JP2002027753A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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- JP2002027753A JP2002027753A JP2000206423A JP2000206423A JP2002027753A JP 2002027753 A JP2002027753 A JP 2002027753A JP 2000206423 A JP2000206423 A JP 2000206423A JP 2000206423 A JP2000206423 A JP 2000206423A JP 2002027753 A JP2002027753 A JP 2002027753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源投入時のサージ電圧による破壊が低コス
トで防止されたスイッチング電源回路を提供することで
ある。 【解決手段】 トランス6の二次巻線62側にスナバ回
路50aが接続される。スナバ回路50aのダイオード
12のアノードはトランス6の二次巻線62の一端に接
続され、カソードはノードN4に接続され、ノードN4
と出力端子O2との間に抵抗13およびコンデンサ14
が並列に接続される。
トで防止されたスイッチング電源回路を提供することで
ある。 【解決手段】 トランス6の二次巻線62側にスナバ回
路50aが接続される。スナバ回路50aのダイオード
12のアノードはトランス6の二次巻線62の一端に接
続され、カソードはノードN4に接続され、ノードN4
と出力端子O2との間に抵抗13およびコンデンサ14
が並列に接続される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流安定化電圧を
発生するスイッチング電源回路に関する。
発生するスイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の産業用または民生用の電子機器に
直流安定化電圧を供給するためにスイッチング電源回路
が用いられている。図7は特開平7−123717号公
報に開示された従来のスイッチング電源回路の構成を示
す回路図である。
直流安定化電圧を供給するためにスイッチング電源回路
が用いられている。図7は特開平7−123717号公
報に開示された従来のスイッチング電源回路の構成を示
す回路図である。
【0003】図6において、入力端子I1,I2間に直
流電源20が接続される。入力端子I1とノードN1と
の間にスイッチング素子1が接続され、ノードN1と入
力端子I2との間にスイッチング素子2が接続されてい
る。スイッチング素子1と並列にダイオード3が接続さ
れ、スイッチング素子2と並列にダイオード4が接続さ
れている。ノードN1とトランス6の一次巻線61の一
端との間にコンデンサ5が接続され、トランス6の一次
巻線61の他端は入力端子I2に接続されている。
流電源20が接続される。入力端子I1とノードN1と
の間にスイッチング素子1が接続され、ノードN1と入
力端子I2との間にスイッチング素子2が接続されてい
る。スイッチング素子1と並列にダイオード3が接続さ
れ、スイッチング素子2と並列にダイオード4が接続さ
れている。ノードN1とトランス6の一次巻線61の一
端との間にコンデンサ5が接続され、トランス6の一次
巻線61の他端は入力端子I2に接続されている。
【0004】トランス6の二次巻線62の一端とノード
N2との間にコンデンサ7が接続され、トランス6の二
次巻線62の他端は出力端子O2に接続されている。整
流ダイオード8のカソードはノードN2に接続され、ア
ノードは出力端子O2に接続されている。ノードN2と
出力端子O1との間にインダクタンス素子9が接続さ
れ、出力端子O1,O2間に平滑コンデンサ10が接続
されている。また、出力端子O1,O2間には負荷30
が接続される。
N2との間にコンデンサ7が接続され、トランス6の二
次巻線62の他端は出力端子O2に接続されている。整
流ダイオード8のカソードはノードN2に接続され、ア
ノードは出力端子O2に接続されている。ノードN2と
出力端子O1との間にインダクタンス素子9が接続さ
れ、出力端子O1,O2間に平滑コンデンサ10が接続
されている。また、出力端子O1,O2間には負荷30
が接続される。
【0005】制御回路11は、出力端子O1,O2間の
出力電圧が一定になるようにスイッチング素子1,2の
オンオフを制御する。
出力電圧が一定になるようにスイッチング素子1,2の
オンオフを制御する。
【0006】図7は図1のスイッチング電源回路の定常
時の動作を示す波形図である。図7を参照しながら図6
のスイッチング電源回路の動作を説明する。ここで、直
流電源20による入力端子I1,I2間の入力電圧をV
inとし、出力端子O1,O2間の出力電圧をVOと
し、トランス6の一次巻線61と二次巻線62の巻線比
をn:1とする。
時の動作を示す波形図である。図7を参照しながら図6
のスイッチング電源回路の動作を説明する。ここで、直
流電源20による入力端子I1,I2間の入力電圧をV
inとし、出力端子O1,O2間の出力電圧をVOと
し、トランス6の一次巻線61と二次巻線62の巻線比
をn:1とする。
【0007】図7の(a)はスイッチング素子1の両端
の電圧V1を示し、(b)はスイッチング素子2の両端
の電圧V2を示し、(c)はトランス6の一次巻線61
に流れる電流IPを示し、(d)はトランス6の二次巻
線62の両端の電圧VSを示す。また、図7の(e)は
整流ダイオード8に流れる電流IDを示し、(f)は整
流ダイオード8のアノード・カソード間の電圧VDを示
し、(g)はインダクタンス素子9に流れる電流ILを
示す。
の電圧V1を示し、(b)はスイッチング素子2の両端
の電圧V2を示し、(c)はトランス6の一次巻線61
に流れる電流IPを示し、(d)はトランス6の二次巻
線62の両端の電圧VSを示す。また、図7の(e)は
整流ダイオード8に流れる電流IDを示し、(f)は整
流ダイオード8のアノード・カソード間の電圧VDを示
し、(g)はインダクタンス素子9に流れる電流ILを
示す。
【0008】図7(a),(b)に示すように、スイッ
チング素子1がオンすると、スイッチング素子1の両端
の電圧V1は0となり、スイッチング素子1がオフする
と、スイッチング素子1の両端の電圧V1はハイレベル
になる。同様に、スイッチング素子2がオンすると、ス
イッチング素子2の両端の電圧V2は0となり、スイッ
チング素子2がオフすると、スイッチング素子2の両端
の電圧V2はハイレベルとなる。
チング素子1がオンすると、スイッチング素子1の両端
の電圧V1は0となり、スイッチング素子1がオフする
と、スイッチング素子1の両端の電圧V1はハイレベル
になる。同様に、スイッチング素子2がオンすると、ス
イッチング素子2の両端の電圧V2は0となり、スイッ
チング素子2がオフすると、スイッチング素子2の両端
の電圧V2はハイレベルとなる。
【0009】時刻t1でスイッチング素子1がオンしか
つスイッチング素子2がオフすると、直流電源20から
スイッチング素子1、コンデンサ5およびトランス6の
一次巻線61の経路に電流が流れる。このとき、トラン
ス6の一次巻線61に電圧(Vin−VC1)が印加さ
れる。それにより、トランス6の二次巻線62に電圧V
S=(Vin−VC1)/nが発生し、整流ダイオード
8がオフする。インダクタンス素子9には、電圧(Vi
n−VC1)/n+VC2−VOが印加され、インダク
タンス素子9に流れる電流ILは直線的に増加する。
つスイッチング素子2がオフすると、直流電源20から
スイッチング素子1、コンデンサ5およびトランス6の
一次巻線61の経路に電流が流れる。このとき、トラン
ス6の一次巻線61に電圧(Vin−VC1)が印加さ
れる。それにより、トランス6の二次巻線62に電圧V
S=(Vin−VC1)/nが発生し、整流ダイオード
8がオフする。インダクタンス素子9には、電圧(Vi
n−VC1)/n+VC2−VOが印加され、インダク
タンス素子9に流れる電流ILは直線的に増加する。
【0010】トランス6の一次巻線61に流れる電流I
Pは、トランス6の励磁電流と二次巻線62に流れる電
流の一次側換算値との和になるため直線的に増加する。
このとき、トランス6およびインダクタンス素子9に励
磁エネルギーが蓄積される。
Pは、トランス6の励磁電流と二次巻線62に流れる電
流の一次側換算値との和になるため直線的に増加する。
このとき、トランス6およびインダクタンス素子9に励
磁エネルギーが蓄積される。
【0011】時刻t2でスイッチング素子1がオフする
と、スイッチング素子1に流れていた電流がスイッチン
グ素子1およびスイッチング素子2の寄生容量を充放電
し、スイッチング素子2の寄生容量の充放電が終了する
と、ダイオ―ド4がオンする。同時にスイッチング素子
2がオンする。それにより、コンデンサ5に保持されて
いる電圧VC1がトランス6の一次巻線61に印加さ
れ、トランス6の二次巻線62に電圧VS=VC1/n
が発生する。その結果、整流ダイオード8に順バイアス
が印加され、整流ダイオード8がオンする。それによ
り、トランス6の二次巻線62から整流ダイオード8お
よびコンデンサ7の経路に電流が流れる。また、インダ
クタンス素子9、平滑コンデンサ10および整流ダイオ
ード8の経路に電流が流れる。このとき、トランス6に
は、コンデンサ5,7およびトランス6の漏れインダク
タンスにより共振電流が流れる。
と、スイッチング素子1に流れていた電流がスイッチン
グ素子1およびスイッチング素子2の寄生容量を充放電
し、スイッチング素子2の寄生容量の充放電が終了する
と、ダイオ―ド4がオンする。同時にスイッチング素子
2がオンする。それにより、コンデンサ5に保持されて
いる電圧VC1がトランス6の一次巻線61に印加さ
れ、トランス6の二次巻線62に電圧VS=VC1/n
が発生する。その結果、整流ダイオード8に順バイアス
が印加され、整流ダイオード8がオンする。それによ
り、トランス6の二次巻線62から整流ダイオード8お
よびコンデンサ7の経路に電流が流れる。また、インダ
クタンス素子9、平滑コンデンサ10および整流ダイオ
ード8の経路に電流が流れる。このとき、トランス6に
は、コンデンサ5,7およびトランス6の漏れインダク
タンスにより共振電流が流れる。
【0012】整流ダイオード8に流れる電流IDは、ト
ランス6の漏れインダクタンスの影響で0から増加し、
再び減少する。整流ダイオード8がオンしているため、
インダクタンス素子9に逆向きに出力電圧VOが印加さ
れる。したがって、インダクタンス素子9に流れる電流
ILは減少する。
ランス6の漏れインダクタンスの影響で0から増加し、
再び減少する。整流ダイオード8がオンしているため、
インダクタンス素子9に逆向きに出力電圧VOが印加さ
れる。したがって、インダクタンス素子9に流れる電流
ILは減少する。
【0013】時刻t3で整流ダイオード8に流れる電流
IDが0になると、インダクタンス素子9の励磁電流I
Lが平滑コンデンサ10、トランス6の二次巻線62お
よびコンデンサ7の経路に流れる。このとき、トランス
6の一次巻線61にはコンデンサ5の両端の電圧VC1
が印加されているため、二次巻線62にも電圧VS=V
C1/nが印加されている。それにより、インダクタン
ス素子9の励磁電流ILが減少を続ける。
IDが0になると、インダクタンス素子9の励磁電流I
Lが平滑コンデンサ10、トランス6の二次巻線62お
よびコンデンサ7の経路に流れる。このとき、トランス
6の一次巻線61にはコンデンサ5の両端の電圧VC1
が印加されているため、二次巻線62にも電圧VS=V
C1/nが印加されている。それにより、インダクタン
ス素子9の励磁電流ILが減少を続ける。
【0014】時刻t4で、スイッチング素子1がオンし
かつスイッチング素子2がオフすると、トランス6の一
次巻線61に電圧(Vin−VC1)が印加される。そ
れにより、トランス6の二次巻線62に電圧VS=(V
in−VC1)/nが発生し、整流ダイオード8がオフ
する。インダクタンス素子9には、電圧(Vin−VC
1)/n+VC2−VOが印加され、インダクタンス素
子9に流れる電流ILは直線的に増加する。
かつスイッチング素子2がオフすると、トランス6の一
次巻線61に電圧(Vin−VC1)が印加される。そ
れにより、トランス6の二次巻線62に電圧VS=(V
in−VC1)/nが発生し、整流ダイオード8がオフ
する。インダクタンス素子9には、電圧(Vin−VC
1)/n+VC2−VOが印加され、インダクタンス素
子9に流れる電流ILは直線的に増加する。
【0015】上記の動作を繰り返すことにより出力端子
O1,O2間に直流の出力電圧VOが出力される。この
場合、以下に示すように、スイッチング素子1,2のオ
ンオフ比を制御することにより任意の出力電圧VOを得
ることができる。
O1,O2間に直流の出力電圧VOが出力される。この
場合、以下に示すように、スイッチング素子1,2のオ
ンオフ比を制御することにより任意の出力電圧VOを得
ることができる。
【0016】スイッチング素子1のオン期間をTonと
し、オフ期間をToffとすると、トランス6のリセッ
ト条件により次式が成り立つ。
し、オフ期間をToffとすると、トランス6のリセッ
ト条件により次式が成り立つ。
【0017】 (Vin−VC1)×Ton=VC1×Toff ・・・(1) コンデンサの両端の電圧VC1は次式のようになる。
【0018】 VC1=Ton×Vin/(Ton+Toff) ・・・(2) また、上式(1)からコンデンサの両端の電圧VC2は
次式のようになる。
次式のようになる。
【0019】 VC2=VC1/n ={Ton×Vin/(Ton+Toff)}/n ・・・(3) 時刻t3〜t4間の期間は短いので無視すると、インダ
クタンス素子9のリセット条件から次式が成り立つ。
クタンス素子9のリセット条件から次式が成り立つ。
【0020】 {(Vin−VC1)/n+VC2−VO}×Ton=VO×Toff ・・ ・(4) 上式(4)から出力電圧は次式のようになる。
【0021】 VO={Ton×Vin/(Ton+Toff)}/n ・・・(5) したがって、定常時には、スイッチング素子1およびス
イッチング素子2のオンオフ比を制御することにより任
意の出力電圧VOを得ることができる。この場合、スイ
ッチング素子1およびスイッチング素子2のオン直前に
スイッチング素子1,2の寄生容量およびトランス6の
分布容量を放電してからオンするため、スパイク状の短
絡の発生を低減でき、効率を改善し、ノイズの発生を抑
えることが可能となる。
イッチング素子2のオンオフ比を制御することにより任
意の出力電圧VOを得ることができる。この場合、スイ
ッチング素子1およびスイッチング素子2のオン直前に
スイッチング素子1,2の寄生容量およびトランス6の
分布容量を放電してからオンするため、スパイク状の短
絡の発生を低減でき、効率を改善し、ノイズの発生を抑
えることが可能となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のスイッチ
ング電源回路においては、電源投入時(起動時)に、ト
ランス6の一次側および二次側にサージ電圧が発生す
る。そこで、電源の投入時には、図8に示すように、ス
イッチング素子1のオン期間のデューティ比を出力電圧
の上昇とともに徐々に増加させるソフトスタートが採用
される。
ング電源回路においては、電源投入時(起動時)に、ト
ランス6の一次側および二次側にサージ電圧が発生す
る。そこで、電源の投入時には、図8に示すように、ス
イッチング素子1のオン期間のデューティ比を出力電圧
の上昇とともに徐々に増加させるソフトスタートが採用
される。
【0023】このソフトスタートによれば、トランス6
の一次側に発生するサージ電圧を抑制することができ
る。しかしながら、トランス6の二次側に発生するサー
ジ電圧を十分に抑制することができない。
の一次側に発生するサージ電圧を抑制することができ
る。しかしながら、トランス6の二次側に発生するサー
ジ電圧を十分に抑制することができない。
【0024】例えば、プラズマディスプレイ装置におい
ては、180V程度の電圧が必要である。図7のスイッ
チング電源回路で180V程度の出力電圧VOを得るた
めには、直流電源20による入力電圧Vinを400V
程度としなければならない。この場合には、トランス6
の二次側の整流ダイオード8に400V程度の電圧が印
加される。電源の投入時には、トランス6の二次側のノ
ードN2に200〜240V程度のサージ電圧が発生す
る。定格電圧600V以下の整流ダイオード8を用いた
場合には、その整流ダイオード8が破壊するおそれがあ
る。
ては、180V程度の電圧が必要である。図7のスイッ
チング電源回路で180V程度の出力電圧VOを得るた
めには、直流電源20による入力電圧Vinを400V
程度としなければならない。この場合には、トランス6
の二次側の整流ダイオード8に400V程度の電圧が印
加される。電源の投入時には、トランス6の二次側のノ
ードN2に200〜240V程度のサージ電圧が発生す
る。定格電圧600V以下の整流ダイオード8を用いた
場合には、その整流ダイオード8が破壊するおそれがあ
る。
【0025】そのため、600Vを超える定格電圧を有
する整流ダイオード8を用いる必要がある。このような
600Vを超える定格電圧を有する高耐圧の整流ダイオ
ード8は非常に高価であるため、スイッチング電源回路
のコストが高くなる。
する整流ダイオード8を用いる必要がある。このような
600Vを超える定格電圧を有する高耐圧の整流ダイオ
ード8は非常に高価であるため、スイッチング電源回路
のコストが高くなる。
【0026】本発明の目的は、電源投入時のサージ電圧
による破壊が低コストで防止されたスイッチング電源回
路を提供することである。
による破壊が低コストで防止されたスイッチング電源回
路を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係るスイッチング電源回路は、両端に直流
電圧が印加される第1および第2の入力端子間に交互に
オンオフする第1および第2のスイッチング手段の直列
回路が接続され、第1の容量手段とトランスの一次巻線
との直列回路が第2のスイッチング手段に並列に接続さ
れ、第2の容量手段と第1のダイオード手段との直列回
路がトランスの二次巻線に並列に接続され、インダクタ
ンス手段と第3の容量手段との直列回路が第1のダイオ
ード手段に並列に接続され、インダクタンス手段と第3
の容量手段の一端との接続点に第1の出力端子が接続さ
れるとともに、第3の容量手段の他端に第2の出力端子
が接続され、トランスの二次巻線側にスナバ回路が設け
られたものである。
電圧が印加される第1および第2の入力端子間に交互に
オンオフする第1および第2のスイッチング手段の直列
回路が接続され、第1の容量手段とトランスの一次巻線
との直列回路が第2のスイッチング手段に並列に接続さ
れ、第2の容量手段と第1のダイオード手段との直列回
路がトランスの二次巻線に並列に接続され、インダクタ
ンス手段と第3の容量手段との直列回路が第1のダイオ
ード手段に並列に接続され、インダクタンス手段と第3
の容量手段の一端との接続点に第1の出力端子が接続さ
れるとともに、第3の容量手段の他端に第2の出力端子
が接続され、トランスの二次巻線側にスナバ回路が設け
られたものである。
【0028】本発明に係るスイッチング電源回路におい
ては、第1および第2の入力端子間に接続された第1お
よび第2のスイッチング手段が交互にオンおよびオフす
ることによりトランスの一次巻線に一方向および逆方向
に交互に電流が流れる。それにより、トランスの二次巻
線に正および負の電圧が交互に印加され、第1のダイオ
ード手段がオンおよびオフを繰り返す。その結果、イン
ダクタンス手段に励磁電流が増加および減少を繰り返し
ながら流れ、第3の容量手段により平滑された電圧が第
1および第2の出力端子間に現れる。
ては、第1および第2の入力端子間に接続された第1お
よび第2のスイッチング手段が交互にオンおよびオフす
ることによりトランスの一次巻線に一方向および逆方向
に交互に電流が流れる。それにより、トランスの二次巻
線に正および負の電圧が交互に印加され、第1のダイオ
ード手段がオンおよびオフを繰り返す。その結果、イン
ダクタンス手段に励磁電流が増加および減少を繰り返し
ながら流れ、第3の容量手段により平滑された電圧が第
1および第2の出力端子間に現れる。
【0029】特に、トランスの二次巻線側にスナバ回路
が設けられているので、電源投入時にトランスの二次巻
線側に発生したサージ電圧がスナバ回路により吸収され
る。それにより、第1のダイオード手段の両端に印加さ
れるサージ電圧が抑制され、サージ電圧による素子の破
壊が防止される。したがって、第1のダイオード手段と
して比較的低い定格電圧を有する素子を用いることがで
き、低コスト化を図ることが可能となる。
が設けられているので、電源投入時にトランスの二次巻
線側に発生したサージ電圧がスナバ回路により吸収され
る。それにより、第1のダイオード手段の両端に印加さ
れるサージ電圧が抑制され、サージ電圧による素子の破
壊が防止される。したがって、第1のダイオード手段と
して比較的低い定格電圧を有する素子を用いることがで
き、低コスト化を図ることが可能となる。
【0030】(2)第2の発明 第2の発明に係るスイッチング電源回路は、スナバ回路
は、第1のダイオード手段の両端に並列に接続されたも
のである。この場合、電源投入時に第1のダイオード手
段の両端に発生するサージ電圧がスナバ回路により吸収
される。
は、第1のダイオード手段の両端に並列に接続されたも
のである。この場合、電源投入時に第1のダイオード手
段の両端に発生するサージ電圧がスナバ回路により吸収
される。
【0031】(3)第3の発明 第3の発明に係るスイッチング電源回路は、第2の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、第2のダイオード手段、第4の容量手段および抵
抗手段を含むものである。この場合、簡単な構成のスナ
バ回路によりサージ電圧が吸収される。
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、第2のダイオード手段、第4の容量手段および抵
抗手段を含むものである。この場合、簡単な構成のスナ
バ回路によりサージ電圧が吸収される。
【0032】(4)第4の発明 第4の発明に係るスイッチング電源回路は、第3の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、第2のダ
イオード手段と第4の容量手段との直列回路が第1のダ
イオード手段の両端に並列に接続され、抵抗手段の一端
が第2のダイオード手段と第4の容量手段との接続点に
接続され、抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧点
に接続されたものである。
に係るスイッチング電源回路の構成において、第2のダ
イオード手段と第4の容量手段との直列回路が第1のダ
イオード手段の両端に並列に接続され、抵抗手段の一端
が第2のダイオード手段と第4の容量手段との接続点に
接続され、抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧点
に接続されたものである。
【0033】この場合、電源投入時に第1のダイオード
手段の両端に発生するサージ電圧が第2のダイオード手
段を通して第4の容量手段を充電することによりそのサ
ージ電圧が吸収される。その後、第4の容量手段に蓄積
された電荷が抵抗手段を介して放電される。定常時に
は、第2のダイオード手段を通して抵抗手段に電流が流
れ、抵抗手段の両端にかかる電圧および抵抗手段の抵抗
値により定まる損失が発生する。
手段の両端に発生するサージ電圧が第2のダイオード手
段を通して第4の容量手段を充電することによりそのサ
ージ電圧が吸収される。その後、第4の容量手段に蓄積
された電荷が抵抗手段を介して放電される。定常時に
は、第2のダイオード手段を通して抵抗手段に電流が流
れ、抵抗手段の両端にかかる電圧および抵抗手段の抵抗
値により定まる損失が発生する。
【0034】(5)第5の発明 第5の発明に係るスイッチング電源回路は、第2の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第2の出力端子であるものである。
に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第2の出力端子であるものである。
【0035】この場合、抵抗手段の一端が第2のダイオ
ード手段を介して第1のダイオード手段の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第2の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端に第1のダイオード
手段の一端の電圧と第2の出力端子の電圧との差が印加
され、その電圧差で定まる損失が発生する。
ード手段を介して第1のダイオード手段の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第2の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端に第1のダイオード
手段の一端の電圧と第2の出力端子の電圧との差が印加
され、その電圧差で定まる損失が発生する。
【0036】(6)第6の発明 第6の発明に係るスイッチング電源回路は、第1の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、トランスの二次巻線の両端に並列に接続されたも
のである。この場合、電源投入時にトランスの二次巻線
の両端に発生するサージ電圧がスナバ回路により吸収さ
れる。
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、トランスの二次巻線の両端に並列に接続されたも
のである。この場合、電源投入時にトランスの二次巻線
の両端に発生するサージ電圧がスナバ回路により吸収さ
れる。
【0037】(7)第7の発明 第7の発明に係るスイッチング電源回路は、第6の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、第2のダイオード手段、第4の容量手段および抵
抗手段を含むものである。この場合、簡単な構成のスナ
バ回路によりサージ電圧が吸収される。
に係るスイッチング電源回路の構成において、スナバ回
路は、第2のダイオード手段、第4の容量手段および抵
抗手段を含むものである。この場合、簡単な構成のスナ
バ回路によりサージ電圧が吸収される。
【0038】(8)第8の発明 第8の発明に係るスイッチング電源回路は、第7の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、第2のダ
イオード手段と第4の容量手段との直列回路がトランス
の二次巻線の両端に並列に接続され、抵抗手段の一端が
第2のダイオード手段と第4の容量手段との接続点に接
続され、抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧点に
接続されたものである。
に係るスイッチング電源回路の構成において、第2のダ
イオード手段と第4の容量手段との直列回路がトランス
の二次巻線の両端に並列に接続され、抵抗手段の一端が
第2のダイオード手段と第4の容量手段との接続点に接
続され、抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧点に
接続されたものである。
【0039】この場合、電源投入時にトランスの二次巻
線の両端に発生するサージ電圧が第2のダイオード手段
を通して第4の容量手段を充電することによりそのサー
ジ電圧が吸収される。その後、第4の容量手段に蓄積さ
れた電荷が抵抗手段を介して放電される。定常時には、
第2のダイオード手段を通して抵抗手段に電流が流れ、
抵抗手段の両端にかかる電圧および抵抗手段の抵抗値に
より定まる損失が発生する。
線の両端に発生するサージ電圧が第2のダイオード手段
を通して第4の容量手段を充電することによりそのサー
ジ電圧が吸収される。その後、第4の容量手段に蓄積さ
れた電荷が抵抗手段を介して放電される。定常時には、
第2のダイオード手段を通して抵抗手段に電流が流れ、
抵抗手段の両端にかかる電圧および抵抗手段の抵抗値に
より定まる損失が発生する。
【0040】(9)第9の発明 第9の発明に係るスイッチング電源回路は、第8の発明
に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第2の出力端子であるものである。
に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第2の出力端子であるものである。
【0041】この場合、抵抗手段の一端が第2のダイオ
ード手段を介してトランスの二次巻線の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第2の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端にトランスの二次巻
線の一端の電圧とトランスの二次巻線の他端の電圧との
差が印加され、その電圧差により定まる損失が発生す
る。トランスの二次巻線の両端の電圧は0を中心として
正および負に変化するので、定常時に発生する損失が小
さくなる。
ード手段を介してトランスの二次巻線の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第2の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端にトランスの二次巻
線の一端の電圧とトランスの二次巻線の他端の電圧との
差が印加され、その電圧差により定まる損失が発生す
る。トランスの二次巻線の両端の電圧は0を中心として
正および負に変化するので、定常時に発生する損失が小
さくなる。
【0042】(10)第10の発明 第10の発明に係るスイッチング電源回路は、第8の発
明に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第1の出力端子であるものである。
明に係るスイッチング電源回路の構成において、電圧点
は、第1の出力端子であるものである。
【0043】この場合、抵抗手段の一端が第2のダイオ
ード手段を介してトランスの二次巻線の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第1の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端にトランスの二次巻
線の一端の電圧と第1の出力端子の電圧との差が印加さ
れ、その電圧差により定まる損失が発生する。トランス
の二次巻線の一端の電圧と第1の出力端子の電圧との差
は小さいため、定常時に発生する損失がさらに小さくな
る。
ード手段を介してトランスの二次巻線の一端に接続さ
れ、抵抗手段の他端が第1の出力端子に接続されている
ので、定常時には、抵抗手段の両端にトランスの二次巻
線の一端の電圧と第1の出力端子の電圧との差が印加さ
れ、その電圧差により定まる損失が発生する。トランス
の二次巻線の一端の電圧と第1の出力端子の電圧との差
は小さいため、定常時に発生する損失がさらに小さくな
る。
【0044】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態におけるスイッチング
電源回路の構成を示す回路図である。
電源回路の構成を示す回路図である。
【0045】図1において、入力端子I1,I2間に直
流電源20が接続される。入力端子I1とノードN1と
の間にスイッチング素子1が接続され、ノードN1と入
力端子I2との間にスイッチング素子2が接続されてい
る。スイッチング素子1と並列にダイオード3が接続さ
れ、スイッチング素子2と並列にダイオード4が接続さ
れている。なお、スイッチング素子1,2は、バイポー
ラトランジスタ、電界効果トランジスタ等のトランジス
タからなる。
流電源20が接続される。入力端子I1とノードN1と
の間にスイッチング素子1が接続され、ノードN1と入
力端子I2との間にスイッチング素子2が接続されてい
る。スイッチング素子1と並列にダイオード3が接続さ
れ、スイッチング素子2と並列にダイオード4が接続さ
れている。なお、スイッチング素子1,2は、バイポー
ラトランジスタ、電界効果トランジスタ等のトランジス
タからなる。
【0046】ノードN1とトランス6の一次巻線61の
一端との間にコンデンサ5が接続され、トランス6の一
次巻線61の他端は入力端子I2に接続されている。ト
ランス6の二次巻線62の一端とノードN2との間にコ
ンデンサ7が接続され、トランス6の二次巻線62の他
端は出力端子O2に接続されている。
一端との間にコンデンサ5が接続され、トランス6の一
次巻線61の他端は入力端子I2に接続されている。ト
ランス6の二次巻線62の一端とノードN2との間にコ
ンデンサ7が接続され、トランス6の二次巻線62の他
端は出力端子O2に接続されている。
【0047】特に、本実施の形態では、ノードN2と出
力端子O2との間にスナバ回路50が接続されている。
スナバ回路50は、ダイオード12、抵抗13およびコ
ンデンサ14により構成される。ダイオード12のアノ
ードはノードN2に接続され、カソードはノードN3に
接続されている。ノードN3と出力端子O2との間に抵
抗13およびコンデンサ14が並列に接続されている。
力端子O2との間にスナバ回路50が接続されている。
スナバ回路50は、ダイオード12、抵抗13およびコ
ンデンサ14により構成される。ダイオード12のアノ
ードはノードN2に接続され、カソードはノードN3に
接続されている。ノードN3と出力端子O2との間に抵
抗13およびコンデンサ14が並列に接続されている。
【0048】また、整流ダイオード8のカソードはノー
ドN2に接続され、アノードは出力端子O2に接続され
ている。ノードN2と出力端子O1との間にリアクトル
等からなるインダクタンス素子9が接続され、出力端子
O1,O2間に平滑コンデンサ10が接続されている。
出力端子O1,O2間には負荷30が接続される。
ドN2に接続され、アノードは出力端子O2に接続され
ている。ノードN2と出力端子O1との間にリアクトル
等からなるインダクタンス素子9が接続され、出力端子
O1,O2間に平滑コンデンサ10が接続されている。
出力端子O1,O2間には負荷30が接続される。
【0049】制御回路11は、出力端子O1,O2間の
出力電圧VOが一定になるようにスイッチング素子1,
2のオンオフを制御する。
出力電圧VOが一定になるようにスイッチング素子1,
2のオンオフを制御する。
【0050】本実施の形態では、スイッチング素子1が
第1のスイッチング手段に相当し、スイッチング素子2
が第2のスイッチング手段に相当し、コンデンサ5が第
1の容量手段に相当し、コンデンサ7が第2の容量手段
に相当する。また、整流ダイオード8が第1のダイオー
ド手段に相当し、インダクタンス素子9がインダクタン
ス手段に相当し、平滑コンデンサ10が第3の容量手段
に相当する。さらに、ダイオード12が第2のダイオー
ド手段に相当し、コンデンサ14が第4の容量手段に相
当し、抵抗13が抵抗手段に相当する。
第1のスイッチング手段に相当し、スイッチング素子2
が第2のスイッチング手段に相当し、コンデンサ5が第
1の容量手段に相当し、コンデンサ7が第2の容量手段
に相当する。また、整流ダイオード8が第1のダイオー
ド手段に相当し、インダクタンス素子9がインダクタン
ス手段に相当し、平滑コンデンサ10が第3の容量手段
に相当する。さらに、ダイオード12が第2のダイオー
ド手段に相当し、コンデンサ14が第4の容量手段に相
当し、抵抗13が抵抗手段に相当する。
【0051】図1のスイッチング電源回路の定常時の動
作は、図7を参照しながら説明した図6の従来のスイッ
チング電源回路の動作と同様である。
作は、図7を参照しながら説明した図6の従来のスイッ
チング電源回路の動作と同様である。
【0052】ここでは、図1のスイッチング電源回路の
電源投入時(起動時)の動作について説明する。
電源投入時(起動時)の動作について説明する。
【0053】電源の投入時には、トランス6の一次側お
よび二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次
側に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスター
トにより抑制することが可能である。本実施の形態で
は、電源投入時にトランス6の二次側のノードN2に発
生するサージ電圧が、ノードN2と出力端子O2との間
に接続されたスナバ回路50により吸収される。
よび二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次
側に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスター
トにより抑制することが可能である。本実施の形態で
は、電源投入時にトランス6の二次側のノードN2に発
生するサージ電圧が、ノードN2と出力端子O2との間
に接続されたスナバ回路50により吸収される。
【0054】この場合、ノードN2に発生したサージ電
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
【0055】抵抗13の抵抗値を小さくすると、コンデ
ンサ14の放電速度が速くなるが、定常時の損失が大き
くなる。定常時には、ダイオード12を介して抵抗13
に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の両端
の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa[Ω]と
すると、損失Lossは次式のようになる。
ンサ14の放電速度が速くなるが、定常時の損失が大き
くなる。定常時には、ダイオード12を介して抵抗13
に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の両端
の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa[Ω]と
すると、損失Lossは次式のようになる。
【0056】 Loss=Ia×Va=Va2 /Ra[W] ・・・(6) 本実施の形態では、抵抗13の両端の電圧Vaは整流ダ
イオード8の両端の電圧VDとほぼ等しくなる。図7
(f)に示すように、整流ダイオード8の両端の電圧V
Dの振幅は0から2Vsに変化する。したがって、上式
(6)より定常時の損失Lossは次式のようになる。
イオード8の両端の電圧VDとほぼ等しくなる。図7
(f)に示すように、整流ダイオード8の両端の電圧V
Dの振幅は0から2Vsに変化する。したがって、上式
(6)より定常時の損失Lossは次式のようになる。
【0057】 Loss=(2Vs)2 /Ra ・・・(7) 例えば、2Vs=400[V]とすると、Loss=
(400)2 /Ra[W]となる。
(400)2 /Ra[W]となる。
【0058】図2は図1のスイッチング電源回路におけ
る電源投入時の電圧および電流の測定結果を示す波形図
であり、(a)は整流ダイオード8の両端の電圧VDを
示し、(b)は整流ダイオード8に流れる電流IDを示
す。また、図3は図6の従来のスイッチング回路におけ
る電源投入時の電圧および電流の測定結果を示す図であ
り、(a)は整流ダイオード8の両端の電圧VDを示
し、(b)は整流ダイオード8に流れる電流IDを示
す。
る電源投入時の電圧および電流の測定結果を示す波形図
であり、(a)は整流ダイオード8の両端の電圧VDを
示し、(b)は整流ダイオード8に流れる電流IDを示
す。また、図3は図6の従来のスイッチング回路におけ
る電源投入時の電圧および電流の測定結果を示す図であ
り、(a)は整流ダイオード8の両端の電圧VDを示
し、(b)は整流ダイオード8に流れる電流IDを示
す。
【0059】図2(a)に示すように、図1のスイッチ
ング電源回路では、整流ダイオード8の両端の電圧VD
のピーク値は450Vとなっている。一方、図3(a)
に示すように、図6の従来のスイッチング電源回路で
は、整流ダイオード8の両端の電圧VDは640Vとな
っている。
ング電源回路では、整流ダイオード8の両端の電圧VD
のピーク値は450Vとなっている。一方、図3(a)
に示すように、図6の従来のスイッチング電源回路で
は、整流ダイオード8の両端の電圧VDは640Vとな
っている。
【0060】このように、図1のスイッチング電源回路
においては、図6のスイッチング電源回路に比べてサー
ジ電圧がかなり抑制されている。また、図2(b)およ
び図3(b)の比較からわかるように、図1のスイッチ
ング電源回路においては、図7のスイッチング電源回路
に比べて整流ダイオード8に流れるサージ電流もかなり
小さくなっている。
においては、図6のスイッチング電源回路に比べてサー
ジ電圧がかなり抑制されている。また、図2(b)およ
び図3(b)の比較からわかるように、図1のスイッチ
ング電源回路においては、図7のスイッチング電源回路
に比べて整流ダイオード8に流れるサージ電流もかなり
小さくなっている。
【0061】本実施の形態のスイッチング電源回路にお
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50により吸収されるの
で、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されない。
それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード8を
用いることが可能となり、低コスト化を図ることができ
る。
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50により吸収されるの
で、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されない。
それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード8を
用いることが可能となり、低コスト化を図ることができ
る。
【0062】(2)第2の実施の形態 図4は本発明の第2の実施の形態におけるスイッチング
電源回路の構成を示す回路図である。
電源回路の構成を示す回路図である。
【0063】図4のスイッチング電源回路が図1のスイ
ッチング電源回路と異なるのは、スナバ回路50aがト
ランス6の二次巻線62の両端間に接続されている点で
ある。図4のスイッチング電源回路の他の部分の構成は
図1のスイッチング電源回路の構成と同様である。
ッチング電源回路と異なるのは、スナバ回路50aがト
ランス6の二次巻線62の両端間に接続されている点で
ある。図4のスイッチング電源回路の他の部分の構成は
図1のスイッチング電源回路の構成と同様である。
【0064】スナバ回路50aは、図1のスナバ回路5
0と同様に、ダイオード12、抵抗13およびコンデン
サ14により構成される。ダイオード12のアノードは
トランス6の二次巻線62の一端とコンデンサ7の一端
との接続点(ノードN3)に接続され、カソードはノー
ドN4に接続されている。抵抗13およびコンデンサ1
4はノードN4と出力端子O2との間に並列に接続され
ている。
0と同様に、ダイオード12、抵抗13およびコンデン
サ14により構成される。ダイオード12のアノードは
トランス6の二次巻線62の一端とコンデンサ7の一端
との接続点(ノードN3)に接続され、カソードはノー
ドN4に接続されている。抵抗13およびコンデンサ1
4はノードN4と出力端子O2との間に並列に接続され
ている。
【0065】電源の投入時には、トランス6の一次側お
よび二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次
側に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスター
トにより抑制することが可能である。本実施の形態で
は、電源投入時にノードN2に発生するサージ電圧が、
トランス6の二次巻線62の両端間に接続されたスナバ
回路50aにより吸収される。
よび二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次
側に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスター
トにより抑制することが可能である。本実施の形態で
は、電源投入時にノードN2に発生するサージ電圧が、
トランス6の二次巻線62の両端間に接続されたスナバ
回路50aにより吸収される。
【0066】この場合、ノードN3に発生したサージ電
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
【0067】定常時には、ダイオード12を介して抵抗
13に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の
両端の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa
[Ω]とすると、損失Lossは上式(6)のようにな
る。
13に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の
両端の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa
[Ω]とすると、損失Lossは上式(6)のようにな
る。
【0068】本実施の形態では、抵抗13の両端の電圧
Vaはトランス6の二次巻線62の両端の電圧VSとほ
ぼ等しくなる。図7(d)に示すように、トランスの二
次巻線の両端の電圧の振幅は0Vを中心として−Vsか
ら+Vsまで変化する。したがって、上式(6)より定
常時の損失Lossは次式のようになる。
Vaはトランス6の二次巻線62の両端の電圧VSとほ
ぼ等しくなる。図7(d)に示すように、トランスの二
次巻線の両端の電圧の振幅は0Vを中心として−Vsか
ら+Vsまで変化する。したがって、上式(6)より定
常時の損失Lossは次式のようになる。
【0069】 Loss=(Vs)2 /Ra ・・・(8) 例えば、Vs=200[V]とすると、Loss=(2
00)2 /Ra[W]となる。
00)2 /Ra[W]となる。
【0070】このように、図4のスイッチング電源回路
では、図1のスイッチング電源回路に比べて定常時にお
けるスナバ回路50aでの損失が4分の1となる。
では、図1のスイッチング電源回路に比べて定常時にお
けるスナバ回路50aでの損失が4分の1となる。
【0071】本実施の形態のスイッチング電源回路にお
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50aにより吸収される
ので、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されな
い。それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード
8を用いることが可能となり、低コスト化を図ることが
できる。
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50aにより吸収される
ので、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されな
い。それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード
8を用いることが可能となり、低コスト化を図ることが
できる。
【0072】(3)第3の実施の形態 図5は本発明の第3の実施の形態におけるスイッチング
電源回路の構成を示す回路図である。
電源回路の構成を示す回路図である。
【0073】図5のスイッチング電源回路が図4のスイ
ッチング電源回路と異なるのは、スナバ回路50aの代
わりにスナバ回路50bがトランス6の二次巻線62の
両端間に接続されている点である。図5のスイッチング
電源回路の他の部分の構成は図4のスイッチング電源回
路の構成と同様である。
ッチング電源回路と異なるのは、スナバ回路50aの代
わりにスナバ回路50bがトランス6の二次巻線62の
両端間に接続されている点である。図5のスイッチング
電源回路の他の部分の構成は図4のスイッチング電源回
路の構成と同様である。
【0074】スナバ回路50bは、図4のスナバ回路5
0aと同様に、ダイオード12、抵抗13およびコンデ
ンサ14により構成される。ダイオード12のアノード
はトランス6の二次巻線62の一端とコンデンサ7との
接続点(ノードN3)に接続され、カソードはノードN
4に接続されている。コンデンサ14はノードN4と出
力端子O2との間に接続されている。抵抗13はノード
N4と出力端子O1との間に接続されている。
0aと同様に、ダイオード12、抵抗13およびコンデ
ンサ14により構成される。ダイオード12のアノード
はトランス6の二次巻線62の一端とコンデンサ7との
接続点(ノードN3)に接続され、カソードはノードN
4に接続されている。コンデンサ14はノードN4と出
力端子O2との間に接続されている。抵抗13はノード
N4と出力端子O1との間に接続されている。
【0075】電源投入時には、トランス6の一次側およ
び二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次側
に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスタート
により抑制することが可能である。本実施の形態では、
電源投入時にノードN2に発生するサージ電圧が、トラ
ンス6の二次巻線62の両端間に接続されたスナバ回路
50bにより吸収される。
び二次側にサージ電圧が発生する。トランス6の一次側
に発生するサージ電圧は、図8に示したソフトスタート
により抑制することが可能である。本実施の形態では、
電源投入時にノードN2に発生するサージ電圧が、トラ
ンス6の二次巻線62の両端間に接続されたスナバ回路
50bにより吸収される。
【0076】この場合、ノードN3に発生したサージ電
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
圧がダイオード12を通してコンデンサ14を充電する
ことによりそのサージ電圧が吸収される。その後、コン
デンサ14に蓄積された電荷は抵抗13を通して放電さ
れる。
【0077】定常時には、ダイオード12を介して抵抗
13に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の
両端の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa
[Ω]とすると、損失Lossは次式のようになる。
13に電流Ia[A]が流れる。このとき、抵抗13の
両端の電圧をVa[V]、抵抗13の抵抗値をRa
[Ω]とすると、損失Lossは次式のようになる。
【0078】 Loss=Va×Ia=(Va−VO)2 /Ra[W] ・・・(9) ノードN4の電圧Vaはほぼトランス6の二次巻線62
の両端の電圧VSに等しい。したがって、上式(9)よ
り定常時の損失Lossは次式のようになる。
の両端の電圧VSに等しい。したがって、上式(9)よ
り定常時の損失Lossは次式のようになる。
【0079】 Loss=(Vs−VO)2 /Ra ・・・(10) 例えば、Vs=200[V]、VO=180[V]とす
ると、Loss=(200−180)2 /Ra=(2
0)2 /Ra[W]となる。
ると、Loss=(200−180)2 /Ra=(2
0)2 /Ra[W]となる。
【0080】このように、図5のスイッチング電源回路
では、図4のスイッチング電源回路に比べて定常時にお
けるスナバ回路50bでの損失がさらに低減する。
では、図4のスイッチング電源回路に比べて定常時にお
けるスナバ回路50bでの損失がさらに低減する。
【0081】本実施の形態のスイッチング電源回路にお
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50bにより吸収される
ので、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されな
い。それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード
8を用いることが可能となり、低コスト化を図ることが
できる。
いては、電源投入時にトランス6の二次巻線62側に発
生するサージ電圧がスナバ回路50bにより吸収される
ので、整流ダイオード8の両端に高電圧が印加されな
い。それにより、定格電圧の比較的低い整流ダイオード
8を用いることが可能となり、低コスト化を図ることが
できる。
【0082】上記第1〜第3の実施の形態では、第1お
よび第2のスイッチング手段として、トランジスタから
なるスイッチング素子1,2を用いているが、第1およ
び第2のスイッチング手段としてスイッチング機能を有
する他の素子を用いてもよい。
よび第2のスイッチング手段として、トランジスタから
なるスイッチング素子1,2を用いているが、第1およ
び第2のスイッチング手段としてスイッチング機能を有
する他の素子を用いてもよい。
【0083】また、上記第1〜第3の実施の形態では、
第1のダイオード手段として整流ダイオード8を用い、
第2のダイオード手段としてダイオード12を用いてい
るが、第1および第2のダイオード手段としてトランジ
スタのようにダイオードと等価の機能を実現できる他の
素子を用いてもよい。
第1のダイオード手段として整流ダイオード8を用い、
第2のダイオード手段としてダイオード12を用いてい
るが、第1および第2のダイオード手段としてトランジ
スタのようにダイオードと等価の機能を実現できる他の
素子を用いてもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、トランスの二次巻線側
にスナバ回路が設けられているので、電源投入時にトラ
ンスの二次巻線側に発生したサージ電圧がスナバ回路に
より吸収される。それにより、第1のダイオード手段の
両端に印加されるサージ電圧が抑制され、サージ電圧に
よる素子の破壊が防止される。したがって、第1のダイ
オード手段として比較的低い定格電圧を有する素子を用
いることができ、低コスト化を図ることが可能となる。
にスナバ回路が設けられているので、電源投入時にトラ
ンスの二次巻線側に発生したサージ電圧がスナバ回路に
より吸収される。それにより、第1のダイオード手段の
両端に印加されるサージ電圧が抑制され、サージ電圧に
よる素子の破壊が防止される。したがって、第1のダイ
オード手段として比較的低い定格電圧を有する素子を用
いることができ、低コスト化を図ることが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるスイッチン
グ電源回路の構成を示す回路図
グ電源回路の構成を示す回路図
【図2】電源投入時に図1のスイッチング電源回路の整
流ダイオードに印加される電圧および整流ダイオードに
流れる電流の測定結果を示す図
流ダイオードに印加される電圧および整流ダイオードに
流れる電流の測定結果を示す図
【図3】電源投入時に図6のスイッチング電源回路の整
流ダイオードに印加される電圧および整流ダイオードに
流れる電流の測定結果を示す図
流ダイオードに印加される電圧および整流ダイオードに
流れる電流の測定結果を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるスイッチン
グ電源回路の構成を示す回路図
グ電源回路の構成を示す回路図
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるスイッチン
グ電源回路の構成を示す回路図
グ電源回路の構成を示す回路図
【図6】従来のスイッチング電源回路の構成を示す回路
図
図
【図7】図6のスイッチング電源回路の定常時の動作を
示す波形図
示す波形図
【図8】ソフトスタートを説明するための波形図
【符号の説明】 1,2 スイッチング素子 3,4,12 ダイオード 5,7,14 コンデンサ 6 トランス 8 整流ダイオード 9 インダクタンス素子 10 平滑コンデンサ 11 制御回路 13 抵抗 20 直流電源 30 負荷 50,50a,50b スナバ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 明石 裕樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA20 AS01 BB47 DD03 DD04 FD01 FG02 XC14 XX03 XX12 XX41
Claims (10)
- 【請求項1】 両端に直流電圧が印加される第1および
第2の入力端子間に交互にオンオフする第1および第2
のスイッチング手段の直列回路が接続され、第1の容量
手段とトランスの一次巻線との直列回路が前記第2のス
イッチング手段に並列に接続され、第2の容量手段と第
1のダイオード手段との直列回路が前記トランスの二次
巻線に並列に接続され、インダクタンス手段と第3の容
量手段との直列回路が前記第1のダイオード手段に並列
に接続され、前記インダクタンス手段と前記第3の容量
手段の一端との接続点に第1の出力端子が接続されると
ともに、前記第3の容量手段の他端に第2の出力端子が
接続され、前記トランスの二次巻線側にスナバ回路が設
けられたことを特徴とするスイッチング電源回路。 - 【請求項2】 前記スナバ回路は、前記第1のダイオー
ド手段の両端に並列に接続されたことを特徴とする請求
項1記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項3】 前記スナバ回路は、第2のダイオード手
段、第4の容量手段および抵抗手段を含むことを特徴と
する請求項2記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項4】 前記第2のダイオード手段と前記第4の
容量手段との直列回路が前記第1のダイオード手段の両
端に並列に接続され、前記抵抗手段の一端が前記第2の
ダイオード手段と前記第4の容量手段との接続点に接続
され、前記抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧点
に接続されたことを特徴とする請求項3記載のスイッチ
ング電源回路。 - 【請求項5】 前記電圧点は、前記第2の出力端子であ
ることを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源回
路。 - 【請求項6】 前記スナバ回路は、前記トランスの前記
二次巻線の両端に並列に接続されたことを特徴とする請
求項1記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項7】 前記スナバ回路は、第2のダイオード手
段、第4の容量手段および抵抗手段を含むことを特徴と
する請求項6記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項8】 前記第2のダイオード手段と前記第4の
容量手段との直列回路が前記トランスの前記二次巻線の
両端に並列に接続され、前記抵抗手段の一端が前記第2
のダイオード手段と前記第4の容量手段との接続点に接
続され、前記抵抗手段の他端が所定の電圧を受ける電圧
点に接続されたことを特徴とする請求項7記載のスイッ
チング電源回路。 - 【請求項9】 前記電圧点は、前記第2の出力端子であ
ることを特徴とする請求項8記載のスイッチング電源回
路。 - 【請求項10】 前記電圧点は、前記第1の出力端子で
あることを特徴とする請求項8記載のスイッチング電源
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206423A JP2002027753A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206423A JP2002027753A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002027753A true JP2002027753A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18703353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000206423A Pending JP2002027753A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002027753A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2000-07-07 JP JP2000206423A patent/JP2002027753A/ja active Pending
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