JP2004119444A - 自動布線システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各電線についての布線ルートを自動的に作成することができる自動布線システムを提供する。
【解決手段】多数の電線位置決めピン1を所定の間隔で縦横に立設したフォームボード3と、電線送給機能を備える電線送給ヘッド5をフォームボード3上で移動させるヘッド移動手段13と、各電線27がそれらに対して設定された布線ルートに沿って布線されるようにヘッド移動手段13を制御する制御手段とを有する。制御手段は、各電線位置決めピン1の位置を示すフォームボードアドレス図のCADデータ、布線対象物から決定される基本布線ルート図のCADデータおよび布線すべき各電線27の布線開始位置および布線終了位置を示すデータを含むデータベース39と、データベース39に基づいて、各電線27についての布線ルートを設定する布線ルート作成手段41とを備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の電線位置決めピンを所定の間隔で縦横に立設したフォームボードを使用して布線を実行する自動布線システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特願2001−050330号に係る自動布線システムを提案した。
この自動布線システムは、多数の電線位置決めピンを所定の間隔で縦横に立設したフォームボードと、電線送給機能を備える電線送給ヘッドを上記フォームボード上で移動させるヘッド移動手段と、各電線がそれらに対して設定された布線ルートに沿って布線されるように前記ヘッド移動手段を制御する制御手段とを備えている。
【0003】
上記各電線についての布線ルートは、航空機等の布線対象物の布線部位を実測することによって描かれた基本布線ルートと、該基本布線ルート上における個々の電線の布線開始位置と布線終了位置と、フォームボードの各電線位置決めピンの位置とを照合しながら作成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記各電線についての布線ルートの作成作業は、基本布線ルート図とフォームボードのピンの位置を示すアドレス図とのスケール合わせ等を行いながら手作業で実施しているので、多大の手間を必要とする。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑み、各電線についての布線ルートを自動的に作成することができる自動布線システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、多数の電線位置決めピンを所定の間隔で縦横に立設したフォームボードと、電線送給機能を備える電線送給ヘッドを前記フォームボード上で移動させるヘッド移動手段と、各電線がそれらに対して設定された布線ルートに沿って布線されるように前記ヘッド移動手段を制御する制御手段とを有した自動布線システムであって、前記制御手段が、前記各電線位置決めピンの位置を示すフォームボードアドレス図のCADデータ、布線対象物から決定される基本布線ルート図のCADデータおよび布線すべき前記各電線の布線開始位置および布線終了位置を示すデータを含むデータベースと、前記データベースに基づいて前記各電線についての布線ルートを設定する布線ルート作成手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】
前記布線ルート作成手段は、前記データベースに基づき、前記基本布線ルートの始端、折れ曲がり点、および終端が前記フォームボードの縦横配列ラインで囲まれる該当最小区画の中央部に位置されるように前記其本布線ルートを補正するとともに、前記各電線の布線開始位置と布線終了位置とをそれらが前記補正された基本布線ルート上に位置するように補正し、この補正した布線開始位置と布線終了位置に基づいて前記各電線についての布線ルートを設定するように構成することができる。
【0008】
好ましい実施の形態では、前記各電線位置決めピンの上端部に、弾性材料からなる浮上り防止板を前記フォームボードに対向して設け、前記布線ルートに沿って該フォームボード上に布線された電線が前記各電線位置決めピンの上端部より上方に浮き上がるのを前記浮上り防止板によって防止している。
また、他の実施の形態では、前記フォームボード上に、前記布線した電線を保持する電線保持部材を設けている。
【0009】
さらに、前記各電線位置決めピンを前記前記フォームボードから同時に出没させるピン出没手段、あるいは、前記各電線位置決めピンを前記前記フォームボードから個別に出没させるピン出没手段を設けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る自動布線システムの実施形態を示した概略斜視図である。
この自動布線システムは、電線位置決めピン1を所定の間隔で縦横に立設したフォームボード3、電線送給機能を備える電線送給ヘッド5、該電線送給ヘッド5をフォームボード3上で移動させるヘッド移動機構7、電線加工機9、この電線加工機9と上記電線送給ヘッド5間に介在させたハンドリングロボット11等を備えている。
【0011】
フォームボード3は、図4に示すように、所定のピッチ(例えば、50mm)で縦横に配列するX方向ラインとY方向ラインの交点位置に上記電線位置決めピン1が立設されている。なお、電線位置決めピン1は、可撓性を有する材料によって形成されている。
【0012】
ヘッド移動機構7は、Y軸走行レール13、このY軸走行レール13に移動可能に支持されたX軸走行レール15、およびX軸走行レール15に移動可能に支持されたZ軸走行レール17を備え、このZ軸走行レール17に前記電線送給ヘッド5を取り付けてある。
電線送給ヘッド5は、布線すべき電線を巻取る電線リール19と、該電線リール19に巻かれた電線をガイドノズル21に送給する送給機構23とを有する。また、この電線送給ヘッド5は、Z軸に沿ったθ軸を中心として回動可能である。
【0013】
送給機構23は、例えば、図4または図5に示すように構成される。図4に示す送給機構23は、電線27の送給路に沿って配設された一対の駆動ローラ25aと、上記送給路を挟んで各駆動ローラ25aに対向して配設した一対の従動ローラ25bと、各従動ローラ25bを対応する各駆動ローラ25a側に付勢する一対のバネ29とを有する。
この送給機構23の作動時には、図示していないモータによって各駆動ローラ25aが同期回転される。これにより、上記電線リール19(図1参照)に巻かれた電線27が駆動ローラ25aと従動ローラ25bによって挟まれながら矢視方向に送給される。
【0014】
一方、図5に示す送給機構23は、上記駆動ローラ25aの対および従動ローラ25bの対に代えて、駆動タイミングプーリ31aの対および従動タイミングプーリ31bの対を使用し、各駆動タイミングプーリ31a間にタイミングベルト33aを巻掛けるとともに、各従動タイミングプーリ31b間にタイミングベルト33bを巻掛けた構成を有する。
この送給機構23によれば、上記電線リール19(図1参照)に巻かれた電線27がタイミングベルト31a,31bによって挟まれながら矢視方向に送給される。この送給機構23は、タイミングベルト31a,31bが電線21に広範囲に接触するので、小型の動力源を用いた場合でも電線27を確実に送ることができる。
【0015】
図1において、電線加工機9は、異なる線種の電線を巻着した図示していない複数のリールから所望の電線を選択的に導出し、その電線に線種および線番をマーキングするとともに、その電線を所定長さで切断する機能を有する。上記線種の選択、線種と線番のマーキング、電線の側長および切断は、加工機制御装置33から与えられる指令に基づいて実行される。
【0016】
ハンドリングロボット11は、多関節構造を有し、ロボット制御装置35からの指令に基づいて、電線加工機31で加工された電線27を前記電線送給ヘッド5まで運ぶ役割をする。なお、電線送給ヘッド5に運ばれた電線27は、該電線送給ヘッド5に設けられた上記電線リール19に巻かれる。
【0017】
図3は、航空機等の布線対象物の布線部位を実測することによって描かれた基本布線ルート37を例示している。図1に示す記憶装置39には、この基本布線ルート37の図についてのCADデータと、前記各電線位置決めピン1の位置を示すフォームボードアドレス図についてのCADデータと、フォームボード2上に布線すべき各電線の番号、線種、長さ、布線開始位置、布線終了位置(この長さ、布線開始位置、布線終了位置は、上記基本布線ルート37に基づいて設定される)を示すデータとを含むデータベースが格納されている。
【0018】
図1に示す布線ルート作成装置41は、布線すべき各電線の布線ルートを作成するため、上記データベースに基づいて以下に例示する手順を実行する。
(1) 記憶装置39から上記基本布線ルート37の図に関するCADデータを取り込む。
(2) 基本布線ルート37の端点のX方向最小値(図3の例では、端点aの値X)、X方向最大値(図3の例では、端点bの値X)、Y方向最小値(図3の例では、端点aの値Y)、およびY方向最大値(図3の例では、端点cの値Y)を認識し、値Xと値Xの中間の位置を通るY方向ラインと、値Yと値Yの中間の位置を通るX方向ラインとの交点を基本布線ルート37の中心位置Pとする。
(3) 基本布線ルート37を上記フォームボードアドレス図に重ね合わせる。その際、基本布線ルート37の中心位置Pをフォームボードアドレス図の中心位置P(図2参照)に一致させる。
(4) 基本布線ルートの始端、折れ曲がり点、および終端がフォームボード3のX,Y方向ラインで囲まれる該当最小区画の中央部に位置されるように其本布線ルートを補正する。この基本布線ルートの始端、折れ曲がり点、および終端が補正されることは、各電線の布線開始位置と布線終了位置が変更されることを意味する。そこで、上記始端、折れ曲がり点、および終端の補正に対応して上記布線開始位置と布線終了位置も補正する。
(5) 補正した各電線の布線開始位置と布線終了位置に基づいて該各電線についての布線ルートを作成する。そして、上記各電線の布線ルートを示すデータを、該各電線の線番、線種お呼び長さを示すデータと共に制御用データとして適宜な記憶手段に記憶させる。
【0019】
自動布線制御盤43は、上記各電線の線番、線種、長さおよび布線ルートに関するデータを布線ルート作成装置41から取り込み、該各電線の線番、線種、長さのデータを加工機制御装置33に与える。
そこで、電線加工機9は、加工機制御装置33からの指令によって、布線すべき線種の電線を選択し、その電線に線種および線番をマーキングするとともに、その電線を指定された長さに切断する。
一方、ハンドリングロボット11は、ロボット制御装置35からの指令に基づき、電線加工機9で加工(マーキングおよび切断)された電線をハンドリングして、前記電線送給ヘッド5まで搬送し、この電線送給ヘッド5に設けられた電線リール19に巻き取らせる。
【0020】
次に、自動布線制御盤43は、ヘッド移動機構7を制御して、電線送給ヘッド5を所定の布線ルート、つまり、現在電線リール19に巻かれている電線に対して設定された布線ルートに沿って移動させる。このとき、自動布線制御盤43は、電線送給ヘッド5に設けられた前記送給機構23が布線速度に対応した速度で電線リール19から電線を送給するように該送給機構23を制御するので、フォームボード3上には上記布線ルートに沿って電線が布線されることになる。
なお、自動布線制御盤43は、布線ルートの方向変化に対応して電線送給ヘッド5をθ軸周りに回動させる。布線ルートの方向変化点は、上記(4)に示した処理によって上記X,Y方向ラインで囲まれる該当最小区画の中央部に位置されている。したがって、電線送給ヘッド5の回動は、ピン1と干渉することなく実行することができる。
以後、同様の布線動作が繰り返し実行される。そして、全ての電線についての布線が終了すると、布線された各電線が結束される。この電線の結束は、上記電線送給ヘッド5に結束装置を設けておくことにより、自動布線制御盤43の指令に基づいて自動的に実行することができる。
【0021】
なお、ある電線の布線終了位置が他の電線の布線開始位置に相当している場合には、上記ある電線の布線終了位置からその他の電線の布線を直ちに開始することが合理的である。また、ある電線の布線終了位置が他の電線の布線開始位置に相当していない場合には、布線開始位置が上記ある電線の布線終了位置に最も近い他の電線を次に布線することが合理的である。なぜなら、このようにすることによって、電線送給ヘッド5の無駄な移動をできるだけ減らすことができるからである。そこで、この実施の形態では、以上のことを勘案して、各電線の布線順序を決定するようにしている。
【0022】
ところで、フォームボード3上に布線された電線は、その巻き癖等に起因した浮上り現象のために、電線位置決めピン1の上端を乗り越えるおそれがある。
上記のような問題を回避するには、図6および図7に示すような浮上り防止部材47を各電線位置決めピン1に設ければよい。この浮上り防止部材47は、ほぼ電線位置決めピン1の配列間隔に相当する径を有した弾性円板(例えば、ゴム系材料あるいはスポンジ等で形成される)からなり、フォームボード3に対向するように、各電線位置決めピン1の上端部にその中心部を嵌合固定してある。
【0023】
各電線位置決めピン1にこのような浮上り防止部材47を設ければ、電線27が電線位置決めピン1の上端を乗り越えて側方に移動することが確実に防止される。
上記するように、浮上り防止部材47は弾性材料で形成されているので、電線送給ヘッド5に設けられたガイドノズル21の通過に支障を与えることはなく、また、ガイドノズル21の通過後、元形状に速やかに復帰する。
なお、浮上り防止部材47は、円形以外の平面形状(例えば、四角形)を有していてもよいが、隣接する浮上り防止部材47相互間に隙間が形成されないような面積を持たせることが望ましい。
【0024】
上記浮上り防止部材47に代えて、図8および図9に示すような電線保持部材49を設けてもよい。この電線保持部材49は、相対向する一対の支柱部51に弾性材料(この例では、プラスッチ性の薄板を使用している)からなる舌片53の基部をそれぞれ固定した構成を有する。上記各舌片53は、各支柱部51間に形成された電線保持空間55の上方を覆うように、フォームボード3に対向して設けられている。なお、上記支柱部51の高さは、例えば、電線位置決めピン1の高さの1/2程度に設定される。
【0025】
上記電線送給ヘッド5に設けられたガイドノズル21は、電線保持部材49の電線保持空間55を通過するが、その際、舌片53がガイドノズル21の接触によって押圧変形されるので、この舌片53がガイドノズル21の通過に支障を与えることはない。そして、ガイドノズル21の通過後には、舌片53がその弾性によって元形状に復帰するので、該ノズル21によって布線された電線27が電線保持空間55内に保持されることになる。つまり、布線された電線27が電線位置決めピン1の上端を越える高さまで浮き上がることが防止される。
【0026】
図10は、フォームボード3に対して各電線位置決めピン1を出没自在に設けた実施の形態を示している。この実施の形態では、フォームボード3の下方にピン支持台57を平行配置し、このピン支持台57にガイドロッド59を介して電線位置決めピン1を立設してある。また、ピン支持台57の両端部をエアシリンダ61で昇降可能に支持するとともに、フォームボード3に各電線位置決めピン1のガイドロッド59を挿入させるガイド孔63を貫通形成してある。
【0027】
各エアシリンダ61が縮退された図10の状態においては、各電線位置決めピン1がフォームボード3の上面から没している。図10の状態からエアシリンダ61を伸張させてピン支持台57を上昇させると、図11に示すように、各電線位置決めピン1がガイド孔63を通ってフォームボード3の上面から突出し、かつ、各ガイドロッド59が対応するガイド孔63に挿入される。
【0028】
この実施の形態によれば、図11の状態で布線を行った後、図10に示すように各電線位置決めピン1をフォームボード3の上面から没入することができる。この状態では、布線した電線がピン1の存在しないフォームボード3上に残されることになるので、この電線をフォームボード3上から容易に搬出することができる。
【0029】
図12は、フォームボード3に対して各電線位置決めピン1を個別に出没させ得るようにした実施の形態を示している
この実施の形態では、各電線位置決めピン1をガイドロッド67を介して対応するエアシリンダ69の可動ロッドに連結するとともに、フォームボード3に各電線位置決めピン1のガイドロッド67を挿入させるガイド孔71を貫通形成してある。
【0030】
左右のエアシリンダ69が縮退して、センターのエアシリンダ69が伸張した図12の状態においては、左右の電線位置決めピン1がフォームボード3の上面から没するとともに、センターの電線位置決めピン1が該フォームボード3の上面から突出する。このとき、センターのガイドロッド67は、対応するガイド孔71に挿入された状態にある。
一方、全てのエアシリンダ61が伸張すると、図13に示すように、これらのエアシリンダ61に設けられたガイドロッド67が対応するガイド孔71に挿入され、その結果、全ての電線位置決めピン1がフォームボード3の上面から突出することになる。
【0031】
この実施の形態によれば、必要とするピン1のみをフォームボード3の上面に突出させることができる。また、全てのピン1をフォームボード3から没入させることにより、布線か終了した各電線をフォームボード3上から容易に搬出することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係る布線システムによれば、各電線についての布線ルートを自動的に作成して、これらの布線ルートに沿って各電線を布線することができるので、布線作業に要する時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る布線システムの実施の形態を示す概略斜視図である。
【図2】フォームボードアドレスの一例を示した平面図である。
【図3】基本布線ルートの一例を示した平面図である。
【図4】電線送給機構の一構成例を示す概略図である。
【図5】電線送給機構の他の構成例を示す概略図である。
【図6】電線位置決めピンに取付けた浮上り防止部材の側面図である。
【図7】電線位置決めピンに取付けた浮上り防止部材の平面図である。
【図8】フォームボードに取付けた電線保持部材の斜視図である。
【図9】フォームボードにおける電線保持部材の配置形態を例示した平面図である。
【図10】電線位置決めピンを出没させる機構の一例を示す側面図である。
【図11】図10の機構によって全ての電線位置決めピンを突出させた状態を示す側面図である。
【図12】電線位置決めピンを出没させる機構の他の例を示す側面図である。
【図13】図12の機構によって全ての電線位置決めピンを突出させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 電線位置決めピン
3 フォームボード
5 電線送給ヘッド
7 ヘッド移動機構
9 電線加工機
11 ハンドリングロボット
19 電線リール
23 電線送給機構
27 電線
33 加工機制御装置
35 ロボット制御装置
37 基本布線ルート
39 記憶装置
41 布線ルート作成装置
43 自動布線制御盤
47 浮上り防止部材
49 電線保持具
55 電線保持空間
59,67 ガイドロッド
61,69 エアシリンダ
63,71 ガイド孔

Claims (6)

  1. 多数の電線位置決めピンを所定の間隔で縦横に立設したフォームボードと、電線送給機能を備える電線送給ヘッドを前記フォームボード上で移動させるヘッド移動手段と、各電線がそれらに対して設定された布線ルートに沿って布線されるように前記ヘッド移動手段を制御する制御手段とを有した自動布線システムであって、前記制御手段が、
    前記各電線位置決めピンの位置を示すフォームボードアドレス図のCADデータ、布線対象物から決定される基本布線ルート図のCADデータおよび布線すべき前記各電線の布線開始位置および布線終了位置を示すデータを含むデータベースと、
    前記データベースに基づいて、前記各電線についての布線ルートを設定する布線ルート作成手段と、
    を備えることを特徴とする自動布線システム。
  2. 前記布線ルート作成手段は、前記データベースに基づき、前記基本布線ルートの始端、折れ曲がり点および終端が前記フォームボードの縦横配列ラインで囲まれる該当最小区画の中央部に位置されるように前記其本布線ルートを補正するとともに、前記各電線の布線開始位置と布線終了位置とをそれらが前記補正された基本布線ルート上に位置するように補正し、この補正した布線開始位置と布線終了位置に基づいて前記各電線についての布線ルートを設定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動布線システム。
  3. 前記各電線位置決めピンの上端部に、弾性材料からなる浮上り防止板を前記フォームボードに対向して設け、前記布線ルートに沿って該フォームボード上に布線された電線が前記各電線位置決めピンの上端部より上方に浮き上がるのを前記浮上り防止板によって防止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動布線システム。
  4. 前記フォームボード上に、前記布線した電線を保持する電線保持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動布線システム。
  5. 前記各電線位置決めピンを前記前記フォームボードから同時に出没させるピン出没手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動布線システム。
  6. 前記各電線位置決めピンを前記前記フォームボードから個別に出没させるピン出没手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動布線システム。
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