JP4906244B2 - 遊技機のメダル投入装置 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機のメダル投入装置に関し、特に、遊技機にメダルが不正に投入されることを検知できるようにした装置に関する。
従来、遊技媒体としてメダルを用いた所謂スロットマシン等の遊技機が種々実用に供されている。この種のメダル遊技機には、一般に、遊技機にメダルを投入する為のメダル投入通路と、このメダル投入通路を通過するメダルを検出するメダル検出センサが設けられている。メダル検出センサは制御装置に電気的に接続されており、制御装置がメダル検出センサからのメダル検出信号を受けて遊技を開始可能にする。
スロットマシンでは、制御装置が、メダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、メダルの投入枚数を計数し、例えば、その投入枚数が3枚になった場合に遊技を開始可能にする。その遊技は複数のリールを回転させることにより開始され、回転後停止した複数のリールの表示図柄が特定の図柄態様になった場合に入賞となり、その図柄態様に応じた枚数のメダルを獲得することができる。
通常、スロットマシンのメダル投入装置には、メダル投入通路を通過するメダルの種類(大きさ)を選別するメダル選別部が設けられている。このメダル選別部は、メダル投入通路のうちメダル検出センサよりも上流側部分に設けられ、使用可能なメダル以外のメダル(例えば、使用可能なメダルよりも径が小さなメダル)を、メダル投入通路から脱路させて外部へ排出する。
一般的なスロットマシンでは、制御装置が実行するメダル貯留処理により、例えば、最大で50枚のメダルを内部的に貯留(クレジット)でき、遊技開始にあたっては、その貯留メダルをボタン操作により投入できるようになっている。メダルが貯留されるときは、例えば、メダルの貯留枚数が50枚未満の場合にメダルが3枚投入された状態で、外部からメダルが投入されたときと、入賞によりメダルを獲得したときであり、その投入メダル、獲得メダルの枚数が、それまでの貯留枚数に加算され貯留枚数が更新される。
ところで、従来より、メダル遊技機にメダルを不正に投入する詐欺(所謂ゴト)が問題となっている。スロットマシンのこうした詐欺の殆どは、メダルの貯留枚数を不正に増やすことにより行われ、そのために、メダル投入口からメダル投入通路を通ってメダル検出センサまで届く不正器具を用い、不正器具の先端部分をメダル検出センサを何度も横切らせることで行っているが、最近では、不正器具の先端部分をメダル検出センサの前に滞在させた状態で、メダル検出センサを誤作動させて行う不正も知られている。
そこで、こうした不正を防止するために、メダル投入通路を通過するメダルを検出する2つのメダル検出センサを所定距離隔てて設け、これらメダル検出センサから得られるメダル検出信号のパターンによって、適正にメダルが投入されたか否か判断することは一般に行われている。更に、特許文献1,2には、メダル検出センサの検知領域を改善して不正をより確実に防止しようとした技術が開示されている。
また、特許文献3には、メダル投入通路を通過するメダルの通過力を受けてメダル通路外へ退避するメダル当接部材と、メダル当接部材のメダル通路内への出没を検出するメダル通過検出器と、当接部材の下流側に設けられた2つのメダル枚数検出器とを備え、メダル通過検出器によるメダル検出状態とメダル枚数検出器によるメダル検出状態の組合わせ状態が所定条件に当てはまるか否かに応じて、適正なメダル投入がなされたか否か判断するようにしたメダル識別装置が開示されている。
特開2002−282413号公報 特開2002−242814号公報 特開2002−65951号公報
特許文献1、2のように、メダル投入通路に2つのメダル検出センサを設け、これらメダル検出センサから得られるメダル検出信号のパターンによって、適正にメダルが投入されたか否か判断する技術では、メダル検出センサの検知領域を改善したとしても、不正器具を用いて、メダルを不正に投入できてしまうという虞がある。例えば、先端部分にメダル検出センサに直接アクセスできる機器を設けた不正器具が知られており、この不正器具を用いれば、メダル検出センサによるメダル検出状態を不正に任意に変更できるため、メダルを不正に投入できる虞がある。
特許文献3のメダル識別装置では、先ず、メダル投入通路を通過するメダル自体で、メダル当接部材をメダル通路外へ押動させるようにしてあるため、メダルがメダル当接部材から受ける抵抗により、メダル投入通路をスムーズに通過しないこと、更には、メダルがメダル当接部材に引っ掛かり詰まってしまうという虞がある。その場合、メダルを正常に投入しようとしても、メダル通過検出器及びメダル枚数検出器による検出状態が、特許文献3の図18の(A),(B)の検出状態、即ち、メダル通過検出器がオン状態からオフ状態になった時から所定遅れでメダル枚数検出器がオン状態からオフ状態にならず、適正なメダル投入がなされないと誤判断するという問題がある。
また、メダル当接部材の移動は、メダル投入通路を通過するメダルの通過力を受けて行われるため、また、メダル通過検出器は、当接部材がメダル投入通路から完全に退入したときにオンになり、即ち、メダル投入通路に完全に出没しなくてもオフになるものであるため、不正器具を用いて不正にメダル当接部材を作動させると共に、メダル通過検出器に不正にアクセスして、その検出状態を任意に切換えて、前記図18の(A),(B)の検出状態にして、メダルを不正に投入できる虞がある。
本発明の目的は、メダル投入通路を開閉する開閉部材を設け、その開閉部材を独自に開閉駆動することにより、不正時のメダル投入通路内に存在する物体(不正器具)を確実に検出して、遊技機にメダルが不正に投入されることを確実に検知し防止することができるメダル投入装置を提供することである。
本発明の遊技機のメダル投入装置は、遊技機にメダルを投入する為のメダル投入通路と、このメダル投入通路を通過するメダルを検出するメダル検出センサとを備えた遊技機のメダル投入装置において、前記メダル投入通路のうちメダル検出センサによる検出部位よりも上流側を開閉可能な開閉体からなる開閉部材と、前記開閉部材を開閉駆動する開閉駆動手段と、前記メダル投入通路のうち開閉部材による開閉部位よりも上流側においてメダルを検出する第2のメダル検出センサと、前記第2のメダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、前記開閉部位をメダルが通過する際には開閉部材を開け、その後開閉部材を閉じるように前記開閉駆動手段を制御する開閉制御手段と、前記開閉部材を閉じるように開閉制御手段により開閉駆動手段が制御された場合に、その開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられない状態になったか否か検出する物体検出手段と、前記物体検出手段により開閉部材が完全に閉じられないことが検出された場合に、遊技機外部に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
このメダル投入装置は、遊技媒体としてメダル(コイン)を用いた所謂スロットマシン等の種々の遊技機に適用可能であり、遊技機にメダルを不正に投入する詐欺(所謂ゴト)を確実に防止する為の装置である。このメダル投入装置では、外部に臨むメダル投入口からメダル投入通路にメダルが導入され、そのメダルがメダル投入通路を通って遊技機に投入される。このとき、メダル投入通路を通過するメダルがメダル検出センサにより検出されて、この遊技機の遊技を開始可能にする等の制御が行われる。
ところで、メダル投入通路のうちメダル検出センサによる検出部位よりも上流側を開閉可能な開閉体からなる開閉部材が設けられ、この開閉部材が開閉駆動手段により開閉駆動される。開閉駆動手段としては、ソレノイドアクチュエータや電動モータ等を適用可能である。そして、開閉部位をメダルが通過する際には開閉部材を開け、その後開閉部材を閉じるように開閉制御手段により開閉駆動手段が制御された場合に、その開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられない状態になったか否か物体検出手段により検出される。物体検出手段としては、開閉部材の位置を検出するセンサ類を設けることが好ましい。この場合、センサ類を不正に作動させることが不可能な位置に設けることが好ましい。
ここで、開閉制御手段は、少なくともメダル投入通路からメダルが投入される際に、メダル投入通路のうち開閉部材の開閉部位にメダルが存在していないと判断した場合に、開閉部材を閉じるように開閉駆動手段を制御するように構成され、これにより、物体検出手段により開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられないことが検出されると、メダル投入通路内にはメダル以外の通常では考えられない物体(不正器具)が存在するということになるため、遊技機にメダルが不正に投入されることが確実に検知される。そして、物体検出手段により開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触したことが検出された場合に、報知手段により遊技機外部に報知に報知される。
上記遊技機のメダル投入装置には、次の構成を採用することができる。
前記開閉制御手段は、前記第2のメダル検出センサからメダル検出信号を受けた時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間経過した場合に開閉部材を閉じる(請求項)。前記開閉部材が往復移動する開閉体からなる(請求項)。尚、前記開閉部材が回転移動する開閉体からなる、前記開閉部材が、メダル投入通路を完全に横切るように構成される、前記開閉制御手段は、前記メダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、前記開閉部位をメダルが通過した後に開閉部材を閉じるように開閉駆動手段を制御する、等のように構成してもよい。
請求項1の遊技機のメダル投入装置によれば、メダル投入通路のうち開閉部材の開閉部位にメダルが存在していない場合に、開閉制御手段により開閉部材を閉じるように開閉駆動手段を制御することにより、物体検出手段により開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられないことを検出した場合には、メダル投入通路内にメダル以外の通常では考えられない物体(不正器具)が存在するということが判る。つまり、不正器具を用いて遊技機にメダルを不正に投入する操作を行う場合、その不正器具はメダル投入口からメダル投入通路を通って、即ち、メダル投入通路のうち開閉部材の開閉部位を通ってメダル検出センサまで届く状態となるが、その不正時のメダル投入通路内に存在する不正器具を確実に検出することができるため、遊技機にメダルが不正に投入されることを確実に検知して防止することができる。
そして、物体検出手段により開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられないことが検出された場合に、遊技機外部に報知する報知手段を設けたので、遊技機にメダルが不正に投入されることを確実に報知することができ、こうした不正が行われることを抑制することができる。
また、メダル投入通路のうち開閉部材の開閉部位よりも上流側を通過するメダルを検出する第2のメダル検出センサを設け、開閉制御手段は、前記第2のメダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、前記開閉部位をメダルが通過する際には開閉部材を開け、その後開閉部材を閉じるように開閉駆動手段を制御するので、開閉部材がメダルと接触することを確実に防止して、遊技機にメダルが不正に投入されていないのに不正とする誤検知を防止することができる。
請求項の遊技機のメダル投入装置によれば、開閉制御手段は、第2のメダル検出センサからメダル検出信号を受けた時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間経過した場合に開閉部材を閉じるので、開閉部材の簡単な制御により、開閉部材がメダルと接触することを確実に防止して、遊技機にメダルが不正に投入されていないのに不正とする誤検知を防止することができる。
請求項の遊技機のメダル投入装置によれば、開閉部材が往復移動する開閉体からなるので、メダル投入通路を確実に開閉することができる。尚、開閉部材が回転移動する開閉体からなる場合も同様である。
開閉部材を、メダル投入通路を完全に横切るように構成した場合、メダル投入通路内に存在するメダル以外の物体(不正器具)が存在することを確実に検出することができる。
開閉制御手段は、メダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、開閉部位をメダルが通過した後に開閉部材を閉じるように開閉駆動手段を制御するように構成した場合、開閉部材がメダルと接触することを確実に防止して、遊技機にメダルが不正に投入されていないのに不正とする誤検知を防止できる。
本発明の遊技機のメダル投入装置は、スロットマシンに適用され、遊技機にメダルを投入する為のメダル投入通路と、このメダル投入通路を通過するメダルを検出するメダル検出センサと、前記メダル投入通路のうちメダル検出センサによる検出部位よりも上流側を開閉可能な開閉部材と、前記開閉部材を開閉駆動する開閉駆動手段と、前記開閉駆動手段を制御する開閉制御手段と、前記開閉部材を閉じるように開閉制御手段により開閉駆動手段が制御された場合に、その開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触したか否か検出する物体検出手段とを備えたものである。
図1〜図3に示すように、スロットマシン1は収容ケース2(筐体)を備え、この収容ケース2の内部に、3つのリール3〜5が左右に並べて設けられている。収容ケース2は、前方が開放したケース本体6と、ケース本体6に上下軸心回りに枢支されてケース本体6の前側を開閉可能な開閉ドア7とを有する。開閉ドア7には、上前面部に上部ランプ10,11と演出表示器12が設けられ、中段部分に前方へ張出す中段張出部13が設けられ、演出表示器12と中段張出部13との間に表示板14が設けられている。
表示板14には、3つのリール3〜5の複数の図柄を表示する為の3つの表示窓15が形成され、これら表示窓15の回りに、メダル投入ランプ16〜20、スタートランプ21、ビッグランプ22、レギュラーランプ23、リプレイランプ24、ウエイトランプ25、インサートランプ26、貯留枚数表示器27、特別遊技表示器28、獲得枚数表示器29が設けられている。
中段張出部13の上面部側には、精算ボタン30、1枚投入ボタン31、2枚投入ボタン32、3枚投入ボタン33、メダル投入口34、メダル詰り解消操作部34aが設けられ、中段張出部13の前面部側には、スタートレバー35、ストップボタン36〜38が設けられている。中段張出部13の内側部分に、本案特有のメダル投入装置39が設けられている。開閉ドア7の下部には、スピーカ40、メダル払出口41、メダル受皿42が設けられている。
図2、図3に示すように、ケース本体2の内部には、上半部に、主制御基板50、副制御基板51、外部集中端子基板52、リールユニット53が設けられ、下半部に、メダル払出装置57、電源ユニット58が設けられている。メダル払出装置57には、メダルホッパー57a、払出モータ57b、払出検出センサ57cが設けられ、電源ユニット58には、電源SW58a、設定キーSW58b、リセットSW58cが設けられている。
リールユニット53は、リール3〜5、リール3〜5を夫々回転させる駆動モータ3a〜5a、駆動モータ3a〜5aを駆動するモータ駆動回路55、リール3〜5の回転位置を夫々検出する位置検出センサ3b〜5b、リール3〜5の内側に設けられた複数(例えば、9つ)のバックランプ56を備えている。
図3に示すように、主制御基板50にはCPU50aとROM50bとRAM50cとを含むマイクロコンピュータが設けられ、副制御基板51にもCPU51aとROM51bとRAM51cとを含むマイクロコンピュータが設けられている。これら主制御基板50と副制御基板51は複数の信号線を介して接続され、これら制御基板50,51に電源ユニット58から電力が供給される。
主制御基板50には、精算ボタン30の操作を検出する精算SW30a、1枚〜3投入ボタン31〜33の操作を夫々検出する1枚〜3投入SW31a〜33a、スタートレバー35の操作を検出するスタートSW35a、ストップボタン36〜38の操作を夫々検出するストップSW36a〜38aが接続されている。また、主制御基板50には、外部集中端子基板52、リールユニット53の位置検出センサ3b〜5bとモータ駆動回路55、表示板14に設けられたランプ群16〜26と表示器27〜29、メダル投入装置39、メダル払出装置57が接続されている。副制御基板51には、上部ランプ10,11、演出表示器12、スピーカ40、リールユニット53の複数のバックランプ56が接続されている。
次に、メダル投入装置39について説明する。
図4〜図7に示すように、メダル投入装置39は、スロットマシン1にメダル投入口34から手入れによりメダルMを投入する為のメダル投入通路60と、メダル投入通路60にメダルMが詰った状態を解消してそのメダルMをメダル投入通路60から脱路させて外部のメダル受皿42へ排出するメダル詰まり解消機構61と、メダル投入通路60を通過するメダルの種類(大きさ)を選別してこのスロットマシン1に使用可能なメダルM以外のメダル(使用可能なメダルMよりも径が小さなメダル)をメダル投入通路60から脱路させてメダル受皿42へ排出するメダル選別機構62と、メダルMを手入れにより投入できない遊技中等の投入禁止状態のときにメダル投入通路60を通過するメダルMを強制的にメダル投入通路60から脱路させてメダル受皿42へ排出するメダルブロッカー機構63と、メダル投入通路60を通過するメダルMを検出する2つの第1メダル検出センサ64,65及び第2メダル検出センサ66と、メダル投入通路60を開閉可能な開閉部材67と、開閉部材67を開閉駆動する開閉駆動手段としての開閉駆動用ソレノイド68と、開閉部材67の開閉を検出する開閉検出センサ69とを備えている。
ここで、開閉駆動用ソレノイド68を制御する開閉制御手段としての主制御基板50の制御部(以下、単に制御基板50と記載して説明する)もメダル投入装置39に含まれるものとする。メダル投入通路60に沿って、その上流側から下流側へ向かって、メダル詰り解消機構61、メダル選別機構62、第2メダル検出センサ66、開閉部材67、メダルブロッカー機構63、第1メダル検出センサ64,65が、この順序で配設されている。これら61〜69は、ベースプレートに組付けられてユニット化され、そのベースプレートが開閉ドア7の中段張出部13の内側部分に固定されている。開閉ドア7に取付けられたメダル投入装置39は、メダル投入口34の下側にメダル詰り解消機構61が位置し、メダル投入通路60が正面から視て左斜め下側へ傾斜し、メダル投入通路60の下流端の下側にメダルホッパー57aが位置する。
つまり、メダル投入口34から落ちるメダルMが、メダル詰り解消機構61を介してメダル投入通路60に導入され、そのメダルMがメダル投入通路60を通って第1メダル検出センサ64,65を通過すると投入された状態となり、その投入されたメダルMはメダル投入通路60の下流端から落下してメダルホッパー57aに回収される。また、メダル投入通路60の下側にはメダル排出通路60aが配設され、メダル詰り解消機構61、メダル選別機構62、メダルブロッカー機構63によって、メダル投入通路60から脱路されたメダルMは、メダル排出通路60aで受止められ、このメダル排出通路60aを通ってメダル受皿42へ導かれる。
メダル詰り解消機構61、メダル選別機構62、メダルブロッカー機構63について簡単に説明する。メダル詰り解消機構61は、メダル詰り解消操作部34aを操作することにより作動し、その操作力により、メダル投入通路60の上流側部分(例えば、メダル選別機構62を含む部分)に詰ったメダルMをメダル投入通路60から脱路させる。メダル選別機構62は、例えば、使用可能なメダルMよりも小さな径のメダルを前後方向に傾斜させることにより、メダルMをメダル投入通路60から脱路させる。ブロッカー機構63は、メダル排出プレート(図示略)と、このメダル排出プレートを移動駆動するメダル排出用ソレノイド63a(図7参照)を有する。主制御基板50が、メダルMを手入れにより投入できない投入禁止状態であるか否か判断し、投入禁止状態のときにメダル排出用ソレノイド63aでメダル排出プレートを排出位置に切換えて、メダルMをメダル投入通路60から脱路させる。
第1メダル検出センサ64,65は夫々近接スイッチからなり、第2メダル検出センサ66はフォトインタラプタからなる光学センサからなる。特に、第2メダル検出センサ66は、メダル投入通路60のうちその検出部位を通過するメダルM以外のあらゆる物体を確実に検出可能に設けられている。
開閉部材67は往復移動する開閉体からなり、メダル投入通路60を完全に横切るように構成されている。開閉部材67には、金属製の被検出部69aが固定的に設けられ、開閉検出センサ69は、この被検出部69aを検知可能な近接スイッチからなる。開閉検出センサ69はメダル投入通路60に臨まない、即ち、メダル投入通路60からは不正にアクセスできない位置に設けられている。開閉検出センサ69により被検出部69aが検知されると、開閉部材67によりメダル投入通路60が完全に閉じられた状態となる。
ここで、開閉部材67を閉じるように主制御基板50により開閉駆動用アクチュエータ68が制御された場合に、通常は、所定時間B(例えば、B=0. 2秒)後に、開閉部材67が完全に閉じられて、開閉検出センサ69により被検出部69aが検知され、主制御基板50はその検出信号を受けることになる。しかし、開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触すると、少なくとも所定時間B後に、開閉部材67が完全に閉じられ状態にはならない。当然、主制御基板50は開閉検出センサ69からの検出信号を受けないため、ここで、主制御基板50が、開閉部材67が物体と接触したと判断する。
つまり、主制御基板50、開閉検出センサ69等が、開閉部材67を閉じるように主制御基板50により開閉駆動用アクチュエータ68が制御された場合に、その開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触したか否か検出する物体検出手段に相当するものである。また、この物体検出手段により開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触したことが検出された場合に、遊技機外部に報知する報知手段として、上部ランプ10,11、演出表示器12、スピーカ40が採用されている。
次に、主制御基板50が実行するメダル投入通路処理について、図8のタイムチャートに基づいて説明する。尚、本実施例では、手入れによりメダルMの投入がなされない状態で、開閉部材67が開状態になっているものとする。メダル投入口34からメダル投入通路60に導入されたメダルMは、メダル詰り解消機構61、メダル選別機構62、メダルブロッカー機構63によりメダル投入通路60から脱路されない場合には、メダル投入通路60を、第2メダル検出センサ66による検出部位、開閉部材67の開閉部位、第1メダル検出センサ64,65による検出部位の順に通過する。この場合、先ず、第2メダル検出センサ66がオン→オフし、続いて、第1メダル検出センサ64,65が夫々オン→オフする。
ここで、主制御基板50は、第1メダル検出センサ64,65から受けるメダル検出信号に基づいて、第1メダル検出センサ64のオン時から第メダル検出センサ65のオン時までの時間a、第メダル検出センサ65のオン時から第1メダル検出センサ64のオフ時までの時間b、第1メダル検出センサ64のオフ時から第メダル検出センサ65のオフ時までの時間cを計測し、それらの時間a〜cが夫々適正時間範囲(例えば、3〜100msec )内であるか否か判定する。そして、適正時間範囲内である場合には、適正な投入とされてメダルMの投入枚数が1つカウントアップされる。一方、適正時間範囲内でない場合には、主制御基板50により投入エラー処理が実行される。
一方、主制御基板50は、第2メダル検出センサ66から受けるメダル検出信号に基づいて、そのメダル検出信号を受けた時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間A(例えば、A=2秒)経過した場合に、開閉部材67を閉じるように、開閉駆動用ソレノイド68を駆動制御する。即ち、開閉駆動用ソレノイド68に駆動電力を供給して開閉駆動用ソレノイド68をオンにする。つまり、前記開閉部位に正規に投入されたメダルM以外に物体が存在しない場合には、開閉部材67は、物体に接触することなく閉動作を行い、開閉駆動用ソレノイド68が駆動制御された時から所定時間B(例えば、B=0.2秒)経過すると完全に閉状態となり、この完全閉状態が開閉検出センサ69により検知され、その検知信号が主制御基板50に入力される。
その後、主制御基板50が、第2メダル検出センサ66からメダル検出信号を受けると、その信号受信時から所定時間C(例えば、C=0.1秒)経過後に、開閉部材67を開けるように、開閉駆動用ソレノイド68を駆動制御する。即ち、開閉駆動用ソレノイド68への駆動電力の供給を停止して開閉駆動用ソレノイド68をオフにする。このように、主制御基板50は、メダル投入通路60うち開閉部材67の開閉部位をメダルMが通過する際には開閉部材67を開け、その後開閉部材67を閉じるように開閉駆動用ソレノイド68を制御するように構成されている。
ところで、主制御基板50が、開閉部材67を閉じるように、開閉駆動用ソレノイド68を駆動制御したにも関わらず、その駆動制御時から所定時間B(B=0.2秒)経過しても、開閉部材67が完全に閉じられた状態でないため開閉検出センサ69により検知されなかった場合には、開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触したということが検出される。この場合、前述のように、開閉部材67は正規に投入されたメダルMには接触しないようにしているため、接触した物体は不正な物体であり異常である可能性が高く、その物体検出後、上部ランプ10,11、演出表示器12、スピーカ40により報知される。
以上説明したメダル投入装置39は、次の効果を奏する。
メダルMをメダル投入口34から手入れにより投入する場合、メダル投入通路60のうち開閉部材67の開閉部位にメダルMが存在していない場合に、主制御基板50により開閉部材67を閉じるように開閉駆動用ソレノイド68を制御することにより、主制御基板50、開閉検出センサ69等により、開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触したことを検出した場合には、メダル投入通路60内にメダルM以外の通常では考えられない物体(不正器具)が存在するということが判る。
つまり、不正器具を用いてスロットマシン1にメダルMを不正に投入する操作を行う場合、その不正器具はメダル投入口34からメダル投入通路60を通って、即ち、メダル投入通路60のうち開閉部材67の開閉部位を通って、メダルMの投入枚数をカウントする第1メダル検出センサ64,65まで届く状態となるが、その不正時のメダル投入通路60内に存在する不正器具を確実に検出することができるため、スロットマシン11にメダルが不正に投入されることを確実に検知して防止することができる。
ここで、実際は開閉部材67が不正器具に接触しているにも関わらず、接触していないように誤検知させるために、不正器具から開閉検出センサ69に不正にアクセスすることも考えられる。しかし、開閉検出センサ69をメダル投入通路60には臨まない位置に設けたので、不正器具を用いて開閉検出センサ69に不正にアクセスすることを確実に防止でき、メダルが不正に投入されることを確実に検知して防止することが可能になる。
開閉部材67がメダル投入通路60内の物体に接触したことが検出された場合に、スロットマシン1の外部に報知する報知手段として、上部ランプ10,11、演出表示器12、スピーカ40を設けたので、スロットマシン1にメダルMが不正に投入されることを確実に報知することができ、こうした不正が行われることを抑制することができる。
メダル投入通路60のうち開閉部材67の開閉部位よりも上流側を通過するメダルMを検出する第2メダル検出センサ66を設け、主制御基板50は、第2メダル検出センサ66から受けるメダル検出信号に基づいて、前記開閉部位をメダルMが通過する際には開閉部材67を開け、その後開閉部材67を閉じるように開閉駆動用ソレノイド68を制御するので、開閉部材67がメダルMと接触することを確実に防止して、スロットマシン14にメダルMが不正に投入されていないのに不正とする誤検知を防止することができる。
主制御基板50は、第2メダル検出センサ66からメダル検出信号を受けた時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間A(又はA+B)経過した場合に開閉部材67を閉じるので、開閉部材67の簡単な制御により、開閉部材67がメダルと接触することを確実に防止して、スロットマシン1にメダルMが不正に投入されていないのに不正とする誤検知を防止することができる。また、開閉部材68を、メダル投入通路60を完全に横切るように構成したので、メダル投入通路60内に存在するメダルM以外の物体(不正器具)が存在することを確実に検出することができる。
次に、実施例1のメダル投入装置39を部分的に変更した変更形態について説明する。尚、メダル投入装置39と実質的に同じものには同一符号を付して説明する。
1]図9に示すように、主制御基板50は、少なくともメダルMの投入が可能な状態で且つ手入れによりメダルMの投入がなされない状態で、開閉部材67が閉状態となるように、開閉駆動用ソレノイド68を制御する。つまり、主制御基板50が、第2メダル検出センサ66からメダル検出信号を受信した時から、所定時間C経過後に、開閉部材67を開け、また、第2メダル検出センサ66からメダル検出信号を受信した時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間A(又はA+B)経過した場合に開閉部材67を閉じるように、開閉駆動用ソレノイド68を制御する。
2]第2メダル検出センサ66によりメダルMが検出されない状態で、第1メダル検出センサ64,65でメダルMが検出された場合に不正とし、スロットマシン1の外部に報知するように構成する。この場合、例えば、図10に示すように、第2メダル検出センサ66がオフした時から第1メダル検出センサ64がオンする時までの時間Dを計測し、その時間Dが適正な時間内にない場合に、不正とし報知するようにする。
即ち、第2メダル検出センサ66がオンにならない場合には、投入したメダルMの枚数がカウントされなくなるため、不正を行うためには、第2メダル検出センサ66を不正にアクセスすることが考えられる。しかし、この場合、第2メダル検出センサ66がオンすることにより、開閉部材67が閉じることになるため、開閉部材67は、その開閉部位よりも下流側に位置する第1メダル検出センサ64,65に不正にアクセスする不正器具と接触するため、その不正行為を確実に検知することができる。
3]不正により、第2メダル検出センサ66に不正にアクセスして、メダルMがメダル投入通路60を連続的に通過したように見せかけ、開閉部材67を閉じさせないようにして、第1メダル検出センサ64,65に不正にアクセスすることが考えられる。その対策として、開閉部材67が閉じることなく、第2メダル検出センサ66(又は第1メダル検出センサ64,65)により連続的に所定枚数(例えば、10枚以上)のメダルを検出した場合には、不正として報知するようにしてもよい。
4]図11に示すように、前記開閉部材67と開閉駆動用ソレノイド68の代わりに、回転移動する回転体からなる開閉部材70と、その開閉部材70を回転駆動してメダル投入通路60を開閉させる電動モータ71を設けてもよい。この開閉部材70は、メダル投入通路60の長さ方向と直交する平面内において、メダル投入装置のフレームに形成された通過スリットを通ってメダル投入通路60を横切るように回転するように設けられている。また、前記開閉検出センサ69の代わりに、この開閉部材70の回転経路沿いに、開閉部材70で遮蔽可能なフォトインタラプタからなる光学センサ72が設けられている。
主制御基板50は、第2メダル検出センサ66から受けるメダル検出信号に基づいて、この開閉部材70の開閉部をメダルMが通過する際には、開閉部材70を開けた状態で停止させ、その後、開閉部材70を回転させメダル投入通路60を連続的に開閉するように、電動モータ71を制御する。即ち、主制御基板50が電動モータ71を駆動制御したにも関わらず、光学センサ72から一定の信号を受信できない場合には、開閉部材70が停止する等、一定の回転が行われていないということになり、開閉部材71がメダル投入通路60内の物体に接触したと判断する。
5]第1メダル検出センサ64,65を光学センサとしてもよい。
6]2つの第1メダル検出センサ64,65の一方を省略してよい。
7]メダル詰り解消機構61、メダル選別機構62、メダルブロッカー機構63の少なくとも1つを省略してもよい。
8]開閉駆動用ソレノイド68の代わりに、電動モータ等の種々の電動アクチュエータを適用してもよい。
9]被検出部69aをシャッター部として、開閉検出センサ69aの代わりに、その被検出部69aを検出可能なフォトインタラプタからなる光学センサとする等、開閉部材67が閉じたことを検出する種々のセンサを適用可能である。
10]主制御基板50は、上記制御に加えて或いは別途、第1メダル検出センサ64,65から受けるメダル検出信号に基づいて、例えば、第1メダル検出センサ64又は65からメダル検出信号を受けた時に、前記開閉部位をメダルMが通過した後に開閉部材67(70)を閉じるように開閉駆動用ソレノイド68(電動モータ71)を制御してもよい。
11]開閉制御手段としては、主制御基板50以外の種々の制御機器を適用可能である。
実施例2は、実施例1のメダル投入装置39を含む、メダル投入装置39Aの具体的な構造の一例を示すものである。尚、メダル投入装置39Aの各機構、部材、センサ等の機能については、メダル投入装置39と同様である。
図12〜図14に示すように、メダル投入装置39Aは、メダル投入通路60A、メダル詰まり解消機構61A、メダル選別機構62A、メダルブロッカー機構63A、2つの第1メダル検出センサ64A,65A及び第2メダル検出センサ66A、開閉部材67A、開閉駆動用ソレノイド68A、開閉検出センサ69Aとを備えている。
メダル投入装置39Aには、ベースプレート80が設けられており、このベースフレーム80の右半部に可動プレート81が後側から対面状に配設されている。可動プレート81の上端部がベースプレート80に枢支されており、可動プレート81は捩じりバネ82によりベースプレート80に接近する側へ付勢されている。このベースフレーム80と可動プレート81とでメダル投入通路60Aの右半部が構成され、また、それら80,81の右端部分には、上側が広がるように開口する導入口83が形成され、メダル投入口34に入れられたメダルMは、この導入口83からメダル投入通路60Aに導入される。
メダル選別機構62Aにおいて、ベースプレート80には矩形状のメダル排出穴84が形成され、このメダル排出穴84に前側から臨むようにメダル排出ガイド部材85が配設されている。メダル排出ガイド部材85は、捩じりバネ82によりベースプレート80から離隔する側へ付勢され、通常、図14の姿勢になっている。メダル投入通路60Aの底部60aからメダル排出穴84の上縁部までの長さは、使用可能なメダルMの直径よりも僅かに短く、それ故、使用可能なメダルMは、メダル排出穴84から脱落することなく、メダル投入通路60Aのメダル選別機構62A部分を難なく通過する。
ところが、使用可能なメダルMよりも小さなメダルが、メダル投入通路60Aのメダル選別機構62A部分を通過する際には、そのメダルはメダル排出穴84の方へ傾斜するようになっている。メダルがメダル排出穴84に少しでも入り込むように傾斜すると、そのメダルはベースプレート80のうちメダル排出穴84の下流側縁部に衝突して減速され、これにより、メダル排出穴84を通って傾いたメダルがメダル排出ガイド部材85で受け止められ、斜め後方へ滑り落ちるようにガイドされる。
ベースプレート80の右端部にはレバー部材86が軸86bを介して枢支されており、その右端部がメダル詰り解消操作部34aで下方へ押動され、レバー部材86はその左端部が上昇するように回動される。レバー部材86の左端部が上昇すると、メダル排出ガイド部材85がメダル排出穴84の方へ回動され、そのメダル排出ガイド部材85を介して可動プレート81が同方向に回動され、これにより、メダル投入通路60Aの上流側部分に詰ったメダルMをメダル投入通路60Aから脱路させる。
ブロッカー機構63Aにおいて、ベースフレーム80の左半部に第2の可動プレート87が後側から対面状に配設されている。可動プレート87の上端部がベースプレート80に枢支されており、可動プレート87は捩じりバネ88によりベースプレート80に接近する側へ付勢されている。可動プレート87の後部にメダル排出用ソレノイド63bが固定され、このメダル排出用ソレノイド63bの後側に通路開閉部材89の鉛直板が配設されている。通路開閉部材89は前後揺動可能に、その上端部が可動プレート87に連結され、通路開閉部材89はバネ部材90により可動プレート87から離隔する側へ弾性付勢されている。
通路開閉部材89は、その下端部に通路底部を有し、メダル排出用ソレノイド63bがオフの状態で、メダル投入通路60Aの下側が開放した状態になる。従って、メダル選別機構62Aを通過したメダルは、メダル投入通路60Aから下側へ脱路する。一方、メダル排出用ソレノイド63bが駆動されると、そのメダル排出用ソレノイド63bに通路開閉部材89が引き付けられて、その通路底部によりメダル投入通路60Aの下側が塞がれるため、このメダル投入通路60Aのブロッカー機構63A部分をメダルMが通過する。
さて、第1メダル検出センサ64A,65Aは、メダル投入通路60Aのうちブロッカー機構63Aよりも下流側に並べて設けられ、図示略のセンサ基板に固定されている。各第1メダル検出センサ64A,65Aは、例えば、メダル投入通路60Aを挟んで配設された発光部と受光部からなるフォトインタラプタからなる光学センサである。第2メダル検出センサ66Aと開閉部材67Aは、メダル選別機構62Aとブロッカー機構63Aの間に設けられ、第2メダル検出センサ66Aは、例えば、メダル投入通路60Aを挟んで配設された発光部と受光部からなるフォトインタラプタからなる光学センサである。
開閉駆動用ソレノイド68A、開閉検出センサ69Aは、必要な取付部材を介してベースプレート80に取付けられている。また、開閉駆動用ソレノイド68Aで駆動される開閉部材67Aが通過する開口が、ベースプレート80に形成されている。このメダル投入装置39Aにおいては、前記メダル投入装置39と同様の作用・効果を奏する。尚、メダル選別機構とブロッカー機構を1つの機構に構成し、長さを著しく短くしたメダル投入装置に本発明のメダル投入装置を適用可能である。
その他、スロットマシンだけでなく、メダル(コイン)を遊技媒体とする種々のメダル遊技に、本発明のメダル投入装置を適用可能である。
本発明の実施例1に係るスロットマシンの正面図である。 スロットマシンの内部の正面図である。 スロットマシンの制御系を含むブロック図である。 メダル投入装置の構成図である。 メダル投入装置(通路開状態)の要部の横断面図である。 メダル投入装置(通路閉状態)の要部の横断面図である。 メダル投入装置の制御径のブロック図である。 5ダル投入処理を示すタイムチャートである。 変更形態のメダル投入処理を示すタイムチャートである。 変更形態のメダル投入処理を示すタイムチャートである。 変更形態のメダル投入装置の要部の縦断面図である。 本発明の実施例2に係るメダル投入装置の平面図である。 メダル投入装置の背面図である。 図13のa−a線断面図である。
符号の説明
M メダル
1 スロットマシン
39,39A メダル投入装置
50 主制御基板
60,60A メダル投入通路
64,65,64A,65A 第1メダル検出センサ
66,66A 第2メダル検出センサ
67,70,67A 開閉部材
68,68A 開閉駆動用ソレノイド
69,72,69A 開閉検出センサ
71 電動モータ

Claims (3)

  1. 遊技機にメダルを投入する為のメダル投入通路と、このメダル投入通路を通過するメダルを検出するメダル検出センサとを備えた遊技機のメダル投入装置において、
    前記メダル投入通路のうちメダル検出センサによる検出部位よりも上流側を開閉可能な開閉体からなる開閉部材と、
    前記開閉部材を開閉駆動する開閉駆動手段と、
    前記メダル投入通路のうち開閉部材による開閉部位よりも上流側においてメダルを検出する第2のメダル検出センサと、
    前記第2のメダル検出センサから受けるメダル検出信号に基づいて、前記開閉部位をメダルが通過する際には開閉部材を開け、その後開閉部材を閉じるように前記開閉駆動手段を制御する開閉制御手段と、
    前記開閉部材を閉じるように開閉制御手段により開閉駆動手段が制御された場合に、その開閉部材がメダル投入通路内の物体に接触して完全に閉じられない状態になったか否か検出する物体検出手段と、
    前記物体検出手段により開閉部材が完全に閉じられないことが検出された場合に、遊技機外部に報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機のメダル投入装置。
  2. 前記開閉制御手段は、前記第2のメダル検出センサからメダル検出信号を受けた時から、同メダル検出信号を受けずに所定時間経過した場合に開閉部材を閉じることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のメダル投入装置。
  3. 前記開閉部材が往復移動する開閉体からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機のメダル投入装置。
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