JP2002022542A - 温度測定分解能が可変のｐｌｃ装置 - Google Patents
温度測定分解能が可変のｐｌｃ装置Info
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- H03M1/12—Analogue/digital converters
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象物の温度の変動範囲の一部分について温
度測定分解能が可変となるＰＬＣ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のＰＬＣ装置は、対象物の温度に
依存する電圧値を出力する温度センサ３０に接続される
入力部１１を備える。入力部１１には、電圧値増幅部１
２が接続され、切替えスイッチ１３が、入力部１１から
の電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値とを切り換え
るようになっている。切替えスイッチ１３には、入力部
１１からの電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値との
いずれか一方をデジタル値に変換するようにＡＤ変換部
１４が接続されている、ＡＤ変換部１４には、変換され
たデジタル値から対象物の温度を認識する温度認識部１
５が接続されている。
度測定分解能が可変となるＰＬＣ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のＰＬＣ装置は、対象物の温度に
依存する電圧値を出力する温度センサ３０に接続される
入力部１１を備える。入力部１１には、電圧値増幅部１
２が接続され、切替えスイッチ１３が、入力部１１から
の電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値とを切り換え
るようになっている。切替えスイッチ１３には、入力部
１１からの電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値との
いずれか一方をデジタル値に変換するようにＡＤ変換部
１４が接続されている、ＡＤ変換部１４には、変換され
たデジタル値から対象物の温度を認識する温度認識部１
５が接続されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度センサに接続
されるＰＬＣ装置に係り、とりわけ、温度測定分解能が
可変のＰＬＣ装置に関する。
されるＰＬＣ装置に係り、とりわけ、温度測定分解能が
可変のＰＬＣ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】対象物の温度を測定するための温度セン
サとして代表的なものは、熱電対センサとサーミスタセ
ンサである。
サとして代表的なものは、熱電対センサとサーミスタセ
ンサである。
【０００３】熱電対センサは、高精度の温度測定が可能
であり、例えば集中治療室等の医療用の高精度温度制
御、あるいは、射出成型機等の産業用の工作機械におけ
る高精度温度制御のためのセンサとして幅広く用いられ
ている。
であり、例えば集中治療室等の医療用の高精度温度制
御、あるいは、射出成型機等の産業用の工作機械におけ
る高精度温度制御のためのセンサとして幅広く用いられ
ている。
【０００４】サーミスタセンサは、熱電対センサと比較
して、測定精度は劣るが安価であるという利点を有し、
電気釜や自動販売機など、高精度の温度制御が不要な場
合の温度センサとして幅広く用いられている。
して、測定精度は劣るが安価であるという利点を有し、
電気釜や自動販売機など、高精度の温度制御が不要な場
合の温度センサとして幅広く用いられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】測定精度の点からは、
熱電対センサを用いることが好ましいが、価格の点から
は、サーミスタセンサを用いることが好ましい。
熱電対センサを用いることが好ましいが、価格の点から
は、サーミスタセンサを用いることが好ましい。
【０００６】本件発明者は、安価なサーミスタセンサを
用いて、より高精度な温度測定を実現する方法につい
て、鋭意検討を重ねた。
用いて、より高精度な温度測定を実現する方法につい
て、鋭意検討を重ねた。
【０００７】一般に、対象物の温度の変動範囲中におい
て、高精度な温度測定が必要な温度範囲は極めて限られ
ている。例えば、電気釜では８０〜１５０℃程度、エア
コンでは０〜４０℃程度、冷蔵庫では１０℃前後で高精
度の温度測定が可能であれば十分であって、その他の変
動範囲での温度測定精度は低くても構わない。
て、高精度な温度測定が必要な温度範囲は極めて限られ
ている。例えば、電気釜では８０〜１５０℃程度、エア
コンでは０〜４０℃程度、冷蔵庫では１０℃前後で高精
度の温度測定が可能であれば十分であって、その他の変
動範囲での温度測定精度は低くても構わない。
【０００８】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、対象物の温度の変動範囲の一部分につい
て温度測定分解能が可変となるＰＬＣ装置を提供するこ
とを目的とする。
たものであり、対象物の温度の変動範囲の一部分につい
て温度測定分解能が可変となるＰＬＣ装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象物の温度
に依存する電圧値を出力する温度センサに接続される入
力部と、入力部に接続された電圧値増幅部と、入力部か
らの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値とを切り換える
切替えスイッチと、切替えスイッチに接続されて、入力
部からの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値とのいずれ
か一方が入力され、当該電圧値をデジタル値に変換する
ようになっているＡＤ変換部と、ＡＤ変換部に接続さ
れ、変換されたデジタル値から対象物の温度を認識する
温度認識部と、を備えたことを特徴とするＰＬＣ装置で
ある。
に依存する電圧値を出力する温度センサに接続される入
力部と、入力部に接続された電圧値増幅部と、入力部か
らの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値とを切り換える
切替えスイッチと、切替えスイッチに接続されて、入力
部からの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値とのいずれ
か一方が入力され、当該電圧値をデジタル値に変換する
ようになっているＡＤ変換部と、ＡＤ変換部に接続さ
れ、変換されたデジタル値から対象物の温度を認識する
温度認識部と、を備えたことを特徴とするＰＬＣ装置で
ある。
【００１０】本発明によれば、入力部からの電圧値と電
圧値増幅部からの電圧値との２段階の分解能で、対象物
の温度を認識することができる。
圧値増幅部からの電圧値との２段階の分解能で、対象物
の温度を認識することができる。
【００１１】電圧値増幅部からの電圧値を用いて測定精
度を向上させることは、温度センサがサーミスタを有す
る場合に特に有効である。
度を向上させることは、温度センサがサーミスタを有す
る場合に特に有効である。
【００１２】また、本発明は、対象物の温度に依存する
電圧値を出力する温度センサに接続される入力部と、入
力部に接続された第１電圧値増幅部と、入力部に接続さ
れた第２電圧値増幅部と、第１電圧値増幅部からの電圧
値と第２電圧値増幅部からの電圧値とを切り換える切替
えスイッチと、切替えスイッチに接続されて、第１電圧
値増幅部からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値
とのいずれか一方が入力され、当該電圧値をデジタル値
に変換するようになっているＡＤ変換部と、ＡＤ変換部
に接続され、変換されたデジタル値から対象物の温度を
認識する温度認識部と、を備えたことを特徴とするＰＬ
Ｃ装置である。
電圧値を出力する温度センサに接続される入力部と、入
力部に接続された第１電圧値増幅部と、入力部に接続さ
れた第２電圧値増幅部と、第１電圧値増幅部からの電圧
値と第２電圧値増幅部からの電圧値とを切り換える切替
えスイッチと、切替えスイッチに接続されて、第１電圧
値増幅部からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値
とのいずれか一方が入力され、当該電圧値をデジタル値
に変換するようになっているＡＤ変換部と、ＡＤ変換部
に接続され、変換されたデジタル値から対象物の温度を
認識する温度認識部と、を備えたことを特徴とするＰＬ
Ｃ装置である。
【００１３】本発明によれば、第１電圧値増幅部からの
電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値との２段階の分
解能で、対象物の温度を認識することができる。
電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値との２段階の分
解能で、対象物の温度を認識することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【００１５】図１は、本発明の一実施の形態のＰＬＣ装
置を示す概略ブロック図である。図１に示すように、本
実施の形態のＰＬＣ装置１０は、対象物の温度に依存す
る電圧値を出力する温度センサ３０に接続される入力部
１１を備えている。
置を示す概略ブロック図である。図１に示すように、本
実施の形態のＰＬＣ装置１０は、対象物の温度に依存す
る電圧値を出力する温度センサ３０に接続される入力部
１１を備えている。
【００１６】この場合、温度センサ３０は、図１に示す
ように、サーミスタ３１の抵抗と分圧抵抗器３２の抵抗
との比率に応じた電圧値を出力するセンサとして構成さ
れている。また、対象物の温度とセンサの出力（電圧
値）とは、図２に示すような関係にある。すなわち、温
度測定範囲は略−３０℃〜１８０℃であり、この温度範
囲が出力電圧値０〜５Ｖに対応している。
ように、サーミスタ３１の抵抗と分圧抵抗器３２の抵抗
との比率に応じた電圧値を出力するセンサとして構成さ
れている。また、対象物の温度とセンサの出力（電圧
値）とは、図２に示すような関係にある。すなわち、温
度測定範囲は略−３０℃〜１８０℃であり、この温度範
囲が出力電圧値０〜５Ｖに対応している。
【００１７】ＰＬＣ装置１０の入力部１１には、電圧値
増幅部１２が接続されている。この場合、電圧値増幅部
１２は、図２及び図３に示すように、センサ３０の出力
（入力部１１の入力）電圧値の１〜２Ｖの範囲を、１〜
５Ｖに増幅（４倍）及びオフセット調整するようになっ
ている。この電圧範囲は、５０〜８０℃に対応してい
る。
増幅部１２が接続されている。この場合、電圧値増幅部
１２は、図２及び図３に示すように、センサ３０の出力
（入力部１１の入力）電圧値の１〜２Ｖの範囲を、１〜
５Ｖに増幅（４倍）及びオフセット調整するようになっ
ている。この電圧範囲は、５０〜８０℃に対応してい
る。
【００１８】入力部１１と電圧値増幅部１２とは、それ
ぞれ、入力部１１からの電圧値と電圧値増幅部１２から
の電圧値とを切り換える切替えためのスイッチ１３の一
方側（切替側）に接続されている。切替えスイッチ１３
の他方側（共通側）には、入力部１１からの電圧値と電
圧値増幅部１２からの電圧値とのいずれか一方が入力さ
れて当該電圧値をデジタル値に変換するＡＤ変換部１４
が、接続されている。
ぞれ、入力部１１からの電圧値と電圧値増幅部１２から
の電圧値とを切り換える切替えためのスイッチ１３の一
方側（切替側）に接続されている。切替えスイッチ１３
の他方側（共通側）には、入力部１１からの電圧値と電
圧値増幅部１２からの電圧値とのいずれか一方が入力さ
れて当該電圧値をデジタル値に変換するＡＤ変換部１４
が、接続されている。
【００１９】切替えスイッチ１３は、通常の状態では、
入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送るように
なっている。そして、入力部１１からの電圧値が１〜２
Ｖの範囲内となった場合にのみ、電圧値増幅部１２から
の電圧値をＡＤ変換部１４に送るように切り替わる。こ
の切替えは、自動的に行われるようになっている。
入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送るように
なっている。そして、入力部１１からの電圧値が１〜２
Ｖの範囲内となった場合にのみ、電圧値増幅部１２から
の電圧値をＡＤ変換部１４に送るように切り替わる。こ
の切替えは、自動的に行われるようになっている。
【００２０】その後、入力部１１からの電圧値が再び１
〜２Ｖの範囲外となった場合、切替えスイッチ１３は、
再び入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る状
態に戻る。この切替えも、自動的に行われるようになっ
ている。
〜２Ｖの範囲外となった場合、切替えスイッチ１３は、
再び入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る状
態に戻る。この切替えも、自動的に行われるようになっ
ている。
【００２１】ＡＤ変換部１４には、変換されたデジタル
値から対象物の温度を認識する温度認識部１５が接続さ
れている。
値から対象物の温度を認識する温度認識部１５が接続さ
れている。
【００２２】温度認識部１５は、入力部１１からの電圧
値が変換されたデジタル値から対象物の温度を認識する
第１対応テーブル１５ａと、電圧値増幅部１２からの電
圧値が変換されたデジタル値から対象物の温度を認識す
る第２対応テーブル１５ｂと、を有している。これらの
テーブル１５ａ及び１５ｂは、各種の校正実験によって
予め作成されたものである。
値が変換されたデジタル値から対象物の温度を認識する
第１対応テーブル１５ａと、電圧値増幅部１２からの電
圧値が変換されたデジタル値から対象物の温度を認識す
る第２対応テーブル１５ｂと、を有している。これらの
テーブル１５ａ及び１５ｂは、各種の校正実験によって
予め作成されたものである。
【００２３】温度認識部１５は、切替えスイッチ１３の
状態に基づいて、第１対応テーブル１５ａまたは第２対
応テーブル１５ｂのいずれか一方を用いるようになって
いる。
状態に基づいて、第１対応テーブル１５ａまたは第２対
応テーブル１５ｂのいずれか一方を用いるようになって
いる。
【００２４】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
る。
【００２５】本実施の形態において、対象物の温度が変
動すると、サーミスタ３１の抵抗が変動する。これによ
り、温度センサ３０は、サーミスタ３１の抵抗と分圧抵
抗との比率に応じた電圧値を出力する。
動すると、サーミスタ３１の抵抗が変動する。これによ
り、温度センサ３０は、サーミスタ３１の抵抗と分圧抵
抗との比率に応じた電圧値を出力する。
【００２６】対象物の温度が５０〜８０℃の範囲外であ
る間、切替えスイッチ１３は、入力部１１からの電圧値
をＡＤ変換部１４に送るようになっている。従って、温
度センサ３０の出力値がそのままＡＤ変換部１４によっ
て変換され、温度認識部１５に送られる。
る間、切替えスイッチ１３は、入力部１１からの電圧値
をＡＤ変換部１４に送るようになっている。従って、温
度センサ３０の出力値がそのままＡＤ変換部１４によっ
て変換され、温度認識部１５に送られる。
【００２７】温度認識部１５は、切替えスイッチ１３が
入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る状態で
ある場合、第１対応テーブル１５ａを用いるようになっ
ている。これにより温度認識部１５は、ＡＤ変換部１４
によって変換されたデジタル値から、第１テーブル１５
ａに従って、対象物の温度を認識する。
入力部１１からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る状態で
ある場合、第１対応テーブル１５ａを用いるようになっ
ている。これにより温度認識部１５は、ＡＤ変換部１４
によって変換されたデジタル値から、第１テーブル１５
ａに従って、対象物の温度を認識する。
【００２８】対象物の温度が５０〜８０℃の範囲に来る
と、切替えスイッチ１３は、電圧値増幅部１２からの電
圧値をＡＤ変換部１４に送るように自動的に切り替わ
る。従って、温度センサ３０の出力値を電圧値増幅部１
２によって増幅処理した値が、ＡＤ変換部１４によって
変換され、温度認識部１５に送られる。
と、切替えスイッチ１３は、電圧値増幅部１２からの電
圧値をＡＤ変換部１４に送るように自動的に切り替わ
る。従って、温度センサ３０の出力値を電圧値増幅部１
２によって増幅処理した値が、ＡＤ変換部１４によって
変換され、温度認識部１５に送られる。
【００２９】温度認識部１５は、切替えスイッチ１３が
電圧値増幅部１２からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る
状態である場合、第２対応テーブル１５ｂを用いるよう
になっている。これにより温度認識部１５は、ＡＤ変換
部１４によって変換されたデジタル値から、第２テーブ
ル１５ｂに従って、より高精度に（この場合、平均して
４倍の精度で）対象物の温度を認識することができる。
電圧値増幅部１２からの電圧値をＡＤ変換部１４に送る
状態である場合、第２対応テーブル１５ｂを用いるよう
になっている。これにより温度認識部１５は、ＡＤ変換
部１４によって変換されたデジタル値から、第２テーブ
ル１５ｂに従って、より高精度に（この場合、平均して
４倍の精度で）対象物の温度を認識することができる。
【００３０】対象物の温度が再び５０〜８０℃の範囲外
に出ると、切替えスイッチ１３は、入力部１１からの電
圧値をＡＤ変換部１４に送るように自動的に切り替わ
る。従って、温度センサ３０の出力値がＡＤ変換部１４
によって変換され、温度認識部１５に送られ、再び第１
テーブル１５ａに従って、対象物の温度が認識される。
に出ると、切替えスイッチ１３は、入力部１１からの電
圧値をＡＤ変換部１４に送るように自動的に切り替わ
る。従って、温度センサ３０の出力値がＡＤ変換部１４
によって変換され、温度認識部１５に送られ、再び第１
テーブル１５ａに従って、対象物の温度が認識される。
【００３１】以上のように、本実施の形態によれば、入
力部１１からの電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値
とを切り換えてＡＤ変換することにより、２段階の分解
能で対象物の温度を認識することができる。
力部１１からの電圧値と電圧値増幅部１２からの電圧値
とを切り換えてＡＤ変換することにより、２段階の分解
能で対象物の温度を認識することができる。
【００３２】特に、安価なサーミスタで構成された温度
センサ３０を用いて測定精度の向上を実現したことは、
コスト面で極めて重要な利点である。
センサ３０を用いて測定精度の向上を実現したことは、
コスト面で極めて重要な利点である。
【００３３】また、本実施の形態では、切替えスイッチ
１３が入力部１１からの電圧値に基づいて自動的に切り
替わるようになっているが、手動で切り換えるようにな
っていてもよい。また、切替えスイッチ１３は、温度認
識部１５が認識した温度値等に基づいて制御されてもよ
い。
１３が入力部１１からの電圧値に基づいて自動的に切り
替わるようになっているが、手動で切り換えるようにな
っていてもよい。また、切替えスイッチ１３は、温度認
識部１５が認識した温度値等に基づいて制御されてもよ
い。
【００３４】また、本実施の形態では、第１対応テーブ
ル１５ａと第２対応テーブル１５ｂとを用いてデジタル
値から対象物の温度を認識しているが、デジタル値から
温度を導出する演算式を用いてもよい。
ル１５ａと第２対応テーブル１５ｂとを用いてデジタル
値から対象物の温度を認識しているが、デジタル値から
温度を導出する演算式を用いてもよい。
【００３５】なお、高精度の温度測定を行う温度範囲、
増幅の倍率等は、任意に設定され得る。さらに、高精度
の温度測定を行う温度範囲を複数箇所設定することも可
能であるし、増幅範囲中の一部をさらに増幅して３段階
の温度測定分解能を実現することも可能である。高精度
の温度測定を行う温度範囲を複数箇所設定する場合に
は、それら範囲の各々に対応するようなオフセット調整
回路及び対応テーブルが必要である。さらに、高精度の
温度測定を行う温度範囲は、互いに重なっていてもよ
い。
増幅の倍率等は、任意に設定され得る。さらに、高精度
の温度測定を行う温度範囲を複数箇所設定することも可
能であるし、増幅範囲中の一部をさらに増幅して３段階
の温度測定分解能を実現することも可能である。高精度
の温度測定を行う温度範囲を複数箇所設定する場合に
は、それら範囲の各々に対応するようなオフセット調整
回路及び対応テーブルが必要である。さらに、高精度の
温度測定を行う温度範囲は、互いに重なっていてもよ
い。
【００３６】また、入力部１１と切替えスイッチ１３と
の間に第２電圧値増幅部を設けて、（第１）電圧値増幅
部１２からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値と
を切り換えることによって、２段階の分解能を実現して
もよい。
の間に第２電圧値増幅部を設けて、（第１）電圧値増幅
部１２からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値と
を切り換えることによって、２段階の分解能を実現して
もよい。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力部からの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値との２
段階の分解能で、対象物の温度を認識することができ
る。
入力部からの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値との２
段階の分解能で、対象物の温度を認識することができ
る。
【００３８】あるいは、本発明によれば、第１電圧値増
幅部からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値との
２段階の分解能で、対象物の温度を認識することができ
る。
幅部からの電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値との
２段階の分解能で、対象物の温度を認識することができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態によるＰＬＣ装置の概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】対象物の温度と温度センサの出力との関係を示
す図である。
す図である。
【図３】対象物の温度と増幅後の出力との関係を示す図
である。
である。
１０ ＰＬＣ装置 １１ 入力部 １２ 電圧値増幅部 １３ 切替えスイッチ １４ ＡＤ変換部 １５ 温度認識部 １５ａ 第１対応テーブル １５ｂ 第２対応テーブル ３０ 温度センサ ３１ サーミスタ ３２ 分圧抵抗器
Claims (8)
- 【請求項１】対象物の温度に依存する電圧値を出力する
温度センサに接続される入力部と、 入力部に接続された電圧値増幅部と、 入力部からの電圧値と電圧値増幅部からの電圧値とを切
り換える切替えスイッチと、 切替えスイッチに接続されて、入力部からの電圧値と電
圧値増幅部からの電圧値とのいずれか一方が入力され、
当該電圧値をデジタル値に変換するようになっているＡ
Ｄ変換部と、 ＡＤ変換部に接続され、変換されたデジタル値から対象
物の温度を認識する温度認識部と、を備えたことを特徴
とするＰＬＣ装置。 - 【請求項２】温度センサは、サーミスタを有することを
特徴とする請求項１に記載のＰＬＣ装置。 - 【請求項３】温度センサは、サーミスタの抵抗と分圧抵
抗との比率に応じた電圧値を出力するセンサであること
を特徴とする請求項２に記載のＰＬＣ装置。 - 【請求項４】切替えスイッチは、入力部からの電圧値に
基づいて、自動的に切り替わるようになっていることを
特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のＰＬＣ装
置。 - 【請求項５】切替えスイッチは、手動で切り替わるよう
になっていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれ
かに記載のＰＬＣ装置。 - 【請求項６】温度認識部は、 入力部からの電圧値が変換されたデジタル値から対象物
の温度を認識する第１対応テーブルと、 電圧値増幅部からの電圧値が変換されたデジタル値から
対象物の温度を認識する第２対応テーブルと、を有して
いることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載
のＰＬＣ装置。 - 【請求項７】温度認識部は、切替えスイッチの状態に基
づいて、第１対応テーブルまたは第２対応テーブルのい
ずれか一方が用いられるようになっていることを特徴と
する請求項６に記載のＰＬＣ装置。 - 【請求項８】対象物の温度に依存する電圧値を出力する
温度センサに接続される入力部と、 入力部に接続された第１電圧値増幅部と、 入力部に接続された第２電圧値増幅部と、 第１電圧値増幅部からの電圧値と第２電圧値増幅部から
の電圧値とを切り換える切替えスイッチと、 切替えスイッチに接続されて、第１電圧値増幅部からの
電圧値と第２電圧値増幅部からの電圧値とのいずれか一
方が入力され、当該電圧値をデジタル値に変換するよう
になっているＡＤ変換部と、 ＡＤ変換部に接続され、変換されたデジタル値から対象
物の温度を認識する温度認識部と、を備えたことを特徴
とするＰＬＣ装置。
Priority Applications (3)
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| JP2000204065A JP2002022542A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 温度測定分解能が可変のｐｌｃ装置 |
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