JP2002028327A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002028327A
JP2002028327A JP2000214524A JP2000214524A JP2002028327A JP 2002028327 A JP2002028327 A JP 2002028327A JP 2000214524 A JP2000214524 A JP 2000214524A JP 2000214524 A JP2000214524 A JP 2000214524A JP 2002028327 A JP2002028327 A JP 2002028327A
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JP2000214524A
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Koji Ishii
康次 石井
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞に対する賞球の払出し時間を短くすると
共に、不正行為を防止する。 【解決手段】 各入賞口等に入賞検出部(5a,8a,9a,10
a,11a,12a,13a,14a,15a)及び排出検出部(5b,8b,9b,10
b,11b,12b,16b)を設ける。入賞検出部は各入賞口等の
入賞口近傍に設け、排出検出部は遊技盤1の裏面側に設
ける。入賞検出部によって各入賞口等への入賞数を検出
し、排出検出部によって入賞装置から排出される遊技球
の排出数を検出する。2つの検出部による検出数の演算
結果に異常がない場合にのみ、入賞球に対する賞球の払
出しが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞装置への遊技
球の入賞を検出する検出器を備えたパチンコ機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】遊技盤上に複数の入賞装置が設けられ、
それぞれの入賞装置へ遊技球が入賞し、その入賞に対し
て所定の賞球が払出される従来のパチンコ機において、
各入賞装置へ入賞した遊技球は、それぞれの集合通路を
通過して、パチンコ機の遊技盤裏面側で、全ての遊技球
が一箇所に集められる。そして、その集められた遊技球
が一球ずつ検出スイッチによって検出され、その検出結
果に応じて賞球が払出される。しかし、この手順におけ
る払出し方法では、入賞装置から検出スイッチまでの遊
技球が移動する集合通路が長い場合、あるいは入賞球が
遊技盤裏面に多数貯留した場合には、遊技球が入賞装置
に入賞してから賞球が払出されるまでにある程度の時間
が必要となり、この払出しまでの時間の遅延は、遊技者
と遊技店との間で種々の問題が発生する原因となってい
た。そこで、この問題を解決するための従来例として、
入賞球検出手段を遊技者が視認可能な各入賞口またはそ
の近傍に設け、遊技球が入賞口に入賞したことが検出さ
れるとすぐに賞球を払出すようにしたものである(特開
2000−70446公報)。
【0003】しかしながら、上述の従来例にあっては、
入賞球の検出部(検出手段)が遊技者に視認し易い位置
に設けられているため、例えば、電波を検出部へ飛ばし
て検出手段を作動させ、遊技球が入賞口へ入賞した時と
同じ状態を発生させる不正行為が容易に行えるという問
題があった。そこで、入賞口に検出部を設け、入賞球数
を検出するとともに、遊技盤の裏面に集められた各入賞
口からの入賞球を遊技盤の外部に排出する際に、その遊
技球数を検出する別の検出部を設けて検出し、これら2
つの検出部の検出数値を演算し、差異がなければ賞球を
払出すようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような機能を有す
るパチンコ機にあっては、遊技者が不正行為によって入
賞口に設けられた検出部を作動させた場合には、2つの
検出部を有しているために、その検出数値に差異の発生
によって不要な賞球の払出しを防止することができると
いう点に関しては有効な手段であった。しかしながら、
各入賞口に入賞した遊技球を遊技盤の裏面において一箇
所に集合させているため、各入賞口から遊技球を導く経
路が長くあるいは複雑になってしまい、入賞口の検出部
によって入賞が検出されてから遊技盤の裏面の検出部に
よって検出されるまでにある程度の時間を要するという
不具合は解決することができなかった。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、各入賞口ごとに複数の検出部を設け、
両検出部によって検出された検出数を比較して、その検
出結果に応じて賞球の払出しを行うことにより、遊技球
の入賞から賞球の払出しまでの時間を短くすることがで
きとともに、遊技者の不正行為を発見および防止をする
ことができるパチンコ機の提供を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技盤面に設けられた入賞
口とその近傍にそれぞれ検出部を備え、それぞれの検出
部によって前記入賞口への遊技球の入賞の検出と前記入
賞口から排出される遊技球の検出が行なわれ、その検出
した検出数を比較し、比較結果に基づいて賞球の払出し
が行われることを特徴とするものである。これにより、
遊技者が不正行為を行い電波等を飛ばして検出部を作動
させて、入賞装置への遊技球の入賞があったと擬制させ
ることによる擬似的な入賞を発見し、防止する。複数の
検出部を各入賞口ごとに設けたことにより、入賞した遊
技球の検出を短時間の間に行うことができるので、入賞
に対する賞球も早期に払出すことができる。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記検出部を2個備え、一方の検
出部は可変入賞装置の入賞口近傍に設けられ、他方の検
出部は、遊技盤裏面上であって可変入賞装置の遊技球の
排出口近傍に設けられていることを特徴とするものであ
る。以下、入賞口の近傍に設けられた検出部のことを入
賞検出部、遊技盤裏面上であって、入賞口あるいは可変
入賞装置からの遊技球の排出口近傍に設けられた検出部
を排出検出部ともいう。排出検出部は遊技盤の裏面上に
設けられているので、遊技者が不正行為によって入賞検
出部を作動させることができたとしても、排出検出部は
不正に作動させることはできないため、両検出部の検出
数の比較により容易に不正行為を発見することができ
る。
【0008】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記検出部を2個備え、一方の検
出部は可変入賞装置の入賞口近傍に設けられ、他方の検
出部は可変入賞装置内の遊技球の排出口近傍に設けられ
ていることを特徴とするものである。以下、可変入賞装
置内の遊技球の排出口近傍に設けられた検出部のことを
排出検出部ともいう。入賞検出部を入賞口近傍に設けた
ことにより、遊技者は、遊技球が入賞検出部を通過した
ことを視認することができるので、遊技球の入賞と賞球
の払出しに関するトラブルを減少させることができる。
【0009】また、請求項4に係る発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載の発明において、前記2つ
の検出部によって検出された数が相違した場合、そのこ
とを報知する報知手段を設けたことを特徴とするもので
ある。検出数相違の報知により、パチンコ機のトラブ
ル、あるいは遊技者の不正行為を確実に発見し、迅速に
その対応を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、パ
チンコ機の遊技盤1の一形態を示す正面図である。この
パチンコ機の基本的な動作は、遊技球が所定の入賞口へ
入賞することに基づいて、予め定められた回数だけ可変
入賞装置に設けられた一対の羽根が開放し、遊技球が可
変入賞装置に入賞し易い状態となり、このとき可変入賞
装置に入賞した遊技球が可変入賞装置内に設けられた特
定入賞領域に入賞すると、当り状態が発生し、羽根が所
定回数(例えば、16回)連続して開閉動作を繰り返
す。また、この開閉動作中に、可変入賞装置に入賞した
遊技球が特定入賞領域に入賞すると、当り状態が再度発
生し、それまで繰り返されていた羽根の開閉動作を一端
終了して、次回の開閉動作(16回)を最初から開始す
るというものである。これにより、遊技者は、短時間で
多くの賞球を得ることができる。遊技者に有利なこの当
り状態を特別遊技状態という。
【0011】図に示すように、遊技盤1には、ハンドル
(図示省略)操作によって打出された遊技球を誘導する
略円弧状の外レール2a及び内レール2bが設けられ、
この2つのレール2aと2bによって囲まれた部分が遊
技領域3を形成している。遊技盤1(遊技領域3)のほ
ぼ中央には可変入賞装置5が設けられている。可変入賞
装置5には、所定の入賞口に遊技球が入賞すると開閉動
作を開始する一対の可動羽根7、7が設けられている。
可動羽根7、7は、通常時には遊技球が可変入賞装置5
に入賞できない閉状態を維持し、入賞口への遊技球の入
賞に基づいて、遊技球が可変入賞装置5に入賞し易い開
状態の可動羽根7a、7a(図の点線で示す羽根状態)
へと変化する。
【0012】可変入賞装置5の上方には、上一般入賞口
8が、可変入賞装置5の側方には、左一般入賞口9およ
び右一般入賞口10が、そして左右一般入賞口9、10
の下方には、それぞれ左下一般入賞口11と右下一般入
賞口12が設けられている。また、可変入賞装置5の下
方には、左始動入賞口13、中始動入賞口14、右始動
入賞口15(この3つの入賞口を合せて始動入賞口16
ともいう)が設けられ、これらの始動入賞口への遊技球
の入賞に基づいて、可変入賞装置5の可動羽根7、7が
開閉動作を開始する。入賞に基づいて発生する可動羽根
7、7の開閉動作回数は、始動入賞口の違いによって差
を持たせてもよく、例えば、左始動入賞口13あるいは
右始動入賞口15に入賞した場合には、一回の開閉動作
が発生し、中始動入賞口14に入賞した場合には、二回
の開閉動作が発生するようにしてもよい。
【0013】可変入賞装置5の動作を図3と図4に基づ
いて説明する。図3は可変入賞装置5の斜視図であり、
図4は正面図である。前述したように、始動入賞装置1
3、14、15に遊技球が入賞すると、可変入賞装置5
の可動羽根7、7は、閉状態から(図3)から開状態
(可動羽根7a、7a(図4))に変動する。このとき
羽根入賞口20、20から可変入賞装置5内に入賞した
遊技球は、左右いずれかの入賞検出部5a、5aを通過
して貯留部21、21に落下する。貯留部21の中央部
には上下方向を軸にして回転する円筒状回転体22が設
けられており、この円筒状回転体22の側面には入賞し
た遊技球が通過可能な開口23が複数個設けられてい
る。貯留部21に落下した遊技球が開口23を通過する
と、更に装置内を降下し誘導板24上に落下する。誘導
板24は、その傾斜が変動するように制御され、図4に
示す誘導板24は、可変入賞装置5の奥方向に傾斜する
状態に制御されている。このとき開口23から落下した
遊技球は、誘導板24上に貯留される。図3に示す誘導
板24は、可変入賞装置5の前方向に傾斜する状態に制
御されている。この状態で遊技板24上に貯留されてい
た遊技球は開放され、可変入賞装置5の前方向に傾斜し
て設けられている傾斜板25上を流下する。傾斜板25
の前部には、特定入賞領域26と普通入賞領域27、2
7が形成されており、流下した遊技球が特定入賞領域2
6に入賞すると当り状態、即ち特別遊技状態が発生す
る。
【0014】特別遊技状態の発生により、可動羽根7、
7が連続開閉動作(開状態可動羽根7a、7aと閉状態
可動羽根7、7を交互に繰り返す)を開始する。開閉動
作回数は、例えば最大16回とされ、この最大回数内の
開閉動作中に可変入賞装置5に入賞した遊技球が再度、
特定入賞領域26に入賞すると、開閉動作回数が最大回
数に達していない場合であっても、その回の開閉動作を
終了し、次回の開閉動作(最大開閉動作回数16回)が
開始される。また、開閉動作の発生回数は、例えば最大
8回とされ、遊技球が特定入賞領域26に入賞するごと
に次回の開閉動作が発生する。但し、最大開閉動作回数
(16回)の開閉動作中に、遊技球が特定入賞領域26
に入賞しなかった場合には、その時点で特別遊技状態は
終了する。
【0015】ところで、各入賞口及び可変入賞装置(以
下、各入賞口等という)へ遊技球が入賞すると、一球の
入賞に対して予め定められた賞球が払出される。この賞
球の払出は、各入賞口等に設けられた2つの検出部(入
賞検出部と排出検出部)の入賞検出に基づいて行われ
る。この検出部の検出手段としては、例えば、検出スイ
ッチが使用される。図1には、各入賞口等に設けられて
いる入賞検出部(5a,8a,9a,10a,11a,12a,13a,14a,15a)
が示されている。図2は、遊技盤1の背面図を示す。図
に示すように、各入賞口等には、入賞検出部(5a,8a,9
a,10a,11a,12a,13a,14a,15a)及び排出検出部(5b,8b,9
b,10b,11b,12b,16b)が設けられている。
【0016】入賞検出部(5a,8a,9a,10a,11a,12a,13a,1
4a,15a)は、各入賞口等の入賞口近傍に設けられてい
る。このため、遊技者は入賞検出部への遊技球の通過を
視認することができる。一方、排出検出部(5b,8b,9b,1
0b,11b,12b,16b)は、遊技盤1の裏面上であって、各入
賞口等から遊技球が排出される排出口近傍に設けられて
いる。具体的には、上一般入賞口8に入賞した遊技球
は、まず入賞口の近傍に設けられた入賞検出部8aによ
ってその入賞が検出される。そして、上一般入賞口8か
ら排出された遊技球は、矢印8dの経路を進み、上一般
入賞口8の排出口近傍に設けられた排出検出部8bによ
ってその(入賞した遊技球の)排出が検出される。左右
一般入賞口9、10に入賞した遊技球は、入賞口の近傍
に設けられた入賞検出部9a、10aによってその入賞
が検出される。そして、矢印9d、10dの経路を進
み、排出口の近傍に設けられた排出検出部9b、10b
によってその(入賞した遊技球の)排出が検出される。
左下、右下一般入賞口11、12に入賞した遊技球は、
入賞口の近傍に設けられた入賞検出部11a、12aに
よってその入賞が検出される。そして、矢印11d、1
2dの経路を進み、排出口の近傍に設けられた排出検出
部11b、12bによってその(入賞した遊技球の)排
出が検出される。
【0017】また、始動入賞口16(13、14、15
が含まれる)に入賞した遊技球は、入賞口の近傍に設け
られた入賞検出部16a(13a、14a、15aが含
まれる)によってその入賞が検出される。そして、始動
入賞口16から排出された遊技球は、矢印16dの経路
を進み、始動入賞口16の排出口近傍に設けられた排出
検出部16bによってその(入賞した遊技球の)排出が
検出される。図に示すように、この実施の形態において
は、始動入賞口16の排出検出部は、3つの入賞検出部
(13a、14a、15a)に対して一つ(排出検出部
16b)設けられた構造となっている。
【0018】また、可変入賞装置5に入賞した遊技球
は、装置内であって、羽根入賞口20(図4参照)の近
傍に設けられた左右2つの入賞検出部5a、5aによっ
てその入賞が検出される。そして、前述したように可変
表示装置5内を降下した遊技球は、傾斜板25の前部に
形成された特定入賞領域26あるいは普通入賞領域2
7、27に流下する。特定あるいは普通入賞領域26、
27に流下した遊技球は、可変入賞装置5の下部に設け
られた排出口17から可変表示装置5の外部へ排出さ
れ、矢印5dの経路を進み、遊技盤1の裏面上であっ
て、排出口17の近傍に設けられた排出検出部5bによ
ってその排出が検出される。尚、排出検出部を設ける位
置は、遊技盤の裏面上(排出検出部5bの位置)に限定
されるものではなく、可変入賞装置5内であって、排出
口17の近傍の位置(排出検出部5cの位置)であって
もよい。尚、各入賞口等の検出部によって検出された遊
技球は、遊技盤1の裏面に形成された集合通路を通過し
て、遊技盤1の下部に集められ、外部排出口19から遊
技盤の外部に排出される。
【0019】次に、賞球の払出しについて説明する。各
入賞口等の入賞検出部によって検出された入賞数と、排
出検出部によって検出された遊技球の排出数との比較が
行われる。そして、各入賞口等ごとに、比較された入賞
数と排出数が同一である場合、その入賞口等への入賞に
対する賞球の払出しが行われる。2つの検出部は、前述
したように各入賞口等において近い位置に設けられてい
るので、遊技球の検出が行われるタイミングに時間差は
ほとんど無く、入賞口等に遊技球が入賞してから賞球が
払出されるまでの時間は短い。
【0020】尚、可変入賞装置5にあっては、特別遊技
状態が発生した場合、入賞した遊技球は入賞検出部5a
を通過した後、可変入賞装置5内の貯留部21あるいは
誘導板4上に貯留されるため、入賞検出部5aによって
検出されてから排出検出部5b(5c)によってその排
出が検出されるまでにある程度の時間を要する。従っ
て、この場合には、遊技球の入賞に対する賞球の払出
を、最初の回の特別遊技に対してのみ、入賞検出部5a
の検出が終了した後すぐに行うようにしてもよい。これ
により、遊技球の入賞から賞球の払出しまでの時間を短
くすることができ、遊技者は残り少ない手持ち遊技球で
特別遊技状態を獲得した場合にも慌てることがない。
【0021】各入賞口等に設けられた入賞検出部(5a,8
a,9a,10a,11a,12a,13a,14a,15a)は、それぞれの入賞口
の近傍に配置されているため、遊技者が遊技球の入賞を
目視することができるという利点を有しているが、その
反面、遊技者の不正行為の対象となり易い欠点も有して
いる。従って、例えば、遊技者がパチンコ機の前面側か
ら入賞検出部(5a,8a,9a,10a,11a,12a,13a,14a,15a)に
向かって電波信号等を飛ばして入賞検出部を作動させ、
不正に賞球を払出させるという行為が可能な場合も起こ
り得る。そこで、各入賞口等の排出検出部(5b,8b,9b,1
0b,11b,12b,16b)を、不正な電波信号等によって作動し
ない遊技盤1の裏面上に設けている。これにより、排出
検出部(5b,8b,9b,10b,11b,12b,16b)によって検出され
る数は、入賞口等から排出される遊技球の排出数のみと
なる。即ち、遊技者が不正行為によって入賞検出部を作
動させ入賞検出数を増加させた場合には、排出検出部に
よって検出される排出検出数と相違した検出数になる。
そして相違した場合には賞球の払出しは行われない。2
つの検出部による検出比較は、検出された数を演算し、
その結果に異常があるか否かによって判別される。
【0022】各入賞口等に設けられた2つの検出部(入
賞検出部と排出検出部)の検出数に違いが生じた場合に
は、パチンコ機に異常状態が発生したと判断される。そ
して、この異常状態を報知するための報知手段、例え
ば、ブザーや表示ランプ等が設けられている(図示省
略)。この報知手段により、遊技中に何らかの不正行為
が行われたこと、あるいは遊技球が遊技盤1の裏面の集
合経路において貯留している(球詰まりが発生してい
る)ことを早期に検知することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るパチンコ機によれば、各入
賞口等に複数(例えば、2個)の検出部を設けたことに
より、入賞数と排出数とを瞬時に検出し、入賞口等への
遊技球の入賞から賞球が払出されるまでの時間を短くす
ることができるので、例えば、遊技者は少ない手持ち遊
技球数で特別遊技状態を獲得した場合にも、新たに遊技
球を買い求める必要がなく、安心して遊技を楽しむこと
ができる。また、入賞検出部は入賞口近傍に設けられて
いるので、遊技者が遊技球の入賞を目視することがで
き、遊技球の入賞と賞球の払出しに関するトラブルを減
少させることができる。一方、排出検出部は遊技盤の裏
面に設けられているので、電波信号等による遊技者の不
正行為が行われた場合にも影響を受けず、正確な遊技球
数の検出を行うことができる。また、遊技球の入賞に対
する賞球の払出しは、2つの検出部の検出数の結果を比
較して、異常がない場合にのみ行われるので、不正行為
に対する無駄な賞球の払出しをなくすことができる。更
に、不正行為が行われ、検出数に異常が発生した場合に
も、報知手段によって異常状態であることが報知される
ので、速やかその状態を発見することができるととも
に、不正行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、パチンコ機の遊技盤の一形態を
示す正面図である。
【図2】本発明に係る、遊技盤の一形態を示す背面図で
ある。
【図3】本発明に係る、可変入賞装置の一形態を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係る、可変入賞装置の一形態を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 5 可変入賞装置 7 可動羽根 8 上一般入賞口 9 左一般入賞口 10 右一般入賞口 11 左下一般入賞口 12 右下一般入賞口 13 左始動入賞口 14 中始動入賞口 15 右始動入賞口 16 始動入賞口 5a、8a〜16a 入賞検出部 5b、5c、8b〜12b、16b 排出検出部 17 排出口 19 外部排出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に設けられた入賞口とその近傍
    にそれぞれ検出部を備え、それぞれの検出部によって前
    記入賞口への遊技球の入賞の検出と前記入賞口から排出
    される遊技球の検出が行なわれ、その検出した検出数を
    比較し、比較結果に基づいて賞球の払出しが行われるこ
    とを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記検出部を2個備え、一方の検出部は
    可変入賞装置の入賞口近傍に設けられ、他方の検出部
    は、遊技盤裏面上であって可変入賞装置の遊技球の排出
    口近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記検出部を2個備え、一方の検出部は
    可変入賞装置の入賞口近傍に設けられ、他方の検出部は
    可変入賞装置内の遊技球の排出口近傍に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記2つの検出部によって検出された数
    が相違した場合、そのことを報知する報知手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のパチンコ機。
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