JPS61290608A - 電気ハ−ネスの製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の電気的ハーネスを製造する装置に関す
る。各ハーネスは、２つの部分より成るハウジングによ
って形成されたコネクタを備え、ハウジングの一方の部
分には絶縁被覆食い込み式の端子が装填されていて、こ
の端子には絶縁被覆ワイヤ、好ましく、は、平らなリボ
ンケーブル型のワイヤが接続されている。特に、本発明
は、複数の電気コネクタにケーブルセグメントを接続し
たもので形成された複数の電気ハーネスを製造する装置
に係る。このようなハーネスは、一般に、「ディジーチ
ェーン」ハーネスと称する。

従来の技術 電子製品の製造業者は、電気的接続を能率的に行なうと
共にそれに伴うコストの低減を図るために絶縁被覆食い
込み式の接点を用いた電気ハーネスを利用している。現
在広く受け入れられている典型的な電気ハーネスは、２
部分ハウジングで構成された終端接続コネクタを具備す
るもので。

ハウジングの一方の部分には絶縁被覆食い込み式の端子
が配置されている。これら端子の全部又はその幾つかが
絶縁被覆ワイヤに電気的に接続される。このワイヤは１
個別のワイヤであるか、又は一体的な平らなケーブル構
造となるように接合されたワイヤである。

絶縁被覆食い込み式のコネクタで、何個所かの終端接続
を同時に行なうコネクタが、例えば、本出願人の米国特
許第４，４１０，２２２号に開示されている。この電気
コネクタは、２つの部分で構成され、これら部分を伸縮
式に互いに嵌合する時に、多導線のフラットリボンケー
ブルとの終端接続が形成される。即ち、複数の絶縁被覆
食い込み式の端子を収容している第１のコネクタ部分と
、これらの絶縁被覆食い込み端子に対してフラットケー
ブルを整列し易くする嵌合カバーを構成する第２のコネ
クタ部分との間にケーブルを挿入することによってケー
ブルの終端接続が行われる。

これら２つのコネクタ部分を互いに押しつけると、フラ
ットケーブルの多数の導線が第１のコネクタ部分の絶縁
被覆食い込み端子に挿入される。

上記特許には、第３のストレインレリーフカバーを有す
る特定のコネクタ構造が開示されているが、このような
ストレインレリーフカバー（コネタタカバーに対してケ
ーブルを折り曲げることが必要となる）は、所与の設備
に常に必要とさ−れるものではない、この場合、２つの
コネクタ部分へのケーブルの接続は、これら部分間にケ
ーブルを押し込むだけで行なうことができる。

電子機器の製造者は、プリント基板上の種々の回路部分
を相互接続したり、２つ以上の回路板の回路部分を相互
接続したりするのに、ディジーチェーン型のハーネスを
使用している。又、これらの製造者は、１群の回路板を
色々な角度位装置や　　　　。

離間関係でパッケージングしている。その結果。

この種の機器に必要とされるディジーチェーン型のハー
ネスは、色々な位置に方向付けされた色々な形式のコネ
クタを備えることになる０例えば、同時に終端接続を行
なう形式のコネクタは、それらの端子がフラットケーブ
ルのいずれかの面から突出するように第１の向き又は第
２の向きでフラットケーブルに取り付けることができる
。更に。

成るリボンケーブルハーネスは、色々な回路サイズ及び
色々な物理的寸法の色々なコネクタと相互接続すること
が必要となる。

発明が解決しようとする問題点 ディジーチェーン型のケーブルハーネスを製造するため
に現在使用されている多くの機械では。

一連の対向する固定の終端接続ヘッドの上に延びたトラ
ックに沿って往復移動するように可動の終端接続ヘッド
が取り付けられている。各終端接続ステーションには色
々な形式のコネクタ部品を装填することができるが、往
復運動する終端接続ヘッドは、１つの特定の嵌合コネク
タ部品（典型的にはカバー）しか受け入れることができ
ない。又、コネクタは、逆（上下が反対）の方向では設
置できない。

成るハーネスに対して非常に様々なコネクタ接続が必要
とされる場合には、対向する終端接続ヘッドを各々が有
する多数の終端接続ステーションを、ハーネスのケーブ
ルと同姓の直列アレイとして設けることができる。然し
乍ら、このような構成は１種々の接続器具が含まれるた
めに非常にコストが高いものとなり、然も、このような
機械を設置するには広いフロアスペースが必要となる。

更に、自動装置の場合には、各終端接続ステーションご
とに供給機構及び装填機構を設けねばならないので、相
当にコストがかＮる。

よりコンパクトな終端接続装置を提供するために、回転
式のロボット及び回転式のターレットが使用されている
１回転式のロボットの一例が米国特許第４，０５０，７
６４号に開示されており。

該特許においては、成るコネクタ部分が多数の工具ステ
ーションを経て回転可能に進められ、これらステーシゴ
ンの１つにおいて、そのコネクタ部分がワイヤハーネス
に終端接続される。この装置は、１つの特定のコネクタ
しか受け入れることができず、ディジーチェーン型のハ
ーネス構造には適用できない。

ケーブル終端接続装置に用いられる回転式ターレットの
例が米国特許第４，３６７．５７５号に開示されている
。この回転式ターレットは、多数のコネクタホルダを支
持しており、これらホルダは、全て、同じコネクタ部品
を保持する。このターレットは、コネクタホルダを、そ
の対応コネクタ部品を保持している固定の工具部材と整
列させるように歩進される。このターレット構成体は、
ケーブルハーネスの生産率を高めると共に、第１のター
レットから離間された第２のターレットを用いることに
よって効果的にハーネスを取り出す機能を備えており、
上記第２のターレットは、第１のターレットと共通の軸
上に整列されていて。

一体的なドラム状の構成で作動するものである。

然し乍ら、この構成では、１つの形式のコネクタ、即ち
、ハーネス当り１つのコネクタしか形成できない。

問題点を解決するための手段 そこで、本発明の目的は、共通のケーブル部分を１つ以
上のコネクタに同時に終端接続できるようなケーブルハ
ーネスの製造装置を提供することである。

本発明の別の目的は、種々のケーブルコネクタを同じケ
ーブル部分に終端接続できるようなケーブルハーネスの
製造装置を提供することである。

本発明の更に別の目的は、占有スペースを減らすコンパ
クトな構成で最低数の可動部品しが′使用していないケ
ーブルハーネスの製造装置を提供することである。

本発明の更に別の目的は１種々の２部片コネクタを色々
な向きで共通のケーブル部分に接続するためのケーブル
ハーネスの製造装置であって、その構成を僅かに変更す
るだけでコネクタの形式及び向きを素早く容易に変えら
れるような装置を提供することである。

本発明のこれらの目的は、複数の絶縁電気導線を電気コ
ネクタの絶縁被覆食い込み端子に挿入してこれら複数の
導線をコネクタに同時に終端接続することによって電気
ハーネスを製造する装置であって、終端接続ステーショ
ンと、この終端接続ステーションから離れた装填ステー
ションと、この装填ステーションと上記終端接続ステー
ションとの間で段階的に回転するように取り付けられた
ターレットと、上記コネクタを受け入れるようにこのタ
ーレットに取り付けられた第１のコネクタホルダと、上
記装填ステーションにあって、上記コネクタを一度に１
つづつ上記第１のコネクタホルダに装填する手段と、第
１のコネクタホルダを装填ステーションから終端接続ス
テーションへ移動するように上記ターレットを回転する
手段と、上記電気導線を、終端接続ステーションにおい
て上記端子のすぐ近くでこれと整列する位置に供給する
手段と、ケーブルハーネスを形成するように上記導線を
上記端子に挿入する終端接続手段と、上記ケーブルハー
ネスを上記終端接続ステーションから取り出す手段とを
具備して成る電気ハーネスの製造装置において、更に、
上記導線を含む平らな多導線ケーブルを具備し、上記コ
ネクタは２つの嵌合部分を含むものであって、これら部
分の間に上記ケーブルが終端接続されるようになってお
り、上記装填手段は、第１のコネクタ部分を上記第１の
コネクタホルダに装填するように作動し、更に、上記終
端接続ステーションの付近に選択的に段々に回転するよ
うに取り付けられた第２のターレットと、第２のコネク
タ部分を受け入れるように上記第２のターレットに配置
された第２のコネクタホルダと、上記終端接続ステーシ
ョンから離れた第２の装填ステーションと、この第２の
装填ステーションにあって、上記第２のコネクタ部分を
一度に１つづつ上記第２のコネクタホルダに装填する手
段と、第２のコネクタホルダを第２の装填ステーション
から終端接続ステーションへ移動して上記第１及び第２
のコネクタ部分を対向離間関係で整列するように第２の
ターレットを回転させる手段とを具備し、上記導線供給
手段は、上記第１コネクタ部分と第２コネクタ部分との
間に上記ケーブルの所定の部分を選択的に進ませるよう
に作動し、上記終端接続手段は、上記第１コネクタ部分
と第２コネクタ部分を互いに嵌合関係に押しつけてこれ
らの間に上記ケーブルを同時に終端接続するための手段
を備え、これにより、連続する一連の嵌合コネクタ部分
を連続するケーブルに終端接続して少なくとも１つのケ
ーブルハーネスを形成できることを特徴とする電気ハー
ネスの製造装置によって達成される。

実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

添付図面の第１図ないし第３図を説明すれば。

参照番号１０で一般的に示された本発明の装置は。

終端接続ステーション２０において５フラツトリボンケ
ーブル１２の複数の絶縁電気導線を、絶縁被覆食い込み
式の２部分（１４，１６）より成る電気コネクタに同時
に終端接続するように構成される。一対の対向する回転
ターレット３０．３４は、各装填ステーション４０．４
２から送られた上記コネクタ部分１４．１６を終端接続
ステーション２０へもっていく。これらのコネクタ部分
を支持するようにターレット３０．３４に取り付けられ
たコネクタホルダ５０．５２は、互いに近づくように動
くことができ、対応するコネクタ部分１４．１６の間に
リボンケーブル１２を押し込んで、同時に終端接続した
ケーブルハーネス５６を形成することができる。ケーブ
ルハーネスが形成された後に、ターレット３０．３４は
、整列したケーブル切断ブレード６０．６２を終端接続
ステージ目ン２０において対向関係にもっていき、これ
らブレードも同様に互いに押しつけられてケーブル１２
を切断し、ケーブルハーネス５６の組み立てが完了する
。

第１図を説明すると、ターレット３０には、３つのコネ
クタホルダ５０．５０ａ、５０ｂと、１つの切断ブレー
ド６０で構成された複数の工具ステーションが設けられ
ている。もう一方のターレット３４は、コネクタホルダ
５２．５２ａ、５２ｂと切断ブレード６２の相補的な構
成体を有している。本発明によれば、ターレットに取り
付けられた各工具ステーションごとに装填ステーシミン
４０．４２を設けることによって装置１０を効果的に使
用することができる。従って、ターレット３０には３つ
の装填ステーション４０が設けられており、ターレット
３４には３つの相補的な装填ステーション４２が設けら
れている。ターレットの各装填ステーションは、対応す
る別々のコネクタ部分を供給するのが好ましく、２つの
ターレットとそれに関連した装填ステーションによって
対向するコネクタ部分が対で供給される。

前記したように、各ターレット３０．３４は、矢印６４
．６６で示されたように、各々の軸６４ａ、６４ｂに対
していずれかの回転方向に段階的に移動される。好まし
い実施例では、ターレット３０．３４は水平方向に回転
するように取り付けられている。然し乍ら、これらター
レットは、その他の平面的で回転するように取り付ける
こともできる。例えば、これらのターレットは、フロア
スペースを節減するように垂直平面に取り付けることも
できるし、或いは、全体的な占有スペース及びフロアス
ペースを節減するように垂直に重畳した関係で配置する
こともできる。

第１図及び第２図を参照してターレット３０の動作及び
構造を説明するが、好ましい実施例では、ターレット３
４の動作及び構造がそれと鏡像関係にあることを理解さ
れたい。ターレット３０は、シャフト７２において軸線
６４ａのまわりで回転するように取り付けられたディス
ク状の取付テーブル７０で構成される。シャフト７２は
、公知形式の駆動／Ｍ御ユニット７４に支持され、段階
的に回転される。このユニット７４は、第１図に矢印６
４で示すようにいずれかの回転方向に所望の移動量でテ
ーブル７０を回転することができ、ひいては、テーブル
７０に取り付けられた所望の工具ステーションを終端接
続ステーション２０へもっていくことができる。

典型的な工具ステーションの例が第２図に示されており
、コネクタホルダ５０は、ボルト７６によって伸縮取付
ヘッド８０に取り付けられている。このヘッド８０は、
伸縮取付シャフト８２によって内方及び外方へ容易に往
復運動するように取り付けられている。アクチュエータ
アーム８６は、矢印９０の方向に往復運動するように取
り付けられている。アクチュエータアーム８６の右側の
自由端は、取付ヘッド８０と一体的に形成された直立し
た駆動イア９２に係合する。アーム８６を駆動する空気
シリンダ９４は、ブロック８８によってテーブル９６に
取り付けられている。シリンダ９４が付勢されると、ア
ーム８６は右手方向に往復運動し、取付ヘッド８０及び
これに取り付けられたコネクタホルダ５０を終端接続ス
テーション２０に向かって変位させる。シリンダ９４が
消勢された時には、図示されていないバネ構成体により
、取付ヘッド８０及びコネクタホルダ５０が元に戻され
る。テーブル９６には第２の空気シリンダ９５も取り付
けられており、これは、アーム８６の経路にゲージブロ
ック９７を選択的に挿入する。これは、カバー１４のよ
うな小さいコネクタ部品を受け入れるように押しつけ行
程を選択的に制限する。もし所望ならば、空気シリンダ
９４に代わって一般の電気ソレノイドを用いてもよい。

更に、第２図を参照すれば、ケーブル１２は。

最初リール１００に巻き付けられており、ターレット軸
６４ａと平行に矢印１０２の方向に下方に給送される。

ケーブル−１２は、ケーブル供給／ｍ定ユニット１０４
によって下方の供給方向に送られ、このユニット１０４
は、ガイド手段１０６を経て終端接続ステーション２０
の付近へケーブル１２を送り込む。ケーブルガイド１０
６の自由端１０８は、ケーブルの自由端を終端接続ステ
ーションに適切に位置設定してケーブルハーネスの第１
のコネクタに効果的に接続できるに充分な程、終端接続
ステーション２０に接近して離間されているＭｌつのケ
ーブル供給機構しか示されていないが、当業者に明らか
なように、複数のケーブル蓄積、供給、測定及びガイド
ステーションを終端接続ステーション２０の上に設けて
、複数の゛色々なサイズのケーブルを終端接続ステーシ
ョンへ供−給するようにしてもよい。この場合には、電
気コネクタの形式及び向きについてだけではなく、ハー
ネスに使用するケーブルのサイズ及び回路数についても
、大巾な融通性をもたせることができる。

第２図に示すように、ケーブルハーネス５６は、その製
造工程全体にわたり１重力と、ユニット１０４の供給力
とによって連続的に下方に送られる。ハーネスの各コネ
クタが所定のケーブル部分に終端接続されるにつれて、
ケーブル１２が下方に送られて、更に別の所定のケーブ
ル部分が終端接続ステーション２ｏに送り込まれる。制
御装置（図示せず）は、押しつけ行程が終わった時にア
クチュエータアーム８６が引っ込むのに応答して更にケ
ーブルを送るようにする。駆動リール１１２及びコンベ
アベルト１１４で構成されたコンベア構成体１１０を用
いることにより、細長いケーブルハーネス５６の自由端
が終端接続ステーション２０から離される。このように
形成されたケーブルハーネスの自由端は、第２図に示す
ように、コンベア１１０の左端から、運搬容器、運搬ト
レイ又は他の適当なハーネス運搬装置へ落下される。

コンベア族［１１０に代わって別の手段を利用できるこ
とが当業者に明らかであろう。例えば、出来上がったケ
ーブルハーネスは、終端接続ステーション２０の下に配
置した運搬容器に直接落下させることができる。

第１図ないし第３図を参照すれば、種々の異なったコネ
クタ部品を同じターレット機構に装填できるように、複
数のコネクタ装填ステーションを各ターレット部材の近
くに設置できることが明らかであろう。典型的なコネク
タ装填ステーションの一例が第３図に示されている。こ
の装填ステーションは、第１図のターレット３４の右側
に配置されたものである。前記のコネクタホルダ５２ｂ
は、カバー状の第２のコネクタ部品１６を受け取る。垂
直の管状トラック即ちシュート１２０に複数の部品１６
が積み重ねられている。制御ユニット１２６により矢印
１２４の方向に往復運動するように取り付けられた下方
のストッパピン１２２は、一般の技術を用いてシュート
１２０に大量に装填されるコネクタ部品１６の垂直積層
体を支持する。この垂直積層体の最も下の部品は、制御
ユニット１３２によって矢印１３０の方向に往復運動す
るように取り付けられた第２の上方のストッパピン１２
８によって分離される。このストッパピン１２８の自由
端は、コネクタ部品と摩擦係合する。

コネクタ部品の垂直積層体がシュート１２０に装填され
、下方のストッパピン１２２にのせられた後に、上方の
ストッパピン１２８が延ばされ。

最も下のコネクタ部品を分離する。その後、下方のスト
ッパピン１２２が引っ込められ、分離された部品をシュ
ート１２０のカーブした底部に沿って供給位置１３６ま
でスライド移動させることができ、ここで、コネクタホ
ルダ５２ｂの自由端がシュート１２０の下方の自由端に
密接に接触される。参照番号１４０で一般的に示された
ブツシュユニットは、コネクタ部品１６を左方向に突出
させ、コネクタホルダ５２ｂのポケット１４２に送り込
む。参照番号１４４は、コネクタ部品１６を保持するた
めにポケット１４２に取り付けられた一連の保持ピンを
示す。これらのピン１４４は、一般のバネ付勢型のもの
で１部品１６に把持力を及ぼすために丸い頭部を有して
いる。ブツシュユニット１４０は、コネクタホルダ５２
ｂに向けて圧搾空気を送って部品１６をポケット１４２
に挿入するような形式のものでもよい。然し乍ら、好ま
しい実施例では、ブツシュユニット１４０は、制御ソレ
ノイド１５０によって矢印１４８の方向に往復運動され
るアーマチャ１４６で構成される。

特定の装填ステーション４２について説明したが、通常
の装填ステーションを用いてコネクタホルダのポケット
にコネクタ部品を伸縮式に挿入することもできる。好ま
しい実施例においては、終端接続中ターレットが休止状
態となるので、多数の装填ステージチンが各工具ホルダ
位置の付近に設けられている。これとは別に、２段階の
加工サイクル（一方は供給サイクルそして他方は終端接
続及び供給サイクル）を行なうように、別の装填ステー
ションを追加することもできる。

再び第１図を説明すれば、本発明のハーネス製造装置の
動作は、ケーブル１２が終端接続ステーション２０の工
具ホルダ５０と５２との間に送られた時に開始される。

この時点で、ケーブル測定装置が作動され、次々のコネ
クタがケーブルセグメントに終端接続されるにつれて、
その後の所定のケーブル位置を識別する。ターレット３
０．３４は、個々に或いは同時に段階的に回転されて。

所定の対向離間されたコネクタ部品対を終端接続ステー
ション２０へもっていく。その後、シリンダ９４の終端
接続手段が作動され、２つの対応するコネクタ部品１４
．、ｉ６を互いに押しつけ、コネクタ部品１４内に収容
された絶縁被覆食い込み端子にケーブル１２の導線を挿
入する６次いで、対向するコネクタ部品対１４．１６を
支持しているコネクタホルダが引っ込められ、形成され
たケーブルハーネスの自由端が無支持の状態にされ。

ケーブル供給ユニット１０４が作動されて、所定長さの
ケーブルを進ませ、第２の所定のケーブル部分が終端接
続ステーション２０へ送られる。この時（或いはその前
に、コネクタ部品の押しつけ動作と同期して）、両ター
レットの別の未使用のコネクタホルダに各装填ステーシ
ョンで部品が装填゛される。或いは、所与のコネクタホ
ルダをその装填ステーションに整列させるように加工サ
イクルに特別な工程を挿入することもできるし、一対の
コネクタホルダが終端接続ステーション２０に移動され
てケーブルと係合される時にはコネクタホルダをコネク
タ装填ステーションに整列する必要がない。

ケーブル１２が送られた後に、ターレット３０．３４が
段階的に回転され、別の対向するコネクタ部品対１４．
１６が終端接続ステーション２０へもっていかれる。そ
の後、各ターレットの空気シリンダ９４が作動され、そ
れに関連したコネクタホルダを延ばし、両方のコネクタ
部品でケーブル１２を押しつけるようにする。終端接続
ステーションにおいてこの押しつけ行程が終了すると、
工具ホルダ５０．５２が引っ込められ、出来上がったケ
ーブルハーネスの下方部は再び無支持の状態にされる。

この時、空のコネクタホルダにコネクタ部品を装填する
ことができる。

上記の工程を何回も繰り返して、所望の色々なコネクタ
配列の連続したケーブルハーネスを製造することができ
る。最後のコネクタ部品がケーブル１２に終端接続され
た後に、コネクタホルダ５０．５２が引っ込められ、タ
ーレット３０．３４が回転されて、ケーブル切断ブレー
ド６０．６２が終端接続ステーション２０において対向
関係にもっていかれる。その後、空気シリンダの終端接
続手段９４が再び作動されて、切断ブレードを互いに押
しつけ、ケーブル１２を切断して、完成したケーブルハ
ーネス５６を運搬カート等に装填できるようにする。

第４図を説明すれば、本発明の別の実施例により構成さ
れた装［２１０は、共通の垂直平面内で回転するように
取り付けられたターレット２３０．２３４を備えている
。この実施例のその他の全ての観点は、第１図ないし第
３図について前記したものと同じである。この場合に必
要とされる唯一の変更は、ターレット２３０．’２３４
が垂直に回転すること考慮して、コネクタ部品及びコネ
クタホルダが第１図ないし第３図の位置から９０度ずら
されたことである。この構成においては、ケーブルの供
給方向がターレットの回転軸に垂直であり、一方、第１
図ないし第３図の実施例では、ターレットの回転軸に平
行であった。

第５図及び第６図には、本発明の第２の別の実施例によ
る装置が参照番号３１０で一般的に示されている。この
実施例では、ターレット３３０゜３３４が垂直に重畳す
る関係で配置され、矢印゛３８０で示されたように軸方
向に往復運動すると共に、矢印３８２で示されたように
両方向に回転するように取り付けられている。回転駆動
カム３８４は、ターレットの取付シャフト３７２の自由
端付近→こ配置され、ターレット３３０，３３４を矢印
３８０の方向に往復運動させるｉターレットは、シャフ
ト３７２の細長いスプライン状部分３８８に係合する駆
動ギア３８６によって回転される。

コネクタ部品は、垂直に向けられた装填シュート３２０
に装填されて、コネクタホルダ３５２のポケット３４２
に挿入される。この実施例では。

コネクタホルダ３５０．３４２が、ディスク状ターレッ
ト３３０，３３４の対向面に取り付けられる。

ターレット３３０，３３４は、連続的なハーネス３５６
を形成するに必要なコネクタホルダ、切断ブレード及び
他の工具を支持し、連続的なケーブル３１２に対して色
々な向きで複数の色々なコネクタ部品を終端接続するこ
とができる。コネクタホルダ３５０，３５２は、対応す
るコネクタ部品を装填ステーション３４０．３４２から
終端接続ステーション３２０へ移送し、ケーブル供給機
構３０４は、所定のケーブル部分をコネクタ部品３１４
，３１６の間に位置設定する。その後。

カム３８４の終端接続手段が作動され、ターレット３３
０．３３４を互いに向かって駆動し、ケーブル３１２を
コネクタ部品３１４，３１６の間に挿入し、ケーブルを
終端接続する。その後、ケーブル３１２の別の所定部分
が終端接続ステーション３２０へ送られるか、或いは、
ターレット３３０．３３４に支持されたケーブル切断ブ
レードを用いてケーブル：３１２が切断され、完成した
ケーブルハーネス３５６を切り離して終端接続ステーシ
ョン３２０から取り出すことができる。

効果 以上の説明から、共通のケーブル部分を１つ以上のコネ
クタに同時に終端接続することができ、種々のケーブル
コネクタを同じケーブル部分に終端接続することができ
、且つ、占有スペースを減らすコンパクトな構成で最低
数の部品しか使用していないケーブルハーネスの製造装
置が提供されたことが明らかで′ある６又１種々の２部
片コネクタを色々な向きで共通のケーブル部分に接続す
るためのケーブルハーネス製造装置であって、その構成
を僅かに変更するだけでコネクタの形式及び向きを素早
く容易に変えられるような装置が提供された。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による電気ハーネス製造装置の平面図
、 第２図は、第１図の装置の部分図、 第３図は、第１図の装填ステーションを詳細に示す部分
図、 ゛第４図は、本発明の装置の別の実施例を示す概略図、 第５図は、本発明による装置の更に別の実施例を示す概
略図、そして 第６図は、第５図の実施例の平面図である。 １０・・・本発明の装置 １２・・・フラットリボンケーブル １４．１６・・・コネクタ部品 ２０・・・終端接続ステーション ３０．３４・・・ターレット ４０．４２・・・装填ステーション ５０．５２・・・コネクタホルダ ５６・・・ケーブルハーネス ６０．６２・・・切断ブレード ７０・・・ディスク状の取付テーブル ７２・・・シャフト ７４・・・駆動／制御ユニット ８０・・・取付ヘッド ８６・・・アクチュエータアーム ９４．９５・・・空気シリンダ １００・・・リール １０４・・・ケーブル供給／測定ユニット１０６・・・
ケーブル、ガイド １１０・・・コンベア構成体 １１２・・・駆動リール １１４・・・コンベアベルト １２０・・・シュート １２２．１．２８・・・ストッパピン １２６．１３２・・・制御ユニット １４０・・・ブツシュユニット １４２・・・ポケット ３４Ｎ ＦＩＧ、　　５

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の絶縁電気導線を電気コネクタの絶縁被覆食
   い込み端子に挿入してこれら複数の導線をコネクタに同
   時に終端接続することにより電気ハーネスを製造する装
   置であって、終端接続ステーションと、この終端接続ス
   テーションから離れた装填ステーションと、この装填ス
   テーションと上記終端接続ステーションとの間で段階的
   に回転するように取り付けられたターレツトと、上記コ
   ネクタを受け入れるようにこのターレツトに取り付けら
   れた第１のコネクタホルダと、上記装填ステーションに
   あって、上記コネクタを一度に１つづつ上記第１のコネ
   クタホルダに装填する手段と、第１のコネクタホルダを
   装填ステーションから終端接続ステーションへ移動する
   ように上記ターレツトを回転する手段と、上記複数の電
   気導線を、終端接続ステーションにおいて上記端子のす
   ぐ近くでこれと整列する位置に供給する手段と、ケーブ
   ルハーネスを形成するよう上記導線を上記端子に挿入す
   る終端接続手段と、上記ケーブルハーネスを上記終端接
   続ステーションから取り出す手段とを具備して成る電気
   ハーネスの製造装置において、この装置は、更に、 上記導線を含む平らな多導線ケーブルを具備し、 上記電気コネクタは２つの嵌合部分を含むものであって
   、これら２つのコネクタ部分間に上記ケーブルが終端接
   続されるようになっており、上記装填手段は、第１のコ
   ネクタ部分を上記第１のコネクタホルダに装填するよう
   に作動し、更に、選択的に段々に回転するように上記終
   端接続ステーションの付近に取り付けられた第２のター
   レツトと、 第２のコネクタ部分を受け入れるように上記第２のター
   レツトに配置された第２のコネクタホルダと、 上記終端接続ステーションから離れた第２の装填ステー
   ションと、 この第２の装填ステーションにあって、上記第２のコネ
   クタ部分を一度に１つづつ上記第２のコネクタホルダに
   装填する手段と、 第２のコネクタホルダを第２の装填ステーションから終
   端接続ステーションへ移動して上記第１及び第２のコネ
   クタ部分を対向離間関係で整列するように第２のターレ
   ツトを回転させる手段とを具備し、 上記導線供給手段は、上記第１コネクタ部分と第２コネ
   クタ部分との間に上記ケーブルの所定の部分を選択的に
   進ませるように作動し、 上記終端接続手段は、上記第１コネクタ部分と第２コネ
   クタ部分を互いに嵌合関係に押しつけてこれらの間に上
   記ケーブルを同時に終端接続するための手段を備え、 これにより、連続する一連の嵌合コネクタ部分を連続す
   るケーブルに終端接続して少なくとも１つのケーブルハ
   ーネスを形成できるようにしたことを特徴とする電気ハ
   ーネスの製造装置。
2. （２）上記第１及び第２のターレツトの各々には、複数
   のコネクタホルダと、少なくとも１つのケーブル切断器
   具とが取り付けられている特許請求の範囲第１項に記載
   の電気ハーネスの製造装置。
3. （３）上記コネクタホルダは、上記装填ステーションの
   一方に向かって外方に開いたコネクタ受入ポケット手段
   を上記ターレツトの一方の外周に備えている特許請求の
   範囲第２項に記載の電気ハーネスの製造装置。
4. （４）上記終端接続手段は、上記第１のコネクタホルダ
   を上記一方のターレツトに移動可能に取り付ける手段と
   、終端接続ステーションにおいて上記第１のコネクタホ
   ルダを上記第２のコネクタホルダに向かって押しやるア
   クチュエータ手段とを備えた特許請求の範囲第１項に記
   載の電気ハーネスの製造装置。
5. （５）上記終端接続手段は、更に、上記第２のコネクタ
   ホルダを第２のターレツトに移動可能に取り付ける第２
   の手段と、終端接続ステーションにおいて上記第２のコ
   ネクタホルダを上記第１のコネクタホルダに向かって押
   しつける第２のアクチュエータ手段とを備えている特許
   請求の範囲第４項に記載の電気ハーネスの製造装置。
6. （６）上記終端接続手段は、終端接続ステーションにお
   いて上記ターレツトの回転に対して垂直な方向に押しつ
   け行程を行なって上記第１のコネクタホルダを上記第２
   のコネクタホルダに向かって押しつけるように上記ター
   レツトを往復運動可能に取り付ける手段を備えている特
   許請求の範囲第１項に記載の電気ハーネスの製造装置。
7. （７）上記終端接続手段は、更に、終端接続ステーショ
   ンにおいて上記第２ターレツトの回転に対して垂直な方
   向に押しつけ行程を行なって上記第２のコネクタホルダ
   を上記第１のコネクタホルダに向かって押しつけるよう
   に上記第２ターレツトを往復運動可能に取り付ける第２
   の手段を備えている特許請求の範囲第６項に記載の電気
   ハーネスの製造装置。（８）上記第１及び第２のターレ
   ツトは、平行な回転軸を有する特許請求の範囲第１項に
   記載の電気ハーネスの製造装置。