JP4846678B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着装置は、例えば特許文献1等に開示されているが、一般に電子部品を取り出した後の収納テープを切断する切断装置は前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら前記収納テープを切断する際に、原点位置に待機している状態から並設可能範囲の最長位置まで移動しながら前記収納テープを切断し、その後原点位置まで戻している。
特開2006−93499号公報
しかし、使用する前記部品供給ユニットの並設状態に関係なく、カッター装置を必ず原点位置に待機している状態から並設可能範囲の最長位置まで移動させているので、移動距離が長く、収納テープの切断動作時間が必要以上に掛かるという問題があった。
そこで本発明は、切断装置による電子部品を取出した後の収納テープの切断動作時間を極力短縮することを目的とする。
このため第1の発明は、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうち前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまで前記切断装置が移動しながら各部品供給ユニットの電子部品取出後の収納テープを切断するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第2の発明は、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第3の発明は、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットをサーチするサーチ手段と、このサーチ手段により見つけられた前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第4の発明は、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットをサーチするサーチ手段と、このサーチ手段により見つけられた前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットの並設方向の幅に関連する部品供給ユニットのタイプを把握する把握手段と、この把握手段により把握された前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットのタイプに対応する差分量を加味して前記原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
本発明は、切断装置による電子部品を取出した後の収納テープの切断動作時間を極力短縮することができる。
電子部品装着装置1の平面図である図1において、基台2に種々の電子部品を夫々その部品取出位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給装置としての部品供給ユニット3が着脱可能に複数並設固定されている。対向する部品供給ユニット3群の間には2つの位置決め部4が設けられ、上流側装置より受けたプリント基板Pを供給コンベア6を介して前記位置決め部4に搬送し、この位置決め部4で図示しない位置決め機構により位置決めされた該プリント基板P上に電子部品が装着される。
この電子部品装着装置1には、左右にX方向に長い各一対のビーム5が夫々設けられ、各ビーム5は各Yリニアモータ56の駆動により左右一対のガイドに沿って前記各ビーム5に固定されたスライダが摺動して前記位置決め部4上のプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出位置(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。前記Yリニアモータ56は、前記基台2に固定された上下一対の固定子と、前記ビーム5の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子とから構成される。
また、各ビーム5にはその長手方向、即ちX方向にXリニアモータ54によりガイドに沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。そして、前記Xリニアモータ54は、ビーム5に固定された前後一対の固定子と、前記装着ヘッド7に設けられた可動子とから構成される。各装着ヘッド7には、夫々バネにより上方へ付勢されている12本の吸着ノズル(図示せず)が周縁部に所定間隔を存して配設されている。また、吸着ノズルは前記装着ヘッド7に各θ軸駆動モータ58によりθ方向に回転可能に設けられると共に各上下軸駆動モータ60により上下動可能に設けられている。また、各装着ヘッド7には基板認識カメラ8が設けられている。
9は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド7に対応してそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズルに吸着保持された全ての電子部品を一括して撮像する。
10は電子部品を取出した後の各収納テープTを切断するカッター装置で、4つの部品供給ユニット3群に対応して4つ設けられ、図2乃至図6に基づき以下詳述する。先ず、11は正逆転可能な駆動モータで、この駆動モータ11の出力軸12に設けられたプーリ13と従動軸14に設けられたプーリ15との間にはタイミングベルト16が張架されている。カッター本体17の左右端部には前記従動軸14と他の従動軸18が設けられ、両従動軸14、18に夫々設けられた一対のプーリ19と一対のプーリ20との間にはそれぞれタイミングベルト21が張架され、この各ベルト21にそれぞれカッターユニット23が固定されている。
なお、前記カッター本体17は、左右側壁17A、17B、前後側壁17E、17F及び左右端部のみに設けられた底壁17Cとから構成され、この底壁17Cは各カッターユニット23を設けるうえで、平面視矩形状の側壁だけでは強度面では足らないため必要であるが、底面全域に設けると切断した屑テープKTを落下させることができないため、左右端部のみに設けられる。
そして、前記駆動モータ11が正逆転することによりプーリ13とプーリ15との間のタイミングベルト16を介して従動軸14が回転し、各プーリ19と各プーリ20との間の各タイミングベルト21も回転移動し、このタイミングベルト21に固定された各カッターユニット23が左右に移動する。このとき、前記カッター本体17の左右側壁17A、17B間には保持部材25が設けられ、この保持部材25が各部品供給ユニット3の電子部品が取出された後の収納テープTを保持した状態で各カッターユニット23が移動することとなる。以下、このカッターユニット23及び保持部材25について詳述する。
先ず、前記保持部材25の左右の端部は前記カッター本体17の左右側壁17A、17Bに夫々固定され、この保持部材25はこの左右の固定部25Aと、この固定部25Aに夫々一端部が固定されて対向する方向に少し凹んだ形状を呈して元の位置に復元可能な復元性を有する左右一対の弾性部25Bと、各弾性部25Bを連結する合成樹脂材料製の保持部25Cとから構成される。
一方、カッターユニット23は、前記タイミングベルト21を挟持して固定される固定部26と、各ガイドが貫通するガイド部と、箱状のユニット本体28に夫々回転可能に支持される円筒状の挟持部29と、この各挟持部29の外周に設けられる一対の円板状のカッター30とから構成される。
従って、図3に示すように、カッターユニット23がカッター装置10の左右のいずれかの端部位置にあるときには、カッターユニット23の各挟持部29が保持部材25の各弾性部25Bを外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動によりタイミングベルト21が回転移動してカッターユニット23がガイドに沿って左右に移動する際に、図4に示すように、各挟持部29が各弾性部25Bに接している状態から各保持部25Cに接して外側から各保持部25C同士を圧接するように互いに逆方向に回動しながら移動することとなる。
図5において、31は電子部品が取出された後の収納テープTを前記一対の保持部25C間に案内する案内部材で、横幅が並設される部品供給ユニット3の略全域に亘って設けられており、概ね上面及び下面が開口した角筒状を呈してその下端部がユニット本体28の上端部と略同じレベルまで延設されており、この角筒を形成する一面には更に垂直片31Aをカッター30の直上位置まで垂下させて前記収納テープTを両保持部25C間に位置させる。
なお、35はカッターユニット23の右側壁中央部に固定された取付け片36に設けられた部品掻き落とし装置としてのブラシで、37は同じく取付け片36に設けられたマグネットである。前述したように、カッターユニット23が右方向に移動した際に、並設された部品供給ユニット3群の収納テープTから取出されなかった電子部品を前記マグネット37がその磁力により収納テープTの収納部から飛び出させるように作用し、ブラシ35が収納テープTを振動させて取出されなかった電子部品を収納テープTの収納部から掻き落とすように作用すると共に前記マグネット37に電子部品を吸着させないように作用する。このように、マグネット37に電子部品を吸着させないように作用させるのは、複数個吸着すると、収納テープTの収納部から飛び出させるように作用しなくなるからである。
40は前記従動軸14の両プーリ19間に固定された掻き混ぜ部材で、従動軸14と共に回動してカッター本体17の左端部に設けられた底壁17C上に各カッターユニット23に切断されて溜まった屑テープKTを掻き混ぜ、特に図6における時計方向に回動する際には溜まった屑テープKTを左側壁17Aに当てた後掻き上げてから内方へ移動させたり、反時計方向に回動する際には溜まった屑テープKTを内方へ移動させたり、また溜まった屑テープKTの山を前後に分けて後述する掻き落としブラシ41、41により前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とし易くするためのものである。
41、41は前記左右の底壁17C上に溜まった屑テープKTを該底壁17Cから掻き落とす掻き落とし部材としての掻き落としブラシで、前記ユニット本体28の一方の側面28A及び他方の側面28Bに上端が固定されて垂下する。従って、前述したように、両カッターユニット23を右方から左方に移動させる場合には前記他方の側面28Bに固定された掻き落としブラシ41により、また左方から右方に移動させる場合には前記一方の側面28Aに固定された掻き落としブラシ41により、特に左端部及び右端部の部品供給ユニット3から前記底壁17C上に溜まった屑テープKTを両底壁17C間の中間部の開口17Dを介して掻き落とされる。
次に、図7に示す本電子部品装着装置の制御ブロック図について説明する。50は本電子部品装着装置の電子部品装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)、51は記憶装置としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)及び52はROM(リ−ド・オンリー・メモリ)である。
前記RAM51には、装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度情報や、各部品供給ユニット6の配置番号情報等のプリント基板Pの種類毎に装着データが記憶されており、また前記各部品供給ユニット6の配置番号(レーン番号)に対応した各電子部品の種類(部品ID)の情報、即ち部品配置情報が格納されている。更に、この部品ID毎に電子部品の特徴を表す項目で構成された部品ライブラリデータも記憶されている。
そして、CPU50は前記RAM51に記憶されたデータに基づき、前記ROM52に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU50は、駆動回路53を介して前記Xリニアモータ54の駆動を、駆動回路55を介して前記Yリニアモータ56の駆動を、また駆動回路57を介して吸着ノズルをθ回転させるθ軸駆動モータ58の駆動を、更に駆動回路59を介して装着ヘッド7を上下させる上下軸駆動モータ60の駆動を、駆動回路61を介してカッター装置10の駆動モータ11の駆動を制御している。
63はインターフェース64を介して前記CPU50に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ9や基板認識カメラ8により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置63にて行われ、CPU50に処理結果が送出される。即ち、CPU50は、部品認識カメラ9や基板認識カメラ8に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置63に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置63から受取るものである。
即ち、前記認識処理装置63の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU50に送られ、CPU50は前記Xリニアモータ54、Yリニアモータ56Y及びθ軸駆動モータ58を補正移動させて電子部品をプリント基板P上に装着するように制御する。
表示装置としてのモニター65にはデータ設定のための入力手段としての種々のタッチパネルスイッチ66が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ66を操作することにより種々の設定を行うことができ、設定データはRAM51に格納される。
以上の構成により、以下電子部品装着動作について説明する。先ず、これから電子部品を装着するプリント基板Pの種類をモニター65に表示されたタッチパネルスイッチ66を押圧操作して選択する。そして、タッチパネルスイッチ66である運転開始スイッチを操作すると、プリント基板Pを図示しない上流側装置より左方の位置決め部4に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
そして、RAM51に格納された当該プリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出す。具体的には、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の各吸着ノズルが装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向はYリニアモータ56が駆動して一対のガイドに沿って各ビーム5が移動し、X方向は同じくXリニアモータ54が駆動してガイドに沿って各装着ヘッド7が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータ60の駆動により前記吸着ノズルを所定ストローク降下させ、当該部品供給ユニット3から電子部品を吸着し、更に上昇する。
そして、前述の如く、装着ヘッド7をXY方向に移動させて、部品認識カメラ9の上方に移動させて、吸着部品の撮像及びその画像取込を実行し、認識処理装置63により部品の位置認識処理をする。次に、プリント基板Pに付された位置決めマークを基板認識カメラ8が撮像し、認識処理装置63によりプリント基板Pの位置認識処理をする。そして、これらの認識処理結果に基づき、制御装置CPU50は前記各リニアモータ54、56、θ軸駆動モータ58を制御してXYθ補正して、電子部品を左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着する。
そして、この左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に全ての電子部品が装着されると、左方の位置決め部4にあるこのプリント基板Pを両位置決め部4と4との間に移動させると共に上流側から左方の位置決め部4に移動させ、前述したように、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出して、左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着する。
そして、左方の位置決め部4にある当該プリント基板P上に所定の電子部品が全て装着されると、両位置決め部4と4との間にあるプリント基板Pを右方の位置決め部4に移動させると共に左方の位置決め部4にあるプリント基板Pを両位置決め部4と4との間に移動させ、また上流側から左方の位置決め部4に移動させる。この後、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着し、電子部品装着装置1の右部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが右方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着する。以下、同様に各プリント基板Pに電子部品を装着するものである。
そして、プリント基板Pへの全ての電子部品の装着動作が終了した後の下流への基板搬送時は勿論のこと、これに限らず、所定の部品供給ユニット3群のうちの任意の部品供給ユニット3の収納テープTの送り動作が終了した後、任意の次の電子部品の送り動作が開始するまでの間に、当該部品供給ユニット3群に対応するカッター装置10を動作させて、当該部品供給ユニット3群の電子部品を取出した後の各収納テープを切断する。以下、この切断動作について、図8に基いて詳述する。
即ち、予め生産機種切替時に、4つの部品供給ユニット3群毎に、CPU50は部品供給ユニット3の配置状況をチェックする。具体的には、RAM51には、各部品供給ユニット3の配置番号に対応した各電子部品の種類(部品ID)や当該プリント基板Pには使用しないものである不使用の情報、即ち部品配置情報が格納されているので、CPU50は部品配置情報に基いて部品供給ユニット3の配置状況をチェックする。そして、部品配置情報が図9に示すものであれば、CPU50はカッターユニット23の原点位置(配置番号が「101」の部品供給ユニット3より外方の位置)から1番遠い部品供給ユニット3を取得できる。即ち、使用しない部品供給ユニット3も並設されてこともある部品供給ユニット3の配置状況をチェックして、不使用の部品供給ユニット3(コマンドCが「S」と表示)、即ち使用しない電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニット3は除いて、当該プリント基板Pに装着する電子部品を収納する収納テープ(使用する電子部品を収納する収納テープ)が装填された1番遠い部品供給ユニット3の配置番号は「116」であると確認できる。
次いで、カッターユニット23の原点位置から1番遠い部品供給ユニット3の収納テープTを切断するために、カッターユニット23の移動量基本値をCPU50が計算する。即ち、当該部品供給ユニット3群は、部品供給ユニット3の配設最大数は50台であって、この1番遠い部品供給ユニット3は原点位置から16番目であり、仮に原点位置からこの16番目までの間に使用しない部品供給ユニット3があっても16番目まで切断動作を行うと判断して、最大ストローク(配設最大数50台を想定した部品供給ユニット3群の幅)が540mmであるので、カッターユニット23の移動量基本値は16/50×540mmで172.8mmである。
次に、CPU50は1番遠い部品供給ユニット3のタイプを判断する。即ち、CPU50は部品ID毎の部品ライブラリデータに基いて部品供給ユニット3の幅寸法(フィーダ幅)を把握し、図10に示す幅寸法毎の動作加算量を加味して、移動量基本値X(172.8mm)に差分αを加算し、原点位置と一番近い部品供給ユニット3(配置番号が「101」)との間の距離を移動量基本値に加えてカッターユニット23のストローク(動作量)を決定して、設定量としてRAM51に格納させる。
従って、カッター装置10による収納テープTの切断タイミングの際には、図3に示すように、カッターユニット23がカッター装置10の左の端部位置にあるとき、即ち原点位置にあるときには、カッターユニット23の各挟持部29が保持部材25の各弾性部25Bを外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動により出力軸12が回動してタイミングベルト16を介して従動軸14が回動するので、各タイミングベルト21が回転移動して各カッターユニット23がガイドに沿って右に移動する際に、図4に示すように、各挟持部29が各弾性部25Bに接している状態から各保持部25Cに接して外側から各保持部25C同士を圧接するように互いに反対方向に回動しながら移動することとなる。従って、カッターユニット23が移動していない状態では、各部品供給ユニット3からの電子部品を取出した後の収納テープTは案内部材31により一対の保持部25C間に案内され、カッターユニット23が移動する際にはこの収納テープTを各保持部25Cで保持しつつ移動することとなり、この移動をしながら回転しているカッター30、30が収納テープTを確実に切断することとなる。
そして、カッターユニット23の移動の際には、前述したような設定されてRAM51に格納されたカッターユニット23の動作量(172.8+α)に従って、収納テープTを各保持部25Cで保持しつつ移動して、この移動をしながら回転しているカッター30、30が収納テープTを切断し、この切断後は原点位置に戻るように制御される。
従って、カッターユニット23の移動量を極力短縮することができるから、カッター装置10による電子部品を取出した後の収納テープTの切断動作時間を極力短縮することができ、結果として生産時間の短縮ができる。
なお、複数並設された部品供給ユニットのうち、部品供給ユニット3の使用又は不使用にかかわらず、配設された部品供給ユニット3のうちの前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまで移動しながら切断するようにしてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 カッター装置の正面図である。 カッター装置の待機状態における平面図である。 カッター装置のカッターユニットが移動した状態の平面図である。 部品供給ユニット及びカッター装置の右側面図である。 一部破断せるカッターユニットの正面拡大図である。 電子部品装着装置の制御ブロック図である。 フローチャートを示す図である。 部品配置情報を示す図である。 部品供給ユニットの幅寸法毎の動作加算量
符号の説明
1 電子部品装着装置
3 部品供給ユニット
5 ビーム
7 装着ヘッド
10 カッター装置
11 駆動モータ
23 カッターユニット
50 CPU
51 RAM

Claims (4)

  1. 複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうち前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまで前記切断装置が移動しながら各部品供給ユニットの電子部品取出後の収納テープを切断するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  3. 複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットをサーチするサーチ手段と、このサーチ手段により見つけられた前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  4. 複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、電子部品を取出した後の前記収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に移動しながら切断する切断装置と、複数並設された部品供給ユニットのうちの前記プリント基板上に装着するに必要な電子部品を収納する収納テープが装填された部品供給ユニットのなかで前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットをサーチするサーチ手段と、このサーチ手段により見つけられた前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットの並設方向の幅に関連する部品供給ユニットのタイプを把握する把握手段と、この把握手段により把握された前記切断装置の原点位置から1番遠い部品供給ユニットのタイプに対応する差分量を加味して前記原点位置から1番遠い部品供給ユニットまでの移動距離を算出する算出手段と、この算出手段により算出された移動距離を原点位置から移動するように前記切断装置の移動駆動源を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
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