JP2002025365A - 電線自動布線装置 - Google Patents

電線自動布線装置

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JP2002025365A JP2000210035A JP2000210035A JP2002025365A JP 2002025365 A JP2002025365 A JP 2002025365A JP 2000210035 A JP2000210035 A JP 2000210035A JP 2000210035 A JP2000210035 A JP 2000210035A JP 2002025365 A JP2002025365 A JP 2002025365A
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Kuro Togawa
川 九 朗 外
Ryozo Higuchi
口 了 三 樋
Mitsusuke Funanami
浪 満 資 船
Katsuichi Sakai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道車両用のワイヤハーネスを製造するため
に電線を布線する一連の作業を自動的に行う電線自動布
線装置を提供する。 【解決手段】 前側搬送手段20によって電線3の前端
を保持して所定位置まで前進した後、切断手段45によ
って電線を切断する。電線3の前後端をそれぞれ前側搬
送手段20および後側搬送手段30によって保持しつつ
前進することにより、電線を自動的に指定位置まで搬送
する。搬送する電線3の中間部分を支持手段50で支持
することにより、布線する電線が垂れ下がりを防止し、
電線3を前後方向に正確に位置決めする。支持手段50
で支持した電線を変位させ、把持手段60によって把持
して固定する。前側搬送手段20および後側搬送手段3
0による電線3の保持を解除することにより、電線の布
線を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄道車両に
配設するワイヤハーネスを製造するために電線を布線す
る装置に関し、より詳しくは布線する電線の測長から切
断、端末処理、搬送、位置決め、支持、固定等の一連の
布線作業を全自動で行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鉄道車両に搭載した各種の
電気機器同士を電気的に接続するためにワイヤハーネス
を用いているが、このワイヤハーネスを製造するために
複数の電線を所定位置に配設して各分岐部分を結束する
作業を布線作業と呼んでいる。
【0003】この布線作業を行う際には、図22に示し
たように、布線台1の上面に電線リール2から引き出し
た電線3を載置し、その長さを計って所定長さに切断し
た後、各電線3の両端部に電線識別用のリングマークや
テープ等を取り付ける端末処理を行う。
【0004】次いで端末処理した電線を、布線台1の側
縁に沿わせて配置した多数の収束金具4a〜4fに係合
させる。例えば、最も長い電線5を収束金具4aおよび
4e間に、やや長い電線6を収束金具4bおよび4d間
に、最も短い電線7を収束金具4bおよび4c間にそれ
ぞれ配設し、それらの両端を布線台1の上面から下方に
垂れ下げさせる。これにより、電線5,6は収束金具4
b,4c,4d部分において最も長い電線4から分岐す
る形となるので、この分岐部分をテープ等を用いて結束
することによりワイヤハーネスを完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の布線作業は作業員が手作業で行っている。しかしな
がら、鉄道車両のワイヤハーネスに用いる電線は、最長
で40メートルもの長さに達するばかりでなく耐久性等
を考慮して絶縁被覆が厚いため、重くかつ剛性が高く、
手作業による布線作業は極めて重労働である。
【0006】そこで本発明の目的は、上述した従来技術
が有する問題点を解消し、ワイヤハーネスを製造するた
めに電線を布線する一連の作業を自動的に行う電線自動
布線装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の電線自動布線装置は、布線する電線に沿っ
て前後方向に延びる基台と、供給手段から供給される前
記電線を切断する切断手段と、前記電線の前端を保持し
て指定位置まで搬送する、前記基台に前後進自在に取り
付けられた前側搬送手段と、前記電線の後端を保持して
指定位置まで搬送する、前記基台に前後進自在に取り付
けられた後側搬送手段と、前記搬送手段が前記電線を搬
送する際に前記電線の中間部分を支持する複数の支持手
段と、布線した電線同士を互いに結束する箇所毎に配設
されて前記電線を把持する複数の把持手段と、前記支持
手段が支持した前記電線を前記把持手段に向かって変位
させ、前記把持手段によって把持させる変位手段と、前
記切断手段、前記前側搬送手段および前記後側搬送手
段、前記変位手段の作動を制御する制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0008】すなわち、請求項1に記載の電線自動布線
装置によれば、前側搬送手段によって電線の前端を保持
して所定位置まで前進させた後、切断手段によって電線
を切断することにより、布線する電線を指定の長さに切
断することができる。次いで、布線する電線の前後端を
それぞれ前側搬送手段および後側搬送手段によって保持
して布線する電線を前後方向に伸張させつつ、前側搬送
手段および後側搬送手段をそれぞれ所定位置まで前進さ
せることにより、布線する電線を所定位置まで搬送する
ことができる。このとき、搬送する電線の中間部分を支
持手段で支持するので、布線する電線が垂れ下がりを防
止して、布線する電線を前後方向に正確に位置決めでき
る。
【0009】布線した電線を把持する複数の把持手段
は、電線を結束する箇所すなわち電線が分岐する箇所ご
とに予め位置決めして配設しておく。支持手段で支持し
た電線を変位手段によって把持手段に向かって変位させ
ることにより、布線した電線を把持手段によって把持す
ることができる。支持手段と把持手段とを分離したの
で、電線を布線する際に把持手段で把持した電線と布線
する電線とが接触することがなく、電線を正確に位置決
めして布線することができる。そして、以上の作業を繰
り返すことにより、長さや仕様が異なる多数の電線を布
線して把持手段によって把持することができる。その
後、把持手段が電線を把持している部分を作業員が結束
することによりワイヤハーネスが完成する。
【0010】また、請求項2に記載の電線自動布線装置
は、支持手段で支持した電線の末端側を支持手段の近傍
で下方に押し下げる押下手段をさらに備える。この押下
手段の作動は制御手段を用いて制御する。これにより、
耐候性や耐石はね性等を考慮して絶縁被覆が厚く剛性が
高い電線をも容易に折り曲げて布線することができる。
なお、この押下手段を前側搬送手段および後側搬送手段
のそれぞれに一体に設ければ、任意の支持手段の近傍で
電線を下方に押し下げることができる。また、この押下
手段の電線と接触する部分を、前後方向に対して垂直に
かつ水平に延びる回転軸回りに回転自在なローラとすれ
ば、電線を押し下げる際に電線の絶縁被覆を傷めること
がない。
【0011】また、請求項4に記載の電線自動布線装置
は、支持手段で支持した電線を前後方向に送給する送給
手段をさらに備える。これにより、前側搬送手段および
後側搬送手段が基台上を前後進できる距離よりも長い電
線を前後方向に布線することができる。送給手段は、前
後方向に対して垂直にかつ水平に延びる回転軸回りに回
転駆動されるとともに、その上に布線する電線が載置さ
れる駆動ドラムとすることができる。このとき、上述し
た押下手段のローラを用いて布線する電線をこの駆動ド
ラム上に押圧すれば、布線する電線と駆動ドラムとを確
実に摩擦接触させて前後方向に送給することができる。
さらに送給手段を用いて電線を前方に送給する際に、後
側搬送手段によって電線の後端を保持するとともに、制
御手段によって後側搬送手段の前進距離を制御すること
により、送給手段を用いて電線を前方に送給する量を制
御することができる。同様に、送給手段を用いて電線を
後方に送給する際に、前側搬送手段によって電線の前端
を保持するとともに、制御手段によって前側搬送手段の
後進距離を制御することにより、送給手段を用いて電線
を後方に送給する量を制御することができる。
【0012】また、請求項9に記載の電線自動布線装置
においては、支持手段を電線を支持する支持位置と電線
から離間した退避位置との間で往復動可能とする。そし
て、これらの支持手段の往復動は、制御手段によって個
別に制御する。これにより、前側搬送手段および後側搬
送手段を用いて電線を布線する際には、電線を全長にわ
たって支持してその垂れ下がりを防止することができ
る。また、複数の支持手段のうちのいくつかを選択して
退避させ、電線を垂れ下げさせることにより、変位手段
を作動させたときに把持手段によって把持させる部分を
選択することができる。
【0013】また、請求項10に記載の電線自動布線装
置は、布線する電線の端末を処理する端末処理手段をさ
らに備える。これにより、リングマークの嵌装や識別テ
ープの装着、絶縁被覆のストリップ、端子圧着等の端末
処理をも自動で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電線自動布線
装置の一実施形態を、図1乃至図21を参照して詳細に
説明する。なお、以下の説明においては電線を布線する
方向を前後方向と、電線を布線する方向に対して垂直で
かつ水平な方向を左右方向と、鉛直方向を上下方向と呼
ぶとともに、同一の部分には同一の参照符号を用いてそ
の説明を省略する。
【0015】まず最初に図1を参照すると、本実施形態
の電線自動布線装置100は、布線する電線3に沿って
前後方向に延びる基台10を備えている。この基台10
には前後方向に水平に延びるガイドレール11が設けら
れ、次述する前側搬送手段20および後側搬送手段30
の前後進を案内している。また、基台10の後端側(図
示右端側)には、電線リール2から引き出される電線3
の端末処理を行う端末処理手段40が設けられている。
また、基台10の側面12には、後述する合計6組の支
持手段50(50A〜50F)および把持手段60(6
0A〜60F)が互いに対向するように取り付けられて
いる。さらに、基台10の図示右端には、上述した各手
段の作動を制御する制御手段70が収納されている。
【0016】前側搬送手段20は、図2に拡大して示し
たように、基台10のガイドレール11上を前後進自在
にスライドする基部21と、この基部21を前後進させ
るパルスモータ22とを有している。このパルスモータ
22は、ガイドレール11側に設けられた図示されない
ラックと噛み合う図示されないピニオンを回転駆動する
もので、その回転角度をパルス制御することによりガイ
ドレール11上における前後位置を制御することができ
る。また基部21には、布線する電線3の前端を保持す
る保持腕23が、エアシリンダ24を介して昇降自在に
取り付けられている。さらに基部21には、左右方向に
水平な回転軸回りに空転自在なローラ25が、エアシリ
ンダ(押下手段)26を介して昇降自在に取り付けられ
ている。なお、この前側搬送手段20の前後進、保持腕
23およびローラ25の作動は、制御手段70によって
個別に制御することができる。
【0017】後側搬送手段30は、基台10のガイドレ
ール11上を前後進自在にスライドする基部31と、こ
の基部31を前後進させるパルスモータ32とを有して
いる。このパルスモータ32は、ガイドレール11側に
設けられた図示されないラックと噛み合う図示されない
ピニオンを回転駆動するもので、その回転角度をパルス
制御することによりガイドレール11上における前後位
置を制御することができる。また基部31には、布線す
る電線3の後端を保持する保持腕33が、エアシリンダ
34を介して昇降自在に取り付けられている。さらに基
部31には、左右方向に水平な回転軸回りに空転自在な
ローラ35が、エアシリンダ(押下手段)36を介して
昇降自在に取り付けられている。なお、この後側搬送手
段30の前後進、保持腕33およびローラ35の作動
は、制御手段70によって個別に制御することができ
る。
【0018】端末処理手段40は、駆動モータ41によ
って正逆両方向に回転駆動されるボールねじ42、この
ボールねじ42と螺合して前後進するとともに前後方向
に反転可能な端末処理ヘッド43、この端末処理ヘッド
43上に設けられて電線3の末端を保持する保持部4
4、電線3を切断するカッタ45、電線3の末端をカッ
タ45側に供給する供給手段46等を有している。さら
にこの端末処理手段40は、図5に示したように、電線
3の端末にリングマークを嵌装するリングマーク装着手
段47、および電線3の端末に識別テープを巻き付ける
識別テープ巻付手段48を有している。リングマーク装
着手段47および識別テープ巻付手段48には、それぞ
れインクジェット式の印刷手段が並設され、布線する電
線3毎に固有の識別文字を印刷することができる。
【0019】支持手段50は、図3に示したように、基
台10の側面12の所定位置に固定されて基部を兼ねる
エアシリンダ(変位手段)51と、このエアシリンダ5
1から左右方向に出没する前後一対のロッド52と、こ
れらのロッド52の先端に固定された支持ベース53と
を有している。この支持ベース53の上部には、布線す
る電線3を載置する前後一対の水平な載置台54が設け
られている。さらに支持ベース53には、上下方向に伸
縮するエアシリンダ55によって駆動されると前後方向
に水平に延びる支軸56の回りに起伏自在に揺動する、
前後一対の押さえ板57が取り付けられている。この押
さえ板57は、エアシリンダ55を伸張させて水平に延
びる倒伏状態とすると、載置台54と共に電線3を挟持
し、電線3を前後方向および左右方向に変位不能に固定
することができる。
【0020】把持手段60は、基台10の側面に取り付
けられたベース部61と、間隔を開けて互いに平行に上
下左右に支持手段50に向かって延びる、ベース部61
に取り付けられた前後一対の支持板62とを有してい
る。前後一対の支持板62同士の間の隙間には、上下一
対の支軸63によって上下一対の把持腕64,65がそ
れぞれ揺動自在に軸支されている。上下一対の把持腕6
4,65は図示されない付勢手段によって付勢され、通
常時にはその先端64a,65a同士が互いに密着し、
布線した電線を把持する把持孔66を形成している。し
かしながら、電線3を先端64a,65aの間に押し込
むと、上下一対の把持腕64,65が付勢力に抗して上
下方向に離間するので、電線3を把持孔66の内部に挿
入して把持させることができる。
【0021】制御手段70は、上述した各手段の駆動モ
ータやエアシリンダ等を操作することにより各手段の作
動を制御するもので、スイッチやリレー類および圧縮空
気供給路に設けた電磁弁等を予め記憶したプログラムに
基づいて操作する図示されないCPUの他に、作動状態
を表示するディスプレイや、必要な数値等を入力するた
めのキーボード、手動制御のための操作ボタン等を有し
ている。なお、一連の布線作業を開始する前には、布線
する複数の電線毎に、その全長や布線する位置、識別文
字等のデータを入力し、記憶手段に記憶させておく。
【0022】次に、上述した構成を有する本実施形態の
電線自動布線装置100の作動について、図4乃至図2
1を用いて説明する。
【0023】一連の電線布線作業を開始する際には、ま
ず最初に、布線する電線の本数、各電線の切断長さ、布
線する位置、識別文字等のデータを入力し、記憶手段に
記憶させておく。すると制御手段70は、入力されたこ
れらのデータに基づき、布線する電線毎に前側搬送手段
20,後側搬送手段30、端末処理手段40、支持手段
50,把持手段60の作動を制御するプログラムを自動
的に生成して記憶する。
【0024】一連の電線布線作業を開始すると、図4に
示したように、駆動モータ41によってボールねじ42
を逆方向に回転させ、端末処理ヘッド43をカッタ45
および供給手段46側(図示右側)に変位させるととも
に、端末処理ヘッド43に設けた保持部44によって電
線3の前端を保持する。
【0025】次いで、図5に示したように、端末処理ヘ
ッド43を前側(図示左側)に移動させつつ図示反時計
回りに90度回動させ、リングマーク装着手段47に対
向させて電線3の端末にリングマークを嵌装した後、識
別テープ巻付手段48に対向させて電線3の端末に識別
テープを巻き付ける端末処理を行う。これにより、図6
に示したように、電線3の端末にはリングマークRおよ
び識別テープTが装着される。なお、リングマークRお
よび識別テープTは、その電線を識別するためにその色
を変えたり識別用の文字を印刷したりすることができ
る。
【0026】端末処理が完了すると、図7に示したよう
に、端末処理ヘッド43を前側搬送手段20側に一杯に
変位させて電線3を引き出した後、前側搬送手段20の
エアシリンダ24を作動させて保持腕23を降下させ、
保持腕23によって電線3の前端3aを保持する。そし
て端末処理ヘッド43側の保持部44を開放し、端末処
理ヘッド43の保持部44による電線3の前端3aの保
持を解除する。
【0027】次いで、図8中に矢印で示したように前側
搬送手段20を図示左側に指定距離だけ前進させて電線
3をさらに引き出しつつ、端末処理ヘッド43を図示右
側に後進させ、カッタ45の直前において保持部44に
より電線3を保持する。そしてカッタ45を作動させる
ことにより、電線3を指定長さに測長して切断すること
ができる。
【0028】次いで、図9に示したように、指定長さに
切断した電線3の後端3bを保持部44によって保持し
つつ、リングマーク装着手段47および識別テープ巻付
手段48を用いて端末処理する。
【0029】次いで、図10に示したように後側搬送手
段30のエアシリンダ34を作動させて保持腕33を降
下させ、保持腕33によって電線3の後端3bを保持す
る。そして端末処理ヘッド43側の保持部44を開放
し、端末処理ヘッド43の保持部44による電線3の後
端3bの保持を解除する。
【0030】次いで、図11に示したように、前側搬送
手段20および後側搬送手段30によって布線する電線
3を前後方向に伸張させてピンと張った状態で、前側搬
送手段20および後側搬送手段30を指定位置まで前進
させる。このとき、前側搬送手段20および後側搬送手
段30の前後方向位置は、各パルスモータ22,32に
供給するパルス数を制御することにより正確に位置決め
することができる。また、図11に示した場合において
は、布線する電線3を合計4組の支持手段50A,50
B,50C,50Dの各載置台54上に載置して支持す
るから、電線3の垂れ下がりを防止して電線3を前後方
向に正確に位置決めすることができる。さらに、布線す
る電線3を支持する必要がない位置にある支持手段50
E,50Fは基台10側に変位させるので、電線3との
干渉を防止することができる。
【0031】電線3を前後方向にピンと張った状態で各
支持手段50の各載置台54上に載置した後、図12お
よび図16に示したように、各支持手段50のエアシリ
ンダ55を伸張させて押さえ板57を水平に延びるよう
に回動させ、各押さえ板57と各載置台54とで電線3
を上下方向に挟持して固定する。これにより、前側搬送
手段20および後側搬送手段30による電線3の前後端
3a,3bの保持をそれぞれ解除しても、電線3を垂れ
下がらせることなく各支持手段50によって支持するこ
とができる。
【0032】電線3の前後端3a,3bの保持を解除し
た後、図13中に矢印で示したように、前側搬送手段2
0を後進させて最も前方の支持手段50Aに接近させる
とともに、後側搬送手段30を前進させて最も後方の支
持手段50Dに接近させる。
【0033】次いで、図14に示したように、前側搬送
手段20のエアシリンダ26を伸張させてローラ25を
降下させることにより、ローラ25を用いて電線3の前
端3aを下方に押し下げる。同様に、前側搬送手段30
のエアシリンダ36を伸張させてローラ35を降下させ
ることにより、ローラ35を用いて電線3の後端3bを
下方に押し下げる。これにより、耐候性や耐石はね性等
を考慮して絶縁被覆が厚く剛性が高い電線3をも、容易
に下方に折り曲げることができる。なお、前述したよう
に布線する電線3を支持する必要がない位置にある支持
手段50E,50Fを基台10側に変位させているの
で、電線3と支持手段50E,50Fとの干渉を防止す
ることができる。
【0034】電線3の前端3aおよび後端3bの下方へ
の押し下げが完了すると、各支持手段50A,50B,
50C,50Dの各エアシリンダ(変位手段)51を連
動させて一斉に短縮させ、電線3を把持手段60A,6
0B,60C,60D側に一斉に変位させる。すると、
電線3は、各支持手段50A,50B,50C,50D
によってそれぞれ支持された部分が、対向する把持手段
60A,60B,60C,60Dの上下一対の把持腕6
4,65の先端64a,65a間に押し込まれる。これ
により各把持手段60A,60B,60C,60Dの上
下一対の把持腕64,65が、図示されない付勢手段の
付勢力に抗して上下方向に互いに離間するので、図17
に示したように電線3を把持手段60の把持孔66の内
部に挿入することができる。
【0035】次いで、各エアシリンダ51を伸張させて
各支持手段50を各把持手段60から離間する側に変位
させると、図18に示したように電線3は把持手段60
によって把持された状態に保たれ、一本目の電線3を布
線する作業が完了する。
【0036】以上の手順によって、図1中に符号5で示
した電線の布線作業が完了する。次いで、同様の作業を
繰り返すことにより、図1中に符号6で示した電線およ
び符号7で示した電線の布線作業を完了することができ
る。そして、一連の布線作業が完了した後に各把持手段
60が把持している複数の電線を、作業員が各把持手段
60の近傍において手作業で結束することによりワイヤ
ハーネスの製造が完了する。製造が完了したワイヤハー
ネスは、作業員が各把持手段60から取り外した後、鉄
道車両の車体に取り付けて実体配線を完了させる。
【0037】ところで、上述した一連の布線作業におい
ては、図14に示したように、前側搬送手段20の保持
腕23による保持を解除して電線3の前端3aを垂れ下
がらせるとともに、後側搬送手段30の保持腕33によ
る保持を解除して電線3の後端3bを垂れ下がらせるこ
とにより、電線3の前後方向の位置決めを完了させてい
る。これにより、前側搬送手段20が一杯に前進可能な
位置と最も前方の支持手段50Aとの間の前後方向間隔
を超えた長さの電線を、最も前方の支持手段50Aより
も前方に位置決めして布線することができない。同様
に、後側搬送手段30が一杯に後進可能な位置と最も後
方の支持手段50Fとの間の前後方向間隔を超えた長さ
の電線を、最も後方の支持手段50Fよりも後方に位置
決めして布線することができない。
【0038】そこで、本実施形態の電線自動布線装置1
00は、布線する電線3の前端3a側を所望の長さだけ
最も前方の支持手段50Aよりも前方に送給する送給手
段80を、最も前方の支持手段50Aよりも前方に備え
ることができる。この送給手段80は、図19に示した
ように、基台10の側面12に固定された基部81と、
この基部81に設けられて前後方向に水平に延びる支軸
82によって揺動自在に支持され、図示したように左右
方向に水平に延びる起立状態と上下方向に延びる倒伏状
態との間で揺動自在な駆動ローラ83を有している。駆
動ローラ83は、駆動モータ84によって駆動されて回
転する。また、駆動ローラ83を支持するブラケット8
5の一部には、送給する電線3を案内する前後一対のガ
イド86が設けられている。
【0039】この送給手段80を用いて、最も前方の支
持手段50Aよりも前方に電線3を送給する際には、布
線する電線3の前端3aを駆動ローラ83上に載置す
る。そして、前側搬送手段20のローラ25が駆動ロー
ラ83の真上に位置するように前側搬送手段20を前後
方向に位置決めした後、エアシリンダ26を伸張させて
ローラ25を降下させ、電線3を駆動ローラ83上に押
圧する。次いで、駆動ローラ83を駆動して図20中に
矢印で示したように図示反時計方向に回転させると、電
線3と駆動ローラ83との摩擦係合によって電線3の前
端3aを前方に送給することができる。
【0040】このとき、電線3の後端3bを後側搬送手
段30の保持腕33によって保持しつつ後側搬送手段3
0を前進させるとともに、制御手段70によって後側搬
送手段30の前進量を制御することにより、電線3の前
端3aを最も前方の支持手段50Aよりも前方に所望の
長さだけ送給することができる。
【0041】また、電線3を送給手段80によって前方
に送給する際には、合計3組の支持手段50A,50
B,50Cによって電線3を下方から支持するので、電
線3の垂れ下がりを防止し、電線3を前後方向に正確に
位置決めしつつ送給することができる。
【0042】また、電線3を送給手段80によって前方
に送給する際に、前側2組の支持手段50A,50Bに
おいては各押さえ板57を起立させて各載置台54上に
電線3を載置するが、後方の支持手段50Cにおいては
押さえ板57を倒伏させてその上に電線3を載置する。
これにより、電線3の送給が完了したときに、後側搬送
手段30による電線3の後端3bの保持を解除するとと
もに、後方の支持手段50Cを基台10側に変位させる
と、電線3の後端3bは後方の支持手段50Cの押さえ
板57上から滑り落ちるので、図21に示したように電
線3の後端3bを隣接する支持手段50Bの後方側に垂
れ下げさせることができる。一方、前側2組の支持手段
50A,50Bの各押さえ板57を倒伏させることによ
り、各載置台54上に載置した電線3を各載置台54と
各押さえ板57とによって挟持して固定することができ
る。
【0043】同様に、布線する電線3の後端3b側を最
も後方の支持手段よりも後方に所望の長さだけ送給する
際には、最も後方の支持手段よりも後方に送給手段80
を設けて同様の操作を行えば良い。また、複数の支持手
段の中間において、布線する電線3を所望の長さだけ前
方若しくは後方に送給する場合には、複数の支持手段の
中間に送給手段80を設けて同様の操作を行えば良い。
【0044】以上、本発明に係る電線自動布線装置の一
実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実
施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が
可能であることは言うまでもない。例えば、上述した実
施形態においては、各支持手段50と各把持手段60と
を左右方向に互いに対向するように配置しているが、前
後方向に位置をずらせて配置することもできる。また、
上述した実施形態においては、各支持手段50と各変位
手段(エアシリンダ)51とを一体化しているが、別個
に設けることもできる。さらに、複数の電線リール2か
ら複数種類の電線を供給することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電線自動布線装置によれば、予め入力したデータに基
づいて、布線する電線の測長から切断、端末処理、搬
送、位置決め、支持、固定等の一連の布線作業を全自動
で行うことができる。また、前側搬送手段によって電線
の前端を保持して所定位置まで前進させた後、切断手段
によって電線を切断するので、布線する電線を自動時に
指定長さに切断することができる。また、布線する電線
の前後端をそれぞれ前側搬送手段および後側搬送手段に
よって保持するととともに、前側搬送手段および後側搬
送手段をそれぞれ所定位置まで前進させるから、布線す
る電線を自動的に指定位置まで搬送することができる。
このとき、搬送する電線の中間部分を支持手段で支持す
るので、布線する電線が垂れ下がりを防止し、布線する
電線を前後方向に正確に位置決めすることができる。ま
た、支持手段で支持した電線を変位手段によって把持手
段に向かって変位させるから、布線した電線を自動的に
把持して固定することができる。また、支持手段と把持
手段とを分離したので、電線を布線する際に把持手段で
把持した電線と布線する電線とが接触することがなく、
電線を正確に位置決めして布線することができる。ま
た、支持手段で支持した電線の末端側を支持手段の近傍
で下方に押し下げる押下手段を備えるから、耐候性や耐
石はね性等を考慮して絶縁被覆が厚く剛性が高い電線を
も容易に折り曲げて布線することができる。また、押下
手段を前側搬送手段および後側搬送手段のそれぞれに一
体に設けるから、任意の支持手段の近傍で電線を下方に
押し下げることができる。また、この押下手段の電線と
接触する部分を、前後方向に対して垂直にかつ水平に延
びる回転軸回りに回転自在なローラとするから、電線を
押し下げる際に電線の絶縁被覆を傷めることがない。ま
た、支持手段で支持した電線を前後方向に送給する送給
手段を備えるから、前側搬送手段および後側搬送手段が
基台上を前後進できる距離よりも長い電線を前後方向に
布線することができる。また、送給手段を、前後方向に
対して垂直にかつ水平に延びる回転軸回りに回転駆動さ
れるとともに、その上に布線する電線が載置される駆動
ドラムとし、かつ押下手段のローラを用いて布線する電
線をこの駆動ドラム上に押圧するから、布線する電線と
駆動ドラムとを確実に摩擦接触させて前後方向に送給す
ることができる。また、送給手段を用いて電線を前方に
送給する際に、後側搬送手段によって電線の後端を保持
するとともに、制御手段によって後側搬送手段の前進距
離を制御するから、送給手段を用いて電線を前方に送給
する量を制御することができる。同様に、送給手段を用
いて電線を後方に送給する際に、前側搬送手段によって
電線の前端を保持するとともに、制御手段によって前側
搬送手段の後進距離を制御することにより、送給手段を
用いて電線を後方に送給する量を制御することができ
る。また、支持手段を、電線を支持する支持位置と電線
から離間した退避位置との間で往復動可能とするから、
前側搬送手段および後側搬送手段を用いて電線を布線す
る際には電線を全長にわたって支持してその垂れ下がり
を防止できるばかりでなく、複数の支持手段のうちのい
くつかを選択して退避させて電線を垂れ下げさせること
により、変位手段を作動させたときに把持手段によって
把持させる部分を選択することができる。また、布線す
る電線の端末を処理する端末処理手段を備えるから、リ
ングマークの嵌装や識別テープの装着、絶縁被覆のスト
リップ、端子圧着等の端末処理をも自動で行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の電線自動布線装置を
示す全体斜視図。
【図2】図1中に示した前側搬送手段と後側搬送手段お
よび端末処理手段を拡大して示す斜視図。
【図3】図1中に示した支持手段および把持手段を拡大
して示す斜視図。
【図4】一連の布線作業を開始する最初の状態を示す要
部正面図。
【図5】電線の前端を端末処理する状態を示す要部平面
図。
【図6】端末処理した電線を示す斜視図。
【図7】前側搬送手段で電線の前端を保持した状態を示
す要部正面図。
【図8】前側搬送手段により電線を前方に引き出した状
態を示す要部正面図。
【図9】電線の後端を端末処理する状態を示す要部平面
図。
【図10】後側搬送手段で電線の後端を保持した状態を
示す要部正面図。
【図11】前側搬送手段および後側搬送手段により電線
を指定位置まで搬送した状態を示す要部平面図。
【図12】支持手段を用いて電線を固定した状態を示す
要部平面図。
【図13】前側搬送手段および後側搬送手段を支持手段
に寄せた状態を示す要部平面図。
【図14】押下手段を用いて電線の前端および後端をそ
れぞれ押し下げた状態を示す要部正面図。
【図15】電線を把持手段側に変位させた状態を示す要
部平面図。
【図16】支持手段を用いて電線を固定した状態を示す
支持手段および把持手段の斜視図。
【図17】電線を把持手段側に変位させた状態を示す支
持手段および把持手段の斜視図。
【図18】布線した電線を把持手段で把持した状態を示
す支持手段および把持手段の斜視図。
【図19】送給手段を拡大して示す斜視図。
【図20】図19に示した送給手段の作動を説明する要
部正面図。
【図21】図19に示した送給手段の作動を説明する要
部正面図。
【図22】従来の電線布線方法を示す斜視図。
【符号の説明】
2 電線リール 3 電線 5,6,7 布線した電線 10 基台 11 ガイドレール 20 前側搬送手段 21 基部 22 パルスモータ 23 保持腕 24 エアシリンダ 25 ローラ 26 エアシリンダ(押下手段) 30 後側搬送手段 31 基部 32 パルスモータ 33 保持腕 34 エアシリンダ 35 ローラ 36 エアシリンダ(押下手段) 40 端末処理手段 41 駆動モータ 42 ボールねじ 43 端末処理ヘッド(端末処理手段) 44 保持部 45 カッタ(切断手段) 46 供給手段 47 リングマーク装着手段 48 識別テープ巻付手段 50 支持手段 51 エアシリンダ(変位手段) 54 載置台 57 押さえ板 60 把持手段 64,65 把持腕 66 把持孔 70 制御手段 80 送給手段 83 駆動ローラ 84 駆動モータ 100 本発明に係る一実施形態の電線自動布線装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外 川 九 朗 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 樋 口 了 三 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 船 浪 満 資 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 坂 井 勝 一 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 5G355 AA03 BA08 CA03 CA05 5G363 AA16 BA02 DC01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布線する電線に沿って前後方向に延びる基
    台と、 供給手段から供給される前記電線を切断する切断手段
    と、 前記電線の前端を保持して指定位置まで搬送する、前記
    基台に前後進自在に取り付けられた前側搬送手段と、 前記電線の後端を保持して指定位置まで搬送する、前記
    基台に前後進自在に取り付けられた後側搬送手段と、 前記搬送手段が前記電線を搬送する際に前記電線の中間
    部分を支持する複数の支持手段と、 布線した電線同士を互いに結束する箇所毎に配設されて
    前記電線を把持する複数の把持手段と、 前記支持手段が支持した前記電線を前記把持手段に向か
    って変位させ、前記把持手段によって把持させる変位手
    段と、 前記切断手段、前記前側搬送手段および前記後側搬送手
    段、前記変位手段の作動を制御する制御手段と、を備え
    ることを特徴とする電線自動布線装置。
  2. 【請求項2】前記支持手段で支持した前記電線の末端側
    を前記支持手段の近傍において押し下げるとともにその
    作動が前記制御手段によって制御される押下手段、をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の電線自動
    布線装置。
  3. 【請求項3】前記押下手段は、前記前側搬送手段および
    前記後側搬送手段とそれぞれ一体に設けられることを特
    徴とする請求項2に記載の電線自動布線装置。
  4. 【請求項4】前記押下手段は、前後方向に対して垂直に
    かつ水平に延びる回転軸回りに回転自在なローラを介し
    て前記電線と接触することを特徴とする請求項2または
    3に記載の電線自動布線装置。
  5. 【請求項5】前記支持手段で支持した前記電線と摩擦係
    合して前記電線を前後方向に送給するとともにその作動
    が前記制御手段によって制御される送給手段、をさらに
    備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の電線自動布線装置。
  6. 【請求項6】前記押下手段は、前記ローラを介して前記
    電線を前記送給手段上に押圧することを特徴とする請求
    項5に記載の電線自動布線装置。
  7. 【請求項7】前記送給手段が前記電線を前方に送給する
    際に、前記後側搬送手段が前記電線の後端を保持すると
    ともに、前記制御手段が前記後側搬送手段の前進距離を
    制御する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の
    電線自動布線装置。
  8. 【請求項8】前記送給手段が前記電線を後方に送給する
    際に、前記前側搬送手段が前記電線の前端を保持すると
    ともに、前記制御手段が前記前側搬送手段の後進距離を
    制御する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の
    電線自動布線装置。
  9. 【請求項9】前記支持手段は、前記電線を支持する支持
    位置と前記電線から離間した退避位置との間で往復動可
    能であり、かつその作動が前記制御手段によって制御さ
    れる、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記
    載の電線自動布線装置。
  10. 【請求項10】前記電線の端末を処理する端末処理手
    段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9の
    いずれかに記載の電線自動布線装置。
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