JP3840882B2 - コンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物 - Google Patents

コンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート用の接着剤組成物及び充填剤組成物に関する。更に詳しくは、配管、ブロック等のコンクリート製の人工構造物の接着用だけでなくクラック、空隙等の充填用に用られる、安全性の高い、低粘度タイプの接着剤組成物及び充填剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート用の接着剤及び充填剤に関しては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂がその性能の高さにより使用されている。
例えば、特開平6−287972号や特公平3−79493号にはエポキシ樹脂の例が開示されているが、エポキシ樹脂は一般に主剤、硬化剤の二液タイプの樹脂であり、その硬化は周囲温度に大きく影響され、低温時、例えば冬場での屋外作業では完全硬化まで数日を要するのが通例である。
そのため、ウレタン樹脂がエポキシ樹脂より硬化性が優れているため使用されるが、イソシアネート基末端のウレタンプレポリマーのみを使用する一液湿気硬化タイプよりは前記イソシアネート基末端のウレタンプレポリマーにポリオールを組み合わせる二液タイプの方が強度、硬化性、耐久性等において優れている。
【0003】
例えば、特開平4−115061号においては、土木・建築構造物の乾燥亀裂部に、水硬化性一液型ポリウレタンプレポリマーと水ガラスとの混合物を充填する土木・建築構造物の亀裂補修方法が開示されており、水硬化性一液型ポリウレタンプレポリマーとしては、例としてエチレングリコールにエチレンオキシドとプロピレンオキシドとを重合させて得られる共重合体と、トリレンジイソシアネートとの反応物が挙げられている。
【0004】
しかしながら、一般的にイソシアネート基末端のウレタンプレポリマーを用いる場合において、一液タイプだけでなく二液タイプのウレタン樹脂でも、使用するイソシアネート基末端のウレタンプレポリマーが高粘度であるという問題点がある。すなわち、イソシアネート基末端のウレタンプレポリマーは、後述する有機ポリイソシアネート化合物と活性水素基を有する化合物との反応により得ることができ、そのプレポリマー中にはその高分子化反応の結果生ずるウレタン結合が含まれ、そのウレタン結合は「−NH−CO−O」で表され、その水素原子と酸素原子との間で分子内、分子間で「水素結合」を生じやすく、それにより分子自体が凝集するため粘度が高くなる。
【0005】
このように粘度が高くなると、混合性の悪さ、外観不良だけでなく濡れ性や浸透性が悪くなるため接着不良等の問題が生じるが、その解決のためには、イソシアネート基と反応する活性水素を有しない溶剤や希釈剤を添加することにより低粘度化を図ることができる。しかし、この場合には、これらの添加剤がイソシアネート基と反応する活性水素を有しないため、ポリオールとイソシアネートのウレタン化反応による三次元化構造中に取り込まれることがなく、経時で溶出又は飛散し、接着剤層や充填剤層が体積収縮し、強度低下や耐久性低下等の問題が生じ、低粘度化と耐久性保持という要件の両立を図ることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術に着目してなされたもので、イソシアネート基と反応する活性水素を有する特定成分の希釈剤(以下、反応性希釈剤という)を用いることにより、有機イソシアネート化合物だけでなくイソシアネート基末端のウレタンプレポリマーの低粘度化を図ることができるととともに経時での溶出、飛散を防ぐことができ、また、その反応性希釈剤を用いて得られる有機イソシアネート組成物と、アルカリ珪酸塩水溶液を組合わせることにより、従来形成することが困難であった無機−有機複合固結体を形成し、固結強度が大きく、安定強化効果、耐久性、作業性及び経済性に優れたコンクリート用の接着及び充填を可能ならしめることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(6)に示されるものである。
【0008】
(1) アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物(B)、からなるコンクリート用接着剤組成物。
【0009】
(2) アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物(B)、からなるコンクリート用充填剤組成物。
【0010】
(3) 触媒(C)及び/又はポリオール(D)を含有してなる前記(1)の接着剤組成物。
【0011】
(4) 触媒(C)及び/又はポリオール(D)を含有してなる前記(2)の充填剤組成物。
【0012】
(5) ポリイソシアネート(B1)が、ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体であることを特徴とする、前記(1)又は(3)の接着剤組成物。
【0013】
(6) ポリイソシアネート(B1)が、ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体であることを特徴とする、前記(2)又は(4)の充填剤組成物。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のコンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物(以下、接着剤及び充填剤組成物という)は、前記したように、アルカリ珪酸塩水溶液(A)成分、ポリイソシアネート(B1)成分とモノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)成分からなる25℃での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物(B)成分、更に好ましくは触媒(C)成分、ポリオール(D)成分、からなるものである。
【0015】
本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物の固結反応は、極めて複雑であるため明確ではないが、おそらくアルカリ珪酸塩水溶液(A)成分とポリイソシアネート組成物(B)成分とを混合したときに、(A)成分中に形成されるシラノール基と(B)成分中のイソシアネート基とが反応して無水珪酸−ウレタン複合体が形成され、同時に(B)成分が水と反応して炭酸ガスを発生しながら尿素結合による多量体や無水珪酸−尿素架橋複合体を形成し、副生した炭酸ガスの一部は(A)成分中に溶解し、(A)成分中のアルカリ珪酸塩をゲル化して無水珪酸ゲルを形成することに基づくものと推定される。更に、ポリオール(D)が存在する場合には、ポリオール(D)中の水酸基と(B)成分中のイソシアネート基とが反応してウレタン樹脂が形成されることにも基づくものと推定される。
【0016】
また、(B)成分と水との反応によって発生する炭酸ガス並びに(A)成分と(B)成分との反応時、又はポリオール(D)を含んでもよい(A)成分と(B)成分との反応時に発生する反応熱によって蒸発する水蒸気により、前記無水珪酸−ウレタン複合体は発泡状の固結体を形成し、その体積を増大させる。この時の発泡圧により、前記無水珪酸−ウレタン複合体がコンクリート製の人工構造物等の間隙に入り込みやすくなる。本発明により得られる接着剤及び充填剤組成物が低粘度のため、より一層効果的に浸透しやすくなり、接着強度や充填性が向上する。
【0017】
以下、本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物の構成成分について述べる。
本発明に用いられるアルカリ珪酸塩水溶液は、前記したように、主としてそのシラノール基と後述する(B)成分のイソシアネート基との反応によって無水珪酸−ウレタン複合体を形成させる成分である。
【0018】
前記アルカリ珪酸塩水溶液(A)としては、例えば珪酸カリウムや式:Na2 O・xSiO2 で表わされる珪酸ソーダ等の水溶液を主成分とするものが挙げられ、このような珪酸ソーダは、例えばNa2OとSiO2とのモル比が2:1〜1:4のものが挙げられる。
【0019】
また、前記アルカリ珪酸塩水溶液(A)の固形分濃度は、通常10〜70質量%であることが好ましく、特に20〜50質量%となるように調整することが好ましい。具体的には、1号珪酸ソーダS2、2号珪酸ソーダN5、2号珪酸ソーダQ3、2号珪酸ソーダT8(いずれも東曹産業株式会社製)等が挙げられる。
【0020】
前記ポリイソシアネート(B1)に用いられるものとしては、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)(以下、MDIという)、ジフェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)(ジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネートであって3核体以上のポリイソシアネートを云う。ポリイソシアネートを定義するための便宜上の化合物。市販されていない)、(b11)と(b12)からなる化合物(以下、ポリメリックMDIという。2核体を含有した形で市販されている)、液状MDI(カルボジイミド変性MDI)、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリメチレンキシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート等のポリイソシアネートの単独又は2種以上の混合物や、前記ポリイソシアネートに触媒を加え、二量体又は三量体としたもの等が挙げられる。
【0021】
また前記のほかにも、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、オクタノール、ラウリルアルコール等のモノオールや、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等のジオールや、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のポリオールや、その他モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジグリセリン、ソルビトール、蔗糖等の単独又は混合物にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを単独又は併用し、公知の方法で付加重合して得られるモノ又はポリオールと、前記ポリイソシアネートとを、例えばNCO基とOH基との当量比(NCO基/OH基)が1.5〜500、好ましくは2.0〜400の範囲となるように公知の方法で反応させて得られるイソシアネート基含有ウレタンプレポリマーも、前記(B1)として好適に用いることができる。
【0022】
ここで用いることのできるモノ又はポリオールの好ましい平均分子量は76〜10,000であり、平均分子量が76より小さいとイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーのウレタン基濃度が高くなるため粘度が高くなり、混合性の悪さ、外観不良だけでなく濡れ性や浸透性が悪くなるため接着不良等の問題が生じる。一方、平均分子量が10,000より大きいと前記のイソシアネートとの相溶性が悪くなり、均一なイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーが得られなくなるとともに得られたイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーのウレタン基濃度が低くなるため接着層及び充填層の強度が低くなるため好ましくない。
【0023】
本発明に用いることのできるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーのNCO含量は5〜33質量%が好ましく、そして8〜31質量%がより好ましく、10〜30質量%が特により好ましい。
【0024】
本発明に用いられるポリイソシアネート組成物(B)の粘度は、コンクリート製の人工構築物や材料等への注入性、浸透性、濡れ性を向上させるため、25℃で400mPa・s以下が好ましく、更に好ましくは30〜300mPa・sである。粘度が400mPa・sより大きいと、注入性、浸透性、濡れ性が悪くなるため接着強度、充填性、耐久性等が悪くなる一方、特に冬期では作業性が低下する。一方、粘度が30mPa・sより小さいと、たれやすくなり最適な接着剤及び充填剤量を確保できないため接着強度、充填性が悪くなる。
【0025】
このように、25℃で400mPa・s以下の低粘度タイプのポリイソシアネート組成物(B)を得るためには、それを構成するMDI及びポリメリックMDIの配合比を調整する必要がある。すなわち、質量比でMDI/ポリメリックMDI=20/80〜80/20が好ましく、MDIが少なすぎる場合は、粘度が高くなりやすい。また、MDIが多すぎる場合は、低温貯蔵時において、MDIの結晶化により析出物が出やすい。
【0026】
更に、MDI及びポリメリックMDI中のMDIとしては、2,2′−MDI、2,4′−MDI、4,4′−MDIの三種類の異性体があるが、本発明においては、いずれのMDIの異性体も使用することができる。
本発明による25℃で400mPa・s以下の粘度を達成するためには、(B1)としてはポリメリックMDI単独ではなくて、MDIを併用することが必要である。MDIとしては、4,4′−MDIがもっとも入手しやすく、4,4′−MDI(凝固点約39℃)が多くなるにつれて低温で凝固しやすくなる。そこで、低温安定性を達成するためには2,2′−MDI、2,4′−MDI及びこれらのMDIを含有するポリメリックMDIを使用するのが好ましい。
【0027】
一方、25℃で400mPa・s以下の低粘度タイプのポリイソシアネート組成物を得るための方法としては、トルエンやキシレン、1,1,1−トリクロロエタン、塩化メチレン、トリクロロフルオロメタン等の有機溶剤が希釈剤として用いてもよいが、これらの有機溶剤は揮発性であり、固結後放出されて環境を損うことがあるため、できるだけ使用しないほうが好ましい。
【0028】
更に、(B)成分の低粘度化のために、芳香族系又は脂肪族系の二塩基酸のジエステル類、モノ又は多価アルコール類の酢酸エステル類、アルキレンカーボネート類、エーテル類、環状エステル類、酸無水物、各種のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル類等の、イソシアネート基と反応する活性水素を有しない化合物を希釈剤として用いる場合も前記の溶剤と同様に使用しないほうが好ましい。
即ちこの場合には、これらの希釈剤がイソシアネート基と反応する活性水素を有しないため、ポリオールとイソシアネートのウレタン化反応による三次元化構造中に取り込まれることがなく、経時により溶出又は飛散し、接着剤層や充填剤層が体積収縮し、強度低下や耐久性低下等の問題が生じるため好ましくない。
【0029】
そのため本発明では、安定性や減粘性に優れるという希釈剤に要求される要件以外に、ポリイソシアネート組成物(B)に対するだけでなくアルカリ珪酸塩水溶液(A)に対する相溶性、本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物により得られる接着剤層及び充填剤層表面への希釈剤の移行性の点から、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)が希釈剤として好ましいことを見出した。
【0030】
この化合物は、極わずかの活性水素基を有するが1官能性であり、(B)成分中のポリイソシアネートと反応させてイソシアネート基末端プレポリマー化しても粘度の上昇はわずかであり、実用上はポリイソシアネート(B1)との混合物として用いられる。
また、前記のように、(A)成分と(B)成分とを混合したときに、(A)成分中に形成されるシラノール基と(B)成分中のイソシアネート基とが反応して無水珪酸−ウレタン複合体が形成される過程で、(B2)化合物の構造にはモノカルボン酸成分が含まれていることから(A)成分と親和性を持つと考えられ、(B)成分が水と反応して炭酸ガスを発生しながら尿素結合による多量体や無水珪酸−尿素架橋複合体を形成する過程で、(A)成分と複合体を形成し、結果として希釈剤の表面移行性の少ない接着剤層及び充填剤層を形成するものと考えられる。
【0031】
(B1)成分の一つとして例示されるイソシアネート基末端プレポリマーを得るのに用いられる前記モノオールでも、上記の希釈剤と同様に活性水素基を1個しか有しないため、同様の粘度低下効果はあるものの上記に説明する本発明の希釈剤のような効果がないため、強度の点で劣る接着剤層及び充填剤層しか形成しないものと考えられる。
【0032】
前記、(B2)化合物のモノカルボン酸のモノエステル類を構成する酸成分としては、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリアン酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、安息香酸等及びそのiso−体等の異性体が挙げられる。
【0033】
一方前記、(B2)化合物のモノカルボン酸のモノエステル類を構成するアルコール成分としては、一価アルコール類が好ましく、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、オクタノール、ラウリルアルコール等のモノオール及びその異性体やモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等のアルカノールアミン等及びその異性体、そしてエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のジオール及びその異性体やグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のポリオール及びその異性体、ジグリセリン、ソルビトール、蔗糖等及びその異性体の単独又は混合物に前記のモノオール、アルカノールアミンを併用して、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを単独又は併用して、公知の方法で付加重合して得られるモノオールが挙げられる。
【0034】
本発明においては、特にカプリル酸と2−エチルヘキサノール又はオクタノールのポリオキシアルキレンモノオールとのモノエステルが特に好ましい。
【0035】
(B)成分としては、固結強度、安全衛生面及び経済性の点からMDIとポリメリックMDIの混合物又はその混合物の変性タイプであるイソシアネート基含有ウレタンプレポリマー等と前記、モノエステルとの組み合わせが好ましい。
【0036】
前記(B)成分の配合量は、(A)成分中の例えばNa2OとSiO2とのモル比等によって異なるので一概には決定することができないが、通常(A)成分と(B)成分との配合割合((A)成分/(B)成分)が質量比で10/100〜100/10が好ましく、特に20/100〜100/20となるように調整することが好ましい。かかる配合割合が前記下限値よりも小さい場合には、接着剤組成物及び充填剤組成物のコストが高いため不経済となり、また前記上限値よりも大きい場合には、接着剤及び充填剤組成物の固化が不充分で未硬化状となり、たとえ硬化しても硬度が低く、脆くて実用に供しえなくなる傾向がある。
【0037】
前記希釈剤を使用する場合、この配合量は質量比で、(B1)成分/希釈剤=100/5〜100/100の範囲で使用することが一般的である。
【0038】
本発明に用いられる触媒(C)としては、大別して金属系触媒と三級アミン系触媒がありいずれも使用することができ、アルカリ珪酸塩水溶液(A)やポリオール(D)とポリイソシアネート(B1)との反応硬化を促進するための触媒として作用するものであり、触媒(C)は、(A)成分との相溶性が良好で、皮膚や衣服に付着しても水洗によって容易に除去され、触媒活性も高いものである。
【0039】
金属系触媒としては、触媒活性を発現する金属化合物であれば用いることができ、例えばスズ、亜鉛、カルシウム、チタン等の金属のエステル化物、金属塩、酸誘導体、酸化物、塩化物等を挙げることができ、具体例としてはジブチルチンジラウレート、ジオクチルチンジラウレート、オクチル酸スズ、オクチル酸亜鉛、ナフテン酸カルシウム、テトラブチルチタネート、酸化スズ、塩化スズ、塩化マグネシウム等が挙げられる。
一方、アミン系触媒の具体例として、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルイミダゾール、1−メチルイミダゾール、1−エチルイミダゾール、1−プロピルイミダゾール、1−シアノイミダゾール、1−シアノメチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1,4−ジメチルイミダゾール、1−メチル−2−エチルイミダゾール、1−メチル−4−エチルイミダゾール、1−エチル−2−メチルイミダゾール、1−エチル−4−メチルイミダゾール、ピリジン、α−ピコリン等の触媒が挙げられる。
【0040】
また、ポリイソシアネート組成物と反応する活性水素を有するアミン系触媒として、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N,N′−トリメチルアミノエチルエタノールアミン、N,N,N′,N′−テトラメチルヒドロキシプロピレンジアミン等も前記(A)成分に配合することができる。
【0041】
本発明においては、上記の触媒以外に各種カップリング剤、各種発泡剤、更には界面活性剤、分散剤、増粘剤、酸化防止剤、耐熱性付与剤等の各種添加剤を添加することもできるが、あくまでも土壌汚染をおこさないものに限定すべきである。
【0042】
更にアルカリ珪酸塩水溶液(A)と触媒(C)の配合量は質量比で、前記(A)/(C))=100/0.1〜100/20が好ましく、特に100/0.5〜100/15であることが好ましい。かかる(C)の配合量が前記下限値未満である場合には、硬化しにくく固結反応が不充分で、目的とした性能の固結体が得られにくくなる傾向があり、また前記上限値を越える場合には、硬化反応が速すぎて前記(A)成分、(B)成分が均一に混合されにくくなる傾向がある。
【0043】
また、本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物には、アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシアネート組成物(B)、触媒(C)の他に、ポリオール(D)を配合することができる。
本発明に用いられるポリオール(D)としては、例えば前記(B1)であるイソシアネート基末端プレポリマーに用いられるモノ又はポリオール等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、これらのポリオールの数平均分子量は62〜20,000であることが好ましく、特に76〜10,000が好ましい。実質平均官能基数は1以上が好ましく、特に1〜4が特に好ましい。
【0044】
前記(D)成分の配合量は、用いる(B)成分の種類等によって異なるので一概には決定することができないが、通常(B)成分と(D)成分との配合割合が、(B)成分中のNCO基と(D)成分中のOH基とのモル比(NCO基/OH基)が0.5〜500が好ましく、特に1〜450となるように調整することが好ましい。かかるNCO基とOH基のモル比が前記下限値未満である場合には、本発明から得られる接着剤層及び充填剤層が柔かすぎて実用に供しにくくなる傾向があり、また前記上限値を越える場合には、接着剤層及び充填剤層が脆くなる傾向がある。
【0045】
また、上記と同様にアルカリ珪酸塩水溶液(A)とポリイソシアネート組成物(B)の二相関の分散や反応性を調整する目的では、界面活性剤を用いることが好ましい。界面活性剤としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを含有するポリグリコールエーテルと、少なくとも1個の活性水素を含有する有機化合物とを縮合することによって得られる。この少なくとも1個の活性水素を含有する有機化合物としては、アルコール、フェノール、チオール、1級又は2級アミンや、1個以上のアルキル置換基を有するフェノール系化合物のポリアルキレンオキシド誘導体を挙げることができる。界面活性剤は、あらかじめ(A)成分及び/又は(B)成分に添加することができるが、(A)成分にあらかじめ混合した場合、攪拌した際に泡立ち、正確に計量できなくなるので、ポリイソシアネート組成物(B)のみに混合してから使用するのが好ましい。
【0046】
また、シリコーン系界面活性剤を挙げることができ、例えば、各種のシロキサンポリアルキレンオキシドブロック共重合体が挙げられる。具体的には、日本ユニカー製のL−5340、テー・ゴールドシュミット製のB−8451、B−8407等を挙げることができる。なお、界面活性剤の添加量は、ポリイソシアネート(B1)に対して0.05〜5質量%が好ましい。
【0047】
更に本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物には、必要に応じて、セメント、高炉スラグ、石こう、炭酸カルシウム、粘土、水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン、生石灰、消石灰、ベントナイト等の無機充填剤や、希釈剤、レベリング剤、難燃剤、シリコーン系整泡剤、老化防止剤、耐熱性付与剤、抗酸化剤、触媒等を適宜配合量を調整して配合することができる。
本発明においては、前記の触媒、前記の界面活性剤、各種添加剤等の各種添加剤を添加することもできるが、人体及び環境に悪影響に及ぼさないものに限定すべきである。
【0048】
本発明の接着剤組成物及び充填剤組成物を調整する際の前記(A)、(B)、(C)、(D)の混合順序には特に限定がないが、通常、(A)並びに(C)及び/又は(D)の混合物(A液)と、(B1)と(B2)の混合物であるポリイソシアネート組成物(B)(B液)との二液系として用いることが好ましい。
【0049】
本発明における(A)、(B)、更に好ましくは、(C)及び/又は(D)からなる接着剤組成物及び充填剤組成物は、コンクリート用の接着剤としてだけでなく、クラックや空隙を有する人工構造物等に充填され、固結ないし封止されるが、このように接着して固結ないし封止する方法については特に限定がなく、公知の方法を採用しうる。その一例をあげれば、例えば(A)成分、(B)成分の注入量、圧力、配合比等をコントロールしうる比例配合式ポンプを用い、(A)成分、並びに好ましくは(C)成分及び/又は(D)成分の混合物(A液)と、(B1)成分と(B2)成分の混合物(B液)とを別々のタンクに入れ、場合によってはスタティックミキサーを用いて被接着箇所や被充填箇所等の所定箇所に、接着、充填する方法等がある。
【0050】
なお、本発明において、封止とは、空洞や空隙に本発明に規定する接着剤組成物及び充填剤組成物を充填し、間隙を埋めることをいう。
【0051】
【発明の効果】
本発明によって得られるコンクリート用接着剤組成物及び充填材組成物は、低粘度であるため、作業性が良好だけでなく空隙やクラックへの浸透性、濡れ性が良いため高い接着強度と充填性が得られる。更に、経時で溶出する希釈剤を用いていないため耐久性にも優れ、環境汚染の少ない接着剤組成物及び充填材組成物である。
【0052】
【実施例】
次に本発明のコンクリート用接着剤組成物及び充填剤組成物の製造例及び実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はかかる製造例及び実施例のみに限定されるものではない。
【0053】
[A液の調製]
攪拌機のついた、容量:150Lの混合機を用い、表1に示す量を仕込んで、均一にしてA1〜A4を調製した。各原料の仕込み量を表1に示す。
【0054】
[A液合成用原料]
1号珪酸ソーダS2:珪酸塩水溶液(東曹産業株式会社製)
TEDA :トリエチレンジアミン(アミン系触媒)
DBTDL :ジブチルチンジラウレート(金属系触媒)
PPG−200 :ポリ(オキシプロピレン)ポリオール
数平均分子量=200
平均官能基数=2
DPG :ジプロピレングリコール
【0055】
【表1】
Figure 0003840882
【0056】
[B液の合成]
攪拌機、温度計、冷却器及び窒素ガス導入管のついた、容量:150Lの反応器を用いて、ポリイソシアネートB1〜B7を合成した。
原料イソシアネートと原料ポリオールを表2に示す量を仕込んだ後、80℃まで昇温して3時間反応させて、有機ポリイソシアネート組成物を得た。原料の種類、使用量、分析値を表2に示す。
【0057】
Figure 0003840882
Figure 0003840882
【0058】
【表2】
Figure 0003840882
【0059】
[実施例1〜6、比較例1〜3]
表3、4に示す組み合わせで、以下の方法にてせん断接着強度、充填性、水中溶出試験、耐候性を測定した。その結果を表3、4に示す。
【0060】
【表3】
Figure 0003840882
【0061】
【表4】
Figure 0003840882
【0062】
表3、4の各種データを比較すれば、比較例のタイプによっては実施例と比較して遜色のないデータもあるが、全般的に接着強度が低く、特に比較例2は粘度が高いため均一な接着層の塗布が出来ずに接着強度が低くなり、比較例3は、水中溶出試験と耐候性試験の結果に見られるように、希釈剤が溶出したため悪い結果となった。
【0063】
[試験方法]
(1)せん断接着強度
25℃にてA液とB液とをそれぞれ100gずつ配合し、撹拌混合後の流動状態の液体を一部、コンクリート製ブロック(縦:100mm、横:100mm、厚さ:20mm)の表面の縦:50mm、横:50mmの面積部分に、金属棒を用いてすばやく塗布し、その後、上下から約5MPaにて加圧して供試体を作成した。そして、JIS K−6250に準じて、25℃、60RH%の条件下でせん断接着強度を測定した。
(2)充填性
25℃にて、縦:100mm、横:100mm、深さ:20mmの体積の空隙を有するコンクリート製ブロック(縦:200mm、横:200mm、厚さ:40mm)の空隙部分に、A液とB液とをそれぞれ10gずつ配合し、金属棒で10秒間撹拌し、その後直ちに上から空隙を有しない同形状のコンクリート製ブロックを重ね、約5MPaにて加圧して供試体を作成した。そして、25℃で1時間経過後にそのブロックを解放して、その空隙の充填性をチェックし、完全に充填されている供試体を「良好」と判定し、一部未充填部分がある供試体を「不良」と判定した。
(3)水中溶出試験
A液とB液とをそれぞれ50gずつ配合し、その直後の流動状態の液体をあらかじめ300mlの水を入れたポリカップに素早く入れて、水中での発泡状態を観察する。その際に、ポリカップの水が白濁したものを「不良」と判定し、透明であるものを「良好」と判定した。
(4)耐候性試験
上記の「充填性」の試験に用いた、空隙に樹脂が流し込まれている供試体を50℃の条件下で放置し、30時間後の表面の状態を観察した。表面に液体状物質がにじみ出ている供試体を「不良」と判定し、異常がない供試体を「良好」と判定した。

Claims (6)

  1. アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物(B)、からなるコンクリート用接着剤組成物。
  2. アルカリ珪酸塩水溶液(A)、ポリイソシアネート(B1)とモノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)からなる25℃での粘度が400mPa・s以下のポリイソシアネート組成物(B)、からなるコンクリート用充填剤組成物。
  3. 触媒(C)及び/又はポリオール(D)を含有してなる請求項1記載の接着剤組成物。
  4. 触媒(C)及び/又はポリオール(D)を含有してなる請求項2記載の充填剤組成物。
  5. ポリイソシアネート(B1)が、ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体であることを特徴とする、請求項1又は3記載の接着剤組成物。
  6. ポリイソシアネート(B1)が、ジフェニルメタンジイソシアネート(b11)及びジフェニルメタンジイソシアネート系多核縮合体(b12)からなり、モノカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの数平均分子量が500以下のモノエステル化合物(B2)が、カプリル酸と2−エチルヘキサノール又はオクタノールのポリアルキレンオキサイド付加体であることを特徴とする、請求項2又は4記載の充填剤組成物。
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