JPH08111275A - 端子圧着装置 - Google Patents
端子圧着装置Info
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- JPH08111275A JPH08111275A JP24779194A JP24779194A JPH08111275A JP H08111275 A JPH08111275 A JP H08111275A JP 24779194 A JP24779194 A JP 24779194A JP 24779194 A JP24779194 A JP 24779194A JP H08111275 A JPH08111275 A JP H08111275A
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- applicator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アプリケータ(圧着機)の取り替え作業が楽
に行える端子圧着装置を提供する。 【構成】 圧着端子の連鎖体5を巻いたリール6と、外
部から駆動力が与えられることにより連鎖体5から圧着
端子を切り離して電線に加締めるアプリケータ30と、
アプリケータ30がセット位置にセットされた状態で駆
動されることにより該アプリケータ30に対して端子圧
着のための駆動力を与える圧着駆動装置1とを備えた端
子圧着装置において、リール6とアプリケータ30を一
組にしてこれを複数組ストック部Sに備える。圧着駆動
装置1のアプリケータセット位置とストック部Sとの間
に、少なくともストック部Sに備えた複数のアプリケー
タ30のうちの一つをストック部Sと圧着駆動装置1の
アプリケータセット位置との間で搬送するための搬送レ
ール12を設けた。
に行える端子圧着装置を提供する。 【構成】 圧着端子の連鎖体5を巻いたリール6と、外
部から駆動力が与えられることにより連鎖体5から圧着
端子を切り離して電線に加締めるアプリケータ30と、
アプリケータ30がセット位置にセットされた状態で駆
動されることにより該アプリケータ30に対して端子圧
着のための駆動力を与える圧着駆動装置1とを備えた端
子圧着装置において、リール6とアプリケータ30を一
組にしてこれを複数組ストック部Sに備える。圧着駆動
装置1のアプリケータセット位置とストック部Sとの間
に、少なくともストック部Sに備えた複数のアプリケー
タ30のうちの一つをストック部Sと圧着駆動装置1の
アプリケータセット位置との間で搬送するための搬送レ
ール12を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の駆動源に対し
て、端子毎に用意した圧着機(以下、「アプリケータ」
という)を選択的にセットできるようにした端子圧着装
置に関する。
て、端子毎に用意した圧着機(以下、「アプリケータ」
という)を選択的にセットできるようにした端子圧着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電線に圧着端子を加締める場
合、端子圧着のための駆動力を与える圧着駆動装置とし
てプレス機を用い、このプレス機に、端子サイズに応じ
たアプリケータをセットして圧着作業を行っている。ア
プリケータは駆動源を持たず、外部から与えられる駆動
力、この場合プレス機のスライド(ラム)から与えられ
る下動力により、端子の送り、切断、加締め等の一連の
動作を起こすようになっている。
合、端子圧着のための駆動力を与える圧着駆動装置とし
てプレス機を用い、このプレス機に、端子サイズに応じ
たアプリケータをセットして圧着作業を行っている。ア
プリケータは駆動源を持たず、外部から与えられる駆動
力、この場合プレス機のスライド(ラム)から与えられ
る下動力により、端子の送り、切断、加締め等の一連の
動作を起こすようになっている。
【0003】図12は従来の端子圧着装置の側面図であ
る。図において、1はプレス機等の圧着駆動装置であ
り、下部に位置する固定台2に対してスライド3が、圧
力をもって下動するようになっている。スライド3と固
定台2の間には、アプリケータセットスペースが確保さ
れ、ここにアプリケータ30がセットされている。
る。図において、1はプレス機等の圧着駆動装置であ
り、下部に位置する固定台2に対してスライド3が、圧
力をもって下動するようになっている。スライド3と固
定台2の間には、アプリケータセットスペースが確保さ
れ、ここにアプリケータ30がセットされている。
【0004】圧着端子は連鎖状に繋がれて連鎖体5とし
て成形されており、リール6に巻かれている。そして、
リール6からガイド7を介して連鎖体5が水平にアプリ
ケータ30に供給されている。
て成形されており、リール6に巻かれている。そして、
リール6からガイド7を介して連鎖体5が水平にアプリ
ケータ30に供給されている。
【0005】この状態で圧着駆動装置1を駆動すること
により、アプリケータ30が一連の動作を起こして、連
鎖体5を間欠送りしながら、連鎖体5から圧着端子を切
り離して、圧接端子を電線に加締める。
により、アプリケータ30が一連の動作を起こして、連
鎖体5を間欠送りしながら、連鎖体5から圧着端子を切
り離して、圧接端子を電線に加締める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
1台の駆動源(圧着駆動装置)を複数のアプリケータ
(圧着機)で共用するタイプの端子圧着装置では、圧着
端子の種類に応じて、リールはもちろん、アプリケータ
も交換しなくてはならない。従来、その場合の作業とし
て、 (a)アプリケータ30をストック場所から選んで運ん
でくる。 (b)アプリケータ30を圧着駆動装置1の所定のセッ
ト位置に正しくセットする。 (c)リールをストック場所から選んで運んでくる。 (d)リールをアプリケータに対してセットする。 等の作業が必要であり、そのため特に重量のあるアプリ
ケータを運んで、正しくセットするのに多大な労力がか
かる上、作業が煩雑である等の問題があった。
1台の駆動源(圧着駆動装置)を複数のアプリケータ
(圧着機)で共用するタイプの端子圧着装置では、圧着
端子の種類に応じて、リールはもちろん、アプリケータ
も交換しなくてはならない。従来、その場合の作業とし
て、 (a)アプリケータ30をストック場所から選んで運ん
でくる。 (b)アプリケータ30を圧着駆動装置1の所定のセッ
ト位置に正しくセットする。 (c)リールをストック場所から選んで運んでくる。 (d)リールをアプリケータに対してセットする。 等の作業が必要であり、そのため特に重量のあるアプリ
ケータを運んで、正しくセットするのに多大な労力がか
かる上、作業が煩雑である等の問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、圧着駆動装
置に対するアプリケータ(圧着機)の取り替えおよびリ
ールの取り替え作業が楽に行える端子圧着装置を提供す
ることを目的とする。
置に対するアプリケータ(圧着機)の取り替えおよびリ
ールの取り替え作業が楽に行える端子圧着装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧着
端子の連鎖体を巻いたリールと、外部から駆動力が与え
られることにより、前記リールより供給される連鎖体か
ら圧着端子を切り離して、電線に加締める圧着機と、こ
の圧着機が圧着機セット位置にセットされた状態で駆動
されることにより、該圧着機に対して端子圧着のための
駆動力を与える圧着駆動装置とを備えた端子圧着装置に
おいて、前記リールと圧着機を一組にしてこれを複数組
ストック部に備えると共に、前記圧着駆動装置の圧着機
セット位置と前記ストック部との間に、少なくとも前記
ストック部に備えた複数の圧着機のうちの一つをストッ
ク部と圧着駆動装置の圧着機セット位置との間で搬送す
るための搬送レールを設けたことを特徴とする。
端子の連鎖体を巻いたリールと、外部から駆動力が与え
られることにより、前記リールより供給される連鎖体か
ら圧着端子を切り離して、電線に加締める圧着機と、こ
の圧着機が圧着機セット位置にセットされた状態で駆動
されることにより、該圧着機に対して端子圧着のための
駆動力を与える圧着駆動装置とを備えた端子圧着装置に
おいて、前記リールと圧着機を一組にしてこれを複数組
ストック部に備えると共に、前記圧着駆動装置の圧着機
セット位置と前記ストック部との間に、少なくとも前記
ストック部に備えた複数の圧着機のうちの一つをストッ
ク部と圧着駆動装置の圧着機セット位置との間で搬送す
るための搬送レールを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の端子圧
着装置であって、前記ストック部に、前記圧着機が載置
されかつ前記搬送レールの一端に前記圧着機の載置位置
を選択的に位置合わせ可能な可動台を備えたことを特徴
とする。
着装置であって、前記ストック部に、前記圧着機が載置
されかつ前記搬送レールの一端に前記圧着機の載置位置
を選択的に位置合わせ可能な可動台を備えたことを特徴
とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載の端子圧
着装置であって、前記可動台が直線状に配されたガイド
レール上に移動自在に設けられていることを特徴とす
る。
着装置であって、前記可動台が直線状に配されたガイド
レール上に移動自在に設けられていることを特徴とす
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項2記載の端子圧
着装置であって、前記可動台が、水平面内で回転自在に
支持された載置板からなることを特徴とする。
着装置であって、前記可動台が、水平面内で回転自在に
支持された載置板からなることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項4記載の端子圧
着装置であって、前記載置板に圧着機が載置され、各圧
着機の上方位置にそれぞれの圧着機に対応したリールが
固定的に支持されていることを特徴とする。
着装置であって、前記載置板に圧着機が載置され、各圧
着機の上方位置にそれぞれの圧着機に対応したリールが
固定的に支持されていることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項5記載の端子圧
着装置であって、前記各リールが、水平回転軸により垂
直面内で回転自在に支持され、かつ各回転面を、前記載
置板の回転軸を中心にして放射状に位置させて配置され
ていることを特徴とする。
着装置であって、前記各リールが、水平回転軸により垂
直面内で回転自在に支持され、かつ各回転面を、前記載
置板の回転軸を中心にして放射状に位置させて配置され
ていることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6記載の端子圧
着装置であって、前記載置板の回転軸側で前記リールか
ら連鎖体が下方に向けて引き出されていることを特徴と
する。
着装置であって、前記載置板の回転軸側で前記リールか
ら連鎖体が下方に向けて引き出されていることを特徴と
する。
【0015】請求項8の発明は、請求項7記載の端子圧
着装置であって、前記リールから下方に向けて送り出さ
れる連鎖体を対応する圧着機に案内する案内部材が設け
られていることを特徴とする。
着装置であって、前記リールから下方に向けて送り出さ
れる連鎖体を対応する圧着機に案内する案内部材が設け
られていることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1の発明では、ストック部に格納してあ
る複数の圧着機の中から、電線サイズ等に応じた圧着端
子用の圧着機を選択し、選択した圧着機を、搬送レール
に載せて、圧着駆動装置の圧着機セット位置に搬送す
る。そして、その状態で圧着駆動装置を駆動することに
より、その駆動力により圧着機を動作させて、リールか
ら供給される連鎖体から圧着端子を切り離し、電線に加
締める。その際、リールは圧着機と組になっており、要
求される圧着端子を連鎖体の形で、圧着駆動装置にセッ
トされた圧着機に供給する。作業が終了したら、圧着機
を搬送レールに載せてストック部に戻す。
る複数の圧着機の中から、電線サイズ等に応じた圧着端
子用の圧着機を選択し、選択した圧着機を、搬送レール
に載せて、圧着駆動装置の圧着機セット位置に搬送す
る。そして、その状態で圧着駆動装置を駆動することに
より、その駆動力により圧着機を動作させて、リールか
ら供給される連鎖体から圧着端子を切り離し、電線に加
締める。その際、リールは圧着機と組になっており、要
求される圧着端子を連鎖体の形で、圧着駆動装置にセッ
トされた圧着機に供給する。作業が終了したら、圧着機
を搬送レールに載せてストック部に戻す。
【0017】請求項2の発明では、可動台を動かすこと
により、任意の圧着機を搬送レールの一端に位置合わせ
することができ、位置合わせした状態で圧着機を搬送レ
ールを介して圧着駆動装置に移動することができる。
により、任意の圧着機を搬送レールの一端に位置合わせ
することができ、位置合わせした状態で圧着機を搬送レ
ールを介して圧着駆動装置に移動することができる。
【0018】請求項3の発明では、直線状のガイドレー
ルに沿って可動台を動かすことで、任意の圧着機を搬送
レールの一端に位置合わせすることができ、位置合わせ
した状態で圧着機を搬送レールを介して圧着駆動装置に
移動することができる。
ルに沿って可動台を動かすことで、任意の圧着機を搬送
レールの一端に位置合わせすることができ、位置合わせ
した状態で圧着機を搬送レールを介して圧着駆動装置に
移動することができる。
【0019】請求項4の発明では、載置板を回転させる
ことで、任意の圧着機を搬送レールの一端に位置合わせ
することができ、位置合わせした状態で圧着機を搬送レ
ールを介して圧着駆動装置に移動することができる。
ことで、任意の圧着機を搬送レールの一端に位置合わせ
することができ、位置合わせした状態で圧着機を搬送レ
ールを介して圧着駆動装置に移動することができる。
【0020】請求項5の発明では、圧着機が圧着駆動装
置に搬送された際にも、リールはその位置から動かず
に、圧着駆動装置にセットされた圧着機に対して圧着端
子を供給する。
置に搬送された際にも、リールはその位置から動かず
に、圧着駆動装置にセットされた圧着機に対して圧着端
子を供給する。
【0021】請求項6の発明では、放射状に配置された
リールが載置台の回転に応じて羽根車のように回り、圧
着駆動装置に向けて位置合わせされる。また、ストック
部にあるリールの交換の際には、それぞれ外周側から広
いスペースを使って行うことができる。
リールが載置台の回転に応じて羽根車のように回り、圧
着駆動装置に向けて位置合わせされる。また、ストック
部にあるリールの交換の際には、それぞれ外周側から広
いスペースを使って行うことができる。
【0022】請求項7の発明では、放射状に配置された
リールが内回りに回転(リールの載置台の回転軸側の部
分が下向きに回転)することにより、載置台の回転軸側
でリールから連鎖体が下方へ送り出される。
リールが内回りに回転(リールの載置台の回転軸側の部
分が下向きに回転)することにより、載置台の回転軸側
でリールから連鎖体が下方へ送り出される。
【0023】請求項8の発明では、載置台の回転軸の周
りに各リールから送り出される連鎖体が集中するが、そ
れぞれの連鎖体はそれぞれの案内部材により各対応する
圧着機に案内される。
りに各リールから送り出される連鎖体が集中するが、そ
れぞれの連鎖体はそれぞれの案内部材により各対応する
圧着機に案内される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0025】図1は本発明の第1実施例の平面図、図2
は同側面図である。この実施例の端子圧着装置10で
は、架台11の上面中央に圧着駆動装置1が配置され、
上面端部に平面長方形のスペースとしてストック部Sが
確保されている。
は同側面図である。この実施例の端子圧着装置10で
は、架台11の上面中央に圧着駆動装置1が配置され、
上面端部に平面長方形のスペースとしてストック部Sが
確保されている。
【0026】ストック部Sの両側には2本の直線状のガ
イドレール12、12が平行に配置され、両ガイドレー
ル12、12には可動台15が装備されている。可動台
15は、左右のローラ14によってガイドレール12、
12に係合されており、ガイドレール12、12に沿っ
て自由に移動できるようになっている。
イドレール12、12が平行に配置され、両ガイドレー
ル12、12には可動台15が装備されている。可動台
15は、左右のローラ14によってガイドレール12、
12に係合されており、ガイドレール12、12に沿っ
て自由に移動できるようになっている。
【0027】可動台15の上面にはアプリケータ30が
複数個(この例では5個)載置されている。アプリケー
タ30は、ガイドレール12の延びる方向に沿って一列
に配列されており、可動台15上のレール15aにそれ
ぞれ係合している。可動台15上のレール15aは、ガ
イドレール12と直交する向きに延びている。
複数個(この例では5個)載置されている。アプリケー
タ30は、ガイドレール12の延びる方向に沿って一列
に配列されており、可動台15上のレール15aにそれ
ぞれ係合している。可動台15上のレール15aは、ガ
イドレール12と直交する向きに延びている。
【0028】各アプリケータ30にはそれぞれ対応する
リール6が組み合わせられており、各リール6は、アプ
リケータ30の上方空間に、可動台15に支持された形
で固定的に配置されている。なお、可動台15は、アプ
リケータ30毎に分割されていてもよい。
リール6が組み合わせられており、各リール6は、アプ
リケータ30の上方空間に、可動台15に支持された形
で固定的に配置されている。なお、可動台15は、アプ
リケータ30毎に分割されていてもよい。
【0029】また、ガイドレール12、12を配設した
ストック部Sと、圧着駆動装置1のアプリケータセット
位置下部にある固定台2との間には、アプリケータ30
を1台だけ搬送できる搬送レール13が配置されてい
る。この搬送レール13の一端は、ストック部Sに配し
たガイドレール12の側部に横付けされており、可動台
15から搬送レール13上に、また搬送レール13から
可動台15上にアプリケータ30が自由に乗り移れるよ
うになっている。
ストック部Sと、圧着駆動装置1のアプリケータセット
位置下部にある固定台2との間には、アプリケータ30
を1台だけ搬送できる搬送レール13が配置されてい
る。この搬送レール13の一端は、ストック部Sに配し
たガイドレール12の側部に横付けされており、可動台
15から搬送レール13上に、また搬送レール13から
可動台15上にアプリケータ30が自由に乗り移れるよ
うになっている。
【0030】また、搬送レール13の他端は、圧着駆動
装置1の固定台2のガイドレール2a、2aの端部に接
近して位置させられており、搬送レール13から固定台
2のガイドレール2a上に、また固定台2のガイドレー
ル2aから搬送レール13上にアプリケータ30が自由
に乗り移れるようになっている。
装置1の固定台2のガイドレール2a、2aの端部に接
近して位置させられており、搬送レール13から固定台
2のガイドレール2a上に、また固定台2のガイドレー
ル2aから搬送レール13上にアプリケータ30が自由
に乗り移れるようになっている。
【0031】ここで、簡単にアプリケータ30について
説明する。
説明する。
【0032】アプリケータには横連鎖型端子に対応した
ものと、縦連鎖型端子に対応したものとがある。図3〜
図7に示すアプリケータ30は、横連鎖型端子に対応し
たものである。
ものと、縦連鎖型端子に対応したものとがある。図3〜
図7に示すアプリケータ30は、横連鎖型端子に対応し
たものである。
【0033】この場合の横連鎖型の連鎖体5は、図6に
示すように、多数の圧着端子70を連結板72と連結片
74とで連結して横に並べ連鎖状に成形したものであ
る。各圧着端子70の後端には導体加締片70aと絶縁
体加締片70bとが設けられ、各圧着端子70の後端の
連結片74の位置で、圧着端子70が連鎖体5から切り
離されると同時に、電線Pの導体露出部Paに導体加締
め片70aが加締められると共に、絶縁被覆部に絶縁体
加締片70bがそれぞれ加締められるようになってい
る。
示すように、多数の圧着端子70を連結板72と連結片
74とで連結して横に並べ連鎖状に成形したものであ
る。各圧着端子70の後端には導体加締片70aと絶縁
体加締片70bとが設けられ、各圧着端子70の後端の
連結片74の位置で、圧着端子70が連鎖体5から切り
離されると同時に、電線Pの導体露出部Paに導体加締
め片70aが加締められると共に、絶縁被覆部に絶縁体
加締片70bがそれぞれ加締められるようになってい
る。
【0034】アプリケータ30は、圧着駆動装置1のス
ライド3が動作することにより、水平に導入される連鎖
体5を間欠送りし、先端の圧着端子70を切り離して、
電線に加締める、という一連の動作を行う。
ライド3が動作することにより、水平に導入される連鎖
体5を間欠送りし、先端の圧着端子70を切り離して、
電線に加締める、という一連の動作を行う。
【0035】アプリケータ30は、図3、図4、図5に
示すように、前記搬送レール13やガイドレール2aに
係合してスライド搬送されるベース板32と、それに一
体化された固定台33と、固定台33に連結されたフレ
ーム34とを有し、フレーム34にラム36が上下動自
在に装備されている。ラム36の上端にはシャンク部3
7が設けられ、圧着駆動装置1のスライド3の動きにこ
のシャンク部37が追従することにより、ラム36が上
下動するようになっている。
示すように、前記搬送レール13やガイドレール2aに
係合してスライド搬送されるベース板32と、それに一
体化された固定台33と、固定台33に連結されたフレ
ーム34とを有し、フレーム34にラム36が上下動自
在に装備されている。ラム36の上端にはシャンク部3
7が設けられ、圧着駆動装置1のスライド3の動きにこ
のシャンク部37が追従することにより、ラム36が上
下動するようになっている。
【0036】固定台33の上面には下型38が設けら
れ、ラム36の下部には上型40が設けられている。上
型40と下型38は、ラム36の下動により、加締めと
切断を行う機能を有している。また、このアプリケータ
30は、送り爪42を備えた端子送り機構44と端子押
さえ機構46とを備えている。
れ、ラム36の下部には上型40が設けられている。上
型40と下型38は、ラム36の下動により、加締めと
切断を行う機能を有している。また、このアプリケータ
30は、送り爪42を備えた端子送り機構44と端子押
さえ機構46とを備えている。
【0037】端子送り機構44は、図6および図7に示
すように、前後ロッド48と、ラム36の上下動により
前後ロッド48を前後移動させるカム49と、前後ロッ
ド48の前後方向の移動によりピボットブロック50を
介して揺動させられる揺動アーム52と、揺動アーム5
2の揺動動作を送り爪42の送り動作に変換する動作変
換アーム54と、動作変換アーム54の動きを制御する
ガイドピン58およびガイド溝56aを有するガイド板
56とからなる。
すように、前後ロッド48と、ラム36の上下動により
前後ロッド48を前後移動させるカム49と、前後ロッ
ド48の前後方向の移動によりピボットブロック50を
介して揺動させられる揺動アーム52と、揺動アーム5
2の揺動動作を送り爪42の送り動作に変換する動作変
換アーム54と、動作変換アーム54の動きを制御する
ガイドピン58およびガイド溝56aを有するガイド板
56とからなる。
【0038】この端子送り機構44により、連鎖体5が
一端子分ずつ間欠送りされて位置決めされ、位置決めさ
れた連鎖体5の先端に位置する圧着端子70に電線Pを
重ねて、端子駆動装置1を駆動させることにより、圧着
端子70が連鎖体5から切り離されると共に、加締片7
0a、70bが電線Pに加締められる。加締めが終わっ
た段階で、ラム36の動作に連動して次の送り動作が行
われ、順次これが行われる。
一端子分ずつ間欠送りされて位置決めされ、位置決めさ
れた連鎖体5の先端に位置する圧着端子70に電線Pを
重ねて、端子駆動装置1を駆動させることにより、圧着
端子70が連鎖体5から切り離されると共に、加締片7
0a、70bが電線Pに加締められる。加締めが終わっ
た段階で、ラム36の動作に連動して次の送り動作が行
われ、順次これが行われる。
【0039】次に実施例の端子圧着装置10の作用を説
明する。
明する。
【0040】まず、作業者は、ストック部Sの可動台1
5に載置してある複数のアプリケータ30の中から、使
用する圧着端子用のアプリケータ30を選択する。選択
したら、可動台15を適当に動かして、選択したアプリ
ケータ30の載置位置を、搬送レール13に位置合わせ
する。そして、選択したアプリケータ30を、搬送レー
ル13上に乗り移らせて、圧着駆動装置1のアプリケー
タセット位置に、図2中矢印(イ)で示すように移動し
て固定する。
5に載置してある複数のアプリケータ30の中から、使
用する圧着端子用のアプリケータ30を選択する。選択
したら、可動台15を適当に動かして、選択したアプリ
ケータ30の載置位置を、搬送レール13に位置合わせ
する。そして、選択したアプリケータ30を、搬送レー
ル13上に乗り移らせて、圧着駆動装置1のアプリケー
タセット位置に、図2中矢印(イ)で示すように移動し
て固定する。
【0041】そして、その状態で圧着駆動装置1のスラ
イド3を駆動することにより、その駆動力によってアプ
リケータ30を起動させて、リール6から供給される連
鎖体5から圧着端子70を切り離して、電線に加締め
る。その際、リール6はアプリケータ30と組になって
おり、自動的に必要な圧着端子70を連鎖体5の形で、
圧着駆動装置1にセットされたアプリケータ30に供給
する。
イド3を駆動することにより、その駆動力によってアプ
リケータ30を起動させて、リール6から供給される連
鎖体5から圧着端子70を切り離して、電線に加締め
る。その際、リール6はアプリケータ30と組になって
おり、自動的に必要な圧着端子70を連鎖体5の形で、
圧着駆動装置1にセットされたアプリケータ30に供給
する。
【0042】作業が終了したら、アプリケータ30を搬
送レール13に載せて、ストック部Sに移動し、可動台
15上に戻す。
送レール13に載せて、ストック部Sに移動し、可動台
15上に戻す。
【0043】この端子圧着装置10によれば、圧着端子
70の種類毎にリール6とアプリケータ30を組にして
ストック部Sに格納しておけば、電線サイズ等に応じて
アプリケータ30を選択し、選択したアプリケータ30
を圧着駆動装置1にセットするだけで、簡単に圧着作業
の段取りを済ませることができる。また、アプリケータ
30を圧着駆動装置1に搬送する際には、搬送レール1
3にアプリケータ30を載せて動かすことができるの
で、位置決め等の煩わしさを軽減することができると共
に、軽い力で楽にアプリケータ30の取り替え作業を実
施することができる。
70の種類毎にリール6とアプリケータ30を組にして
ストック部Sに格納しておけば、電線サイズ等に応じて
アプリケータ30を選択し、選択したアプリケータ30
を圧着駆動装置1にセットするだけで、簡単に圧着作業
の段取りを済ませることができる。また、アプリケータ
30を圧着駆動装置1に搬送する際には、搬送レール1
3にアプリケータ30を載せて動かすことができるの
で、位置決め等の煩わしさを軽減することができると共
に、軽い力で楽にアプリケータ30の取り替え作業を実
施することができる。
【0044】特に、ガイドレール12上に装備した可動
台15を動かすだけで、選択したアプリケータ30を搬
送レール13に位置合わせして乗り移らせることができ
るので、作業者にほとんど負担をかけることなく、段取
り作業を行うことができる。また、この装置10の場合
は、ガイドレール12が直線状のものであるから、構造
が簡単であり、位置合わせも楽に行うことができるとい
う利点がある。
台15を動かすだけで、選択したアプリケータ30を搬
送レール13に位置合わせして乗り移らせることができ
るので、作業者にほとんど負担をかけることなく、段取
り作業を行うことができる。また、この装置10の場合
は、ガイドレール12が直線状のものであるから、構造
が簡単であり、位置合わせも楽に行うことができるとい
う利点がある。
【0045】次に本発明の第2実施例を説明する。
【0046】図8は本発明の他の実施例の端子圧着装置
の平面図、図9は同側面図である。この実施例の端子圧
着装置100では、架台102の上面に圧着駆動装置1
が配置され、そこから離れた位置にストック部Sとし
て、円形の載置台107が配置されている。円形の載置
台107は、鉛直に立てられた回転軸105により水平
面内で回転自在に支持されている。円形の載置台107
上には、放射状に半径方向に平行なレール107aが複
数対配置され、各レール107a上にそれぞれアプリケ
ータ30が載置されている。アプリケータ30はこの場
合、NO.1〜NO.10までの10個ある。
の平面図、図9は同側面図である。この実施例の端子圧
着装置100では、架台102の上面に圧着駆動装置1
が配置され、そこから離れた位置にストック部Sとし
て、円形の載置台107が配置されている。円形の載置
台107は、鉛直に立てられた回転軸105により水平
面内で回転自在に支持されている。円形の載置台107
上には、放射状に半径方向に平行なレール107aが複
数対配置され、各レール107a上にそれぞれアプリケ
ータ30が載置されている。アプリケータ30はこの場
合、NO.1〜NO.10までの10個ある。
【0047】載置台107の上方には、間隔をおいてリ
ール支持フレーム109が配置されている。このリール
支持フレーム109は、載置台107と一体に回転する
ように構成され、該フレーム108上には、下側のアプ
リケータ30に連鎖体5を供給するリール6がそれぞれ
配置されている。
ール支持フレーム109が配置されている。このリール
支持フレーム109は、載置台107と一体に回転する
ように構成され、該フレーム108上には、下側のアプ
リケータ30に連鎖体5を供給するリール6がそれぞれ
配置されている。
【0048】リール6は、フレーム109に立設したブ
ラケット109aに水平回転軸6aを介して垂直面内で
回転自在に支持されており、各回転面を、載置板107
の回転軸105を中心にした放射方向に向けて配置され
ている。そして、載置板107の回転軸105側でリー
ル6から連鎖体5が下方に向けて引き出され、引き出さ
れた連鎖体5が、フレーム109に取り付けた案内部材
110によって、下方位置にある圧着機30に案内され
ている。
ラケット109aに水平回転軸6aを介して垂直面内で
回転自在に支持されており、各回転面を、載置板107
の回転軸105を中心にした放射方向に向けて配置され
ている。そして、載置板107の回転軸105側でリー
ル6から連鎖体5が下方に向けて引き出され、引き出さ
れた連鎖体5が、フレーム109に取り付けた案内部材
110によって、下方位置にある圧着機30に案内され
ている。
【0049】次に作用を説明する。
【0050】まず、作業者は、ストック部Sの載置台1
07に載置してある複数のアプリケータ30の中から、
使用する圧着端子用のアプリケータ30を選択する。選
択したら、載置台107を適当に回転させて、選択した
アプリケータ30の載置位置を、搬送レール13に位置
合わせする。そして、選択したアプリケータ30を、搬
送レール13上に乗り移らせて、圧着駆動装置1のアプ
リケータセット位置に図9中矢印(イ)で示すように移
動して固定する。この際、リール6は元の位置にある。
07に載置してある複数のアプリケータ30の中から、
使用する圧着端子用のアプリケータ30を選択する。選
択したら、載置台107を適当に回転させて、選択した
アプリケータ30の載置位置を、搬送レール13に位置
合わせする。そして、選択したアプリケータ30を、搬
送レール13上に乗り移らせて、圧着駆動装置1のアプ
リケータセット位置に図9中矢印(イ)で示すように移
動して固定する。この際、リール6は元の位置にある。
【0051】そして、その状態で前記実施例と同様に圧
着作業を行う。この際、放射状に配置されたリール6は
図9中矢印(ロ)のように内回りに回転して、載置台1
07の回転軸105側でリール6から連鎖体5が下方へ
送り出され、連鎖体5は案内部材110に案内されなが
ら、アプリケータ30に供給され、スムーズに流れて作
業が行われる。特に、載置台107の回転軸105の周
りには、各リール6から送り出される連鎖体が集中する
が、それぞれの連鎖体5が各案内部材110により案内
されるので、連鎖体5同士が相互に干渉したりする心配
がなく、動作に支障を来すおそれがない。
着作業を行う。この際、放射状に配置されたリール6は
図9中矢印(ロ)のように内回りに回転して、載置台1
07の回転軸105側でリール6から連鎖体5が下方へ
送り出され、連鎖体5は案内部材110に案内されなが
ら、アプリケータ30に供給され、スムーズに流れて作
業が行われる。特に、載置台107の回転軸105の周
りには、各リール6から送り出される連鎖体が集中する
が、それぞれの連鎖体5が各案内部材110により案内
されるので、連鎖体5同士が相互に干渉したりする心配
がなく、動作に支障を来すおそれがない。
【0052】この装置100によれば、回転自在な載置
板107を可動台として用い、その上にアプリケータ3
0を載置するようにしているので、第1実施例の直線状
のガイドレール12に沿って可動台15を移動させる場
合に比較して、小さなスペースでたくさんのアプリケー
タ30およびリール6を格納することができるというメ
リットがある。
板107を可動台として用い、その上にアプリケータ3
0を載置するようにしているので、第1実施例の直線状
のガイドレール12に沿って可動台15を移動させる場
合に比較して、小さなスペースでたくさんのアプリケー
タ30およびリール6を格納することができるというメ
リットがある。
【0053】また、各アプリケータ30の上方に対応す
るリール6が配置されているので、対応関係が分かりや
すく、リール6の交換や補充も間違いなく簡単にでき
る。また、平面的なスペースをあまりとらずに、多数種
の圧着端子に対応したリール6とアプリケータ30とを
格納することができ、スペース効率がよい。また、リー
ル交換の際には、それぞれ外周側から広いスペースを使
って作業することができるという利点もある。
るリール6が配置されているので、対応関係が分かりや
すく、リール6の交換や補充も間違いなく簡単にでき
る。また、平面的なスペースをあまりとらずに、多数種
の圧着端子に対応したリール6とアプリケータ30とを
格納することができ、スペース効率がよい。また、リー
ル交換の際には、それぞれ外周側から広いスペースを使
って作業することができるという利点もある。
【0054】さらに、連鎖体5が外周側(載置台107
の回転軸105から見た場合の外周側)に垂れ下がった
りしないから、外周側の部分に連鎖体5を案内する装置
等を設ける必要がなく、全体をコンパクトに構成するこ
とができる。
の回転軸105から見た場合の外周側)に垂れ下がった
りしないから、外周側の部分に連鎖体5を案内する装置
等を設ける必要がなく、全体をコンパクトに構成するこ
とができる。
【0055】なお、上記実施例では、横連鎖型の連鎖体
5を供給するアプリケータ30について説明したが、図
12に示すような縦連鎖型の連鎖体5Aを供給するアプ
リケータ80を、横連鎖型用のアプリケータ30の代わ
りに設けてもよい。
5を供給するアプリケータ30について説明したが、図
12に示すような縦連鎖型の連鎖体5Aを供給するアプ
リケータ80を、横連鎖型用のアプリケータ30の代わ
りに設けてもよい。
【0056】縦連鎖型の連鎖体5Aは、端子70を縦に
連続させて連結片86で順次つないだ形のものである。
連続させて連結片86で順次つないだ形のものである。
【0057】図11、図12に示すように、アプリケー
タ80の構造は、大体横連鎖タイプと同じで、同じ機能
部材は同符号を付してある。このアプリケータ80も、
連鎖体5Aから圧接端子70を切り離して、電線に加締
める動作を行う。
タ80の構造は、大体横連鎖タイプと同じで、同じ機能
部材は同符号を付してある。このアプリケータ80も、
連鎖体5Aから圧接端子70を切り離して、電線に加締
める動作を行う。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、圧着端子の種類毎にリールと圧着機を組にして
ストック部に格納しておけば、電線サイズ等に応じて圧
着機を選択し、選択した圧着機を圧着駆動装置にセット
するだけで、簡単に圧着作業の段取りを済ませることが
できる。また、圧着機を圧着駆動装置に搬送する際に、
搬送レールに圧着機を載せて動かすことができるので、
位置決め等の煩わしさを軽減することができると共に、
軽い力で楽に圧着機の取り替え作業ができるという効果
が得られる。
よれば、圧着端子の種類毎にリールと圧着機を組にして
ストック部に格納しておけば、電線サイズ等に応じて圧
着機を選択し、選択した圧着機を圧着駆動装置にセット
するだけで、簡単に圧着作業の段取りを済ませることが
できる。また、圧着機を圧着駆動装置に搬送する際に、
搬送レールに圧着機を載せて動かすことができるので、
位置決め等の煩わしさを軽減することができると共に、
軽い力で楽に圧着機の取り替え作業ができるという効果
が得られる。
【0059】請求項2の発明によれば、ストック部に配
した可動台を動かすことで、任意の圧着機を搬送レール
の一端に位置合わせすることができるので、作業者にほ
とんど負担をかけることなく、選択した圧着機を簡単に
搬送レール上に乗り移らせることができ、それにより、
簡単に圧着駆動装置に任意の圧着機をセットすることが
できる。
した可動台を動かすことで、任意の圧着機を搬送レール
の一端に位置合わせすることができるので、作業者にほ
とんど負担をかけることなく、選択した圧着機を簡単に
搬送レール上に乗り移らせることができ、それにより、
簡単に圧着駆動装置に任意の圧着機をセットすることが
できる。
【0060】請求項3の発明によれば、可動台を移動さ
せるために直線状のガイドレールを設けているから、簡
単な構造でありながら、可動台の移動を正確かつ楽に行
うことができる。
せるために直線状のガイドレールを設けているから、簡
単な構造でありながら、可動台の移動を正確かつ楽に行
うことができる。
【0061】請求項4の発明によれば、回転自在な載置
板を可動台として用い、その上に圧着機を載置するよう
にしているので、直線状のガイドレールに沿って可動台
を移動させる場合に比較して、小さなスペースでたくさ
んの圧着機およびリールを格納することができ、スペー
ス効率が向上する。
板を可動台として用い、その上に圧着機を載置するよう
にしているので、直線状のガイドレールに沿って可動台
を移動させる場合に比較して、小さなスペースでたくさ
んの圧着機およびリールを格納することができ、スペー
ス効率が向上する。
【0062】請求項5の発明によれば、各圧着機の上方
にリールが配置されているので、対応関係が分かりやす
く、交換や補充も間違いなく簡単にできる。また、平面
的なスペースをあまりとらずに、多数種の圧着端子に対
応したリールと圧着機とを格納することができ、スペー
ス効率が向上する。
にリールが配置されているので、対応関係が分かりやす
く、交換や補充も間違いなく簡単にできる。また、平面
的なスペースをあまりとらずに、多数種の圧着端子に対
応したリールと圧着機とを格納することができ、スペー
ス効率が向上する。
【0063】請求項6の発明によれば、比較的大きな円
板状をなすリールが、立てた姿勢で放射状に配置されて
いるので、小さいスペースに多数のリールを配置するこ
とができ、スペース効率が向上する。また、ストック部
のリール交換は外周方向から広い空間を利用して行うこ
とができるので、作業性がよい。
板状をなすリールが、立てた姿勢で放射状に配置されて
いるので、小さいスペースに多数のリールを配置するこ
とができ、スペース効率が向上する。また、ストック部
のリール交換は外周方向から広い空間を利用して行うこ
とができるので、作業性がよい。
【0064】請求項7の発明によれば、放射状に位置す
るリールの中心部側(載置台の回転軸側)から下向きに
連鎖体が送り出されるから、連鎖体が外周側(載置台の
回転軸から見た場合の外周側)に垂れ下がったりせず、
連鎖体が載置台を回転させたりする際の作業の邪魔にな
らない。従って、外周側の部分に連鎖体を案内する装置
等を設ける必要がなく、全体をコンパクトに構成するこ
とができ、スペース効率が向上する。
るリールの中心部側(載置台の回転軸側)から下向きに
連鎖体が送り出されるから、連鎖体が外周側(載置台の
回転軸から見た場合の外周側)に垂れ下がったりせず、
連鎖体が載置台を回転させたりする際の作業の邪魔にな
らない。従って、外周側の部分に連鎖体を案内する装置
等を設ける必要がなく、全体をコンパクトに構成するこ
とができ、スペース効率が向上する。
【0065】請求項8の発明によれば、リールから送り
出される連鎖体が、案内部材により圧着機まで案内され
るので、スムーズに連鎖体が流れて作業が円滑に支障な
く行われる。
出される連鎖体が、案内部材により圧着機まで案内され
るので、スムーズに連鎖体が流れて作業が円滑に支障な
く行われる。
【図1】本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例の側面図である。
【図3】本発明の第1実施例に用いられているアプリケ
ータの側面図である。
ータの側面図である。
【図4】本発明の第1実施例に用いられているアプリケ
ータの正面図である。
ータの正面図である。
【図5】本発明の第1実施例に用いられているアプリケ
ータの平面図である。
ータの平面図である。
【図6】本発明の第1実施例に用いられているアプリケ
ータの内部構造を示す斜視図である。
ータの内部構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1実施例に用いられているアプリケ
ータの内部構造を示す側面図である。
ータの内部構造を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施例の平面図である。
【図9】本発明の第2実施例の側面図である。
【図10】本発明の各実施例に用いることのできるアプ
リケータの他の例の外観を示す斜視図である。
リケータの他の例の外観を示す斜視図である。
【図11】本発明の各実施例に用いることのできるアプ
リケータの他の例の内部構造を示す斜視図である。
リケータの他の例の内部構造を示す斜視図である。
【図12】従来の端子圧着装置の側面図である。
1 圧着駆動装置 5 連鎖体 6 リール 6a 水平回転軸 10 端子圧着装置 12 ガイドレール 13 搬送レール 15 可動台 30 アプリケータ(圧着機) 70 圧着端子 80 アプリケータ 100 端子圧着装置 105 回転軸 107 載置台(可動台) 110 案内部材 P 電線 S ストック部
Claims (8)
- 【請求項1】 圧着端子の連鎖体を巻いたリールと、 外部から駆動力が与えられることにより、前記リールよ
り供給される連鎖体から圧着端子を切り離して、電線に
加締める圧着機と、 この圧着機が圧着機セット位置にセットされた状態で駆
動されることにより、該圧着機に対して端子圧着のため
の駆動力を与える圧着駆動装置とを備えた端子圧着装置
において、 前記リールと圧着機を一組にしてこれを複数組ストック
部に備えると共に、前記圧着駆動装置の圧着機セット位
置と前記ストック部との間に、少なくとも前記ストック
部に備えた複数の圧着機のうちの一つをストック部と圧
着駆動装置の圧着機セット位置との間で搬送するための
搬送レールを設けたことを特徴とする端子圧着装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の端子圧着装置であって、 前記ストック部に、前記圧着機が載置されかつ前記搬送
レールの一端に前記圧着機の載置位置を選択的に位置合
わせ可能な可動台を備えたことを特徴とする端子圧着装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の端子圧着装置であって、 前記可動台が直線状に配されたガイドレール上に移動自
在に設けられていることを特徴とする端子圧着装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の端子圧着装置であって、 前記可動台が、水平面内で回転自在に支持された載置板
からなることを特徴とする端子圧着装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の端子圧着装置であって、 前記載置板に圧着機が載置され、各圧着機の上方位置に
それぞれの圧着機に対応したリールが固定的に支持され
ていることを特徴とする端子圧着装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の端子圧着装置であって、 前記各リールが、水平回転軸により垂直面内で回転自在
に支持され、かつ各回転面を、前記載置板の回転軸を中
心にして放射状に位置させて配置されていることを特徴
とする端子圧着装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の端子圧着装置であって、 前記載置板の回転軸側で前記リールから連鎖体が下方に
向けて引き出されていることを特徴とする端子圧着装
置。 - 【請求項8】 請求項7記載の端子圧着装置であって、 前記リールから下方に向けて送り出される連鎖体を対応
する圧着機に案内する案内部材が設けられていることを
特徴とする端子圧着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6247791A JP3014928B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 端子圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6247791A JP3014928B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 端子圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111275A true JPH08111275A (ja) | 1996-04-30 |
JP3014928B2 JP3014928B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=17168708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6247791A Expired - Lifetime JP3014928B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 端子圧着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014928B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6513695B2 (en) | 2000-02-18 | 2003-02-04 | Yazaki Corporation | Terminal pressure-welding apparatus |
JP2008176959A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Yazaki Corp | 端子圧着装置及び端子圧着方法 |
DE102016224796A1 (de) | 2015-12-16 | 2017-06-22 | Yazaki Corporation | Anschlussquetschvorrichtung |
JP2017208328A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-24 | コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー | 圧着工具交換装置、および圧着プレス機において処理位置に配置された第1の圧着工具を別の第2の圧着工具に交換するための方法 |
JP2018098182A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー | ケーブル処理装置 |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP6247791A patent/JP3014928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6513695B2 (en) | 2000-02-18 | 2003-02-04 | Yazaki Corporation | Terminal pressure-welding apparatus |
JP2008176959A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Yazaki Corp | 端子圧着装置及び端子圧着方法 |
DE102016224796A1 (de) | 2015-12-16 | 2017-06-22 | Yazaki Corporation | Anschlussquetschvorrichtung |
US10511131B2 (en) | 2015-12-16 | 2019-12-17 | Yazaki Corporation | Terminal crimping device |
JP2017208328A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-24 | コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー | 圧着工具交換装置、および圧着プレス機において処理位置に配置された第1の圧着工具を別の第2の圧着工具に交換するための方法 |
US10566756B2 (en) | 2016-04-27 | 2020-02-18 | Komax Holding Ag | Crimping tool exchange device and method for exchanging a first crimping tool arranged at a process position in a crimping press with another second crimping tool |
JP2018098182A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー | ケーブル処理装置 |
CN108202321A (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 科迈士瑞士股份有限公司 | 线缆加工装置 |
CN108202321B (zh) * | 2016-12-16 | 2022-08-26 | 科迈士瑞士股份有限公司 | 线缆加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3014928B2 (ja) | 2000-02-28 |
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