JP2001203288A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001203288A
JP2001203288A JP2000011708A JP2000011708A JP2001203288A JP 2001203288 A JP2001203288 A JP 2001203288A JP 2000011708 A JP2000011708 A JP 2000011708A JP 2000011708 A JP2000011708 A JP 2000011708A JP 2001203288 A JP2001203288 A JP 2001203288A
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forming
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insulating film
transistor
bipolar transistor
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Yasuki Yoshihisa
康樹 吉久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程数およびマスク数の増加を最低限に抑
え、かつ高性能バイポーラトランジスタと高性能MOS
トランジスタとを同一基板上に有することができる半導
体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 NPN型バイポーラトランジスタのベー
ス引出し電極105aとPMOS型トランジスタのゲー
ト105bとを同一材料(ポリシリコン膜105)を用
いて同時に形成し、NPN型バイポーラトランジスタの
エミッタ引出し電極122aとNMOS型トランジスタ
のゲート122bとを同一材料(ポリシリコン膜12
2)を用いて同時に形成することができる。このため、
工程数の増加を抑えた上で表面チャネル型のPMOS型
トランジスタを得ることができ、この結果PMOS型ト
ランジスタのリーク電流を減少させ、閾値Vthの制御
を容易に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に自己整合型高性能バイポーラトランジ
スタと、デュアルゲート型高性能CMOSトランジスタ
とを同一基板上に有する半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のバイポーラトランジスタとCMO
Sトランジスタとを同一基板上に有するBiCMOS型
半導体装置は、バイポーラトランジスタの高速性および
高負荷駆動能力とMOSトランジスタの高集積性および
低消費電力との双方を同時に実現できることが特徴であ
る。しかし、高性能なバイポーラトランジスタと高性能
なMOSトランジスタとを同一基板上に形成すると、工
程数が増大し、マスク枚数が増加するという問題があっ
た。
【0003】図15ないし18は、従来の自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す。
【0004】図15(A)に示されるように、埋め込み
層を有する半導体基板100上にLOCOS法等により
フィールド酸化膜101を形成し、ウェル層102aと
ウェル層102bとを形成する。次に図15(B)に示
されるように、MOSトランジスタのゲート酸化膜とな
る絶縁膜153を形成する。図15(C)に示されるよ
うに、絶縁膜153上にMOSトランジスタのゲートと
なるドープドポリシリコン膜156をデポジットし、ド
ープドポリシリコン膜156上にTEOS等の絶縁膜1
67をデポジットする。次にレジストパターン158を
用いてMOSのゲートを形成する。図15(D)に示さ
れるように、MOSのLDD層159、160を形成す
る。次にTEOS等の絶縁膜をデポジットし、ドライエ
ッチングによりMOSトランジスタのゲートの側壁に枠
161を形成する。次に、注入によりMOSのソース層
162およびドレイン層163を形成する。
【0005】図16(E)に示されるように、TEOS
等の絶縁膜164をデポジットしてMOSトランジスタ
形成領域を保護する。図16(F)に示されるように、
ポリシリコン膜165をデポジットし、ポリシリコン膜
165の全面に不純物BF2106(170)を注入す
る。この後図16(G)に示されるように、全面にTE
OS等の絶縁膜166をデポジットする。
【0006】図17(H)に示されるように、写真製版
の後、ポリシリコン膜165と絶縁膜166とをエッチ
ングして、ベース引出し電極を形成する。次に、酸化に
より酸化膜109を形成して、ポリシリコン膜165中
の不純物を半導体基板100中へ拡散し、外部ベース層
110を形成する。図17(I)に示されるように、不
純物BF2を注入し、真性ベース層110aを形成す
る。次に、TEOS等の絶縁膜167をデポジットし、
図17(J)に示されるようにエッチングすることでベ
ース引出し電極の側面に枠を形成する。図17(K)に
示されるように、NPNトランジスタのエミッタ引き出
し電極となるポリシリコン膜169をデポジットし、全
面にAs等の不純物168を注入する。
【0007】図18(L)に示されるように、写真製版
により所望の領域を画定し、ドライエッチングによりN
PNトランジスタのエミッタ引出し電極172を形成す
る。図18(M)に示されるように、TEOS/BPS
G/TEOS膜のような層間絶縁膜171をデポジット
し、これにリフローを施し、表面を平坦化すると共に、
エミッタ引出し電極172から不純物を半導体基板10
0中へ拡散し、エミッタ層173を形成する。最後に、
図18(N)に示されるように、配線174等を形成す
る。
【0008】上述のように、絶縁膜164をデポジット
してMOS領域を保護することにより、後のNPNトラ
ンジスタを形成する時のダメージの影響を無くして、M
OSトランジスタの特性が劣化することを防止してい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバイポ
ーラトランジスタとCMOSトランジスタとを同一基板
上に有するBiCMOS型半導体装置は、トランジスタ
特性の劣化を防止するため、工程が複雑となり、かつ工
程数が多いという問題があった。このため、少しでも工
程数を少なくするためにNMOSトランジスタおよびP
MOSトランジスタのゲート電極が同じN型となり、P
MOSトランジスタは埋め込みチャネル型となってい
た。この結果、PMOSトランジスタのリーク電流が多
くなり、閾値電圧Vthの制御が困難となるという問題
があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、工程数およびマスク数
の増加を最低限に抑え、かつ高性能バイポーラトランジ
スタと高性能MOSトランジスタとを同一基板上に有す
ることができる半導体装置の製造方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、バイポーラトランジスタとMOSトランジ
スタとを同一の半導体基板上に形成する半導体装置の製
造方法であって、前記半導体基板の主面に第1絶縁膜を
分離して形成し、該半導体基板上と該第1絶縁膜上とに
わたり第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程と、前
記半導体基板上における第1導電型のバイポーラトラン
ジスタのベースを形成する領域上の第2絶縁膜を除去す
る第2絶縁膜除去工程と、前記第2絶縁膜が除去された
半導体基板上と除去されなかった第2絶縁膜上とにわた
り第1ポリシリコン膜を形成し、該第1ポリシリコン膜
上に第1濃度の第1導電型の不純物を注入し、該第1ポ
リシリコン膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、第1ポ
リシリコン膜と第3絶縁膜とを有する積層膜の所定の領
域をエッチングして、前記半導体基板上における第1導
電型のバイポーラトランジスタの外部ベース引出し電極
と第1導電型のMOSトランジスタのゲートとを同時に
形成する第1形成工程と、前記エッチングされた積層膜
の前記所定の領域上に第4絶縁膜を形成すると同時に、
前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
引出し電極から第1濃度の第1導電型の不純物を前記半
導体基板中に導入して外部ベース層を形成する工程と、
前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
引出し電極を形成する領域を写真製版により画定し、該
領域に第2濃度の第1導電型の不純物を注入して前記第
1導電型のバイポーラトランジスタのリンクベース層を
形成する工程と、前記第1導電型のMOSトランジスタ
を形成する第1導電型MOSトランジスタ形成領域と第
2導電型のバイポーラトランジスタのエミッタおよびコ
レクタを形成する第2導電型バイポーラトランジスタ形
成領域とを写真製版により画定し、該第1導電型MOS
トランジスタ形成領域と該第2導電型バイポーラトラン
ジスタ形成領域とに第3濃度の第1導電型の不純物を注
入して、該第1導電型MOSトランジスタ形成領域にL
DD層を形成し該第2導電型バイポーラトランジスタ形
成領域にエミッタ層とコレクタ層とを形成する第2形成
工程と、前記第2形成工程後の各膜上にわたり第5絶縁
膜を形成する工程と、前記第5絶縁膜をエッチングして
前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
引出し電極の側壁と前記第1導電型のMOSトランジス
タのゲートの側壁とに枠を形成する枠形成工程と、前記
第2導電型のバイポーラトランジスタの真性ベースを形
成する第2導電型バイポーラトランジスタの真性ベース
形成領域と前記第1導電型のMOSトランジスタを形成
する第1導電型MOSトランジスタ形成領域とを写真製
版により画定し、該第2導電型バイポーラトランジスタ
の真性ベース形成領域と該第1導電型MOSトランジス
タ形成領域とに第4濃度の第1導電型の不純物を注入し
て、該第2導電型バイポーラトランジスタの真性ベース
形成領域にエミッタ層とコレクタ層とを形成し該第1導
電型MOSトランジスタ形成領域にソースおよびドレイ
ンを形成しする第3形成工程と、前記第3形成工程後の
所定の膜上にわたり第6絶縁膜を形成する第6絶縁膜形
成工程と、前記第1導電型のバイポーラトランジスタの
外部ベース引出し電極を形成する領域を写真製版により
画定し、該領域に第5濃度の第1導電型の不純物を注入
して前記第1導電型のバイポーラトランジスタの真性ベ
ース層を形成する工程と、前記第1導電型のバイポーラ
トランジスタの外部ベース引出し電極を形成する領域上
の第6絶縁膜をエッチングして前記半導体基板の主面を
露出させる半導体基板露出工程と、前記半導体基板露出
工程後の各膜上にわたり第2ポリシリコン膜を形成し、
該第2ポリシリコン膜上に第1濃度の第2導電型の不純
物を注入し、該第2ポリシリコン膜上に第7絶縁膜を形
成する工程と、前記第7絶縁膜と第2ポリシリコン膜と
を有する積層膜の所定の領域をエッチングして、前記第
1導電型のバイポーラトランジスタのエミッタ引出し電
極と第2導電型のMOSトランジスタのゲートとを同時
に形成する第4形成工程と、前記第2導電型のMOSト
ランジスタを形成する領域を写真製版により画定し、該
領域に第2濃度の第2導電型の不純物を注入して前記第
2導電型のMOSトランジスタのLDD層を形成する第
2導電型のMOSトランジスタのLDD層形成工程と、
前記第2導電型のMOSトランジスタのLDD層形成工
程後の各膜上にわたり第8絶縁膜を形成し、該第8絶縁
膜をエッチングして前記第2導電型のMOSトランジス
タのゲートの側壁に枠を形成する工程と、前記第2導電
型のMOSトランジスタを形成する領域を写真製版によ
り画定し、該領域に第3濃度の第2導電型の不純物を注
入して前記第2導電型のMOSトランジスタのソースお
よびドレイン層を形成する第2導電型のMOSトランジ
スタのソースおよびドレイン層形成工程と、前記第2導
電型のMOSトランジスタのソースおよびドレイン層形
成工程後の各膜上にわたり層間絶縁膜を形成すると共
に、前記第1導電型のバイポーラトランジスタのエミッ
タ引出し電極から不純物を拡散させてエミッタ層を形成
する工程とを備えたものである。
【0012】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第6絶縁膜形成工程に先立って、前記第3絶縁
膜と前記第1ポリシリコン膜とを有する積層膜の所定の
領域を写真製版により画定し、前記第3絶縁膜をエッチ
ングして前記第1ポリシリコン膜を露出させる工程をさ
らに備えることができるものである。
【0013】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第2形成工程の後に、各膜上にわたり第3ポリ
シリコン膜を形成する工程と、前記第3ポリシリコン膜
をエッチングして前記第1導電型のバイポーラトランジ
スタの外部ベース引出し電極の側壁と前記第1導電型の
MOSトランジスタのゲートの側壁とに枠を形成する工
程とをさらに備えることができるものである。
【0014】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第2導電型のバイポーラトランジスタの外部ベ
ース引出し電極から第1濃度の第1導電型の不純物を前
記半導体基板中に導入して、前記第2導電型のバイポー
ラトランジスタのエミッタおよびコレクタを形成するこ
とができるものである。
【0015】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第2導電型のバイポーラトランジスタのベース
を、前記第1導電型のMOSトランジスタのゲートを形
成する前記第1形成工程ないし前記第2形成工程と同一
の工程において形成することができるものである。
【0016】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第2絶縁膜形成工程の後に、前記第2絶縁膜上
に第4ポリシリコン膜を形成し、前記第1導電型のバイ
ポーラトランジスタのベースを形成する領域上の第4ポ
リシリコン膜をエッチングして、第2絶縁膜を除去する
工程をさらに備えることができるものである。
【0017】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第6絶縁膜形成工程の後に、前記第6絶縁膜上
に第5ポリシリコン膜を形成し、前記第1導電型のバイ
ポーラトランジスタのベースを形成する領域上の第5ポ
リシリコン膜をエッチングして、第6絶縁膜を除去する
工程をさらに備えることができるものである。
【0018】ここで、この発明の半導体装置の製造方法
は、前記第2絶縁膜の膜厚と前記第6絶縁膜の膜厚とを
異なる膜厚とすることができるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0020】実施の形態1.図1ないし7は、本発明の
実施の形態1における自己整合型高性能バイポーラトラ
ンジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上に有す
るBiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを示
す。
【0021】図1(A)に示されるように、埋め込み層
を有する半導体基板100上にLOCOS法等によりフ
ィールド酸化膜(第1絶縁膜)101を形成し、ウェル
層102aとウェル層102bとを形成する。次に図1
(B)に示されるように、半導体基板100上とフィー
ルド酸化膜101上とにわたりPMOS型トランジスタ
のゲート酸化膜となる絶縁膜(第2絶縁膜)103を形
成する。図1(C)にされるように、写真製版(レジス
トパターン)104によりNPN型バイポーラトランジ
スタ(第1導電型のバイポーラトランジスタ)のベース
を形成する領域を開口し、絶縁膜103を除去する。図
1(D)にされるように、NPN型バイポーラトランジ
スタのベース引出し電極とPMOS型トランジスタ(第
1導電型のMOSトランジスタ)のゲートとなるポリシ
リコン膜(第1ポリシリコン膜)105をデポジットす
る。
【0022】図2(E)に示されるように、ポリシリコ
ン膜105上の全面にB等の不純物(第1濃度の第1導
電型の不純物)106を注入し、図2(F)に示される
ように、TEOS等の絶縁膜(第3絶縁膜)107をデ
ポジットする。図2(G)に示されるように、写真製版
108によりポリシリコン膜105と絶縁膜107とを
有する積層膜の所定の領域を画定し、図2(H)に示さ
れるように、ドライエッチング等によりNPN型バイポ
ーラトランジスタの外部ベース引出し電極105aとP
MOS型トランジスタのゲート105bとを同時に形成
する。
【0023】図3(I)に示されるように、酸化により
酸化膜(第4絶縁膜)109を形成すると共に、NPN
型バイポーラトランジスタの外部ベース引出し電極10
5aから不純物106を半導体基板100中に導入し
て、外部ベース層110を形成する。図3(J)に示さ
れるように、NPN型バイポーラトランジスタの外部ベ
ース引出し電極105aを形成する領域を写真製版11
1により画定した後、この領域に注入によりBF2等の
不純物(第2濃度の第1導電型の不純物)121を導入
し、NPN型バイポーラトランジスタの真性ベースのリ
ンクベース層112を形成する。次に、図3(K)に示
されるように、PMOS型トランジスタを形成する領域
とPNP型バイポーラトランジスタのエミッタおよびコ
レクタを形成するとを写真製版113により画定し、こ
の両領域にBF2等の不純物(第3濃度の第1導電型の
不純物)121を導入し、PMOS型トランジスタを形
成する領域に114cを形成し、PNP型バイポーラト
ランジスタを形成する領域にエミッタ層114aとコレ
クタ層114bとを形成する。NPN型バイポーラトラ
ンジスタの真性ベースのリンクベース層112、PMO
S型トランジスタのLDD層114c、横型PNPバイ
ポーラトランジスタのエミッタ層114aおよびコレク
タ層114bは、同一マスク、同一注入で形成すること
も可能である。
【0024】図4(L)に示されるように、全面にTE
OS等の絶縁膜(第5絶縁膜)115をデポジットし、
この絶縁膜115をドライエッチング等して、図4
(M)に示されるように、NPN型バイポーラトランジ
スタの外部ベース引出し電極105aの側壁とPMOS
型トランジスタのゲートの側壁とに、各々枠105a、
105bを形成する。次に、PNP型のバイポーラトラ
ンジスタの真性ベースを形成する領域とPMOS型トラ
ンジスタを形成する領域とを写真製版116により画定
し、注入によりBF2等の不純物(第4濃度の第1導電
型の不純物)121を導入して、横型PNPバイポーラ
トランジスタのエミッタ層114aおよびコレクタ層1
14bと、PMOS型トランジスタのソースおよびドレ
インとを形成する。図4(O)に示されるように、NM
OS型トランジスタのゲート酸化膜となる絶縁膜(第6
絶縁膜)119を形成する。
【0025】図5(P)に示されるように、NPN型バ
イポーラトランジスタの外部ベース引出し電極105a
を形成する領域を写真製版120により画定し、注入に
よりBF2等の不純物(第5濃度の第1導電型の不純
物)121を導入して、NPN型バイポーラトランジス
タの真性ベース層110aを形成する。続けて、図5
(Q)に示されるように、エッチングにより真性ベース
領域上の絶縁膜119を除去して半導体基板100の主
表面を露出させる。図5(R)に示されるように、NP
N型バイポーラトランジスタのエミッタ引出し電極とN
MOS型トランジスタのゲートとなるポリシリコン膜
(第2ポリシリコン膜)122をデポジットし、全面に
As等の不純物(第1濃度の第2導電型の不純物)12
3を注入する。
【0026】図6(S)に示されるように、全面にTE
OS等の絶縁膜(第7絶縁膜)124をデポジットす
る。次に、絶縁膜124とポリシリコン膜122とを有
する積層膜の所定の領域を写真製版125により画定し
て、図6(T)に示されるように、ドライエッチング等
によりNPN型バイポーラトランジスタのエミッタ引出
し電極122aとNMOS型トランジスタのゲート12
2bとを同時に形成する。図6(U)に示されるよう
に、NMOS型トランジスタを形成する領域を写真製版
126により画定し、注入によりP等の不純物(第2濃
度の第2導電型の不純物)135を導入して、NMOS
型トランジスタのLDD層127を形成する。図6
(V)に示されるように、TEOS等の絶縁膜(第8絶
縁膜)128をデポジットする。
【0027】図7(W)に示されるように、ドライエッ
チングによりNMOS型トランジスタのゲートの側壁に
枠128aを形成する。次に、NMOS型トランジスタ
を形成する領域を写真製版129により画定し、注入に
よりAs等の不純物(第3濃度の第2導電型の不純物)
123を導入して、NMOS型トランジスタのソースお
よびドレイン層130を形成する。図7(X)に示され
るように、TEOS/BPSG/TEOS膜のような層
間絶縁膜131をデポジットし、これにリフローを施
し、表面を平坦化すると共に、エミッタ引出し電極12
2aから不純物121を半導体基板100中へ拡散し、
エミッタ層132を形成する。最後に、図7(Y)に示
されるように、配線133等を形成する。
【0028】以上より、実施の形態1によれば、NPN
型バイポーラトランジスタのベース引出し電極105a
とPMOS型トランジスタのゲート105bとを同一材
料(ポリシリコン膜105)を用いて同時に形成し、N
PN型バイポーラトランジスタのエミッタ引出し電極1
22aとNMOS型トランジスタのゲート122bとを
同一材料(ポリシリコン膜122)を用いて同時に形成
することができる。このため、工程数の増加を抑えた上
で表面チャネル型のPMOS型トランジスタを得ること
ができ、この結果PMOS型トランジスタのリーク電流
を減少させ、閾値Vthの制御を容易に行なうことがで
きる。
【0029】実施の形態2.図4(N)および4(O)
は、本発明の実施の形態2における自己整合型高性能バ
イポーラトランジスタとCMOSトランジスタとを同一
基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造方法の
プロセスを説明する。本実施の形態2において、図1
(A)ないし4(L)、5(P)ないし7(Y)の図で
示される工程は実施の形態1と同じであるため説明は省
略する。
【0030】図4(M)に示されるように、写真製版1
16の後、注入によりBF2等の不純物121を導入し
て、横型PNPバイポーラトランジスタのエミッタ層1
14aおよびコレクタ層114bと、PMOS型トラン
ジスタのソースおよびドレインとを形成する。この後、
図4(N)に示されるように、写真製版118により画
定した領域の絶縁膜107を開口し、開口部107aに
ポリシリコン膜105を露出させる。この結果、図7
(Y)に示されるように、下部電極がポリシリコン膜1
05、上部電極がポリシリコン膜122および容量材料
が絶縁膜119より構成される容量の形成を行なうこと
ができる。
【0031】以上より、実施の形態2によれば、マスク
を1枚追加するだけで、電極形成工程を追加することな
く、寄生容量の少ない高性能な容量の形成を行なうこと
ができる。
【0032】実施の形態3.図1(B)および図3
(I)は、本発明の実施の形態3における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを説明する。本実施の形態3において、
図1(B)および図3(I)の他の図で示される工程は
実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
【0033】図1(B)に示される絶縁膜103の膜厚
と図3(I)に示される絶縁膜119の膜厚とを異なる
膜厚に設定することができる。この結果、PMOS型ト
ランジスタとNMOS型トランジスタとでゲート耐圧が
異なるBiCMOS型半導体装置を製造することができ
る。
【0034】以上より、実施の形態3によれば、ゲート
酸化膜の膜厚を絶縁膜103と絶縁膜119とで異なる
膜厚に設定することができるので、PMOS型トランジ
スタとNMOS型トランジスタとで異なるゲート耐圧に
設定されたBiCMOS型半導体装置を製造することが
できる。
【0035】実施の形態4.図4(L)および図8は、
本発明の実施の形態4における自己整合型高性能バイポ
ーラトランジスタとCMOSトランジスタとを同一基板
上に有するBiCMOS型半導体装置の製造方法のプロ
セスを説明する。本実施の形態4において、図4(L)
および図8の他の図で示される工程は実施の形態1と同
じであるため説明は省略する。
【0036】図4(L)に示される絶縁膜115の替わ
りに図8に示されるポリシリコン膜134aおよび13
4bを用いることができる。このため、NPN型バイポ
ーラトランジスタのベース引出し電極105aの側壁1
34aとPMOS型トランジスタのゲート105bの側
壁134bとにLDD枠を形成することができる。ポリ
シリコン膜134aおよび134bの材質は、絶縁膜1
15と異なる膜であればよい。
【0037】以上より、実施の形態4によれば、NPN
型バイポーラトランジスタのベース引出し電極105a
の側壁134aとPMOS型トランジスタのゲート10
5bの側壁134bとにポリシリコン膜134a、13
4bを使用することにより、よりばらつきの少ないNP
N型バイポーラトランジスタの製造を行なうことができ
る。
【0038】実施の形態5.図9は、本発明の実施の形
態5における自己整合型高性能バイポーラトランジスタ
とCMOSトランジスタとを同一基板上に有するBiC
MOS型半導体装置の製造方法のプロセスを説明する。
本実施の形態5において、図9に示される工程以外の工
程は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
【0039】図9に示されるように、横型PNP型バイ
ポーラトランジスタのエミッタとコレクタとをPNP型
バイポーラトランジスタのベース引出し電極105aか
らP型不純物を半導体基板100中へ拡散して形成する
ことにより、配線間隔の制約がなくなり、素子面積を縮
小することができる。
【0040】以上より、実施の形態5によれば、横型P
NP型バイポーラトランジスタのエミッタとコレクタと
をPNP型バイポーラトランジスタのベース引出し電極
105aからP型不純物を半導体基板100中へ拡散し
て形成することができる。この結果、配線間隔の制約が
なくなり、素子面積を縮小することができる。
【0041】実施の形態6.図10は、本発明の実施の
形態6における自己整合型高性能バイポーラトランジス
タとCMOSトランジスタとを同一基板上に有するBi
CMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを説明す
る。本実施の形態6において、図10に示される工程以
外の工程は実施の形態1と同じであるため説明は省略す
る。
【0042】図10に示されるように、横型PNP型バ
イポーラトランジスタのベースを、実施の形態1におけ
るPMOS型トランジスタのゲートを形成する図2
(H)ないし図3(K)で示される工程と同一の工程に
おいて形成することができる。
【0043】以上より、実施の形態6によれば、横型P
NP型バイポーラトランジスタのベース幅をPMOS型
トランジスタにより画定することにより、フィールド酸
化膜で画定する従来の横型PNP型バイポーラトランジ
スタよりも素子面積を縮小することができる。
【0044】実施の形態7.図11ないし図14は、本
発明の実施の形態7における自己整合型高性能バイポー
ラトランジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上
に有するBiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセ
スを説明する。
【0045】図11(A)に示されるように、埋め込み
層を有する半導体基板100上にLOCOS法等により
フィールド酸化膜101を形成し、ウェル層102aと
ウェル層102bとを形成する。次に図11(B)に示
されるように、半導体基板100上とフィールド酸化膜
101上とにわたりPMOS型トランジスタのゲート酸
化膜となる絶縁膜103を形成する。この後、ポリシリ
コン膜145をデポジットする。
【0046】ポリシリコン膜145をデポジットした後
の図11(C)ないし図12(G)のプロセスは、実施
の形態1における図1(C)ないし図4(O)と同じで
あるため説明は省略する。
【0047】図12(H)に示されるように、NMOS
型トランジスタのゲート酸化膜となる絶縁膜119を形
成する。この後、ポリシリコン膜146をデポジットす
る。
【0048】ポリシリコン膜146をデポジットした後
の図13(I)ないし図14(M)のプロセスは、実施
の形態1における図5(P)ないし図7(X)と同じで
あるため説明は省略する。
【0049】最後に、図14(N)に示されるように、
配線133等を形成する。
【0050】以上より、実施の形態7によれば、PMO
S型トランジスタおよびNMOS型トランジスタのゲー
ト酸化膜上にポリシリコン膜をデポジットすることによ
り、NPN型バイポーラトランジスタを形成する時のダ
メージからゲート酸化膜を保護することができ、トラン
ジスタ特性の劣化のないMOS型トランジスタを形成す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体の
製造方法によれば、NPN型バイポーラトランジスタの
ベース引出し電極105aとPMOS型トランジスタの
ゲート105bとを同一材料(ポリシリコン膜105)
を用いて同時に形成し、NPN型バイポーラトランジス
タのエミッタ引出し電極122aとNMOS型トランジ
スタのゲート122bとを同一材料(ポリシリコン膜1
22)を用いて同時に形成することにより、工程数およ
びマスク数の増加を最低限に抑え、かつ高性能バイポー
ラトランジスタと高性能MOSトランジスタとを同一基
板上に有することができる半導体装置の製造方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1または3における自己
整合型高性能バイポーラトランジスタとCMOSトラン
ジスタとを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装
置の製造方法のプロセスを示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1または3における自己
整合型高性能バイポーラトランジスタとCMOSトラン
ジスタとを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装
置の製造方法のプロセスを示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1または3における自己
整合型高性能バイポーラトランジスタとCMOSトラン
ジスタとを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装
置の製造方法のプロセスを示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1または2における自己
整合型高性能バイポーラトランジスタとCMOSトラン
ジスタとを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装
置の製造方法のプロセスを示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態4における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態5における自己整合型高
性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタと
を同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製造
方法のプロセスを示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態6における自己整合型
高性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタ
とを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製
造方法のプロセスを示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態7における自己整合型
高性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタ
とを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製
造方法のプロセスを示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態7における自己整合型
高性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタ
とを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製
造方法のプロセスを示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態7における自己整合型
高性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタ
とを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製
造方法のプロセスを示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態7における自己整合型
高性能バイポーラトランジスタとCMOSトランジスタ
とを同一基板上に有するBiCMOS型半導体装置の製
造方法のプロセスを示す図である。
【図15】 従来の自己整合型高性能バイポーラトラン
ジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上に有する
BiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを示す
図である。
【図16】 従来の自己整合型高性能バイポーラトラン
ジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上に有する
BiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを示す
図である。
【図17】 従来の自己整合型高性能バイポーラトラン
ジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上に有する
BiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを示す
図である。
【図18】 従来の自己整合型高性能バイポーラトラン
ジスタとCMOSトランジスタとを同一基板上に有する
BiCMOS型半導体装置の製造方法のプロセスを示す
図である。
【符号の説明】
100 半導体基板、 101 フィールド酸化膜、
102a、102bウェル、 103、107、11
5、153、157、164、166、167絶縁膜、
104、108、111、113、116、118、
120、125、126、129、158 レジストパ
ターン(写真製版)、 105、122、145、14
6、165、169 ポリシリコン膜、 105a N
PN型バイポーラトランジスタのベース引き出し電極、
105b PMOS型トランジスタのゲート、 10
6 不純物(B等)、 107a 開口部、 109酸
化膜、 110 外部ベース層、 110a 真性ベー
ス層、 112 リンクベース層、 114a、13
2、173 エミッタ層、 114b コレクタ層、
114c PMOS型トランジスタのLDD層、 11
5a、115b、128a、161 枠、 119 N
MOS型トランジスタのゲート酸化膜(絶縁膜)、 1
21 不純物(BF2等)、 122a、172 NP
N型バイポーラトランジスタのエミッタ引出し電極、
122b NMOS型トランジスタのゲート、 12
3、168 不純物(As等)、 127 NMOS型
トランジスタのLDD層、 130 NMOS型トラン
ジスタのソース/ドレイン層、131、171 層間絶
縁膜、 133、174 配線、 134a、134b
側壁(LDD枠)、 135 不純物(P等)、 1
56 ドープドポリシリコン膜、 156a、156b
MOSゲート、 159、160 LDD層、 16
2、163 ソース/ドレイン層。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F003 AP00 BB06 BB07 BB08 BC07 BE07 BE08 BJ15 BJ18 BN01 BP06 BP21 BS08 5F048 AA01 AA07 AA09 AA10 AC05 AC10 BB07 BB16 BC06 BE03 BG12 CA03 DA13 DA14 DA15 DA25 DB04 DB08 DB09 DB10 5F082 AA17 AA40 BA04 BA27 BC03 BC09 BC13 DA07 DA10 EA02 EA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイポーラトランジスタとMOSトラン
    ジスタとを同一の半導体基板上に形成する半導体装置の
    製造方法であって、 前記半導体基板の主面に第1絶縁膜を分離して形成し、
    該半導体基板上と該第1絶縁膜上とにわたり第2絶縁膜
    を形成する第2絶縁膜形成工程と、 前記半導体基板上における第1導電型のバイポーラトラ
    ンジスタのベースを形成する領域上の第2絶縁膜を除去
    する第2絶縁膜除去工程と、 前記第2絶縁膜が除去された半導体基板上と除去されな
    かった第2絶縁膜上とにわたり第1ポリシリコン膜を形
    成し、該第1ポリシリコン膜上に第1濃度の第1導電型
    の不純物を注入し、該第1ポリシリコン膜上に第3絶縁
    膜を形成する工程と、 第1ポリシリコン膜と第3絶縁膜とを有する積層膜の所
    定の領域をエッチングして、前記半導体基板上における
    第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース引出
    し電極と第1導電型のMOSトランジスタのゲートとを
    同時に形成する第1形成工程と、 前記エッチングされた積層膜の前記所定の領域上に第4
    絶縁膜を形成すると同時に、前記第1導電型のバイポー
    ラトランジスタの外部ベース引出し電極から第1濃度の
    第1導電型の不純物を前記半導体基板中に導入して外部
    ベース層を形成する工程と、 前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
    引出し電極を形成する領域を写真製版により画定し、該
    領域に第2濃度の第1導電型の不純物を注入して前記第
    1導電型のバイポーラトランジスタのリンクベース層を
    形成する工程と、 前記第1導電型のMOSトランジスタを形成する第1導
    電型MOSトランジスタ形成領域と第2導電型のバイポ
    ーラトランジスタのエミッタおよびコレクタを形成する
    第2導電型バイポーラトランジスタ形成領域とを写真製
    版により画定し、該第1導電型MOSトランジスタ形成
    領域と該第2導電型バイポーラトランジスタ形成領域と
    に第3濃度の第1導電型の不純物を注入して、該第1導
    電型MOSトランジスタ形成領域にLDD層を形成し該
    第2導電型バイポーラトランジスタ形成領域にエミッタ
    層とコレクタ層とを形成する第2形成工程と、 前記第2形成工程後の各膜上にわたり第5絶縁膜を形成
    する工程と、 前記第5絶縁膜をエッチングして前記第1導電型のバイ
    ポーラトランジスタの外部ベース引出し電極の側壁と前
    記第1導電型のMOSトランジスタのゲートの側壁とに
    枠を形成する枠形成工程と、 前記第2導電型のバイポーラトランジスタの真性ベース
    を形成する第2導電型バイポーラトランジスタの真性ベ
    ース形成領域と前記第1導電型のMOSトランジスタを
    形成する第1導電型MOSトランジスタ形成領域とを写
    真製版により画定し、該第2導電型バイポーラトランジ
    スタの真性ベース形成領域と該第1導電型MOSトラン
    ジスタ形成領域とに第4濃度の第1導電型の不純物を注
    入して、該第2導電型バイポーラトランジスタの真性ベ
    ース形成領域にエミッタ層とコレクタ層とを形成し該第
    1導電型MOSトランジスタ形成領域にソースおよびド
    レインを形成しする第3形成工程と、 前記第3形成工程後の所定の膜上にわたり第6絶縁膜を
    形成する第6絶縁膜形成工程と、 前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
    引出し電極を形成する領域を写真製版により画定し、該
    領域に第5濃度の第1導電型の不純物を注入して前記第
    1導電型のバイポーラトランジスタの真性ベース層を形
    成する工程と、 前記第1導電型のバイポーラトランジスタの外部ベース
    引出し電極を形成する領域上の第6絶縁膜をエッチング
    して前記半導体基板の主面を露出させる半導体基板露出
    工程と、 前記半導体基板露出工程後の各膜上にわたり第2ポリシ
    リコン膜を形成し、該第2ポリシリコン膜上に第1濃度
    の第2導電型の不純物を注入し、該第2ポリシリコン膜
    上に第7絶縁膜を形成する工程と、 前記第7絶縁膜と第2ポリシリコン膜とを有する積層膜
    の所定の領域をエッチングして、前記第1導電型のバイ
    ポーラトランジスタのエミッタ引出し電極と第2導電型
    のMOSトランジスタのゲートとを同時に形成する第4
    形成工程と、 前記第2導電型のMOSトランジスタを形成する領域を
    写真製版により画定し、該領域に第2濃度の第2導電型
    の不純物を注入して前記第2導電型のMOSトランジス
    タのLDD層を形成する第2導電型のMOSトランジス
    タのLDD層形成工程と、 前記第2導電型のMOSトランジスタのLDD層形成工
    程後の各膜上にわたり第8絶縁膜を形成し、該第8絶縁
    膜をエッチングして前記第2導電型のMOSトランジス
    タのゲートの側壁に枠を形成する工程と、 前記第2導電型のMOSトランジスタを形成する領域を
    写真製版により画定し、該領域に第3濃度の第2導電型
    の不純物を注入して前記第2導電型のMOSトランジス
    タのソースおよびドレイン層を形成する第2導電型のM
    OSトランジスタのソースおよびドレイン層形成工程
    と、前記第2導電型のMOSトランジスタのソースおよ
    びドレイン層形成工程後の各膜上にわたり層間絶縁膜を
    形成すると共に、前記第1導電型のバイポーラトランジ
    スタのエミッタ引出し電極から不純物を拡散させてエミ
    ッタ層を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第6絶縁膜形成工程に先立って、前
    記第3絶縁膜と前記第1ポリシリコン膜とを有する積層
    膜の所定の領域を写真製版により画定し、前記第3絶縁
    膜をエッチングして前記第1ポリシリコン膜を露出させ
    る工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2形成工程の後に、 各膜上にわたり第3ポリシリコン膜を形成する工程と、 前記第3ポリシリコン膜をエッチングして前記第1導電
    型のバイポーラトランジスタの外部ベース引出し電極の
    側壁と前記第1導電型のMOSトランジスタのゲートの
    側壁とに枠を形成する工程とをさらに備えたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2導電型のバイポーラトランジス
    タの外部ベース引出し電極から第1濃度の第1導電型の
    不純物を前記半導体基板中に導入して、前記第2導電型
    のバイポーラトランジスタのエミッタおよびコレクタを
    形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2導電型のバイポーラトランジス
    タのベースを、前記第1導電型のMOSトランジスタの
    ゲートを形成する前記第1形成工程ないし前記第2形成
    工程と同一の工程において形成することを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2絶縁膜形成工程の後に、前記第
    2絶縁膜上に第4ポリシリコン膜を形成し、前記第1導
    電型のバイポーラトランジスタのベースを形成する領域
    上の第4ポリシリコン膜をエッチングして、第2絶縁膜
    を除去する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第6絶縁膜形成工程の後に、前記第
    6絶縁膜上に第5ポリシリコン膜を形成し、前記第1導
    電型のバイポーラトランジスタのベースを形成する領域
    上の第5ポリシリコン膜をエッチングして、第6絶縁膜
    を除去する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2絶縁膜の膜厚と前記第6絶縁膜
    の膜厚とを異なる膜厚にしたことを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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