JP2002021391A - 引戸錠の施錠機構 - Google Patents

引戸錠の施錠機構

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JP2002021391A
JP2002021391A JP2000208721A JP2000208721A JP2002021391A JP 2002021391 A JP2002021391 A JP 2002021391A JP 2000208721 A JP2000208721 A JP 2000208721A JP 2000208721 A JP2000208721 A JP 2000208721A JP 2002021391 A JP2002021391 A JP 2002021391A
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Toshiaki Nitta
新田敏明
Keiji Iwata
岩田圭司
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鎌片が突出した仮施錠状態に於いて、トリガ
ー機能を有する進退動部材を安定的に押え付けることが
できること。 【解決手殴】 閉戸時、進退動部材11の水平突出杆1
2がストライクYの受板3に当たり後退すると、動力変
換機構18,31を介して鎌片30の先端部34がスト
ライクYに回転進出し、かつ、錠ケース4内に軸支した
係合片40により仮施錠状態となり、この仮施錠時、錠
ケース4に昇降動自在に内装されたスライド係合板50
の垂直胴部51には、該スライド係合板50が本施錠方
向へとスライドした際に、進退動部材11に形成したメ
ス係合部16に対して係合するオス係合部54を有する
係合アーム部53が連設形成されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、引戸錠の施錠機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、動力変換機構の一部を有する水平
トリガーが水平移動すると、鎌片がこれに連動して回転
する構成は、実開昭57−110260号、特開平8−
86132号などに記載されている。これらの公報に
は、トリガー機構と共に、閉戸時、鎌片に対する施錠機
構の構成も記載(示唆)されている。
【0003】仮施錠であれ、或いは本施錠であれ、前記
各公報に記載の実施例では、閉戸時、完全に突出した鎌
片の後端部に形成した係合部に、錠ケースに軸支された
係止片の突起状係止部を回転係止させる構成である。
【0004】上記構成に於いて、慣性力によって係止片
を係合させ(前者の公報)、又は伝動部材の一部を横成
するスライド係合板を移動させ、これによって係止片を
間接的に回転させて施錠をすることが出きる(後者の公
報)と言うものの、鎌片の仮施錠時に於いて、ストライ
クの受板に当って錠ケース内に後退したトリガー部材を
安定的に押え付ける、或いはガタガタするのを防止す
る、と言ったような目的を設定していないので、このよ
うな観点から、水平トリガー、施錠板としてのスライド
部材、鎌片等との係合関係を改良すべき要望が出てい
る。また本施錠機構を構成する構成部品点数を少なくす
ることも課題の一つである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の実施
例の有する問題点に鑑み、施錠機構を構成する部品点数
を極力必要最低限に削減し、かつ、簡単な機構と合理的
手投によって、鎌片が突出した仮施錠状態に於いて、ト
リガー機能を有する部材を安定的に押え付けることを目
的とする。また、前記目的と同時に鎌片の回転後退を十
分に阻止することができることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の引戸錠の施錠機
構は、閉戸時、進退動部材11の水平突出杆12がスト
ライクYの受板3に当たり後退すると、動力変換機構1
8,31を介して鎌片30の先端部34がストライクY
に回転進出し、かつ、錠ケース4内に軸支した係合片4
0により仮施錠状態となり、この仮施錠時、錠ケース4
に昇降動自在に内装されたスライド係合板50の垂直胴
部51には、該スライド係合板50が本施錠方向へとス
ライドした際に、進退動部材11に形成したメス係合部
16に対して係合するオス係合部54を有する係合アー
ム部53が連設形成されていることを特徴とする。
【0007】上記構成に於いて、スライド係合板50の
上方係合アーム部53の下面に連続的に形成したオス係
合部54が、水平突出杆12の上壁に連続的に形成した
メス係合部16に係合し、また前記水平突出杆12に
は、錠ケース4の水平案内部に案内される案内板20が
交差状態に設けられていることを特徴とする。またスラ
イド係合板50は、本施錠時、鎌片30の後端部35に
設けた当り部36と当接可能な下方係合アーム部59を
有することを特徴とする。さらに、錠ケース4内にはス
ライド係合板用バネ部材61が装備され、このバネ部材
61は、スライド係合板50の昇降動に対応して切り替
わることができるように、一端部がスライド係合板を案
内するガイドピン26に、一方、他端部はスライド係合
板にそれぞれ取付けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6により本発明の実施
形態に基づく一実施例を構成部材に区分けして説明す
る。
【0009】(1)発明の実施の環境 まず発明の実施の環境について説明する。Xは引戸錠
で、この引戸錠Xは引戸1に取り付けられている。一
方、Yは戸枠2に取り付けられたストライクで、このス
トライクYは受板3を有する。次に引戸錠Xを構成する
錠ケース等や該錠ケースに組込まれた施錠機構について
説明する。
【0010】(2)錠ケース等 4は引戸1の縦框に内装された錠ケースである。該錠ケ
ース4も引戸錠Xの一部を成す。5は錠ケース4の開口
部側に固定されたフロントである。このフロント5は、
普通一般に錠ケース4の蓋板6に固定されている。な
お、4aは上壁、4bは後壁、4cは図示しない操作片
用の長窓、7は案内窓、8,9は進退動部材11用の水
平案内部、29は鎌片支軸32用の軸孔である。
【0011】(3)施錠機構 この明細書で言う「施錠機構」とは、閉戸時、進退動部
材の水平突出杆がストライクの受板に当たり後退する
と、これにより鎌片の先端部が回転進出してストライク
と掛合状態になり、この時錠ケース内に軸支された係合
片が、鎌片の後退又はトリガー機能を有する部材の移動
を阻止するように進退動部材等に係合し、かつ、錠ケー
ス内にスライド可能に装備されたスライド係合板が、進
退動部材又は/及び鎌片をロックすることを言う。した
がって、普通一般に施錠機構の意味合いは、(a)閉戸
時、鎌片の後退を、錠ケースに軸支された係合部材によ
って図る構成:仮施錠機構と、(b)前記仮施錠機構
に、さらに、上下動可能なスライド操作部材を加味し、
このスライド操作部材により、鎌片の後退を完全に図る
構成:本施錠機構、とに区分けすることができるが、こ
こでは、後者の機構に相当する。そこで、本発明の施錠
機構を構成する各部材について説明する。
【0012】(4)進退動部材の水平突出杆 11は錠ケース4内に摺動自在に装着された進退動部材
である。この進退動部材11は、トリガー機能を有する
水平突出杆12と、この水平突出杆12に一体的に設け
られた係合或いは案内板20とから成る。しかして、進
退動部材11の水平突出杆12は、閉戸時、ストライク
Yの受板3に当接する当接面13aを有する先端部13
と、この先端部13に水平方向に連設する後端部14と
を有する。そして、本実施例では後端部14にはバネ用
支持穴15が形成されていると共に、該後端部14の一
側壁は、後述するスライド操作板の水平移動の障害にな
らないように、望ましくはスライド操作板の厚みの分だ
けカットされている。また、水平突出杆12の上壁中央
部には波状の(或いは連続的な)メス係合部16が形成
されている。また、水平突出杆12の先端部13には、
フロント5及び蓋板6に形成した任意形状の案内窓7と
摺動する板状スライド部17が垂設されている。また水
平突出杆12の中央部の下部側壁には、動力変換機構の
一部(本実施例ではラック)18が形成されている。な
お、スライド部17が板状になっている理由は、鎌片の
掛合時に、鎌片の基部(軸支されている中央部)と水平
突出杆の下部とが当たらないようにするためである。
【0013】(5)進退動部材の案内板 進退動部材11の案内板20は、水平突出杆12の一側
壁に交差状態に固定されている。図1を基準にすると、
案内板20は水平突出杆12の裏側に固定されている。
本実施例では、この案内板20は、進退動部材11を水
平方向に案内するカイド機能、後述の係止片と係脱する
機能を有する。そのために、水平突出杆12より上方に
板状に延び、かつ、錠ケース4の水平溝、水平長孔など
の第1水平案内部8に係合する係合突起21aを有する
上方案内板部21と、一方、水平突出杆12より下方に
板状に延び、かつ、錠ケース4の水平溝、水平長孔など
の第2水平案内部9に係合する係合突起22aを有する
下方案内板部22と、この下方案内板部22に板状に連
設し、かつ、折り曲げ下端部に連続的な複数個の被係合
部(ラチェット歯、係合孔、係合溝など)23aを有す
る被係合板部23とから成る。そして、図3を基準にす
ると、案内板20の左端中央部には、後述する鎌片の基
部との関係を考慮し、横方向に逃がし用第1切欠部24
を形成し、また右端下部寄りの部位には、錠ケース4に
設けたガイドピン26の位置を考慮し、横方向に逃がし
用第2切欠部25を形成している。
【0014】(6)付勢バネ 進退動部材11は、錠ケース4の第1水平案内部8、第
2水平案内部9に、案内板20の上下の係合突起21
a、22aを介して組込まれ、所定の範囲にて水平動可
能である。そして、進退動部材11のバネ用支持穴15
には付勢バネ27が組込まれるので、該付勢バネ27の
バネ力により、進退動部材(水平突出杆12)は、その
先端部13が錠ケース4から常時突出するように付勢さ
れている。付勢バネ27は、引戸1の閉戸時に、水平突
出杆12の先端部13がストライクYの受枚3の前面に
突き当たると収縮し始める。
【0015】(7)施錠対象:鎌片 30は鎌片である。鎌片30は、基部に動力変換機構の
一部(ピニオン)31を備えると共に、錠ケース4内に
支軸32を介して軸支され、かつ、進退動部材11の後
退動に連動してストライクYと掛合する方何へ回転す
る。鎌片30は、ピニオン31を有する基部33、スト
ライクYの受板3と係合する鉤状先端部34、幅広の後
端部35を有する。さらに、本実施例では、幅広の後端
部35の適宜部位には、本施錠時、後述するスライド係
合板に形成した下方係合アーム部59と当接可能な突起
状の当り部36が設けられている。
【0016】(8)係合片 40は進退動部材11の被係合板部23と係脱するよう
に錠ケース4に軸支された単数又は複数枚の係合(爪)
片である。本実施例では、説明の便宜上、係合片40は
単数とする。この係合片40は、全体として「引き金形
状」に形成され、垂直方向の下端部41が錠ケース4に
適宜に形成した開口部10から垂れ下がっている。しか
して、42は軸孔、43は切欠状のバネ装着部、44は
バネ装着部43から水平方向へと延びる圧接部、45は
圧接部の先端部に形成された爪部である。46は係合片
用バネで、このバネ46は、係合片用軸47を介して前
記バネ装着部43に装着される。係合片40は、錠ケー
ス4の蓋板6寄りの下端部に軸支されると、係合片用バ
ネ46のバネ力により、圧接部乃至爪部を進退動部材1
1の被係合板部23に係合する方向へと付勢する。
【0017】(9)スライド係合板 50は錠ケース4に上下動自在に装備されたスライド係
合板である。このスライド係合板50は、本施錠時、進
退動部材11と係合して該進退動部材11のガタ止めを
するガタ防止機能、又は/及び鎌片30の当り部36と
当接して鎌片の後退を阻止するロック機能を有する。い
わば本施錠用の板状ロック部材である。したがって、ス
ライド係合板50は、本施錠時、進退動部材11と係合
するように、また鎌片の後退を阻止することができるよ
うに、錠ケース4に案内部や上下の案内部材(ガイドピ
ン)26,26を介して摺動可能に組込まれる。
【0018】(10)スライド係合板の形態 図4を参照にしてスライド係合板50の形態を説明す
る。51は進退動部材11の水平突出杆12のカット面
に沿うように位置する垂直胴部で、この垂直胴部51の
上端部には、操作片用の取付け窓52が形成されてい
る。53は垂直胴部51の上端部から水平突出杆12の
波状メス係合部16に対向するように延びる上方係合ア
ーム部で、この上方係合アーム部53の下面には、前記
波状メス係合部16と係脱可能なオス係合部54が連続
的に形成されている。56は垂直胴部51の上端部に設
けた第1案内壁で、この第1案内壁56は錠ケースの後
壁4bと摺接する。57は垂直胴部51から下方へとス
トレートに延びる脚部で、この脚部57には前記第1案
内壁56と同様の第2案内壁58が設けられている。脚
部57の内側は、下方のガイドピン26に案内される。
59は垂直胴部51の下端部から鎌片30の当り部36
を目指して延びる下方係合アーム部である。この下方係
合アーム部59は、形態的には他方の脚部に相当し、ス
ライド係合板50の施錠時、鎌片30の当り部36と当
接可能である。次に作用について説明する。
【0019】(11)スライド係合板用バネ部材 61はスライド係合板用バネ部材で、このバネ部材61
はクリック機能を有し、スライド係合板50の昇降動に
対応して中央部が上下に切り替わる。バネ部材61は、
一端部が錠ケース4側のスライド係合板を案内するガイ
ドピン26に、一方、他端部はスライド係合板の上端部
に設けたピン62にそれぞれ取付けられている。
【0020】(a)仮施錠機構 この仮施錠機構は、閉戸時、鎌片30の後退を、錠ケー
ス4に軸支された係合片40によって図る構成である。
本実施例では、施錠時、進退動部材11と係合片40と
のラッチング機構に相当する。図1が解錠状態である。
引戸1はストライクYから離れている。この場合進退動
部材11は付勢バネ27のバネ力により矢印A方向へ進
出し、その結果、その水平突出杆12がフロント5から
突出し、一方、鎌片30は錠ケース4内に後退してい
る。この時進退動部材11の案内板20の被係合板部2
3は、係合片40の圧接部44の上面44aに乗っかっ
たような格好で面接触している。この時スライド係合板
50は上昇位置にある。
【0021】一方、図5は鎌片30が完全に突出した施
錠状態である。この時引戸1はストライクYに若干の間
隙(例えば5mm以下、通称「チリ」。)aを残して接
近し、鎌片30は完全に突出している。すなわち、若干
の間隙aを残した閉戸時、進退動部材11は、その水平
突出杆12がストライクYの受板3に当たり後退する。
この時鎌片30の先端部34は、ラック17とピニオン
31との関係により、回転進出してストライクYと完全
な掛合状態になる。と同時に、錠ケース4内に軸支され
た係合片40が、鎌片30の後退を間接的に阻止するよ
うに進退動部材11の被係合部23aに係合する。ここ
で、爪部45と複数個の被係合部23a,23aとの係
脱状態を説明する。本実施例では閉戸時、チリが「0〜
5mm」に設定した範囲内で、前記爪部45を連続的な
複数個の被係合部23aのいずれか一つに係合させるよ
うにしている。したがって、1mmのチリ、3mmのチ
リ、5mmのチリというようにチリを設定した範囲内で
引戸1に錠ケース4を取付けても、仮施錠時、係合片4
0は、必ず連続的な複数個の被係合部23aのいずれか
1つに係合することになる。
【0022】(b)本施錠機構 本施錠機構は、前記仮施錠機構に、上下動可能なスライ
ド係合板50を加味し、このスライド係合板50の下降
により、鎌片の後退を完全に図る構成である。図6が本
施錠状態を示す。この図6から明らかなように、本施錠
時、スライド係合板50は、錠ケース4内を下降する。
この時上方係合アーム部53のオス係合部54は、進退
動部材11のメス係合部16に係合する。しかして、本
実施例では、下方係合アーム部59が鎌片30の当り部
36に対し、ストライクYの受板3とフロント5との間
のチリaに相当する分だけ離れている(クリアランスb
を設定している)。しかしながら、引戸1を開けようと
すると、鎌片30は、チリ5mmの位置から錠ケース4
内に回転後退するが、鎌片の当り部36が下方係合アー
ム部59の先端面に当接する。なお、この時鎌片30は
少し回転するが、受板3から外れない。
【0023】
【実施例】本実施例に於いて、水平突出杆12の上壁中
央部に波状の(或いは連続的な)メス係合部16を形成
し、一方、スライド係合板50の上方係合アーム部53
の下面にオス係合部54を形成しているが、これらの用
語は、被係合部と係合部との意味合いであるから、メス
係合部16をスライド係合板50に、一方、オス係合部
54を進退動部材11に設けても良い。
【0024】したがって、例えば案内板20の方に爪部
を形成し、一方、係合片40の方に複数個の被係合部
(ラチェット歯、係合孔、係合溝など)23aを形成し
ても良い。このような係合部と被係合部の関係は、当業
者であれば均等事項である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、次に列挙するような効果がある。 (1)施錠機構を構成する部品点数を極力必要最低限に
削減し、かつ、簡単な機構と合理的手投によって、鎌片
が突出した仮施錠状態に於いて、トリガー機能を有する
進退動部材を安定的に押え付けることができる。 (2)また、前記(1)目的と同時に鎌片の回転後退を
十分に阻止することができる。 (3)進退動部材を合理的な形状にしたので、組立上の
作業効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図6は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】鎌片がストライクから外れた状態の一例を示す
概略説明図(解錠状態)。
【図2】特に錠ケースの水平案内部などを示す概略説明
図。
【図3】主要部材を分解した状態の斜視図。
【図4】主要部材を組合わせた状態の斜視図(特に進退
動部材とスライド係合板との関係を示す)。
【図5】閉戸時に於いて、仮施錠状態の説明図。
【図6】閉戸時に於いて、本施錠状態の説明図(スライ
ド係合板が下降)。
【符号の説明】
X…引戸錠、Y…ストライク、1…引戸、2…戸枠、3
…受板、4…錠ケース、4a…上壁、4b…後壁、5…
フロント、6…蓋板、7…案内窓、8…第1水平案内
部、9…第2案内水平部、10…開口部、11…進退動
部材、12…水平突出杆、13…先端部、14…後端
部、15…バネ用支持孔、16…メス係合部、17…ス
ライド部、18…ラック、20…案内板、21…上方案
内板部、22…下方案内板部、22a…係合突起、23
…被係合板部、23a…被係合部、30…鎌片、31…
ピニオン、32…支軸、33…基部、34…鉤状先端
部、35…後端部、36…当り部、40…係合片、41
…下端部、42…軸孔、43…バネ装着部、44…圧接
部、45…爪部、46…バネ、47…軸、50…スライ
ド係合板、51…垂直胴部、53,59…係合アーム、
54…オス係合部、57…脚部、56,58…案内壁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉戸時、進退動部材11の水平突出杆1
    2がストライクYの受板3に当たり後退すると、動力変
    換機構18,31を介して鎌片30の先端部34がスト
    ライクYに回転進出し、かつ、錠ケース4内に軸支した
    係合片40により仮施錠状態となり、この仮施錠時、錠
    ケース4に昇降動自在に内装されたスライド係合板50
    の垂直胴部51には、該スライド係合板50が本施錠方
    向へとスライドした際に、進退動部材11に形成したメ
    ス係合部16に対して係合するオス係合部54を有する
    係合アーム部53が連設形成されていることを特徴とす
    る引戸錠の施錠機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、スライド係合板50
    の上方係合アーム部53の下面に連続的に形成したオス
    係合部54が、水平突出杆12の上壁に連続的に形成し
    たメス係合部16に係合し、また前記水平突出杆12に
    は、錠ケース4の水平案内部に案内される案内板20が
    交差状態に設けられていることを特徴とする引戸錠の施
    錠機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に於いて、スライ
    ド係合板50は、本施錠時、鎌片30の後端部35に設
    けた当り部36と当接可能な下方係合アーム部59を有
    することを特徴とする引戸錠の施錠機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、錠ケース4内にはス
    ライド係合板用バネ部材61が装備され、このバネ部材
    61は、スライド係合板50の昇降動に対応して切り替
    わることができるように、一端部がスライド係合板を案
    内するガイドピン26に、一方、他端部はスライド係合
    板にそれぞれ取付けられていることを特徴とする引戸錠
    の施錠機構。
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