JP2011055297A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体が大型化することを防止するとともに、表示器の破損を防止することができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】表示器側係合爪を摺動する摺動溝と、かかる摺動溝を摺動した表示器側係合爪と係合するケース側係合爪とを有するケースに対して、表示器側係合爪を有する表示器を摺動させることにより取り付けるとともに、表示器が摺動することによってケースと表示器との間に形成された隙間に所定の部品を配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末装置に関する。
一般に、携帯電話機等の携帯端末装置には、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示器が取り付けられている。図12に従来の携帯電話機の一例を示す。図12は、従来の携帯電話機の正面側外観斜視図である。図12に例示した従来の携帯電話機9は、表示器を備えた可動側筐体90を有する。かかる可動側筐体90は、LCDモジュール91と、ケース92とを有する。図12に示した例において、LCDモジュール91は、ケース92に取り付けられている。
ここで、図13を用いて、ケース92にLCDモジュール91を取り付ける従来手法について説明する。図13は、ケース92にLCDモジュール91を取り付ける従来手法の一例を説明するための図である。図13に示すように、LCDモジュール91およびケース92は、双方を係合するための爪である係合爪を有する。なお、以下では、LCDモジュール91が有する係合爪を「LCD側係合爪」と呼び、ケース92が有する係合爪を「ケース側係合爪」と呼ぶことがある。図13に示した例では、LCDモジュール91は、LCD側係合爪91aを有し、ケース92は、ケース側係合爪92aおよび92bを有する。なお、図13では、図示することを省略しているが、LCDモジュール91は、ケース側係合爪92bに対応する位置に、ケース側係合爪を有する。また、LCDモジュール91は、複数のLCD側係合爪を有し、ケース92は、複数のケース側係合爪を有する。
このようなLCDモジュール91は、ケース92に押し込まれることにより、ケース92に取り付けられる。例えば、図13に示した例において、LCDモジュール91は、ケース92の上面に載置された後に、LCDモジュール91の表面からケース92に対する方向D91へ圧入される。そして、LCD側係合爪91aがケース側係合爪92aを通過して、LCD側係合爪91aとケース側係合爪92aとが係合することにより、LCDモジュール91は、ケース92に取り付けられる。
なお、近年では、携帯電話機が有する第二の表示器であるサブ表示器(「サブディスプレイ」や「背面ディスプレイ」と呼ばれる)を、ガイド部と呼ばれるケースへスライドさせることにより、かかるサブ表示器をケースに取り付ける手法が提案されている。かかる手法を用いた場合、サブ表示器をケースに取り付ける作業が容易になると考えられる。
特開2008−113101号公報 特開2007−208338号公報
しかしながら、上述した係合爪を用いた従来の手法には、表示器を破損させる場合があるという問題があった。かかる問題について図14を用いて説明する。図14は、図12のB1矢視によるA1−A1線の断面図である。なお、図12に示したLCDモジュール91は、A1−A1線が示す部分にLCD側係合爪91aを有し、図12に示したケース92は、A1−A1線が示す部分にケース側係合爪92aを有するものとする。また、図14は、LCDモジュール91がケース92に圧入されている状態を示している。
図14に示すように、LCDモジュール91がケース92に圧入される場合に、LCD側係合爪91aは、ケース側係合爪92aによって内側方向へ押し動かされる。具体的には、LCD側係合爪91aは、ケース側係合爪92aを通過する際に、内側方向への応力を受ける。このとき、LCDモジュール91は、図14に示した例のように、弓形状に変形するので破損する場合がある。特に、LCDモジュール91の端部E91は、LCD側係合爪91aが内側方向へ押し動かされる際に、大きな応力が加わるため破損しやすい。
また、上述したサブ表示器をスライドさせてケースに取り付ける手法を用いて、メイン表示器であるLCDモジュールを可動側筐体に取り付けることも考えられる。しかし、スライドさせてLCDモジュールをケースに取り付ける手法には、携帯電話機が大型化してしまうという問題があった。かかる問題について図15を用いて説明する。図15は、図12のB2矢視によるA2−A2線の断面図である。図15の上段に示すように、ケース92は、LCDモジュール91や、基板93、GPS(Global Positioning System)フレーム94、パネル97などを収納する。
ここで、ケース92に、LCDモジュール91をスライドさせて取り付ける場合には、図15の下段に示すように、ケース92に、LCDモジュール91をスライドさせるための領域を設けることになる。すなわち、スライド領域を確保するためには、可動側筐体90をスライド方向に長くすることになる。一般に、携帯電話機の分野において、筐体を小型化することは共通の課題であるので、可動側筐体90が大型化してしまうことは望ましくない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、筐体が大型化することを防止しつつ、表示器の破損を防止することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、一つの態様において、表示器側係合爪を有する表示器と、前記表示器側係合爪を摺動する摺動溝と、前記摺動溝を摺動した表示器側係合爪と係合するケース側係合爪とを有するケースと、前記表示器側係合爪が前記摺動溝を摺動することによって前記ケースと前記表示器との間に形成された隙間に配置される部品とを備える。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、筐体が大型化することを防止しつつ、表示器の破損を防止することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る携帯電話機の正面側外観斜視図である。 図2は、本実施例に係る携帯電話機の背面側外観斜視図である。 図3は、図1および図2に示した可動側筐体の分解斜視図である。 図4は、表示器側係合爪の拡大図である。 図5は、ケース側係合爪の拡大図である。 図6は、ケースにLCDモジュールを取り付ける手法を説明するための図である。 図7は、ケースにLCDモジュールを取り付ける手法を説明するための図である。 図8は、図1のB3矢視によるA3−A3線の断面図である。 図9は、GPSフレームと照度センサフレームとレシーバとがケースに収納された例を示す図である。 図10は、GPSフレームの拡大図である。 図11は、照度センサフレームの拡大図である。 図12は、従来の携帯電話機の正面側外観斜視図である。 図13は、ケースにLCDモジュールを取り付ける従来手法の一例を説明するための図である。 図14は、図12のB1矢視によるA1−A1線の断面図である。 図15は、図12のB2矢視によるA2−A2線の断面図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末装置が限定されるものではない。例えば、以下の実施例では、本願の開示する携帯端末装置を携帯電話機に適用する例を示すが、本願の開示する携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末装置にも適用することができる。
まず、図1および図2を用いて、本実施例に係る携帯電話機の外観について説明する。図1は、本実施例に係る携帯電話機の正面側外観斜視図であり、図2は、本実施例に係る携帯電話機の背面側外観斜視図である。
図1および図2に示した携帯電話機1は、可動側筐体10と固定側筐体20とを有する開閉型の携帯電話機である。可動側筐体10と固定側筐体20とは、連結部30により折り畳み自在に連結されている。可動側筐体10は、LCDモジュール11を有する。また、固定側筐体20は、操作部21と各種のサイドキー22とを有する。これらの可動側筐体10および固定側筐体20は、例えば、軽量で高強度のマグネシウム合金等の材料により箱形状に形成されている。
次に、図3を用いて、図1および図2に示した可動側筐体10の内部構成について説明する。図3は、図1および図2に示した可動側筐体10の分解斜視図である。図3に示すように、可動側筐体10は、LCDモジュール11と、ケース12と、基板13とを有する。
LCDモジュール11は、文字や画像を表示する表示器であり、表示器側係合爪11a〜11fを有する。図4に、表示器側係合爪の拡大図を示す。図4には、図3に示した表示器側係合爪11fの拡大図を示す。図4に示すように、表示器側係合爪11fは、LCDモジュール11の側面に、外側方向へ突き出す形状で形成されている。具体的には、文字や画像が表示される表示面を上側とすると、表示器側係合爪11fは、LCDモジュール11の側面の下側の位置に形成されている。
なお、図4には、図3に示した表示器側係合爪11fの拡大図を示したが、表示器側係合爪11a〜11eも表示器側係合爪11fと同様の形状である。具体的には、表示器側係合爪11a〜11eは、LCDモジュール11の側面の下側の位置に、外側方向へ突き出す形状で形成されている。
図3の説明に戻って、ケース12は、LCDモジュール11や、基板13などが取り付けられる部材であり、ケース側係合爪12a〜12fを有する。図5に、ケース側係合爪12fの拡大図を示す。図5に示すように、ケース側係合爪12fは、ケース12の内壁面に、内側方向へ突き出す形状で形成されている。具体的には、LCDモジュール11が取り付けられた後のLCDモジュール11の表示面を上側とすると、ケース側係合爪12fは、ケース12の内壁面の上側の位置に形成されている。また、ケース12は、図5に示すように、ケース側係合爪12fの下側、すなわち、ケース12の内壁面の下側に、摺動溝G12fを有する。かかる摺動溝G12fは、表示器側係合爪11fを摺動する。
なお、図5には、図3に示したケース側係合爪12fの拡大図を示したが、ケース側係合爪12a〜12eもケース側係合爪12fと同様の形状である。具体的には、ケース側係合爪12a〜12eは、ケース12の内壁面の上側の位置に、内側方向へ突き出す形状で形成されている。また、ケース12は、ケース側係合爪12a〜12eの下側、すなわち、ケース12の内壁面の下側に、表示器側係合爪11a〜11eを摺動する摺動溝をそれぞれ有する。
なお、図3には、LCDモジュール11が6個の表示器側係合爪11a〜11fを有し、ケース12が6個のケース側係合爪12a〜12fを有する例を示した。しかし、LCDモジュール11が有する表示器側係合爪の数や、ケース12が有するケース側係合爪の数は、図3に示した例に限られない。例えば、LCDモジュール11が10個の表示器側係合爪を有し、ケース12が10個のケース側係合爪を有してもよい。ただし、表示器側係合爪とケース側係合爪とが1個ずつ係合するので、LCDモジュール11が有する表示器側係合爪の数と、ケース12が有するケース側係合爪の数とは同一であることが望ましい。
図3の説明に戻って、基板13は、GPSフレーム14や、照度センサフレーム15、レシーバ16などが取り付けられる。例えば、GPSフレーム14や、照度センサフレーム15などは、両面テープによって基板13に取り付けられる。そして、GPSフレーム14や、照度センサフレーム15、レシーバ16などが取り付けられた基板13は、ケース12に取り付けられる。
GPSフレーム14は、携帯電話機1の位置情報や、標準時刻に関する情報などを取得する部品である。照度センサフレーム15は、携帯電話機1の周囲の照度を取得する部品である。例えば、携帯電話機1は、照度センサフレーム15によって取得された照度に応じて、LCDモジュール11のバックライトの起動を制御する。レシーバ16は、外部から信号を受信する部品である。
次に、図6および図7を用いて、ケース12にLCDモジュール11を取り付ける手法について説明する。図6および図7は、ケース12にLCDモジュール11を取り付ける手法を説明するための図である。なお、図7は、図6のD1矢視によるLCDモジュール11およびケース12を示す図である。言い換えれば、図7は、図6に示したLCDモジュール11およびケース12を、LCDモジュール11の表示面と正対した位置から見た図である。
図6に示すように、まず、LCDモジュール11は、ケース12に載置される。このとき、LCDモジュール11は、ケース12に圧入されずに、表示器側係合爪がケース12の摺動溝に載置されるように、ケース12上に置かれる。具体的には、図7の左側に示すように、LCDモジュール11は、表示器側係合爪11a〜11fと、ケース側係合爪12a〜12fとが重ならないように、ケース12に載置される。なお、図7の左側に示した例において、表示器側係合爪11a〜11fは、ケース12の摺動溝上に載置されている。
次いで、LCDモジュール11は、図6および図7に示した方向D2へ摺動される。このとき、LCDモジュール11は、表示器側係合爪11a〜11fがケース12の摺動溝を摺動することにより、ケース12上を摺動する。そして、LCDモジュール11は、図7の右側に示すように、表示器側係合爪11a〜11fと、ケース側係合爪12a〜12fとが係合するまで摺動される。
このように、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が摺動されることによりケース12に取り付けられる。このため、本実施例に係る携帯電話機1は、従来の携帯電話機のようにLCDモジュール11をケース12に圧入して取り付ける場合と異なり、LCDモジュール11が取り付けられる際に、LCDモジュール11に対して応力が加わらない。このため、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が取り付けられる際に、LCDモジュール11が破損してしまうことを防止することができる。
ところで、図6および図7に示したように、LCDモジュール11を摺動させてケース12に取り付ける場合には、摺動領域を確保することになるので、可動側筐体10が摺動方向に長くなってしまうという問題が発生することが考えられる。本実施例に係る携帯電話機1は、かかる問題点についても解消する。図8を用いて具体的に説明する。
図8は、図1のB3矢視によるA3−A3線の断面図である。なお、図8に示した可動側筐体10は、A3−A3線が示す部分にGPSフレーム14が取り付けられるものとする。図8の上段に示すように、LCDモジュール11は、摺動されることによりケース12に取り付けられる。
また、ケース12は、図8に示すように、LCDモジュール11の摺動方向の厚さが所定の寸法である厚壁部K11aと、厚壁部K11aよりも摺動方向の厚さが薄い薄壁部K11bとを含む形状に形成されている。図15に示した従来のケース92と比較して説明する。なお、ここでは、ケース12のうち、パネル17が載置される方向を上側とし、基板13が取り付けられる方向を下側とする。
本実施例におけるケース12の側壁の上側には、パネル17が載置される厚壁部K11aが形成されている。かかる厚壁部K11aの厚さは、従来のケース92の側壁と同様の厚さである。そして、本実施例におけるケース12の側壁の下側には、厚壁部K11aよりも摺動方向の厚さが薄い薄壁部K11bが形成される。すなわち、本実施例におけるケース12は、従来のケース92と比較して、側壁の下側が削成された形状に形成されている。これにより、ケース12には、空間C12が形成されることになる。
本実施例に係る携帯電話機1は、上述した空間C12と、LCDモジュール11の摺動領域とに、GPSフレーム14などの部品が設置される。具体的には、図8の下段に示すように、ケース12の側壁に形成された空間C12、および、LCDモジュール11が摺動することによってケース12とLCDモジュール11との間に形成された隙間に、GPSフレーム14などの部品が設置される。
このため、本実施例に係る携帯電話機1は、図15に示した例と比較して分かるように、LCDモジュール11を摺動させてケース12に取り付ける場合であっても、可動側筐体10が摺動方向に長くなってしまうことを防止することができる。具体的には、図15に示した例では、LCDモジュール91を摺動させるための領域を確保することによって、可動側筐体90が摺動方向に長くなっている。一方、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が摺動された後に、かかる摺動によって形成された隙間である摺動領域と、ケース12に形成された空間C12とに、部品が設置されるように基板13がケース12に取り付けられる。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、可動側筐体10が大型化することを防止することができる。
また、図8に示した例において、GPSフレーム14の寸法X1は、LCDモジュール11が摺動することにより形成された摺動領域、および、ケース12の空間C12の摺動方向の寸法X2とほぼ同一になるように形成されている。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、GPSフレーム14によってLCDモジュール11の摺動方向における位置を固定させることができる。
具体的には、LCDモジュール11をケース12に取り付ける場合に、LCDモジュール11が摺動方向に移動可能であるため、LCDモジュール11の摺動方向における位置を固定することになる。本実施例に係る携帯電話機1は、GPSフレーム14の寸法X1と、摺動領域および空間C12の寸法X2とがほぼ同一であるので、LCDモジュール11の位置を構成させる専用部品を用いることなく、LCDモジュール11の位置を固定させることができる。
なお、図8では、GPSフレーム14がケース12に収納される場合を例に挙げて説明したが、GPSフレーム14以外の部品がケース12に収納されてもよい。例えば、照度センサフレーム15や、レシーバ16などの部品が上記摺動領域および空間C12に収納されてもよい。また、GPSフレーム14、照度センサフレーム15、および、レシーバ16などの複数の部品が上記摺動領域および空間C12に収納されてもよい。
図9は、GPSフレーム14と照度センサフレーム15とレシーバ16とがケース12に収納された例を示す図である。図9に示した例では、LCDモジュール11の摺動領域およびケース12の空間C12に、GPSフレーム14と照度センサフレーム15とレシーバ16とが収納されている。図9に示した携帯電話機1は、GPSフレーム14と照度センサフレーム15とレシーバ16とによって、LCDモジュール11の摺動方向における位置が固定されている。
ここで、図10に、GPSフレーム14の拡大図を示す。また、図11に、照度センサフレーム15の拡大図を示す。図10に示したGPSフレーム14や、図11に示した照度センサフレーム15は、LCDモジュール11の摺動領域およびケース12の空間C12に収納可能な形状に形成される。なお、ここでは、図示することを省略したが、レシーバ16もLCDモジュール11の摺動領域、および、ケース12の空間C12に収納可能な形状に形成される。
次に、図3、図6、図7および図8を用いて、LCDモジュール11とケース12と基板13との接続手順について説明する。
(1)まず、図6および図7に示すように、ケース12にLCDモジュール11を載置する。(2)次いで、表示器側係合爪11a〜11eと、ケース側係合爪12a〜12eとが係合するまでLCDモジュール11を摺動する。
(3)次いで、GPSフレーム14などの部品が取り付けられた基板13をケース12に取り付ける。このとき、図8に示したように、LCDモジュール11を摺動することにより形成された摺動領域、および、ケース12の空間C12に部品を配置する。
上述してきたように、本実施例に係る携帯電話機1は、表示器側係合爪を有するLCDモジュール11と、表示器側係合爪を摺動する摺動溝、および、表示器側係合爪と係合するケース側係合爪を有するケース12とを有する。そして、本実施例に係る携帯電話機1は、表示器側係合爪がケース12の摺動溝を摺動することによって、ケース12にLCDモジュール11が取り付けられる。
これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、従来の携帯電話機のようにLCDモジュール11をケース12に圧入して取り付ける場合と異なり、LCDモジュール11が取り付けられる際に、LCDモジュール11が変形してしまうことを防止することができる。このため、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が取り付けられる際に、LCDモジュール11が破損してしまうことを防止することができる。
さらに、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が摺動することによってケース12とLCDモジュール11との間に形成された隙間に部品が配置される。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11を摺動させてケース12に取り付ける場合であっても、可動側筐体10が大型化することを防止することができる。
また、本実施例に係る携帯電話機1は、図8に示したように、厚壁部K11aと、厚壁部K11aよりも摺動方向の厚さが薄い薄壁部K11bとを含むケース12が用いられる。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、可動側筐体10が大型化することを防止することができる。
特に、厚壁部K11aと薄壁部K11bとを含むケース12を用いる携帯電話機1の例は、防水機能付き携帯電話機に適用することができる。具体的には、防水機能付き携帯電話機は、防水性を確保するために、防水機能を有しない携帯電話機よりもケースの側壁が厚い。したがって、防水機能付き携帯電話機の場合には、図8に示した例のように、ケースとパネルとの接合面以外の側壁を薄い形状にすることができる。このため、本願の開示する携帯端末装置は、特に防水機能付き携帯電話機に適用する場合に有用である。
また、本実施例に係る携帯電話機1は、LCDモジュール11が摺動することによってケース12とLCDモジュール11との間に形成された隙間に、かかる隙間とほぼ同一の寸法の部品が配置される。これにより、本実施例に係る携帯電話機1は、かかる部品によってLCDモジュール11の摺動方向における位置を固定させることができる。
以上のことから、本実施例に係る携帯電話機1は、筐体が大型化することを防止しつつ、表示器の破損を防止することができる。
(他の実施例)
さて、本願の開示する携帯端末装置の実施例について説明したが、本願の開示する携帯端末装置は上述した実施例以外にも、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
すなわち、本実施例では、可動側筐体10と固定側筐体20とを有する開閉型の携帯端末装置を例に挙げて説明したが、本願の開示する携帯端末装置は、開閉型以外の携帯端末装置にも適用することができる。例えば、本願の開示する携帯端末装置は、スライド方式や平面回転方式の連結部によって固定側筐体に対して可動側筐体を可動自在とした携帯電話機にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、携帯端末装置としての携帯電話機への適用例を説明したが、本願の開示する携帯端末装置は、これに限定されるものではない。例えば、本願の開示する携帯端末装置は、PDAのような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置にも適用することができる。
1、9 携帯電話機
10 可動側筐体
11 LCDモジュール
11a〜11f 表示器側係合爪
12 ケース
12a〜12f ケース側係合爪
13 基板
14 GPSフレーム
15 照度センサフレーム
16 レシーバ
17 パネル
20 固定側筐体
21 操作部
22 サイドキー
30 連結部
90 可動側筐体
91 LCDモジュール
91a LCD側係合爪
92 ケース
92a、92b ケース側係合爪
93 基板
94 GPSフレーム
97 パネル

Claims (3)

  1. 第1の係合爪を有する表示器と、
    前記第1の係合爪を摺動する摺動溝と、前記摺動溝を摺動した第1の係合爪と係合する第2の係合爪とを有するケースと、
    前記第1の係合爪が前記摺動溝を摺動することによって前記ケースと前記表示器との間に形成された隙間に配置される部品と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記ケースは、前記表示器の摺動方向の厚さが所定の寸法である厚壁部と、前記厚壁部よりも前記摺動方向の厚さが薄い薄壁部とを含む側壁部を有し、
    前記部品は、前記薄壁部と前記表示器との隙間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記部品は、前記摺動方向の寸法が、前記ケースと前記表示器との隙間における前記摺動方向の寸法と略同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
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