JP2002026629A - 45度偏波ダイバーシティアンテナ - Google Patents

45度偏波ダイバーシティアンテナ

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JP2002026629A
JP2002026629A JP2000204289A JP2000204289A JP2002026629A JP 2002026629 A JP2002026629 A JP 2002026629A JP 2000204289 A JP2000204289 A JP 2000204289A JP 2000204289 A JP2000204289 A JP 2000204289A JP 2002026629 A JP2002026629 A JP 2002026629A
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degree polarization
element plate
polarization element
plate
diversity antenna
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JP2000204289A
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English (en)
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Hitoshi Tanno
均 丹野
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Anten Corp
Original Assignee
Anten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ特性を劣化させることなく、偏波間
の結合量を抑制する。 【解決手段】 本発明の45度偏波ダイバーシティアン
テナは、+45度偏波素子板2と、この+45度偏波素
子板2と所定間隔をおいて配置されている−45度偏波
素子板3と、+45度偏波素子板2と−45度偏波素子
板3との間に配置されている金属製の反射体4とを有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話器または
自動車電話器等の基地局に用いられる45度偏波ダイバ
ーシティアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、第1の45度偏波ダイバーシ
ティアンテナとして、+45度偏波素子板と、−45度
偏波素子板とを有し、これらの+45度偏波素子板と−
45度偏波素子板とが一定の間隔をおいて配置されてい
るものが知られている。また、従来の第2の45度偏波
ダイバーシティアンテナとして、+45度偏波素子板
と、−45度偏波素子板と、これらの+45度偏波素子
板と−45度偏波素子板の各々を包囲する金属製の遮蔽
板とを有し、これらの遮蔽板により+45度偏波素子板
と−45度偏波素子板とが送受信する電波の干渉を防止
するものが知られている。さらに、従来の第3の45度
偏波ダイバーシティアンテナとして、+45度偏波素子
板と、−45度偏波素子板と、これらの+45度偏波素
子板と−45度偏波素子板とを回転させて給電位相差を
つける装置とを有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
第1の45度偏波ダイバーシティアンテナにおいては、
+45度偏波素子板と前記−45度偏波素子板との間隔
が大き過ぎるから、最適な指向性の成形に支障が生じる
という問題がある。また、従来の第2の45度偏波ダイ
バーシティアンテナにおいては、+45度偏波素子板と
−45度偏波素子板の各々の近傍に金属製の遮蔽板が位
置するから、周波数特性が狭帯域になるという問題があ
る。さらに、従来の第3の45度偏波ダイバーシティア
ンテナにおいては、+45度偏波素子板と−45度偏波
素子板とを回転させるから、給電系の位相を調整する必
要があり、また、構造が複雑になるという問題がある。
本発明の課題は、このような問題を解決することにあ
る。すなわち、本発明の目的は、アンテナ特性を劣化さ
せることなく、偏波間の結合量を抑制することができる
45度偏波ダイバーシティアンテナを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、+45度偏波素子板と、
この+45度偏波素子板と所定間隔をおいて配置されて
いる−45度偏波素子板と、前記+45度偏波素子板と
前記−45度偏波素子板との間に配置されている金属製
の反射体とを有することを特徴とする。請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の45度偏波ダイバーシティ
アンテナにおいて、前記反射体の長手方向の全長が送受
信する電波の波長の1/2より長いことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の4
5度偏波ダイバーシティアンテナにおいて、前記反射体
は、長手方向の中間板とこの中間板の両端側部に突出す
る突片とを有する略H字形状を有し、前記反射体の長手
方向の前記中間板は、上から見た場合に前記+45度偏
波素子板および前記−45度偏波素子板の長手方向に対
し略45度の傾斜角度を有することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の1つの実施
の形態に係る45度偏波ダイバーシティアンテナを示す
斜視図である。図1に示すように、本発明の1つの実施
の形態に係る45度偏波ダイバーシティアンテナは、支
持兼反射板1と、複数の+45度偏波素子板2と、複数
の−45度偏波素子板3と、複数の金属製の反射体4と
を有している。複数の+45度偏波素子板2と複数の−
45度偏波素子板3および複数の反射体4とは、1列状
に配置されている。複数の+45度偏波素子板2と複数
の−45度偏波素子板3とは、略同一平面に沿って所定
間隔をおいて交互に配置されている。複数の反射体4の
各々は、1つの+45度偏波素子板2とこれと隣り合う
−45度偏波素子板3との間に配置されている。+45
度偏波素子板2は、内部に長穴を有する略長方形(直方
体)に形成されている。−45度偏波素子板3も、内部
に長穴を有する略長方形(直方体)に形成されている。
+45度偏波素子板2と−45度偏波素子板3とは、こ
れらの長手方向が上から見た場合に略90度の角度をな
すように構成されている。
【0006】反射体4は、長手方向の中間板4aとこの
中間板4aの両端側部に突出する突片4bとを有する略
H字形状を有している。反射体4の長手方向の中間板4
aは、上から見た場合に+45度偏波素子板2および−
45度偏波素子板3の長手方向に対し略45度の傾斜角
度を有している。反射体4は、支持兼反射板1と+45
度偏波素子板2および−45度偏波素子板3との間に配
置されている。反射体4の長手方向の全長は、送受信す
る電波の波長の1/2より長いことが好ましい。なお、
反射体4は、実施の形態で示す略H字形状でなく、略長
方形(直方体)であってもよい。+45度偏波素子板2
は、支持兼反射板1の上部に立設固定された支持脚2a
により支持されている。−45度偏波素子板3も、支持
兼反射板1の上部に立設固定された支持脚3aにより支
持されている。また、反射体4も、支持兼反射板1の上
部に立設固定された支持脚4cにより支持されている。
支持脚2a、支持脚3aおよび支持脚4cは、金属部材
または絶縁部材からなる。45度偏波ダイバーシティア
ンテナにおいては、偏波間の結合量によりダイバーシテ
ィ利得が変化するから、安定して通話品質を保つために
は偏波間の結合量は重要な要素である。本発明の実施の
形態においては、反射体4が+45度偏波素子板2と−
45度偏波素子板3との間に配置されているから、+4
5度偏波素子板2が送受信する偏波(電波)と−45度
偏波素子板3が送受信する偏波(電波)とを反射してこ
れらの偏波の結合を抑制することができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至3に記載の
発明によれば、+45度偏波素子板と−45度偏波素子
板との間に反射体を有するから、+45度偏波素子板が
送受信する偏波と−45度偏波素子板が送受信する偏波
とを前記反射体が反射するので、アンテナ特性を劣化さ
せることなく、偏波間の結合量を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態に係る45度偏波ダ
イバーシティアンテナを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支持兼反射板、2 +45度偏波素子板、2a 支
持脚、3 −45度偏波素子板、3a 支持脚、4 反
射体、4a 中間板、4b 突片、4c 支持脚。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 +45度偏波素子板と、この+45度偏
    波素子板と所定間隔をおいて配置されている−45度偏
    波素子板と、前記+45度偏波素子板と前記−45度偏
    波素子板との間に配置されている金属製の反射体とを有
    することを特徴とする45度偏波ダイバーシティアンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の45度偏波ダイバーシ
    ティアンテナにおいて、前記反射体の長手方向の全長が
    送受信する電波の波長の1/2より長いことを特徴とす
    る45度偏波ダイバーシティアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の45度偏波ダ
    イバーシティアンテナにおいて、前記反射体は、長手方
    向の中間板とこの中間板の両端側部に突出する突片とを
    有する略H字形状を有し、前記反射体の長手方向の前記
    中間板は、上から見た場合に前記+45度偏波素子板お
    よび前記−45度偏波素子板の長手方向に対し略45度
    の傾斜角度を有することを特徴とする45度偏波ダイバ
    ーシティアンテナ。
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