JP2002022071A - 柔軟樹脂管用メカニカル継手 - Google Patents

柔軟樹脂管用メカニカル継手

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JP2002022071A
JP2002022071A JP2000237732A JP2000237732A JP2002022071A JP 2002022071 A JP2002022071 A JP 2002022071A JP 2000237732 A JP2000237732 A JP 2000237732A JP 2000237732 A JP2000237732 A JP 2000237732A JP 2002022071 A JP2002022071 A JP 2002022071A
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tube
resin
pipe
ring
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JP2000237732A
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English (en)
Inventor
Motonori Ooi
元徳 大熨
Yuko Ichiyama
夕子 市山
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ポリブデン管等と水栓器具等を機械的に接
続する継手の管の接続方法を、管端が継手の中で突き当
たるまで挿入し、付属のナットを突き当るまで締め込む
と、接続部の止水と管抜け止めができることと接続後に
管の挿入状態が目視できることとナット締め込み時に管
が共回わりしない接続部を内蔵した継手にする。 【解決手段】胴1には管6の内面に接する内部スリーブ
7と管外面に接するケーシング8を有し、内部スリーブ
には管内面の密着する突起リング17を設けている。ケ
ージングには、管外面を押える突起リング18を設けて
いることと先端10から付け根11まで管軸と平行に切
り込み12を複数もうけていることと外面にはナット2
のテーパー雌ねじ13に合致する雄ねじ14を設けてい
る。接続前の雄ねじ先端と付け根の直径はほぼ同じで、
ナットを締め込むに連れて切り込み12の巾が狭くなり
先端の直径が小さくなることで課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリブデン管等
の樹脂管と樹脂管を接続する継手、樹脂管から樹脂管を
分岐する継手、樹脂管と水栓器具類や弁類を接続する継
手の樹脂管接続部を機械的に接続する継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のポリブデン管等の樹脂管と水栓器
具等を接続する継手の樹脂管接続部を機械的に接続する
方法を説明する。図5に示す継手の構造としては本体
1、ナット2、ロックリング3を有する。樹脂管接続部
の接続方法は樹脂管6を本体1のスリーブ7に挿入し
て、ナット2を締め込んで行くとナット内面19にロッ
クリング3が押されると同時にロックリング内面の突起
部が樹脂管の外面を押え、直下の樹脂管内面とスリーブ
7の外面が密着して止水するとともにロックリングの突
起部が樹脂管表面に食い込むために、管内圧力により樹
脂管は本体から抜けない。次に、図6に示す継手の構造
としては胴1、受け板20、Oリング21、コレット2
3、キャップ24を有する。樹脂管接続部の接続方法は
サポートスリーブ25を樹脂管6の端部に挿入した樹脂
管を胴の一番奥まで挿入すると、Oリングの内周側と樹
脂管の外面が密着すると同時にOリングの外周側と胴の
内面が密着して止水するとともにコレット内面の突起部
が樹脂管外表面に食い込むために、管内圧力により樹脂
管は接続部から抜けない。次に、図7に示す継手の構造
としては胴1、Oリング21、六角穴付ボルト26、押
え輪27、割りリング28を有する。樹脂管接続部の接
続方法は樹脂管6を胴1のスリーブ7に挿入すると、ス
リーブに嵌め込んでいるOリングと樹脂管の内面が密着
して止水する。次に、六角穴付ボルト26を締め込んで
押え輪27の当り面29と当り面30を密着させると、
割りリング28の突起部が樹脂管の外面を押えると同時
に直下のスリーブ7の突起部が樹脂管内面に食い込むた
めに、管内圧力により樹脂管は胴から抜けない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】継手内にポリブデン管
等の樹脂管を挿入する方法を確認するために樹脂管にマ
ーキングする作業や接続のたびに管端内側に組立部品の
スリーブを挿入する作業を必要とせず、管端が継手の中
で突き当たるまで挿入し、付属のナットを突き当たるま
で締め込むと、接続部の止水と樹脂管の抜け止めができ
ることと接続後に樹脂管の挿入状態が外から目視できる
こととナット締め込み時に樹脂管が共回わりしない接続
部を内蔵した継手にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するたに
この発明では次のような技術的手段を講じている。 (1)継手には樹脂管の内面に接して止水する内部スリ
ーブを設ける。 (2)継手には樹脂管の外面に接するケーシングを設け
て、ケーシング内面には樹脂管の外面円周に接するリン
グを取付けて、リングの外周全体から押えてリングの内
側が樹脂管の表面に食い込む構造にしたり、ケーシング
内面にケーシングと一体形成した突起リングを設けて、
突起リングの内側が樹脂管の表面に食い込む構造にす
る。 (3)ケーシングには、ケーシングの先端から付け根ま
で管軸と平行に切り込みを複数設ける。切り込みはケー
シング外面から内面に至る。 (4)ケーシング内面に取付けたリングやケーシング内
面に一体形成した突起リングを樹脂管表面に押し付ける
ためにはケーシングの外周全体を管軸の中心方向へ絞り
込む必要があるために、ケーシングの外面にはケーシン
グを絞り込むナットのテーパ雌ねじに合致する雄ねじを
設ける。 (5)樹脂管接続前のケーシングの雄ねじの先端と付け
値の直径はほぼ同じで、ナットを締め込むに連れて切り
込みの巾が狭くなり、雄ねじの外形はナットのテーパー
雌ねじと同形になる構造にする。 (6)樹脂管の接続部の止水を管の内面で行うことによ
り、継手接続部に挿入した樹脂管の管端の外面の1部を
ケーシングの切り込みから目視できる構造にする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を図面を
参考にして説明する。 (実施形態1)図1に示すように、この実施形態の配管
接続継手はポリブデン管等の材質が軟質な樹脂管の接続
に使用することができ、構造としては胴1、ナット2、
リング3を有する。胴部については、軸中心部に水を通
す貫通孔4を有し、胴の一端は水栓器具等を取付けるた
めの管用雄ねじ5を有し、胴のもう一方の端には樹脂管
6の内面と密着し止水するめの内部スリーブ7と樹脂管
外面円周に接するリング3をリングの外周側から押える
ケーシング8を有する。ケーシングは、ケーシング内面
に樹脂管外面円周を押えるリング3を嵌め込む溝9を有
することとケーシングの先端部10から付け根11まで
管軸と平行に切り込み12を複数もうけているとともに
ケーシングの外面にはナット2が内蔵するテーパー雌ね
じ13に合致する雄ねじ14を有する。ナットについて
は、雌ねじ部にテーパーねじ13を設けていることと、
外面はナットをねじ込み易いように六角にしている。リ
ングについては、リングの直径が伸縮できるようにリン
グの1個所を切断して隙間を設けたものをケーシング8
の内面の溝9の中に嵌め込んでいる。胴とナットの材質
として金属や樹脂などを用いることができる。次に、こ
の実施形態の樹脂管接続部の接続状態を説明する。図2
に示すように、胴製作時のケーシング外面の雄ねじの先
端部10と雄ねじ付け根11の直径はほぼ同じ寸法で製
造している。樹脂管6を胴の内部スリーブ7に挿入し、
ナット2を締め込んで行くと、切り込み12の巾が狭く
なり、ケーシングの雄ねじの外形はナットのテーパー雌
ねじと同形になるとともにケーシング内面の溝9に嵌め
ているリング3の直径も小さくなりリングの内側は樹脂
管の外表面15に少し食い込み、直下の樹脂管内面と内
部スリーブの外面接触部16が密着して止水するととも
にリングが樹脂管表面に食い込んでいるために、管内圧
力により樹脂管は胴から抜けない。 (実施形態2)図3に示すように、この実施形態の樹脂
管接続継手の構造としては胴1、ナット2を有する。胴
については、軸中心部に水を通す貫孔通4を有し、胴の
一端は水栓器具等を取付けるための管用雄ねじを有し、
胴のもう一方の端には樹脂管6の内面に挿入する内部ス
リーブ7と、樹脂管の外面に挿入するケーシング8を有
する。内部スリーブの外面には樹脂管内面と密着し止水
するための突起リング17を円周に沿って複数設けてい
る。ケーシングは、ケーシング内面に樹脂管外面円周を
押えるための突起リング18を円周に沿って設けている
こととケーシングの先端部10から付け根11まで管軸
と平行に切り込み12を複数設けているとともにケーシ
ングの外面にはナット2が内蔵するテーパー雌ねじ13
に合致する雄ねじ14を有する。ナットについては実施
形態1と同一てである。次に、この実施形態の樹脂管接
続部の接続状態を説明する。図4に示すように、胴製作
時のケーシング外面の雄ねじの先端部10と雄ねじの付
け根11の直径はほぼ同じ寸法で製造している。樹脂管
6を胴の内部スリーブ7に挿入し、ナット2を締め込ん
で行くと、切り込み12の巾が狭くなり、ケーシングの
雄ねじの外形はナットのテーパー雌ねじと同形になると
ともにケーシング内面の突起リング18の内側は樹脂管
の外表面15に少し食い込み、直下の樹脂管内面と内部
スリーブ外面に設けている突起リング17が密着して止
水するとともに突起リング18が樹脂管表面に食い込ん
でいるために、管内圧力により樹脂管は胴から抜けな
い。
【0006】
【発明の効果】この発明では次のような効果がある。 (1)継手の中の樹脂管の挿入状態を継手の切り込み部
から目視でき、ナットを締め込んだ後でも挿入状態を目
視できる。従って継手内に樹脂管を挿入する寸法を確認
するために、樹脂管にマーキングする作業はしなくてよ
い。 (2)ナットを締め込むことにより、樹脂管の外面円周
に接するリングの外周全体を管軸の中心点に向って絞り
込む構造のため、接続部の止水と樹脂管の抜け止めが確
実にできることとナット締め込み時に樹脂管の共回りは
皆無である。 (3)ナットを緩めることにより、継手と樹脂管を簡単
に分離することができるために、工事中の位置替等が容
易にできることと一度緩めた継手と樹脂管をを再度使用
することができる。 (4)胴、ナット、リングのすべてを樹脂で製作でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の樹脂管接続部の構造を
説明する継手の組立断面図と胴1の正面図と側面図。
【図2】この発明の実施形態1の樹脂管接続部の接続状
態を説明する継手の断面図。
【図3】この発明の実施形態2の樹脂管接続部の構造を
説明する継手の組立断面図と胴1の正面図と側面図。
【図4】この発明の実施形態2の樹脂管接続部の接続状
態を説明する継手の断面図。
【図5】従来の樹脂管接続部の構造を説明する継手の組
立断面図。
【図6】従来の樹脂管接続部の構造を説明する継手の組
立断面図。
【図7】従来の樹脂管接続部の構造を説明する継手の組
立断面図と組立正面図と側面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手の接続部にポリブデン管等の樹脂管の
    内面に接するスリーブと樹脂管の外面に接するケーシン
    グを有し、ケーシングの内面には樹脂管外面円周に沿っ
    て樹脂管表面に食い込ませるリングが嵌め込まれている
    こととケーシングの先端から付け根まで管軸と平行でケ
    ーシングの外面から内面に至る切り込みを複数設けてい
    ることとケーシング外面に設けている雄ねじは樹脂管接
    続前にはゲーシング先端の直径と付け根の直径はほぼ同
    じであるが樹脂管を挿入してからケーシングを外周全体
    から管軸中心方向に絞り込むためのナットのテーパー雌
    ねじに噛み合う構造になっており、樹脂管の管端を接続
    部の中で突き当たるまで挿入してテーパー雌ねじのナッ
    トを切り込みのあるケーシングの雄ねじに締め込んで行
    くと、切り込み巾が狭くなるとともにケーシング内面に
    嵌め込まれたリングの内側が樹脂管の外表面に食い込み
    樹脂管の抜け止めをすることとリング直下の樹脂管の内
    面とスリーブが密着して止水することとナットを締め込
    んだ後でケーシングの切り込みの隙間から樹脂管の管端
    の外面を目視できる構造の接続部を内蔵している樹脂管
    と樹脂管を接続する継手と樹脂管と水栓器具や弁類を接
    続する継手。
  2. 【請求項2】請求項1の継手において、ケーシングの内
    面には樹脂管外面円周に沿って樹脂管表面に食い込ませ
    るリングを嵌め込んでいるが、リングの替りにケーシン
    グの内面にケーシングと一体形成した突起リング有する
    接続部を内蔵している樹脂管と樹脂管を接続する継手と
    樹脂管と水栓器具や弁類を接続する継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI636834B (zh) * 2017-11-22 2018-10-01 劉守德 Metal pipe joint assembly
JP7452021B2 (ja) 2020-01-16 2024-03-19 セイコーエプソン株式会社 流路部材、及び液体吐出装置

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TWI636834B (zh) * 2017-11-22 2018-10-01 劉守德 Metal pipe joint assembly
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