JP2002020774A - ディーゼルエンジン用潤滑油組成物 - Google Patents

ディーゼルエンジン用潤滑油組成物

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JP2002020774A
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lubricating oil
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Noriyuki Naganuma
伯之 長沼
Shoichi Fujiwara
省一 藤原
Seizo Funabashi
征三 船橋
Takeshi Yamazaki
剛 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出ガス中のSOF、PMを低減することの
できるディーゼルエンジン用潤滑油を提供すること。 【解決手段】 潤滑油基油として、炭素数5〜24の酸
と炭素数5〜24のアルコールから得られるモノエステ
ル化合物または炭素数5〜24の酸と炭素数5〜24の
2価アルコールから得られるポリオールエステル化合物
を20重量%以上含むものを用いることにより、上記の
課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジン
用潤滑油組成物に関する。特には排出ガス中の粒子状物
質(PM)を抑制したディーゼルエンジン用潤滑油組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の見地からエンジンの排
出ガス中の汚染物質を低減することが世界的に重要な課
題となって来ている。特に、ディーゼルエンジンにおい
ては、排出ガス中の窒素酸化物(NOx)、炭化水素
(HC)、一酸化炭素(CO)などとともに、いわゆる
粒子状物質(Particulate Matter,以下PM)の低減が
重要な問題である。このような問題に対して、例えば燃
料噴射系や燃焼室の改良、部品や材料の改良などを始め
とするエンジン技術の改良や、PMをフィルターなどで
除去する方法が検討されている。
【0003】しかし、PMの低減に関しては、上記のよ
うな方法に加えて、燃料油の品質改良も行われている
が、それだけでは対応が困難になりつつあり、潤滑油
(ディーゼルエンジン油)の面からの改良も要求されて
いる。例えば、特開平4−1293号は、鉱油または合
成油からなる基油にチオホスホン酸ヒドロキシエチルエ
ステル及び/又はポリアルケニルコハク酸エステルを
0.5〜5.0重量%添加したディーゼルエンジン用潤
滑油組成物を記載することにより、フィルタにおける燃
焼残渣の捕捉効率を向上させることを記載している。
【0004】ところで、PMは、SOFと呼ばれる未燃
の燃料成分及び未燃の潤滑油成分、そしてINSOFと
呼ばれるススと硫黄化合物から構成される。このうち、
エンジン油の寄与する部分は主にSOF中の未燃の潤滑
油成分である。そして、PMを低減させるためのオイル
性状としては、(1)高粘度指数であること、(2)蒸
発しにくいこと、(3)燃焼しやすいことが望ましいこ
とが報告されている。(岸、他:「自動車技術」第48
巻第5号、p13〜17、1994)
【0005】しかし、このような条件を十分に満足する
ディーゼルエンジン油は必ずしも得られてはいなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、排出
ガス中のSOF、PMを低減することのできるディーゼ
ルエンジン用潤滑油を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するため鋭意研究を行った結果、特定のエステ
ル化合物を基油とすることにより課題を解決できること
を見出した。
【0008】この知見に基づいて、本発明は、1.潤滑
油基油として、炭素数5〜24の酸と炭素数5〜24の
アルコールから得られるモノエステル化合物または炭素
数5〜24の酸と炭素数5〜24の2価アルコールから
得られるポリオールエステル化合物を20重量%以上含
むものを用いたことを特徴とするディーゼルエンジン用
潤滑油組成物
【0009】2.モノエステル化合物またはネオペンチ
ルポリオールエステル化合物が、100℃動粘度:3.
0〜25.0mm/s、Noack蒸発性:10mass
%以下であることを特徴とする上記1に記載のディーゼ
ルエンジン用潤滑油組成物
【0010】3.金属系清浄剤、無灰型分散剤、摩耗防
止剤、酸化防止剤、流動点降下剤、粘度指数向上剤、消
泡剤、防錆剤、腐食防止剤、摩擦調整剤から選択された
1種以上の添加剤を配合したことを特徴とする上記1ま
たは2に記載のディーゼルエンジン用潤滑油組成物を提
供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(1)鉱油または合成油 本発明においてエステルと混合する基油は、潤滑油留分
の鉱油あるいは合成油であり、潤滑油組成物の大半を占
める基本成分として使用される基油は、どのような潤滑
油基油でも使用することができる。具体的には、鉱油と
しては、パラフィン系原油などの常圧蒸留残さを減圧蒸
留して得られる留分を、フルフラールなどによる溶剤抽
出、水素化精製、MEK/トルエンなどによる溶剤脱ろうな
どの処理方法によって処理することで得られる潤滑油基
油、前記減圧蒸留の残さを脱れきして得られる脱れき油
を前記の適宜な処理方法によって処理することで得られ
る潤滑油基油、スラックワックスなどを水素化異性化し
て得られる異性化油の適当な留分をMEK/トルエン溶剤脱
ろうして得られる高精製基油、及びこれらの混合物など
が使用できる。また合成油としては、α―オレフィンの
オリゴマー、アルキルベンゼン、ポリオキシアルキレン
グリコール、及びこれらの混合物などが挙げられる。
【0012】(2)モノエステル 本発明におけるモノエステルとしては、炭素数5〜24
の酸と炭素数5〜24のアルコールから得られるモノエ
ステル化合物を使用することができる。炭素数が5より
も小さいと加水分解し易くなり、また潤滑油添加剤の溶
解性が劣り、炭素数が24よりも大きいと流動性が悪く
なるため好ましくない。具体的には、酸の例としては、
ペンタン酸、イソペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン
酸、イソヘプタン酸、オクタン酸、2−エチルへキサン
酸、ノナン酸、3,5,5―トリメチルヘキサン酸、デ
カン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン酸、イソ
ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン
酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸などを挙
げることができる。アルコールの例としては、ペンタノ
ール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノ
ナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノー
ル、テトラデカノール、ヘキサデカノール、ステアリル
アルコール、オレイルアルコール、イコサノール、ドコ
サノール、テトラコサノールなどの直鎖アルコール、イ
ソペンタノール、イソヘプタノール、2−エチルヘキサ
ノール、3,5,5―トリメチルヘキサノール、2−オ
クチルドデカノールなどの分岐をもつアルコールなどを
挙げることができる。
【0013】これらのモノエステルは、以下のような物
性値を有するものが使用できる。100℃の動粘度が3.0〜
25.0mm/s、好ましくは5.0〜15.0mm/s。モノエステ
ルの動粘度が3.0mm/sより低いと、ディーゼルエンジ
ン油に要求される粘度よりも低くなりすぎるため、粘度
の高い基材と併用するか、粘度指数向上剤を増量する必
要がある。前者は本発明のエステルの効果を低減するた
めに望ましくない。また後者は不経済であるばかりでな
く清浄性に悪影響を及ぼす懸念があるために望ましくな
い。一方、モノエステルの動粘度が16mm/sより高い
と、ディーゼルエンジン油に要求される粘度よりも高く
なりすぎるため粘度の低い基材を併用する必要があり、
本発明のエステルの効果を低減させるために望ましくな
い。
【0014】Noack蒸発性:10mass%以下、好ましくは6m
ass%以下 モノエステルのNoack蒸発性が10mass%を越えると、オイ
ルが蒸発し易くなり、オイル消費量が多くなり、その結
果PM排出量も増加するので望ましくない。
【0015】酸素含有量:3〜20mass%、好ましくは3〜1
3mass% モノエステルの酸素含有量が低すぎると燃焼性が通常の
基油と変わらなくなり、PM低減効果が損なわれるので望
ましくない。酸素含有量が多すぎると極性が高くなるた
めに潤滑油添加剤の溶解性が劣るために望ましくない。
【0016】(3)ポリオールエステル 本発明におけるポリオールエステル化合物としては、炭
素数5〜24の酸と炭素数5〜24の2価アルコールか
ら得られるポリオールエステル化合物を使用することが
できる。炭素数が5よりも小さいと加水分解し易くな
り、また潤滑油添加剤の溶解性が劣り、炭素数が24よ
りも大きいと流動性が悪くなるため好ましくない。具体
的には、酸の例としては、ペンタン酸、イソペンタン
酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、イソヘプタン酸、オクタ
ン酸、2−エチルへキサン酸、ノナン酸、3,5,5―
トリメチルヘキサン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトオレイ
ン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレイン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、
リグノセリン酸などを挙げることができる。アルコール
としては炭素数5〜24の2価アルコールを使用すれば
よい。具体例としては、ネオペンチルグリコール、2,
2―ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル
−2−エチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル
−1.5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1.3−ヘ
キサンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−メチル−1,8−オクタンジオール、2−メチ
ル−1,2−プロパンジオール、3−メチル−1,2−
ブタンジオール、2−メチル−1,2−ブタンジオー
ル、2−メチル−2,3−ブタンジオール、2−メチル
−2,4−ブタンジオール、2,4−ジメチル−2,4
−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−ブタ
ンジオール、2,2−ジメチル−1,3−ペンタンジオ
ール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、
2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオール、エチレン
グリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロ
パンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ペンタ
ンジオール、2,3−ペンタンジオールなどを挙げるこ
とができる。
【0017】これらのポリオールエステルもモノエステ
ルの場合と全く同じ理由により以下のような物性値を有
するものが使用できる。 100℃の動粘度が3.0〜25.0mm/s、好ましくは5.0〜15.
0mm/s Noack蒸発性:10mass%以下、好ましくは6mass%以下 酸素含有量:3〜20mass%、好ましくは3〜13mass%
【0018】そして、上記のモノエステル化合物または
ポリオールエステル化合物を20重量%以上含むもので
ある。20重量%未満であると配合量が少ないので発明
の効果が十分発揮されないため好ましくない。好ましく
は、50〜100重量%含むようにすれば良い。
【0019】(4)添加剤 本発明における潤滑油組成物は、上記の基油成分に加え
て、通常のディーゼルエンジン油に使用されている、金
属系清浄剤、無灰型分散剤、摩耗防止剤、酸化防止剤、
流動点降下剤、粘度指数向上剤、消泡剤、防錆剤、腐食
防止剤、摩擦調整剤等の添加剤を必要に応じて添加する
ことができる。
【0020】金属系清浄剤 カルシウムスルフォネート、カルシウムフェネート、カ
ルシウムサリシレート、マグネシウムスルフォネート、
マグネシウムサリシレート、ナトリウムスルフォネート
等。
【0021】無灰型分散剤 ポリアルケニルコハク酸イミド、ポリアルケニルコハク
酸イミドホウ素化物、コハク酸エステル、ベンジルアミ
ン等。
【0022】摩耗防止剤 ZnDTP、Mo化合物(MoDTC、MoDTP、Moアミン塩)等。
【0023】酸化防止剤 アミン系酸化防止剤(ジフェニルアミン)、フェノール
系酸化防止剤(ビスフェノール)、硫黄系酸化防止剤
(ZnDTP、MoDTC)等。
【0024】流動点降下剤 ポリメタクリレート等。
【0025】粘度指数向上剤 オレフィンコポリマー、ポリメタクリレート等。
【0026】消泡剤 シリコーン油(例えばジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン)等。
【0027】防錆剤 ノニオン系(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ソルビタンモノオレートなど)、金属系(Caスルフ
ォネート、Baスルフォネートなど)等
【0028】腐食防止剤 チアジアゾール、ベンゾトリアゾール等。
【0029】摩擦調整剤 Mo化合物(MoDTC、MoDTP、Moアミン塩)、エステル系、
アミン系等。
【0030】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 (実施例及び比較例)潤滑油組成物の基油として、2種
類のエステル及び通常鉱油を準備した。 ・エステルA:ネオペンチルグリコールジイソステアレ
ート ・エステルB:2-オクチル ドデシルイソステアレート ・通常鉱油 :溶剤精製鉱油 製造方法:パラフィン系原油などの常圧蒸留残さを減圧
蒸留して得られる留分を、フルフラールなどによる溶剤
抽出、水素化精製、MEK/トルエンなどによる溶剤脱ろう
などの処理方法によって処理することで得られた潤滑油
基油。 性状:比較例1の基油 40℃動粘度31.8mm/s、100℃
の動粘度5.47mm/s、粘度指数107、比較例2の基油 4
0℃動粘度83.4mm/s、100℃の動粘度9.99mm/s、粘度
指数99。 上記の基油に以下の添加剤を加えた。 ・パッケージ添加剤:(金属系清浄剤、無灰型分散剤、
ZnDTPより成る) ・流動点降下剤:(ポリメタクリレート) ・粘度指数向上剤:(オレフィンコポリマー)
【0031】実施例及び比較例の潤滑油組成物につい
て、ディーゼルエンジンより排出されるPM量を測定す
るために中型6気筒エンジンを用いてディーゼル13モ
ード試験を行った。なお、ディーゼル13モード試験と
は、大型ディーゼル車の走行をシミュレートし、エンジ
ン回転数、負荷を変えた13のモードより構成される試
験であり、エンジンより排出されるガスをフィルターに
捕集し、その成分分析を行うものである。
【0032】また、動粘度、粘度指数、CCS粘度、Noack
蒸発性、PM、SOF中の潤滑油成分を以下の方法で測定し
た。 ・動粘度:JIS K 2283に記載された方法により、キャピ
ラリー粘度計により測定した。 ・粘度指数:JIS K 2283に記載された方法により、40℃
と100℃の動粘度の測定値から算出した。 ・CCS粘度:JIS K 2010に記載された方法により、-20℃
の試験温度でCCS粘度計により測定した。なお、CCS粘度
は、エンジン油の低温始動性を評価する粘度。数値が低
いほど粘度が低く、エンジンが始動しやすいことを表
す。 ・Noack蒸発性:JPI-5S-41-93に記載された方法により
測定した。試料油を試験容器に入れ、250℃、-20mmAqの
条件で加熱し、1時間後の蒸発減量を求めた。 ・PM、SOF中の潤滑油成分:ディーゼル13モード試験
によりPMを捕集したフィルターをジクロロメタンで抽出
する。SOF量はPM重量−フィルター残留物(INSOF)重量
として求められる。次にガスクロマトグラフィーにより
SOFを燃料油成分と潤滑油成分に分離する。クロマトグ
ラムの面積比からそれぞれの成分の比率を求める。
【0033】実施例及び比較例の潤滑油の配合及び試験
結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】(結果)本発明のエステル化合物を基油と
した潤滑油組成物を使用した実施例1、2は、通常の鉱
油を基油とした比較例1、2に比べてSOF中の潤滑油
成分が減少し、その結果、PMも減少していることがわ
かる。
【0036】
【発明の効果】本発明のディーゼルエンジン油組成物を
用いることにより、ディーゼルエンジンより排出される
PMを通常鉱油に比べて低減させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 40:25 C10N 40:25 (72)発明者 船橋 征三 埼玉県戸田市新曽南三丁目17番35号 株式 会社ジャパンエナジ−内 (72)発明者 山崎 剛 埼玉県戸田市新曽南三丁目17番35号 株式 会社ジャパンエナジ−内 Fターム(参考) 4H104 BB32A BB34A EA02A EA04A EB05 EB07 EB08 EB09 EB10 EB13 LA20 PA42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油基油として、炭素数5〜24の酸
    と炭素数5〜24のアルコールから得られるモノエステ
    ル化合物または炭素数5〜24の酸と炭素数5〜24の
    2価アルコールから得られるポリオールエステル化合物
    を20重量%以上含むものを用いたことを特徴とするデ
    ィーゼルエンジン用潤滑油組成物。
  2. 【請求項2】 モノエステル化合物またはポリオールエ
    ステル化合物が、100℃動粘度:3.0〜25.0m
    /s、Noack蒸発性:10mass%以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジン用
    潤滑油組成物。
  3. 【請求項3】 金属系清浄剤、無灰型分散剤、摩耗防止
    剤、酸化防止剤、流動点降下剤、粘度指数向上剤、消泡
    剤、防錆剤、腐食防止剤、摩擦調整剤から選択された1
    種以上の添加剤を配合したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のディーゼルエンジン用潤滑油組成物。
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