JP2002026161A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2002026161A
JP2002026161A JP2000206307A JP2000206307A JP2002026161A JP 2002026161 A JP2002026161 A JP 2002026161A JP 2000206307 A JP2000206307 A JP 2000206307A JP 2000206307 A JP2000206307 A JP 2000206307A JP 2002026161 A JP2002026161 A JP 2002026161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
region
epitaxial layer
mos transistor
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000206307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4623800B2 (ja
Inventor
Satoshi Kaneko
智 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000206307A priority Critical patent/JP4623800B2/ja
Publication of JP2002026161A publication Critical patent/JP2002026161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4623800B2 publication Critical patent/JP4623800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 NPNトランジスタとC―MOSトランジス
タとが一体化してモノリシックに形成された半導体集積
回路装置において、NチャンネルMOSトランジスタか
ら発生するノイズが、基板を介して隣接する島領域に形
成されるNPNトランジスタに伝わることを防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 この半導体装置では、P型の半導体基
板45上にノンドープの第1エピタキシャル層46、N
またはN-で積層した第2エピタキシャル層47が形成
される。そして、C−MOSトランジスタ42が形成さ
れる第2の島領域53にN+型埋め込み層61が形成さ
れることで、NチャンネルMOSトランジスタから発生
するノイズをブロックしNPNトランジスタへの悪影響
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上にモ
ノリシックに形成された素子間のノイズが半導体基板を
介して伝搬することを防ぐために、第1エピタキシャル
層にバリア層を設けた半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NPN型トランジスタとC−MOSトラ
ンジスタを一体化してモノリシックに形成した半導体装
置は、PLL内蔵のVCO、テレビのチューナー、携帯
電話、コードレス電話等の高周波の受信機として使用さ
れている。
【0003】図6に、従来の一例の半導体集積回路装置
の断面図を示す。この半導体集積回路装置は、P型の
半導体基板5上にN-型のエピタキシャル層6が積層さ
れる。そして、エピタキシャル層6をP+型分離領域9
により第1の島領域7および第2の島領域8へと分離す
る。
【0004】この第1の島領域7にはNPNトランジス
タ1が、また、第2の島領域8にはC−MOSトランジ
スタ2が一体化してモノリシックに形成される。
【0005】また、P+型分離領域9は、P型の半導
体基板5の表面から上下方向へ拡散するP+型分離領域
10、エピタキシャル層の表面から拡散するP+型分離
領域11の2者が連結することで形成される。また、P
+型分離領域11上には、LOCOS酸化膜12が形成
されることで、より素子間分離が成される。
【0006】NPNトランジスタ1では、P型の半導
体基板5とN-型のエピタキシャル層6との間にN+型埋
め込み層13が形成され、このエピタキシャル層6をコ
レクタとしたものである。そして、エピタキシャル層6
には、N+型拡散領域14、17、P型の拡散領域15
およびP+型の拡散領域16が形成される。N+型拡散領
域14はコレクタ導出領域として働くが、N+型埋め込
み層13と連結することで低抵抗領域を形成しコレクタ
電流を効率的に取り出すことができる。N+型拡散領域
17はエミッタとして働き、P型拡散領域15はベース
として働くことで、このNPNトランジスタ1は形成さ
れる。そして、電極18、19等を介して電気接続され
る。
【0007】C−MOSトランジスタ2では、Nチャン
ネルMOSトランジスタ3が形成される領域において、
型の半導体基板5とN-型のエピタキシャル層6と
の間にP+型埋め込み層20が形成される。このエピタ
キシャル層6の表面からP型ウェル領域22がイオン注
入により形成され、このウェル領域22とP+型埋め込
み層20が連結する。このウェル領域22には、N+
拡散領域23、24が形成されるが、N+型拡散領域2
3はソース領域として、N+型拡散領域24はドレイン
領域として形成される。そして、このウェル領域22上
には、NチャンネルMOSトランジスタ3のゲート電極
として多結晶シリコン27、シリコン酸化膜28が形成
される。
【0008】また、PチャンネルMOSトランジスタ4
が形成される領域において、P型の半導体基板5とN
-型のエピタキシャル層6との間にN+型埋め込み層21
が形成される。エピタキシャル層6には、P+型拡散領
域25、26が形成されるが、P+型拡散領域25はソ
ース領域として、P+型拡散領域26はドレイン領域と
して形成される。そして、このエピタキシャル層6上に
は、PチャンネルMOSトランジスタ3のゲート電極と
して多結晶シリコン29、シリコン酸化膜30が形成さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置のNチャンネルMOSトランジスタ3では、P
の半導体基板5とN-型のエピタキシャル層6との間に
+型埋め込み層20が形成された。そして、エピタキ
シャル層6の表面からP型ウェル領域22が形成され、
ウェル領域22とP+型埋め込み層20が連結してい
た。
【0010】そのため、NチャンネルMOSトランジス
タ3において、P型の半導体基板5、P+型埋め込み
層20およびP型ウェル領域22の3者でP型の領域が
連結されていた。そのことにより、NチャンネルMOS
トランジスタ3で発生したノイズが基板5を介してNP
Nトランジスタ1に伝わり、NPNトランジスタ1の動
作に悪影響を与えてしまう課題が生じた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の課題に鑑みてなされたもので、本発明である半導体集
積回路装置では、C―MOSトランジスタの領域におい
て、P型の半導体基板とN-型のエピタキシャル層と
の間にN+型埋め込み層を形成することでNチャンネル
MOSトランジスタから発生するノイズを防止する構造
を有している。
【0012】しかし、従来の半導体集積回路装置と同様
に、P型の半導体基板上にN-型のエピタキシャル層
を形成しこの間にN+型埋め込み層を形成すると、C―
MOSトランジスタにおいて耐圧不良が発生し、動作不
良を起こしてしまう。
【0013】その結果、本発明である半導体集積回路装
置では、P型の半導体基板上にノンドープによる第1
のエピタキシャル層とN-型の第2のエピタキシャル層
との2層構造のエピタキシャル層が形成される。そし
て、P型の半導体基板とノンドープによる第1のエピ
タキシャル層との間にN+型埋め込み層が形成され、ノ
ンドープによる第1のエピタキシャル層とN-型の第2
のエピタキシャル層との間にNチャンネルMOSトラン
ジスタ用のP+型埋め込み層が形成される。
【0014】このことにより、NチャンネルMOSトラ
ンジスタから発生するノイズが基板を介してNPNトラ
ンジスタに伝わり、NPNトランジスタの動作に悪影響
を与えることを防ぐと同時に、C―MOSトランジスタ
の耐圧不良にも対処した半導体集積回路装置を得ること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、NPNトランジスタ41とC―M
OSトランジスタ42とを組み込んだICの断面図であ
る。
【0017】P型の単結晶シリコン基板45にノンド
ープにより厚さ1.0〜3.0μmの第1エピタキシャ
ル46層が形成され、その上に気相成長法によりNまた
はN -で積層した厚さ1.0〜2.0μmの第2エピタ
キシャル層47が形成される。そして、第1および第2
エピタキシャル層46、47は、両者を完全に貫通する
+型分離領域48によってNPNトランジスタ41を
形成する第1の島領域52と、C―MOSトランジスタ
42を形成する第2の島領域53とに電気的に分離され
る。この分離領域48は、第1エピタキシャル層46表
面から上下方向に拡散した第1の分離領域49および第
2エピタキシャル層47の表面から拡散した第2の分離
領域50から成り、2者が連結することで第1および第
2エピタキシャル層46、47を島状に分離する。ま
た、P+型分離領域50上には、LOCOS酸化膜51
が形成されることで、より素子間分離が成される。
【0018】NPNトランジスタ41では、P型の半
導体基板45上にノンドープの第1エピタキシャル層4
6を形成し、第1エピタキシャル層46とN-型の第2
エピタキシャル層47との間にN+型埋め込み層54が
形成され、この第2エピタキシャル層47をコレクタと
したものである。N+型埋め込み層54は、第1エピタ
キシャル層46を貫通して基板45の表面まで拡散され
る。そして、第2エピタキシャル層47には、N+型拡
散領域55、P型の拡散領域56およびP+型の拡散領
域57が形成される。N+型拡散領域55はコレクタ導
出領域として働くが、N+型埋め込み層54と連結する
ことで低抵抗領域を形成しコレクタ電流を効率的に取り
出すことができる。ここで、電極59はリンがドープさ
れた多結晶シリコンで形成される。この多結晶シリコン
に熱処理を加えることで、自動的にリンがP型の拡散領
域56に浸透しN+型ドライブイン拡散領域58が形成
される。N+型ドライブイン拡散領域58は小さい領域
として形成され、高周波特性に適している。そして、N
+型ドライブイン拡散領域58はエミッタとして働き、
P型拡散領域56はベースとして働くことで、このNP
Nトランジスタ41は形成される。
【0019】C−MOSトランジスタ42では、P
の半導体基板45とノンドープの第1エピタキシャル層
46との間にN+型埋め込み層61が形成される。そし
て、NチャンネルMOSトランジスタ43が形成される
領域において、第1エピタキシャル層46とN-型の第
2エピタキシャル層47との間にP+型埋め込み層62
が形成される。この第2エピタキシャル層47の表面か
らP型ウェル領域64がイオン注入により形成され、こ
のウェル領域64とP+型埋め込み層62が連結する。
このウェル領域64には、N+型拡散領域65、66が
形成されるが、N+型拡散領域65はソース領域とし
て、N+型拡散領域66はドレイン領域として形成され
る。そして、このウェル領域64上には、Nチャンネル
MOSトランジスタ43のゲート電極として多結晶シリ
コン69、シリコン酸化膜70が形成される。
【0020】また、PチャンネルMOSトランジスタ4
4が形成される領域において、第1エピタキシャル層4
6と第2エピタキシャル層47との間にN+型埋め込み
層63が形成される。第2エピタキシャル層47には、
+型拡散領域67、68が形成されるが、P+型拡散領
域67はソース領域として、P+型拡散領域68はドレ
イン領域として形成される。そして、この第2エピタキ
シャル層47上には、PチャンネルMOSトランジスタ
44のゲート電極として多結晶シリコン71、シリコン
酸化膜72が形成される。
【0021】そして、NチャンネルMOSトランジスタ
43とPチャンネルMOSトランジスタ44とは、LO
COS酸化膜73が素子間に形成されることで素子間分
離が行われている。
【0022】ここで、図には示さなかったが、他の周辺
回路とを一体化してモノリシックに形成する場合は、こ
れらの素子上にAlによる電極配線、ポリイミド系絶縁
膜による層間絶縁膜、ポリイミド系のジャケット・コー
ト等が形成される。
【0023】本発明の半導体集積回路装置では、上記し
たように、P型の半導体基板45上にノンドープの第
1エピタキシャル層46が形成され、この第1エピタキ
シャル層46上にNまたはN-で積層した第2エピタキ
シャル層47が形成される。そして、C−MOSトラン
ジスタ42が形成される第2の島領域53にN+型埋め
込み層61が形成されることに特徴を有する。
【0024】半導体集積回路装置がこのような構造で形
成されることで、NチャンネルMOSトランジスタ43
において、従来の構造であるP型の半導体基板5(図
6参照)、P+型埋め込み層20およびP型ウェル領域
22の3者でP型の領域が連結されることが無くなっ
た。つまり、N+型埋め込み層61が形成されること
で、このN+型埋め込み層61がブロックとなりNチャ
ンネルMOSトランジスタから発生するノイズが、基板
45を介してNPNトランジスタ41に伝わることを防
止する構造となる。
【0025】更に、基板45上にノンドープの第1エピ
タキシャル層46とNまたはN-で積層した第2エピタ
キシャル層47との2層構造のエピタキシャル層が形成
される。そのことにより、N+型埋め込み層61上に
は、第1および第2エピタキシャル層が形成されること
で十分なエピタキシャル層の厚みが確保されるので、C
―MOSトランジスタ42における耐圧不良を抑制する
ことができる。
【0026】更に、本発明の半導体集積回路装置は、携
帯電話、コードレス電話等の高周波の受信機として使用
される。上記したように、本発明の半導体集積回路装置
は基板45上にノンドープで第1エピタキシャル層46
が形成される。このことにより、NPNトランジスタ4
1において、第1エピタキシャル層46の濃度が低減さ
れ、コレクター基板間の寄生容量が小さくなることで、
より高周波に適した半導体集積回路装置となる。
【0027】次に、図1に示した本発明の半導体集積回
路装置の製造方法を図2〜図5を参照にして説明する。
【0028】先ず、図2に示すように、P型の単結晶
シリコン基板45を準備し、この基板45の表面を熱酸
化して酸化膜を形成し、酸化膜をホトエッチングして選
択マスクとする。そして、基板45表面にN+型埋め込
み層61を形成するヒ素(As)を拡散する。
【0029】次に、図3に示すように、選択マスクとし
て用いた酸化膜を全て除去した後、基板45をエピタキ
シャル成長装置のサセプタ上に配置し、ランプ加熱によ
って基板45に1140℃程度の高温を与えると共に反
応管内にSiH2Cl2ガスとH2ガスを導入することに
より、ノンドープの第1エピタキシャル層46を1〜3
μm成長させる。この様にノンドープで成長させると、
全工程が終了し完成時で200〜1500Ω・cmの高
比抵抗層に形成できる。そして、第1エピタキシャル層
46の表面を熱酸化して酸化膜を形成し、酸化膜をホト
エッチングしてそれぞれの選択マスクとする。そして、
第1エピタキシャル層46表面に分離領域48の第1の
分離領域49およびP+型埋め込み層62を形成するボ
ロン(B)およびN+型埋め込み層54、63を形成す
るヒ素(As)を拡散する。このとき、N+型埋め込み
層61が同時に拡散される。
【0030】次に、図4に示すように、選択マスクとし
て用いた酸化膜を全て除去した後、基板45をエピタキ
シャル成長装置のサセプタ上に配置し、ランプ加熱によ
って1180℃程度の高温を与えると共に反応管内にS
iH2Cl2ガスとH2ガスを導入することにより、Nま
たはN-の第2エピタキシャル層47を1.0〜2.0
μm成長させる。このとき、同時に、第1の分離領域4
9、N+型埋め込み層54、63およびP+型埋め込み層
62を拡散させる。そして、第2エピタキシャル層47
の表面を熱酸化して酸化膜を形成し、酸化膜をホトエッ
チングしてそれぞれの選択マスクとする。そして、第2
エピタキシャル層47表面に分離領域48の第2の分離
領域50、P型拡散領域56およびN+型拡散領域55
を拡散し、また、第2エピタキシャル層47の表面から
P型ウェル領域64がイオン注入により形成される。こ
こで、N+型拡散領域55はN+型埋め込み層54と、P
型ウェル領域64はP+型埋め込み層62と連結する。
【0031】次に、図5に示すように、酸化膜付けを行
いながら基板45全体に熱処理を与え、第1および第2
の分離領域49、50を拡散することにより両者を連結
させる。また、P+型分離領域50上には、LOCOS
酸化膜51が形成されることで、より素子間分離が成さ
れる。そして、第1の島領域52にN+型ドライブイン
拡散領域58、P+型拡散領域57を形成し、N+型拡散
領域55をコレクタ導出領域とし、N+型ドライブイン
拡散領域58をエミッタ領域とし、P型拡散領域56を
ベース領域とすることでNPNトランジスタ31が完成
する。ここで、N+型ドライブイン拡散領域58は、リ
ンがドープされた多結晶シリコンで形成される電極59
に熱処理を加えることで、自動的にリンがP型の拡散領
域56に浸透し形成される。
【0032】そして、第2の島領域53にN+型拡散領
域65、66およびP+型拡散領域67、68が形成さ
れる。N+型拡散領域65、66は、それぞれNチャン
ネルMOSトランジスタ43のソース領域、ドレイン領
域として形成される。N+型拡散領域67、68は、そ
れぞれPチャンネルMOSトランジスタ44のソース領
域、ドレイン領域として形成される。そして、Nチャン
ネルMOSトランジスタ43上には、ゲート電極として
多結晶シリコン69、シリコン酸化膜70が形成され
る。また、PチャンネルMOSトランジスタ44上にも
同様に、ゲート電極として多結晶シリコン71、シリコ
ン酸化膜72が形成される。NチャンネルMOSトラン
ジスタ43とPチャンネルMOSトランジスタ44と
は、LOCOS酸化膜73が素子間に形成されることで
素子間分離がされる。
【0033】その後、図1に示すように、これらの素子
が電気接続されることによって図1の半導体集積回路装
置の構造となる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置において、
型の半導体基板上にノンドープによる第1エピタキ
シャル層とN-型の第2エピタキシャル層との2層構造
のエピタキシャル層が形成される。そして、C−MOS
トランジスタが形成される島領域にP型の半導体基板
とノンドープによる第1エピタキシャル層との間にN+
型埋め込み層が形成される。
【0035】このことにより、このN+型埋め込み層が
ブロックとなりNチャンネルMOSトランジスタから発
生するノイズが、基板を介して隣接する島領域に形成さ
れるNPNトランジスタに伝わることを防止し、NPN
トランジスタの動作に悪影響を与えることを防ぐことが
できる。これと同時に、C―MOSトランジスタでは、
+型埋め込み層上には、第1および第2エピタキシャ
ル層が形成されることで十分な厚みが確保されるので、
C―MOSトランジスタの耐圧不良にも対処することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置を説明する断面図
である。
【図2】本発明の半導体集積回路装置の製造方法を説明
する断図面である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置の製造方法を説明
する断図面である。
【図4】本発明の半導体集積回路装置の製造方法を説明
する断図面である。
【図5】本発明の半導体集積回路装置の製造方法を説明
する断図面である。
【図6】従来の半導体装置を説明する断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA13 AB01 BB01 CA01 CA03 CA17 CA18 CA20 DA12 DA43 DA47 DA74 5F048 AA04 AA05 AB10 AC05 BA03 BA12 BB05 BE04 BG12 BH01 CA03 CA07 CA14 DB04 DB09 5F082 AA02 AA36 BA02 BA04 BA11 BA12 BA13 BC01 BC09 DA10 EA03 EA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、 前記基板表面に積層した第1エピタキシャル層および逆
    導電型の第2エピタキシャル層と、 前記第1および第2のエピタキシャル層を島領域に分離
    する一導電型の分離領域と、 前記島領域に形成した逆導電チャンネルのMOSトラン
    ジスタとを備え、 前記島領域の前記第1エピタキシャル層に逆導電型のバ
    リア層を設け、前記島領域から前記基板を介して伝達さ
    れるノイズを遮断することを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1エピタキシャル層は、ノンドー
    プで形成されることを特徴とする請求項1に記載した半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記島領域に形成した逆導電チャンネル
    のMOSトランジスタは、前記バリア層上の第2エピタ
    キシャル層底面に一導電型の埋め込み層を設け、また表
    面から一導電型のウェル領域を形成し、該ウェル領域に
    形成されることを特徴とする請求項1に記載した半導体
    集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記他の島領域にNPNトランジスタを
    形成することを特徴とする請求項1に記載した半導体集
    積回路装置。
JP2000206307A 2000-07-07 2000-07-07 半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JP4623800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206307A JP4623800B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206307A JP4623800B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002026161A true JP2002026161A (ja) 2002-01-25
JP4623800B2 JP4623800B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=18703254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000206307A Expired - Fee Related JP4623800B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4623800B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165369A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
US7667295B2 (en) 2007-05-18 2010-02-23 Nec Electronics Corporation Semiconductor device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284855A (ja) * 1987-05-15 1988-11-22 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPH0997852A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体集積回路とその製造方法
JPH09148617A (ja) * 1995-11-27 1997-06-06 Sanyo Electric Co Ltd 光半導体装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284855A (ja) * 1987-05-15 1988-11-22 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPH0997852A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体集積回路とその製造方法
JPH09148617A (ja) * 1995-11-27 1997-06-06 Sanyo Electric Co Ltd 光半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165369A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
US7667295B2 (en) 2007-05-18 2010-02-23 Nec Electronics Corporation Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4623800B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557750B2 (ja) 光半導体装置
JP3974205B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11330084A (ja) バイポ―ラトランジスタ―の製造方法及びその構造
US6791160B2 (en) Semiconductor device and process for fabrication thereof
JP2007129085A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2003224253A (ja) 光半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2979554B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5254864A (en) Semiconductor device
JP2002026161A (ja) 半導体集積回路装置
JP3282172B2 (ja) BiMOS半導体装置の製造方法
JPH02101747A (ja) 半導体集積回路とその製造方法
JP2003017498A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09115998A (ja) 半導体集積回路の素子分離構造及び素子分離方法
JP2001291781A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001203288A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2003224252A (ja) 光半導体集積回路装置
JP2002158304A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP3439149B2 (ja) 半導体装置
JPH0918050A (ja) 光半導体装置とその製造方法
JPH0917896A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2678081B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3194286B2 (ja) バイポーラトランジスタの製造方法
JPH04245473A (ja) 半導体集積回路およびその製造方法
JP2003258216A (ja) 光半導体集積回路装置の製造方法
JPH10335589A (ja) アナログ・デジタル混載集積回路およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101102

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees