スルフィド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド
などのチウラム系化合物を使用することができる。チオ
ウレア系としては、たとえばチアカルバミド、ジエチル
チオ尿素、ジブチルチオ尿素、トリメチルチオ尿素、ジ
オルトトリルチオ尿素などのチオ尿素化合物などを使用
することができる。グアニジン系としては、たとえばジ
フェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニジン、トリ
フェニルグアニジン、オルトトリルビグアニド、ジフェ
ニルグアニジンフタレートなどのグアニジン系化合物を
使用することができる。ジチオカルバミン酸系として
は、たとえばエチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、
ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチ
オカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン
酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジブチルジ
チオカルバミン酸亜鉛、ジアミルジチオカルバミン酸亜
鉛、ジプロピルジチオカルバミン酸亜鉛、ペンタメチレ
ンジチオカルバミン酸亜鉛とピペリジンの錯塩、ヘキサ
デシル(またはオクタデシル)イソプロピルジチオカルバ
ミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエ
チルジチオカルバミン酸ナトリウム、ペンタメチレンジ
チオカルバミン酸ピペリジン、ジメチルジチオカルバミ
ン酸セレン、ジエチルジチオカルバミン酸テルル、ジア
ミルジチオカルバミン酸カドミウムなどのジチオカルバ
ミン酸系化合物などを使用することができる。アルデヒ
ド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系として
は、たとえばアセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチ
ルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラ
ミン、アセトアルデヒド−アンモニア反応物などのアル
デヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系化合
物などを使用することができる。イミダゾリン系として
は、たとえば2−メルカプトイミダゾリンなどのイミダ
ゾリン系化合物などを使用することができる。キサンテ
ート系としては、たとえばジブチルキサントゲン酸亜鉛
などのキサンテート系化合物などを使用することができ
る。
【0032】老化防止剤(劣化防止剤)としては、アミ
ン系、フェノール系、イミダゾール系、カルバミン酸金
属塩、ワックスなどを適宜選択して使用することが可能
である。
【0033】所望により練り加工性を一層向上させるた
めに軟化剤を併用することもできる。この様な軟化剤と
しては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パ
ラフィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟
化剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂
肪油系軟化剤;トール油;サブ;蜜ロウ、カルナバロ
ウ、ラノリンなどのワックス類;リノール酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ラウリン酸などが挙げられる。
【0034】本発明に係るゴム組成物は、モジュラス、
引張強度、伸び、硬度、耐摩耗性、加工性などの諸物性
において極めて良好な特性を有するのみならず、耐摩耗
性および非路面汚染性に優れている。したがって、これ
をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤは、フォークリ
フトなどの産業用車両に用いられるタイヤに特に好適で
ある。空気入りタイヤの製造方法は定法を使用すること
ができる。
【0035】製造された空気入りタイヤは、トレッド部
の両端から半径方向内方にのびるサイドウォール部の各
内方端にビード部を設けたトロイド状をなすとともに、
トレッド部内方のタイヤ内腔面で周方向に延在する封止
ゴムシートによりパンク防止用のシール剤を封止してい
る。また、空気入りタイヤは、前記ビード部間に架け渡
されるカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつト
レッド部の内方に配されるブレーカとを含むコード層に
よって補強され、必要なタイヤ強度及び剛性が付与され
る。なお前記ビード部には、ビードコアから半径方向外
側にのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムが配
され、ビード剛性を高めている。なお、本発明に係る空
気入りタイヤは、産業用車両のみならず、一般車両に使
用することも可能である。
【0036】
【実施例】(実施例1)母材ポリマーとして、天然ゴム
を65重量部およびSBR1502を35重量部使用し
た。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを4
5重量部、炭酸カルシウムを30重量部、レゾルシノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂を5重量部、メラミン誘導体
を5重量部、それぞれ含有させ、バンバリーミキサーに
より4分間充分に混練してゴム組成物を得た。得られた
ゴム組成物を150℃で30分間、モールド加硫してそ
の特性を評価した。耐摩耗性は、ランボーン摩耗試験機
を用い、JISK6242に基づいて測定を行なった。
なお耐摩耗性は数値が大きいほど優秀である。路面汚染
性は、スキッドテスターを用いて測定を行ない、設置面
の汚染度を目視により測定した。ムーニー粘度は、JI
SK6300に基づいて、130℃でのムーニー粘度
(ML1+4)を測定した。引張強さTBは、JISK6
251に基づいて、ダンベル3号形を用いて、破断強度
(単位:MPa)を測定した。伸びEBは、JISK6
251に基づいて、ダンベル3号形を用いて、伸度(単
位:%)を測定した。300%引張応力は、JISK6
251に基づいて、ダンベル3号形を用いて、引張速度
500mm/minで測定をした。その結果を表1に示
す。
【0037】(実施例2)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、レゾルシノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂を5重量部、メラミン誘導
体を5重量部、シラン系カップリング剤を1重量部、そ
れぞれ含有させ、バンバリーミキサーにより4分間充分
に混練してゴム組成物を得た。得られたゴム組成物を1
50℃で30分間、モールド加硫してその特性を評価し
た。耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さT
B、伸びEB、および、300%引張応力の測定方法は
実施例1と同様に行なった。その結果を表1に示す。
【0038】(比較例1)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを75重量部含有さ
せ、バンバリーミキサーにより4分間充分に混練してゴ
ム組成物を得た。得られたゴム組成物を150℃で30
分間、モールド加硫してその特性を評価した。耐摩耗
性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びE
B、および、300%引張応力の測定方法は実施例1と
同様に行なった。その結果を表1に示す。
【0039】(比較例2)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、それぞれ含
有させ、バンバリーミキサーにより4分間充分に混練し
てゴム組成物を得た。得られたゴム組成物を150℃で
30分間、モールド加硫してその特性を評価した。耐摩
耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸び
EB、および、300%引張応力の測定方法は実施例1
と同様に行なった。その結果を表1に示す。
【0040】(比較例3)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、シラン系カ
ップリング剤を3.6重量部、それぞれ含有させ、バン
バリーミキサーにより4分間充分に混練してゴム組成物
を得た。得られたゴム組成物を150℃で30分間、モ
ールド加硫してその特性を評価した。耐摩耗性、路面汚
染性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びEB、およ
び、300%引張応力の測定方法は実施例1と同様に行
なった。その結果を表1に示す。
【0041】(比較例4)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、シラン系カ
ップリング剤を1重量部、それぞれ含有させ、バンバリ
ーミキサーにより4分間充分に混練してゴム組成物を得
た。得られたゴム組成物を150℃で30分間、モール
ド加硫してその特性を評価した。耐摩耗性、路面汚染
性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びEB、および、
300%引張応力の測定方法は実施例1と同様に行なっ
た。その結果を表1に示す。
【0042】(比較例5)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、フェノール
樹脂を5重量部、ヘキサメチレンテトラミンを0.4重
量部、それぞれ含有させ、バンバリーミキサーにより4
分間充分に混練してゴム組成物を得た。得られたゴム組
成物を150℃で30分間、モールド加硫してその特性
を評価した。耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引
張強さTB、伸びEB、および、300%引張応力の測
定方法は実施例1と同様に行なった。その結果を表1に
示す。
【0043】(比較例6)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、レゾルシノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂を0.5重量部、メラミン
誘導体を0.5重量部、それぞれ含有させ、バンバリー
ミキサーにより4分間充分に混練してゴム組成物を得
た。得られたゴム組成物を150℃で30分間、モール
ド加硫してその特性を評価した。耐摩耗性、路面汚染
性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びEB、および、
300%引張応力の測定方法は実施例1と同様に行なっ
た。その結果を表1に示す。
【0044】(比較例7)母材ポリマーとして、天然ゴ
ムを65重量部およびSBR1502を35重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを2重量部、シリカを
45重量部、炭酸カルシウムを30重量部、レゾルシノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂を8重量部、メラミン誘導
体を8重量部、それぞれ含有させ、バンバリーミキサー
により4分間充分に混練してゴム組成物を得た。得られ
たゴム組成物を150℃で30分間、モールド加硫して
その特性を評価した。耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー
粘度、引張強さTB、伸びEB、および、300%引張
応力の測定方法は実施例1と同様に行なった。その結果
を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】本発明に係るゴム組成物は、比較例のゴム
組成物と比較して耐摩耗性に優れていることが理解され
る。また、路面汚染性においても優秀な結果を示した。
ムーニー粘度において高すぎず適度な値を有するから、
ゴム焼けなど生じず、加工しやすい性質を有することが
理解される。また、引張応力、引張強さ、伸び、硬さに
おいてもバランス良く優れた値を有する。
【0047】(実施例3)母材ポリマーとして、SBR
1502を70重量部およびBR15を30重量部使用
した。さらに、シリカを60重量部、炭酸カルシウムを
20重量部、レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂を
5重量部、メラミン誘導体を5重量部、酸化チタンを1
0重量部、それぞれ含有させ、バンバリーミキサーによ
り4分間充分に混練してゴム組成物を得た。得られたゴ
ム組成物を150℃で30分間、モールド加硫してその
特性を評価した。耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘
度、引張強さTB、伸びEB、および、300%引張応
力の測定方法は実施例1と同様に行なった。その結果を
表2に示す。
【0048】(実施例4)母材ポリマーとして、SBR
1502を70重量部およびBR15を30重量部使用
した。さらに、シリカを60重量部、炭酸カルシウムを
20重量部、レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂を
5重量部、メラミン誘導体を5重量部、酸化チタンを1
0重量部、シラン系カップリング剤を1重量部、それぞ
れ含有させ、バンバリーミキサーにより4分間充分に混
練してゴム組成物を得た。得られたゴム組成物を150
℃で30分間、モールド加硫してその特性を評価した。
耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さTB、
伸びEB、および、300%引張応力の測定方法は実施
例1と同様に行なった。その結果を表2に示す。
【0049】(比較例8)母材ポリマーとして、SBR
1502を70重量部およびBR15を30重量部使用
した。さらに、カーボンブラックを65重量部、それぞ
れ含有させ、バンバリーミキサーにより4分間充分に混
練してゴム組成物を得た。得られたゴム組成物を150
℃で30分間、モールド加硫してその特性を評価した。
耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さTB、
伸びEB、および、300%引張応力の測定方法は実施
例1と同様に行なった。その結果を表2に示す。
【0050】(比較例9)母材ポリマーとして、SBR
1502を70重量部およびBR15を30重量部使用
した。さらに、シリカを60重量部、炭酸カルシウムを
20重量部、酸化チタンを10重量部、それぞれ含有さ
せ、バンバリーミキサーにより4分間充分に混練してゴ
ム組成物を得た。得られたゴム組成物を150℃で30
分間、モールド加硫してその特性を評価した。耐摩耗
性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びE
B、および、300%引張応力の測定方法は実施例1と
同様に行なった。その結果を表2に示す。
【0051】(比較例10)母材ポリマーとして、SB
R1502を70重量部およびBR15を30重量部使
用した。さらに、シリカを60重量部、炭酸カルシウム
を20重量部、酸化チタンを10重量部、シラン系カッ
プリング剤を1重量部、それぞれ含有させ、バンバリー
ミキサーにより4分間充分に混練してゴム組成物を得
た。得られたゴム組成物を150℃で30分間、モール
ド加硫してその特性を評価した。耐摩耗性、路面汚染
性、ムーニー粘度、引張強さTB、伸びEB、および、
300%引張応力の測定方法は実施例1と同様に行なっ
た。その結果を表2に示す。
【0052】(比較例11)母材ポリマーとして、SB
R1502を70重量部およびBR15を30重量部使
用した。さらに、シリカを60重量部、炭酸カルシウム
を20重量部、フェノール樹脂を5重量部、ヘキサメチ
レンテトラミンを0.4重量部、酸化チタンを10重量
部、それぞれ含有させ、バンバリーミキサーにより4分
間充分に混練してゴム組成物を得た。得られたゴム組成
物を150℃で30分間、モールド加硫してその特性を
評価した。耐摩耗性、路面汚染性、ムーニー粘度、引張
強さTB、伸びEB、および、300%引張応力の測定
方法は実施例1と同様に行なった。その結果を表2に示
す。
【0053】
【表2】
【0054】本発明に係るゴム組成物は、比較例のゴム
組成物と比較して耐摩耗性に優れていることが理解され
る。また、路面汚染性においても優秀な結果を示した。
また、引張応力、引張強さ、伸び、硬さにおいても優れ
た値を有する。さらに、赤や青などの着色を行なう場合
においても着色性が良好であった。なお、なお、着色力
は、JISK5116−73 7.2項に準ずる方法で
測定した。試料に着色顔料(ウルトラマリンブルー1部
および沈降性炭酸カルシウム6部)と精製アマニ油を加
えて、ガラス板上にてヘラで練り合わせ、標準品も同様
に処理し、オブジェクトグラス上にならべて色を比較
し、両者の色が一致しない時は、試料に加える着色顔料
を増減して同一色になる着色顔料の量を求めて測定し
た。
【0055】なお、今回開示された実施の形態および実
施例はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含ま
れることが意図される。
【0056】
【発明の効果】モジュラス、引張強度、伸び、硬度、耐
摩耗性、加工性などにおいて、極めて良好な特性を有す
るとともに、耐摩耗性および非路面汚染性に優れたゴム
組成物およびそのゴム組成物を利用して製造したゴム製
品を提供することができた。また、白色充填剤を配合さ
せた場合においても、引張強度、伸び、硬度などの諸物
性において優れた値を有するとともに良好な着色性を有
するゴム組成物を提供することができた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 61:02 C08L 61:02 61:28) 61:28) Fターム(参考) 4J002 AC011 AC021 AC031 AC061 AC071 AC081 AC091 BB151 BB181 CC062 CC183 CK021 DA036 DE077 DE137 DE147 DE237 DJ017 DJ037 DJ047 FB087 FD016 FD017 FD097 GN00 GN01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム、共役ジオレフィンのホモポリ
    マー、共役ジオレフィンのモノマーとエチレン性不飽和
    モノマーとのコポリマー、もしくは、それらの混合物を
    少なくとも含む母材ポリマー100重量部と、 カーボンブラック0〜10重量部と、 シリカを40〜90重量部含有する白色系充填剤40〜
    120重量部と、 レゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂1.0〜7.0
    重量部と、 メラミン誘導体1.0〜7.0重量部と、を含有するゴ
    ム組成物。
  2. 【請求項2】 前記シリカ1重量部に対してカップリン
    グ剤を1〜15重量%含有する請求項1記載のゴム組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のゴム組成物を使
    用したゴム製品。
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