JP2002019579A - ウェビング巻取装置 - Google Patents

ウェビング巻取装置

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JP2002019579A
JP2002019579A JP2000210534A JP2000210534A JP2002019579A JP 2002019579 A JP2002019579 A JP 2002019579A JP 2000210534 A JP2000210534 A JP 2000210534A JP 2000210534 A JP2000210534 A JP 2000210534A JP 2002019579 A JP2002019579 A JP 2002019579A
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックプレートの構成を簡素化できると共に
ロックプレートのスプールへの組付が容易で作業性が向
上するウェビング巻取装置を得る。 【解決手段】 ウェビング巻取装置10では、スプール
14へのロックプレート16の組付にあたっては、パウ
ル16b、16cと連結軸16aとが一体成形されたロ
ックプレート16の連結軸16aを切欠き部14dから
スプール14内へ挿入する。さらに、作動面16f、1
6gがそれぞれ荷重受け面14g、14hと対向するよ
うにロックプレート16を適宜回転させた後、その他の
部品を組付ける。このため、従来の如くスプールとロッ
クプレートとの組付に際して連結軸とパウルとを連結す
る必要がなく、組付が容易で作業性が向上する。また、
切欠き部から挿入する構成によりロックプレート16の
一体成形が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェビング巻取装
置に係り、特に、車両急減速やウェビングの急激な引出
しの際にスプールのウェビング引出方向の回転を阻止す
るウェビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にウェビング巻取装置では、平面
視で略コ字状に形成され車両に固定されたフレームに支
持された円筒状のスプールにウェビングが層状に巻きつ
けられ、通常はスプールが回転自在であることによりウ
ェビングの巻取り引出しが自由とされている。また、ウ
ェビング巻取装置では、車両の急減速やウェビングの急
激な引出しを感知してウェビングの引出しを阻止するた
め、WSIR(ウェビング感応式リトラクタ)やVSI
R(車体感応式リトラクタ)が採用されている。
【0003】このWSIRやVSIRでは、上記の場合
にウェビングの引出しを阻止するため、スプールのウェ
ビング引出方向の回転を阻止するロック機構を備えてい
る。このようなロック機構としては、例えば、特開平5
−246303に開示されているようなリールシャフト
(スプール)の両側にメインパウル及びバックアップパ
ウル(ロックプレート)を配置し、このメインパウル及
びバックアップパウルがフレームに形成された歯(ロッ
ク歯)に係合することでリールシャフトのウェビング引
出方向の回転を阻止するタイプのロック機構がある。こ
のような従来のロック機構は、所定の場合に確実にリー
ルシャフトのウェビング引出方向の回転を阻止できると
共に、リールシャフトの両側に設けられたメインパウル
及びバックアップパウルにロック時の荷重が分散される
ためウェビング巻取装置を軽量化できる(例えば、メイ
ンパウル及びバックアップパウルの薄肉化が可能とな
る)ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のウェビング巻取装置では、リールシャフトの両
端にメインパウル及びバックアップパウルを配置するに
あたっては、ジョイントピンの一端部にメインパウルを
挿入した状態でこのジョイントピンをスプールに形成さ
れた貫通孔に挿入し、さらに、この状態でジョイントピ
ンの他端部にバックアップパウルを取り付けていた。す
なわち、ジョイントピンを含んで3部品で構成されるメ
インパウル及びバックアップパウルをスプールへの組付
時に連動可能に連結していた。
【0005】このため、リールシャフトへのメインパウ
ル及びバックアップパウルの組付作業性が悪く、また、
ロック機構を構成する部品点数が多く、これに伴い組付
工数も多いという問題があった。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、ロックプ
レートの構成を簡素化できると共にロックプレートのス
プールへの組付が容易で作業性が向上するウェビング巻
取装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明に係るウェビング巻取装置は、ウェビ
ングが巻取り引出しされる筒状のスプールと、底部が円
弧とされると共に前記スプールの回転軸に沿って前記ス
プールの外面全長に亘って形成された切欠き部と、車両
に固定保持されると共に前記スプールを一対の脚片間に
軸支し、各脚片の開口部内面にそれぞれロック歯が形成
されたフレームと、前記ロック歯に係合可能に形成され
た一対のパウルと当該一対のパウルを連結する円形断面
の連結軸とを有し、当該連結軸を前記切欠き部に挿入配
置することで前記一対のパウルが前記スプールの両端部
において前記ロック歯に対向して配置され、所定の場合
に前記ロック歯に係合することで前記スプールのウェビ
ング引出方向の回転を阻止するロックプレートと、こと
を特徴としている。
【0008】請求項1記載のウェビング巻取装置では、
通常はロックプレートがロック歯に対向して配置されロ
ックプレートとロック歯とが非係合状態であるため、ス
プールの回転が制限されることなくウェビングの巻取り
引出しが自由とされる。
【0009】一方、例えば、車両急減速時やウェビング
の急激な引出し時のような所定の場合には、スプールの
両端部に配置された一対のパウルを備えたロックプレー
トがフレームを構成する一対の脚片にそれぞれ形成され
たロック歯とそれぞれ係合することでスプールのウェビ
ング引出方向の回転が阻止される。
【0010】ここで、スプールの両端部に配置される一
対のパウルを備えたロックプレートをスプールへ組付け
るにあたっては、先ず、連結軸の両端に各パウルを連結
し1部品としてのロックプレートを形成する。ロックプ
レートが形成されると、連結軸をスプールの外面全長に
亘って形成された切欠き部のスプール回転軸に沿った開
口側からスプール内へ挿入する。連結軸がスプール内へ
挿入されると、この連結軸を中心としてロックプレート
を適宜回転させることでロックプレートを所定の位置に
配置し、この状態で、例えばWSIRやVSIRを構成
するVギヤ等の他の部品を組付ける。
【0011】このように、請求項1記載のウェビング巻
取装置では、従来のように連結軸をスプールの貫通孔に
挿入した状態でパウルの取り付けを行う必要がなく、1
部品としてのロックプレートの連結軸を切欠き部からス
プール内へ挿入することでロックプレートをスプールへ
組付けることができるため、ロックプレートの構成を簡
素化できると共にロックプレートのスプールへの組付が
容易で作業性が向上する。
【0012】請求項2の発明に係るウェビング巻取装置
は、請求項1記載のウェビング巻取装置において、前記
ロックプレートは、前記一対のパウルと前記連結軸とが
一体として形成された、ことを特徴としている。
【0013】請求項2記載のウェビング巻取装置では、
一対のパウルと連結軸を有するロックプレートが部品加
工段階で1部品として一体に形成(一体成形)されてい
るため、ロックプレートのスプールへの組付に際して連
結軸の両端に各パウルを連結する必要がない。このた
め、ロックプレートのスプールへの組付にあたっては、
1部品としてのロックプレートの連結軸をスプールの切
欠き部からスプール内へ挿入し、ロックプレートを適宜
回転させるのみで足りる。
【0014】また、一体成形のため連結軸とパウルとの
連結部を形成することに伴う形状の制限がないため、ロ
ックプレートの形状(設計)の自由度を高くできる。さ
らに、ロックプレートの寸法精度が加工精度のみで与え
られ組付精度を考慮する必要がないため、容易に一定の
寸法精度を得ることができる。
【0015】このように、請求項2記載のウェビング巻
取装置では、ロックプレートの構成を一層簡素化できる
と共にロックプレートのスプールへの組付が一層容易で
作業性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るウェビ
ング巻取装置10を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0017】図1には、本実施の形態に係るウェビング
巻取装置10の全体構成が断面図によって示されてい
る。また、図2及び図3には、それぞれ図1のC−C方
向、D−D方向から見たウェビング巻取装置10が側面
図によって示されている。なお、図1乃至図6において
方向A及び方向Bが示されている場合は、方向Aはウェ
ビング引出方向を、方向Bはウェビング巻取方向をそれ
ぞれ示している。
【0018】図1に示す如く、ウェビング巻取装置10
は、フレーム12を備えている。フレーム12は、対向
する一対の脚片12a、12bと各脚片を連結する背片
12cとを有し、平面視において略コ字型に形成されて
いる。背片12cは下方に延出されており、その下端部
が車体にボルト止めされて固定されている。
【0019】また、フレーム12の脚片12a、12b
には、それぞれロック歯としての内歯ラチェット12
d、12eが打ち抜きにより形成されている。この内歯
ラチェット12d、12eのラチェット歯12f、12
gは高強度に設定されている。
【0020】フレーム12の対向する脚片12a、12
bの間には、軸方向が脚片12a、12bの対向方向と
された円筒状のスプール14が設けられている。スプー
ル14の一端部には回転軸14aが一体に形成され、こ
の回転軸14aの先端部には図示しないぜんまいばねが
接続されスプール14が常に方向Bへ回転付勢された状
態で軸支されている。一方、スプール14の他端部には
回転軸14bが一体に形成され、さらに回転軸14bの
先端には縮径された小径軸14cが一体に形成されてい
る。スプール14はこの小径軸14cにおいて後に説明
するセンサホルダ28の軸受部28cにより回転自在に
支持されている。また、このスプール14にはウェビン
グ50の一端が係止され、スプール14の回転により、
ウェビング50がスプール14に対して巻取り引出し自
由となっている。
【0021】図4及び図5にも示される如く、スプール
14の外面には、切欠き部14dが形成されている。こ
の切欠き部14dは、スプール14の端面14e、14
fの中心線とは所定の距離だけ離反すると共にスプール
14の回転軸14a、14b及び小径軸14cを除く全
長に亘って形成され、底部が半円弧とされている。ま
た、スプール14の端面14e、14fには、切欠き部
14d底部の半円弧と同心の円弧とこの円弧の外側が低
くされたスプール14軸方向の段差とで形成された荷重
受け面14g、14hがそれぞれ形成されている。さら
に、スプール14の端面14e、14fには、切欠き部
14dの回転軸14a、14b側の壁面14iに沿って
段部14j、14kが形成されている。段部14j、1
4kは、それぞれ回転軸14a、14b側が荷重受け面
14g、14hの上部より高くなっており、切欠き部1
4dから見て荷重受け面14g、14hの先には当接部
14l、14mがそれぞれ形成されている。
【0022】また、スプール14の端面14eの回転軸
14b廻りには第1凹部14nが形成され、第1凹部1
4n内には回転軸14bと同心の円弧状の第2凹部14
oが形成されている。さらに、第1凹部14nを形成す
る壁面の一部には、ばね受け部14pが形成されてい
る。
【0023】図2及び図5にも示される如く、スプール
14の切欠き部14dには、ロックプレート16の連結
軸16aが揺動自在に挿入されている。この連結軸16
aは、スプール14の切欠き部14d底部の円弧より小
径の円柱状に形成されている。また、連結軸16aの両
端部には、パウル16b及びパウル16cが連結されて
いる。各パウル16b、16cの先端部には、フレーム
12のラチェット歯12f、12gと係合可能なロック
爪16d、16eがそれぞれ形成されている。このロッ
ク爪16d、16eを含む各パウル16b、16cの先
端部はロックプレート16の内側に向けて厚肉とされ、
厚肉部と薄肉部との境界の段部にそれぞれ連結軸16a
と同心でスプール14の荷重受け面14g、14hとそ
れぞれ同径の円弧よりなる作動面16f、16gが形成
されている。
【0024】このパウル16b、16cは、作動面16
f、16gがそれぞれスプール14の荷重受け面14
g、14hと対向し、ロック爪16d、16eがそれぞ
れフレーム12の内歯ラチェット12d、12eの内側
でこれらと対向した状態でスプール14の端面14e、
14fに沿って配置されている。これにより、パウル1
6b及びパウル16cがスプール14に対して相対的に
方向Bへ揺動(案内)されるとロック爪16d、16e
がラチェット歯12f、12gに係合(セルフロック)
可能に構成とされている。なお、ロックプレート16と
内歯ラチェット12d、12eとの係合時には作動面1
6f、16gが荷重受け面14g、14hと当接するこ
とでロックプレート16に作用する荷重がスプール14
により支持されると共にスプール14からのロックプレ
ート16の脱落が防止される構成となっている。また、
ロックプレート16の揺動範囲は、スプール14の当接
部14l、14mに当接することにより制限される構成
となっている。
【0025】さらに、ロックプレート16のパウル16
bには、ガイドピン16hが設けられている。ガイドピ
ン16hは、円柱突起状に形成され、パウル16bの連
結軸16aから見て作動面16fの先でかつスプール1
4設置側とは反対側に立設されている。
【0026】ここで、ロックプレート16は、アルミニ
ウム亜鉛合金より成り、ダイカストにて一体に成形され
ている(1部品として加工されている)。
【0027】図3にも示される如く、フレーム12の脚
片12a外側には、Vギヤ18が設けられている。Vギ
ヤ18はスプール14の端面14eより大径の略円板状
に形成され、軸心部には円筒状のボス18aが形成され
ている。このボス18aにスプール14の回転軸14b
が挿入され、Vギヤ18はスプール14と同軸的でかつ
回転自在に支持されている。また、Vギヤ18には略逆
S字状のガイド孔18bが形成されており、このガイド
孔18bへロックプレート16のパウル16bに立設さ
れたガイドピン16hが挿入されている。これにより、
スプール14とVギヤ18との間に相対回転が生じた際
には、ガイド孔18bがガイドピン16hを介してロッ
クプレート16を内歯ラチェット12d、12eとの係
合可能位置へ案内する(ロックプレート16をスプール
14に対して相対的に方向Bへ揺動する)ようになって
いる。
【0028】また、図6にも示される如く、Vギヤ18
のスプール14側の面には、支持突起18cが設けられ
ている。この支持突起18cは、先端部がスプール14
の端面14eに設けられた第2凹部14oへ挿入され、
ねじりコイルばねであるリターンスプリング20の一端
部が係合している。また、リターンスプリング20は、
その他端部がスプール14のばね受け部14pに係合さ
れた状態で回転軸14b廻りの第1凹部14nに挿入配
置されている。これにより、ロックプレート16は、ガ
イドピン16h、Vギヤ18(ガイド孔18b)及びリ
ターンスプリング20を介してスプール14に対して方
向Aへ付勢され、通常はスプール14の当接部14l、
14mに当接してスプール14の回転を妨げないように
なっている。また、これにより、Vギヤ18も通常はス
プール14と一体に回転するようになっている。
【0029】さらに、Vギヤ18のスプール14側とは
反対側の面には、係止部18dが設けられている。係止
部18dは、平面視でボス18aと同軸の円弧状に形成
され、ボス18aを挟んで対称となる2箇所に配置され
ている。また、Vギヤ18の係止部18d側の面には、
支持軸18eが設けられている。支持軸18eは、円柱
状に形成され、ボス18aを挟んでガイド孔18bとほ
ぼ対称となる位置に配置されている。さらに、支持軸1
8eの近傍でVギヤ18の同じ側の面には平面視で支持
軸18eと同心の円弧状に形成されたセンサ係止部18
fが形成され、支持軸18e及びセンサセンサ係止部1
8fの近傍には後に説明するセンサパウル24の形状に
対応したストッパ18gが形成されている。またさら
に、Vギヤ18にはばね孔18hが設けられ、このばね
孔18hの支持軸18eとほぼ対向する一端面にはばね
受け部18iが設けられている。
【0030】また、Vギヤ18の外周部には複数の外歯
18jが等間隔に形成されている。この外歯18jは後
に説明するVセンサ40のセンサレバー46と係合可能
に形成されている。
【0031】図1及び図3に示される如く、Vギヤ18
のスプール14側とは反対側には、慣性板22が設けら
れている。この慣性板22は、回転軸に対して対称とな
る周辺部2箇所が切欠かれた円板状に形成されている。
また、慣性板22には、軸心部に支持孔22aが形成さ
れると共に、支持孔22aを挟んで対称となる2箇所に
平面視で支持孔22aと同心の円弧状に形成された係止
孔22bが配置されている。この支持孔22a及び係止
孔22bはそれぞれVギヤ18のボス18a及び係止部
18dに対応しており、支持孔22aにボス18aが挿
入されると共に係止孔22bに係止部18dが挿入さ
れ、係止部18dが係止孔22bの内縁部に係合して慣
性体22がVギヤ18(スプール14)と同軸的に揺動
可能でかつ抜け落ちしないように支持されている。さら
に、係止孔22bの円弧は係止部18dの円弧より長く
(円周角が大きく)形成されており、この円弧の長さ
(円周角)の差の範囲で慣性体22がVギヤ18に対し
て方向Bへ揺動可能に慣性板22が配置されている。さ
らに、慣性板22の方向Aと対向する面には、係合突起
22cが形成されている。
【0032】また、Vギヤ18の支持軸18eには、セ
ンサパウル24が接続されている。センサパウル24
は、後に説明するセンサホルダ28に設けられた内歯2
8bと係合する先端部24aと、支持軸18eが挿入さ
れる軸孔24bと、センサ係止部18fに係止される係
止突起24cと、ばね受け部24dとを備えている。
【0033】図3に示される如く、センサパウル24
は、軸孔24bにVギヤ18の支持軸18eを挿入した
状態でVギヤ18の側面に揺動自在に支持され、この状
態で係止突起24cがセンサ係止部18fに係止され、
抜け落ちが防止されている。また、センサパウル24
は、センサパウル24の形状に対応するストッパ18g
によりその揺動範囲が制限されている。さらに、センサ
パウル24のばね受け部24dがコイルばね26の一端
部に挿入されている。このコイルばね26は、その他端
部にVギヤ18のばね受け部18iが挿入された状態で
Vギヤ18のばね孔18h内に保持、配置されている。
この状態でセンサパウル24は、慣性板22の係合突起
22cと係合している。これにより、センサパウル24
及び慣性板22は、Vギヤ18に対して方向Aへ付勢さ
れ、通常は、揺動することなくVギヤ18と一体に回転
(回転軸14b廻りを公転)するようになっている。
【0034】また、フレーム12の脚片12aの外側に
は、センサホルダ28が固定保持されている。このセン
サホルダ28は、略カップ状に形成され、開口部がフレ
ーム12の脚片12aに対向し内部にVギヤ18、慣性
板22、センサパウル24等を収容した状態で脚片12
aの外側に固定保持されている。さらに、センサホルダ
28の内部には円筒部28aが形成されると共に、この
円筒部28aの内面には内歯28bが形成されている。
この内歯28bはセンサパウル24の外側に配置され、
センサパウル24がVギヤ18に対して方向Bに相対的
に揺動された際にはセンサパウル24の先端部24aと
係合可能な構成となっている。
【0035】なお、上記の構成において、慣性板22、
センサパウル24、コイルばね26、及び内歯28bが
WSIRを構成するWセンサ30とされている。
【0036】さらに、センサホルダ28は、軸心部に軸
受部24cが設けられており、上記の通り、スプール1
4の小径軸14cを回転自在に支持している。
【0037】さらにまた、センサホルダ28の外周部に
は、ホルダ部28dが一体に形成されている。このホル
ダ部28dには、Vギヤ18の外歯18jと共にVSI
Rを構成するVセンサ(加速度センサ)40が設けられ
ている。なお、図1ではVセンサ40の図示を省略して
いる。
【0038】図3に示される如く、Vセンサ40は、ハ
ウジング42を有し、このハウジング42がセンサホル
ダ28のホルダ部28dに固定保持されている。また、
ハウジング42には浅底V字状の底面42aが形成さ
れ、この底面42a上にボール44が載置されている。
さらに、ハウジング42にはセンサレバー46が接続さ
れている。このセンサレバー46は、略中央部に設けら
れた軸孔46a内にハウジング42に設けられた支持軸
42bを挿入することにより、ハウジング42に揺動自
在に支持されている。また、センサレバー46は、Vギ
ヤ18の外歯18jと係合可能な先端部46bと、軸孔
46aを挟んで先端部46bと反対側に形成され先端部
46bより慣性モーメントが大きい当接部46cを備え
ている。当接部46cはボール44上に当接載置され、
この状態では重力により先端部46bがVギヤ18の外
歯18jとの非係合位置に位置している。これにより、
Vセンサ40では、通常は重力により先端部46bとV
ギヤ18の外歯18jとの非係合状態が維持され、車両
急減速時にはボール44が座面44a上を転動すること
でセンサレバー46が揺動されることで先端部46bが
Vギヤ18の外歯18jとの係合位置まで移動される構
成となっている。
【0039】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0040】上記構成のウェビング巻取装置10では、
スプール14が回転自在に支持されると共にロックプレ
ート16及びVギヤ18がリターンスプリング20によ
りウェビング引出方向(方向A)へ付勢されているた
め、通常は、これらが一体に回転する。また、通常は、
Wセンサ30のセンサパウル24がコイルばね26によ
り方向Aに付勢されると共にVセンサ40のセンサレバ
ー42が重力によりボール46上に保持されているた
め、Wセンサ30及びVセンサ40が作動することはな
い。このため、通常は、ウェビング50の巻取り引出し
が自由とされる。
【0041】一方、車両急減速の際には、Vセンサ40
が作動してセンサレバー46がVギヤ18の外歯18j
と係合し、Vギヤ18の方向Aへの回転を阻止する。
【0042】また、ウェビング50の急激な引出しの際
には、Wセンサ30が作動してセンサパウル24がフレ
ーム12に固定されたセンサホルダ28の内歯28bに
係合し、Vギヤ18の方向Aへの回転を阻止する。
【0043】上記何れかの場合にVギヤの方向Aへの回
転が阻止されると、スプール14の方向Aへの回転に伴
ってロックプレート16が内歯ラチェット12d、12
eとの係合可能位置へ案内され、更なるスプール14の
方向Aへの回転に伴ってロックプレート16が内歯ラチ
ェット12d、12eとセルフロックし、スプール14
の方向Aへの回転が阻止される。また、このセルフロッ
クに伴ってVセンサ40またはWセンサ30は作動が解
除され、ロックプレート16と内歯ラチェット12d、
12eとのロック解除後は再びウェビング50の引出し
(スプール14の方向Aへの回転)が可能となる。
【0044】ここで、連結軸16a、及びパウル16
b、16c(ロック爪16d、16e、作動面16f、
16g及びガイドピン16hを含む)が一体成形された
ロックプレート16をスプール14へ組付けるにあたっ
ては、連結軸16aを先頭にしてスプール14の外面全
長に亘って形成された切欠き部14dのスプール回転軸
に沿った開口側からロックプレート16(連結軸16
a)をスプール14内へに挿入する。連結軸16aがス
プール内へ挿入されると、作動面16f、16gがスプ
ール14の荷重受け面14g、14hとそれぞれ対向す
るようにこの連結軸16aを中心としてロックプレート
16を適宜回転させることでロックプレート16が所定
の位置(パウル16b、16cがスプール14の当接部
14l、14mとそれぞれ当接する位置)に配置され
る。その後この状態で、Vギヤ18等の他の部品を組付
ける。
【0045】このため、従来のように連結軸をスプール
の貫通孔に挿入した状態で連結軸へのパウルの取り付け
を行う必要がなく、1部品としてのロックプレート16
の連結軸16aを切欠き部14dからスプール14内へ
挿入することで容易にロックプレート16をスプール1
4へ組付けることができる。また、ロックプレートの作
動面16f、16gがスプール14の荷重受け面14
g、14hと当接可能に対向配置されるため、ロックプ
レート16のスプール14からの脱落が防止される。
【0046】さらに、ロックプレート16は、ダイカス
トにより1部品として一体成形されているため、連結軸
16aとパウル16b、16cとを組付ける必要がな
く、ロックプレート16の組付工程が不要となる。ま
た、一体成形のため連結軸16aとパウル16b、16
cとの連結部を形成することに伴う形状(設計)の制限
がなくロックプレート16の形状の自由度を高くできる
ると共に、ロックプレート16の寸法精度が加工精度の
みで与えられ組付精度を考慮する必要がないため容易に
一定の寸法精度を得ることができる。
【0047】このように、本実施の形態に係るのウェビ
ング巻取装置10では、ロックプレート16の構成を簡
素化できると共にロックプレート16をスプール14へ
容易に組付可能で作業性が向上する。
【0048】なお、上記の実施の形態では、ロックプレ
ート16がアルミニウム亜鉛合金より成りダイカストに
て一体成形された構成としたが、本発明はこれに限定さ
れず、ロックプレートの材質及び成形方法は適宜選択す
ることができる。また、ロックプレートは一体成形され
るに限定されず、例えば、溶接等によりスプールへの組
付前に1部品として組立てる構成としても良い。
【0049】さらに、上記の実施の形態に係るウェビン
グ巻取装置10では、所定の場合にウェビングの引出し
を阻止する構成を示したが、本発明はこれに限定され
ず、種々の機構を付加することができる。したがって、
例えば、車両急減速時にウェビングを一定量巻取ること
で乗員を拘束するプリテンショナ機構やウェビングの引
出し阻止後にウェビングの所定量の引出しを許容してエ
ネルギ吸収を行うフォースリミッタ機構等を付加しても
良い。この場合、ロックプレートはスプールに直接設置
される構成に限定されず、例えば、トーションバーと接
続されると共にスプールの切欠き部に対応する切欠き部
を備えたロックベースを介してロックプレートがスプー
ルに接続される構成としても良い。
【0050】さらに、上記の実施の形態では、ウェビン
グ巻取装置10はウェビングの急激な引出を感知してV
ギヤ18の方向Aの回転を阻止するWセンサ30及び車
両の急減速を感知してVギヤ18の方向Aの回転を阻止
するVセンサ40の双方を備えた構成としてが、本発明
はこれに限定されず、何れか一方のみを備えた構成とし
ても良い。また、Wセンサ、Vセンサの構成が上記のW
センサ30、Vセンサ40の構成に限定されることもな
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るウェビ
ング巻取装置は、ロックプレートのスプールへの組付が
容易で作業性が向上し、ロックプレートの構成部品数を
低減できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
の全体構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
の非ロック状態を示す図1のC−C方向から見た側面図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
を構成するWセンサ30の非作動状態を示す図1のD−
D方向から見た側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
を構成するスプールを示す(A)は右側面図、(B)は
左側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
を構成するスプール及びロックプレートを示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置
を構成するVギヤを示す平面図である。
【符号の説明】
10 ウェビング巻取装置 12 フレーム 12d、12e 内歯ラチェット(ロック歯) 14 スプール 14d 切欠き部 16 ロックプレート 16a 連結軸 16b、16c パウル 50 ウェビング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングが巻取り引出しされる筒状の
    スプールと、 底部が円弧とされると共に前記スプールの回転軸に沿っ
    て前記スプールの外面全長に亘って形成された切欠き部
    と、 車両に固定保持されると共に前記スプールを一対の脚片
    間に軸支し、各脚片の開口部内面にそれぞれロック歯が
    形成されたフレームと、 前記ロック歯に係合可能に形成された一対のパウルと当
    該一対のパウルを連結する円形断面の連結軸とを有し、
    当該連結軸を前記切欠き部に挿入配置することで前記一
    対のパウルが前記スプールの両端部において前記ロック
    歯に対向して配置され、所定の場合に前記ロック歯に係
    合することで前記スプールのウェビング引出方向の回転
    を阻止するロックプレートと、 を備えたウェビング巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックプレートは、前記一対のパウ
    ルと前記連結軸とが一体として形成された、ことを特徴
    とする請求項1記載のウェビング巻取装置。
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