JP2002028798A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Info

Publication number
JP2002028798A
JP2002028798A JP2000210107A JP2000210107A JP2002028798A JP 2002028798 A JP2002028798 A JP 2002028798A JP 2000210107 A JP2000210107 A JP 2000210107A JP 2000210107 A JP2000210107 A JP 2000210107A JP 2002028798 A JP2002028798 A JP 2002028798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
laser
wiring board
film
shielding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000210107A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Ii
正一 井伊
Takashi Tanaka
隆 田中
Mitsuru Kono
充 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority to JP2000210107A priority Critical patent/JP2002028798A/ja
Publication of JP2002028798A publication Critical patent/JP2002028798A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加工物を傷つけることのなく、効率のよいレ
ーザ加工装置を提供すると共に、樹脂フィルムまたは少
なくとも1層の樹脂層を有する積層フィルムから選ばれ
る配線板用フィルムの高効率なレーザ加工方法を提供す
る。 【解決手段】 駆動ミラー2で単方向または双方向に掃
引され、光学レンズ3で集光されたCO2レーザビーム
を被加工物4に照射するレーザ加工装置であって、照射
されるレーザビームの掃引の両端部を遮り、間隙部を通
過させることができ、かつ間隙部の間隔を可変とし得る
手段を備える遮蔽板6を、駆動ミラー2と被加工物4の
間に配置したレーザ加工装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CO2レーザを用
いたレーザ加工装置及びこれを使用して樹脂層除去加工
するフィルム配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線板の絶縁層となる樹脂フィルムある
いは樹脂フィルムと導体層が積層されてなるフィルム配
線板の樹脂層の一部を除去して加工等を行うレーザ加工
装置として、例えば特開平12−042766号公報に
記載されているように、駆動ミラーで掃引したレーザビ
ームをフィルム配線板に照射し、その絶縁性樹脂層を除
去するレーザ加工装置が知られている。
【0003】ところで、ガルバノミラーでレーザビーム
を単方向もしくは双方向に掃引して加工を行う場合、掃
引の両端部ではガルバノミラーの方向転換のため掃引速
度が遅くなり、かつレーザビームは連続で照射されてい
るためレーザビームが過剰に照射され、フィルム配線板
においてオーバーエッチングや熱変形、更にはマスクを
貫通して加工テーブルを傷つけるなどの現象が見られ、
問題となっていた。また、駆動ミラーとしてポリゴンミ
ラーを使用した場合には、レーザビームがミラー面の継
ぎ合わせ部分に照射されたときレーザビームはミラー2
面にまたがり、レーザビームは分割されて個々のレーザ
ビームのエネルギー密度が低くなるため、レーザビーム
の掃引の両端部で樹脂層が十分に加工されない現象が見
られ、問題となっていた。
【0004】このように掃引の両端部ではレーザエネル
ギー密度が変化するため、例えば、レーザビームの掃引
幅を加工したい範囲より広く設定し、掃引の両端部以外
のレーザビームが均一に照射される部分をフィルム配線
板に照射し、更にレーザビームの掃引の両端部は、フィ
ルム配線板上に照射されないように、掃引の両端部のレ
ーザビームを遮る板を追加マスクとしてフィルム配線板
のマスク上に設置しておく必要があった。
【0005】特に、絶縁性樹脂フィルムに銅箔を接着剤
や熱圧着などの方法で貼り合せたり、銅メッキにより絶
縁性樹脂フィルムと銅層を接着させたテープ状のフィル
ム配線板であるTABの樹脂層除去加工においては、レ
ーザビームの掃引幅を加工したい範囲より広げて加工を
行うと、レーザ光がスプロケット孔を通過して加工テー
ブルを傷つけてしまうことや、スプロケット部は通常銅
で覆われておらず樹脂フィルムのみで構成されているた
め、レーザビームを照射すると加工されてしまうなどの
問題が生じ、このためスプロケット部に照射するレーザ
ビームを遮る追加マスクを、TABのスプロケット上に
配置しなければならなかった。
【0006】追加マスクの設置方法として、フィルム配
線板のマスク上に密着させて設置し、掃引の両端部を遮
蔽する方法がある。しかしながら、例えばフィルム配線
板の樹脂層除去加工において、シート状の被加工物を連
続的に加工する場合や、1枚のシート内に一部分のみの
加工範囲が複数点在する場合では、1枚もしくは1個所
の加工毎に掃引の両端部のレーザビームを遮る追加マス
クを脱着する作業が必要であり、効率よく樹脂の除去加
工ができないという問題があった。また、上記TABの
加工の場合でも、追加マスクをTABのマスク上に密着
させて設置すると1列の加工毎に追加マスクの脱着作業
が必要であり、連続加工できず、その上、加工時間も長
くなるなど、効率よく樹脂の除去加工ができないという
問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、フィルム配線板を傷つけることなくレーザ
ビームの掃引の両端部を遮蔽する機構を設けたレーザ加
工装置を提供することである。また、他の目的は、配線
板用フィルムまたは配線板の樹脂層除去加工の高効率な
レーザ加工方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも駆
動ミラーで単方向または双方向に掃引され、かつ光学レ
ンズで集光されたCO2レーザビームを被加工物に照射
するCO2レーザ加工装置において、照射される掃引レ
ーザビームの両端部を遮り、間隙部を通過させることが
できる遮蔽板と、前記遮蔽板の間隙部の間隔が可変とな
る機構を備え、かつ前記遮蔽板を駆動ミラーと被加工物
の間で被加工物に接触しない位置に配置したことを特徴
とするレーザ加工装置である。また、本発明の好ましい
態様としてのレーザ加工装置は、遮蔽板のレーザ照射側
の表面であって、レーザが照射されることがある表面
が、Au、Cu、Ni及びAlから選ばれる金属または
アルマイトで構成されているレーザ加工装置であり、ま
た、照射されるレーザビームの軸と遮蔽板のレーザ照射
側の面とがなす角度が、20°〜88°の範囲であるレ
ーザ加工装置である。更に、本発明は、前記のレーザ加
工装置を使用して、樹脂フィルムまたは少なくとも1層
の樹脂層を有する積層フィルムから選ばれる配線板材料
をレーザ加工する工程を含むことを特徴とするフィルム
配線板の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のレーザ加工装置に使用されるレーザ発振装置
は、公知のCO2レーザ発振装置でよく、レーザ発振の平
均出力は400W以上であればよいが、好ましくは600
W以上、5KW以下である。本発明のレーザ加工装置で加
工される被加工物にはレーザ加工可能な物であれば制限
はないが、樹脂または樹脂層を含むフィルムまたは積層
フィルムが適当である。本発明のフィルム配線板の製造
方法で、レーザ加工方法で加工される被加工物は、配線
板材料であり、配線板材料である樹脂フィルムまたは配
線板材料中の樹脂フィルム層の一部をレーザビームで加
熱除去して、これを加工する。加工される配線板材料
は、配線板用に使用される樹脂フィルムまたは少なくと
も1層の樹脂層を有する積層フィルムであり、これらは
事前に回路加工等の加工がなされたものであってもよ
い。また、本発明のフィルム配線板の製造方法で製造さ
れるフィルム配線板は、少なくとも回路または導体層と
レーザ加工された樹脂フィルム層とを有する。
【0010】次に、本発明のレーザ加工装置について、
図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は本発明
のレーザ加工装置の一例を示す模式図であり、図中、1
はレーザビーム、2はレーザビームを単方向または双方
向に掃引するための駆動ミラー、3はレーザビーム集光
するための光学レンズ、4は樹脂フィルム、積層フィル
ム等の被加工物または配線板材料、5は加工テーブル、
6は遮蔽板である。なお、以下の説明では配線板用樹脂
フィルムまたは樹脂フィルム層を有する配線板材料を被
加工物として加工する例について説明するが、他の被加
工物についてもこれに準じて行うことができる。
【0011】。CO2レーザ発振器から発振されたレーザ
ビーム1を、一定速度で移動する配線板材料中の樹脂を
除去して加工したい一定面積の部分に照射するために
は、配線板材料4の移動方向(Y方向とする)とは直交
する方向(X方向とする)の単方向または双方向にレー
ザビームを掃引する必要がある。このために使用される
駆動ミラー装置3は、高速度で掃引できるものでなけれ
ばならない。このような高速掃引可能な駆動ミラー装置
としては平面ミラーを平面を含む軸に対して往復回転運
動させることのできるガルバノミラー掃引装置と、多角
形ミラーを回転させるポリゴンミラー掃引装置が知られ
ている。ポリゴンミラー掃引装置による方がレーザビー
ムをより高速で掃引することができるが、掃引幅を変更
するためにはポリゴンミラーを交換する必要がある。一
方ガルバノミラー掃引装置による方法の場合は掃引幅の
制御が容易に可変できる。本発明に用いるミラー駆動装
置としてはいずれの装置でもよいが、掃引幅の制御が容
易という点からは本発明には、ガルバノミラーの方が適
している。
【0012】レーザービームの掃引方法は、ガルバノミ
ラーと、ガルバノミラーと発振器の間に設置されたレー
ザビームチョッピング装置とを同期させる方法や、ポリ
ゴンミラー等によって、配線板材料4の移動方向と直交
する単方向に掃引する方法と、ガルバノミラーの往復運
動等によるフィルム配線板の移動方向と直交する双方向
に掃引する方法が挙げられるが、本発明では単方向、双
方向いずれの掃引方法でもよい。しかし、発振器側に設
置されたレーザビームチョッピング装置とを同期させて
ガルバノミラーで一方向に掃引させる方法では、ガルバ
ノミラーの往運動時のみレーザビームを照射させ復運動
時はカットするためエネルギー損失が発生する。また、
ポリゴンミラーを使用した場合もミラー継ぎ合わせ部で
レーザビームが分割されるためエネルギー損失が発生す
る。ガルバノミラーで双方向に掃引させる方法が最も効
率的である。
【0013】駆動ミラー装置2で加工したい配線板材料
4上にレーザビームを1秒間に掃引する回数である掃引
周波数は高い程よく、最高250Hzでの掃引が可能である
ことが望ましいが、このような高速度の掃引を精度よく
行うことが技術的に困難である場合が多く、掃引周波数
は少なくとも100Hz以上であればよい。
【0014】ガルバノミラーのミラー面およびポリゴン
ミラーの一辺を構成するミラー面の大きさは、レーザビ
ームを掃引したときにレーザビームが配線板材料側に漏
れない程度の大きさであればよく、またミラーの材質は
特に限定されないが、軽いアルミ製やベリリウム製など
でよく、またミラー表面はCO2レーザビームに対する反
射率の高いAuやCuなどでコーティングされていることが
望ましい。
【0015】レーザビームを集光するためには光学レン
ズ3が使用される。本発明のレーザ加工装置において
は、光学レンズ3はCO2レーザビームの経路に設けられ
るが、配置される位置は駆動ミラー装置2の前後のいず
れの位置でもよくいずれか一方に設けられる。光学レン
ズ3はCO2レーザビームに対する透過率の高いZnSe製が
好ましい。光学レンズ3を駆動ミラー装置2の前又は後
に設けることで、レーザビームの集光を図ることができ
る。また、光学レンズ3を駆動ミラー装置の後に設ける
場合には、駆動ミラー装置2で掃引することにより生じ
るレーザビーム照射角度の広がりを一方向にそろえて、
フィルム配線板に略垂直に入射させるために、凸レンズ
および凹レンズの組み合わせで構成されるいわゆるテレ
セントリックレンズの使用が好ましい。テレセントリッ
クレンズを使用する場合には、このテレセントリックレ
ンズの直径は掃引幅より大きくすることが必要で、例え
ば、レーザビームを駆動ミラー装置で掃引して、100mm
幅の範囲をレーザ照射するためには、このテレセントリ
ックレンズの直径は100mmを超えるものでなければなら
ない。また、本レンズの焦点距離は、特に限定されるも
のではないが、配線板材料4と本レンズ3の間の距離が
300mmを超えると加工装置自体が大型となり、また50mm
未満であると配線板材料4と本レンズ3との間に、例え
ばエアカーテンなどのオプション装置の取り付けが困難
となるため、50〜300mmが好ましい。
【0016】駆動ミラー装置とテレセントリックレンズ
とを組み合わせて、レーザビームをコンフォーマルマス
クあるいはコンタクトマスクを有したフィルム配線板に
略垂直の入射角度になるように入射させるようにした場
合、マスク面に入射したレーザビームはマスク面で反射
され、テレセントリックレンズおよび駆動ミラー装置の
ミラーを経由し、略同一光路を通ってレーザ発振器へ逆
戻りする場合がある。一度発振されたレーザビームがレ
ーザ発振器に逆戻りすれば、逆戻りしたレーザビームが
レーザ発振に関らない誘導放出を引き起こし、レーザ発
振の増幅率である利得を減少させることとなり、結果的
にレーザ発振出力を低下させる原因となる場合が考えら
れる。更には、逆戻りしたレーザビームがレーザ発振器
の共振器壁面などに照射され、共振器自身を破壊する恐
れもある。
【0017】このようなマスク面で反射したレーザビー
ムの発振器への逆戻りを防止する方法としては、レーザ
ビームの偏向を利用する円偏向ミラーなどを組み合わせ
た光学系をレーザ発振器と配線板材料の間に配置する方
法がある。しかしながら、この場合、発振されたレーザ
ビームの一部はこれら光学系で反射あるいは吸収され、
フィルム配線板に照射されるレーザビームのエネルギー
低下を引き起こし、効率を低下させる原因となる。この
ような低下を引き起こさないようにし、かつレーザビー
ムの逆戻りを防止するには、フ配線板材料に照射される
レーザビームの入射角度が0°を超えるように、駆動ミ
ラー装置およびテレセントリックレンズを配置すればよ
い。駆動ミラー装置とテレセントリックレンズを2〜20
°の範囲で傾斜させ、フィルム配線板へのレーザビーム
の入射角度を2〜20°に制御することで、レーザビーム
の入射エネルギを低下させること無くマスク面で反射し
たレーザビームの発振器への逆戻りを防止できる。傾斜
角度が2°未満の場合は、マスクで反射したレーザビー
ムの一部がレーザ発振器へ逆戻りし、また、傾斜角度が
20°を超える場合は、レーザ加工後のフィルム配線板の
加工断面形状が傾斜角度に対応して傾斜し、例えばプリ
ント基板のバイアホール加工の場合は顕著な左右非対称
の加工穴が形成されることとなり好ましくない。
【0018】駆動ミラー装置2で掃引されたレーザビー
ムの掃引の両端を遮蔽する遮蔽板6は、その形状は特に
限定されるものではないが、少なくとも単方向又は双方
向に掃引されたレーザビームの掃引の両端部が被加工物
である配線板材料4に照射されないよう、かつレーザビ
ームの掃引の両端部以外のレーザビームは遮蔽板で遮ら
れることなく通過するものでなければならない。すなわ
ち、被加工物である配線板材料4の加工領域には、レー
ザビームの掃引の両端部以外のレーザビームが照射され
るようにし、非加工領域のレーザビームの掃引の両端部
は照射されないようする。加工領域または照射領域が変
化する場合に対応できるように、遮蔽板の間隙部は調整
可能な機構とされる。例えば、図1に示すように、一対
の板からなる遮蔽板であれば、一対の板の間隔が遮蔽板
の間隙部となり、この板を相互に接近させたり、離した
りする手段を備える。この場合、板の形状は矩形状のよ
うな単純な形状であることもできる。遮蔽板の間隙部の
間隔が容易に変更できるような手段としては、スライド
機構があり、かつこの間隔が正確に設定できるような、
例えばマイクロメータなどの位置を示す目盛りを備えた
ものが好ましい。また、遮蔽板の構造は上記のようなも
のに限定されず、3つ以上の板からなる構造であっても
よく、円状の間隙を作るような構造であってもよいが、
単純な構造が有利であることは当然である。
【0019】また、遮蔽板は、少なくともそのレーザビ
ームが照射される側の表面が、炭酸ガスレーザビームの
大部分を反射する材料か、吸収する材料であるときは変
質を生じない材料で構成されていなければならない。C
2レーザビームの発振波長における反射率の高い材料
としてAu、Cu、Ni、Alが知られている。また、
吸収する材料としてアルマイト処理を施したアルミニウ
ムが知られている。したがって、遮蔽板の少なくともレ
ーザビームが照射される側の表面が、これらの金属で構
成された材料か、アルマイトのようにかかる金属を表面
処理したものが好ましい。なお、表面の一部をAuと
し、他の一部をCuやアルマイトのようにすることも可
能であるが、炭酸ガスレーザの反射率と熱伝導率が大き
く、更にコストの面からもCuが最も好ましい。これら
の材料はメッキ等により表面部だけにあっても、全体が
これらの材料からできていてもよい。
【0020】また、上記遮蔽板6は、駆動ミラー2と配
線板材料4の間に設置しなければならないが、配線板材
料4に照射されるレーザビームは、例えばテレセントリ
ックレンズ等の光学レンズ3により集光されており、遮
蔽板6が設置されている部分を通過する時点でのレーザ
ビーム直径が200μm以上2mm未満の範囲になる位
置に配置することが好ましい。遮蔽板が設置されている
部分を通過する時点でのレーザビーム直径が200μm
未満の位置に遮蔽板を配置した場合、集光されたレーザ
ビームのエネルギ密度が高いため、遮蔽板の端部に熱変
形などを引き起こす恐れがあり、熱変形などを引き起こ
した場合には、掃引されたレーザビームの遮蔽される領
域が変化することになり、好ましくない。更に、配線板材
料4との空間が非常に狭くなり、配線板材料に接触する
恐れがあり好ましくない。また、照射されるレーザビー
ム直径が2mm以上の位置に遮蔽板6を配置した場合、
掃引されたレーザビームの内、レーザビーム束の一部が
遮蔽板に遮られるレーザビームの割合が多くなり、照射
されるレーザビームのエネルギ密度や掃引幅の精密な制
御が困難になる。
【0021】遮蔽板の少なくともレーザビームが照射さ
れる側の表面が、CO2レーザビームの発振波長に対し
て反射率の高い材料、例えばAu、Cu、Ni、Alの
少なくとも1種類以上で構成された材料の場合、レーザ
ビーム照射される遮蔽板表面とレーザビームとがなす角
度が20°〜88°になるように傾けて配置することが
望ましい。掃引されたレーザビームと遮蔽板のレーザビ
ームが照射される側の表面とがなす最少角が20°未満
ではレーザビーム軸に対する遮蔽する面積が狭くなる。
88°を越えると遮蔽板で反射したレーザビームが、テ
レセントリックレンズおよび駆動ミラー装置のミラーを
経由し、略同一光路を通ってレーザ発振器へ逆戻りする
場合があり、このことによってマスクでの反射光と同様
に、逆戻りしたレーザビームがレーザ発振に関らない誘
導放出を引き起こし、レーザ発振の増幅率である利得を
減少させることとなり、結果的にレーザ発振出力を低下
させる原因となる場合が考えられ、更には、逆戻りした
レーザビームがレーザ発振器の共振器壁面などに照射さ
れ、共振器自身を破壊する恐れがある。
【0022】このような場合、図2に示すように遮蔽板
6で反射したレーザビームを吸収するための吸収板7を
設置することが望ましく、この吸収板7の材質はCO2
レーザビームを吸収するもの、例えばアルマイト処理を
施したアルミニウムでよい。遮蔽板6がレーザビームを
吸収する材料、例えばアルマイト処理を施したアルミニ
ウムで構成されている場合は、レーザビームと遮蔽板の
レーザビームが照射される側の表面とがなす最小角は特
に限定するものではない。
【0023】配線板材料4を載置または移動する加工テ
ーブル5は、駆動ミラー装置による掃引方向(X方向)
と直行する方向(Y方向)に、移動する配線板材料4を
所定位置に載置したり、一定速度で移動する機構を備え
たものであればよい。加工テーブルの形状は特に限定さ
れるものではなく、平面状でもよく、また円筒状でもよ
い。加工テーブルが円筒状である場合は、駆動ミラー装
置によるレーザビームの掃引方向が円筒の円の中心軸方
向に略一致する様に円筒を配置しなければならない。ま
た、加工テーブルへの配線板材料の固定方法も特に限定
されるものではなく、加工テーブルが平面状の場合は加
工テーブルに設けた微細穴を介した真空吸引による方法
や、強磁性体とマグネットを用いた方法でもよく、加工
テーブルが円筒状の場合は、テンションロールなどを用
いた方法でもよい。いずれにしても配線板材料の移動速
度が、0.1〜2(cm/s)の範囲で、0.1(cm/s)刻みで可変制
御可能であり、好ましくは0.01〜10(cm/s)の範囲で0.01
cm/s刻みで可変制御可能であればよい。
【0024】配線板材料を構成する絶縁層である樹脂フ
ィルムまたは樹脂層を、レーザビームで除去加工する
と、すすなどの樹脂の分解副生成物が発生し、これがフ
ィルム配線板に付着したり、あるいはレーザ加工装置を
構成する光学レンズに付着したりする場合がある。これ
らはそれぞれ、加工品質を低下させたり、レーザ加工装
置の性能を低下させる原因となり、好ましくない。そこ
で、これら発生するすすなどの分解副生成物の除去を目
的としたガス吹き付け装置であるいわゆるアシストガス
装置、あるいはエアカーテン装置、すすを回収するため
の集塵装置などをテレセントリックレンズのような光学
レンズ3の近傍あるいは光学レンズ3と配線板材料4と
の間に配置することが好ましい。それぞれの装置は、一
般に知られている装置でよく、また、アシストガス装置
およびエアカーテン装置に用いるガスの種類は特に限定
されるものではなく、例えばコンプレッサーなどで5kg/
cm2程度に加圧された空気を用いてもよい。
【0025】次に、前記説明したレーザ加工装置を用い
たフィルム配線板の製造方法を説明する。使用される配
線板材料としては、樹脂フィルム単体、積層フィルム銅
箔付き樹脂フィルムまたはテープ状の銅箔付き樹脂フィ
ルムなどの積層フィルムが挙げられる。樹脂の種類は特
に限定はしないが、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂がよ
く用いられ、厚みが25μmから1000μmのシート
状の形状である。
【0026】これらの配線板材料をレーザ加工するに際
して、コンタクトマスク法やコンフォーマルマスク法な
どのマスク法を用いて加工するのがよく、例えば任意の
開口部を機械的に形成した厚み100〜1000μmの
金属箔の少なくともレーザビームが照射される面がAu
やCuで覆われた構造の金属箔マスクをコンタクトマス
クとして用いることも可能である。片側が銅箔で覆われ
ている銅箔付き樹脂フィルム使用して銅箔側からレーザ
ビームを照射してレーザ加工を行う場合や、樹脂フィル
ムの両面が銅箔で覆われている両面銅箔付き樹脂フィル
ムを使用してレーザレーザビームを照射してレーザ加工
を行う場合は、銅箔をエッチングして開口部を形成し、
コンフォーマルマスクとすることも可能である。
【0027】樹脂フィルム単体をレーザ加工する場合に
は、レーザビームは樹脂フィルムを加工した後、樹脂フ
ィルムを固定したテーブルにも照射されテーブルが加工
されてしまうため、樹脂フィルムのレーザビームが照射
される側とは反対側の面に、保護フィルムなどを積層す
るか、もしくは樹脂フィルムとテーブルの間に、少なく
ともレーザビームが照射される面がAu、Cu、Ni、
Alで構成されている金属箔を配置することがよい。
【0028】また、レーザ加工による樹脂フィルムの分
解副生成物である煤などが加工されなかった樹脂フィル
ムの表面に付着することがあり、この煤の付着を防止す
るため、樹脂フィルムのレーザビームが照射される面に
保護フィルムとして、例えばマスキングテープなどを貼
り、その上にマスクを配置しレーザ加工することが望ま
しい。
【0029】配線板材料4は、例えば真空ポンプによる
吸引機構等の作用によって加工テーブル5上に固定し、
このテーブルを一方向に一定速度で移動させ、レーザビ
ームをガルバノミラーやポリゴンミラーなどの駆動ミラ
ー装置でテーブルの移動方向と直交する単方向または双
方向に掃引して、所望範囲の樹脂層を除去して加工され
る。また、テープ状の銅箔付き樹脂フィルム等の場合
は、リール・ツー・リール方式で連続的に巻き出され、
レーザ加工装置を通過するようにすることもできる。テ
ープ状の銅箔付き樹脂フィルムはレーザビームの照射面
とは反対側の面が回転ロールや加工テーブルに接触して
いる状態で、マスク側からレーザビームを照射し、樹脂
フィルムの除去加工を行い、レーザ加工後、テープ状の
銅箔付き樹脂フィルムは連続的に巻き取り装置に巻き取
られることとなる。
【0030】このようなレーザ加工装置を用いて配線板
材料にレーザ照射してレーザ加工を行う場合、レーザの
平均出力、レーザビーム束の配線板材料表面での断面積
及び駆動ミラー掃引装置によるレーザビームの配線板材
料上での掃引速度によって制御される配線板材料に照射
されるレーザビームのエネルギー密度φ0(J/cm2
は、レーザによる配線板材料の加工における加工閾値φ
th(J/cm2)によって決まり、 2φth<φ0<20φth の範囲であることが望ましい。特に、樹脂フィルムがポ
リイミド樹脂、カルド型樹脂又はエポキシ樹脂を主成分
とする場合は、3〜50J/cm2のエネルギー密度で
あることが好ましい。また、フィルム配線板の移動速度
v(cm/s)は、樹脂フィルムの吸収係数α(c
-1)、フィルムを加工する厚みL(cm)、レーザビ
ーム束のフィルム配線板表面での断面直径d(cm)、
及び駆動ミラー掃引装置によりフィルム配線板に対して
1秒間に掃引される回数である掃引周波数G(Hz)によっ
て決まり、 0.5×(dG/αL) < v < 4.0 × (dG/αL) の範囲であることが望ましい。
【0031】
【実施例】実施例1 図示されないレーザビーム発振装置からのレーザビーム
1は、駆動ミラー2で掃引され、光学レンズ3で集光さ
れ、掃引の両端を遮蔽板6で遮蔽され、配線板材料4に
照射される。遮蔽板6で遮蔽され反射したレーザビーム
は図2の吸収板7で吸収される。その他、加工で発生す
る煤をフィルム配線板上から除去し排気するアシストガ
スの吹き付け、吸い込み装置が備えられ、これらは駆動
ミラー、光学レンズ、遮蔽板、吸収板等と一体化されて
加工ヘッドに組み込まれ、配線板材料4の移動方向と直
交する方向に移動可能とされている。そして、レーザ照
射時は、加工ヘッドは動かずに加工テーブルのみが動
き、加工ヘッドはレーザ照射開始時またはレーザ照射終
了時に所定の位置に移動するために主に動くようにされ
ている。
【0032】駆動ミラー2はレーザビームを配線板材料
4の移動方向と直交する単方向または双方向に掃引する
掃引装置であり、掃引周波数1Hzから200Hz、振
り角最大±15°まで任意に可変できるガルバノミラー
を使用し、掃引周波数150Hz、振り角12°でレー
ザビームを双方向に掃引した。掃引されたレーザビーム
は凸レンズ及び凹レンズで構成されるテレセントリック
レンズ3を通過することで、配線板材料4フィルム配線
板に垂直に入射し、かつ配線板材料4上で350μmに
集光される。
【0033】掃引され集光されたレーザビームの掃引の
両端部を遮蔽するため左右に配置された一対の板からな
る遮蔽板6は、配線板材料上3mmの位置で、遮蔽板の
板間の距離が90mmになるように配置した。遮蔽板は
厚み200μmのSUS304の表面に厚み10μmの
銅メッキを施した板から構成されており、幅30mm長
さ120mmの2枚の平板を使用した。吸収板7はアル
マイト処理を施したアルミニウム板を使用した。使用し
た配線板材料は厚み50μmのエポキシ樹脂の両側を厚
み18μmの銅箔で覆われている構成の積層フィルムで
あり、片側銅箔面の幅300mm×長さ450mmの範囲に
開口径φ120μm、穴ピッチ1.5mmのコンフォーマ
ルマスクをエッチングにより施している。レーザ加工条
件は出力600W、掃引周波数150Hz、レーザビーム
掃引幅100mm、ワーク速度12mm/sで、3列の加工を
行った。このときの加工時間は約150秒であった。
【0034】比較例1 遮蔽板及び吸収板を使用せず、追加マスクを使用して、
レーザビームの掃引の両端部を遮蔽する方法で加工を行
った。駆動ミラーや光学レンズ、アシストガスの吹き出
し吸い込み装置の仕様や位置、フィルム配線板、レーザ
加工条件いずれも実施例1と同様とした。追加マスク
は、厚み200μmの磁性体のSUS304の表面に厚
み10μmの銅メッキを施した構成の幅70mm、長さ
400mmの平板であり、磁石を埋め込んだ加工テーブ
ル上に固定したフィルム配線板上に密着するように配置
して、レーザビームの掃引の両端部を遮蔽した。この場
合、約300秒の加工時間が必要であった。
【0035】実施例2 実施例1と同様なレーザ加工装置を使用して、TABを
レーザ加工した。ガルバノミラーを使用し、掃引周波数
150Hz、振り角12°でレーザビームを双方向に掃
引し、TABに垂直に入射するレーザビームとなり、か
つフィルム配線板上で350μmに集光される。遮蔽板
はフィルム配線板上3mmで、一対の板間の距離が90
mmになるように配置した。吸収板はアルマイト処理を
施したアルミニウム板を使用した。TABは、厚み50
μmのポリイミド樹脂を厚み18μm銅箔で両側から挟み
込んだ構成のフィルム配線板で、長さ20m、幅70m
mのものを使用した。コンフォーマルマスクとして開口
径φ100μm、穴ピッチ2.0mmをエッチングによ
り施した。レーザ加工条件は出力600W、掃引周波数
150Hz、掃引幅70mm、ワーク速度10mm/sとした。
このときの加工時間は35分であった。
【0036】比較例2 比較例1と同様なレーザ加工装置を使用して、TABを
レーザ加工した。追加マスクは、厚み200μmの磁性
体のSUS304の表面に厚み10μmの銅メッキを施し
た構成で幅70mm長さ400mmの平板を使用し、フ
ィルム配線板上に密着するように固定して、レーザビー
ムの掃引の両端部を遮蔽した。この場合、70分の加工
時間が必要であった。
【0037】
【発明の効果】本発明により、フィルム配線板の樹脂層
除去加工において、高効率な加工が可能となる。また、
不良品の発生やレーザ加工装置の損傷等の問題も減少す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレーザ加工装置の一例を示す模式図
【図2】 本発明のレーザ加工装置の他の例を示す模式
【符号の説明】
1 レーザービーム 2 駆動ミラー 3 光学レンズ 4 被加工物または配線材料 5 加工テーブル 6 遮蔽板 7 吸収板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 充 千葉県木更津市築地1番地 新日鐵化学株 式会社電子材料開発センター内 Fターム(参考) 4E068 CD10 CE02 DB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも駆動ミラーで単方向または双
    方向に掃引され、かつ光学レンズで集光されたCO2
    ーザビームを被加工物に照射するCO2レーザ加工装置
    において、照射される掃引レーザビームの両端部を遮
    り、間隙部を通過させることができる遮蔽板と、前記遮
    蔽板の間隙部の間隔が可変となる機構を備え、かつ前記
    遮蔽板を駆動ミラーと被加工物の間で被加工物に接触し
    ない位置に配置したことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 遮蔽板のレーザ照射側の表面であって、
    レーザが照射されることがある表面が、Au、Cu、N
    i及びAlから選ばれる金属またはアルマイトで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装
    置。
  3. 【請求項3】 照射されるレーザビームの軸と遮蔽板の
    レーザ照射側の面とがなす角度が、20°〜88°の範
    囲である請求項1又は2記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ
    加工装置を使用して、樹脂フィルムまたは少なくとも1
    層の樹脂層を有する積層フィルムから選ばれる配線板材
    料をレーザ加工する工程を含むことを特徴とするフィル
    ム配線板の製造方法。
JP2000210107A 2000-07-11 2000-07-11 レーザ加工装置及びレーザ加工方法 Withdrawn JP2002028798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210107A JP2002028798A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210107A JP2002028798A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002028798A true JP2002028798A (ja) 2002-01-29

Family

ID=18706422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000210107A Withdrawn JP2002028798A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002028798A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532322A (ja) * 2004-04-19 2007-11-15 イーオー テクニクス カンパニー リミテッド レーザー加工装置
JP2010528877A (ja) * 2007-06-12 2010-08-26 テクノラインズ エルエルシー 高速・高出力レーザースクライビング方法およびレーザースクライビングシステム
JP2011240994A (ja) * 2010-04-21 2011-12-01 Techno Plus:Kk ストロー包装体の開封溝加工方法及びストロー包装体
KR101193855B1 (ko) * 2007-09-27 2012-10-25 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 레이저 가공장치
JP2015066580A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日本電気株式会社 レーザー加工装置及びレーザー加工方法
JP2019111542A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社ディスコ レーザ加工装置
WO2020230821A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 日本製鉄株式会社 溝加工装置及び溝加工方法
WO2020230816A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 日本製鉄株式会社 溝加工装置及び溝加工方法
CN114801211A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 佛山德麦智能装备有限公司 基于激光在装饰封边条上的贴合工艺及应用于该工艺的激光装置
RU2778397C1 (ru) * 2019-05-14 2022-08-18 Ниппон Стил Корпорейшн Устройство для изготовления бороздки и способ изготовления бороздки

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4856058B2 (ja) * 2004-04-19 2012-01-18 イーオー テクニクス カンパニー リミテッド レーザー加工装置
JP2007532322A (ja) * 2004-04-19 2007-11-15 イーオー テクニクス カンパニー リミテッド レーザー加工装置
US10618334B2 (en) 2007-06-12 2020-04-14 Revolaze, LLC High speed and high power laser scribing methods and systems
JP2010528877A (ja) * 2007-06-12 2010-08-26 テクノラインズ エルエルシー 高速・高出力レーザースクライビング方法およびレーザースクライビングシステム
US8921732B2 (en) 2007-06-12 2014-12-30 Revolaze, LLC High speed and high power laser scribing methods and systems
US9364920B2 (en) 2007-06-12 2016-06-14 Revolaze, LLC High speed and high power laser scribing methods and systems
US9873277B2 (en) 2007-06-12 2018-01-23 Revolaze, LLC High speed and high power laser scribing methods and systems
KR101193855B1 (ko) * 2007-09-27 2012-10-25 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 레이저 가공장치
TWI394629B (zh) * 2007-09-27 2013-05-01 Mitsuboshi Diamond Ind Co Ltd Laser processing device
JP2011240994A (ja) * 2010-04-21 2011-12-01 Techno Plus:Kk ストロー包装体の開封溝加工方法及びストロー包装体
JP2015066580A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日本電気株式会社 レーザー加工装置及びレーザー加工方法
JP2019111542A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社ディスコ レーザ加工装置
WO2020230821A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 日本製鉄株式会社 溝加工装置及び溝加工方法
WO2020230816A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 日本製鉄株式会社 溝加工装置及び溝加工方法
JPWO2020230821A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19
KR20210150560A (ko) * 2019-05-14 2021-12-10 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 홈 가공 장치 및 홈 가공 방법
CN113825588A (zh) * 2019-05-14 2021-12-21 日本制铁株式会社 槽加工装置以及槽加工方法
RU2778397C1 (ru) * 2019-05-14 2022-08-18 Ниппон Стил Корпорейшн Устройство для изготовления бороздки и способ изготовления бороздки
RU2785508C1 (ru) * 2019-05-14 2022-12-08 Ниппон Стил Корпорейшн Устройство для изготовления бороздки и способ для изготовления бороздки
KR102616094B1 (ko) * 2019-05-14 2023-12-21 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 홈 가공 장치 및 홈 가공 방법
CN113825588B (zh) * 2019-05-14 2023-12-22 日本制铁株式会社 槽加工装置以及槽加工方法
CN114801211A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 佛山德麦智能装备有限公司 基于激光在装饰封边条上的贴合工艺及应用于该工艺的激光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5816409B2 (ja) レーザビア穴あけのためのスループットを高める方法
US5319183A (en) Method and apparatus for cutting patterns of printed wiring boards and method and apparatus for cleaning printed wiring boards
JPH09107168A (ja) 配線基板のレーザ加工方法、配線基板のレーザ加工装置及び配線基板加工用の炭酸ガスレーザ発振器
JPH10242617A (ja) セラミックグリーンシートの加工方法及びレーザ加工装置
US6906282B2 (en) Laser processing apparatus, mask for laser processing, and method for making the mask
JP2003506216A (ja) 回路シンギュレーションシステム及び方法
JP2002028798A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
KR101530390B1 (ko) 레이저 가공 장치
JPH11333575A (ja) レーザ加工装置
EP1306160A1 (en) Laser drilling method
JP3177023B2 (ja) フレキシブル配線基板の外形加工方法およびその装置
JP2000202664A (ja) レ―ザ穴あけ加工方法
CN1228165C (zh) 对覆铜箔叠层板印制标记的装置和方法
JP2004098120A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2000307215A (ja) 配線板の加工方法
JP3463282B2 (ja) レーザ加工装置及び加工方法
JP3479890B2 (ja) レーザ穴あけ加工装置
JP3715242B2 (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2003290959A (ja) レーザ加工方法
JP2004122167A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP3667706B2 (ja) レーザ加工方法
JP4163319B2 (ja) レーザ穴あけ加工装置用のデスミア方法及びデスミア装置
JP3343812B2 (ja) バイアホール形成方法及びレーザ加工装置
JP3353134B2 (ja) レーザ加工装置
JP2003236690A (ja) レーザ加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002