JPH0940950A - 軟弱地盤の処理方法 - Google Patents

軟弱地盤の処理方法

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JPH0940950A
JPH0940950A JP21130795A JP21130795A JPH0940950A JP H0940950 A JPH0940950 A JP H0940950A JP 21130795 A JP21130795 A JP 21130795A JP 21130795 A JP21130795 A JP 21130795A JP H0940950 A JPH0940950 A JP H0940950A
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JP
Japan
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soft ground
soil
soft
ground
slag
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JP21130795A
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English (en)
Inventor
Kenji Kashiwabara
健二 栢原
Takuo Fukushima
拓夫 福島
Motomu Miwa
求 三輪
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Kyokado Engineering Co Ltd
Adeka Corp
Original Assignee
Kyokado Engineering Co Ltd
Asahi Denka Kogyo KK
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/24Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟弱地盤から切削された、水分を多く含む軟
弱土を固結処理する軟弱地盤の処理方法であって、均質
かつ大きな固結強度の固結体を得ることができ、シール
ドの発進、到達、地中接合、周辺構造物の防護、立坑底
盤の改良、止水壁の構築等に有効に利用される。 【構成】 軟弱地盤から切削された、粘性土あるいは砂
質土からなる軟弱土に、スラグと、水ガラスおよび/ま
たはアルミン酸ソーダと、必要に応じてセメントおよび
/または石灰とからなる固結材を高圧で噴射して混合
し、固結させることから構成され、さらには、軟弱地盤
から高圧噴流水により、上述と同様の軟弱土を切削しな
がら地表に排出し、得られた軟弱土に上述と同様の固結
材を充填して固結することから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軟弱地盤を形成する軟弱
土あるいは軟弱地盤から切削された軟弱土を固結処理す
る軟弱地盤の処理方法に係り、特に、均質かつ大きな固
結強度の固結体を得る軟弱地盤の処理方法に関する。
【0002】本発明方法はシールドの発進、到達、地中
接合、周辺構造物の防護、立坑底盤の改良、止水壁の構
築、掘削土または掘削残土の処理等に利用される。
【0003】
【従来の技術】水分を多く含む軟弱地盤の固結処理に際
して、従来、該地盤に地盤固結用薬液を注入して固結す
る方法が採用されている。この方法では、特に、該地盤
を形成する土壌が細かい場合には、溶液型の薬液が注入
されていた。
【0004】しかし、この場合、地盤中の水分が多い
と、薬液と水との交換が充分に行われず、強度も1kgf/
cm2 以下を呈して充分な地盤改良が達成されなかった。
【0005】さらに、従来、セメント−水ガラス系のよ
うな懸濁型薬液を該地盤に注入することも行われてい
る。この場合、セメント粒子が大きいため、細かい土壌
の地盤では、薬液が浸透され得ず、割裂注入を余儀なく
されていた。
【0006】しかし、このような割裂注入では、強度の
大きい個所と小さい個所が混在して強度のむらが生じる
ため、信頼性を有する処理方法とは言えない。
【0007】
【発明が解決するための課題】上述の欠点を改良する処
理方法として、従来、軟弱地盤を切削して得られる軟弱
土に生石灰、消石灰等の石灰類を混合して地盤を強化す
ることが考えられていた。
【0008】しかし、これら石灰類では、使用量を多く
しても、それほど強度が増強されず、また、これら石灰
類は本来、水への溶解性が比較的大きいため、固化後、
再び水を吸収して柔らかくなるという欠点を有してい
た。
【0009】そこで、本発明の目的は均質な強度を保持
するとともに、高強度を呈し、上述の公知技術に存する
欠点を改良した軟弱地盤の処理方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によれば、軟弱地盤を形成する軟弱土に、ス
ラグと、水ガラスおよび/またはアルミン酸ソーダとか
らなる固結材を混合し、固結させることを特徴とする。
【0011】さらに上述の目的を達成するため、本発明
によれば、軟弱地盤から高圧噴流水により土砂を切削し
ながら地表に排出し、得られた土砂にスラグと、水ガラ
スおよび/またはアルミン酸ソーダとからなる固結材を
充填して固結することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に詳述す
る。
【0013】上述の本発明において、軟弱地盤を形成す
る軟弱土に、スラグと水ガラスおよび/またはアルミン
酸ソーダとからなる固結材を混合する方法としては、軟
弱地盤を掘り起こして生じた軟弱土に前記固結材を混合
する方法、軟弱土を攪拌しつつ、その中に固結材を添加
混合する方法、軟弱土に固結材を添加しておき、固化前
に混合攪拌する方法、一軸または多軸で掘削刃と攪拌羽
根を備えた構造の混合処理機を用いて、処理範囲を下方
から上方へ攪拌羽根を移動しながら混合する方法、ある
いはさらに、軟弱土に固結材を高圧で噴射することによ
り混合する方法等、が挙げられる。このような混合手段
により、上述の軟弱土は固結材と混合され、固結され
る。また、軟弱地盤を切削した空間に軟弱土と固結材の
混合物を填充し、固結することもできる。なお、上述の
軟弱土としては水分を多く含む粘性土、あるいは砂質土
等である。
【0014】上述の本発明はさらに、高圧噴流水(例え
ば、400〜700kgf/cm2)の力で軟弱地盤から軟弱土
を切削しながら地表に排出し、得られた軟弱土に上述固
結材を充填して混合し、固結することもできる。このと
き、高圧噴流水とともに空気をその周辺に添わせ、空気
の力を利用することもできる。
【0015】上述の本発明方法で固結処理された地盤は
周辺構造物の防護や、立坑底盤の改良を目的とする場合
には、圧縮強度については粘性土層で20〜60kgf/cm
2 、砂質土層で50〜150kgf/cm2 であることが好ま
しい。また、透水係数については10-5〜10-9程度に
改良されることが好ましい。
【0016】本発明にかかる上述固結材はスラグを水懸
濁液とし、これに水ガラスおよび/またはアルミン酸ソ
ーダを混合して調整され、あるいはスラグの水懸濁液、
または、水ガラスおよび/またはアルミン酸ソーダのど
ちらか一方に、土砂等の骨材、フライアッシュ、製紙ス
ラッジ、汚泥焼結灰等の増量材等を混合し、これらを含
まない他方の液と混合して調整される。
【0017】上述の固結材はまた、スラグ粉末の懸濁液
(A液)と、水ガラスおよび/またはアルミン酸ソーダ
溶液(B液)とをポンプで移送し、混合して調整され
る。この場合には、これらA液およびB液はほぼ1:1
(容量)の比率で混合することが好ましいが、通常は1
0:1〜1:10の範囲内の任意の比率で混合される。
【0018】上述固結材の硬化時間は軟弱土との混合が
充分に達成され得る時間であればよく、したがって、混
合方法あるいは混合装置によって定められ、概略、10
秒から30分位が適当である。また、作業性を考慮して
数時間〜十数時間を定めることもできる。
【0019】なお、本発明の固結材は必要に応じて、セ
メント、消石灰、石こう等のCa溶融物(以下、これら
を総称してセメントという。)を併用することができ
る。特に、消石灰はゲル化時間の短縮、初期強度の向上
を図る上で好ましい。さらに、上記固結材はベントナイ
ト、炭酸カルシウム、粘土、シリカ粉末等の充填材を併
用することもできる。
【0020】上述のスラグとしては、高炉スラグを微粉
砕したものが用いられ、反応性を高めるために粒径が細
かい方が好ましく、例えば、比表面積(ブレーン値)が
6000cm2/g 以上、好ましくは、8000cm2/g 〜2
0000cm2/g 、平均粒径が10μm以下、好ましくは
6μm以下が適している。
【0021】上述の水ガラスとしては、スラグとの反応
性からアルカリ濃度の高いものが好ましく、特にSiO
2 /Na2 Oのモル比が2.5以下が好ましい。モル比が
低いと、高強度の固結体および長いゲル化時間を得るこ
とができる。水ガラスのアルカリ分はスラグの水硬性を
刺激する作用を呈する。また、モル比の低い水ガラスは
水ガラスと苛性アルカリとを混合したものであってもよ
い。ただし、消石灰、セメント等のCa溶融物を併用す
る場合には、水ガラス3号および4号のようなSiO2
/Na2 Oモル比の高い水ガラスを使用することができ
る。
【0022】本発明に使用されるアルミン酸ソーダは粉
末状のもの、液状のものが用いられる。また、アルミン
酸ソーダに苛性アルカリを混合したもの、あるいは、ア
ルミニウム化合物と苛性アルカリを反応させたものであ
ってもよい。さらに、Na2O/Al2 3 のモル比も
特に限定されないが、スラグとの反応性から固結材中の
Na2 O濃度が5(重量)%以上であることが好まし
い。アルミン酸ソーダのアルカリ分はスラグの水硬性を
刺激するのに効果的であり、アルミニウム分は水ガラス
やスラグのシリカ分と反応してアルミニウムシリケート
やカルシウムアルミノシリケートを形成する。
【0023】本発明固結材はスラグに加えて、水ガラス
とアルミン酸ソーダを併用してもよい。この場合、スラ
グ懸濁液に水ガラスとアルミン酸ソーダの混合液を添加
混合してもよく、スラグ懸濁液に水ガラスを混合の後、
アルミン酸ソーダを混合してもよい。なお、水ガラスと
アルミン酸ソーダを併用する場合、これらの混合により
沈澱が生じたり、硬化時間が短すぎたり等がないよう
に、水ガラス量を3〜50(重量)%に調整することが
好ましい。また、アルミン酸ソーダ中のAl23 含量
が高いと、水ガラスとの混合により短時間で固結するの
で、この場合Al2 3 含量の低いアルミン酸ソーダの
使用が好ましい。
【0024】本発明固結材は必要に応じて土砂、川砂、
砕石、砂利、トンネルその他の掘削残土、焼却灰等の添
加物を、硬化物の強度および目的を損なわない範囲で添
加することができる。
【0025】固結材中のスラグの配合量は目的とする硬
化物の強度によって定められるが、固結材中、10〜2
5(重量)%であることが好ましい。また、セメントを
併用する場合には、固結材中、10〜30(重量)%で
あることが好ましい。
【0026】固結材中の水ガラスおよびアルミン酸ソー
ダの配合量は固結材の硬化時間が数時間、通常は1時間
以内、好ましくは30分以内となるような配合量であ
り、Na2 O、Al2 3 、SiO2 のモル比によって
も異なるが、固結材中のNa2Oが2(重量)%以上と
なる量が好ましい。ただし、大量の土壌と混合、固結す
る場合には硬化時間が数時間となるような配合量が必要
である。
【0027】固結材の軟弱土に対する混合量は処理の対
象となる軟弱土の性質により大きく異なるが、軟弱土1
m3当り0.1〜0.5m3の範囲であることが好ましい。
【0028】なお、本発明は掘削工事における残土の利
用にも適用される。すなわち、従来、掘削残土は産業廃
棄物としてそのまま投棄されるか、現場から処理場に運
び、石灰と混合処理して再び現場には運んで埋め戻すと
いう不経済で時間のかかる方法が用いられていた。
【0029】このような従来方法の不都合は本発明を適
用することによって解消される。すなわち、現場で残土
を埋め戻し、その上から本発明にかかる固結材を残土中
に浸透させたり、埋め戻した残土を固結材と混合した
り、埋め戻し個所にあらかじめ固結材を満たしておいて
から、その中に残土を投入したり、残土と固結材を混合
してから混合物を埋め戻し個所に投入したり等により、
経済的でかつ急速な施工が可能となる。
【0030】
【作用】上述の本発明方法は、軟弱地盤を掘り起こして
固結材と混合したり、軟弱地盤から切削された軟弱土に
固結材を混合したり、等の手段により軟弱土を固結する
ので、従来の注入方法とは異なり、固結体の強度を均一
化することができる。
【0031】さらに、本発明方法はスラグと、水ガラス
および/またはアルミン酸ソーダとからなる固結材を用
いるので、しかも、このような固結材を注入方法とは異
なり、高濃度で使用し得るので、高強度の固結体を得る
ことができる。
【0032】
【実施例】本発明にかかる軟弱土して粘性土と砂質土を
用い、これらをそれぞれ本固結材と混合して固結し、こ
の固結体について強度を測定した本発明実施例を以下に
示す。
【0033】実施例1 スラグ(ブレーン比表面積8300cm2/g 、平均粒径6
μm)12.5kgを水21lに懸濁させたもの(A液)
と、アルミン酸ソーダ水溶液(Al2 3 2%、Na2
O20%)6.5lを水18.5lで希釈したもの(B液)
を混合し、この混合液を粘性土(水分含量50%)50
0lと混合し、固結させた。固結体の1日後の強度は1
kgf/cm2 であったが、28日後には5kgf/cm2 に達して
いた。固結体の強度は均一であった。
【0034】上述スラグとしては高炉スラグを微粉砕し
たものを用いた。また、アルミン酸ソーダとしては市販
のアルミン酸ソーダに苛性ソーダを添加してアルカリ調
整したものを用いた。
【0035】実施例2 スラグ(ブレーン比表面積10200cm2/g 、平均粒径
4μm)12.5kg、消石灰(平均粒径6μm)1.3kgを
水15.5lと混合したもの(A液)と、アルミン酸ソー
ダ水溶液(Al2 3 2%、Na2 O21.7%)5l
(B液)を混合し、この混合液を川砂100lと混合
し、固結させた。固結体の1日後の強度は10kgf/cm2
であったが、28日後の強度は25kgf/cm2 に達してい
た。固結体の強度は均一であった。
【0036】アルミン酸ソーダは実施例1と同じものを
用い、消石灰としては市販の消石灰を微粉砕したものを
用いた。
【0037】実施例3〜9および比較例1〜2 表1に示す各配合のA液およびB液を混合し、この混合
液を、同じく表1に示す粘性土または砂質土と所定量づ
つ混合し、固結させた。固結体の強度および硬化時間を
それぞれ表1に示す。
【0038】なお、比表面積の小さい市販スラグを用い
た例を比較例1として表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】表1中、それぞれ、アルミン酸ソーダAは
Al2 3 2%、Na2 O20%の組成であり、アルミ
ン酸ソーダBはAl2 3 4%、Na2 O15%の組成
であり、普通セメントは普通ポルトランドセメントであ
り、消石灰は実施例2と同じものであり、水ガラス1号
は旭電化工業株式会社製のNa2 O14%、SiO2
7%の組成であり、水ガラス3号は旭電化工業株式会社
製のNa2 O9.6%、SiO2 29.4%の組成である。
【0041】表1から、本発明にかかる実施例3〜9で
は、いずれも、固結体の強度は大きい値を示している。
また、実施例3〜9における固結体は均質に固結され、
均一な強度を示している。なお、比較例1〜2における
比表面積が小さいスラグを用いた場合は活性が少なく強
度が小さいことが判った。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり、本発明にかかる処理方法
は軟弱地盤から切削された軟弱土を従来の注入とは異な
り、特定の固結材との混合により固結するので、均質か
つ大きな固結強度の固結体を得ることができ、シールド
の発進、到達、地中接合、周辺構造物の防護、立坑底盤
の改良、止水壁の構築等に有効に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 拓夫 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 三輪 求 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟弱地盤を形成する軟弱土に、スラグ
    と、水ガラスおよび/またはアルミン酸ソーダとからな
    る固結材を混合し、固結させることを特徴とする軟弱地
    盤の処理方法。
  2. 【請求項2】 軟弱地盤を切削して生じた軟弱土に、前
    記固結材を混合し、固結させる請求項1の軟弱地盤の処
    理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の軟弱土が水分を多く含有する
    粘性土または砂質土である請求項1の軟弱地盤の処理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1の軟弱土に固結材を高圧で噴射
    することにより前記軟弱土に固結材を混合し、固結させ
    る請求項1の軟弱地盤の処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の固結材はさらにセメントおよ
    び/または石灰を含有する請求項1の軟弱地盤の処理方
    法。
  6. 【請求項6】 軟弱地盤から高圧噴流水により軟弱土を
    切削しながら地表に排出し、得られた軟弱土にスラグ
    と、水ガラスおよび/またはアルミン酸ソーダとからな
    る固結材を混合して固結することを特徴とする軟弱地盤
    の処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の固結材はさらにセメントおよ
    び/または石灰を含有する請求項6の軟弱地盤の処理方
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113226A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp 土壌改良方法
JP2008169262A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Mitsubishi Rayon Co Ltd 土質安定用薬液
JP2008308612A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Ube Ind Ltd スラグ系注入材及びその注入工法
CN107401159A (zh) * 2017-09-08 2017-11-28 王继忠 一种预拌流态固化土
JP2020158660A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 住友大阪セメント株式会社 地盤改良材、改良土、及び、改良土の製造方法

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