JP2002019242A - 両面印字可能な画像形成装置 - Google Patents

両面印字可能な画像形成装置

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JP2002019242A
JP2002019242A JP2000208920A JP2000208920A JP2002019242A JP 2002019242 A JP2002019242 A JP 2002019242A JP 2000208920 A JP2000208920 A JP 2000208920A JP 2000208920 A JP2000208920 A JP 2000208920A JP 2002019242 A JP2002019242 A JP 2002019242A
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JP2000208920A
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Takeshi Nakamura
武志 中村
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーを特定する識別情報を、視覚的に見づ
らい色で、排出された記録紙の上面に印字されるように
し、また、複写する場合には、見づらい色で印字された
識別情報を消去できるようにした両面印字が可能な画像
形成装置を提供する。 【解決手段】ネットワークのユーザを特定する識別情報
Mを記憶する記憶手段と、識別情報Mを視覚的に見づら
い色により印字することが選択可能な選択手段とを有す
る画像形成装置10にあって、受信した画像データを片
面印字で印字する場合においては、最終頁に印字した画
像データの裏面に、受信した画像を両面印字で印字する
場合においては、最終頁に印字した画像データの面に、
それぞれ、識別情報Mを見やすい角度に回転させて印字
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面印字可能な画
像形成装置における情報処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近時においては、複数のコンピュータ等
の端末を一つの画像形成装置に接続して(共用で)使用
されることが多い。例えば、ファクシミリ装置において
は、送信機側から受信機側に、通信年月日時刻、送信機
側の電話番号等の発信元情報を送信し、これを受信側で
印字出力している。例えば、特開平8−167993号
公報には、このような発信元情報を記録紙の裏面に印字
するようにしたファクシミリ装置が提案されている。
【0003】端末に接続された画像形成装置又は、ファ
クシミリ装置は、略垂直方向搬送パス方式、すなわち、
画像形成部を中央にして上方に排紙部、下方に給紙部を
配置し、印字面を下向きにして排紙するフェースダウン
方式を採用するものが主流になりつつある。
【0004】その理由は、搬送パスの距離が非常に短く
て済み、その上、装置側面を開放するだけで搬送パスの
大半を開放できるため、給紙から排紙に至るまでの出力
時間が短くて済み、かつ、シート搬送性並びにジャム処
理の作業性がきわめて良好となるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、複数のコン
ピュータ等の端末により一つの画像形成装置を共有して
使用する場合には、印字出力された記録紙が、どの端末
で印字出力されたのか判別がつかないと言う問題(不具
合)があった。
【0006】また、排紙トレイに印字面を下にして排紙
するフェースダウン方式により、複数頁からなる画像デ
ータを受信した場合には、排紙された記録紙の頁順が揃
っていると言う優れた利点があるが、その反面、印字面
が下側になって排紙されるので、ユーザが記録内容を確
認する際には、その都度、記録紙を裏返さなければなら
ず、排紙トレイに排出された記録紙が、どの端末から印
字出力されたのものであるかを、一目で、判別出来ない
と言う煩わしさ(不具合)があった。
【0007】また、特開平8−167993号公報に
は、受信機側のユーザーの選択により、送信機側から通
知された情報を記録紙の表面または裏面に選択的に記録
できるようにしたファクシミリ装置が提案されている。
しかし、この場合にも、発信元情報はあくまで送信側の
情報であり、受信側(受け取り側)の情報でないため、
記録紙の上面に発信元情報のみが印字されていても、受
信側が誰なのか判別できないと言う問題(不具合)があ
った。
【0008】しかも、全ての記録紙に発信元情報を印字
しているため、印字時間がかかると言う不具合もある
上、受信した画像データを両面印字する場合については
何ら考慮されていなかった。
【0009】また、ファクシミリ装置に使用される発信
元情報は、印字された画像データと対応させた形式で管
理上必要な情報となるが、端末を識別するためだけに用
いる情報は、本来の画像データに対して必要でない情報
のため、両面印字された記録紙を複写して第3者に渡す
場合においては、識別情報を消してしまいたい場合もあ
った。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、ユーザーを特定する識別情報を、視覚的に見づらい
色で、排出された記録紙の上面に印字されるようにし、
また、複写する場合には、見づらい色で印字された識別
情報を消去できるようにした両面印字が可能な画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0012】(1)ネットワークに接続された画像形成
装置において、前記ネットワークのユーザを特定する識
別情報を記憶する記憶手段と、前記識別情報を視覚的に
見づらい色により印字することが選択可能な選択手段と
を有し、受信した画像データを片面印字で印字する場合
においては、最終頁に印字した画像データの裏面に前記
識別情報の印字を行い、受信した画像を両面印字で印字
する場合においては、最終頁に印字した画像データの面
に前記識別情報を印字することを特徴とする。この構成
によれば、端末から受信した識別情報は、発信側と受け
取り側が同一のため本来必要としない情報であるから、
識別情報を視覚的に見づらい色(黄色等)で印字するこ
とにより、印字時において本来必要とする画像データに
対して、識別情報が目立つ(強調される)のを防止する
ことができる。
【0013】また、フェースダウン方式での両面印字が
可能な画像形成装置において、受信した画像データを片
面印字で印字する場合は、最終頁に印字した画像データ
の裏面に識別情報の印字を行い、受信した画像を両面印
字で印字する場合は、最終頁に印字した画像データの面
に識別情報を印字することにより、排出された記録紙の
上面に識別情報が印字されていることにより、ユーザ
は、どの端末から受信した画像データが印字出力された
ものであるかを、一目で容易に、判別することが可能と
なる。
【0014】(2)前記識別情報を、視覚的に見づらい
色で記録紙に印字した場合は、前記記録紙を複写する際
の読み取り時において、前記見づらい色と同色のフィル
ターを用いて、識別情報を読み取らないようにしたこと
を特徴とする。
【0015】この構成によれば、端末から受信した識別
情報は、発信側と受け取り側が同一のため本来必要とし
ない情報であるから、複写により第3者に渡す場合、識
別情報が複写印字されず、不必要な印字を省くことがで
きる。
【0016】(3)前記識別情報を、視覚的に見づらい
色で記録紙に印字した場合は、前記記録紙を複写する際
には、画像処理により前記識別情報を消去して印字する
ことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、端末から受信した識別
情報は発信側と受け取り側が同一のため本来必要としな
い情報であるから、複写により第3者に渡す場合、識別
情報は複写印字されず、不必要な印字を省くことができ
る。
【0018】(4)記録紙を前記画像形成装置の筐体の
内部に排出する場合には、前記識別情報を、前記記録紙
における操作表示部の配置側に対応する部位に印字する
ことを特徴とする。
【0019】この構成によれば、装置筐体の操作表示部
の配置側に識別情報を印字しておくことにより、ユーザ
は、その場で、一目で容易に、どの端末から受信した画
像データであるかを識別することができる。
【0020】(5)記録紙を前記画像形成装置の筐体の
外部に排出する場合には、前記識別情報を、前記記録紙
における排紙トレイの上流側に対応する部位に印字する
ことを特徴とする。
【0021】この構成によれば、排紙トレイの先端側に
印字しておくことにより、ユーザーは、一目で容易に、
どの端末から受信した画像データであるかを識別出来
る。
【0022】(6)前記識別情報を、見やすい角度に回
転させて印字することを特徴とする。
【0023】この構成によれば、識別情報が見やすい角
度に回転されて印字されているので、ユーザーは、記録
紙をそのままの状態として、一目で容易に識別情報の記
載内容を確認することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
画像形成システム全体の構成図で、この画像形成システ
ムでは、コンピュータネットワークNに接続される画像
形成装置10において、コンピュータ200─の端末か
ら受信した画像データを印字する場合、画像形成装置1
0に予め端末のユーザ名及び識別マークを登録しておく
ことにより、受信した画像データに、ユーザ名及び識別
マークが付加して印字され、その画像データをどの端末
から受信したかを一目瞭然たらしめると共に、その識別
情報M(図7,図8等参照)の付加条件を、ユーザサイ
ドで、適宜、自由に、選択・設定できるようにしてい
る。
【0025】図2は、画像形成装置10の制御系統ブロ
ック図の一例を示し、その制御系統は以下のように構成
される。すなわち、送信する送信データを符号化圧縮す
ると共に、符号化圧縮されて受信された受信データを元
の受信データに符号化再生する画像圧縮再生部1と、送
受信データを蓄積する画像メモリ2、画像形成装置10
を操作するための各種操作キーや液晶表示器からなる操
作表示部(選択手段)4と、操作表示部4により入力さ
れた登録データや送信先より受信した識別情報M等を格
納するシステムメモリ(記憶手段)3と、文字コードを
パターン変換するパターンジェネレータ5と、パターン
ジェネレータ5で発生した文字パターンを回転する回転
処理回路15と、装置各部の制御処理を行なうCPU
(中央処理装置)と当該CPUが実行するプログラムを
格納したROM(読み出し専用メモリ)とプログラム実
行の際の作業領域となるRAM(読み書き可能メモリ)
等からなる制御部6と、印字出力する文字パターンを一
時的に記憶するためのメモリであるラインバッファメモ
リ7と、複写原稿を走査して原稿を読み取るスキャナ部
9と、受信データ及び識別情報Mを記録紙P(図7,図
8等参照)に記録する印字部8と、スキャナ部9で読み
取った画像データを画像処理する画像処理部16と、画
像処理が施された画像データに基づいて画像を形成する
印字部8と、送受信を行った時刻・年月日を得るための
時計回路13と、G3/G4送受信通信を制御する通信
制御部11と、送受信画像情報の変調,復調を行なうモ
デム11Aと、画像形成装置10を電話回線14に接続
するためのもので、自動発着信機能を備えた網制御装置
11Bと、各部を接続し、各部間でデータのやり取りを
行うためのシステムバス12と、各コンピュータ200
とLANl00を介して送受信を行うための接続部であ
るLANI/F20と、を具備している。
【0026】上述のシステムメモリ3には、ネットワー
クNで接続されたコンピュータ200─の端末情報であ
る、ログイン名,端末名,ユーザー名,識別マークにつ
いても登録されている(図4参照)。
【0027】スキャナ部9で読み取った画像データが画
像処理部16に入力され、画像処理部16では、画像形
成濃度に対するγ補正、波長領域設定のフィルタリン
グ、変倍率の設定、シェーディング補正などの画質処理
を含む各種の画像処理が行なわれ、このように画像処理
が施された画像データに基づいて、印字部8で画像形成
が行なわれる。
【0028】LANI/F20は、データを画像形成装
置10からLAN100へ適正に送出できるようにする
ために、CSMA/CD(Carrier Sense
Multiple Access with Col
lision Detection)方式に従ってアク
セス制御を行う機能を有するネットワークコントローラ
と、画像形成装置10からLAN100へ送出されるデ
ータをパラレルデータからシリアルデータに変換すると
共に、LAN100から伝送されるシリアルデータをパ
ラレルデータに変換して画像形成装置10へ出力するた
めのシリアルインターフェースアダプタからなります。
尚、画像形成装置10の制御部6には、LAN100を
介して、図1に示すようにネットワークN上で接続され
たコンピュータ200及び、電話回線14により接続さ
れたファクシミリ装置300─に接続されている。
【0029】画像形成装置10をLAN100に接続す
る方法については、例えば、図3に示すように、画像形
成装置10の背面にはコネクタ101が設けられてお
り、このコネクタ101は、LAN100と接続するた
めのケーブル102の一端に接続されたコネクタ103
と接続され、LAN100を介して画像データの送受信
を可能にしている。
【0030】そのため、ケーブル102の他端は、LA
Nl00に取付けられたタップ104に、トランシーバ
105を介して接続されている。よって、コネクタ10
3を、画像形成装置10側のコネクタ101に接続する
ことで、画像形成装置10とLANl00との間で、画
像形成装置10側のLANI/F(インターフェース)
を介して画像データの送受信を可能にしている。
【0031】〔画像データの受信動作の説明〕第5図,
第6図は、画像データの受信動作を示すフローチャート
で、まず、画像形成装置10は、パーソナルコンピュー
タ等の端末装置から、ログイン名及び端末名と共に、印
字要求信号を受信する(Sl)。画像形成装置10は、
識別情報Mを受信した後、システムメモリ3に記憶され
ている識別情報Mの登録テーブルを検索し、先に受信し
た識別情報Mと一致する登録データを検索し(S2)、
一致する識別情報Mが登録されているか否かについて判
定を行う(S3)。
【0032】一致する識別情報Mが登録されていると判
定された場合は、識別情報Mの登録デーブルより予め識
別情報Mを登録する際に設定している、ユーザを特定す
るためのユーザ名もしくは識別マークを登録テーブル
(図4参照)より読み出し、ユーザ名及び識別マークを
追加情報として、先ほど受信した識別情報Mに追加した
形で、システムメモリ3に識別情報Mとして記憶させて
おく(S4)。一致する識別情報Mが登録されていない
場合は、受信した識別情報Mのみをシステムメモリ3に
記憶しておく(S5)。
【0033】画像形成装置10は、端末装置へ印字する
画像データ要求信号を送信し(S6)、端末装置から印
字する画像データを受信する(S7)。識別情報Mを付
加する印字位置についての情報(付加条件)が、システ
ムメモリ3から読み出された(S8)後、識別情報Mを
読み出し、パターンジェネレータ5で文字コードを文字
パターンへ変換する処理がおこなわれる(S9)。
【0034】パターン回転処理回路15により文字パタ
ーンの向きを指定された向きに回転処理する(Sl
0)。識別情報Mを付加条件に従い処理を行う(Sl
l)。受信画像データが両面に印字するか否かについて
の判断を行う(S12)。
【0035】両面印字の場合は、識別情報Mを最終頁の
受信画像データと識別情報Mを合成して印字出力する
(S13)。受信画像データを片面で印字する場合は、
受信画像データの最終頁の記録紙Pの第1面に、識別情
報Mのみを印字出力し(S14)、その後で、第2面
に、最終頁の受信画像データを印字する(S15)。正
常に印字動作が終了したのを確認後、印字動作を終了す
る(S16)。
【0036】〔識別情報Mの付加条件の登録方法につい
ての説明〕識別情報Mは、通常受信した画像データの印
字面側の記録紙Pの先端に付加(印字)される。しか
し、現在、記録紙Pを排出する排紙トレイ72は、画像
形成装置10の筐体の外側に配置されているもの(図
7,8参照)と、画像形成装置10の設置面積を減少さ
せるために、画像形成装置10の筐体の内側に配置され
ているものとがある(図10,11参照)。
【0037】そのため、排出された、記録紙Pの識別情
報Mをユーザーが確認する場合において、排紙トレイ7
2の先端が外部に開放されているものについては、識別
情報Mの記録紙Pへの印字位置を、排紙トレイ72の先
端側に印字する方が、識別情報Mの内容を確認し易い
(図7,図13参照)。
【0038】排紙トレイ72の先端が外部に開放されて
おらず、その上、画像形成装置10の筐体の内側に排紙
トレイ72が配置されているものについては、識別情報
Mの記録紙Pへの印字位置を、操作者の操作表示部4側
に設定すれば、識別情報Mの内容を確認し易い(図9,
図15参照)。
【0039】また、排紙トレイ72に排出された記録紙
Pに印字されている識別情報Mを確認する場合におい
て、通常、識別情報Mの印字は、受信画像データの記載
方向と同じ方向に文字が印字されるために、ユーザーが
外側から確認する向きと反対方向となる記録紙Pの内側
を向いた方向に記載されている。そのため、ユーザー
は、(文字が逆さに記載されているため)識別情報Mの
記載内容を確認しにくいと言う不具合があった。
【0040】排紙トレイ72の先端が外部に開放されて
いる場合には、識別情報Mの記録紙Pへの文字の印字方
向を、排紙トレイ72の先端側に180°回転させて印
字すれば、識別情報Mの内容を確認し易い(図8,図1
4参照)。
【0041】排紙トレイ72の先端が外部に開放されて
おらず、その上、画像形成装置10の筐体の内側に排紙
トレイ72が配置されている場合には、識別情報Mの記
録紙Pへの文字の印字方向を、操作者の操作表示部4側
に180°回転させて印字すれば、識別情報Mの内容を
確認し易い(図10,図16参照)。
【0042】従って、識別情報Mの付加位置や字の向き
を固定的に設定するのではなく、ユーザーが、使用条件
等に応じて、操作表示部4の操作キーを入力することに
よって、適宜、自由に、識別情報Mの付加条件(付加位
置や字の向き等)の設定変更ができるようにしておけ
ば、記録紙P上に印字された識別情報Mの確認を、容易
におこなうことができる。
【0043】〔識別情報Mの登録方法についての説明〕
図11は、操作キーにより、操作表示部4の表示画面上
に設定した識別情報Mの付加条件を、システムメモリ3
に登録する方法についてのフローチャートを示し、図1
2は操作表示部4のパネル図を示す。
【0044】登録方法について、図11,図12を参照
しつつ説明すると、 1.操作表示部4の識別情報入力キーにより識別情報M
の付加条件の入力画面を選択する(Sl0l)。 2.操作表示部4の表示画面で識別情報Mを黄色の色材
で印字するか否かについて選択する(Sl02)。
【0045】3.前記(Sl02)において、NOキー
を入力した場合は、識別情報Mを黄色以外の色材で印字
するか否かについて選択する(Sl03)。 4.前記(Sl03)において、NOキーを入力した場
合は、識別情報Mの付加条件の入力をシステムメモリ3
に記憶させずに、識別情報Mの設定を終了する(Sl0
4)。
【0046】5.前記(Sl02)においてYESキー
を入力した場合は、次に識別情報Mを記録紙Pのどの位
置に印字するかについて(印字位置を)設定する画面に
切替わり、識別情報Mを記録紙Pの先端に印字するか否
かについての確認画面が表示され、YESならYESキ
ーを入力し、NOならNOキーを入力する(Sl0
5)。
【0047】6.前記(Sl05)においてNOキーを
入力した場合は、識別情報Mを記録紙Pの後端に印字す
るか否かについての確認画面が表示され、YESならY
ESキーを入力しNOならNOキーを入力する(Sl0
6)。 7.前記(Sl06)においてNOキーを入力した場合
は、識別情報Mを記録紙Pの右端に印字するか否かにつ
いての確認画面が表示され、YESならYESキーを入
力しNOならNOキーを入力する(Sl07)。
【0048】8.前記(Sl07)においてNOキーを
入力した場合は、識別情報Mを記録紙Pの左端に印字す
るか否かについての確認画面が表示され、YESならY
ESキーを入力しNOならNOキーを入力する(Sl0
8)。 9.前記(Sl08)においてNOキーを入力した場合
は、識別情報Mの付加条件の入力をシステムメモリ3に
記憶させずに、識別情報Mの設定を終了する(Sl0
9)。
【0049】10.前記(Sl05)においてYESキ
ーを入力した場合は、次に識別情報Mを180°回転し
て印字するのか否かついての確認画面が表示され、YE
SならYESキーを入力しNOならNOキーを入力する
(Sll0)。 11.前記(Sll0)においてNOキーを入力した場
合は、次に識別情報Mを180°回転させずに印字をす
るの否かにについての確認画面が表示され、YESなら
YESキーを入力しNOならNOキーを入力する(Sl
ll)。
【0050】12.前記(Slll)においてNOキー
を入力した場合は、識別情報Mの付加条件の入力をシス
テムメモリ3に記憶させずに、識別情報Mの設定を終了
する(SlO9)。 13.前記(Sl05)においてYESキーを入力した
場合は、設定された識別情報Mをシステムメモリ3に記
憶し識別情報Mの付加条件の設定を終了する(Sl1
2)。
【0051】〔原稿の複写動作(1)についての説明〕
原稿の複写動作について、図18のフローチャートに基
づいて説明する。 1.スキャナ部9に原稿をセットする(s120)。 2.複写条件(複写枚数、倍率等)を設定する(S12
1)。
【0052】3.スタートキーを入力すると、原稿の読
み取り動作を開始する(S122)。 4.原稿の識別情報Mが印字されている領域に対して
は、読み取りのCCD95(図17参照)に黄色のフィ
ルターをかけて原稿を読み取らせることにより、識別情
報Mが印字されている領域に対しては、黄色の文字で印
字されているものについては、フィルターにより消去さ
れて読み取りが出来ない(S123)。
【0053】5.スキャナ部9で読み取った画像データ
を複写条件に従い印字を開始する(S124)。 6.正常に印字が終了すると、複写動作を終了する(S
125)。
【0054】〔原稿の複写動作(2)についての説明〕
原稿の複写動作について、図19のフローチャートに基
づいて説明する。 1.スキャナ部9に原稿をセットする(S130)。 2.複写条件(複写枚数、倍率等)を設定する(S13
1)。
【0055】3.スタートキーを入力すると、原稿の読
み取り動作を開始する(S132)。 4.原稿の識別情報Mが印字されている領域に対して
は、読み取った画像データに対して、画像処理部におい
て、黄色の文字で印字されている画像データに対して
は、消去する(S133)。
【0056】5.スキャナ部9で読み取った画像データ
を複写条件に従い印字を開始する(S134)。 6.正常に印字が終了すると、複写動作を終了する(S
135)。
【0057】〔印字の動作についての説明〕図17は、
本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成の一例
を示す正面側の断面図である。
【0058】(片面印字時)画像形成装置10の上部に
は、原稿を読取るためのスキャナ部9が配置されてい
る。このスキャナ部9は、露光ランプ91、ミラー9
2、レンズ93、フィルター94および光電変換素子
(以下CCDという)95を含み、露光ランプ91およ
びミラー92を原稿台96の下面において水平方向に往
復運動させて原稿台96の上面に載置された原稿の画像
を露光ランプ91から照射された光によって露光走査す
る。尚、カラーフィルターの切り替え方法については、
特開平5−122442を参照のこと。
【0059】露光ランプ91による光の原稿の画像面に
おける反射光はミラー92およびレンズ93を介してC
CD95の受光面に結像し、CCD95は受光面におけ
る受光量に応じた信号を出力する。このCCD95の出
力信号は、デジタルデータに変換された後に図示しない
画像処理部において所定の処理が施され、画像データと
して出力される。
【0060】一方、画像形成装置10の中央下部には、
印字部8が配置されている。この印字部は、記録ヘッド
81により、所定の画像データに基づいた記録を行うこ
とができる。その記録ヘッド81は、インクタンク(図
示省略)と一体に構成され、交換容易なインクジェット
記録ヘッドである。
【0061】記録ヘッド81には電気熱変換体を備え、
印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡
の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して吐出口
よりインクを吐出させ記録を行う。なお、82は、記録
ヘッド81に対応させて配置されたプラテンである。
【0062】画像形成装置10の最下部には、記録紙P
を収納した給紙カセット71と、さらに、給紙カセット
71から印字部8を経由して排紙トレイ72に至る用紙
搬送路73,排紙搬送路74及び片面印字後に、再度、
記録紙Pを印字部8へ搬送する再搬送路75が形成され
ている。その用紙搬送路73には、給紙ローラ76、レ
ジストローラ77、搬送ローラ78、排紙ローラ79が
配置されている。
【0063】給紙ローラ76によって、給紙カセット7
1内の記録紙Pが1枚ずつ用紙搬送路73に給紙され、
給紙された記録紙Pは、その前端部をレジストローラ7
6に当接させた状態で停止する。
【0064】レジストローラ77は、画像データの先端
と用紙先端を調整する所定のタイミングで回転を開始
し、記録紙Pを印字部8に導入し、画像データに対応し
て、記録ヘッド81より必要なインクが吐出され記録紙
P上に記録される。
【0065】この印字の時には、記録紙Pは一旦停止
し、記録ヘッド81が1ライン(1方向)の走査が終了
した時点で記録ヘッド81が有する複数のインクノズル
分に相当するだけ記録紙Pが搬送される。印字が完了し
た記録紙Pは、排紙ローラ79の回転によって、排紙搬
送路74を経由して排紙トレイ72に排出されることで
ユーザに片面に印字された記録紙Pが提供される。
【0066】(両面印字時)両面印字時には、第1面
(片面)への印字が終了した後、記録紙Pは、排出ロー
ラー79によって排出されずに、その後端を排出ローラ
79にニツプされた状態で一旦停止する。その記録紙P
を一旦停止させるタイミングは、図示しない排紙センサ
が記録紙Pの後端を検出したタイミングに基づいて設定
される。
【0067】排出ローラ79の逆回転によるスイッチバ
ック式の場合、記録紙Pの後端部が、今度は、前端部と
して、記録紙Pの第2面(裏面)に画像を形成するため
に、切換え爪83により、排紙搬送路74から切換経路
を経て再搬送路75に搬入される。
【0068】再搬送路75に設けられた再搬送ローラ8
0により搬送され、再度、搬送経路73に設けられたレ
ジストローラ77に導入され、記録紙Pは、その前端部
をレジストローラ77に当接させた状態で停止する。
【0069】レジストローラ77は、画像データの先端
と用紙先端を調整する所定のタイミングで回転を開始
し、記録紙Pを印字部8に導き、第2面の印字がおこな
われる。両面を印字された記録紙Pは、切換え爪83に
より、再度、排紙ローラ79へ送られ、排紙搬送路74
を経て、排紙トレイ72に排出され、両面に印字を施さ
れた記録紙Pが提供される。
【0070】なお、本実施形態では、複写動作や印字動
作等について、図17に示す画像形成装置10につき説
明したが、本発明は、これに限定されることなく、図示
と詳細な説明は省略するが、例えば、中間トレイ等を具
備して、複数枚の記録紙に、連続的に両面印字をおこな
うことができるような両面印字が可能な画像形成装置に
ついても、本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上のように構成される本発明は、以下
の効果を奏する。
【0072】請求項1によれば、端末から受信した識別
情報は発信側と受け取り側が同一のため本来必要としな
い情報であるから、識別情報を視覚的に見づらい色(黄
色等)で印字することにより、印字時において本来必要
とする画像データに対して、識別情報が目立つ(強調さ
れる)のを防止することが出来る。
【0073】また、フェースダウン方式での両面印字が
可能な画像形成装置において、受信した画像データを片
面印字で印字する場合は、最終頁に印字した画像データ
の裏面に識別情報の印字を行い、受信した画像を両面印
字で印字する場合は、最終頁に印字した画像データの面
に識別情報を印字することにより、排出された記録紙の
上面に識別情報が印字されているで、ユーザは、どの端
末から受信した画像データが印字出力されたものである
かを、一目で容易に、判別することが可能となる。
【0074】請求項2によれば、端末から受信した識別
情報は、発信側と受け取り側が同一のため本来必要とし
ない情報であるから、複写により第3者に渡す場合、識
別情報が複写印字されないようにして、不必要な情報が
印字されるような不具合を解消することができる。
【0075】請求項3によれば、端末から受信した識別
情報は発信側と受け取り側が同一のため本来必要としな
い情報であるから、複写により第3者に渡す場合、識別
情報が複写印字されないようにして、不必要な情報が印
字されるような不具合を解消することができる。
【0076】請求項4によれば、装置筐体の操作表示部
の配置側に識別情報を印字しておくことにより、ユーザ
は、移動することなく、その場で、一目で容易に、どの
端末から受信した画像データであるかを識別出来するこ
とができる。
【0077】請求項5によれば、排紙トレイの先端側に
印字しておくことにより、ユーザーは、一目で容易に、
どの端末から受信した画像データであるかを識別出来
る。
【0078】請求項6によれば、識別情報が見やすい角
度に回転させて印字されるので、ユーザーは、識別情報
の文字を逆さから確認しなければならないと言う不具合
が解消され、一目で容易に、記載内容を確認することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成システムの構
成図である。
【図2】同画像形成システムの制御系統ブロック図であ
る。
【図3】同構内配線への接続方法の説明図である。
【図4】同端末情報の一覧表である。
【図5】同画像データの受信動作を示すフローチャート
の一部である。
【図6】同画像データの受信動作を示すフローチャート
の残部である。
【図7】同画像形成装置の斜視図である。
【図8】同画像形成装置の斜視図である。
【図9】同画像形成装置の斜視図である。
【図10】同画像形成装置の斜視図である。
【図11】同識別情報の登録方法についてのフローチャ
ートである。
【図12】同操作表示部のパネル図である。
【図13】同識別情報が印字された記録紙の平面図であ
る。
【図14】同識別情報が印字された記録紙の平面図であ
る。
【図15】同識別情報が印字された記録紙の平面図であ
る。
【図16】同識別情報が印字された記録紙の平面図であ
る。
【図17】同画像形成装置の構成図である。
【図18】同原稿の複写動作(1)を示すフローチャー
トである。
【図19】同原稿の複写動作(2)を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
3−記憶手段 4−選択手段 10−画像形成装置 72−排紙トレイ M−識別情報 N−ネットワーク P−記録紙
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ05 AR03 AS02 JJ02 JJ13 2C087 AA03 AA09 AA13 AB06 AC07 BA03 BA05 BC07 BD24 CA02 CB12 5C062 AA05 AA13 AA35 AB22 AC04 AC24 AC60 5C076 AA03 AA14 AA24 BA02 BA06 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された画像形成装置
    において、前記ネットワークのユーザを特定する識別情
    報を記憶する記憶手段と、前記識別情報を視覚的に見づ
    らい色により印字することが選択可能な選択手段とを有
    し、受信した画像データを片面印字で印字する場合にお
    いては、最終頁に印字した画像データの裏面に前記識別
    情報の印字を行い、受信した画像を両面印字で印字する
    場合においては、最終頁に印字した画像データの面に前
    記識別情報を印字することを特徴とする両面印字可能な
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報を、視覚的に見づらい色で
    記録紙に印字した場合は、前記記録紙を複写する際の読
    み取り時において、前記見づらい色と同色のフィルター
    を用いて、識別情報を読み取らないようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の両面印字可能な画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報を、視覚的に見づらい色で
    記録紙に印字した場合は、前記記録紙を複写する際に
    は、画像処理により前記識別情報を消去して印字するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の両面印字可能な画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 記録紙を前記画像形成装置の筐体の内部
    に排出する場合には、前記識別情報を、前記記録紙にお
    ける操作表示部の配置側に対応する部位に印字すること
    を特徴とする請求項1に記載の両面印字可能な画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 記録紙を前記画像形成装置の筐体の外部
    に排出する場合には、前記識別情報を、前記記録紙にお
    ける排紙トレイの上流側に対応する部位に印字すること
    を特徴とする請求項1に記載の両面印字可能な画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記識別情報を、見やすい角度に回転さ
    せて印字することを特徴とする請求項1,4,5のいず
    れかに記載の両面印字可能な画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216585A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4681470B2 (ja) * 2006-02-17 2011-05-11 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成システム

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