JP2002020698A - コンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物 - Google Patents
コンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物Info
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Abstract
隙やクラックへの浸透性、濡れ性が良く、高い接着強度
と充填性の良好なコンクリート用接着剤組成物及び充填
剤組成物を提供する。 【解決手段】 アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソ
シアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアル
キレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下
のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度
が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物
(B)、からなるコンクリート用接着剤組成物及び充填
剤組成物に関するものである。
Description
接着剤組成物及び充填剤組成物に関する。更に詳しく
は、配管、ブロック等のコンクリート製の人工構造物の
接着用だけでなくクラック、空隙等の充填用に用られ
る、安全性の高い、低粘度タイプの接着剤組成物及び充
填剤組成物に関する。
剤に関しては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂がその性能
の高さにより使用されている。例えば、特開平6−28
7972号や特公平3−79493号にはエポキシ樹脂
の例が開示されているが、エポキシ樹脂は一般に主剤、
硬化剤の二液タイプの樹脂であり、その硬化は周囲温度
に大きく影響され、低温時、例えば冬場での屋外作業で
は完全硬化まで数日を要するのが通例である。そのた
め、ウレタン樹脂がエポキシ樹脂より硬化性が優れてい
るため使用されるが、イソシアネート基末端のウレタン
プレポリマーのみを使用する一液湿気硬化タイプよりは
前記イソシアネート基末端のウレタンプレポリマーにポ
リオールを組み合わせる二液タイプの方が強度、硬化
性、耐久性等において優れている。
ては、土木・建築構造物の乾燥亀裂部に、水硬化性一液
型ポリウレタンプレポリマーと水ガラスとの混合物を充
填する土木・建築構造物の亀裂補修方法が開示されてお
り、水硬化性一液型ポリウレタンプレポリマーとして
は、例としてエチレングリコールにエチレンオキシドと
プロピレンオキシドとを重合させて得られる共重合体
と、トリレンジイソシアネートとの反応物が挙げられて
いる。
末端のウレタンプレポリマーを用いる場合において、一
液タイプだけでなく二液タイプのウレタン樹脂でも、使
用するイソシアネート基末端のウレタンプレポリマーが
高粘度であるという問題点がある。すなわち、イソシア
ネート基末端のウレタンプレポリマーは、後述する有機
ポリイソシアネート化合物と活性水素基を有する化合物
との反応により得ることができ、そのプレポリマー中に
はその高分子化反応の結果生ずるウレタン結合が含ま
れ、そのウレタン結合は「−NH−CO−O」で表さ
れ、その水素原子と酸素原子との間で分子内、分子間で
「水素結合」を生じやすく、それにより分子自体が凝集
するため粘度が高くなる。
さ、外観不良だけでなく濡れ性や浸透性が悪くなるため
接着不良等の問題が生じるが、その解決のためには、イ
ソシアネート基と反応する活性水素を有しない溶剤や希
釈剤を添加することにより低粘度化を図ることができ
る。しかし、この場合には、これらの添加剤がイソシア
ネート基と反応する活性水素を有しないため、ポリオー
ルとイソシアネートのウレタン化反応による三次元化構
造中に取り込まれることがなく、経時で溶出又は飛散
し、接着剤層や充填剤層が体積収縮し、強度低下や耐久
性低下等の問題が生じ、低粘度化と耐久性保持という要
件の両立を図ることができなかった。
術に着目してなされたもので、イソシアネート基と反応
する活性水素を有する特定成分の希釈剤(以下、反応性
希釈剤という)を用いることにより、有機イソシアネー
ト化合物だけでなくイソシアネート基末端のウレタンプ
レポリマーの低粘度化を図ることができるととともに経
時での溶出、飛散を防ぐことができ、また、その反応性
希釈剤を用いて得られる有機イソシアネート組成物と、
アルカリ珪酸塩水溶液を組合わせることにより、従来形
成することが困難であった無機−有機複合固結体を形成
し、固結強度が大きく、安定強化効果、耐久性、作業性
及び経済性に優れたコンクリート用の接着及び充填を可
能ならしめることを目的とするものである。
下の(1)〜(6)に示されるものである。
リイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が50
0以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃で
の粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組
成物(B)、からなるコンクリート用接着剤組成物。
ポリイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオ
キシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が5
00以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃
での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート
組成物(B)、からなるコンクリート用充填剤組成物。
(D)を含有してなる前記(1)の接着剤組成物。
(D)を含有してなる前記(2)の充填剤組成物。
ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフ
ェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)
からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアル
キルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエス
テル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサ
ノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付
加体であることを特徴とする、前記(1)又は(3)の
接着剤組成物。
ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフ
ェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)
からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアル
キルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエス
テル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサ
ノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付
加体であることを特徴とする、前記(2)又は(4)の
充填剤組成物。
成物及び充填剤組成物(以下、接着剤及び充填剤組成物
という)は、前記したように、アルカリ珪酸塩水溶液
(A)成分、ポリイソシアネート(B1)成分とモノカ
ルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの
数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B
2)成分からなる25℃での粘度が400mPa・s以
下のポリイソシアネート組成物(B)成分、更に好まし
くは触媒(C)成分、ポリオール(D)成分、からなる
ものである。
固結反応は、極めて複雑であるため明確ではないが、お
そらくアルカリ珪酸塩水溶液(A)成分とポリイソシア
ネート組成物(B)成分とを混合したときに、(A)成
分中に形成されるシラノール基と(B)成分中のイソシ
アネート基とが反応して無水珪酸−ウレタン複合体が形
成され、同時に(B)成分が水と反応して炭酸ガスを発
生しながら尿素結合による多量体や無水珪酸−尿素架橋
複合体を形成し、副生した炭酸ガスの一部は(A)成分
中に溶解し、(A)成分中のアルカリ珪酸塩をゲル化し
て無水珪酸ゲルを形成することに基づくものと推定され
る。更に、ポリオール(D)が存在する場合には、ポリ
オール(D)中の水酸基と(B)成分中のイソシアネー
ト基とが反応してウレタン樹脂が形成されることにも基
づくものと推定される。
生する炭酸ガス並びに(A)成分と(B)成分との反応
時、又はポリオール(D)を含んでもよい(A)成分と
(B)成分との反応時に発生する反応熱によって蒸発す
る水蒸気により、前記無水珪酸−ウレタン複合体は発泡
状の固結体を形成し、その体積を増大させる。この時の
発泡圧により、前記無水珪酸−ウレタン複合体がコンク
リート製の人工構造物等の間隙に入り込みやすくなる。
本発明により得られる接着剤及び充填剤組成物が低粘度
のため、より一層効果的に浸透しやすくなり、接着強度
や充填性が向上する。
成物の構成成分について述べる。本発明に用いられるア
ルカリ珪酸塩水溶液は、前記したように、主としてその
シラノール基と後述する(B)成分のイソシアネート基
との反応によって無水珪酸−ウレタン複合体を形成させ
る成分である。
は、例えば珪酸カリウムや式:Na2O・xSiO2 で
表わされる珪酸ソーダ等の水溶液を主成分とするものが
挙げられ、このような珪酸ソーダは、例えばNa2Oと
SiO2とのモル比が2:1〜1:4のものが挙げられ
る。
固形分濃度は、通常10〜70質量%であることが好ま
しく、特に20〜50質量%となるように調整すること
が好ましい。具体的には、1号珪酸ソーダS2、2号珪
酸ソーダN5、2号珪酸ソーダQ3、2号珪酸ソーダT
8(いずれも東曹産業株式会社製)等が挙げられる。
れるものとしては、例えば、ジフェニルメタンジイソシ
アネート(b11)(以下、MDIという)、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)(ジ
フェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネート
であって3核体以上のポリイソシアネートを云う。ポリ
イソシアネートを定義するための便宜上の化合物。市販
されていない)、(b11)と(b12)からなる化合
物(以下、ポリメリックMDIという。2核体を含有し
た形で市販されている)、液状MDI(カルボジイミド
変性MDI)、トリレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、トリメチレンキシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、水素
添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加キシ
リレンジイソシアネート等のポリイソシアネートの単独
又は2種以上の混合物や、前記ポリイソシアネートに触
媒を加え、二量体又は三量体としたもの等が挙げられ
る。
エタノール、プロパノール、ブタノール、オクタノー
ル、ラウリルアルコール等のモノオールや、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール等のジオールや、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール等のポリオールや、その他
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジグリセリン、ソルビトール、蔗糖等の
単独又は混合物にエチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド等の
アルキレンオキサイドを単独又は併用し、公知の方法で
付加重合して得られるモノ又はポリオールと、前記ポリ
イソシアネートとを、例えばNCO基とOH基との当量
比(NCO基/OH基)が1.5〜500、好ましくは
2.0〜400の範囲となるように公知の方法で反応さ
せて得られるイソシアネート基含有ウレタンプレポリマ
ーも、前記(B1)として好適に用いることができる。
ールの好ましい平均分子量は76〜10,000であ
り、平均分子量が76より小さいとイソシアネート基末
端ウレタンプレポリマーのウレタン基濃度が高くなるた
め粘度が高くなり、混合性の悪さ、外観不良だけでなく
濡れ性や浸透性が悪くなるため接着不良等の問題が生じ
る。一方、平均分子量が10,000より大きいと前記
のイソシアネートとの相溶性が悪くなり、均一なイソシ
アネート基末端ウレタンプレポリマーが得られなくなる
とともに得られたイソシアネート基末端ウレタンプレポ
リマーのウレタン基濃度が低くなるため接着層及び充填
層の強度が低くなるため好ましくない。
ト基末端ウレタンプレポリマーのNCO含量は5〜33
質量%が好ましく、そして8〜31質量%がより好まし
く、10〜30質量%が特により好ましい。
成物(B)の粘度は、コンクリート製の人工構築物や材
料等への注入性、浸透性、濡れ性を向上させるため、2
5℃で400mPa・s以下が好ましく、更に好ましく
は30〜300mPa・sである。粘度が400mPa
・sより大きいと、注入性、浸透性、濡れ性が悪くなる
ため接着強度、充填性、耐久性等が悪くなる一方、特に
冬期では作業性が低下する。一方、粘度が30mPa・
sより小さいと、たれやすくなり最適な接着剤及び充填
剤量を確保できないため接着強度、充填性が悪くなる。
下の低粘度タイプのポリイソシアネート組成物(B)を
得るためには、それを構成するMDI及びポリメリック
MDIの配合比を調整する必要がある。すなわち、質量
比でMDI/ポリメリックMDI=20/80〜80/
20が好ましく、MDIが少なすぎる場合は、粘度が高
くなりやすい。また、MDIが多すぎる場合は、低温貯
蔵時において、MDIの結晶化により析出物が出やす
い。
MDIとしては、2,2′−MDI、2,4′−MD
I、4,4′−MDIの三種類の異性体があるが、本発
明においては、いずれのMDIの異性体も使用すること
ができる。本発明による25℃で400mPa・s以下
の粘度を達成するためには、(B1)としてはポリメリ
ックMDI単独ではなくて、MDIを併用することが必
要である。MDIとしては、4,4′−MDIがもっと
も入手しやすく、4,4′−MDI(凝固点約39℃)
が多くなるにつれて低温で凝固しやすくなる。そこで、
低温安定性を達成するためには2,2′−MDI、2,
4′−MDI及びこれらのMDIを含有するポリメリッ
クMDIを使用するのが好ましい。
粘度タイプのポリイソシアネート組成物を得るための方
法としては、トルエンやキシレン、1,1,1−トリク
ロロエタン、塩化メチレン、トリクロロフルオロメタン
等の有機溶剤が希釈剤として用いてもよいが、これらの
有機溶剤は揮発性であり、固結後放出されて環境を損う
ことがあるため、できるだけ使用しないほうが好まし
い。
香族系又は脂肪族系の二塩基酸のジエステル類、モノ又
は多価アルコール類の酢酸エステル類、アルキレンカー
ボネート類、エーテル類、環状エステル類、酸無水物、
各種のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル類等
の、イソシアネート基と反応する活性水素を有しない化
合物を希釈剤として用いる場合も前記の溶剤と同様に使
用しないほうが好ましい。即ちこの場合には、これらの
希釈剤がイソシアネート基と反応する活性水素を有しな
いため、ポリオールとイソシアネートのウレタン化反応
による三次元化構造中に取り込まれることがなく、経時
により溶出又は飛散し、接着剤層や充填剤層が体積収縮
し、強度低下や耐久性低下等の問題が生じるため好まし
くない。
れるという希釈剤に要求される要件以外に、ポリイソシ
アネート組成物(B)に対するだけでなくアルカリ珪酸
塩水溶液(A)に対する相溶性、本発明の接着剤組成物
及び充填剤組成物により得られる接着剤層及び充填剤層
表面への希釈剤の移行性の点から、モノカルボン酸とポ
リオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量
が500以下のモノエステル化合物(B2)が希釈剤と
して好ましいことを見出した。
するが1官能性であり、(B)成分中のポリイソシアネ
ートと反応させてイソシアネート基末端プレポリマー化
しても粘度の上昇はわずかであり、実用上はポリイソシ
アネート(B1)との混合物として用いられる。また、
前記のように、(A)成分と(B)成分とを混合したと
きに、(A)成分中に形成されるシラノール基と(B)
成分中のイソシアネート基とが反応して無水珪酸−ウレ
タン複合体が形成される過程で、(B2)化合物の構造
にはモノカルボン酸成分が含まれていることから(A)
成分と親和性を持つと考えられ、(B)成分が水と反応
して炭酸ガスを発生しながら尿素結合による多量体や無
水珪酸−尿素架橋複合体を形成する過程で、(A)成分
と複合体を形成し、結果として希釈剤の表面移行性の少
ない接着剤層及び充填剤層を形成するものと考えられ
る。
シアネート基末端プレポリマーを得るのに用いられる前
記モノオールでも、上記の希釈剤と同様に活性水素基を
1個しか有しないため、同様の粘度低下効果はあるもの
の上記に説明する本発明の希釈剤のような効果がないた
め、強度の点で劣る接着剤層及び充填剤層しか形成しな
いものと考えられる。
モノエステル類を構成する酸成分としては、例えば酢
酸、プロピオン酸、酪酸、バレリアン酸、カプロン酸、
カプリル酸、ラウリン酸、安息香酸等及びそのiso−
体等の異性体が挙げられる。
酸のモノエステル類を構成するアルコール成分として
は、一価アルコール類が好ましく、例えばメタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール、オクタノー
ル、ラウリルアルコール等のモノオール及びその異性体
やモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等
のアルカノールアミン等及びその異性体、そしてエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
等のジオール及びその異性体やグリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等のポリオール及
びその異性体、ジグリセリン、ソルビトール、蔗糖等及
びその異性体の単独又は混合物に前記のモノオール、ア
ルカノールアミンを併用して、エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオ
キサイド等のアルキレンオキサイドを単独又は併用し
て、公知の方法で付加重合して得られるモノオールが挙
げられる。
エチルヘキサノール又はオクタノールのポリオキシアル
キレンモノオールとのモノエステルが特に好ましい。
面及び経済性の点からMDIとポリメリックMDIの混
合物又はその混合物の変性タイプであるイソシアネート
基含有ウレタンプレポリマー等と前記、モノエステルと
の組み合わせが好ましい。
の例えばNa2OとSiO2とのモル比等によって異なる
ので一概には決定することができないが、通常(A)成
分と(B)成分との配合割合((A)成分/(B)成
分)が質量比で10/100〜100/10が好まし
く、特に20/100〜100/20となるように調整
することが好ましい。かかる配合割合が前記下限値より
も小さい場合には、接着剤組成物及び充填剤組成物のコ
ストが高いため不経済となり、また前記上限値よりも大
きい場合には、接着剤及び充填剤組成物の固化が不充分
で未硬化状となり、たとえ硬化しても硬度が低く、脆く
て実用に供しえなくなる傾向がある。
質量比で、(B1)成分/希釈剤=100/5〜100
/100の範囲で使用することが一般的である。
大別して金属系触媒と三級アミン系触媒がありいずれも
使用することができ、アルカリ珪酸塩水溶液(A)やポ
リオール(D)とポリイソシアネート(B1)との反応
硬化を促進するための触媒として作用するものであり、
触媒(C)は、(A)成分との相溶性が良好で、皮膚や
衣服に付着しても水洗によって容易に除去され、触媒活
性も高いものである。
金属化合物であれば用いることができ、例えばスズ、亜
鉛、カルシウム、チタン等の金属のエステル化物、金属
塩、酸誘導体、酸化物、塩化物等を挙げることができ、
具体例としてはジブチルチンジラウレート、ジオクチル
チンジラウレート、オクチル酸スズ、オクチル酸亜鉛、
ナフテン酸カルシウム、テトラブチルチタネート、酸化
スズ、塩化スズ、塩化マグネシウム等が挙げられる。一
方、アミン系触媒の具体例として、トリエチルアミン、
トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−メ
チルイミダゾール、1−メチルイミダゾール、1−エチ
ルイミダゾール、1−プロピルイミダゾール、1−シア
ノイミダゾール、1−シアノメチルイミダゾール、1,
2−ジメチルイミダゾール、1,4−ジメチルイミダゾ
ール、1−メチル−2−エチルイミダゾール、1−メチ
ル−4−エチルイミダゾール、1−エチル−2−メチル
イミダゾール、1−エチル−4−メチルイミダゾール、
ピリジン、α−ピコリン等の触媒が挙げられる。
る活性水素を有するアミン系触媒として、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、N,N,N′−トリメチルアミノエチルエタノール
アミン、N,N,N′,N′−テトラメチルヒドロキシ
プロピレンジアミン等も前記(A)成分に配合すること
ができる。
カップリング剤、各種発泡剤、更には界面活性剤、分散
剤、増粘剤、酸化防止剤、耐熱性付与剤等の各種添加剤
を添加することもできるが、あくまでも土壌汚染をおこ
さないものに限定すべきである。
(C)の配合量は質量比で、前記(A)/(C))=1
00/0.1〜100/20が好ましく、特に100/
0.5〜100/15であることが好ましい。かかる
(C)の配合量が前記下限値未満である場合には、硬化
しにくく固結反応が不充分で、目的とした性能の固結体
が得られにくくなる傾向があり、また前記上限値を越え
る場合には、硬化反応が速すぎて前記(A)成分、
(B)成分が均一に混合されにくくなる傾向がある。
成物には、アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシア
ネート組成物(B)、触媒(C)の他に、ポリオール
(D)を配合することができる。本発明に用いられるポ
リオール(D)としては、例えば前記(B1)であるイ
ソシアネート基末端プレポリマーに用いられるモノ又は
ポリオール等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上
を混合して用いることができる。また、これらのポリオ
ールの数平均分子量は62〜20,000であることが
好ましく、特に76〜10,000が好ましい。実質平
均官能基数は1以上が好ましく、特に1〜4が特に好ま
しい。
成分の種類等によって異なるので一概には決定すること
ができないが、通常(B)成分と(D)成分との配合割
合が、(B)成分中のNCO基と(D)成分中のOH基
とのモル比(NCO基/OH基)が0.5〜500が好
ましく、特に1〜450となるように調整することが好
ましい。かかるNCO基とOH基のモル比が前記下限値
未満である場合には、本発明から得られる接着剤層及び
充填剤層が柔かすぎて実用に供しにくくなる傾向があ
り、また前記上限値を越える場合には、接着剤層及び充
填剤層が脆くなる傾向がある。
(A)とポリイソシアネート組成物(B)の二相関の分
散や反応性を調整する目的では、界面活性剤を用いるこ
とが好ましい。界面活性剤としては、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを含有
するポリグリコールエーテルと、少なくとも1個の活性
水素を含有する有機化合物とを縮合することによって得
られる。この少なくとも1個の活性水素を含有する有機
化合物としては、アルコール、フェノール、チオール、
1級又は2級アミンや、1個以上のアルキル置換基を有
するフェノール系化合物のポリアルキレンオキシド誘導
体を挙げることができる。界面活性剤は、あらかじめ
(A)成分及び/又は(B)成分に添加することができ
るが、(A)成分にあらかじめ混合した場合、攪拌した
際に泡立ち、正確に計量できなくなるので、ポリイソシ
アネート組成物(B)のみに混合してから使用するのが
好ましい。
とができ、例えば、各種のシロキサンポリアルキレンオ
キシドブロック共重合体が挙げられる。具体的には、日
本ユニカー製のL−5340、テー・ゴールドシュミッ
ト製のB−8451、B−8407等を挙げることがで
きる。なお、界面活性剤の添加量は、ポリイソシアネー
ト(B1)に対して0.05〜5質量%が好ましい。
物には、必要に応じて、セメント、高炉スラグ、石こ
う、炭酸カルシウム、粘土、水酸化アルミニウム、三酸
化アンチモン、生石灰、消石灰、ベントナイト等の無機
充填剤や、希釈剤、レベリング剤、難燃剤、シリコーン
系整泡剤、老化防止剤、耐熱性付与剤、抗酸化剤、触媒
等を適宜配合量を調整して配合することができる。本発
明においては、前記の触媒、前記の界面活性剤、各種添
加剤等の各種添加剤を添加することもできるが、人体及
び環境に悪影響に及ぼさないものに限定すべきである。
調整する際の前記(A)、(B)、(C)、(D)の混
合順序には特に限定がないが、通常、(A)並びに
(C)及び/又は(D)の混合物(A液)と、(B1)
と(B2)の混合物であるポリイソシアネート組成物
(B)(B液)との二液系として用いることが好まし
い。
しくは、(C)及び/又は(D)からなる接着剤組成物
及び充填剤組成物は、コンクリート用の接着剤としてだ
けでなく、クラックや空隙を有する人工構造物等に充填
され、固結ないし封止されるが、このように接着して固
結ないし封止する方法については特に限定がなく、公知
の方法を採用しうる。その一例をあげれば、例えば
(A)成分、(B)成分の注入量、圧力、配合比等をコ
ントロールしうる比例配合式ポンプを用い、(A)成
分、並びに好ましくは(C)成分及び/又は(D)成分
の混合物(A液)と、(B1)成分と(B2)成分の混
合物(B液)とを別々のタンクに入れ、場合によっては
スタティックミキサーを用いて被接着箇所や被充填箇所
等の所定箇所に、接着、充填する方法等がある。
空隙に本発明に規定する接着剤組成物及び充填剤組成物
を充填し、間隙を埋めることをいう。
接着剤組成物及び充填材組成物は、低粘度であるため、
作業性が良好だけでなく空隙やクラックへの浸透性、濡
れ性が良いため高い接着強度と充填性が得られる。更
に、経時で溶出する希釈剤を用いていないため耐久性に
も優れ、環境汚染の少ない接着剤組成物及び充填材組成
物である。
び充填剤組成物の製造例及び実施例に基づいて更に詳細
に説明するが、本発明はかかる製造例及び実施例のみに
限定されるものではない。
50Lの混合機を用い、表1に示す量を仕込んで、均一
にしてA1〜A4を調製した。各原料の仕込み量を表1
に示す。
び窒素ガス導入管のついた、容量:150Lの反応器を
用いて、ポリイソシアネートB1〜B7を合成した。原
料イソシアネートと原料ポリオールを表2に示す量を仕
込んだ後、80℃まで昇温して3時間反応させて、有機
ポリイソシアネート組成物を得た。原料の種類、使用
量、分析値を表2に示す。
に示す組み合わせで、以下の方法にてせん断接着強度、
充填性、水中溶出試験、耐候性を測定した。その結果を
表3、4に示す。
例のタイプによっては実施例と比較して遜色のないデー
タもあるが、全般的に接着強度が低く、特に比較例2は
粘度が高いため均一な接着層の塗布が出来ずに接着強度
が低くなり、比較例3は、水中溶出試験と耐候性試験の
結果に見られるように、希釈剤が溶出したため悪い結果
となった。
し、撹拌混合後の流動状態の液体を一部、コンクリート
製ブロック(縦:100mm、横:100mm、厚さ:
20mm)の表面の縦:50mm、横:50mmの面積
部分に、金属棒を用いてすばやく塗布し、その後、上下
から約5MPaにて加圧して供試体を作成した。そし
て、JIS K−6250に準じて、25℃、60RH
%の条件下でせん断接着強度を測定した。 (2)充填性 25℃にて、縦:100mm、横:100mm、深さ:
20mmの体積の空隙を有するコンクリート製ブロック
(縦:200mm、横:200mm、厚さ:40mm)
の空隙部分に、A液とB液とをそれぞれ10gずつ配合
し、金属棒で10秒間撹拌し、その後直ちに上から空隙
を有しない同形状のコンクリート製ブロックを重ね、約
5MPaにて加圧して供試体を作成した。そして、25
℃で1時間経過後にそのブロックを解放して、その空隙
の充填性をチェックし、完全に充填されている供試体を
「良好」と判定し、一部未充填部分がある供試体を「不
良」と判定した。 (3)水中溶出試験 A液とB液とをそれぞれ50gずつ配合し、その直後の
流動状態の液体をあらかじめ300mlの水を入れたポ
リカップに素早く入れて、水中での発泡状態を観察す
る。その際に、ポリカップの水が白濁したものを「不
良」と判定し、透明であるものを「良好」と判定した。 (4)耐候性試験 上記の「充填性」の試験に用いた、空隙に樹脂が流し込
まれている供試体を50℃の条件下で放置し、30時間
後の表面の状態を観察した。表面に液体状物質がにじみ
出ている供試体を「不良」と判定し、異常がない供試体
を「良好」と判定した。
Claims (6)
- 【請求項1】 アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソ
シアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアル
キレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下
のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度
が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物
(B)、からなるコンクリート用接着剤組成物。 - 【請求項2】 アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソ
シアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアル
キレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下
のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度
が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物
(B)、からなるコンクリート用充填剤組成物。 - 【請求項3】 触媒(C)及び/又はポリオール(D)
を含有してなる請求項1記載の接着剤組成物。 - 【請求項4】 触媒(C)及び/又はポリオール(D)
を含有してなる請求項2記載の充填剤組成物。 - 【請求項5】 ポリイソシアネート(B1)が、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニル
メタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からな
り、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化
合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール
又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体で
あることを特徴とする、請求項1又は3記載の接着剤組
成物。 - 【請求項6】 ポリイソシアネート(B1)が、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニル
メタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からな
り、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化
合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール
又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体で
あることを特徴とする、請求項2又は4記載の充填剤組
成物。
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