JP2002029815A - 裏込材用又は中込材用組成物、及びこれを用いた裏込材並びに中込材 - Google Patents

裏込材用又は中込材用組成物、及びこれを用いた裏込材並びに中込材

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JP2002029815A
JP2002029815A JP2000220931A JP2000220931A JP2002029815A JP 2002029815 A JP2002029815 A JP 2002029815A JP 2000220931 A JP2000220931 A JP 2000220931A JP 2000220931 A JP2000220931 A JP 2000220931A JP 2002029815 A JP2002029815 A JP 2002029815A
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cement
water
frp
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Hajime Ito
肇 伊藤
Morihiro Hoshino
守宏 星野
Yoshihide Saito
由秀 斉藤
Yoichi Kano
洋一 加納
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TAC Corp
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Kubota Corp
TAC Corp
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 粘土の産地による差異をなくし、材料分離
抑止効果を向上させることのできる裏込材や中込材を提
供することを目的とする。 【解決手段】 シールド堀削工事に使用されるセメン
ト、水及び増粘材を含有する裏込材用又は中込材用組成
物において、上記増粘材の一部又は全部として、繊維強
化プラスチック粉砕物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、繊維強化プラス
チック(以下、「FRP」と略する。)の粉砕物を用い
た裏込材用又は中込材用の組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、シールド掘削工事において、形成
されるトンネル等を安定化させるため、裏込材や中込材
が使用されている。この発明の一実施例を示す図1及び
図2を参照して説明すると、裏込材14は、図1に示す
ように、掘削坑12周囲の地盤11と覆工したセグメン
ト13との間に生じる空隙部に注入され、形成されるト
ンネル15を安定化させる。
【0003】また、中込材17は、図2に示すように、
形成されたトンネル15の内部に新たな管16を敷設す
る場合において、この管16とトンネル15との間の空
隙部に注入され、管16を安定化させる。
【0004】上記裏込材14としては、セメント、粘
土、水等から構成されるA液と珪酸ナトリウム(水ガラ
ス)を主成分とするB液とから構成されるものがあげら
れ、上記空隙部に注入される際に両者を混合し、注入
後、すぐ固化して所要の強度が得られる。
【0005】また、上記中込材17としては、セメン
ト、粘土、水等から構成されるものがあげられ、上記空
隙部に注入した後、数十分〜数時間後に所要の強度が得
られる。
【0006】上記の裏込材14及び中込材17の両方に
使用される粘土としては、ベントナイト等の粘土鉱物が
使用される。この粘土は、水によって数倍から数十倍に
膨潤することにより、上記A液や中込材17のセメント
等の材料が水から分離するのを防止する効果を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この粘土は自
然鉱物であり、その効果は産地による差異を有する。ま
た、この粘土は、裏込材、中込材の水分離防止効果とし
て作用するに際し、自硬性がなく、長期の安定性に問題
点があるため、特に、配管輸送時、長時間の管内滞留時
には、材料分離に対しての十分な管理が必要となる。
【0008】そこで、この発明は、産地による差異をな
くし、材料分離抑止効果を向上させることのできる裏込
材や中込材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、セメント、
水及び増粘材を含有する裏込材用又は中込材用組成物に
おいて、上記増粘材の一部又は全部として、繊維強化プ
ラスチック粉砕物を用いることを特徴とする。
【0010】また、この発明は、繊維強化プラスチック
粉砕物という人工物を使用するので、産地による差異を
なくすことができる。さらに、繊維強化プラスチック粉
砕物は、微粉炭酸カルシウム及びガラス繊維の微粉末で
構成されているため、粉体自体が水を拘束し、安定した
材料分離抑制効果を発揮する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
する。
【0012】この発明にかかる組成物は、裏込材用又は
中込材用の組成物である。
【0013】上記裏込材とは、シールド掘削工事におい
て、形成されるトンネル等を安定化させるため、使用さ
れるものである。具体的には、裏込材14は、図1に示
すように、掘削坑12周囲の地盤11と覆工したセグメ
ント13との間に生じる空隙部に注入され、形成される
トンネル15を安定化させる役目を果たす。なお、この
掘削坑12は、立坑1の下端部から横方向にシールド機
2によって掘り進められる横坑であり、図中、3はシー
ルドジャッキである。
【0014】また、上記中込材17は、図2に示すよう
に、形成されたトンネル15の内部に水道管等の配管を
通すための新たな管16を敷設する場合において、この
管16とトンネル15との間の空隙部に注入され、管1
6を安定化させる役目を果たす。
【0015】上記の裏込材14又は中込材17用の組成
物は、セメント、水及び増粘材を含有する組成物であ
る。上記セメントとは、無機系の固化材であり、ポルト
ランドセメント、アルミナセメント、高炉セメント、シ
リカセメント等、各種のセメントを使用することができ
る。
【0016】上記増粘材とは、上記セメント等の組成物
を構成する固形成分が水から分離するのを防止する、す
なわち材料分離抑止効果を有するものであり、粘土、繊
維強化プラスチック粉砕物(以下、「FRP粉砕物」と
略する。)等を使用することができる。上記粘土とは、
粘性を有する天然鉱物であり、セリサイト、モンモリロ
ナイト等を主成分とするベントナイト等があげられる。
【0017】上記FRP粉砕物とは、FRP成形体を粉
砕した物をいう。粉砕物の粗さは、特に限定されるもの
ではないが、目の粗さが2.03mmの篩(10メッシ
ュ)を通過した粉砕物(10メッシュ分級品)であれ
ば、材料分離抑止効果をより発揮することができ、好ま
しい。粉砕物の大きさの下限は、特に限定されないが、
あまり細かすぎると、上記組成物製造の際に、混入が困
難となる場合があるので、平均粒径0.002mm以上
が好ましい。
【0018】上記の大きさのFRP粉砕物を得る方法と
しては、次の方法があげられる。まず、FRP成形体を
粗破砕し、次いで、一軸破砕機で4〜15mm程度の破
砕物を得る。そして、この破砕物をジェット気流粉砕機
で微粉砕する。この微粉砕物を振動ふるい機によって1
0メッシュ以下の上記FRP粉砕物を得ることができ
る。
【0019】上記FRP成形体は、特に限定されない
が、使用済みのFRP成形体廃棄物を用いることができ
る。使用済みのFRP成形体廃棄物を用いると、FRP
をリサイクルすることができ良好である。FRP成形体
廃棄物の例としては、FRP製の廃船、使用済みのFR
P製浴槽等があげられる。
【0020】上記の増粘材を裏込材用又は中込材用組成
物に用いる場合、上記の粘土とFRP粉砕物とを任意に
組み合わせて使用することができ、上記のFRP粉砕物
を増粘材の一部又は全部として使用することができる。
【0021】上記裏込材用又は中込材用組成物の全体1
3 に含まれるセメントの量は、200〜500kgが
よく、250〜350kgが好ましい。200kgより
少なくなると、得られる組成物の硬度が十分でなくなる
場合があり、500kgより多いと、取扱いが困難とな
る場合がある。また、上記FRP粉砕物の上記裏込材用
又は中込材用組成物の全体1m3 に対する含有量は、5
0〜750kgがよく、60〜500kgが好ましい。
50kgより少ないと、材料分離抑止効果が不十分とな
る場合があり、裏込材や中込材として使用するときに、
強度が低下する場合がある。さらに、750kgより多
いと、材料分離抑止効果は十分発揮されているが、長距
離圧送性が低下する場合がある。
【0022】上記の裏込材用又は中込材用組成物は、目
的や必要に応じて、凝結遅延剤、凝結剤、起泡剤等を添
加することができる。
【0023】上記の組成物を裏込材用として使用する場
合、上記のセメント、水及びFRP粉砕物を含む増粘材
に、凝結遅延剤を加えたものを裏込材用組成物とし、こ
れと凝結剤とから裏込材を構成することができる。この
両液は、混合すると固化し、所要の強度が得られる。
【0024】上記凝結遅延剤とは、セメントが水と混合
することにより生じる凝結固化を遅らせるための添加剤
であり、これを用いることにより、かなりの時間にわた
って、セメントと水との混合物が凝結固化するのを防止
できる。このような例としては、オキシカルボン酸塩等
があげられる。
【0025】また、上記凝結剤とは、凝結が遅延された
セメントと水との混合物の凝結固化を促進する添加物
で、珪酸ナトリウム、いわゆる水ガラスが一般的に使用
される。
【0026】上記の裏込材は、上記両液が混合され、そ
の直後、図1に示すような地盤11とセグメント13と
の間に注入される。そして、凝結固化することにより、
セグメント13を安定化させると共に、地盤11からし
み出る地下水がセグメント13内に侵入するのを防止す
る。
【0027】上記の組成物を中込材用として使用する場
合、上記のセメント、水並びにFRP粉砕物を含む増粘
材、及び必要に応じて、凝結遅延剤から構成し、これを
中込材として使用することができる。これは、セメント
と水とを混合した後、数時間後で固形化し、所要の強度
が得られる。この中込材は、図2に示すような、セグメ
ント13と管16との間に注入され、管16を安定化さ
せると共に、地盤11からしみ出る地下水が管16内部
にまで侵入するのを防止する。
【0028】上記の裏込材や中込材には、必要に応じ
て、起泡剤を加えることができる。この起泡剤によっ
て、裏込材や中込材に気孔を設けることができる。この
起泡剤としては、アニオン性界面活性剤、ポリオキシア
ルキレン・アルキルエーテル型非イオン性界面活性剤等
の界面活性剤等をあげることができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明について、実施例を用いて説
明する。 〔FRP粉砕物の製造〕FRP製の浴槽を、粗破砕した
後、一軸破砕機(一軸シュレッダ、(株)クボタ製:マ
スチフ)にかけて破砕した。次いで、ジェット気流粉砕
機(エッカリン社製:ウルトラロータ)にかけ、10メ
ッシュ(2.03mm)通過品を回収し、FRP粉砕物
とした。 〔裏込材及び中込材の製造〕実施例及び比較例に用いた
材料及び試験方法を下記に示す。 セメント…ポルトランドセメント((株)タック製:
タックメント) 増粘材 ・粘土…セリサイト及びモンモリロナイトを主成分とす
る無機系助剤((株)タック製:TAC−β) ・FRP粉砕物…上記の方法で製造されたものを使用 凝結遅延剤…オキシカルボン酸塩を主成分とする材料
((株)タック製:TAC−RX) 起泡剤…アニオン系活性剤及びポリオキシアルキレン
・アルキルエーテル型非イオン活性剤の配合物を主成分
とする材料((株)タック製:TAC−2) 凝結剤…珪酸ナトリウム(水ガラス、(株)タック
製:TAC−3S)φ80フロー値の測定 円筒フローコーンを用いて測定した。すなわち、水平な
円滑の板に内径80mm、高さ80mmの円筒を置く。
次に、この中に実施例又は比較例で製造した裏込材用組
成物又は中込材組成物を満たした後、円筒を静かに持ち
上げ、そのときの、広がり(直径、mm)を測定した。ブリージング率の測定 実施例又は比較例で製造した裏込材用組成物又は中込材
用組成物を500mlのメスシリンダに入れて静置密閉
し、3時間経過後の上澄み液(ブリージング水量)を測
定し、下記の式にしたがってブリージング率を算出し
た。ブリージング率(%)=(ブリージング水量(m
l)/500(ml))×100気泡分離率 ブリージング率の測定において、メスシリンダ上面表層
部に付着した気泡の発生量を測定し、下記の式にしたが
って気泡分離率を算出した。 気泡分離率(%)=(気泡量(ml)/500(m
l))×100含有空気量 実施例又は比較例で製造した裏込材用組成物又は中込材
用組成物200mlを500mlメスシリンダにとり、
水150mlを加えて十分に振って気泡を分離させた。
そして、エチルアルコール150mlを徐々に滴下して
消泡し、メスシリンダの目盛りを読み、空気量を下記の
式から算出した。 空気量(%)={(500(ml)−消泡後のメスシリ
ンダの読み値(ml))/200(ml)}×100圧縮強度 内径5cm×高さ10cmの型枠に実施例又は比較例で
製造した裏込材又は中込材を入れて凝結固化させ、円柱
供試体を得た。材齢1時間後の強度は、土の一軸圧縮強
度試験方法(JIS A 1216)に準じて測定し
た。また、材齢1日以降の強度は、コンクリートの一軸
圧縮強度試験方法(JIS A 1108)に準じて測
定した。
【0030】総合評価 表2、4、6における総合評価は、下記の基準に従っ
た。 (1)裏込材の試験における評価 ○:φ80フロー値400〜650mm、ブリージング
率5%未満のとき △:φ80フロー値400〜650mm、ブリージング
率5〜30%のとき ×:上記以外の場合 (2)中込材の試験における評価 ○:φ80フロー値300〜650mm、ブリージング
率0%、気泡分離率2.5%以下のとき △:φ80フロー値300〜650mm、ブリージング
率1%以下、気泡分離率5.0%以下のとき ×:上記以外の場合 (実施例1、比較例1)セメント、粘土、FRP粉砕
物、凝結遅延剤、起泡剤及び水を表1に示す重量(k
g)を混合し、裏込材用組成物900リットルを製造し
た。そして、表1に示す量(リットル)の凝結剤と混合
して凝結固化させ、多数の気泡を有するセメントモルタ
ル1m3 を得た。
【0031】得られたセメントモルタルのφ80フロー
値、ブリージング率、含有空気量、圧縮強度を上記の方
法にしたがって測定した。その結果を表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】(実施例2、比較例2)セメント、粘土、
FRP粉砕物、凝結遅延剤及び水を表3に示す重量(k
g)を混合し、裏込材用組成物900リットルを製造し
た。そして、表3に示す量(リットル)の凝結剤と混合
して凝結固化させ、セメントモルタル1m3 を得た。
【0035】得られたセメントモルタルのφ80フロー
値、ブリージング率、含有空気量を上記の方法にしたが
って測定した。その結果を表4に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】結果 FRP粉砕物をセメントの50〜100重量%程度加え
ることにより、粘土を比較例の場合より大幅に減少させ
た場合であっても、従来技術である比較例1の試験番号
2や比較例2の試験番号2の場合と同等の流動性及び材
料分離抑止効果を得ることができた。
【0039】(実施例3、比較例3)セメント、粘土、
FRP粉砕物、凝結遅延剤、起泡剤及び水を表5に示す
重量(kg)を混合して中込材1m3 を得た。次いで、
これを放置して凝結固化させ、セメントモルタルを得
た。
【0040】得られたセメントモルタルのφ80フロー
値、ブリージング率、気泡分離率、含有空気量を上記の
方法にしたがって測定した。その結果を表2に示す。
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】結果 FRP粉砕物をセメントの50〜100重量%程度加え
ることにより、粘土を比較例の場合より大幅に減少させ
た場合であっても、従来技術である比較例3の試験番号
2と同等の流動性及び材料分離抑止効果を得ることがで
きた。
【0044】
【発明の効果】この発明によると、増粘材として、FR
P粉砕物という人工物を使用するので、産地による差異
をなくすことができる。
【0045】また、FRP粉砕物を用いることにより、
長距離圧送が可能な範囲で材料分離抑止効果を向上させ
ることができる。
【0046】さらに、長期的に安定な材料であるFRP
粉砕物を用いることにより、長距離圧送が可能となり、
長期にわたる安定性が向上した裏込材や中込材を得るこ
とができる。
【0047】さらにまた、FRP粉砕物を用いることに
より、粘土やセメント等の使用量削減を行うことがで
き、材料の節約が可能となる。
【0048】また、FRP粉砕物としてFRP成形体廃
棄物の粉砕物を用いると、資源のリサイクルに役立つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シールド掘削工事の例を示す部分断面図
【図2】他のシールド掘削工事の例を示す部分断面図
【符号の説明】
1 立坑 2 シールド機 3 シールドジャッキ 11 地盤 12 掘削坑 13 セグメント 14 裏込材 15 トンネル 16 管 17 中込材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 肇 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ内 (72)発明者 星野 守宏 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ内 (72)発明者 斉藤 由秀 茨城県牛久市栄町2丁目135番1−201号 (72)発明者 加納 洋一 岡山県岡山市大供2丁目5番21号 Fターム(参考) 2D055 BA01 CA01 CA03 KA08 KA11 KB13 LA02 4G012 PA06 PA32 PB16 PB36 PC05 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、水及び増粘材を含有する裏込
    材用又は中込材用組成物において、上記増粘材の一部又
    は全部として、繊維強化プラスチック粉砕物を用いるこ
    とを特徴とする裏込材用又は中込材用組成物。
  2. 【請求項2】 上記繊維強化プラスチック粉砕物を、全
    体1m3 に対して50〜750kg含有させることを特
    徴とする請求項1に記載の裏込材用又は中込材用組成
    物。
  3. 【請求項3】 上記繊維強化プラスチック粉砕物は、繊
    維強化プラスチック成形体を粉砕し、目の粗さが2.0
    3mmの篩を通過した粉砕物であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の裏込材用又は中込材用組成物。
  4. 【請求項4】 セメント、水、凝結遅延剤、及び繊維強
    化プラスチック粉砕物を含有する裏込材用組成物と、凝
    結剤とからなる裏込材。
  5. 【請求項5】 セメント、水及び繊維強化プラスチック
    粉砕物を含有する中込材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004075746A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 地中接合用2液性充填材
JP2014091665A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd セメント組成物、気泡含有セメント組成物の製造方法、及び気泡含有セメント組成物を用いた施工方法
JP2016037431A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 サンソー技研株式会社 高流動性軽量充填材の製造方法
JP2018193689A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 鹿島建設株式会社 気泡入り減摩材、気泡入り流動化材およびそれらの製造方法並びにシールド工法

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