JP2002020372A - 置換されたピリジン類の改良された製造方法 - Google Patents
置換されたピリジン類の改良された製造方法Info
- Publication number
- JP2002020372A JP2002020372A JP2001169465A JP2001169465A JP2002020372A JP 2002020372 A JP2002020372 A JP 2002020372A JP 2001169465 A JP2001169465 A JP 2001169465A JP 2001169465 A JP2001169465 A JP 2001169465A JP 2002020372 A JP2002020372 A JP 2002020372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- acid
- formula
- dihydropyridine
- substituted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D213/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/04—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D213/60—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D213/78—Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
- C07D213/79—Acids; Esters
- C07D213/803—Processes of preparation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D213/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/04—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D213/60—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D213/78—Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
- C07D213/79—Acids; Esters
- C07D213/80—Acids; Esters in position 3
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 対応する1,4−ジヒドロピリジン類の酸化
により置換されたピリジン類を製造するための、実施が
容易で、コスト効果があり且つ高い収率を与える方法を
提供すること。 【解決手段】 式(II) 【化1】 式中、R1及びR5は同一であるか又は相異なり、そして
各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−アリールを表
し、R2及びR4は同一であるか又は相異なり、そして各
々水素、C1〜C10−アルキル、CN又はCOOR6(こ
こでR6はC1〜C10−アルキルである)を表し、R3は
水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又は場合により
ハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記で定義したと
おりである)、CNもしくはC1〜C10−アルキルによ
り置換されていてもよいC6〜C10−アリールを表す、
の置換された1,4−ジヒドロピリジンを酸化成分20
重量%未満を含有する酸の存在下に亜硝酸メチルと反応
させることを特徴とする式(I) 【化2】 式中、R1〜R5は式(I)で定義したとおりである、の
置換されたピリジン類の製造方法。
により置換されたピリジン類を製造するための、実施が
容易で、コスト効果があり且つ高い収率を与える方法を
提供すること。 【解決手段】 式(II) 【化1】 式中、R1及びR5は同一であるか又は相異なり、そして
各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−アリールを表
し、R2及びR4は同一であるか又は相異なり、そして各
々水素、C1〜C10−アルキル、CN又はCOOR6(こ
こでR6はC1〜C10−アルキルである)を表し、R3は
水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又は場合により
ハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記で定義したと
おりである)、CNもしくはC1〜C10−アルキルによ
り置換されていてもよいC6〜C10−アリールを表す、
の置換された1,4−ジヒドロピリジンを酸化成分20
重量%未満を含有する酸の存在下に亜硝酸メチルと反応
させることを特徴とする式(I) 【化2】 式中、R1〜R5は式(I)で定義したとおりである、の
置換されたピリジン類の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は対応する1,4−ジ
ヒドロピリジン類の酸化(芳香族化)により置換された
ピリジン類を製造するための改良された方法に関する。
ヒドロピリジン類の酸化(芳香族化)により置換された
ピリジン類を製造するための改良された方法に関する。
【0002】置換されたピリジン類は医薬、作物保護剤
び染料の製造のための重要な製品である。
び染料の製造のための重要な製品である。
【0003】
【従来の技術】多数の酸化剤、例えば、場合により超音
波の作用を伴う、支持体上の硝酸鉄及び硝酸銅、硝酸セ
リウムアンモニウム、ピリジニウムクロロクロメート、
硝酸及び一酸化窒素は、1,4−ジヒドロピリジン類を
酸化する(芳香族化する)のに適当であることが知られ
ている(J.Org.Chem.62,3582(19
97)参照)。これらの酸化方法のいくらかは高価であ
り、他は複雑な装置及び安全の予防措置を必要とし、他
はエコロジー上好ましくない酸化剤を必要とする。酸化
剤として使用するための上記参考文献で推奨されている
一酸化窒素は、大気の酸素と反応するのでアルゴン下に
取り扱わなければならず且つそれは高価である。J.M
ed.Chem.29,1596(1986)に従え
ば、酸化は硝酸を使用して行われるが、大量の硝酸が必
要であり(出発物質0.66gについて12mlの水性
硝酸)、そして生成物はエーテルで3回の抽出により単
離しなければならない。
波の作用を伴う、支持体上の硝酸鉄及び硝酸銅、硝酸セ
リウムアンモニウム、ピリジニウムクロロクロメート、
硝酸及び一酸化窒素は、1,4−ジヒドロピリジン類を
酸化する(芳香族化する)のに適当であることが知られ
ている(J.Org.Chem.62,3582(19
97)参照)。これらの酸化方法のいくらかは高価であ
り、他は複雑な装置及び安全の予防措置を必要とし、他
はエコロジー上好ましくない酸化剤を必要とする。酸化
剤として使用するための上記参考文献で推奨されている
一酸化窒素は、大気の酸素と反応するのでアルゴン下に
取り扱わなければならず且つそれは高価である。J.M
ed.Chem.29,1596(1986)に従え
ば、酸化は硝酸を使用して行われるが、大量の硝酸が必
要であり(出発物質0.66gについて12mlの水性
硝酸)、そして生成物はエーテルで3回の抽出により単
離しなければならない。
【0004】4−(4−フルオロフェニル)−2,6−
ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボル)−ピ
リジンを製造するために、対応する1,4−ジヒドロピ
リジンを硫黄で酸化することが知られている(米国特許
第4950675号参照)。硫黄の取り扱いが問題であ
ることに加えて、この方法は40%より相当少ない収率
しか可能ではなくそして高度に毒性の硫化水素が副生物
として生成するという大きな欠点を有する。
ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボル)−ピ
リジンを製造するために、対応する1,4−ジヒドロピ
リジンを硫黄で酸化することが知られている(米国特許
第4950675号参照)。硫黄の取り扱いが問題であ
ることに加えて、この方法は40%より相当少ない収率
しか可能ではなくそして高度に毒性の硫化水素が副生物
として生成するという大きな欠点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かくして、対応する
1,4−ジヒドロピリジン類の酸化により置換されたピ
リジン類を製造するための、実施するのが容易で、コス
ト効果があり(cost−effective)且つ高
い収率を与える方法は現在のところない。
1,4−ジヒドロピリジン類の酸化により置換されたピ
リジン類を製造するための、実施するのが容易で、コス
ト効果があり(cost−effective)且つ高
い収率を与える方法は現在のところない。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、式
(II)
(II)
【0007】
【化3】
【0008】式中、R1及びR5は同一であるか又は相異
なり、そして各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−
アリールを表し、R2及びR4は同一であるか又は相異な
り、そして各々水素、C1〜C10−アルキル、CN又は
COOR6(ここでR6はC1〜C10−アルキルである)
を表し、R3は水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又
は場合によりハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記
で定義したとおりである)、CNもしくはC1〜C10−
アルキルにより置換されていてもよいC6〜C10−アリ
ールを表す、の置換された1,4−ジヒドロピリジンを
酸化成分(oxidizing components)20重量%未満を含有
する酸の存在下に亜硝酸メチルと反応させることを特徴
とする式(I)
なり、そして各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−
アリールを表し、R2及びR4は同一であるか又は相異な
り、そして各々水素、C1〜C10−アルキル、CN又は
COOR6(ここでR6はC1〜C10−アルキルである)
を表し、R3は水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又
は場合によりハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記
で定義したとおりである)、CNもしくはC1〜C10−
アルキルにより置換されていてもよいC6〜C10−アリ
ールを表す、の置換された1,4−ジヒドロピリジンを
酸化成分(oxidizing components)20重量%未満を含有
する酸の存在下に亜硝酸メチルと反応させることを特徴
とする式(I)
【0009】
【化4】
【0010】式中、R1〜R5は式(I)で定義したとお
りである、の置換されたピリジン類の製造方法を提供す
る。
りである、の置換されたピリジン類の製造方法を提供す
る。
【0011】式(I)及び(II)において、R1及び
R5は好ましくは同一でありそして各々好ましくは直鎖
状もしくは分岐状C1〜C6−アルキルを表し、R2及び
R4は好ましくは同一でありそして各々好ましくはCO
OR6(ここでR6は直鎖状もしくは分岐状C1〜C6−ア
ルキルである)を表し、そしてR3は好ましくはフッ素
及び/又は塩素で置換されたフェニルを表す。
R5は好ましくは同一でありそして各々好ましくは直鎖
状もしくは分岐状C1〜C6−アルキルを表し、R2及び
R4は好ましくは同一でありそして各々好ましくはCO
OR6(ここでR6は直鎖状もしくは分岐状C1〜C6−ア
ルキルである)を表し、そしてR3は好ましくはフッ素
及び/又は塩素で置換されたフェニルを表す。
【0012】式(I)及び式(II)において、R1及
びR5は特に好ましくはイソプロピルを表し、R2及びR
3は特に好ましくはCOOR6(ここでR6はメチル又は
エチルである)を表し、そしてR3は特に好ましくは4
−フルオロフェニルを表す。
びR5は特に好ましくはイソプロピルを表し、R2及びR
3は特に好ましくはCOOR6(ここでR6はメチル又は
エチルである)を表し、そしてR3は特に好ましくは4
−フルオロフェニルを表す。
【0013】必要な亜硝酸メチルは、強酸の存在下にア
ルカリ金属亜硝酸塩をメタノールと反応させることによ
りそれ自体既知の簡単な方法で製造することができる。
この製造方法では、亜硝酸メチルはガス状で得られ、そ
してそれはこの形態で本発明に従う方法で使用すること
ができる。少なくとも化学量論的に必要な量の亜硝酸メ
チルを使用するのが有利である。相対的に大過剰の亜硝
酸メチルですら反応を妨害しない。式(II)の1,4
−ジヒドロピリジン1モル当たり亜硝酸メチル1〜20
モルを使用するのが好ましい。
ルカリ金属亜硝酸塩をメタノールと反応させることによ
りそれ自体既知の簡単な方法で製造することができる。
この製造方法では、亜硝酸メチルはガス状で得られ、そ
してそれはこの形態で本発明に従う方法で使用すること
ができる。少なくとも化学量論的に必要な量の亜硝酸メ
チルを使用するのが有利である。相対的に大過剰の亜硝
酸メチルですら反応を妨害しない。式(II)の1,4
−ジヒドロピリジン1モル当たり亜硝酸メチル1〜20
モルを使用するのが好ましい。
【0014】非常に広い多様な鉱酸及びカルボン酸が酸
として使用するのに適当である。ガス状塩化水素、水性
塩化水素酸、水性硫酸及び実質的な(in subst
ance)もしくは水性溶液としてのC1〜C4−カルボ
ン酸を使用するのが好ましい。
として使用するのに適当である。ガス状塩化水素、水性
塩化水素酸、水性硫酸及び実質的な(in subst
ance)もしくは水性溶液としてのC1〜C4−カルボ
ン酸を使用するのが好ましい。
【0015】酸の量は相対的に広い限界内で変えること
ができる。例えば、触媒量、化学量論的量又は化学量論
的量を越える量の酸を使用することが可能である。式
(II)の1,4−ジヒドロピリジン1モル当たり0.
01〜2モルの酸を使用するのが好ましい。異なる酸の
混合物を使用することも可能である。カルボン酸は溶媒
として作用することもでき、従って、例えば、式(I
I)の1,4−ジヒドロピリジン1モル当たり50モル
まで、好ましくは30モルまでのより高いモル比で使用
することができる。
ができる。例えば、触媒量、化学量論的量又は化学量論
的量を越える量の酸を使用することが可能である。式
(II)の1,4−ジヒドロピリジン1モル当たり0.
01〜2モルの酸を使用するのが好ましい。異なる酸の
混合物を使用することも可能である。カルボン酸は溶媒
として作用することもでき、従って、例えば、式(I
I)の1,4−ジヒドロピリジン1モル当たり50モル
まで、好ましくは30モルまでのより高いモル比で使用
することができる。
【0016】使用されるべき酸は酸化成分20重量%未
満を含有する。酸化成分は、例えば、硝酸又は酸化作用
を有する塩であることができる。酸中の酸化成分の含有
率は好ましくは5重量%より少ない。特に好ましくは、
酸は酸化成分を含まない。
満を含有する。酸化成分は、例えば、硝酸又は酸化作用
を有する塩であることができる。酸中の酸化成分の含有
率は好ましくは5重量%より少ない。特に好ましくは、
酸は酸化成分を含まない。
【0017】式(II)の1,4−ジヒドロピリジン
は、非酸化性酸(non−oxidizing aci
ds)の1,4−ジヒドロピリジニウム塩の形態で、例
えば、1,4−ジヒドロピリジン塩酸塩の形態で使用す
ることもできる。このような場合に、酸の別個の添加は
省くことができる。
は、非酸化性酸(non−oxidizing aci
ds)の1,4−ジヒドロピリジニウム塩の形態で、例
えば、1,4−ジヒドロピリジン塩酸塩の形態で使用す
ることもできる。このような場合に、酸の別個の添加は
省くことができる。
【0018】反応混合物が撹拌するのが容易な懸濁液又
は溶液を形成するような量で酸を水性溶液の形態で使用
するならば、他の溶媒を加えることは必要ではない。そ
うでなければ、溶媒を加えるのが好都合である。適当な
溶媒は、いかなる望ましくない副反応にも参加しない溶
媒である。例は、水、芳香族炭化水素、例えばトルエ
ン、アルコール、例えばメタノール、エーテル、例えば
ジブチルエーテル、ハロゲン化炭化水素、例えばジクロ
ロエタン及びクロロベンゼン、スルホキシド、例えばジ
メチルスルホキシド、及びスルホン、例えばテトラメチ
レンスルホンである。カルボン酸も溶媒として作用する
ことができる(上記参照)。
は溶液を形成するような量で酸を水性溶液の形態で使用
するならば、他の溶媒を加えることは必要ではない。そ
うでなければ、溶媒を加えるのが好都合である。適当な
溶媒は、いかなる望ましくない副反応にも参加しない溶
媒である。例は、水、芳香族炭化水素、例えばトルエ
ン、アルコール、例えばメタノール、エーテル、例えば
ジブチルエーテル、ハロゲン化炭化水素、例えばジクロ
ロエタン及びクロロベンゼン、スルホキシド、例えばジ
メチルスルホキシド、及びスルホン、例えばテトラメチ
レンスルホンである。カルボン酸も溶媒として作用する
ことができる(上記参照)。
【0019】場合により、溶媒は反応混合物が撹拌する
のが容易な懸濁液又は溶液を形成するような量で加えら
れる。
のが容易な懸濁液又は溶液を形成するような量で加えら
れる。
【0020】本発明に従う方法は、種々の方法で行うこ
とができる。例えば、式(II)の1,4−ジヒドロピ
リジンを溶媒に懸濁又は溶解させることができ、次いで
酸を添加しそしてガス状亜硝酸メチルを導入することが
できる。式(II)の1,4−ジヒドロピリジンを、容
易に撹拌可能な懸濁液又は溶液が形成されるような量の
酸の水性溶液と混合し、次いでガス状亜硝酸メチルを導
入することも可能である。酸を亜硝酸メチルと同時に、
しかし亜硝酸メチルとは別々に計量添加する(mete
r in)ことも可能である。
とができる。例えば、式(II)の1,4−ジヒドロピ
リジンを溶媒に懸濁又は溶解させることができ、次いで
酸を添加しそしてガス状亜硝酸メチルを導入することが
できる。式(II)の1,4−ジヒドロピリジンを、容
易に撹拌可能な懸濁液又は溶液が形成されるような量の
酸の水性溶液と混合し、次いでガス状亜硝酸メチルを導
入することも可能である。酸を亜硝酸メチルと同時に、
しかし亜硝酸メチルとは別々に計量添加する(mete
r in)ことも可能である。
【0021】更に、例えば、式(II)の1,4−ジヒ
ドロピリジン水に懸濁させ、次いでガス状塩化水素を導
入し、次いで亜硝酸メチルを導入することも可能であ
る。本発明に従う方法を行う他の方法も実施可能であ
る。
ドロピリジン水に懸濁させ、次いでガス状塩化水素を導
入し、次いで亜硝酸メチルを導入することも可能であ
る。本発明に従う方法を行う他の方法も実施可能であ
る。
【0022】本発明に従う方法のための適当な温度は例
えば−30〜+100℃の反応温度、特に−10〜+6
5℃の反応温度である。
えば−30〜+100℃の反応温度、特に−10〜+6
5℃の反応温度である。
【0023】反応が終わった後に存在する反応混合物は
簡単な方法で処理することができる。反応が実質的に水
性媒体中で行われる場合には、反応混合物を最初にいず
れかの塩基を使用して中和することができ、そして製造
される式(I)の置換されたピリジンを次いで例えばろ
過により分離することができる。
簡単な方法で処理することができる。反応が実質的に水
性媒体中で行われる場合には、反応混合物を最初にいず
れかの塩基を使用して中和することができ、そして製造
される式(I)の置換されたピリジンを次いで例えばろ
過により分離することができる。
【0024】反応が実質的にアルコール性媒体又は他の
水に混和性の溶媒中で行われた場合には、いずれかの塩
基で中和した後、反応混合物に水を加えることができ、
そして製造される式(I)の置換されたピリジンを、例
えば、ろ過により分離することができる。
水に混和性の溶媒中で行われた場合には、いずれかの塩
基で中和した後、反応混合物に水を加えることができ、
そして製造される式(I)の置換されたピリジンを、例
えば、ろ過により分離することができる。
【0025】反応が水に非混和性の媒体中で行われた場
合には、いずれかの塩基による中和の後、溶媒の一部又
は全部を反応混合物から除去することができ、かくして
製造される式(I)の置換されたピリジンを得る。
合には、いずれかの塩基による中和の後、溶媒の一部又
は全部を反応混合物から除去することができ、かくして
製造される式(I)の置換されたピリジンを得る。
【0026】反応混合物を処理するための他の簡単な代
替方法も実施可能である。
替方法も実施可能である。
【0027】反応混合物を中和するのに使用される塩基
は、望ましくない副反応に参加しないいかなる塩基であ
ってもよい。適当な塩基は、例えば水性灰汁(aque
ous lyes)、アルコキシド自体又はアルコール
性溶液中のアルコキシド及びアミンである。反応が水性
媒体中で行われる場合には、水性灰汁を使用するのが好
ましい。反応がアルコール性媒体中で行われる場合に
は、アルコキシドが好ましい。
は、望ましくない副反応に参加しないいかなる塩基であ
ってもよい。適当な塩基は、例えば水性灰汁(aque
ous lyes)、アルコキシド自体又はアルコール
性溶液中のアルコキシド及びアミンである。反応が水性
媒体中で行われる場合には、水性灰汁を使用するのが好
ましい。反応がアルコール性媒体中で行われる場合に
は、アルコキシドが好ましい。
【0028】カルボン酸が使用される場合には、中和は
省くことができる。
省くことができる。
【0029】本発明に従う方法は多数の利点を有する。
かくして、一般に理論の90〜99%である得られうる
収率は高く、実施は簡単であり、亜硝酸メチルは必要に
応じて簡単な方法で製造することができ、エコロジー上
好ましくない重金属塩は酸化のために使用されず、その
結果として高度に毒性の副生物は生成せず、そして反応
混合物の処理は簡単である。
かくして、一般に理論の90〜99%である得られうる
収率は高く、実施は簡単であり、亜硝酸メチルは必要に
応じて簡単な方法で製造することができ、エコロジー上
好ましくない重金属塩は酸化のために使用されず、その
結果として高度に毒性の副生物は生成せず、そして反応
混合物の処理は簡単である。
【0030】
【実施例】実施例1(本発明にはよらない) 下記実施例で使用された亜硝酸メチルを、25重量%濃
度の水性亜硝酸ナトリウム溶液1重量部及びメタノール
0.14重量部の溶液を48重量%濃度の水性硫酸0.
37重量部で処理することにより必要に応じて製造し、
そして式(II)の置換された1,4−ジヒドロピリジ
ンの本発明に従う酸化(芳香族化)のためにガス状で使
用した。
度の水性亜硝酸ナトリウム溶液1重量部及びメタノール
0.14重量部の溶液を48重量%濃度の水性硫酸0.
37重量部で処理することにより必要に応じて製造し、
そして式(II)の置換された1,4−ジヒドロピリジ
ンの本発明に従う酸化(芳香族化)のためにガス状で使
用した。
【0031】実施例2 4lのガラス反応器中で、4−(4−フルオロフェニ
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
2250g及び37重量%濃度の水性塩化水素酸207
g中に最初に加えた。次いで亜硝酸メチル15モルを6
0℃で導入した。20℃に冷却した後、45重量%濃度
の水性水酸化ナトリウム溶液198gを使用してpH8
に調節した。得られる懸濁液をろ過し、ろ別した生成物
を各場合に800mlの水で2回洗浄し、次いで減圧下
に55℃で乾燥した。4−(4−フルオロフェニル)−
2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボ
ニル)−ピリジン736gが単離され、これは理論の9
8%の収率に相当する。
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
2250g及び37重量%濃度の水性塩化水素酸207
g中に最初に加えた。次いで亜硝酸メチル15モルを6
0℃で導入した。20℃に冷却した後、45重量%濃度
の水性水酸化ナトリウム溶液198gを使用してpH8
に調節した。得られる懸濁液をろ過し、ろ別した生成物
を各場合に800mlの水で2回洗浄し、次いで減圧下
に55℃で乾燥した。4−(4−フルオロフェニル)−
2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボ
ニル)−ピリジン736gが単離され、これは理論の9
8%の収率に相当する。
【0032】実施例3 2lのガラス反応器中で、4−(4−フルオロフェニ
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン375gを−
5℃のメタノール711.6gに溶解した。次いでガス
状塩化水素4g及び亜硝酸メチル2モルを−3〜−10
℃で導入した。20℃に加温した後、30重量%濃度の
メタノール性ナトリウムメトキシド溶液19.5gを加
えることにより混合物を中和した。溶液を加熱沸騰さ
せ、次いで水170gと混合した。+5℃に冷却した
後、得られる懸濁液をろ過し、そしてろ別された生成物
を各回400mlのメタノール/水(1:4)で2回洗
浄し、次いで減圧下に55℃で乾燥した。これにより4
−(4−フルオロフェニル)−2,6−ジイソプロピル
−3,5−ジ(メトキシカルボニル)−ピリジン338
gが得られ、これは理論の90.5%の収率に相当す
る。
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン375gを−
5℃のメタノール711.6gに溶解した。次いでガス
状塩化水素4g及び亜硝酸メチル2モルを−3〜−10
℃で導入した。20℃に加温した後、30重量%濃度の
メタノール性ナトリウムメトキシド溶液19.5gを加
えることにより混合物を中和した。溶液を加熱沸騰さ
せ、次いで水170gと混合した。+5℃に冷却した
後、得られる懸濁液をろ過し、そしてろ別された生成物
を各回400mlのメタノール/水(1:4)で2回洗
浄し、次いで減圧下に55℃で乾燥した。これにより4
−(4−フルオロフェニル)−2,6−ジイソプロピル
−3,5−ジ(メトキシカルボニル)−ピリジン338
gが得られ、これは理論の90.5%の収率に相当す
る。
【0033】実施例4 4lのガラス反応器中で、4−(4−フルオロフェニ
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
2250g及び酢酸245gと混合した。次いで亜硝酸
メチル7モルを58〜60℃で導入した。20℃に冷却
した後、45重量%濃度の水性水酸化ナトリウム363
gを加えて9までpHを増加させた。得られる懸濁液を
ろ過し、そしてろ別された生成物を各回800mlの水
で2回洗浄し、次いで減圧下に50〜60℃で乾燥し
た。4−(4−フルオロフェニル)−2,6−ジイソプ
ロピル−3,5−ジ(メトキシカルボニル)−ピリジン
708gが単離され、これは理論の95%の収率に相当
する。
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
2250g及び酢酸245gと混合した。次いで亜硝酸
メチル7モルを58〜60℃で導入した。20℃に冷却
した後、45重量%濃度の水性水酸化ナトリウム363
gを加えて9までpHを増加させた。得られる懸濁液を
ろ過し、そしてろ別された生成物を各回800mlの水
で2回洗浄し、次いで減圧下に50〜60℃で乾燥し
た。4−(4−フルオロフェニル)−2,6−ジイソプ
ロピル−3,5−ジ(メトキシカルボニル)−ピリジン
708gが単離され、これは理論の95%の収率に相当
する。
【0034】実施例5 4lのガラス反応器中で、4−(4−フルオロフェニ
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
1470g及び酢酸1470gと混合した。次いで亜硝
酸メチル7モルを58〜60℃で導入した。20℃に冷
却した後、得られる懸濁液をろ過し、そしてろ別された
生成物を各回800mlの水で2回洗浄し、次いで減圧
下に50〜60℃で乾燥した。4−(4−フルオロフェ
ニル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキ
シカルボニル)−ピリジン643gが単離され、これは
理論の86%の収率に相当する。本発明の主なる特徴及
び態様は以下のとおりである。
ル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシ
カルボニル)−1,4−ジヒドロピリジン750gを水
1470g及び酢酸1470gと混合した。次いで亜硝
酸メチル7モルを58〜60℃で導入した。20℃に冷
却した後、得られる懸濁液をろ過し、そしてろ別された
生成物を各回800mlの水で2回洗浄し、次いで減圧
下に50〜60℃で乾燥した。4−(4−フルオロフェ
ニル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキ
シカルボニル)−ピリジン643gが単離され、これは
理論の86%の収率に相当する。本発明の主なる特徴及
び態様は以下のとおりである。
【0035】1.式(II)
【0036】
【化5】
【0037】式中、R1及びR5は同一であるか又は相異
なり、そして各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−
アリールを表し、R2及びR4は同一であるか又は相異な
り、そして各々水素、C1〜C10−アルキル、CN又は
COOR6(ここでR6はC1〜C10−アルキルである)
を表し、R3は水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又
は場合によりハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記
で定義したとおりである)、CNもしくはC1〜C10−
アルキルにより置換されていてもよいC6〜C10−アリ
ールを表す、の置換された1,4−ジヒドロピリジンを
酸化成分20重量%未満を含有する酸の存在下に亜硝酸
メチルと反応させることを特徴とする式(I)
なり、そして各々C1〜C10−アルキル又はC6〜C10−
アリールを表し、R2及びR4は同一であるか又は相異な
り、そして各々水素、C1〜C10−アルキル、CN又は
COOR6(ここでR6はC1〜C10−アルキルである)
を表し、R3は水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又
は場合によりハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記
で定義したとおりである)、CNもしくはC1〜C10−
アルキルにより置換されていてもよいC6〜C10−アリ
ールを表す、の置換された1,4−ジヒドロピリジンを
酸化成分20重量%未満を含有する酸の存在下に亜硝酸
メチルと反応させることを特徴とする式(I)
【0038】
【化6】
【0039】式中、R1〜R5は式(I)で定義したとお
りである、の置換されたピリジン類の製造方法。
りである、の置換されたピリジン類の製造方法。
【0040】2.式(I)及び式(II)において、R
1及びR5が同一でありそして直鎖状もしくは分岐状C1
〜C6−アルキルを表し、R2及びR4が同一でありそし
てCOOR6(ここでR6は直鎖状もしくは分岐状C1〜
C6−アルキルである)を表し、R3がフッ素及び/又は
塩素で置換されたフェニルを表す上記1に記載の方法。
1及びR5が同一でありそして直鎖状もしくは分岐状C1
〜C6−アルキルを表し、R2及びR4が同一でありそし
てCOOR6(ここでR6は直鎖状もしくは分岐状C1〜
C6−アルキルである)を表し、R3がフッ素及び/又は
塩素で置換されたフェニルを表す上記1に記載の方法。
【0041】3.使用される出発物質が4−(4−フル
オロフェニル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ
(メトキシカルボニル)−1,4−ジヒドロピリジンで
あり、そして生成物が4−(4−フルオロフェニル)−
2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボ
ニル)−ピリジンである上記1又は2に記載の方法。
オロフェニル)−2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ
(メトキシカルボニル)−1,4−ジヒドロピリジンで
あり、そして生成物が4−(4−フルオロフェニル)−
2,6−ジイソプロピル−3,5−ジ(メトキシカルボ
ニル)−ピリジンである上記1又は2に記載の方法。
【0042】4.必要な亜硝酸メチルが強酸の存在下に
アルカリ金属亜硝酸塩をメタノールと反応させることに
より製造され、式(II)の1,4−ジヒドロピリジン
1モル当たり亜硝酸メチル1〜20モルを使用すること
を特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の方法。
アルカリ金属亜硝酸塩をメタノールと反応させることに
より製造され、式(II)の1,4−ジヒドロピリジン
1モル当たり亜硝酸メチル1〜20モルを使用すること
を特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の方法。
【0043】5.使用される酸が式(II)の1,4−
ジヒドロピリジン1モル当たり0.01〜2モルの量の
鉱酸又はカルボン酸であることを特徴とする上記1〜4
のいずれかに記載の方法。
ジヒドロピリジン1モル当たり0.01〜2モルの量の
鉱酸又はカルボン酸であることを特徴とする上記1〜4
のいずれかに記載の方法。
【0044】6.式(II)の1,4−ジヒドロピリジ
ンが非酸化性酸の1,4−ジヒドロピリジニウム塩の形
態で使用され、そして酸を別個には加えないことを特徴
とする上記1〜5のいずれかに記載の方法。
ンが非酸化性酸の1,4−ジヒドロピリジニウム塩の形
態で使用され、そして酸を別個には加えないことを特徴
とする上記1〜5のいずれかに記載の方法。
【0045】7.該方法を−30〜+100℃の範囲内
の温度で行うことを特徴とする上記1〜6のいずれかに
記載の方法。
の温度で行うことを特徴とする上記1〜6のいずれかに
記載の方法。
【0046】8.該酸が酸化性成分を含まないことを特
徴とする上記1〜7のいずれかに記載の方法。
徴とする上記1〜7のいずれかに記載の方法。
【0047】9.酸として、ガス状塩化水素、水性塩化
水素酸、水性硫酸、又は実質的なもしくは水性溶液とし
てのC1〜C4−カルボン酸を使用することを特徴とする
上記1〜8のいずれかに記載の方法。
水素酸、水性硫酸、又は実質的なもしくは水性溶液とし
てのC1〜C4−カルボン酸を使用することを特徴とする
上記1〜8のいずれかに記載の方法。
【0048】10.カルボン酸を式(II)の1,4−
ジヒドロピリジン1モル当たり50モルまでの量で仕込
むことを特徴とする上記1〜4及び6〜9のいずれかに
記載の方法。
ジヒドロピリジン1モル当たり50モルまでの量で仕込
むことを特徴とする上記1〜4及び6〜9のいずれかに
記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・パンスクス ドイツ51373レーフエルクーゼン・ダマシ ユケシユトラーセ26 (72)発明者 アルベルト・シユナツテラー ドイツ51373レーフエルクーゼン・ハバー シユトラーセ75 Fターム(参考) 4C055 AA01 BA03 BA05 BA06 CA03 CA57 CB01 CB02 DA08 DA13 FA01 FA31 FA37 4H039 CA42 CC10
Claims (1)
- 【請求項1】 式(II) 【化1】 式中、 R1及びR5は同一であるか又は相異なり、そして各々C
1〜C10−アルキル又はC6〜C10−アリールを表し、 R2及びR4は同一であるか又は相異なり、そして各々水
素、C1〜C10−アルキル、CN又はCOOR6(ここで
R6はC1〜C10−アルキルである)を表し、 R3は水素、C1〜C10−アルキルを表すか、又は場合に
よりハロゲン、ニトロ、COOR6(R6は上記で定義し
たとおりである)、CNもしくはC1〜C10−アルキル
により置換されていてもよいC6〜C10−アリールを表
す、の置換された1,4−ジヒドロピリジンを酸化成分
20重量%未満を含有する酸の存在下に亜硝酸メチルと
反応させることを特徴とする式(I) 【化2】 式中、 R1〜R5は式(I)で定義したとおりである、の置換さ
れたピリジン類の製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10028414 | 2000-06-08 | ||
DE10111874.0 | 2001-03-13 | ||
DE10111874A DE10111874A1 (de) | 2000-06-08 | 2001-03-13 | Verbessertes Verfahren zur Herstellung von substituierten Pyridinen |
DE10028141.0 | 2001-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002020372A true JP2002020372A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=26006026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001169465A Pending JP2002020372A (ja) | 2000-06-08 | 2001-06-05 | 置換されたピリジン類の改良された製造方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6392050B2 (ja) |
EP (1) | EP1162197B1 (ja) |
JP (1) | JP2002020372A (ja) |
AT (1) | ATE267810T1 (ja) |
CA (1) | CA2348373A1 (ja) |
CZ (1) | CZ20012025A3 (ja) |
HU (1) | HUP0102327A3 (ja) |
IL (1) | IL143561A0 (ja) |
MX (1) | MXPA01005685A (ja) |
PL (1) | PL347965A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008150917A1 (en) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Insertion devices and methods |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4950675A (en) | 1988-12-21 | 1990-08-21 | Warner-Lambert Company | Pyridine di-mevalono-lactones as inhibitors of cholesterol biosynthesis |
CH692199A8 (fr) * | 1997-10-09 | 2002-06-14 | Cermol S.A. | Composes pyridiques et compositions pharmaceutique |
-
2001
- 2001-05-28 AT AT01112068T patent/ATE267810T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-05-28 EP EP01112068A patent/EP1162197B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-06-01 HU HU0102327A patent/HUP0102327A3/hu unknown
- 2001-06-04 US US09/873,740 patent/US6392050B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-05 IL IL14356101A patent/IL143561A0/xx unknown
- 2001-06-05 CA CA002348373A patent/CA2348373A1/en not_active Abandoned
- 2001-06-05 JP JP2001169465A patent/JP2002020372A/ja active Pending
- 2001-06-06 MX MXPA01005685A patent/MXPA01005685A/es not_active Application Discontinuation
- 2001-06-07 PL PL01347965A patent/PL347965A1/xx not_active IP Right Cessation
- 2001-06-07 CZ CZ20012025A patent/CZ20012025A3/cs unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CZ20012025A3 (cs) | 2002-01-16 |
HU0102327D0 (en) | 2001-08-28 |
HUP0102327A2 (hu) | 2002-05-29 |
CA2348373A1 (en) | 2001-12-08 |
HUP0102327A3 (en) | 2002-09-30 |
IL143561A0 (en) | 2002-04-21 |
US6392050B2 (en) | 2002-05-21 |
EP1162197A1 (de) | 2001-12-12 |
US20020002285A1 (en) | 2002-01-03 |
PL347965A1 (en) | 2001-12-17 |
MXPA01005685A (es) | 2003-08-20 |
EP1162197B1 (de) | 2004-05-26 |
ATE267810T1 (de) | 2004-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Bandlish et al. | Ion radicals. 37. Preparation and isolation of cation radical tetrafluoroborates by the use of nitrosonium tetrafluoroborate | |
EP0596684B1 (en) | Preparation of substituted aryl compounds | |
JP2002020372A (ja) | 置換されたピリジン類の改良された製造方法 | |
US4734532A (en) | Process for the preparation of 4,4'-dinitrodibenzyls | |
US4393211A (en) | Preparation of aromatic sulfohalides | |
US3867437A (en) | N-acyl-N{40 -substituted-2,6-diamino-benzoic acids and process for making the same | |
CA1297112C (en) | Method for the preparation of pyridine-2,3-dicarboxylic acids | |
JPS62209063A (ja) | ピリジン−2,3−ジカルボン酸の製造方法 | |
JPS61261489A (ja) | アゾ化合物の合成方法 | |
KR20010111015A (ko) | 치환된 피리딘의 개선된 제조 방법 | |
US5371229A (en) | Method for the preparation of 2,3-pyridine-dicarboxylic acids and derivatives thereof | |
KR950017960A (ko) | 피리딘-2, 3-디카르복실산의 개선된 제조 방법 | |
JPH03271275A (ja) | キノリン酸の製造法 | |
JPH0258253B2 (ja) | ||
JP3315219B2 (ja) | 置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウム | |
JP3179114B2 (ja) | ピリジン−2,6−ジアミンのニトロ化 | |
CN105503767B (zh) | 一种医药中间体噁唑酮类化合物的合成方法 | |
KR870000246B1 (ko) | 벤질릭 할라이드 유도체의 제조방법 | |
US6365780B1 (en) | Process for the preparation of aromatic or heteroaromatic sulphonyl chlorides | |
JPH0244831B2 (ja) | ||
SE456577B (sv) | Sett att framstella o- och p-nitrobensaldehyd | |
AU2910095A (en) | Improved chichibabin aminations of pyridine bases | |
JP2523760B2 (ja) | クロロ−2−ピリジノ―ルの製法 | |
JPH07506577A (ja) | N−アリル化合物の製法 | |
US20240246906A1 (en) | A process for the preparation of 2-nitro-4-(methylsulfonyl)benzoic acid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080328 |