JP2573773B2 - シート材料のマーカ線の分離位置を設定する方法 - Google Patents

シート材料のマーカ線の分離位置を設定する方法

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JP2573773B2
JP2573773B2 JP4113742A JP11374292A JP2573773B2 JP 2573773 B2 JP2573773 B2 JP 2573773B2 JP 4113742 A JP4113742 A JP 4113742A JP 11374292 A JP11374292 A JP 11374292A JP 2573773 B2 JP2573773 B2 JP 2573773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裁断ステーションの長
さの数倍の長さのマーカに従い、X−Yカッターにより
その裁断ステーションにてシート材料を自動的に裁断す
る方法であって、該シート材料は、裁断ステーションに
供給され、該ステーションにて、該シート材料が同時に
一つの裁断箇所(one bite)ずつ裁断される裁断方法に
関し、特に、マーカ線が一つの裁断箇所から次の裁断箇
所まで伸長する点を設定する方法であって、直線部分を
連続的に分割し、シート材料の一つの裁断箇所が裁断ス
テーションにある間にその一つの部分を裁断し、次の裁
断箇所が裁断ステーションにある間に、そのシートの次
の部分を裁断するようにした方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の方法は、1991年4月5日に
出願された「シート材料の線の連続的裁断方法(Method
for the Interrupted Cutting of a Line in Sheet Ma
terial)」という名称の米国特許出願第07/681,
555号(米国特許第5,134,911号)に記載さ
れた、シート材料からパターン片を自動的に裁断するの
に特に効果的である。米国特許第5,134,911号
の方法において、裁断すべきシート材料及び関係する裁
断マーカ領域は、比較的長く、シート材料は、マーカよ
りも数倍短い長さの裁断ステーションまでその一つの裁
断箇所を漸進的に動かす段階と、裁断ステーションにあ
る間に、シート材料の上記一つの裁断箇所の線を裁断す
る段階と、加工材料の次の隣接する裁断箇所を裁断ステ
ーションまで動かす段階と、裁断ステーションにある間
に、次の裁断箇所の線を裁断する段階と、マーカ全体が
裁断されるまでシート材料の連続的な裁断箇所の移動、
及び裁断ステーションにおけるシート材料の裁断を反復
する段階とにより、シート材料の裁断が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる裁断箇所毎にシ
ート材料からパターン片を裁断する場合、パターン片の
一部が一つの裁断箇所に含まれる一方、別の部分が隣接
する裁断箇所に含まれ、その結果、関係する裁断箇所が
裁断ステーションにある間にパターン片の一部が同時に
裁断され、その別の部分は、隣接する裁断箇所が裁断ス
テーションにある間に後で裁断されることが多い。
【0004】例えば、パターン片の一部がシート材料の
裁断箇所に属する異なる時点で裁断する上述の場合のよ
うに、マーカ線の部分を異なる時点にて裁断する場合、
当然、そのマーカ線の分離点、即ち、マーカ線の裁断を
自動的に中断し、後で再開して、その間に加工材料が前
進するのを許容する点を画成することが必要となる。従
来、かかる分離点は、通常、2つの連続的な裁断箇所の
間の分割線がこれら2つの裁断箇所の間を通るマーカ線
に直交する点として単純に考えられていた。しかし、こ
のようにして設定される分離点は、スリット切欠き、V
字形切欠き及び鋭角なコーナ部分のような不連続部分又
はその他の特別な特徴部分を有する関係するマーカ線が
これら分離点に位置し又はこれら分離点に近接している
ため、分離の目的上、最適でないことが多い。
【0005】分離線の位置にてシート材料の糸又はその
他の部分が裁断されずに残る可能性を防止するため、裁
断工具をシート材料との裁断係合状態から離脱させる前
に、分離点を僅かに越える程度に裁断動作を続行し、そ
の後、その分離点の僅かに前方の点にて裁断工程を再開
することが望ましい。このためには、分離点にて裁断を
終了しかつ開始するとき、上述の米国特許第5,13
4,911号明細書に記載されたように、裁断工具をマ
ーカ線から僅かに向きを変え、裁断されない糸が残らな
いようにするため、裁断経路が確実に交差するようにす
ることが望ましい。しかし、その結果、分離領域の長さ
が長くなり、そのため、回避することが望ましい切欠き
及び鋭角なコーナ部のようなマーカ線の特徴がその領域
に含まれる可能性が増大する。
【0006】故に、本発明の全体的な目的は、シート材
料を裁断箇所毎に裁断するときに隣接する裁断箇所の間
を通るマーカ線の最適な分離点を設定する方法であっ
て、かかる最適な分離点の位置が、全ての可能な位置に
比べて、関係するマーカ線の切欠き、鋭角なコーナ部及
びその他の同様な特徴部分から最も離間された位置であ
り、裁断工程の効率及び正確な裁断の妨害となる可能性
のある特徴部分を解消し又は軽減することを可能にする
方法を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、上述の分離点の位置
を設定する方法に従い、シート材料を裁断箇所毎に平面
的に裁断する方法を提供することである。
【0008】本発明の上記以外の目的及び利点は、本発
明の好適な実施例に関する以下の説明、添付図面及び特
許請求の範囲の記載から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材料の
一つの裁断箇所から隣接する裁断箇所まで伸長するマー
カ線の点を設定する方法にして、シート材料を裁断箇所
毎に裁断する方法によりマーカ線を裁断する目的のた
め、連続的な直線部分を分離させ、前進毎に前進される
加工材料の長さが裁断ステーションの長さより短く、そ
の結果、裁断ステーションにおける材料が、次の前進後
に裁断ステーションに位置することになる重複領域を含
むようにする方法に関するものである。マーカのデータ
を検査し、シート材料のかかる重複領域を通って伸長す
るマーカ線を識別し、その重複領域を分割し、該重複領
域の長さに沿った幾多の箇所に配置された複数の溝に
し、その溝の各々がマーカの長さ方向と直交して伸長す
るようにする。次に、各溝の少なくとも一部に含まれる
識別したマーカ線の直線部分の数を求め、各溝毎の線部
分の合計値を求める。次に、溝当たりのこの線部分の合
計値を基に、溝の1つを選択し、その選択された溝を通
る識別した線の該当する部分に分離点を割り当てる。
【0010】本発明は、重複部分を分割して形成される
溝がその重複部分の長さに沿って相互に隣接するように
配置され、更に、その溝に含まれる線部分の数を数える
目的にて、上記溝の各々をその境界の一つに隣接して配
置された2つの幅拡張領域により拡張させることを更に
特徴とするものである。
【0011】識別したマーカ線がパターン片の閉外周を
画成する線であり、その結果、該マーカ線が重複領域を
少なくとも2回横断する場合、本発明は、各溝内に含ま
れるマーカ線部分の数を求める段階中、その横断の全て
を同一に処理し、又は、その横断の各々を個々に処理す
る段階と、溝当たりの線部分の合計値に基づいて溝を選
択する段階と、その選択された溝に分離線を割り当てる
段階とを備えることを更に特徴とする。
【0012】本発明は、分離点の位置を設定する上記の
方法を利用して、シート材料を裁断する方法、及び特許
請求の範囲に記載されたその他のより詳細な段階及び特
徴に関するものである。
【0013】本発明の方法は、シート材料の裁断に有用
であり、各種の異なる型式の裁断工具及び裁断機械に適
用可能なものである。例えば、実際の裁断作業を行うの
に使用される作業工具は、往復運動型刃物、超音波振動
型刃物、回転刃物、レーザビーム又は水ジェットとする
ことが出来る。かかる裁断工具がその一部となる裁断機
械は、例えば、シート材料から裁断しようとするパター
ン片の形状及び配置をX及びY座標で描く一組のデータ
を提供するマーカから得られる命令を使用するコンピュ
ータ支援制御装置により裁断工具を裁断線に沿って半自
動又は全自動で動かす型式のものとすることが出来る。
即ち、各パターン片は、該パターン片の外周、及び該外
周から伸長するスリット切欠き及びV字形切欠きのよう
な付加的な裁断箇所を描くマーカ線により画成される一
方、マーカデータ内のマーカ線は直線部分により接続さ
れる複数の連続的な点の座標により表現される。
【0014】
【実施例】図1を参照すると、本発明は、裁断すべき材
料及びマーカより長さの短い裁断ステーション26を備
える自動制御型裁断機械10により行われる状態で示し
てあり、該機械10は、加工材料を裁断ステーションに
て支持すると共に、該材料を機械のフレームに対して横
方向に動かし、材料の連続的な裁断箇所を裁断ステーシ
ョンまで移動させるコンベアを備えている。この機械1
0は、静止型フレーム12と、ロール16、18に沿っ
て走行する無端のベルト状コンベア部材14とを備えて
いる。該コンベア部材14は、例えば、米国特許第4,32
8,723号に記載した型式とし、該コンベア部材14は、
相互に枢動可能に接続された剛毛ブロックを支持する横
方向に伸長する多数のグリッド又はスラットから成って
おり、ロール16、18は、コンベア部材と確実な駆動
関係に協働可能な適当なスプロケット状の形状をしてい
る。何れの場合でも、コンベア部材14は、その上方走
行部分に沿って、衣類を製造する織地のような多数の重
ね合わせたシート材料層として示した加工材料22を支
持する上向きの支持面20を提供する。前進ロール16
は、駆動モータ24により作動され、該モータ24は、
ロールを矢印で示した反時計方向に回転させ、加工材料
22を図示したX座標軸に沿って又は図1の左方向に動
かす。
【0015】裁断ステーション16に対する加工材料の
供給及び搬出を支援するため、該機械10には、各種の
異なる手段を使用することが出来る。図1に図示する場
合、これら手段は、当該技術分野で周知の型式とし、コ
ンベア部材14と共に駆動することの出来る供給コンベ
ア21及び搬出コンベア23を含むことが出来る。別の
形態にて、図示したコンベア部材14は、機械10の一
端又は両端にて長さを延長し、別個の供給コンベア21
及び/又は搬出コンベア23を設ける必要がないように
することも出来る。
【0016】裁断ステーション26は、限界線28、3
0により画成されるX座標方向の有効長さ又は範囲を備
え、又、コンベア部材14の幅に略等しいY座標方向へ
の幅又は領域を備えている。裁断ステーションにて、裁
断工具32は、該裁断ステーションの全領域に沿ってX
及びY座標方向に可動であり、そのときに裁断ステーシ
ョンに配置された加工材料の部分の線に沿って裁断す
る。
【0017】図示した場合、裁断工具32は、加圧脚部
34と協働すると共に、支持面20の面に対して略垂直
に伸長する裁断軸線35に沿って往復運動する往復運動
型刃物である。該裁断工具及び加圧脚部は、カッターヘ
ッド36により支持されており、該カッターヘッド36
は、主キャリッジ38に対して図示したY座標方向に向
けて可動であるように該主キャリッジ38により支持さ
れる。該主キャリッジ38は、コンベア部材14を跨
ぎ、その各端部にてフレーム12に対しX座標方向に向
けて可動であるように長手方向方向に伸長する適当なガ
イド40、42により支持される。モータ44及びYエ
ンコーダ46を含むY駆動手段がカッターヘッド36を
主キャリッジ38に対してY座標方向に駆動する。モー
タ48及びXエンコーダ50を含むX駆動手段が主キャ
リッジ38をX座標方向に駆動する。カッターヘッド内
の往復運動型モータ(図示せず)が裁断工具32をその
往復運動状態に駆動する一方、別のモータ(図示せず)
がコントローラ54の制御下、裁断工具を軸線35を中
心とする方向に回転させ、下向きの工具を裁断線に沿っ
て前方を向いた状態に維持する。カッターヘッド36に
より支持されたソレノイド52は、カッターヘッドのフ
レーム、及び該フレームと共に、裁断工具32及び加圧
脚部34を動かし、カッター工具が材料22と裁断可能
に係合する下方位置と、工具が材料22との裁断可能な
係合状態から脱する上方位置との間で運動するようにす
る。
【0018】機械10は、必要な命令を該機械10に送
るコンピュータ支援のコントローラ54により制御さ
れ、Xモータ48及びYモータ44、ソレノイド52及
び機械のその他の部品を作動させ、その結果、工具32
は裁断ステーション26に配置された加工材料に対する
所望の裁断線に沿って動かされる。コントローラ54に
より供給される制御命令は、加工材料から裁断すべきパ
ターン片58の形状及び配置をX及びY座標点の形式で
描くマーカを示す、概略的に符号56で示したマーカデ
ータに応答して発生される。かかるマーカデータの発生
方法及びその装置は、例えば、米国特許第3,887,903号
の明細書に記載されている。このデータは、コントロー
ラ54内の記憶装置に直接、オンラインで付与するか、
又はテープ、ディスク又はその他のディスク記憶媒体に
予め記憶させて、コントローラ54に付与することが可
能である。機械10の作動中、加工材料の裁断箇所を裁
断ステーション26に位置決めした後、裁断工具はX及
びY座標方向に動かし、通常、所望のパターン片58の
外周であるかかる裁断箇所の線を裁断する。裁断箇所を
完全に裁断した後、裁断工程を中断し、駆動モータ24
を作動させ、加工材料の後続の裁断箇所を加工ステーシ
ョンに動かし、次に、裁断工具32を再度作動させ、そ
の新たな裁断箇所の線を裁断する。かかる裁断箇所毎の
裁断は、マーカデータにより画成される全てのパターン
片が裁断されるまで続行する。
【0019】図2には、図1のマーカデータ56より詳
細に示すことの出来る、全体として符号59で示したマ
ーカが示してある。図2を参照すると、図示したマーカ
59は、所定の長さのシート材料又はシート材料の積み
重ね層から裁断すべき大量のパターン片58の外周を画
成する。公知の方法により、このマーカ上の所定の基準
点を裁断すべきシート材料上の対応する基準点と整列さ
せ、マーカの上の各点がシート材料上の対応する点と関
係付けられるようにする。この説明において、シート材
料及び関係する材料の「裁断箇所」とは、前進毎にシー
ト材料が進む距離に等しいX座標方向への長さを有する
シート材料22及びマーカ59の一部を意味するものと
する。この前進方向は、図2に矢印Aで示すように右方
向から左方向とする。本発明のより広い特徴に従い、各
裁断箇所が、裁断ステーションの境界線28、30の間
で測定したときの裁断ステーション26の長さLより短
い長さであるならば、この裁断箇所の長さは変えること
が出来る。しかしながら、図2の場合、これら裁断箇所
は等しい長さとして示してある。図2において、マーカ
に直交して伸長する分割線60は裁断箇所のX座標方向
への境界を画成する。
【0020】更に、図2に示すように、シート材料の裁
断箇所1が図2に実線28、30で示した裁断箇所に位
置する場合、その裁断箇所の左側境界線60は裁断ステ
ーションの左側境界線30と整列される。しかし、裁断
箇所1の右側境界線60は、裁断ステーションの右側境
界線28の左側に離間されており、裁断箇所の重複領域
62を画成する。この重複領域62は、裁断箇所1の全
てが裁断ステーションにある間に、後続の次の裁断箇
所、即ち、裁断箇所2の一部が裁断ステーションに重複
する部分である。より具体的には、図2に示すように、
重複領域62に位置するシート材料は、図2に示したと
きと、及び材料が図2に示した位置から一つの裁断箇所
だけ前進した後の双方の時点で裁断ステーションにある
材料である。このため、重複領域にある材料は、その前
進前又は前進後の何れかにて裁断することが出来る。図
2において、破線28′は、シート材料22の前進に伴
い、裁断ステーションの右側境界が図2に示した位置の
後にマーカに対して占める位置を示す一方、参照符号6
2′は、かかるその後の前進後に機能する関係付けた重
複領域を示す。
【0021】更に、図2を参照すると、パターン片58
は、裁断箇所の境界線60が該パターン片の一部を通る
ように配置されているのが分かる。例えば、裁断箇所1
を裁断箇所2から分割する境界線60は、3つのパター
ン片58a、58b、58cを通る。故に、これら3つ
のパターン片の何れの場合も、その裁断を分離し、裁断
箇所1が裁断ステーションにある間にその一部が裁断さ
れ、裁断箇所2が裁断ステーションにある間に、その別
の部分が裁断されるようにするすることが必要である。
【0022】各裁断箇所は、裁断ステーションの全長に
等しい長さを備え、全ての分離が境界線60上で正確に
行われるようにするのが理想的である。しかし、上述の
ように、ある状況下にては、このようにして画成した分
離点は、関係するパターン片の外周のスリット切欠き、
V字形切欠き又は鋭角なコーナ部分のような特徴部分に
近いため、実際に分離するのは望ましくない位置とな
る。本発明によれば、かかる状況は、2つの隣接する裁
断箇所を分離する各境界線60に関係する重複領域62
を提供することにより、修正することが可能であり、そ
の結果、その境界線と関係する分離点は、正確に境界線
上ではなく、重複領域内の便宜な箇所に形成することが
可能となる。
【0023】X座標方向に測定したときの重複領域62
の長さは、マーカ毎に異なる長さとし、又は、多分、所
定のマーカ内で裁断箇所毎に異なり、裁断されるシート
材料に適合し、又はマーカ内のパターン片の配置、或は
パターン片自体の形状の複雑さに適合するようにするこ
とが出来る。しかし、図2に示した場合、マーカ59の
重複部分は、等しい長さとして示してある。図2及びそ
の後の図面に示したこの長さは、説明の便宜上、誇張し
て示してある。実際には、この重複領域は、約6.35mm
又は約12.7mm(1/4又は1/2インチ)程度に短くし、或
は約152.4mm(6インチ)程度又はそれ以上に長くす
ることも出来る。以下の説明において、一例として、図
2の重複領域62の長さは、約101.6mm(4インチ)
として説明する。
【0024】本発明に従い、分離点の位置を設定する方
法について説明する前に、シート材料の糸又はその他の
接続部分が分離領域内で裁断されずに残る可能性を解消
するため、分離点付近の裁断動作はその分離点を僅かに
越えて継続し、次に、その分離点の幾分前方の離間した
位置にて再開するようにすることが望ましいことに注意
する必要がある。これは、例えば、図3に示してあり、
ここで、マーカ線の一部は、符号64で示してある。更
に、このマーカ線64は、マーカデータに従い、裁断工
具が図3で左方向から右方向に動くことにより裁断さ
れ、箇所Pに分離点を有する線である。故に、マーカ線
64を裁断するとき、裁断工具は、最初に矢印66で示
すように、点Pを僅かに越えて幾分かの距離を離間させ
た点Bまで動かし、次に、材料を進ませ、新たな裁断箇
所を裁断ステーションに動かした後、点Pから幾分前方
に離間して配置した箇所Cにて矢印68で示すように裁
断を再開することが望ましい。更に、前記米国特許第
5,134,911号明細書に記載されたように、矢印
66で示した裁断を終了し、矢印68で示した裁断を開
始するとき、裁断工具は、マーカ線64の片側から反対
側に向きを変え、2つの裁断経路が確実に交差し、分離
点付近に未裁断の糸又はその他の接続片が全く残らない
ようにすることが出来る。何れの場合でも、図3に示し
た分離点における裁断モードには、裁断重複部分Dが含
まれ、本発明によれば、この裁断重複部分の全ては、図
2の裁断重複領域62の関係する一つの領域に属するよ
うに配置する。必要とされる裁断重複部分Dの程度は、
シート材料により異なるものであり、故に、調整可能で
あるようにすることが望ましい。
【0025】次に、分離点を裁断重複領域62に配置す
る方法について説明すると、かかる分離点は、裁断境界
線60の位置及び裁断ステーションの境界線28をマー
カ59に関して画成した後、コンピュータにより自動的
に設定され、かかる設定は裁断重複領域62の一つを完
全に横断して伸長するパターン片58(又は、裁断すべ
きその他のマーカ線)毎に行われる。一例として、図4
乃至図9には、閉マーカ線64により画成される外周を
備える図2のパターン片58cに適用するときの本発明
の分離点の位置決め方法が示されている。
【0026】先ず、図4を参照すると、関係する裁断重
複領域62は、マーカに直交してY座標方向に向けて伸
長する複数の溝分割線70により分割し、複数の直交状
に伸長する溝72にする。本発明のより広い特徴に従
い、溝72は、重複領域62の長さに沿った幾多の異な
る位置に配置すれば十分である。しかし、図示するよう
に、溝72は、X座標方向に測定したとき等しい長さで
あり、重複領域の長さに沿って直接相互に隣接するよう
に位置決めすることが望ましい。図4において、重複領
域62は、幅約101.6mm(4インチ)であり、溝72
の各々は幅約12.7mm(1/2インチ)とする。
【0027】次に、マーカ線64を形成し、各溝72に
属する直線部分の数を計算し、溝当たりの線部分の合計
値を求める。しかし、この数える目的にて、及びマーカ
線64の錯綜した領域を回避し、又はかかる錯綜に一層
良く対処し得るようにするため、溝72の各々は、図5
における1つの溝について図示するように、その片側に
拡張領域74を追加することによりその幅を広げる。即
ち、図5に示すように、溝72の各々は、幅を広げるた
めに、2つの新たな境界線76により画成し、有効幅7
2′を備えるようにする。各拡張領域74のX座標方向
に測定したときの幅は、異なる値となるかも知れない
が、図5に示した例の場合、各領域は、溝72の幅の1/
2に等しい幅を有し、その溝の各々は、線部分の数える
目的のため、その通常の幅の2倍の幅寸法にまで広げら
れるとみなす。
【0028】図6には、点78が示してあり、該点78
により、マーカ線64は、マーカデータ内に表示され
る。即ち、マーカ線64は、マーカデータにより図示し
た点68の座標として画成され、点78の連続的な点の
間を伸長する直線部分80、80から成る。4つのスリ
ット切欠き82が図6に示してあり、その切欠き82の
各々は、パターン片58cの外周から内方に伸長する単
一の直線部分から成っており、一つのV字形切欠き84
は、パターン片58cの外周から内方に伸長する2つの
短い直線状部分から構成される状態で示してある。又、
図6には、図示したパターン片58cに対して形成した
溝当たりの線部分の合計値が符号86で示してある。
【0029】更に、本発明によれば、図示したパターン
片58cに必要とされる分離点は、分離点を含むように
選択された1つの溝72により更に設定され、この選択
は線部分の合計値が最小である溝から選択する。多数の
溝72は、同一の小さい線部分の合計値となる可能性も
あり、例えば、図6において、4つの溝の線部分の合計
値は小さく、3である。この場合、幾多の溝に予め割り
当てられた優先順位に基づき、更なる選択を行う。図7
には、溝72に対するかかる優先順位の割り当てが符号
88で示してあり、ここで、数字1は、最先の優先順位
の溝を示す一方、数字8は、最後の優先順位の溝を示
す。即ち、図7を参照すると、優先順位の高い溝72
は、重複領域62の中間に配置されている一方、優先順
位の低い溝は、重複領域62の境界に配置されている。
【0030】故に、図7に示した優先順位に従い、線部
分の合計値が3つと小さい図6の4つの溝72から選択
する場合、図8に実線で示した単一の溝72が図示した
パターン片58cを分離させるのに使用される分離点を
受け入れるために選択され、この選択された1つの溝
は、合計値が3である線部分の右側から4番目の溝であ
り、その優先順位は2番目である。
【0031】図8に示すような溝72の選択後、次に、
パターン片58cを画成するマーカ線62を形成する直
線部分80を2つの群、即ち、裁断箇所1が裁断ステー
ションに完全に位置し、選択された溝72の略左側に位
置するときに裁断される群と、裁断箇所2が完全に裁断
ステーションに位置し、選択された溝72の略右側に位
置するときに裁断される群とに分割させる。次に、最終
段階として、各群に属する直線部分を一層の裁断効率が
得られるように順位を変更する。
【0032】図9を参照すると、点C、D、E、Fは、
マーカ線62が選択された溝72の境界線70に直交す
る点である。図9に示したパターン片58cが分離を必
要としない場合、裁断は、例えば、パターン片の下方左
側コーナ部を画成する点Gにて開始し、その開始点Gに
戻るまでマーカ線62に沿って時計方向に移動する。し
かしながら、本発明によれば、分離により、マーカ線6
2を構成する直線部分の裁断順序を変更し、マーカ線6
2の第1の部分が点Fから裁断を開始、線90で示すよ
うに点Dまで時計方向に動く。これは、裁断箇所1が図
2に示すように裁断ステーションに完全に位置する間に
行われる。次に、裁断工具を点Dにて加工材料と裁断可
能に係合する状態から除去し、材料を進ませ、裁断箇所
2を裁断ステーションまで完全に移動させる。次に、図
9の線62の第2の部分を点Cから裁断を開始し、線9
2で示すように点Eまで時計方向に動かす。
【0033】図9から、図示したパターン片58cは、
2つの分離点を備えることが理解されよう。これら分離
点の1つは符号P1で示してあり、図示した点C、Dの
間に属する考えることが出来る。その他方の分離点は、
符号P2で示してあり、図示した点E、Fの間に属す
る。図示した裁断モードは、図9の分離点P1、P2の各
々に対して図3に示した型式の裁断重複領域を提供する
ことが理解されよう。
【0034】図示したパターン片58cについて図4乃
至図9に関して上述した分離点を設定する方法におい
て、パターン片58cを画成するマーカ線62は、関係
する重複領域62を2回横断し、分離点の位置を設定す
る目的にて溝を選択する場合、この2回の横断は同様に
取り扱い、所望の分離の双方に使用される1つの溝72
のみが選択されるようにする。しかし、この2回の横断
を同様に取り扱うことは必ずしも必要ではなく、所望で
あれば、マーカ線64が重複領域62を横断する毎に個
々に取り扱い、2回の横断の2つの分離点を含むように
異なる溝72を選択することが出来る。かかる方法は、
図10に示してある。
【0035】図10を参照すると、図示した溝70の優
先順位は、図4及び図7に示した順位と同じである。マ
ーカ線64は重複領域62を2回横断し、その一方の横
断は全体として符号94で示し、その他方の横断は符号
96で示してあり、各溝70(図5に従い、カウント目
的のために幅を広くした状態)に含まれる直線部分の数
は、横断94、96の各々について別個に数える。横断
94の場合の溝当たりの線部分の合計値は、数字98で
示す一方、横断96の場合の溝当たりの線部分の合計値
は数字100で示してある。次に、溝当たりの線部分の
合計値及び割り当てられた溝の優先順位に従い、符号1
02で示した溝を横断94に対する1つの溝70として
選択する。同様に、符号104で示した1つの溝70を
横断96に対する溝として選択する。次に、再度、マー
カ線64を構成する線部分80を2つの群に分割し、そ
の裁断順序を変更し、図10のマーカ線64を裁断する
とき、裁断は箇所F′にて開始し、これら箇所から箇所
D′まで時計方向に続行し、次に、材料の前進後、再
度、点C′にて開始し、ここから点E′まで時計方向に
続行する。
【0036】最後に、マーカ線を分離させる場合、かか
るマーカ線に含まれる可能性のあるいわゆる「死端」パ
スは、分離点に近接しているならば問題を生ずることに
留意する必要がある。マーカ線により画成されたパター
ン片58の全体的な外周から伸長する任意の裁断経路
は、「死端」経路と考えられる。例えば、図11に示し
たスリット切欠きはその良い例である。この図11にお
いて、図示したマーカ線62の部分は、直線部分80
a、80b、80c、80d、80eから成っており、
直線部分80cはスリット切欠き及び「死端」経路を示
す。線106は、上述の方法により設定された線であ
り、この線上には、関係する裁断重複領域62内で線6
2に対する分離点が設定される。しかし、この線106
は、マーカ線を2回横断し、2つの分離点Pc、Pdを
画成することが理解されよう。直線部分80c上に配置
された点Pcを分離点として選択する場合、望ましくな
い結果が生じる可能性がある。かかる事態を防止するた
め、図11に直線部分80cで示すように死端経路に沿
って配置される分離点は無視し、パターン片の外周上に
配置された別の位置を優先的に取り扱うべきである。故
に、図11の状況において、点Pcは無視し、点Pdを
分離点として使用すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用される裁断機械の幾分概略
図的な斜視図である。
【図2】図1の機械により裁断されるマーカの平面図で
ある。
【図3】分離すべき点の付近にて裁断するシート材料に
交差する図2のマーカのマーカ線の1つの一部を示す拡
大概略図である。
【図4】裁断重複領域が相互に隣接して配置された多数
の横方向に伸長する溝に分割された状態を示す、分離を
必要とする図2パターン片の1つの平面図である。
【図5】線部分を数える目的にて1つの溝を広げるとき
の一例を示す、図4と同様の図である。
【図6】各溝毎の線部分の合計値を更に示す、図4と同
様の図である。
【図7】溝の優先順位を更に示す、図4と同様の図であ
る。
【図8】図示したパターン片の分離点を受け入れる本発
明に従って選択された溝をより明確に示す、図4と同様
の図である。
【図9】選択された分離溝の設定後、図示したパターン
片を裁断する方法を示す、図4と同様の図である。
【図10】図示したマーカ線による重複領域の横断毎に
分離点を割り当てるべき溝の選択を独立的に取り扱う、
本発明の別の実施例の示す、図6及び図9と同様の図で
ある。
【図11】「死端」裁断経路を含むマーカ線の分離状態
を示す、図3と同様の図である。
【符号の説明】
10 自動制御裁断機械 12 静止型フ
レーム 14 コンベア部材 16 前進ロー
ル 18 前進ロール 20 支持面 21 供給コンベア 22 シート材
料 23 搬出コンベア 24 駆動モー
タ 26 裁断ステーション 28 限界線 30 限界線 32 裁断工具 34 加圧脚部 35 裁断軸線 36 カッタヘッド 38 キャリッ
ジ 40 ガイド 42 ガイド 44 モータ 46 Yエンコ
ーダ 48 モータ 50 Xエンコ
ーダ 52 ソレノイド 54 コントロ
ーラ 56 マーカデータ 58 パターン
片 60 境界線 62 重複領域 64 マーカ線 72 溝 74 拡張領域 80 直線部分 82 スリット切欠き 84 V字形切
欠き

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁断工程中、シート材料の線を裁断する
    ため、シート材料の一つの裁断箇所から隣接する裁断箇
    所まで伸長するマーカ線を分離する位置を設定し、 前記シート材料が、長さ方向に所定の長さを有する裁断
    ステーションにて裁断箇所毎にX−Yカッターにより裁
    断され、 前記シート材料が、前記長さ方向に向けて、前記裁断ス
    テーションまで間欠的に進められ、該前進中に前記材料
    が前進する距離が、前記裁断ステーションの前記所定の
    長さより短く、その結果、連続的な前進間、前記裁断ス
    テーションにある材料が次の前進後に裁断ステーション
    にある重複領域を備えるようにし、 前記シート材料から裁断すべきであり前記裁断ステーシ
    ョンの長さより長いマーカを表示するマーカデータを提
    供し、裁断すべきマーカ線が、前記マーカデータにより
    画成される端部点の間を伸長する連続的な直線部分から
    成るようにする方法にして、 前記マーカデータ(56)を検査し、前記シート材料
    (22)の前記重複領域(62)を通るマーカ線(6
    4)を識別する段階と、 前記重複領域を分割し、前記重複領域の長さに沿った幾
    多の位置に配置された複数の溝(72)であって、前記
    長さ方向(X)に直交状に伸長する複数の溝(72)に
    する段階と、 少なくとも一部が前記溝(72)の各々に含まれる前記
    識別したマーカ線(64)の前記直線部分(80)の数
    を求め、前記溝当たりの線部分の合計値を提供する段階
    と、 溝当たりの前記線部分の合計値に基づいて、前記溝の1
    つを選択する段階と、 前記識別されたマーカ線の分離を前記一つの選択された
    溝を通るマーカ線の部分に割り当てる段階とを備えるこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法にして、前記溝の
    1つを選択する前記段階が、線部分の合計値が最小であ
    る溝を選択することにより実施され、前記溝(72)に
    優先順位(88)を割り当て、前記溝の2又はそれ以上
    の溝線部分の合計値が最小の同一の値である場合、前記
    溝の1つを選択する前記段階が、前記優先順位に従い、
    線部分の合計値が最小の同一の値である前記溝からより
    先の又は最優先の順位の溝を選択することにより実施さ
    れることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法にして、少なくと
    も一部が前記溝の各々に含まれる前記識別したマーカ線
    (64)の前記直線部分(80)の数を求める前記段階
    のため、前記溝の各々が、各々、その境界(70)のそ
    れぞれ一つの境界に隣接して位置する2つの拡張領域
    (74)を付加することにより、幅が広げられることを
    更に特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法にして、識別した
    マーカ線(64)がパターン片(58)の閉外周を画成
    し、前記重複領域(62)を少なくとも2回横断する線
    であり、前記溝の各々に対する線部分の合計値を求める
    ため、少なくとも一部が前記溝の各々に含まれる前記識
    別したマーカ線の前記直線部分の数を求める前記段階
    が、前記識別した線が溝を横断する全てのときに、少な
    くとも一部が前記溝の各々に含まれる前記識別したマー
    カ線の前記直線部分の総数を求めることにより実施さ
    れ、 前記識別したマーカ線の分離を前記1つの選択した溝を
    通るマーカ線部分に割り当てる前記段階が、前記重複領
    域(62)を横断する毎に前記マーカ線の分離を前記1
    つの選択された溝を通るマーカ線部分に割り当てること
    により実施されることを更に特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法にして、前記識別
    したマーカ線(64)がパターン片(58)の閉外周を
    画成し、前記重複領域を少なくとも2回横断する線であ
    り、少なくとも一部が前記溝の各々に含まれる前記識別
    したマーカ線の前記直線部分の数を求める前記段階と、
    溝当たりの前記線部分の合計値に基づき前記溝の1つを
    選択する前記段階と、前記識別したマーカ線の分離を前
    記1つの選択された溝を通るマーカ線部分に割り当てる
    前記段階が、前記マーカ線による前記重複領域の前記横
    断毎に個々に実施され、これにより、分離目的のため、
    前記識別した線が前記重複領域を横断する毎に、前記識
    別した線による前記重複領域の1又は2以上の横断に割
    り当てられる溝と異なる前記溝の1つが割り当てられる
    ことを更に特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 シート材料を裁断箇所毎に平面的に裁断
    する方法にして、長さ方向に所定の長さを有する裁断ス
    テーションを画成する手段を提供する段階と、前記シー
    ト材料から裁断すべきであり前記裁断ステーションの長
    さより長いマーカを表現するマーカデータを提供し、
    断すべきマーカ線が前記マーカデータにより画成される
    端部点の間を伸長する連続的な直線部分から成るように
    する段階と、裁断すべきシート材料を前記マーカデータ
    に従い、前記裁断ステーションまで間欠的に前進させ、
    前記シート材料の異なる連続的な部分を前記裁断ステー
    ションまで連続的に動かす段階とを備え、前記材料が各
    前進中に前進する距離が前記裁断ステーションの前記所
    定の長さより短く、材料の任意の2つの前進間に裁断ス
    テーションにある前記シート材料の所定の部分が、次の
    前進後に、前記裁断ステーションにある前記シート材料
    の次の部分に含まれるであろう重複領域を含むように
    し、 前記マーカデータ(56)を検査し、前記シート材料
    (22)の前記所定の部分(裁断箇所1)に一部含ま
    れ、かつ前記シート材料の前記次の部分(裁断箇所2)
    に一部含まれ、前記重複領域(62)を通って進むマー
    カ線(64)を識別する段階と、前記識別した線(6
    4)が通る前記重複領域(62)を分割し、前記重複領
    域の長さに沿った幾多の位置に配置され、前記長さ方向
    (X)と直角に伸長する複数の溝(72)にする段階
    と、少なくとも一部が前記溝の各々に含まれる前記識別
    したマーカ線の部分(80)の数を求め、各溝に対する
    線部分の合計値を提供する段階と、前記線溝の合計値に
    基づき、前記溝の1つを選択する段階と、その前記所定
    の部分(裁断箇所1)が前記裁断ステーション(26)
    にある間に、前記選択された溝の片側に位置する前記所
    定の線の部分にて前記シート材料(22)を裁断する段
    階と、その前記次の部分(裁断箇所2)が前記裁断ステ
    ーション(26)にある間に、前記選択された溝の反対
    側にある前記所定の線(64)の部分にて前記シート材
    料(22)を裁断する段階とを備えることを特徴とする
    方法。
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