JP2002023671A - 表示用照明器具 - Google Patents

表示用照明器具

Info

Publication number
JP2002023671A
JP2002023671A JP2000211802A JP2000211802A JP2002023671A JP 2002023671 A JP2002023671 A JP 2002023671A JP 2000211802 A JP2000211802 A JP 2000211802A JP 2000211802 A JP2000211802 A JP 2000211802A JP 2002023671 A JP2002023671 A JP 2002023671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
main body
display
unit
appliance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000211802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3743270B2 (ja
Inventor
Seigo Watanabe
清剛 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000211802A priority Critical patent/JP3743270B2/ja
Publication of JP2002023671A publication Critical patent/JP2002023671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3743270B2 publication Critical patent/JP3743270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型化および小型化が可能な表示用照明器具を
提供する。 【解決手段】表示ユニット20は、表示パネル21の後
面側に導光板を備える。ランプホルダユニット30は、
導光板の上端面に対向する位置に冷陰極蛍光灯を保持す
る。表示ユニット20のパネルケース23の後面からL
字状の係合突起24が突設されている。前面開口した器
具本体10の両側壁の内側面には、係合突起24がスラ
イド自在に係止するガイド壁18が突設されており、表
示ユニット20をスライド自在に取り付けることができ
る。係合突起24とガイド壁18とで、表示ユニット2
0を器具本体10へ器具本体10の前面に沿ってスライ
ド自在に取り付ける取付手段を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示用照明器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の表示用照明器具において、
光源として熱陰極の蛍光灯に比べて小型で輝度の高い冷
陰極蛍光灯を用いたものが提供されている。例えば、表
示用照明器具の一種である誘導灯においては、光源とし
て冷陰極蛍光灯を用いたいわゆる高輝度誘導灯が提供さ
れている。
【0003】この種の高輝度誘導灯としては、図17に
示すように、合成樹脂製であって前面開口した直方体状
の器具本体10’と、難燃性アクリル樹脂製の表示パネ
ル21および表示パネル21の後面側に配設されたアク
リル樹脂製の導光板32を具備し器具本体10’の前面
に取り付けられる矩形板状の表示ユニット20”と、導
光板32の上端面に対向配置される直管形の冷陰極蛍光
灯(図示せず)および上記上端面に臨む側が開放された
断面U字状の反射板(図示せず)が内装されたランプホ
ルダユニット30”とを備えた導光板式(若しくはパネ
ル式と称される)の高輝度誘導灯が提供されている。
【0004】図17に示す高輝度誘導灯は、器具本体1
0’の上壁に天井直付け用の取付ねじ(図示せず)が挿
通される一対のねじ挿通孔58,58が左右方向に離間
して形成されており、天井面に上記取付ねじなどを用い
て直付けされるものであって、器具本体10’内には、
上記冷陰極蛍光灯を点灯させる点灯装置4、点灯装置4
に接続され器具本体10’の上壁に穿孔した電線挿通穴
59を挿通させた電源電線を接続する端子台7などが収
納されている。また、表示ユニット20”は、導光板3
2の上端面に対向配置された上記冷陰極蛍光灯からの光
を導光板32内での全反射により導光板32の下端面側
に導きながら導光板32の後面に設けた光拡散部(図示
せず)に入射させ、光拡散部で拡散した光のうち、表示
パネル21へ向かう光を表示パネル21の前方に出射す
るものである。なお、上記冷陰極蛍光灯の両端部にはハ
ーネス80の電線83が接続されており、ハーネス80
のコネクタ82が器具本体10’内において点灯装置4
に電線54を介して接続されたコネクタ84に接続され
ている。また、ランプホルダユニット30”は表示ユニ
ット20”に取り付けられ、ランプホルダユニット3
0”が取り付けられた表示ユニット20”が器具本体1
0’に着脱自在に取り付けられる。
【0005】ここにおいて、表示ユニット20”は、後
面の左右両端部において上下方向の中央部から後方に向
かって取付脚29が突設されており、器具本体10’の
両側壁の内側面にそれぞれ設けられた装着部15に各取
付脚29が挿入されることで表示ユニット20”と器具
本体10’との上下左右の位置決めがなされるととも
に、取付脚29の側面に突設された係止突起29aと装
着部15に設けられた凹所(図示せず)とが凹凸係合
し、取付脚29と装着部15との互いの当接面の摩擦と
上記凹凸係合により表示ユニット20”が器具本体1
0’に強固に取り付けられている。ここに、表示ユニッ
ト20”の器具本体10’への取付強度を高めるには、
表示ユニット20”の後面からの取付脚29の突出寸法
を大きくすることが望ましい。一方、器具本体10’か
ら表示ユニット20”を取り外す場合には、表示ユニッ
ト20”の側面の後部に設けられたスリット(図示せ
ず)にマイナスドライバの先端部などを挿入して表示ユ
ニット20”が器具本体10’から離れる向きの力を作
用させた後に表示ユニット20”を器具本体10’の前
方へ引き抜ぬけばよい。
【0006】要するに、図17に示した高輝度誘導灯で
は、ランプホルダユニット30”が取り付けられた表示
ユニット20”を器具本体10’に対して前方から押し
込むことにより器具本体10’へ取り付け、器具本体1
0’から前方へ表示ユニット20”を引き抜くことによ
り器具本体10’から表示ユニット20”が取り外され
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
高輝度誘導灯は、表示ユニット20”の後面から突出し
た一対の取付脚29が器具本体10’の左右両側壁の内
側に設けられた一対の装着部15に挿入されるように表
示ユニット20”を器具本体10’の前方から押し込む
ことにより器具本体10’へ表示ユニット20”を取り
付け、表示ユニット20”を器具本体10’の前方へ引
き抜くことで器具本体10’から取り外すことができる
が、表示ユニット20”はアクリル樹脂製の導光板32
を具備し比較的重量の重いものであるから、表示ユニッ
ト20”の着脱時にかなり大きな力を必要とする。
【0008】しかしながら、上記従来の高輝度誘導灯を
天井に直付けした場合には、器具本体10’の上壁に設
けられたねじ挿通孔58と器具本体10’の両側壁の内
側面に設けられた装着部15との距離が比較的大きく、
表示ユニット20”の着脱時にねじ挿通孔58の周りに
大きなモーメントがかかるので、表示ユニット20”の
着脱作業に伴ってねじ挿通孔58の周りが破損しないよ
うに器具本体10’の構成を配慮しなければならず、器
具本体10’の薄型化および小型化の障害になる恐れが
あった。また、器具本体10’への表示ユニット20”
の取付強度を高めるには、表示ユニット20”の後面か
らの取付脚29の突出寸法を大きくする必要があるが、
取付脚29の突出寸法を大きくすると、器具本体10’
の薄型化の障害になるとともに、表示ユニット20”の
着脱作業に伴ってねじ挿通孔58の周りの破損する恐れ
が高くなる。
【0009】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、薄型化および小型化が可能な表示用
照明器具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前面
開口した直方体状の器具本体と、前記器具本体内に配設
され光源を点灯させる点灯装置と、矩形状の表示パネル
および前記表示パネルの後面側に配設され端面に対向配
置された前記光源の光を前記表示パネルへ導光する導光
板を有し前記器具本体の前面に沿って設けられる表示ユ
ニットと、前記表示ユニットを前記器具本体へ前記器具
本体の前面に沿ってスライド自在に取り付けるユニット
取付手段とを備えてなることを特徴とするものであり、
前記表示ユニットを前記器具本体へ前記器具本体の前面
に沿ってスライド自在に取り付けるユニット取付手段を
備えているので、前記表示ユニットを前記器具本体の前
面に沿ってスライドさせることにより前記器具本体に着
脱でき、前記器具本体が取付ねじを用いて天井に直付け
されている場合であっても従来に比べて前記表示ユニッ
トの着脱作業に伴って取付ねじの周りで前記器具本体の
上壁にかかる力を小さくできて前記器具本体の破損の恐
れがないから、施工時および使用時の安全性を高めるこ
とが可能で前記器具本体の薄型化および小型化を図るこ
とができ、結果的に照明器具全体の薄型化および小型化
を図ることができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記器具本体の上下方向へス
ライド自在であって下方向にスライドさせることにより
前記器具本体に取り付けられているので、前記表示ユニ
ットの着脱時には上下方向に力がかかり、前記器具本体
が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合であっ
ても従来に比べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って
取付ねじの周りで器具本体の上壁にかかる力を小さくで
き、照明器具全体の薄型化および小型化を図ることがで
きる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記器具本体に対して左右方
向にスライド自在なので、前記表示ユニットの着脱時に
は前記器具本体の左右方向に力がかかり、前記器具本体
が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合であっ
ても従来に比べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って
取付ねじの周りで器具本体の上壁にかかる力を小さくで
き、照明器具全体の薄型化および小型化を図ることがで
きる。
【0013】請求項4の発明は、前面開口した直方体状
の器具本体と、前記器具本体内に配設され光源を点灯さ
せる点灯装置と、矩形状の表示パネルおよび前記表示パ
ネルの後面側に配設され端面に対向配置された前記光源
の光を前記表示パネルへ導光する導光板を有し前記器具
本体の前面に沿って設けられる表示ユニットとを備え、
前記表示ユニットは、一端縁が前記器具本体の一端縁に
回動自在に枢設されてなることを特徴とするものであ
り、前記表示ユニットの一端縁が前記器具本体の一端縁
に回動自在に枢設されているので、前記表示ユニットを
回動させることにより前記表示ユニットが前記器具本体
に着脱され、前記器具本体が取付ねじを用いて天井に直
付けされている場合であっても従来に比べて前記表示ユ
ニットの着脱作業に伴って取付ねじの周りで前記器具本
体の上壁にかかる力を小さくできて前記器具本体の破損
の恐れがないから、施工時および使用時の安全性を高め
ることが可能で前記器具本体の薄型化および小型化を図
ることができ、結果的に照明器具全体の薄型化および小
型化を図ることができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記一端縁が前記器具本体の
前記一端縁にヒンジ部により枢設されているので、前記
器具本体への前記表示ユニットの取付精度を高めること
ができ、施工時および使用時の安全性を高めることがで
きる。
【0015】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、前記各一端縁が前記表示ユニットおよび前記器具本
体それぞれの下端縁なので、施工性が向上する。
【0016】請求項7の発明は、請求項4の発明におい
て、前記各一端縁が前記表示ユニットおよび前記器具本
体それぞれの一側縁なので、施工性が向上する。
【0017】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記器具本体が、L字状であって前記器具本体の内
側面から器具本体の前面に沿って突設された保持片と器
具本体の内側面から器具本体の前後方向に沿って突設さ
れた規制片とからなるガイド壁を備え、前記表示ユニッ
トが、L字状であって後面からスライド方向に沿って後
方に突出した突出片と突出片の先端部から外方へ延設さ
れ前記保持片に重複し且つ前記規制片に当接する支持片
とからなりガイド壁に係合する係合突起を備え、前記支
持片における前記後面との対向面には、前記器具本体へ
の取付時のスライド方向において先にガイド壁に係合す
る側ほど前記後面との距離を大きくする傾斜面が形成さ
れ、前記支持片が前記規制片に当接した状態で前記器具
本体における前記スライド方向に沿った前端縁と当該前
端縁の対向面とが密接するので、前記表示ユニットのス
ライドが容易であり、また、前記器具本体が取付ねじを
用いて天井に直付けされている場合であっても従来に比
べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って取付ねじの周
りで前記器具本体の上壁にかかる力を小さくでき、しか
も、前記表示ユニットを前記器具本体に取り付けた状態
では前記器具本体の外周面と前記表示ユニットの外周面
との間に隙間が形成されないから、外観が向上する。
【0018】請求項9の発明は、請求項1または請求項
4の発明において、前記表示ユニットは、前記器具本体
の内側面に係合して前記器具本体の周壁の内方への変形
を防止する変形防止突起が後面から突設されているの
で、前記器具本体の周壁の内側への反りによって前記器
具本体への前記表示ユニットの取付精度が低下するのを
防止することができるとともに照明器具全体の外観が損
なわれるのを防止することができる。
【0019】請求項10の発明は、請求項1または請求
項4の発明において、前記光源が内装され器具本体に着
脱自在なランプホルダユニットを備え、前記ランプホル
ダユニットが、前記器具本体に前記表示ユニットが取り
付けられた状態で前記器具本体に着脱自在であって、前
記器具本体からの前記表示ユニットの離脱を防止する機
能を有するので、光源の交換に際しては前記ランプホル
ダユニットの着脱のみでよいから光源の破損を防止でき
て交換作業が容易になり、しかも、前記器具本体に前記
表示ユニットが取り付けられた状態で前記ランプホルダ
ユニットを前記器具本体へ取り付けることにより前記器
具本体からの前記表示ユニットの離脱が防止されるか
ら、前記ランプホルダユニットを取り外した状態で前記
表示ユニットをスライドさせることにより前記器具本体
から前記表示ユニットを取り外すことができる構成を採
用しながらも前記ランプホルダユニット以外の部材を用
いることなく前記表示ユニットの離脱を防止することが
でき、施工性が向上する。
【0020】請求項11の発明は、表示パネルおよび表
示パネルの後面側に配設され端面に対向配置された光源
の光を前記表示パネルへ導光する導光板を有する表示ユ
ニットと、前記光源を内蔵し前記表示ユニットの一端縁
に装着されたランプホルダユニットと、前記表示ユニッ
トの後面側に配設され前記光源を点灯させる点灯装置と
を備え、前記表示ユニットは、施工面に固定された取付
金具に取り付けるための取付手段が設けられてなること
を特徴とするものであり、従来のように点灯装置や端子
台などを収納する器具本体を表示ユニットの後面側に設
ける必要がないので、照明器具全体の薄型化および小型
化を図ることができるとともに、低コスト化を図ること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態では、
図1および図2に示す構成の高輝度誘導灯(以下、誘導
灯と略称する。)を例示する。以下、本実施形態の誘導
灯について図1ないし図9を参照しながら説明する。
【0022】本実施形態の誘導灯は、前面開口した直方
体状の器具本体10と、矩形状(本実施形態では、正方
形状)の表示パネル21を有し器具本体10の前面開口
の大部分を覆う表示ユニット20と、光源たる直管形の
冷陰極蛍光灯(図示せず)を保持し器具本体10の前面
開口のうち表示ユニット20により覆われていない残り
の部分を覆うように表示ユニット20の上縁に沿って配
設されたランプホルダユニット30とを備えている。こ
こに、表示ユニット20は、避難口へ誘導するためのシ
ンボルが表記され透光性を有するアクリル樹脂製の表示
パネル21と、表示パネル21の後面側に配設され上記
冷陰極蛍光灯の光を表示パネル21へ導光する透明アク
リル樹脂製の導光板(図示せず)と、該導光板の後面に
配設される反射シート(図示せず)と、表示パネル21
および上記導光板および上記反射シートを保持する合成
樹脂製のパネルケース23とで構成されている。
【0023】本実施形態においては、器具本体10の左
右幅に略等しい左右幅を有し器具本体10の上下幅より
も小さな上下幅を有する正方形状の表示ユニット20と
表示ユニット20の表示パネル21の上縁に沿って配設
されたランプホルダユニット30とで器具本体10の前
面開口を覆い、且つ、表示ユニット20とランプホルダ
ユニット30とを合わせた外周形状が器具本体10にお
いて前面開口を囲む部位の外周形状に沿っている。しか
して、本実施形態では、すっきりした外観にすることが
できるとともに、表示パネル21の表示面の輝度の均整
度を高くすることができる。
【0024】器具本体10は、合成樹脂成形品よりな
り、器具本体10内には、上記冷陰極蛍光灯を高周波点
灯方式で点灯させる点灯装置4、商用電源の停電時に点
灯装置4へ給電するための非常用電源たる蓄電池を有す
る非常用電源ブロック6などが配設されている。ここ
に、点灯装置4は、商用電源からの電源電線(図示せ
ず)を接続する端子台7に電線(図示せず)を介して接
続されるとともに、非常用電源ブロック6から導出され
た電線52に設けたコネクタ52aへ結合されるコネク
タ55aを備えた電線55が接続されており、通常は商
用電源により給電されて上記冷陰極蛍光灯を点灯させ、
商用電源の停電時には非常用電源ブロック6の蓄電池に
より給電されて上記冷陰極蛍光灯を点灯させるように構
成されている。
【0025】また、器具本体10は、端子台7に接続す
る商用電源からの電源電線を器具本体10内に挿入する
電線挿通穴を形成する切除可能な楕円形状のノックアウ
ト部11が、後壁に形成されている。また、器具本体1
0の後壁には、壁面に直付けする際に用いる取付ねじを
挿通させるためのねじ挿通孔を形成する切除可能なノッ
クアウト部13’,13”が形成されている。ここに、
一方のノックアウト部13’は縦長であって左右方向に
2つ並設され、他方のノックアウト部13”は横長に形
成されているので、壁面に直付けする場合に2つのノッ
クアウト部13’のうちのどちらを選択するかによって
2種類の取付ピッチに対応することができる。また、器
具本体10の上壁には、天井面に直付けする際に用いる
取付ねじを挿通するねじ挿通孔を形成する切除可能な2
つのノックアウト部13,13が左右方向に離間して形
成されている。さらに、器具本体10の上壁の中央部に
は端子台7に接続する商用電源からの電源電線を器具本
体10内に挿入する電線挿通穴59(図1参照)を形成
する切除可能なノックアウト部(図示せず)が設けられ
ている。したがって、器具本体10を壁面に取り付ける
場合、天井面に取り付ける場合など、必要に応じて電線
挿通穴およびねじ挿通孔を形成することにより、電源電
線が挿入されない電線挿通穴や取付ねじが挿通されない
ねじ挿通孔が生じるのを防ぐことができ、美観を高める
ことが可能になる。
【0026】ところで、上述の端子台7は、器具本体1
0内に配設された金属製の取付金具8に取り付けられ
る。また、取付金具8には、電源電線が挿通可能な挿通
孔8e、上記ノックアウト部13’,13”に重なる部
位に壁へ直付けする際に用いる取付ねじが挿通される取
付孔8f,8gが形成されている。要するに、取付金具
8は、器具本体10を壁に直付けするための取付ねじ
(図示せず)が挿通される取付孔8f,8gが形成され
ているので、器具本体10を壁面に直付け施工する際に
取付ねじの締め付けにより器具本体10が破損したり劣
化したりするのを防ぐことができる。また、器具本体1
0の上壁の下面には金属製の補強金具(図示せず)が固
定ねじにより取着されており、この補強金具には、ノッ
クアウト部13,13に重なる部位に天井面へ直付けす
る際に用いる取付ねじが挿通される取付孔がねじ挿通孔
に対応した(重なる)形状に形成され、電線挿通穴59
に重なる部位に電源電線が挿通可能な挿通孔が形成され
ている。
【0027】ランプホルダユニット30は、器具本体1
0の前面側に位置する前板31aと、前板31aの上端
縁から後方に向かって連続一体に形成された上板(図示
せず)と、前板31aの両側縁からそれぞれ後方に向か
って突設された一対の側板31c,31cと、上板の両
端部において下方に突設され上記冷陰極蛍光灯および下
方が開放された断面U字状の反射板および上記冷陰極蛍
光灯を支持する一対の支持台とが連続一体に形成された
合成樹脂製のユニット本体31を備えている。ランプホ
ルダユニット30は、ユニット本体31の一対の支持台
(図示せず)により上記冷陰極蛍光灯の両端部が支持さ
れている。上記冷陰極蛍光灯は、両端部から突出したリ
ード線(図示せず)にそれぞれ接続端子(図示せず)が
接続されている。上記接続端子は、ユニット本体31の
支持台に下面側から着脱自在に結合される合成樹脂製の
ホルダブロックに保持され、ユニット本体31の後方へ
突出する。
【0028】要するに、ランプホルダユニット30は、
長手方向の両端部からそれぞれ上記接続端子が後方へ向
かって突出している。また、ランプホルダユニット30
は、器具本体10に取り付けた状態で上記冷陰極蛍光灯
が上記導光板の上端面に対向する位置に配置される位置
に上記冷陰極蛍光灯を保持している。ユニット本体31
は、上述のように合成樹脂製であって、器具本体10お
よびパネルケース23と同じ材料で形成され且つ同じ色
としてあるので、美観を高めることができる。
【0029】ランプホルダユニット30は、断面L字状
であって器具本体10の上部における左右の角部の内面
に沿うように配列されたガイド片33,33が後方に向
かって連続一体に突設されるとともに、各端子端子それ
ぞれの外側の部位で各接続端子に重なる感電防止脚45
(図1参照)が突設されている。
【0030】一方、器具本体10において両側壁の上部
の内側には、点灯装置4にそれぞれランプリード線(図
示せず)を介して接続されランプホルダユニット30の
上記接続端子が前方から挿入接続されるコネクタ50,
50(図1参照)が配置されている。ここにおいて、各
コネクタ50は直方体状に形成された絶縁性のカバー5
0aの長手方向の両端面に端子挿入口50bが開口され
ている。ここにおいて、各コネクタ50は、カバー50
aと器具本体10の各側壁との間に上述の感電防止脚4
5が前方から挿入される隙間が形成されるように器具本
体10に対して取り付けられている。
【0031】ユニット本体31は、側板31cの後部に
器具本体10からランプホルダユニット30を取り外す
ための操作用凹部31eが設けられいる。操作用凹部3
1eは器具本体10の前端縁に平行な面における内周面
が円弧状に形成されており、マイナスドライバの先端部
やコインの一部を操作用凹部31eに挿入してランプホ
ルダユニット30が器具本体10から離れる向きに力を
作用させることにより、器具本体10からランプホルダ
ユニット30を取り外すことができるようになってい
る。要するに、本実施形態の誘導灯は、表示ユニット2
0が器具本体10に取り付けられた状態でランプホルダ
ユニット30が器具本体10に着脱自在となっている。
【0032】ここにおいて、ランプホルダユニット30
は、感電防止脚45の一部を左右方向において上記接続
端子の外側に重複させてあるので、ランプホルダユニッ
ト30の取り外し時にマイナスドライバの先端部やコイ
ンなどが上記接続端子に当たるのを感電防止脚45によ
って防ぐことができるから、上記冷陰極蛍光灯へ電流が
流れている状態でランプホルダユニット30を取り外そ
うとした際に上記接続端子にマイナスドライバの先端部
やコインなどが接触して感電するのを防止することがで
きるとともに、上記接続端子に傷が付くのを防ぐことが
できる。また、本実施形態においては、ランプホルダユ
ニット30は、器具本体10の前方から器具本体10に
取り付けられ、器具本体10から手前に取り外すことが
できるので、ランプホルダユニット30の着脱時に器具
本体10の前面側においてランプホルダユニット30を
前後方向に移動させるだけでよいから(つまり、表示パ
ネル21の表示面に略直交する方向にランプホルダユニ
ット30を移動させるだけでよいから)、器具本体10
が天井直付けや壁取付けなどの取付方法に関わらず、器
具本体10の近くに天井や壁があっても器具本体10へ
のランプホルダユニット30の着脱作業に支障をきたす
こともない。
【0033】表示ユニット20のパネルケース23は、
器具本体10と同じ材料により形成されており、図6お
よび図7に示すようにパネルケース23の後面において
左右両端部にはそれぞれL字状の係合突起24が2つず
つ上下方向に沿って突設されている。ここに、係合突起
24は、パネルケース23の後面から後方に向かって突
出した突出片と、突出片の先端部から外方に延設された
支持片とからなる。また、上下方向に沿って突設された
2つの係合突起24,24の間の部位には、器具本体1
0の両側壁の内側面に当接して器具本体10の変形を防
止する変形防止突起25が突設されている。
【0034】ところで、器具本体10における両側壁の
前部の各内側面には、器具本体10の下壁に略平行であ
って表示ユニット20のパネルケース23の後面から突
設されたL字状の係合突起24の支持片の下端縁が上面
に当接し表示ユニット20の下方向への移動を規制する
規制片18aと、器具本体10の前端縁に略平行であっ
て規制片18aの前端縁から連続一体に形成され上記係
合突起24の支持片が後面側に重複する保持片18bと
からなるL字状のガイド壁18が2つずつ突設されてい
る。
【0035】器具本体10に表示ユニット20を取り付
けるには、図4に示すように器具本体10の前方へ表示
ユニット20を位置させて、図5に示すように器具本体
10の両側壁の各前端縁にパネルケース23の後面が当
接するように器具本体10と表示ユニット20との左右
方向の位置を合わせ、且つ、器具本体10の両側壁の内
面に突設された各ガイド壁18に対応する各係合突起2
4が上方向にずれるように表示ユニット20の下面を器
具本体10の下面よりも上方向にずらしている状態か
ら、器具本体10の両側壁の各前端縁にパネルケース2
3の後面を当接させながら表示ユニット20を下方(図
5における下方)に摺動させると、各係合突起24の各
支持片の下端縁が各ガイド壁18それぞれの規制片18
aの上面に当接し且つ各係合突起24の支持片の前面が
各ガイド壁18それぞれの保持片18bの後面に当接し
て、図3に示すように表示ユニット20が器具本体10
に仮保持され、器具本体10に対する表示ユニット20
の左右方向、下方向、および前後方向への移動が規制さ
れるようになる。図4中の矢印Aは器具本体10への表
示ユニット20の取付作業時における係合突起24の移
動経路を示す。
【0036】すなわち、表示ユニット20は、上下方向
にスライド自在であって、表示ユニット20の係合突起
24が器具本体10のガイド壁18に係合することによ
り、器具本体10へ取り付けられる。
【0037】また、表示ユニット20は、器具本体10
の周壁のうち左右両側壁の内周面に係合して器具本体1
0の左右両側壁の内方への変形を防止する変形防止突起
25(図8(a)参照)が後面から上下方向(つまりス
ライド方向)に沿って突設されているので、仮に図9に
示すように合成樹脂成形品である器具本体10の左右両
側壁が内側に反っていても表示ユニット20の係合突起
24(図8(a)参照)が器具本体10のガイド壁18
(図8(b)参照)に係合するように器具本体10へス
ライド自在に取り付ける際に、変形防止突起25により
器具本体10の両側壁の反りが緩和され、器具本体10
の反りによって器具本体10への表示ユニット20の取
付精度が低下するのを防止することができるとともに誘
導灯器具全体の外観が損なわれるのを防止することがで
きる。
【0038】しかして、本実施形態の誘導灯では、表示
ユニット20を器具本体10の前面に沿ってスライドさ
せることにより器具本体10に着脱でき、器具本体10
が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合であっ
ても従来に比べて表示ユニット20の着脱作業に伴って
取付ねじの周り(つまり、取付ねじが挿通されたねじ挿
通孔の周り)で器具本体10の上壁にかかる力を小さく
できて器具本体10の破損の恐れがないから、施工時お
よび使用時の安全性を高めることが可能で器具本体10
の薄型化および小型化を図ることができ、結果的に誘導
灯器具全体の薄型化および小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、ガイド壁18と係合突起24と
で、表示ユニット20を器具本体10の前面に沿ってス
ライド自在に取り付けるユニット取付手段を構成してい
る。
【0039】上述のガイド壁18の形成位置は、表示ユ
ニット20が器具本体10に取り付けられた状態におい
て、表示ユニット20の下面と器具本体10の下面とが
面一となり、表示ユニット20の左右両側面と器具本体
10の左右両側面とがそれぞれ面一となるように設定さ
れている。また、表示ユニット21は、パネルケース2
3の後面から突設された係合突起24の支持片における
上記後面との対向面に、取付時のスライド方向(図5に
おける下方向)において先にガイド壁18に係合する側
(図5における下側)ほど上記後面との距離を大きくす
る傾斜面24a(図5参照)が形成され、係合突起24
の支持片の下端縁が規制片18aに当接した状態で器具
本体10のスライド方向に沿った前端縁と当該前端縁の
対向面とが密接するので、表示ユニット20を取り付け
るためにスライドさせる際、係合突起24がガイド壁1
8に係合し始めた段階ではスムーズにスライドし、その
後、係合突起24がガイド壁18に係合し終える段階で
表示ユニット20が器具本体10側へ引き寄せられるか
ら、表示ユニット20のスライドが容易である。また、
器具本体10が取付ねじを用いて天井に直付けされてい
る場合であっても従来に比べて表示ユニット20の着脱
作業に伴って取付ねじの周りで器具本体10の上壁にか
かる力を小さくでき、しかも、表示ユニット20を器具
本体10に取り付けた状態では器具本体10の上面を除
いた外周面と表示ユニット20の上面を除いた外周面と
の間に隙間が形成されないから、外観が向上する。
【0040】器具本体10に表示ユニット20が仮保持
された状態では、器具本体10の上面を含む平面と表示
パネル21の上端面との間にランプホルダユニット30
の上下幅よりもやや小さな隙間が形成される。ランプホ
ルダユニット30は、表示ユニット20が器具本体10
に取り付けられた状態において、この隙間を塞ぎ表示ユ
ニット20と合わせて器具本体10の前面開口を覆う形
で器具本体10の前面に着脱自在に取り付けられる。こ
こに、ユニット本体31の前板31aの下部の一部は前
後方向において表示パネル21の上部に重なるように位
置しているので、ユニット本体31の下端部の一部で表
示パネル21の上部が押えられることになり、表示ユニ
ット20を器具本体10に固定することができ、器具本
体10からの表示ユニット20の離脱を防止することが
できる。
【0041】ランプホルダユニット30は、上述のよう
に、器具本体10に表示ユニット20が取り付けられた
状態で器具本体10に着脱自在であって、器具本体10
からの表示ユニット20の離脱を防止する機能を有する
ので、ランプホルダユニット30を取り外した状態で表
示ユニット20をスライドさせることにより器具本体1
0から表示ユニット20を取り外すことができる構成を
採用しながらもランプホルダユニット30以外の部材を
用いることなく表示ユニット20の離脱を防止すること
ができ、施工性が向上する。
【0042】表示ユニット20を器具本体10から取り
外すには、ランプホルダユニット30が器具本体10か
ら取り外された状態で、表示ユニット20をガイド壁1
8と係合突起24とが重ならない位置まで上方向へスラ
イドさせた後に前方へ取り外せばよい。
【0043】本実施形態の誘導灯では、冷陰極蛍光灯の
交換時にはランプホルダユニット30毎に交換するよう
になっているので、施工時に冷陰極蛍光灯に過度な外力
が加わることがなく、冷陰極蛍光灯の破損を防止するこ
とができる。しかも、施工時や冷陰極蛍光灯の交換時に
は、器具本体10に表示ユニット20が取り付けられた
状態で、ランプホルダユニット30の取り付けや交換が
できるので、表示ユニット20の落下の恐れもなく表示
ユニット20の落下を防止するための落下防止機構(落
下防止手段)を設ける必要がなく、冷陰極蛍光灯の破損
の恐れもないから、施工性が向上する。
【0044】上記実施形態の誘導灯では、表示ユニット
20を器具本体10の前面に沿って上下方向にスライド
自在とし、下方向にスライドさせることで器具本体10
に取り付けているが、表示ユニット20を器具本体10
の前面に沿って左右方向とスライド自在として器具本体
10に着脱自在としてもよい。このように表示ユニット
20を左右方向にスライド自在とする場合には、例えば
図10(b)に示すように表示ユニット20のパネルケ
ース23の後面における上部および下部にそれぞれ係合
突起24を突設し、図10に示すように表示ユニット2
0を器具本体10の前方に位置させ図10(b)中の矢
印Bのように表示ユニット20をまず器具本体10に近
づける向きに移動させた後に右方向へスライドさせるこ
とで図11に示すように表示ユニット20を器具本体1
0に取り付け、その後、ランプホルダユニット30を長
手方向を上下方向として器具本体10へ取り付ければよ
い。なお、表示ユニット20を左右方向にスライドさせ
る場合、ガイド壁18、コネクタ50などの位置を適宜
変更することは勿論である。
【0045】(実施形態2)本実施形態の誘導灯の基本
構成は実施形態1と略同じであって、図12に示すよう
に、表示用ユニット20の下端縁が器具本体10の下端
縁に回動自在に枢設されている点に特徴がある。なお、
実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0046】本実施形態においては、表示ユニット20
のパネルケース23の下端縁と器具本体10の下端縁と
を薄肉のヒンジ部62により回動自在としている。ここ
に、ヒンジ部62は、器具本体10およびパネルケース
23とともに合成樹脂で一体成形している。なお、ヒン
ジ部62は上記構成に限らず、例えば、ヒンジ部62を
パネルケース23のみに一体成形するとともに、器具本
体10の下壁の上面にダボを設け、このダボが嵌合する
嵌合穴が形成された連結片をヒンジ部62から延設する
ようにしてもよい。
【0047】また、パネルケース23は、後面における
左右両端部の上部から後方に向かって取付片27が突設
されており、取付片27の外側面には、器具本体10の
左右両側壁の内側面にそれぞれ形成された凹所(図示せ
ず)に係止される係止爪27aが突設されている。した
がって、本実施形態の誘導灯では、表示ユニット20の
上部が器具本体10に近づく向き、すなわち、図12中
の矢印Cの向きに表示ユニット20を回動させることに
より、取付片27の係止爪27aが器具本体10の両側
壁の内側面に形成された凹所に係止されるので、器具本
体10へ表示ユニット20を簡単に取り付けることがで
きる。その後、ランプホルダユニット30を器具本体1
0の前方から器具本体10に近づく向き、すなわち、図
12中の矢印Dの向きに押し込むことにより、ランプホ
ルダユニット30が器具本体10に取り付けられるとと
もに、ランプホルダユニット30によって表示ユニット
20の上部が器具本体10から離脱するのを防ぐことが
できる。なお、器具本体10に表示ユニット20が取り
付けられた状態から表示ユニット20の上部を器具本体
10から離す向きに回動させたい場合には、パネルケー
ス23の側面の上部において器具本体10側に形成され
た凹部(図示せず)にマイナスドライバなどの先端部を
挿入して器具本体10から表示ユニット20の上部が離
れような力を作用させることにより、係止爪27aの上
記凹所への係止を解除して表示ユニット20の上部を図
12中の矢印Cの反対向きに回動させればよい。
【0048】以上説明したように、本実施形態において
は、ランプホルダユニット30を器具本体10へ取り付
けることにより表示ユニット20の器具本体10からの
離脱が防止されるから、パネルケース23の後面からの
取付片27の突出寸法を比較的小さくできる。なお、本
実施形態では、取付片27の突出寸法を器具本体10の
前後方向の幅寸法の半分程度に設定してある。
【0049】しかして、本実施形態の誘導灯では、表示
ユニット20の一端縁である下端縁が器具本体10の一
端縁である下端縁に回動自在に枢設されているので、表
示ユニット20を回動させることにより表示ユニット2
0が器具本体10に着脱され、器具本体10が取付ねじ
を用いて天井に直付けされている場合であっても従来に
比べて表示ユニット20の着脱作業に伴って取付ねじの
周り(つまり、ねじ挿通孔の周り)で器具本体10の上
壁にかかる力を小さくできて器具本体10の破損の恐れ
がないから、施工時および使用時の安全性を高めること
が可能で器具本体10の薄型化および小型化を図ること
ができ、結果的に誘導灯器具全体の薄型化および小型化
を図ることができる。
【0050】また、表示ユニット20の下端縁が器具本
体10の下端縁にヒンジ部62により枢設されているの
で、器具本体10への表示ユニット20の取付精度を高
めることができ、施工時および使用時の安全性を高める
ことができる。
【0051】(実施形態3)本実施形態の誘導灯の基本
構成は実施形態1と略同じであって、図13に示すよう
に、表示用ユニット20の下端縁が器具本体10の下端
縁に回動自在に枢設されている点に特徴がある。なお、
実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0052】本実施形態においては、器具本体10の下
壁の上面における前端部に軸部16が上方へ突設され、
表示ユニット20のパネルケース23の後面の下部から
は軸部16に回動自在に係合する引掛部22が突設され
ており、表示ユニット20が器具本体10に対して回動
自在となっている。
【0053】また、パネルケース23は、後面における
左右両端部の上部から後方に向かって取付片27が突設
されており、取付片27の外側面には、器具本体10の
左右両側壁の内側面にそれぞれ形成された凹所(図示せ
ず)に係止される係止爪27aが突設されている。した
がって、本実施形態の誘導灯では、表示ユニット20の
上部が器具本体10に近づく向き、すなわち、図13中
の矢印Cの向きに表示ユニット20を回動させることに
より、取付片27の係止爪27aが器具本体10の両側
壁の内側面に形成された凹所に係止されるので、器具本
体10へ表示ユニット20を簡単に取り付けることがで
きる。その後、ランプホルダユニット30を器具本体1
0の前方から器具本体10に近づく向き、すなわち、図
13中の矢印Dの向きに押し込むことにより、ランプホ
ルダユニット30が器具本体10に取り付けられるとと
もに、ランプホルダユニット30によって表示ユニット
20の上部が器具本体10から離脱するのを防ぐことが
できる。なお、器具本体10に表示ユニット20が取り
付けられた状態から表示ユニット20の上部を器具本体
10から離す向きに回動させたい場合には、パネルケー
ス23の側面の上部において器具本体10側に形成され
た凹部(図示せず)にマイナスドライバなどの先端部を
挿入して器具本体10から表示ユニット20の上部が離
れような力を作用させることにより、係止爪27aの上
記凹所への係止を解除して表示ユニット20の上部を図
13中の矢印Cの反対向きに回動させればよい。
【0054】以上説明したように、本実施形態において
は、ランプホルダユニット30を器具本体10へ取り付
けることにより表示ユニット20の器具本体10からの
離脱が防止されるから、パネルケース23の後面からの
取付片27の突出寸法を比較的小さくできる。なお、本
実施形態では、取付片27の突出寸法を器具本体10の
前後方向の幅寸法の半分程度に設定してある。
【0055】しかして、本実施形態の誘導灯では、表示
ユニット20の一端縁である下端縁が器具本体10の一
端縁である下端縁に回動自在に枢設されているので、表
示ユニット20を回動させることにより表示ユニット2
0が器具本体10に着脱され、器具本体10が取付ねじ
を用いて天井に直付けされている場合であっても従来に
比べて表示ユニット20の着脱作業に伴って取付ねじの
周り(つまり、ねじ挿通孔の周り)で器具本体10の上
壁にかかる力を小さくできて器具本体10の破損の恐れ
がないから、施工時および使用時の安全性を高めること
が可能で器具本体10の薄型化および小型化を図ること
ができ、結果的に誘導灯器具全体の薄型化および小型化
を図ることができる。
【0056】(実施形態4)本実施形態の誘導灯の基本
構成は実施形態1と略同じであって、図14に示すよう
に、表示用ユニット20の一側縁が器具本体10の一側
縁に回動自在に枢設されている点に特徴がある。なお、
実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0057】本実施形態においては、実施形態2と同様
に表示ユニット20をヒンジ部(図示せず)により回動
自在としているが、実施形態3と同様に軸部と引掛部と
の係合により回動自在としてもよい。
【0058】また、パネルケース23は、一側縁が器具
本体10に回動自在に枢設され、他端縁近傍の後面から
後方に向かって後方が開放されたE字状の取付部28が
突設されており、取付部28の中間足の先端部には、器
具本体10の側壁の内側面に形成された凹所(図示せ
ず)に係止される係止爪28aが突設されている。した
がって、本実施形態の誘導灯では、表示ユニット20の
右端部が器具本体10に近づく向きに表示ユニット20
を回動させることにより、取付部28の係止爪28aが
器具本体10の側壁の内側面に形成された上記凹所に係
止されるので、器具本体10へ表示ユニット20を簡単
に取り付けることができる。その後、ランプホルダユニ
ット30を器具本体10の前方から器具本体10に近づ
く向きに押し込むことにより、ランプホルダユニット3
0が器具本体10に取り付けられるとともに、ランプホ
ルダユニット30によって表示ユニット20の右端部が
器具本体10から離脱するのを防ぐことができる。な
お、器具本体10に表示ユニット20が取り付けられた
状態から表示ユニット20の右端部を器具本体10から
離す向きに回動させたい場合には、パネルケース23の
側面において器具本体10側に形成された凹部(図示せ
ず)にマイナスドライバなどの先端部を挿入して器具本
体10から表示ユニット20の上部が離れような力を作
用させることにより、係止爪28aの上記凹所への係止
を解除して表示ユニット20の右端部を器具本体10か
ら離れるように回動させればよい。
【0059】以上説明したように、本実施形態において
は、ランプホルダユニット30を器具本体10へ取り付
けることにより表示ユニット20の器具本体10からの
離脱が防止されるから、パネルケース23の後面からの
取付部28の突出寸法を比較的小さくできる。
【0060】しかして、本実施形態の誘導灯では、表示
ユニット20の一端縁である一側縁が器具本体10の一
端縁である一側縁に回動自在に枢設されているので、表
示ユニット20を回動させることにより表示ユニット2
0が器具本体10に着脱され、器具本体10が取付ねじ
を用いて天井に直付けされている場合であっても従来に
比べて表示ユニット20の着脱作業に伴って取付ねじの
周り(つまり、ねじ挿通孔の周り)で器具本体10の上
壁にかかる力を小さくできて器具本体10の破損の恐れ
がないから、施工時および使用時の安全性を高めること
が可能で器具本体10の薄型化および小型化を図ること
ができ、結果的に誘導灯器具全体の薄型化および小型化
を図ることができる。
【0061】(実施形態5)本実施形態の誘導灯は、図
15に示すように、表示パネル21および表示パネル2
1の後面側に配設され上端面に対向配置された光源たる
直管形の冷陰極蛍光灯(図示せず)の光を表示パネル2
1へ導光する導光板(図示せず)を有する表示ユニット
20と、上記冷陰極蛍光灯を内蔵し表示ユニット20の
一端縁に装着されたランプホルダユニット30’と、表
示ユニット20の後面に配設され上記冷陰極蛍光灯を点
灯させる点灯装置4とを備えている。また、表示ユニッ
ト20の後面には商用電源の停電時に点灯装置4へ電源
を供給する非常用電源ブロック6が配設されている。非
常用電源ブロック6からは先端にコネクタ52aが設け
られた電線52が接続されており、このコネクタ52a
が点灯装置4に接続された電線55の先端に設けられた
コネクタ55aに接続されている。本実施形態において
は、実施形態1で説明した器具本体10を必要としない
ので、誘導灯器具全体(照明器具全体)の薄型化を図る
ことができるとともに、低コスト化を図ることができ
る。
【0062】ところで、ランプホルダユニット30’が
装着された表示ユニット20は、壁面などの施工面に固
定された取付金具70に取り付けられる。取付金具70
は、図15および図16に示すように、金具用取付ねじ
(図示せず)が挿通されるねじ挿通孔71b,71cが
上下方向に沿って形成され壁面Wに当接する矩形板状の
固定片71と、固定片71の左右両端部からそれぞれ前
方へ延設された両脚片72,72とを備え、両脚片7
2,72の先端部からは固定片71に略平行な一対の取
付片73,73が互いに離れる向きに延設されている。
ここにおいて、取付片73には、表示ユニット20のパ
ネルケース23の後面から突設された係合片26が係合
する2つの係合孔73aが上下方向に沿って設けられて
いる。係合片26は、パネルケース23の後面における
左右両端部からそれぞれ2つずつ突設されている。ま
た、係合片26は、先端部とパネルケース23の後面と
の間に先端部に比べて上下幅の小さい幅狭部が形成され
ている。また、上述の係合孔73aは縦長の長方形状に
形成されており、上下方向の開口幅が係合片26の先端
部の上下幅よりも大きく設定されている。したがって、
ランプホルダユニット30’が装着された表示ユニット
20を取付金具70に取り付けるには、係合片26を係
合孔73aに通した後に表示ユニット20を下方へ移動
(スライド)させることで係合片26の幅狭部の下端縁
を係合孔73aの内周面に当接させればよい。なお、本
実施形態では、係合片26が施工面に固定された取付金
具70に取り付けるための取付手段を構成している。
【0063】また、取付金具70の固定片71の前面に
は、固定片71の中央部に穿孔された電線挿通穴71a
を挿通された電源電線を接続する端子台7が配設されて
いる。なお、端子台7は、先端にコネクタ53aを備え
た電線53が接続されており、このコネクタ53aが点
灯装置4に接続された電線54の先端に設けられたコネ
クタ54aに接続されるようになっている。
【0064】しかして、本実施形態では、従来のように
点灯装置4や端子台7などを収納する器具本体を表示ユ
ニット20の後面側に設ける必要がないので、誘導灯器
具全体の薄型化および小型化を図ることができるととも
に、低コスト化を図ることができる。
【0065】ところで、上述の誘導灯は取付金具70を
介して壁面Wに取り付けられるものであったが、上述の
誘導灯を天井に取り付ける場合には、上記取付金具70
を上方に延伸して上端部からさらに前方へ延設し、この
延設した部分に上述のねじ挿通孔71b,71c、電線
挿通穴71aなどを設ければよい。なお、天井取付用と
壁面取付用とで取付金具70を共通化してもよいことは
勿論である。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明は、前面開口した直方体
状の器具本体と、前記器具本体内に配設され光源を点灯
させる点灯装置と、矩形状の表示パネルおよび前記表示
パネルの後面側に配設され端面に対向配置された前記光
源の光を前記表示パネルへ導光する導光板を有し前記器
具本体の前面に沿って設けられる表示ユニットと、前記
表示ユニットを前記器具本体へ前記器具本体の前面に沿
ってスライド自在に取り付けるユニット取付手段とを備
えてなるものであり、前記表示ユニットを前記器具本体
へ前記器具本体の前面に沿ってスライド自在に取り付け
るユニット取付手段を備えているので、前記表示ユニッ
トを前記器具本体の前面に沿ってスライドさせることに
より前記器具本体に着脱でき、前記器具本体が取付ねじ
を用いて天井に直付けされている場合であっても従来に
比べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って取付ねじの
周りで前記器具本体の上壁にかかる力を小さくできて前
記器具本体の破損の恐れがないから、施工時および使用
時の安全性を高めることが可能で前記器具本体の薄型化
および小型化を図ることができ、結果的に照明器具全体
の薄型化および小型化を図ることができるという効果が
ある。
【0067】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記器具本体の上下方向へス
ライド自在であって下方向にスライドさせることにより
前記器具本体に取り付けられているので、前記表示ユニ
ットの着脱時には上下方向に力がかかり、前記器具本体
が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合であっ
ても従来に比べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って
取付ねじの周りで器具本体の上壁にかかる力を小さくで
き、照明器具全体の薄型化および小型化を図ることがで
きるという効果がある。
【0068】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記器具本体に対して左右方
向にスライド自在なので、前記表示ユニットの着脱時に
は前記器具本体の左右方向に力がかかり、前記器具本体
が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合であっ
ても従来に比べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って
取付ねじの周りで器具本体の上壁にかかる力を小さくで
き、照明器具全体の薄型化および小型化を図ることがで
きるという効果がある。
【0069】請求項4の発明は、前面開口した直方体状
の器具本体と、前記器具本体内に配設され光源を点灯さ
せる点灯装置と、矩形状の表示パネルおよび前記表示パ
ネルの後面側に配設され端面に対向配置された前記光源
の光を前記表示パネルへ導光する導光板を有し前記器具
本体の前面に沿って設けられる表示ユニットとを備え、
前記表示ユニットは、一端縁が前記器具本体の一端縁に
回動自在に枢設されてなるものであり、前記表示ユニッ
トの一端縁が前記器具本体の一端縁に回動自在に枢設さ
れているので、前記表示ユニットを回動させることによ
り前記表示ユニットが前記器具本体に着脱され、前記器
具本体が取付ねじを用いて天井に直付けされている場合
であっても従来に比べて前記表示ユニットの着脱作業に
伴って取付ねじの周りで前記器具本体の上壁にかかる力
を小さくできて前記器具本体の破損の恐れがないから、
施工時および使用時の安全性を高めることが可能で前記
器具本体の薄型化および小型化を図ることができ、結果
的に照明器具全体の薄型化および小型化を図ることがで
きるという効果がある。
【0070】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記表示ユニットが、前記一端縁が前記器具本体の
前記一端縁にヒンジ部により枢設されているので、前記
器具本体への前記表示ユニットの取付精度を高めること
ができ、施工時および使用時の安全性を高めることがで
きるという効果がある。
【0071】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、前記各一端縁が前記表示ユニットおよび前記器具本
体それぞれの下端縁なので、施工性が向上するという効
果がある。
【0072】請求項7の発明は、請求項4の発明におい
て、前記各一端縁が前記表示ユニットおよび前記器具本
体それぞれの一側縁なので、施工性が向上するという効
果がある。
【0073】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記器具本体が、L字状であって前記器具本体の内
側面から器具本体の前面に沿って突設された保持片と器
具本体の内側面から器具本体の前後方向に沿って突設さ
れた規制片とからなるガイド壁を備え、前記表示ユニッ
トが、L字状であって後面からスライド方向に沿って後
方に突出した突出片と突出片の先端部から外方へ延設さ
れ前記保持片に重複し且つ前記規制片に当接する支持片
とからなりガイド壁に係合する係合突起を備え、前記支
持片における前記後面との対向面には、前記器具本体へ
の取付時のスライド方向において先にガイド壁に係合す
る側ほど前記後面との距離を大きくする傾斜面が形成さ
れ、前記支持片が前記規制片に当接した状態で前記器具
本体における前記スライド方向に沿った前端縁と当該前
端縁の対向面とが密接するので、前記表示ユニットのス
ライドが容易であり、また、前記器具本体が取付ねじを
用いて天井に直付けされている場合であっても従来に比
べて前記表示ユニットの着脱作業に伴って取付ねじの周
りで前記器具本体の上壁にかかる力を小さくでき、しか
も、前記表示ユニットを前記器具本体に取り付けた状態
では前記器具本体の外周面と前記表示ユニットの外周面
との間に隙間が形成されないから、外観が向上するとい
う効果がある。
【0074】請求項9の発明は、請求項1または請求項
4の発明において、前記表示ユニットは、前記器具本体
の内側面に係合して前記器具本体の周壁の内方への変形
を防止する変形防止突起が後面から突設されているの
で、前記器具本体の周壁の内側への反りによって前記器
具本体への前記表示ユニットの取付精度が低下するのを
防止することができるとともに照明器具全体の外観が損
なわれるのを防止することができるという効果がある。
【0075】請求項10の発明は、請求項1または請求
項4の発明において、前記光源が内装され器具本体に着
脱自在なランプホルダユニットを備え、前記ランプホル
ダユニットが、前記器具本体に前記表示ユニットが取り
付けられた状態で前記器具本体に着脱自在であって、前
記器具本体からの前記表示ユニットの離脱を防止する機
能を有するので、光源の交換に際しては前記ランプホル
ダユニットの着脱のみでよいから光源の破損を防止でき
て交換作業が容易になり、しかも、前記器具本体に前記
表示ユニットが取り付けられた状態で前記ランプホルダ
ユニットを前記器具本体へ取り付けることにより前記器
具本体からの前記表示ユニットの離脱が防止されるか
ら、前記ランプホルダユニットを取り外した状態で前記
表示ユニットをスライドさせることにより前記器具本体
から前記表示ユニットを取り外すことができる構成を採
用しながらも前記ランプホルダユニット以外の部材を用
いることなく前記表示ユニットの離脱を防止することが
でき、施工性が向上するという効果がある。
【0076】請求項11の発明は、表示パネルおよび表
示パネルの後面側に配設され端面に対向配置された光源
の光を前記表示パネルへ導光する導光板を有する表示ユ
ニットと、前記光源を内蔵し前記表示ユニットの一端縁
に装着されたランプホルダユニットと、前記表示ユニッ
トの後面側に配設され前記光源を点灯させる点灯装置と
を備え、前記表示ユニットは、施工面に固定された取付
金具に取り付けるための取付手段が設けられてなること
を特徴とするものであり、従来のように点灯装置や端子
台などを収納する器具本体を表示ユニットの後面側に設
ける必要がないので、照明器具全体の薄型化および小型
化を図ることができるとともに、低コスト化を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分解斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上におけるランプホルダユニットを取り外し
た状態の側面図である。
【図4】同上における器具本体への表示ユニットの取り
付け方の説明図である。
【図5】同上における器具本体への表示ユニットの取り
付け方の説明図である。
【図6】同上における表示ユニットを示し、(a)は背
面図、(b)は側面図である。
【図7】同上における表示ユニットを背面側から見た一
部破断した斜視図である。
【図8】同上における表示ユニットの器具本体への取り
付け方の説明図である。
【図9】同上における器具本体の説明図である。
【図10】同上の他の構成例における器具本体への表示
ユニットの取り付け方の説明図である。
【図11】同上の他の構成例における器具本体への表示
ユニットの取り付け方の説明図である。
【図12】実施形態2における器具本体への表示ユニッ
トおよびランプホルダユニットの取り付け方の説明図で
ある。
【図13】実施形態3における器具本体への表示ユニッ
トおよびランプホルダユニットの取り付け方の説明図で
ある。
【図14】実施形態4における器具本体への表示ユニッ
トおよびランプホルダユニットの取り付け方の説明図で
ある。
【図15】実施形態5の後面側から見た斜視図である。
【図16】同上の使用状態の側面図である。
【図17】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 器具本体 18 ガイド壁 18a 規制片 18b 保持片 20 表示ユニット 21 表示パネル 23 パネルケース 24 係合突起 30 ランプホルダユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口した直方体状の器具本体と、前
    記器具本体内に配設され光源を点灯させる点灯装置と、
    矩形状の表示パネルおよび前記表示パネルの後面側に配
    設され端面に対向配置された前記光源の光を前記表示パ
    ネルへ導光する導光板を有し前記器具本体の前面に沿っ
    て設けられる表示ユニットと、前記表示ユニットを前記
    器具本体へ前記器具本体の前面に沿ってスライド自在に
    取り付けるユニット取付手段とを備えてなることを特徴
    とする表示用照明器具。
  2. 【請求項2】 前記表示ユニットは、前記器具本体の上
    下方向へスライド自在であって下方向にスライドさせる
    ことにより前記器具本体に取り付けられてなることを特
    徴とする請求項1記載の表示用照明器具。
  3. 【請求項3】 前記表示ユニットは、前記器具本体に対
    して左右方向にスライド自在であることを特徴とする請
    求項1記載の表示用照明器具。
  4. 【請求項4】 前面開口した直方体状の器具本体と、前
    記器具本体内に配設され光源を点灯させる点灯装置と、
    矩形状の表示パネルおよび前記表示パネルの後面側に配
    設され端面に対向配置された前記光源の光を前記表示パ
    ネルへ導光する導光板を有し前記器具本体の前面に沿っ
    て設けられる表示ユニットとを備え、前記表示ユニット
    は、一端縁が前記器具本体の一端縁に回動自在に枢設さ
    れてなることを特徴とする表示用照明器具。
  5. 【請求項5】 前記表示ユニットは、前記一端縁が前記
    器具本体の前記一端縁にヒンジ部により枢設されてなる
    ことを特徴とする請求項4記載の表示用照明器具。
  6. 【請求項6】 前記各一端縁は前記表示ユニットおよび
    前記器具本体それぞれの下端縁であることを特徴とする
    請求項4記載の表示用照明器具。
  7. 【請求項7】 前記各一端縁は前記表示ユニットおよび
    前記器具本体それぞれの一側縁であることを特徴とする
    請求項4記載の表示用照明器具。
  8. 【請求項8】 前記器具本体は、L字状であって前記器
    具本体の内側面から器具本体の前面に沿って突設された
    保持片と器具本体の内側面から器具本体の前後方向に沿
    って突設された規制片とからなるガイド壁を備え、前記
    表示ユニットは、L字状であって後面からスライド方向
    に沿って後方に突出した突出片と突出片の先端部から外
    方へ延設され前記保持片に重複し且つ前記規制片に当接
    する支持片とからなりガイド壁に係合する係合突起を備
    え、前記支持片における前記後面との対向面には、前記
    器具本体への取付時のスライド方向において先にガイド
    壁に係合する側ほど前記後面との距離を大きくする傾斜
    面が形成され、前記支持片が前記規制片に当接した状態
    で前記器具本体における前記スライド方向に沿った前端
    縁と当該前端縁の対向面とが密接することを特徴とする
    請求項1記載の表示用照明器具。
  9. 【請求項9】 前記表示ユニットは、前記器具本体の内
    側面に係合して前記器具本体の周壁の内方への変形を防
    止する変形防止突起が後面から突設されてなることを特
    徴とする請求項1または請求項4記載の表示用照明器
    具。
  10. 【請求項10】 前記光源が内装され器具本体に着脱自
    在なランプホルダユニットを備え、前記ランプホルダユ
    ニットは、前記器具本体に前記表示ユニットが取り付け
    られた状態で前記器具本体に着脱自在であって、前記器
    具本体からの前記表示ユニットの離脱を防止する機能を
    有することを特徴とする請求項1または請求項4記載の
    表示用照明器具。
  11. 【請求項11】 表示パネルおよび表示パネルの後面側
    に配設され端面に対向配置された光源の光を前記表示パ
    ネルへ導光する導光板を有する表示ユニットと、前記光
    源を内蔵し前記表示ユニットの一端縁に装着されたラン
    プホルダユニットと、前記表示ユニットの後面側に配設
    され前記光源を点灯させる点灯装置とを備え、前記表示
    ユニットは、施工面に固定された取付金具に取り付ける
    ための取付手段が設けられてなることを特徴とする表示
    用照明器具。
JP2000211802A 2000-07-12 2000-07-12 表示用照明器具 Expired - Fee Related JP3743270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211802A JP3743270B2 (ja) 2000-07-12 2000-07-12 表示用照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211802A JP3743270B2 (ja) 2000-07-12 2000-07-12 表示用照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002023671A true JP2002023671A (ja) 2002-01-23
JP3743270B2 JP3743270B2 (ja) 2006-02-08

Family

ID=18707837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000211802A Expired - Fee Related JP3743270B2 (ja) 2000-07-12 2000-07-12 表示用照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3743270B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108069A (ja) * 2004-09-13 2006-04-20 Ushio Inc エキシマランプ装置
JP2007080682A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP2007123143A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 表示用照明器具
JP2009015202A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び誘導灯
JP2009037998A (ja) * 2007-07-06 2009-02-19 Mitsubishi Electric Corp 照明装置及び誘導灯
JP2009289682A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2010145806A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2011008035A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2011055297A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
EP2466573A3 (de) * 2010-12-16 2012-10-17 Zumtobel Lighting GmbH Leuchte
JP2013218818A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2013258033A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び誘導灯装置
JP2014107249A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2014160602A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Dn Lighting Co Ltd 照明器具の取付構造
JP2021057267A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 東芝ライテック株式会社 誘導灯
JP2021057268A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 東芝ライテック株式会社 誘導灯
KR102676257B1 (ko) * 2022-07-05 2024-06-18 우용성 비상 조명등

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108069A (ja) * 2004-09-13 2006-04-20 Ushio Inc エキシマランプ装置
JP2007080682A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP4506627B2 (ja) * 2005-09-14 2010-07-21 パナソニック電工株式会社 誘導灯
JP2007123143A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 表示用照明器具
JP4506643B2 (ja) * 2005-10-31 2010-07-21 パナソニック電工株式会社 表示用照明器具
JP2009037998A (ja) * 2007-07-06 2009-02-19 Mitsubishi Electric Corp 照明装置及び誘導灯
JP2014078534A (ja) * 2007-07-06 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 照明装置
JP2013058504A (ja) * 2007-07-06 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp 照明装置
JP2009015202A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び誘導灯
JP2009289682A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2010145806A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2011008035A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
US8380263B2 (en) 2009-09-02 2013-02-19 Fujitsu Limited Mobile terminal device with sliding display and method thereof
JP2011055297A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
EP2466573A3 (de) * 2010-12-16 2012-10-17 Zumtobel Lighting GmbH Leuchte
JP2013218818A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2013258033A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び誘導灯装置
JP2014107249A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2014160602A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Dn Lighting Co Ltd 照明器具の取付構造
JP2021057267A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 東芝ライテック株式会社 誘導灯
JP2021057268A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 東芝ライテック株式会社 誘導灯
JP7360088B2 (ja) 2019-09-30 2023-10-12 東芝ライテック株式会社 誘導灯
JP7457901B2 (ja) 2019-09-30 2024-03-29 東芝ライテック株式会社 誘導灯
KR102676257B1 (ko) * 2022-07-05 2024-06-18 우용성 비상 조명등

Also Published As

Publication number Publication date
JP3743270B2 (ja) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002023671A (ja) 表示用照明器具
KR100767577B1 (ko) 쇼케이스
EP1967875A2 (en) Liquid crystal display module
JP6664188B2 (ja) 照明装置
JP3888041B2 (ja) 表示用照明器具
JP3952663B2 (ja) 誘導灯
JP3721959B2 (ja) 表示用照明器具
JP4527955B2 (ja) 表示装置および誘導灯装置
JP4134498B2 (ja) 誘導灯およびその製造方法
JP2004207400A (ja) 電子機器筐体用カバー、および、プロジェクタ
JP5013093B2 (ja) 誘導灯
JP2009004187A (ja) 照明器具
US20120014119A1 (en) Lamp fastener of backlight module
KR200354843Y1 (ko) 램프고정홀더를 갖는 백라이트 어셈블리
KR100586173B1 (ko) 일체의 모듈구조로 된 광원장치와 이와 도광판을 이용한면발광 장치
JP6914300B2 (ja) 照明装置
JP2002109944A (ja) 照明器具
JP2879896B2 (ja) 表示灯器具
CN109088218B (zh) 无边框配线器具
JP7197828B2 (ja) 照明装置
JP2003068128A (ja) 照明器具
JP7177388B2 (ja) 照明装置
CN109149227B (zh) 无边框配线器具
CN109088219B (zh) 无边框配线器具
JPH10199327A (ja) 棚下照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3743270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081125

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131125

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees