JP3695973B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、無線通信基地局等に用いられる多周波共用のアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図9は、例えば「電子情報通信学会信学技報A・P97−73(1997−07)」に示された従来のアンテナ装置の構成を示す図である。
【0003】
図9は、アンテナをできるだけ細くすることを目的として設計した二周波共用基地局アンテナの構造を示したもので、通常のコーナーリフレクタアンテナの先端を折り曲げてレドーム内に収容している。
【0004】
基地局アンテナは、アレーアンテナ構造としているため機械的な強度は円筒状レドームに持たせている。二周波共用放射素子は、無給電素子付のダイポールアンテナとしている。
【0005】
つまり、一次放射器として二周波共用放射素子を用い、コーナーリフレクタアンテナ構造を基本とした反射板を用いている。
【0006】
コーナーリフレクタアンテナは、二周波数で垂直偏波の電波を放射する。二つの周波数でビーム幅を同じにするために、コーナーリフレクタの開き角、反射板の長さ、コーナーからの一次放射器位置を変化させている。設計パラメータが少なく、二つの周波数で所望のビーム幅を得るのは容易ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のアンテナ装置では、電気性能を決定する設計パラメータが少なく、二周波数でアンテナのビーム幅を所望な値に設計することが困難であるという問題点があった。
【0008】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、二周波数で所望のビーム幅を得ることができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアンテナ装置は、第1の周波数で動作する第1の線状の一次放射器と、第2の周波数で動作する第2の線状の一次放射器と、金属板からなる平面反射板を2つに折曲げて構成され、前記第1及び第2の周波数の電波を反射するV形反射板と、前記第1の周波数の電波を透過し前記第2の周波数の電波を反射する周波数選択反射板とを備え、前記V形反射板は、そのV形のコーナーが所定の直線と一致し、かつ、V形反射板を構成する2枚の平面板の前記直線を含む第1の対称面を有し、前記周波数選択反射板は、一つのエッジが前記直線と一致し、前記V形反射板を構成する2枚の平面板の一方の平面板と前記直線を含む第2の対称面を有し、前記第1の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第1の対称面上に配置され、前記第2の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第2の対称面上に配置されているものである。
【0011】
また、この発明に係るアンテナ装置は、前記周波数選択反射板を、誘電体基板上に設けた周期的な金属箔パターンにより構成したものである。
【0012】
また、この発明に係るアンテナ装置は、前記周波数選択反射板を、金属上または誘電体板に設けた金属箔に空けた周期的な穴により構成したものである。
【0013】
また、この発明に係るアンテナ装置は、前記V形反射板を、導電性メッシュにより構成したものである。
【0014】
また、この発明に係るアンテナ装置は、前記V形反射板を、金属格子により構成したものである。
【0016】
さらに、この発明に係るアンテナ装置は、請求項1記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線に沿って複数個配置し、各素子アンテナのそれぞれの第1及び第2の線状の一次放射器に移相器を接続したものである。
【0018】
さらに、この発明に係るアンテナ装置は、請求項6記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線と平行な第2の軸の周りに複数個回転して配置したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0020】
図1において、1は第1のV形反射板であり、金属板である平面反射板11、及び12が直線L(4)で交差して構成される。2は第2のV形反射板であり、周波数選択反射板21、及び22を直線L(4)で交差して構成される。
【0021】
上記第1及び第2のV形反射板1及び2は、それぞれの平面板のなす開き角が異なり、直線Lを含む共通の対称面3を有している。
【0022】
二つの周波数帯(f1、f2、f1<f2)において、51は周波数f1で動作する第1の線状の一次放射器、52は周波数f2で動作する第2の線状の一次放射器である半波長ダイポールアンテナである。
【0023】
上記第1及び第2の線状の一次放射器51、52は、上記対称面3上に配置されている。ここで、周波数選択反射板21、22は、周波数f1で透過し、周波数f2で反射するものとし、誘電体基板上に設けた周期的な金属箔パターンにより構成したものである。
【0024】
つぎに、前述した実施の形態1に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0025】
送信を例にとり説明する。第1の線状の一次放射器51により、直線Lと平行の垂直偏波で放射された周波数f1の電波は、周波数選択反射板21、22を透過し、平面反射板11、12で反射されて、直線Lと直交し対称面3を含む方向61の空間に放射される。この反射波の一部は、再び周波数選択反射板21、22を透過し上記方向61の空間に放射される。
【0026】
一方、第2の線状の一次放射器52により、直線Lと平行の垂直偏波で放射された放射された周波数f2の電波は、周波数選択反射板21、22で反射され、上記の方向61と同じ方向である方向62の空間に放射される。即ち、周波数f1、周波数f2の電波は、それぞれ開き角の異なるV形反射板1、2により反射され、空間に放射される。
【0027】
ここで、V形反射板(コーナーリフレクタ)アンテナの放射パターンを決定する設計パラメータについて、図2を用いて説明する。
【0028】
一次放射器5により放射された電波は、V形反射板1により反射され、V形コーナーに直交し、V形反射板1の対称面3を含む方向6にピークを持つ放射ビームが放射される。但し、設計パラメータによって、上記の方向6に放射パターンのピークが形成されない場合がある。
【0029】
V形反射板1を構成する2枚の平面反射板11、12の幅W、高さH、開き角α、一次放射器5のV形コーナーからの距離Sにより、V形コーナーと一致する直線に垂直な面内(水平面)の放射パターン形状を制御する。V形コーナーを含む平面内(垂直面)の放射パターン形状は、この平面内の一次放射器5の放射パターン形状と一致する。
【0030】
図1に示した例では、第1のV形反射板1と第2のV形反射板2とで、それぞれのV形反射板を構成する平面反射板の幅、開き角、一次放射器のV形コーナーからの距離を独立に選択できるので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム幅を所望な値に設計することが容易になる。
【0031】
なお、2つのV形反射板1、2を構成する平面反射板の幅、及び開き角を適当に選択することにより、第1及び第2の線状の一次放射器51、52のV形コーナーからの距離を等しくできる。この場合、第1及び第2の線状の一次放射器51、52を1つの2周波数帯共用の線状の一次放射器で構成することにより一次放射器が簡素化できる。
【0032】
また、二つの周波数帯f1、f2を、f1>f2とし、周波数選択反射鏡21、22を金属上または誘電体板に設けた金属箔に設けた周期的な穴により構成した場合についても同様である。
【0033】
また、第1のV形反射板1が金属板である場合について説明したが、導電性メッシュにより構成しても同様である。
【0034】
また、第1のV形反射板1を直線Lに平行な金属格子により構成しても同様である。
【0035】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0036】
図3において、1はV形反射板であり、金属板である平面反射板11、及び12が直線L(4)で交差して構成される。21は周波数選択反射板であり、その一辺が直線L(4)と交差して構成される。
【0037】
上記V形反射板1は、直線Lを含む第1の対称面31を有している。周波数選択反射板21と平面反射板11とにより第2のV形反射板を構成し、直線Lを含む第2の対称面32を有している。
【0038】
二つの周波数帯(f1、f2、f1<f2)において、51は周波数f1で動作する第1の線状の一次放射器、52は周波数f2で動作する第2の線状の一次放射器である半波長ダイポールアンテナである。上記第1及び第2の線状の一次放射器51、52は、それぞれ上記第1の対称面31、第2の対称面32上に配置されている。ここで、周波数選択反射板21は、周波数f1で透過し、周波数f2で反射するものとし、誘電体基板上に設けた周期的な金属箔パターンにより構成したものである。
【0039】
つぎに、前述した実施の形態2に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0040】
送信を例にとり説明する。第1の線状の一次放射器51により、直線Lと平行の垂直偏波で放射された放射された周波数f1の電波は、周波数選択反射板21を透過し、平面反射板11、12で反射されて、直線Lと直交し対称面31を含む方向61の空間に放射される。この反射波の一部は、再び周波数選択反射板21を透過し上記方向61の空間に放射される。
【0041】
一方、第2の線状の一次放射器52により、直線Lと平行の垂直偏波で放射された周波数f2の電波は、平面反射板11及び周波数選択反射板21で反射され、直線Lと直交し対称面32を含む方向62の空間に放射される。即ち、周波数f1、周波数f2の電波は、それぞれ開き角の異なるV形反射板により反射され、異なる方向の空間に放射される。
【0042】
図3に示した例では、第1のV形反射板と第2のV形反射板とで、それぞれのV形反射板を構成する平面反射板の開き角、一次放射器のV形コーナーからの距離を独立に選択できるので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム方向とビーム幅を所望な値に設計することが容易になる。
【0043】
また、二つの周波数帯f1、f2を、f1>f2とし、周波数選択反射鏡21を金属上または誘電体板に設けた金属箔に設けた周期的な穴により構成した場合についても同様である。
【0044】
また、第1のV形反射板が金属板である場合について説明したが、導電性メッシュにより構成しても同様である。
【0045】
また、第1のV形反射板を直線Lに平行な金属格子により構成しても同様である。
【0046】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0047】
図4において、71は実施の形態1で示したアンテナ装置により構成した素子アンテナ、81は周波数f1の電波を放射する第1の線状の一次放射器51に接続された移相器、82は周波数f2の電波を放射する第2の線状の一次放射器52に接続された移相器である。
【0048】
上記移相器81、82により、各一次放射器の励振位相を同相で給電すれば、周波数f1、周波数f2の電波とも水平面内の同一方向に鋭いビームが放射される。また、各一次放射器に適当な位相差をつけて給電することにより、垂直面内においてビーム方向を偏向することができる。
【0049】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0050】
図5において、72は実施の形態2で示したアンテナ装置により構成した素子アンテナ、81は周波数f1の電波を放射する第1の線状の一次放射器51に接続された移相器、82は周波数f2の電波を放射する第2の線状の一次放射器52に接続された移相器である。
【0051】
上記移相器81、82により、各一次放射器の励振位相を同相で給電すれば、周波数f1の電波については実施の形態2で示した方向61の垂直面内、周波数f2の電波については方向62の垂直面内に鋭いビームが放射される。また、各一次放射器に適当な位相差をつけて給電することにより、垂直面内においてビームを偏向することができる。
【0052】
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態5に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0053】
図6において、72は実施の形態2で示したアンテナ装置により構成した素子アンテナ、73は実施の形態2で示したアンテナ装置において、周波数選択反射板21と第2の線状の一次放射器52を除いたアンテナ装置により構成した素子アンテナである。
【0054】
また、同図において、81は周波数f1の電波を放射する第1の線状の一次放射器51に接続された移相器、82は周波数f2の電波を放射する第2の線状の一次放射器52に接続された移相器である。
【0055】
上記移相器81、82により、各一次放射器の励振位相を同相で給電すれば、垂直面内で鋭いビームが放射される。ここで、2つの周波数帯f1、f2においてf1≪f2である素子アンテナ92において、周波数f2の垂直面内のビーム幅が周波数f1の垂直面内のビーム幅に比べて十分に小さい場合、同相で給電したアレー状態での垂直面内ビーム幅を所望の値にするためには、この実施の形態5のようにすべての素子アンテナに周波数f2を放射する一次放射器と周波数選択反射板を設ける必要がない。
【0056】
図6に示すように、周波数帯f1に対しては6つの素子アンテナ全てを用い、周波数帯f2に対しては3つの素子アンテナを用いることにより、各周波数帯において垂直面内における所望のビーム幅を得ることができる。さらに、各一次放射器に適当な位相差をつけて給電することにより、垂直面内にビーム方向を傾けることができる。
【0057】
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態6に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0058】
図7において、91は実施の形態3で示したアンテナ装置を素子アンテナとして構成したものである。また、100である直線L’は、各素子アンテナ91を構成するV形反射板のコーナーと一致する直線Lに平行である。
【0059】
本アンテナ装置は、一つの素子アンテナ91を直線L’の周りに回転した位置に複数の素子アンテナを配置して構成される。隣接した素子アンテナ91の各周波数帯の水平面内ビームを適当なクロスオーバーレベルで重ねることにより、水平面内にて概ね無指向性の放射パターンを有するアンテナ装置が得られる。
【0060】
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態7に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0061】
図8において、92は実施の形態4で示したアンテナ装置を素子アンテナとして構成したものである。上記の実施の形態6と同様の動作をする。
【0062】
なお、実施の形態5の素子アンテナ93を用いても同様の動作をする。
【0064】
【発明の効果】
この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、第1の周波数で動作する第1の線状の一次放射器と、第2の周波数で動作する第2の線状の一次放射器と、金属板からなる平面反射板を2つに折曲げて構成され、前記第1及び第2の周波数の電波を反射するV形反射板と、前記第1の周波数の電波を透過し前記第2の周波数の電波を反射する周波数選択反射板とを備え、前記V形反射板は、そのV形のコーナーが所定の直線と一致し、かつ、V形反射板を構成する2枚の平面板の前記直線を含む第1の対称面を有し、前記周波数選択反射板は、一つのエッジが前記直線と一致し、前記V形反射板を構成する2枚の平面板の一方の平面板と前記直線を含む第2の対称面を有し、前記第1の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第1の対称面上に配置され、前記第2の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第2の対称面上に配置されているので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム方向とビーム幅を所望な値に設計することが容易になるという効果を奏する。
【0065】
また、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、前記周波数選択反射板を、誘電体基板上に設けた周期的な金属箔パターンにより構成したので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム幅を所望な値に設計することが容易になるという効果を奏する。
【0066】
また、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、前記周波数選択反射板を、金属上または誘電体板に設けた金属箔に空けた周期的な穴により構成したので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム幅を所望な値に設計することが容易になるという効果を奏する。
【0067】
また、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、前記V形反射板を、導電性メッシュにより構成したので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム幅を所望な値に設計することが容易になるという効果を奏する。
【0068】
また、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、前記V形反射板を、金属格子により構成したので、二周波数でアンテナの水平面内のビーム幅を所望な値に設計することが容易になるという効果を奏する。
【0070】
さらに、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、請求項1記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線に沿って複数個配置し、各素子アンテナのそれぞれの第1及び第2の線状の一次放射器に移相器を接続したので、二周波数でアンテナの水平面内のビームを色々と設計することが容易になるという効果を奏する。
【0072】
さらに、この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、請求項6記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線と平行な第2の軸の周りに複数個回転して配置したので、二周波数でアンテナの水平面内のビームを色々と設計することが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置において、V形反射板(コーナーリフレクタ)アンテナの放射パターンを決定する設計パラメータを説明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態6に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態7に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図9】 従来のアンテナ装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 V形反射板、11 平面反射板、12 平面反射板、2 V形反射板、21 周波数選択反射板、22 周波数選択反射板、3 対称面、31 対称面、32 対称面、5 一次放射器、51 一次放射器、52 一次放射器、71 素子アンテナ、72 素子アンテナ、73 素子アンテナ、81 位相器、82位相器、91 素子アンテナ、92 素子アンテナ、93 素子アンテナ。
Claims (7)
- 第1の周波数で動作する第1の線状の一次放射器と、
第2の周波数で動作する第2の線状の一次放射器と、
金属板からなる平面反射板を2つに折曲げて構成され、前記第1及び第2の周波数の電波を反射するV形反射板と、
前記第1の周波数の電波を透過し前記第2の周波数の電波を反射する周波数選択反射板とを備え、
前記V形反射板は、そのV形のコーナーが所定の直線と一致し、かつ、V形反射板を構成する2枚の平面板の前記直線を含む第1の対称面を有し、
前記周波数選択反射板は、一つのエッジが前記直線と一致し、前記V形反射板を構成する2枚の平面板の一方の平面板と前記直線を含む第2の対称面を有し、
前記第1の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第1の対称面上に配置され、
前記第2の線状の一次放射器は、前記直線と平行で、かつ、前記第2の対称面上に配置されている
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 前記周波数選択反射板は、誘電体基板上に設けた周期的な金属箔パターンにより構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 前記周波数選択反射板は、金属上または誘電体板に設けた金属箔に空けた周期的な穴により構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 前記V形反射板は、導電性メッシュにより構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 前記V形反射板は、金属格子により構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 請求項1記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線に沿って複数個配置し、各素子アンテナのそれぞれの第1及び第2の線状の一次放射器に移相器を接続したことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項6記載のアンテナ装置を素子アンテナとして前記直線と平行な第2の軸の周りに複数個回転して配置したことを特徴とするアンテナ装置。
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