JP2002025408A - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
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- JP2002025408A JP2002025408A JP2000209960A JP2000209960A JP2002025408A JP 2002025408 A JP2002025408 A JP 2002025408A JP 2000209960 A JP2000209960 A JP 2000209960A JP 2000209960 A JP2000209960 A JP 2000209960A JP 2002025408 A JP2002025408 A JP 2002025408A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より優れた高周波特性を有するリレーを提供
することにある。 【解決手段】 一端を固定支持した1対の弾性アーム5
3,54を上下に平行に配置するとともに、他端を連結
材55で連結一体化して略平行四辺形を形成した可動ブ
ロック50で、前記弾性アーム53,54の他端に配置
した絶縁ブロック60を介して可動接触片62の中央部
を支持する。そして、電磁石ブロックの励磁,消磁に基
づいて回動する接極子ブロックで、可動ブロック50の
他端を押圧,解除して前記可動接触片62を上下動さ
せ、この可動接触片62の両端部を1対の前記固定接点
部20a,21aに接離させる。
することにある。 【解決手段】 一端を固定支持した1対の弾性アーム5
3,54を上下に平行に配置するとともに、他端を連結
材55で連結一体化して略平行四辺形を形成した可動ブ
ロック50で、前記弾性アーム53,54の他端に配置
した絶縁ブロック60を介して可動接触片62の中央部
を支持する。そして、電磁石ブロックの励磁,消磁に基
づいて回動する接極子ブロックで、可動ブロック50の
他端を押圧,解除して前記可動接触片62を上下動さ
せ、この可動接触片62の両端部を1対の前記固定接点
部20a,21aに接離させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁継電器、特に、
高周波信号を開閉する電磁継電器に関する。
高周波信号を開閉する電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、高
周波信号を開閉する電磁継電器としては、例えば、特開
平6−12957号公報に記載のリレーがある。すなわ
ち、ベースの上面に沿うように一体化した少なくとも一
対の固定接触片の固定接点を、前記ベースの上面に設け
た電磁石ブロックの励磁,消磁に基づき、前記電磁石ブ
ロックの上面を支点として回動する可動ブロックに設け
た可動接触片の可動接点で開閉することを特徴とするリ
レーである。
周波信号を開閉する電磁継電器としては、例えば、特開
平6−12957号公報に記載のリレーがある。すなわ
ち、ベースの上面に沿うように一体化した少なくとも一
対の固定接触片の固定接点を、前記ベースの上面に設け
た電磁石ブロックの励磁,消磁に基づき、前記電磁石ブ
ロックの上面を支点として回動する可動ブロックに設け
た可動接触片の可動接点で開閉することを特徴とするリ
レーである。
【0003】しかしながら、前記リレーでは、可動接点
を可動ブロックの回動中心近傍に配置してあるため、可
動接点のストロークが小さい。このため、復帰時におけ
る固定接点と可動接点との間の接点間距離が短く、所望
の絶縁特性,高周波特性が得られないという問題点があ
る。
を可動ブロックの回動中心近傍に配置してあるため、可
動接点のストロークが小さい。このため、復帰時におけ
る固定接点と可動接点との間の接点間距離が短く、所望
の絶縁特性,高周波特性が得られないという問題点があ
る。
【0004】このような問題点を解決するリレーとし
て、特許第2998680号公報において高周波波リレ
ーが開示されている。すなわち、リレー基板の上面に少
なくとも1対の固定接点を設け、電磁石の接極子によっ
て駆動される可動接点ばねに固着した可動接点で前記1
対の固定接点間を開閉する高周波リレーにおいて、前記
リレー基板の上面の前記1対の固定接点及びこの1対の
固定接点に接続する配線に近接して地気層を設け、前記
1対の固定接点開離時には前記可動接点ばねが前記リレ
ー基板上面の前記地気層に接続されて接地され、前記リ
レー基板上下面の前記地気層とともに前記1対の固定接
点を遮蔽することを特徴とする高周波リレーである。
て、特許第2998680号公報において高周波波リレ
ーが開示されている。すなわち、リレー基板の上面に少
なくとも1対の固定接点を設け、電磁石の接極子によっ
て駆動される可動接点ばねに固着した可動接点で前記1
対の固定接点間を開閉する高周波リレーにおいて、前記
リレー基板の上面の前記1対の固定接点及びこの1対の
固定接点に接続する配線に近接して地気層を設け、前記
1対の固定接点開離時には前記可動接点ばねが前記リレ
ー基板上面の前記地気層に接続されて接地され、前記リ
レー基板上下面の前記地気層とともに前記1対の固定接
点を遮蔽することを特徴とする高周波リレーである。
【0005】しかしながら、前記高周波リレーでは、1
対の可動接点を設けた可動接点ばねが平面略T字形状を
有している。このため、前記可動接点ばねの一部におい
て、高周波の反射に基づくノイズが発生したり、あるい
は、前記可動接点ばねの一部が実質的にアンテナとして
働き、ノイズが入りやすく、高周波特性を低下させると
いう問題点がある。
対の可動接点を設けた可動接点ばねが平面略T字形状を
有している。このため、前記可動接点ばねの一部におい
て、高周波の反射に基づくノイズが発生したり、あるい
は、前記可動接点ばねの一部が実質的にアンテナとして
働き、ノイズが入りやすく、高周波特性を低下させると
いう問題点がある。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑み、より優れた
高周波特性を有するリレーを提供することを目的とす
る。
高周波特性を有するリレーを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電磁継電
器は、前記目的を達成するため、ベースと、前記ベース
の上面に配置した少なくとも1対の固定接点と、前記ベ
ースの上面に装着された電磁石ブロックと、前記電磁石
ブロックの励磁,消磁に基づいて回動する接極子ブロッ
クと、一端を固定支持した1対の弾性アームを上下に平
行に配置するとともに、他端を連結材で連結一体化して
略平行四辺形を形成し、前記弾性アームの他端に配置し
た絶縁部材を介して可動接触片の中央部を支持した可動
ブロックとからなり、前記電磁石ブロックの励磁,消磁
に基づいて回動する接極子ブロックで、前記可動ブロッ
クの他端を押圧,解除して前記可動接触片を上下動さ
せ、この可動接触片の両端部を1対の前記固定接点に接
離する構成としてある。本発明によれば、弾性アームの
他端に絶縁部材を介して可動接触片の中間部を支持して
いるので、従来例よりも可動接触片のストロークを大き
くできる。このため、可動接触片と固定接点との接点間
距離を大きくでき、所望の絶縁特性,高周波特性を確保
できる。
器は、前記目的を達成するため、ベースと、前記ベース
の上面に配置した少なくとも1対の固定接点と、前記ベ
ースの上面に装着された電磁石ブロックと、前記電磁石
ブロックの励磁,消磁に基づいて回動する接極子ブロッ
クと、一端を固定支持した1対の弾性アームを上下に平
行に配置するとともに、他端を連結材で連結一体化して
略平行四辺形を形成し、前記弾性アームの他端に配置し
た絶縁部材を介して可動接触片の中央部を支持した可動
ブロックとからなり、前記電磁石ブロックの励磁,消磁
に基づいて回動する接極子ブロックで、前記可動ブロッ
クの他端を押圧,解除して前記可動接触片を上下動さ
せ、この可動接触片の両端部を1対の前記固定接点に接
離する構成としてある。本発明によれば、弾性アームの
他端に絶縁部材を介して可動接触片の中間部を支持して
いるので、従来例よりも可動接触片のストロークを大き
くできる。このため、可動接触片と固定接点との接点間
距離を大きくでき、所望の絶縁特性,高周波特性を確保
できる。
【0008】また、本発明にかかる電磁継電器は、可動
ブロックの可動接触片が、復帰時に前記可動ブロックか
ら延在するアース用舌片に接触する構成としてある。し
たがって、可動接触片が復帰時にアース用舌片に接触す
るので、前記可動接触片を介して1対の固定接点同士が
容量結合しにくくなる。このため、高周波信号の漏洩が
少なくなり、良好な高周波特性が得られる。
ブロックの可動接触片が、復帰時に前記可動ブロックか
ら延在するアース用舌片に接触する構成としてある。し
たがって、可動接触片が復帰時にアース用舌片に接触す
るので、前記可動接触片を介して1対の固定接点同士が
容量結合しにくくなる。このため、高周波信号の漏洩が
少なくなり、良好な高周波特性が得られる。
【0009】さらに、本発明にかかる電磁継電器は、上
下に対向する可動接触片および固定接点を、前記ベース
の下面に形成されたアース部材と、前記可動接触片の上
方に位置する弾性アームとで上下から磁気遮蔽した構成
としてある。したがって、本発明によれば、上下に対向
する可動接触片と固定接点とが、ベースの下面に形成さ
れたアース板と、可動接触片の上方に位置する弾性アー
ムとで挟まれ、磁気遮蔽される。このため、接点を閉成
中は勿論のこと、接点を開いている場合においても有効
に磁気遮蔽でき、より一層優れた高周波特性を有する電
磁継電器が得られる。
下に対向する可動接触片および固定接点を、前記ベース
の下面に形成されたアース部材と、前記可動接触片の上
方に位置する弾性アームとで上下から磁気遮蔽した構成
としてある。したがって、本発明によれば、上下に対向
する可動接触片と固定接点とが、ベースの下面に形成さ
れたアース板と、可動接触片の上方に位置する弾性アー
ムとで挟まれ、磁気遮蔽される。このため、接点を閉成
中は勿論のこと、接点を開いている場合においても有効
に磁気遮蔽でき、より一層優れた高周波特性を有する電
磁継電器が得られる。
【0010】そして、本発明にかかる電磁継電器は、弾
性アームの他端から側方に延在する絶縁部材の自由端
で、可動接触片の中間部を支持した構成であってもよ
い。したがって、本発明によれば、弾性アームの他端で
ある駆動点と、可動接触片の中間部を支持する絶縁部材
の支持点とが同一垂直線上に存在しない。このため、弾
性アーム他端のストロークを保持しつつ、可動接触片の
配置を任意に選択できる。このため、設計の自由度が広
がり、床面積の小さい小型の電磁継電器が得られるとい
う効果がある。
性アームの他端から側方に延在する絶縁部材の自由端
で、可動接触片の中間部を支持した構成であってもよ
い。したがって、本発明によれば、弾性アームの他端で
ある駆動点と、可動接触片の中間部を支持する絶縁部材
の支持点とが同一垂直線上に存在しない。このため、弾
性アーム他端のストロークを保持しつつ、可動接触片の
配置を任意に選択できる。このため、設計の自由度が広
がり、床面積の小さい小型の電磁継電器が得られるとい
う効果がある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかる電磁継電器の一実
施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施
形態にかかる電磁継電器は、自己保持型の電磁継電器に
適用した場合であり、大略、ベース10と、電磁石ブロ
ック40と、1組の可動ブロック50,50と、接極子
ブロック70と、ケース80とから構成されている。
施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施
形態にかかる電磁継電器は、自己保持型の電磁継電器に
適用した場合であり、大略、ベース10と、電磁石ブロ
ック40と、1組の可動ブロック50,50と、接極子
ブロック70と、ケース80とから構成されている。
【0012】ベース10は平面略方形の板状体であり、
上面にリードフレーム11をインサート成形した樹脂板
12の下面にアース板13を一体化したものである。
上面にリードフレーム11をインサート成形した樹脂板
12の下面にアース板13を一体化したものである。
【0013】前記リードフレーム11は、図2および図
4に示すように、前記ベース10の上面片側に共通固定
接点端子20,固定接点端子21および固定接点端子2
2をインサート成形する一方、その反対側に電磁継電器
の動作をモニターするための共通固定接点端子23,固
定接点端子24および固定接点端子25をインサート成
形してある。さらに、前記固定接点端子23,24間に
はコイル端子26,27、前記固定接点端子23,25
間にはコイル端子28,29がそれぞれインサート成形
されている。そして、これらの固定接点端子20ないし
29の周囲を囲むようにアース端子14,15,16が
配置され、インサート成形されている。特に、前記アー
ス端子16は、その中央部に1対の接続舌片16a,1
6aを切り起こしてある。
4に示すように、前記ベース10の上面片側に共通固定
接点端子20,固定接点端子21および固定接点端子2
2をインサート成形する一方、その反対側に電磁継電器
の動作をモニターするための共通固定接点端子23,固
定接点端子24および固定接点端子25をインサート成
形してある。さらに、前記固定接点端子23,24間に
はコイル端子26,27、前記固定接点端子23,25
間にはコイル端子28,29がそれぞれインサート成形
されている。そして、これらの固定接点端子20ないし
29の周囲を囲むようにアース端子14,15,16が
配置され、インサート成形されている。特に、前記アー
ス端子16は、その中央部に1対の接続舌片16a,1
6aを切り起こしてある。
【0014】さらに、前記ベース10の樹脂成形板12
は、図3に示すように、その上面の周辺縁部近傍に環状
リブ30を形成してある。このリブ30は所定の位置に
シール材の注入を容易にするせり出し部31aないし3
1eを備えている。さらに、前記環状リブ30内には、
嵌合用環状突部32を間にして1対の位置規制用突部3
3,34を突設してある。前記嵌合用環状突部32およ
び位置規制用突部33,34は後述する電磁石ブロック
40を位置決めするためのものである。そして、前記突
部32の上端面には、前記アース端子16の接続舌片1
6a,16aが露出している(図4)。
は、図3に示すように、その上面の周辺縁部近傍に環状
リブ30を形成してある。このリブ30は所定の位置に
シール材の注入を容易にするせり出し部31aないし3
1eを備えている。さらに、前記環状リブ30内には、
嵌合用環状突部32を間にして1対の位置規制用突部3
3,34を突設してある。前記嵌合用環状突部32およ
び位置規制用突部33,34は後述する電磁石ブロック
40を位置決めするためのものである。そして、前記突
部32の上端面には、前記アース端子16の接続舌片1
6a,16aが露出している(図4)。
【0015】なお、前記ベース10のアース板13とア
ース端子14,15,16との電気接続は、例えば、ス
ルーホール、導電性接着剤、あるいは、アース端子1
4,15,16の一部を下方に折り曲げてアース板13
に圧接させるなどの任意の方法を選択できる。
ース端子14,15,16との電気接続は、例えば、ス
ルーホール、導電性接着剤、あるいは、アース端子1
4,15,16の一部を下方に折り曲げてアース板13
に圧接させるなどの任意の方法を選択できる。
【0016】電磁石ブロック40は、図5および図6に
示すように、略U字形鉄芯41をインサート形成したス
プール42にコイル43を巻回したものである。前記ス
プール42は、その中央に形成した支持台44の両側に
鍔部45,46を有している。前記支持台44は、その
上端開口部44aに永久磁石47が挿入されるととも
に、対向する外側面に略十文字形の嵌合溝44b,44
bが形成されている。一方、前記鍔部45,46は、そ
の上端面から前記鉄芯41の磁極部41a,41bがそ
れぞれ露出している。さらに、前記鍔部45,46に
は、コイル端子48a,48cおよび49a,49cが
それぞれインサート成形されている。そして、前記コイ
ル43の引き出し線がコイル端子49a,49cの中継
部49b,49dにそれぞれからげてハンダ付けされた
後、下方に折り曲げられている(図6)。なお、本実施
形態では、1本のコイル43を使用する場合について説
明した。しかし、2本のコイルをスプールに巻回する場
合には、他のコイル端子48a,48cを使用してもよ
いことは勿論である。また、前記スプールはインサート
成形に限らず、例えば、二つ割りできる樹脂成形品であ
ってもよい。
示すように、略U字形鉄芯41をインサート形成したス
プール42にコイル43を巻回したものである。前記ス
プール42は、その中央に形成した支持台44の両側に
鍔部45,46を有している。前記支持台44は、その
上端開口部44aに永久磁石47が挿入されるととも
に、対向する外側面に略十文字形の嵌合溝44b,44
bが形成されている。一方、前記鍔部45,46は、そ
の上端面から前記鉄芯41の磁極部41a,41bがそ
れぞれ露出している。さらに、前記鍔部45,46に
は、コイル端子48a,48cおよび49a,49cが
それぞれインサート成形されている。そして、前記コイ
ル43の引き出し線がコイル端子49a,49cの中継
部49b,49dにそれぞれからげてハンダ付けされた
後、下方に折り曲げられている(図6)。なお、本実施
形態では、1本のコイル43を使用する場合について説
明した。しかし、2本のコイルをスプールに巻回する場
合には、他のコイル端子48a,48cを使用してもよ
いことは勿論である。また、前記スプールはインサート
成形に限らず、例えば、二つ割りできる樹脂成形品であ
ってもよい。
【0017】可動ブロック50,50は、図7および図
8に示すように、全く同一形状であり、可動フレーム5
1に絶縁ブロック60,65をそれぞれ組み付けて構成
したものである。すなわち、前記可動フレーム51は、
1枚の導電性薄板バネ材から切り出して屈曲したもので
あり、正面略十文字形の支持バネ52を中心として左右
対称に形成されている。特に、前記支持バネ52の上端
部から接続用舌片52cを介して左側に延在する弾性ア
ーム53と、前記支持バネ52の下端部からアース用舌
片52aを介して左側に延在する弾性アーム54とが上
下に平行に配置されている(図8)。そして、弾性アー
ム53,54の先端部は連結部55で連結されてクラン
ク機構を構成している。同様に、支持バネ52の上下端
部から右側に平行に延在した弾性アーム56,57の先
端部が連結部58で連結され、クランク機構を構成して
いる。
8に示すように、全く同一形状であり、可動フレーム5
1に絶縁ブロック60,65をそれぞれ組み付けて構成
したものである。すなわち、前記可動フレーム51は、
1枚の導電性薄板バネ材から切り出して屈曲したもので
あり、正面略十文字形の支持バネ52を中心として左右
対称に形成されている。特に、前記支持バネ52の上端
部から接続用舌片52cを介して左側に延在する弾性ア
ーム53と、前記支持バネ52の下端部からアース用舌
片52aを介して左側に延在する弾性アーム54とが上
下に平行に配置されている(図8)。そして、弾性アー
ム53,54の先端部は連結部55で連結されてクラン
ク機構を構成している。同様に、支持バネ52の上下端
部から右側に平行に延在した弾性アーム56,57の先
端部が連結部58で連結され、クランク機構を構成して
いる。
【0018】前記絶縁ブロック60および65は、その
上下端面に嵌合用突起60a,60bおよび65a,6
5bをそれぞれ突設した絶縁材からなるものである(図
8)。そして、絶縁ブロック60,65の外側面には折
れ曲がった形状の絶縁アーム61,66がそれぞれ取り
付けられている。この絶縁アーム61,66は自由端部
に可動接触片62,67の中央部をそれぞれアウトサー
ト成形してある。前記可動接触片66,67は、その両
端部をそれぞれ巾方向に2分割したツイン接点となって
いるとともに、その内側縁部から特性インピーダンス整
合用舌片62a,67aをそれぞれ延在している。
上下端面に嵌合用突起60a,60bおよび65a,6
5bをそれぞれ突設した絶縁材からなるものである(図
8)。そして、絶縁ブロック60,65の外側面には折
れ曲がった形状の絶縁アーム61,66がそれぞれ取り
付けられている。この絶縁アーム61,66は自由端部
に可動接触片62,67の中央部をそれぞれアウトサー
ト成形してある。前記可動接触片66,67は、その両
端部をそれぞれ巾方向に2分割したツイン接点となって
いるとともに、その内側縁部から特性インピーダンス整
合用舌片62a,67aをそれぞれ延在している。
【0019】そして、前記弾性アーム53,54の先端
に設けた係合孔53a,54aに絶縁ブロック60の突
起60a,60bをそれぞれ係合一体化する。これによ
り、復帰時に可動接触片62の特性インピーダンス整合
用舌片62aがアース用舌片52aに圧接する。同様
に、前記弾性アーム56,57の先端に設けた係合孔5
6a,57aに絶縁ブロック65の突起65a,65b
をそれぞれ係合一体化する。これにより、復帰時に可動
接触片67の特性インピーダンス整合用舌片67aが、
アース用舌片52bに圧接する。
に設けた係合孔53a,54aに絶縁ブロック60の突
起60a,60bをそれぞれ係合一体化する。これによ
り、復帰時に可動接触片62の特性インピーダンス整合
用舌片62aがアース用舌片52aに圧接する。同様
に、前記弾性アーム56,57の先端に設けた係合孔5
6a,57aに絶縁ブロック65の突起65a,65b
をそれぞれ係合一体化する。これにより、復帰時に可動
接触片67の特性インピーダンス整合用舌片67aが、
アース用舌片52bに圧接する。
【0020】さらに、前記電磁石ブロック40の支持台
44の外側面に設けた嵌合溝44bに、可動ブロック5
0の支持バネ52を位置決めして落とし込むことによ
り、可動ブロック50が電磁石ブロック40に位置決め
される。なお、このとき接続用舌片52c,52cの縁
部が支持台44の1対の突起44c,44cにそれぞれ
係止し、位置決めされる(図6)。同様に、モニター用
可動ブロック50も電磁石ブロック40に取り付けられ
る。
44の外側面に設けた嵌合溝44bに、可動ブロック5
0の支持バネ52を位置決めして落とし込むことによ
り、可動ブロック50が電磁石ブロック40に位置決め
される。なお、このとき接続用舌片52c,52cの縁
部が支持台44の1対の突起44c,44cにそれぞれ
係止し、位置決めされる(図6)。同様に、モニター用
可動ブロック50も電磁石ブロック40に取り付けられ
る。
【0021】ついで、前記電磁石ブロック40の下端部
44dを、前記ベース10の前記嵌合用環状突部32に
囲まれた凹部に32aに嵌合する。さらに、図6に示す
鍔部45,46の切り欠き部46a(鍔部45の切り欠
き部は図示せず)をベース10の位置規制用突部33,
34にそれぞれ係合することにより、可動ブロック40
が所定の位置に位置決めされる。そして、支持バネ52
の下端基部を前記アース端子16の接続舌片16aに電
気接続する。さらに、コイル端子48a,48cおよび
49a,49cを、ベース10のコイル端子27,2
6,28,29の接続部27a,26a,28a,29
aにそれぞれ接続する。この結果、可動接触片62の両
端部が共通固定接点部20aおよび固定接点部21aに
接離可能に対向する。さらに、可動接触片67の両端部
が共通固定接点部20aおよび固定接点部22aに接離
可能に対向する(図9)。本実施形態では、可動接触片
62がアースされた弾性アーム54とアース板13との
間に位置するので、高周波特性に優れた接点機構が得ら
れる(図8)。可動接触片67も同様である。
44dを、前記ベース10の前記嵌合用環状突部32に
囲まれた凹部に32aに嵌合する。さらに、図6に示す
鍔部45,46の切り欠き部46a(鍔部45の切り欠
き部は図示せず)をベース10の位置規制用突部33,
34にそれぞれ係合することにより、可動ブロック40
が所定の位置に位置決めされる。そして、支持バネ52
の下端基部を前記アース端子16の接続舌片16aに電
気接続する。さらに、コイル端子48a,48cおよび
49a,49cを、ベース10のコイル端子27,2
6,28,29の接続部27a,26a,28a,29
aにそれぞれ接続する。この結果、可動接触片62の両
端部が共通固定接点部20aおよび固定接点部21aに
接離可能に対向する。さらに、可動接触片67の両端部
が共通固定接点部20aおよび固定接点部22aに接離
可能に対向する(図9)。本実施形態では、可動接触片
62がアースされた弾性アーム54とアース板13との
間に位置するので、高周波特性に優れた接点機構が得ら
れる(図8)。可動接触片67も同様である。
【0022】なお、図10に示すように、アース端子1
6に1対の補助舌片17,17を立設しておき、復帰し
た可動接触片62,67の一端部をそれぞれ接触させる
ことにより、高周波特性を向上させてもよい。
6に1対の補助舌片17,17を立設しておき、復帰し
た可動接触片62,67の一端部をそれぞれ接触させる
ことにより、高周波特性を向上させてもよい。
【0023】接極子ブロック70は、図11に示すよう
に、平面長方形の接極子71の下面に、駆動バネ72を
一体化したものである。前記接極子71の中央部下面に
は、突き出し加工で回動支点となる突起(図示せず)を
突出している。この回動支点は前記駆動バネ72に設け
た開口部(図示せず)から下方に露出している。また、
前記駆動バネ72は1枚の導電性薄板バネ材を打ち抜い
て形成されたものであり、前記可動ブロック50を駆動
する押し下げ片73,74および75,76を有する。
さらに、前記押し下げ片73,74間、および、前記押
し下げ片75,76間には平面略T字形のヒンジバネ7
7,78が同一軸心上にそれぞれ延在している。
に、平面長方形の接極子71の下面に、駆動バネ72を
一体化したものである。前記接極子71の中央部下面に
は、突き出し加工で回動支点となる突起(図示せず)を
突出している。この回動支点は前記駆動バネ72に設け
た開口部(図示せず)から下方に露出している。また、
前記駆動バネ72は1枚の導電性薄板バネ材を打ち抜い
て形成されたものであり、前記可動ブロック50を駆動
する押し下げ片73,74および75,76を有する。
さらに、前記押し下げ片73,74間、および、前記押
し下げ片75,76間には平面略T字形のヒンジバネ7
7,78が同一軸心上にそれぞれ延在している。
【0024】したがって、前記電磁石ブロック40の永
久磁石47の上端面に接極子71の回動支点となる突起
を位置決めする(図12)。これにより、接極子71の
両端部71a,71bが鉄芯41の磁極部41a,41
bに交互に接離可能に対向する。さらに、前記ヒンジバ
ネ77,78が可動フレーム51の接続用舌片52c,
52cに重なり合う。そして、前記ヒンジバネ77,7
8を前記接続用舌片52cに溶接一体化することによ
り、接極子ブロック70が回動可能に支持される。
久磁石47の上端面に接極子71の回動支点となる突起
を位置決めする(図12)。これにより、接極子71の
両端部71a,71bが鉄芯41の磁極部41a,41
bに交互に接離可能に対向する。さらに、前記ヒンジバ
ネ77,78が可動フレーム51の接続用舌片52c,
52cに重なり合う。そして、前記ヒンジバネ77,7
8を前記接続用舌片52cに溶接一体化することによ
り、接極子ブロック70が回動可能に支持される。
【0025】ケース80は、図1に示すように、箱体形
状であり、その開口内側縁部に、前記ベース10の環状
リブ30に嵌合可能な嵌合用環状段部81aが形成され
ている。このため、前記ベース10の環状リブ30内に
前記ケース80の環状段部81を嵌め込むことにより、
所定の位置に位置決めできる。そして、前記環状リブ3
0のせり出し部31aないし31eにシール材を注入す
ることにより、シール作業が完了する。ついで、ガス抜
き孔82から内部空間の空気を抜いた後、熱封止するこ
とにより、組立て作業が完了する。
状であり、その開口内側縁部に、前記ベース10の環状
リブ30に嵌合可能な嵌合用環状段部81aが形成され
ている。このため、前記ベース10の環状リブ30内に
前記ケース80の環状段部81を嵌め込むことにより、
所定の位置に位置決めできる。そして、前記環状リブ3
0のせり出し部31aないし31eにシール材を注入す
ることにより、シール作業が完了する。ついで、ガス抜
き孔82から内部空間の空気を抜いた後、熱封止するこ
とにより、組立て作業が完了する。
【0026】次に、前述の構成からなる電磁継電器の動
作について説明する。なお、説明の便宜上、第1図手前
側に位置する可動ブロック50の動作を中心に説明す
る。まず、コイル43に電圧が印加されていない場合に
は、接極子71の一端部71aが鉄芯41の磁極部41
aに永久磁石47の磁力で吸着している。このため、接
極子ブロック70の押し下げ片73が可動ブロック50
の絶縁ブロック60の突起60aを押し下げている。こ
の結果、可動接触片62の両端部が共通固定接点部20
aおよび固定接点部21aに接触している。そして、可
動接触片62の特性インピーダンス整合用舌片62a
が、アース用舌片52aから開離している。一方、可動
接触片67の両端部は共通固定接点部20aおよび固定
接点部22aから開離している。そして、可動接触片6
7の特性インピーダンス整合用舌片67aが、アース用
舌片52bに圧接している。なお、モニター用可動ブロ
ック50も同様な状態となっている。
作について説明する。なお、説明の便宜上、第1図手前
側に位置する可動ブロック50の動作を中心に説明す
る。まず、コイル43に電圧が印加されていない場合に
は、接極子71の一端部71aが鉄芯41の磁極部41
aに永久磁石47の磁力で吸着している。このため、接
極子ブロック70の押し下げ片73が可動ブロック50
の絶縁ブロック60の突起60aを押し下げている。こ
の結果、可動接触片62の両端部が共通固定接点部20
aおよび固定接点部21aに接触している。そして、可
動接触片62の特性インピーダンス整合用舌片62a
が、アース用舌片52aから開離している。一方、可動
接触片67の両端部は共通固定接点部20aおよび固定
接点部22aから開離している。そして、可動接触片6
7の特性インピーダンス整合用舌片67aが、アース用
舌片52bに圧接している。なお、モニター用可動ブロ
ック50も同様な状態となっている。
【0027】そして、前記永久磁石47の磁束を打ち消
す方向に前記コイル43に電圧を印加すると、接極子7
1の他端部71bが鉄芯41の磁極部41bに吸引さ
れ、接極子71の突起を回動支点として接極子ブロック
70が回動する。このため、駆動バネ72の押し下げ片
73が上方に移動し、弾性アーム53,54のバネ力で
可動接触片62が固定接点部20a,21aから離れ
る。そして、可動接触片62の特性インピーダンス整合
用舌片62aが、アース用舌片52aに圧接する。一
方、絶縁ブロック65の突起65aが押し下げ片74に
押し下げられる。しかし、支持バネ52、上下の弾性ア
ーム56,57、連結部58はクランク機構を構成して
いる。このため、可動接触片67がほぼ垂直に下降し、
可動接触片67の特性インピーダンス整合用舌片67a
がアース用舌片52bから開離した後、可動接触片67
の両端部が共通固定接点部20aおよび固定接点部22
aに接触する。
す方向に前記コイル43に電圧を印加すると、接極子7
1の他端部71bが鉄芯41の磁極部41bに吸引さ
れ、接極子71の突起を回動支点として接極子ブロック
70が回動する。このため、駆動バネ72の押し下げ片
73が上方に移動し、弾性アーム53,54のバネ力で
可動接触片62が固定接点部20a,21aから離れ
る。そして、可動接触片62の特性インピーダンス整合
用舌片62aが、アース用舌片52aに圧接する。一
方、絶縁ブロック65の突起65aが押し下げ片74に
押し下げられる。しかし、支持バネ52、上下の弾性ア
ーム56,57、連結部58はクランク機構を構成して
いる。このため、可動接触片67がほぼ垂直に下降し、
可動接触片67の特性インピーダンス整合用舌片67a
がアース用舌片52bから開離した後、可動接触片67
の両端部が共通固定接点部20aおよび固定接点部22
aに接触する。
【0028】そして、コイル43への通電を停止する
と、永久磁石47の磁力によって接極子ブロック70が
その状態を保持する。
と、永久磁石47の磁力によって接極子ブロック70が
その状態を保持する。
【0029】再度、接点を切り換えるには、コイル43
に電圧を前述と逆方向に印加して励磁する。これによ
り、接極子ブロック70が逆回転し、元の位置に復帰
し、接点を切り換える。このため、可動接触片62の特
性インピーダンス整合用舌片62aが、アース用舌片5
2aから開離する。一方、可動接触片67の特性インピ
ーダンス整合用舌片67aが、アース用舌片52bに圧
接する。なお、モニター用可動ブロック50も同様に動
作させることにより、共通固定接点部23a、固定接点
部24aおよび固定接点部25aに可動接触片62,6
7が交互に接触し、接点が切り換わる。
に電圧を前述と逆方向に印加して励磁する。これによ
り、接極子ブロック70が逆回転し、元の位置に復帰
し、接点を切り換える。このため、可動接触片62の特
性インピーダンス整合用舌片62aが、アース用舌片5
2aから開離する。一方、可動接触片67の特性インピ
ーダンス整合用舌片67aが、アース用舌片52bに圧
接する。なお、モニター用可動ブロック50も同様に動
作させることにより、共通固定接点部23a、固定接点
部24aおよび固定接点部25aに可動接触片62,6
7が交互に接触し、接点が切り換わる。
【0030】本実施形態によれば、絶縁ブロック60は
弾性アーム56,57のそれぞれの先端に位置するの
で、大きなストロークが得られる。このため、所望の接
点間距離を確保でき、絶縁特性および高周波特性が高い
という利点がある。また、絶縁アーム61,66は支持
バネ52側に延在しているが、絶縁ブロック60,65
と一体にそれぞれ上下動するので、可動接触片62,6
7それ自体のストロークが小さくなることはない。特
に、本実施形態によれば、共通固定接点部20aの両側
に固定接点部21a,22aを配置してあるが、絶縁ア
ーム61,66を支持バネ52側に延在させている。こ
のため、可動接触片62,67だけでなく、共通固定接
点部20aを従来例のように平面略T字形に形成する必
要がない。この結果、高周波の反射に基づくノイズの発
生を回避でき、あるいは、前記可動接触片等の一部が従
来例のように実質的にアンテナとして働くことがなく、
ノイズの侵入を回避できるという利点がある。
弾性アーム56,57のそれぞれの先端に位置するの
で、大きなストロークが得られる。このため、所望の接
点間距離を確保でき、絶縁特性および高周波特性が高い
という利点がある。また、絶縁アーム61,66は支持
バネ52側に延在しているが、絶縁ブロック60,65
と一体にそれぞれ上下動するので、可動接触片62,6
7それ自体のストロークが小さくなることはない。特
に、本実施形態によれば、共通固定接点部20aの両側
に固定接点部21a,22aを配置してあるが、絶縁ア
ーム61,66を支持バネ52側に延在させている。こ
のため、可動接触片62,67だけでなく、共通固定接
点部20aを従来例のように平面略T字形に形成する必
要がない。この結果、高周波の反射に基づくノイズの発
生を回避でき、あるいは、前記可動接触片等の一部が従
来例のように実質的にアンテナとして働くことがなく、
ノイズの侵入を回避できるという利点がある。
【0031】なお、前述の実施形態では、自己保持型に
適用した場合について説明したが、必ずしもこれに限ら
ず、自己復帰型の電磁継電器に適用してもよい。また、
2回路を交互に開閉するものに限らず、一回路だけを開
閉するように構成したものでもよい。このため、可動ブ
ロック50は片側半分のクランク機構だけで構成された
ものであってもよい。
適用した場合について説明したが、必ずしもこれに限ら
ず、自己復帰型の電磁継電器に適用してもよい。また、
2回路を交互に開閉するものに限らず、一回路だけを開
閉するように構成したものでもよい。このため、可動ブ
ロック50は片側半分のクランク機構だけで構成された
ものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、弾性アームの他端に絶
縁部材を介して可動接触片の中間部を支持しているの
で、従来例よりも可動接触片のストロークを大きくでき
る。このため、可動接触片と固定接点との接点間距離を
大きくでき、所望の絶縁特性,高周波特性を確保できる
という効果がある。
縁部材を介して可動接触片の中間部を支持しているの
で、従来例よりも可動接触片のストロークを大きくでき
る。このため、可動接触片と固定接点との接点間距離を
大きくでき、所望の絶縁特性,高周波特性を確保できる
という効果がある。
【図1】 本発明にかかる電磁継電器の一実施形態を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】 ベースを構成する図1で示したリードフレー
ムのみの斜視図である。
ムのみの斜視図である。
【図3】 ベースを構成する図1で示した樹脂成形板の
みの斜視図である。
みの斜視図である。
【図4】 図1で示した樹脂成形板にリードフレームを
インサート成形し、かつ、アース板を一体化したベース
の斜視図である。
インサート成形し、かつ、アース板を一体化したベース
の斜視図である。
【図5】 電磁石ブロックのコイル巻回前を示すスプー
ルの斜視図である。
ルの斜視図である。
【図6】 コイルを巻回した状態を示す電磁石ブロック
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】 図1で示した可動ブロックの斜視図である。
【図8】 図7で示した可動ブロックの取り付け状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】 ベースと可動接触片との位置関係を示す斜視
図である。
図である。
【図10】 本実施形態の応用例を示す斜視図である。
【図11】 図1で示した接極子ブロックの斜視図であ
る。
る。
【図12】 ベースに内部構成部品を組み付けた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図13】 組立完成後を示す斜視図である。
10…ベース、11…リードフレーム、12…樹脂成形
板、13…アース板、14,15,16…アース端子、
20a…共通固定接点部、21a,22a…固定接点
部、40…電磁石ブロック、50…可動ブロック、51
…可動フレーム、52…支持バネ、52a,52b…ア
ース用舌片、53,54,56,57…弾性アーム、5
5,58…連結部、60,65…絶縁ブロック、61,
66…絶縁アーム、62,67…可動接触片、62a,
67a…特性インピーダンス整合用舌片、70…接極子
ブロック、71…接極子、80…ケース。
板、13…アース板、14,15,16…アース端子、
20a…共通固定接点部、21a,22a…固定接点
部、40…電磁石ブロック、50…可動ブロック、51
…可動フレーム、52…支持バネ、52a,52b…ア
ース用舌片、53,54,56,57…弾性アーム、5
5,58…連結部、60,65…絶縁ブロック、61,
66…絶縁アーム、62,67…可動接触片、62a,
67a…特性インピーダンス整合用舌片、70…接極子
ブロック、71…接極子、80…ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 51/24 H01H 51/24 Q (72)発明者 篠浦 達生 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ベースと、 前記ベースの上面に配置した少なくとも1対の固定接点
と、 前記ベースの上面に装着された電磁石ブロックと、 前記電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいて回動する接
極子ブロックと、 一端を固定支持した1対の弾性アームを上下に平行に配
置するとともに、他端を連結材で連結一体化して略平行
四辺形を形成し、前記弾性アームの他端に配置した絶縁
部材を介して可動接触片の中央部を支持した可動ブロッ
クとからなり、 前記電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいて回動する接
極子ブロックで、前記可動ブロックの他端を押圧,解除
して前記可動接触片を上下動させ、この可動接触片の両
端部を1対の前記固定接点に接離することを特徴とする
電磁継電器。 - 【請求項2】 可動ブロックの可動接触片が、復帰時に
前記可動ブロックから延在するアース用舌片に接触する
ことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。 - 【請求項3】 上下に対向する可動接触片および固定接
点を、前記ベースの下面に形成されたアース部材と、前
記可動接触片の上方に位置する弾性アームとで上下から
磁気遮蔽したことを特徴とする請求項1または2に記載
の電磁継電器。 - 【請求項4】 弾性アームの他端から側方に延在する絶
縁部材の自由端で、可動接触片の中間部を支持したこと
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209960A JP2002025408A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209960A JP2002025408A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002025408A true JP2002025408A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18706295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000209960A Pending JP2002025408A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002025408A (ja) |
-
2000
- 2000-07-11 JP JP2000209960A patent/JP2002025408A/ja active Pending
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