JP2002019187A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JP2002019187A
JP2002019187A JP2000210379A JP2000210379A JP2002019187A JP 2002019187 A JP2002019187 A JP 2002019187A JP 2000210379 A JP2000210379 A JP 2000210379A JP 2000210379 A JP2000210379 A JP 2000210379A JP 2002019187 A JP2002019187 A JP 2002019187A
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crystal display
display panel
pixel
light source
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JP2000210379A
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English (en)
Inventor
Kazukuni Kawakami
千国 川上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルを用いて高階調の画像を記録
する。 【解決手段】 画像形成部11は、光源13と液晶表示
パネル14とからなり、主走査方向に延びたライン状の
光を3色分発生して印画紙12に3本のラインを記録す
る。液晶表示パネル14は、主走査方向に多数のピクセ
ルを並べた3色分のピクセルアレイを備えており、各色
分のピクセルアレイには、3色の帯状のカラーフィルタ
がそれぞれ取り付けられている。液晶表示パネル14
は、画像データに応じて各ピクセルアレイが2回に分け
て駆動される。各駆動時のピクセルの光透過時間の組み
合わせによって1個のドット(画素)の露光量を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等に用い
られる光学的な画像形成方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等には、光源と液晶表示パネル
とからなる画像形成装置が用いられている。この液晶表
示パネルには、複数のピクセルがライン状又はマトリッ
クスに形成されている。カラー画像を形成する場合に
は、赤色用ピクセル、緑色用ピクセル、青色用ピクセル
が用いられ、これらは対応する色のフィルタを貼り付け
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示パネルは、印
加電圧を制御することで透過率を変えているが、そのス
テップ数は3〜10程度であるため、高階調の画像を表
現することができなかった。さらに、階調数が少ないた
めに、カラー液晶表示パネルでは、表現可能な色の数が
少ないという問題があった。また、液晶表示パネルは、
透過率を一定にして光透過状態の時間(ON時間)を制
御することで階調表現をすることができるが、この場合
も液晶表示パネルの応答時間が遅いために、やはり階調
数が少ないという問題がある。
【0004】また、従来の液晶又は発光表示パネルで
は、駆動ビット数が決まっているため、これ以上の階調
数を表現することができなかった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、細かな階調表現が可能で、かつ表現可能な色の数
を大幅に増やすことができる画像形成方法及び装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】また、本発明では、ディスプレイの駆動ビ
ット数以上の階調を表現することができる画像形成方法
及び装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成装置では、複数のピクセル
が配列された液晶表示パネルを光源の前方に配置し、各
ピクセルを時系列的に少なくとも2回駆動し、1回目と
2回目との駆動時の各ピクセルの光透過時間の組み合わ
せを画像データに応じて設定することによって、1個の
画素の階調を表現するようにしたものである。
【0008】請求項2記載の画像形成装置では、複数の
ピクセルが配列された液晶表示パネルを光源の前方に配
置し、各ピクセルを時系列的に少なくとも2回駆動し、
1回目と2回目との駆動時の各ピクセルの透過率の組み
合わせを画像データに応じて設定することによって、1
個の画素の階調を表現するようにしたものである。
【0009】請求項3記載の画像形成装置では、請求項
1又は2記載の画像形成装置の光源の強度を1回目と2
回目とで変えるようにしたものである。
【0010】請求項4記載の画像形成装置では、記録紙
を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、この搬送路に所
定の間隔を保って配置され、光源透過率の可変な複数の
ピクセルが形成された少なくとも第1及び第2の液晶表
示パネルと、第1及び第2の液晶表示パネルに平行光を
照射する光源と、第1液晶表示パネルを駆動してそのピ
クセルを透過した光源からの光によって記録紙に1回目
の露光を行い、その後に、第2液晶表示パネルを駆動さ
せてそのピクセルを透過した光源からの光によって第2
回目の露光を行わせる制御部と、画像データに応じて第
1及び第2液晶表示パネルの対応するピクセル同士の透
過率の組み合わせを設定する手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項5記載の画像形成装置では、記録紙
を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、この搬送路に所
定の間隔を保って配置され、光源透過率の可変な複数の
ピクセルが形成された少なくとも第1及び第2の液晶表
示パネルと、第1及び第2の液晶表示パネルに平行光を
照射する光源と、第1液晶表示パネルを駆動してそのピ
クセルを透過した光源からの光によって記録紙に1回目
の露光を行い、その後に、第2液晶表示パネルを駆動さ
せてそのピクセルを透過した光源からの光によって第2
回目の露光を行わせる制御部と、画像データに応じて第
1及び第2液晶表示パネルの対応するピクセル同士の光
透過時間の組み合わせを設定する手段とを備えたもので
ある。
【0012】請求項6記載の画像形成装置では、請求項
4又は5記載の画像形成装置の光源の強度を1回目と2
回目とで変えるようにしたものである。
【0013】請求項7記載の画像形成方法では、2Nビ
ットのデータを上位Nビットと下位Nビットとに分割
し、各Nビットのデータで各ピクセルを2回駆動するよ
うにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の一実
施形態であるプリンタ10は、画像形成部11から発生
される3色のライン光が感光材料、例えば印画紙12に
投影され、主走査方向に延びた3本のラインが記録され
る。画像形成部11は、光源(バックライト)13と液
晶表示パネル14とから構成される。液晶表示パネル1
4は、電圧印加がないときに光遮断状態となる常時閉タ
イプが用いられている。勿論、電圧印加がないときに光
透過状態となる常時開タイプであってもよい。
【0015】光源13は、液晶表示パネル14のパネル
面に対して垂直に入射する平行光を照射する。液晶表示
パネル14は、印画紙12に近接して配置されている。
印画紙12は、搬送手段15により副走査方向に1ライ
ンずつ間欠的に搬送される。搬送手段15は、パルスモ
ータ16と搬送ローラ対17とからなる。
【0016】液晶表示パネル14と印画紙12との間隔
をできるだけ小さくして、いわゆる密着焼きをすること
で、液晶表示パネル14と印画紙12との間に配置され
るセルフォックレンズアレイを省略することができる。
【0017】図2に示すように、液晶表示パネル14
は、2枚の偏光板20,21、カラーフィルタ22、2
枚の透明なガラス基板23,24、液晶25、透明な個
別電極26、透明な共通電極27、及び駆動回路28を
備えている。偏光板20,21は、両者の偏光軸が直交
するようにガラス基板23,24の外側にそれぞれ取り
付けられている。カラーフィルタ22は、偏光板20と
その背後のガラス基板23との間に層設されている。液
晶25は、ガラス基板23,24との間に封入されてい
る。個別電極26は、一方のガラス基板23の内側に、
主走査方向に複数設けられている。共通電極27は、他
方のガラス基板24の内側で副走査方向に延びている。
カラーフィルタ22、個別電極26、共通電極27は、
赤色用、緑色用、青色用の3種類がある。
【0018】画素を形成するピクセルは、個別電極26
によって形成される。駆動回路28は、画像データに基
づいて各ピクセルの個別電極26と共通電極27との間
に電圧を印加する。光入射側に配置された偏光板20
は、入射光を単一偏光に変換する。液晶25は、電極間
が印加されることでその電極間領域の分子配向がねじ
れ、前記偏光を回転させて偏光板21を通過させる。ま
た、液晶25のねじれ量は、印加電圧に応じて変化し、
ピクセルを透過する光量が変わる。
【0019】図3に示すように、液晶表示パネル14に
は、赤色、緑色、青色の3本のラインを同時に記録する
ために、3本のピクセルアレイ30〜32が設けられて
いる。これらのピクセルアレイ30〜32は、主走査方
向に一定ピッチで配列したN個のピクセル33から構成
されている。
【0020】1個のピクセル33を透過した光源13か
らの光は印画紙12に入射して1個のドットを記録す
る。本実施形態では、1ライン分の画像を2回に分けて
記録(多重露光)するから、1回目と2回目との露光時
のピクセル33の透過状態の時間(ON時間)の組み合
わせによって、1個の画素が多階調の濃度で記録され
る。
【0021】カラーフィルタ22は、図4に示すよう
に、赤色、緑色、及び青色用の三枚の色フィルタ34〜
36で構成されている。赤色フィルタ34は第1のピク
セルアレイ(赤色用ピクセルアレイ)30上に、また緑
色フィルタ35は第2のピクセルアレイ(緑色用ピクセ
ルアレイ)31上に、さらに青色フィルタ36は第3の
ピクセルアレイ(青色用ピクセルアレイ)32上に位置
するようにそれぞれ帯状に設けられている。
【0022】図5に示すように、プリンタ10は、コン
トローラ38、パルスモータ16用のドライバ39、光
源用のドライバ40、LUT(ルックアップテーブルメ
モリ)41、赤色用駆動部42、緑色用駆動部43、青
色用駆動部44、切り換え部45〜47、及び遅延回路
48、49等を備えている。コントローラ40は、ドラ
イバ39,40を駆動してパルスモータ16と光源13
をそれぞれ制御する。光源13の光量は一定に保たれ
る。
【0023】1個のピクセル33を2回駆動して1個の
画素を記録するために、画像データは、1回目のON時
間を定めるための第1駆動データと、2回目のON時間
を定めるための第2駆動データとに按分される。LUT
41には、赤色画像データをアドレスとし、ピクセル3
3の赤色第1駆動データをデータとする赤色用第1テー
ブル50、及び同様な構成の緑色用第1テーブル51、
青色用第1テーブル52と、赤色画像データをアドレス
として赤色第2駆動データをデータとする赤色用第2テ
ーブル53、及び同様な構成の緑色用第2テーブル5
4、青色用第2テーブル55とがそれぞれ書き込まれて
いる。
【0024】例えば液晶表示パネル14を8階調表示の
構成とした場合には、画像データを6ビットで構成し、
その画像データを上位3ビットと下位3ビットとに二分
して上位3ビット分を第1駆動データとし、下位3ビッ
ト分を第2駆動データとする。第1回目の駆動時間の単
位をTAとし、第2回目の駆動時間の単位をTBとす
る。例えばTAが0.1秒、TBが1/80秒に設定さ
れている場合、第1回目の駆動データが「6」で、第2
回目の駆動データが「5」のときには、露光時間ET=
6×0.1+5×1/80(秒)となる。
【0025】切り換え部45は、赤色用第1及び第2テ
ーブル50,53から赤色用第1及び第2駆動データと
を1ラインごとに交互に切り換えて赤色用駆動部42に
読み出す。赤色用駆動部42は、ラインメモリ56と、
駆動回路28aとから構成されている。同様に緑色用駆
動部43はラインメモリ57と駆動回路28bとから、
さらに青色用駆動部44はラインメモリ58と駆動回路
28cとから構成されている。
【0026】前記ラインメモリ56には、1ライン分の
データが赤色用第1駆動データ、赤色用第2駆動データ
の順番で交互に書き込まれる。駆動回路28aは、液晶
表示パネル14のピクセルアレイ32を駆動するととも
に、第1駆動データに応じた1回目の駆動時と第2駆動
データに応じた2回目の駆動時でのON時間の組み合わ
せが画像データに応じた値となるように駆動する。この
ON時間は、各ピクセルに一定の電圧を印加して所定の
透過率に保つ時間であり、ON時間の経過後は、電圧印
加が解除されて光遮断状態となる。
【0027】緑色用ピクセルアレイ31は、赤色用ピク
セルアレイ30に対して1ライン分ずれている。そこ
で、緑色用第1及び第2駆動データは、切り換え部46
で1ラインごとに交互に切り換えて読み出された後に、
遅延回路48で1ライン分遅延されてから緑色用駆動部
43に送られる。同様に、青色用第1駆動データは、切
り換え部47で1ラインごとに交互に切り換えて読み出
された後に、遅延回路49で2ライン分遅延されてか
ら、青色用駆動部44に送られる。これらの緑色用駆動
部43と青色用駆動部44は、赤色用駆動部42と同じ
構成であるので、符号のみを付してその説明を省略す
る。
【0028】駆動回路28a〜28cは、シフトレジス
タ、ラッチアレイ、及びカウンタアレイ、電圧印加回路
アレイ等を備えており、駆動データをシフトレジスタに
1個ずつ送ってパラレル変換した後にラッチアレイで1
ライン分でラッチし、ラッチした駆動データを対応する
カウンタアレイに送る。このカウンタアレイは、第1回
目の駆動では周期TAのパルスで減算され、第2回目の
駆動では周期TBのクロックで減算される。この減算カ
ウント中は、出力信号が「H」で、「0」に減算すると
「TB」となる。出力信号「H」が電圧印加回路アレイ
に印加されている間は、対応するピクセル33の電極2
6,27間に一定電圧を印加して所定の透過状態にされ
る。また、コントローラ38は、1回目と2回目との表
示の間、及び印画紙送り時に、各電圧印加回路アレイの
印加電圧を「0」にして液晶表示パネル14を強制的に
光遮断状態にする。
【0029】図6は、プリンタ10の各部の動作を示し
たタイミングチャートである。1ライン分のデータ転送
は、一定周期で行われ、このデータ転送後にラッチ信号
で1ライン分のデータがラッチ回路でラッチされる。こ
のラッチ後に液晶表示パネル14に各色の1ライン分の
画像が表示される。
【0030】コントローラ38は、第1駆動データでピ
クセル33を駆動して第1回目の露光を行い、次に、第
2駆動データで駆動する。第1回目の露光時間をT1と
し、第2回目の露光時間をT2とすると、ピクセル33
によって印画紙12に与えられる露光時間は、T1+T
2となる。
【0031】例えば、8階調構成の液晶表示パネル14
を用いた場合には、64通りの階調を表現することがで
きる。
【0032】次に上記実施形態の作用について説明す
る。プリントが指示されると、コントローラ38は、パ
ルスモータ16を回転させ、搬送ローラ対17でニップ
された印画紙12を図1の矢線で示す副走査方向に搬送
する。この初期送り中は、コントローラ38は、液晶表
示パネル14を光遮断状態にセットしている。
【0033】コントローラ38は、画像メモリ(図示せ
ず)から第1ラインの3色の画像データを読み出して、
LUT41に送る。このLUT41は、赤色用第1テー
ブル50を参照して第1ラインの赤色の画像データを第
1駆動データに変換し、これをラインメモリ56に書き
込む。他方、緑色と青色の第1駆動データは、緑色及び
青色用の第1テーブル51,52から読み出され、遅延
回路48,49に送られる。
【0034】印画紙12の初期送り中に、記録エリアの
前端が赤色用ピクセルアレイ30の下にくるとパルスモ
ータ16が停止する。ラインメモリ56には、赤色の第
1ラインの第1駆動データが書き込まれている。この第
1駆動データは、駆動回路28aに送られ、赤色用ピク
セルアレイ30の透過時間を制御する。
【0035】光源13からの光は、赤色のピクセル33
を透過してから、印画紙12に入射し、これに赤色ドッ
トの潜像を記録する。各ピクセル33は、第1駆動デー
タに応じた時間だけ一定の光透過状態(ON状態)に保
たれた後、電圧の印加が解除され光遮断状態(OFF状
態)となる。こうして、1回目の第1ラインの赤色画像
が印画紙12に記録される。
【0036】第1駆動データによる露光中に、ラインメ
モリ56には、赤色第2テーブル53から読み出した第
1ラインの第2駆動データが書き込まれる。時間T3が
経過すると、第1回目の露光が終了する。この直後に、
ラインメモリ56から読み出した第2駆動データは、駆
動回路28aに送られ、赤色用ピクセルアレイ30のO
N時間を制御する。なお、緑色画像データと青色画像デ
ータは、第2テーブル54,55で第2駆動データに変
換されてから遅延回路48,49に送られる。所定時間
T3が経過すると、第2回目の露光が終了する。第2回
目の露光が終了すると、パルスモータ16が回転して、
印画紙12を1ライン分搬送する。
【0037】印画紙12には、赤色のピクセル33の2
回の駆動による多重露光で赤色ドットが形成される。2
回の露光時間の和は、画像信号に応じた値になってい
る。
【0038】第2回目の露光中に、前述したように第2
ラインの3色の画像データが第1駆動データと第2駆動
データに変換される。赤色用の第1テーブル50から
は、第2ラインの第1駆動データが読み出され、ライン
メモリ56に書き込まれる。同様に、緑色及び青色の第
1駆動データとは、それぞれ第1テーブル51,52か
ら読み出され、遅延回路48,49に送られる。ここ
で、緑色の第1ラインの第1駆動データは1ライン分遅
延されてから、駆動部43のラインメモリ57に書き込
まれる。
【0039】前述したように、印画紙12の1ライン分
の搬送後に、赤色用駆動部42は印画紙12に第2ライ
ンの赤色画像を2回に分けて書き込む。これと同時に、
緑色用駆動部43は2回駆動され、先に記録された赤色
ドットに重なるように、第1ラインの緑色ドットを潜像
として書き込む。一定時間T3が経過すると、印画紙1
2が1ライン分搬送される。次は、赤色用駆動部42
は、第3ラインを2回に分けて記録し、緑色用駆動部4
3は、第2ラインを2回に分けて記録し、そして、青色
用駆動部44は、第1ラインを2回に分けて記録する。
【0040】こうして、3色のラインが重なった状態で
印画紙12に記録される。印画紙12の記録エリアに画
像が記録されると、現像部(図示なし)に送られて現象
処理される。これによって、印画紙12には、ポジ画像
が発色記録される。
【0041】上記実施形態では、3色のライン光で線順
次に記録しているが、1フレーム分の画像を表示する液
晶表示パネルを用いて面露光で記録してもよい。この場
合、液晶表示パネルには、1フレーム分のピクセルが主
及び副走査方向にマトリック状に配置されている。各ピ
クセル上には、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラー
フィルタの1つが配置されている。カラーフィルタは、
上下左右で同色が並ばないようにモザイクパターンに配
列されている。これによれば、解像度は低くなるが、カ
ラー画像を高速にプリントすることができる。
【0042】また、前述した実施形態では、第1回目と
第2回目の露光で、カウンタを減算するクロックの周期
を変え、駆動データの値が同じであってもON時間を変
更している。この代わりに、第1回目と第2回目のクロ
ックの周期を同じにしてもよい。この場合には、1回の
露光に比べて階調数を2倍にすることができる。
【0043】さらに、クロックの周波数を変える代わり
に、光源13の強度を変えてもよい。例えば第2回の露
光では、第1回の露光に比べて光源13の強度を1/8
にする。こうすると、ON時間が同じであっても第2回
目の露光量を第1回目の1/8ステップで制御すること
ができる。
【0044】また、前記実施形態では、各ピクセル33
に一定な電圧を2回印加し、光透過状態に2回セットし
て多重露光をしている。そして、各回でのピクセル33
の透過状態の時間(ON時間)を画像データに応じて調
整することで、露光量を制御している。このON時間を
調節する代わりに、画像データに応じて各ピクセル33
の透過率を変えてもよい。
【0045】すなわち、画像データに応じて、第1回目
の露光時の透過率と、第2回目の露光時の透過率を設定
し、この2つの透過率の組み合わせで露光量を制御す
る。この場合には、第1回目と第2回目では、各ピクセ
ルに印加する電圧を制御して透過率を変えるが、各ピク
セル33のON時間は一定である。
【0046】透過率を制御する場合、駆動回路28a〜
28cは、カウンタアレイと、電圧印加回路アレイの代
わりに、駆動データに応じた電圧を出力する電圧変換回
路アレイが用いられ、ピクセル33に印加する電圧を調
節する。
【0047】第1回目と第2回目とで透過率を変える場
合には、例えば透過率が「N」階調に変更可能な液晶表
示パネルでは、「2N」の階調を表現できる。ここで、
前述したように、光源13の強度を変えることで、「N
2 」の階調を表現することができる。また、光源13の
強度を変える代わりに、ON時間を変えても同様であ
る。
【0048】図7に示すプリンタ59は、画像形成部6
0に二枚の液晶表示パネルを用いた例である。画像形成
部60には、光源(バックライト)61,63と液晶表
示パネル62,64との対が印画紙12の搬送方向にず
らして配置されている。第1液晶表示パネル62は1回
目の露光を行うためのもので、また、第2液晶表示パネ
ル64は2回目の露光を行うためのものである。第1及
び第2液晶表示パネル62,64は、どちらも透過型
で、且つ同じ階調表示が行えるタイプのものである。ま
た、これらの液晶表示パネル62,64は、電圧印加が
ないときに光遮断状態となる常時閉タイプが用いられて
いる。
【0049】図8に示すように、第1液晶表示パネル6
2には、記録紙12の搬送方向の上流側から順に赤色、
緑色、及び青色用のピクセルアレイ66〜68がそれぞ
れ設けられている。また、第2液晶表示パネル64に
は、赤色、緑色、及び青色用のピクセルアレイ69〜7
1がそれぞれ設けられている。
【0050】この例では、第1液晶表示パネル62のピ
クセルアレイ66〜68を透過した光源61からの光で
印画紙12にライン状のドットを記録する。次に印画紙
12を所定ライン分だけ搬送し、その後に第2液晶表示
パネル64のピクセルアレイ69〜71を透過した光源
63からの光で、第1液晶表示パネル62によって記録
されたライン状のドットの上に重ねて記録する。したが
って、印画紙12上で重なる第1及び第2液晶表示パネ
ル62,64の2個のピクセル72,73同士の透過率
の組み合わせによって、1個の画素の階調(露光量)が
表現される。
【0051】図9に示すように、プリンタ59は、コン
トローラ74、パルスモータ16用のドライバ75、光
源用のドライバ76,77、LUT(ルックアップテー
ブルメモリ)78、赤色用駆動部79、緑色用駆動部8
0、及び青色用駆動部81等を備えている。コントロー
ラ74は、ドライバ76,77を駆動して2つの光源6
1,63をそれぞれ制御してその光量を一定に保つ。ま
た、ドライバ75を駆動してパルスモータ16を制御す
る。
【0052】2枚の液晶表示パネル62,64の2個の
ピクセル72,73で1個の画素を記録するために、画
像データは、第1液晶表示パネル62のピクセル72を
駆動するための第1駆動データと、第2液晶表示パネル
64のピクセル73を駆動するための第2駆動データと
に按分される。LUT78には、各色ごとに第1及び第
2テーブル84〜87とが書き込まれている。各色の第
1テーブル84〜86には、赤色画像データをアドレス
とした赤色第1駆動データ、及び同様な構成の緑色用第
1駆動データ、青色用第1駆動データがそれぞれ書き込
まれる。各色の第2テーブル87〜89には、赤色画像
データをアドレスとした赤色第2駆動データ、及び同様
な構成の緑色用第2駆動データ、青色用第2駆動データ
がそれぞれ書き込まれる。
【0053】第1駆動データ及び第2駆動データは、各
光源からの光量を、例えば8階調に切り換えるように透
過率を換える。この実施形態では、光源63は光源61
の1/8の明るさであるため、第2駆動データは、第1
駆動データによる1段階の光量を1/8段階に変える。
これにより、第1駆動データは粗い光量制御をし、第2
駆動データは細かい光量制御をするから、この2つの組
み合わせによって多段階の光量制御が実行される。ま
た、光源61,63の強度を同じにした場合は、第2液
晶表示パネル64の駆動時間を短くしても同等の光量制
御を行うことができる。
【0054】赤色用第1テーブル84から読み出した赤
色用第1駆動データは、第1駆動部90に送られる。赤
色用第2テーブル87から読み出された第2駆動データ
は、第1及び第2液晶表示パネル62,64の間隔に応
じたライン分だけ遅延回路91で遅延されてから、第2
駆動部92に送られる。第1及び第2駆動部90,92
は、ラインメモリ93,94と、駆動回路95,96と
から構成されている。
【0055】一方のラインメモリ93には、1ライン分
の赤色用第1駆動データが書き込まれる。他方のライン
メモリ94には、1ライン分の赤色用第2駆動データが
書き込まれる。駆動回路95は、第1液晶表示パネル6
2のピクセルアレイ66を駆動し、駆動回路96は、第
2液晶表示パネル64のピクセルアレイ69を駆動す
る。赤色用ピクセルアレイ69は、赤色用ピクセルアレ
イ66に対して第1及び第2液晶表示パネル62,64
との間隔に応じたライン分ずれている。そこで、第2テ
ーブル87から読み出した赤色用第2駆動データは、赤
色用第1駆動データが読み出された時点から遅延回路9
1で所定ライン分遅延された後に、第2駆動部92に送
られる。
【0056】緑色用ピクセルアレイ67は、赤色用ピク
セルアレイ66に対して1ライン分ずれている。そこ
で、第1テーブル85から読み出した緑色用第1駆動デ
ータは、赤色用第1駆動データが読み出された時点から
遅延回路93で1ライン分遅延された後に、緑色用駆動
部80の第1駆動部90に送られる。同様に、青色用第
1駆動データは、赤色用第1駆動データの読み出された
時点から遅延回路94で2ライン分遅延されてから、青
色用駆動部81の第1駆動部90に送られる。
【0057】また、第2テーブル88から読み出した緑
色用第2駆動データは、赤色用第1駆動データが読み出
された時点から遅延回路95で第1及び第2液晶表示パ
ネル62,64との間隔に応じたライン分に加えて1ラ
イン分遅延された後に、緑色用駆動部80の第2駆動部
92に送られる。同様に、第2テーブル89から読み出
した青色用第2駆動データも、赤色用第1駆動データが
読み出された時点から遅延回路96で第1及び第2液晶
表示パネル62,64との間隔に応じたライン分に加え
て2ライン分遅延された後に、緑色用駆動部81の第2
駆動部92に送られる。これらの緑色用駆動部80と青
色用駆動部81は、赤色用駆動部79と同じ構成である
ので、符号のみを付してその説明を省略する。
【0058】上記構成の作用について説明する。コント
ローラ74は、画像メモリ(図示せず)から第1ライン
の3色画像データを読み出し、LUT78で各色ごとに
第1駆動データと第2駆動データに変換する。赤色の第
1駆動データは、赤色用第1テーブル84から読み出さ
れ、ラインメモリ93に書き込まれる。緑色と青色の第
1駆動データは、遅延回路85,86でピクセルアレイ
67,68のずれに応じたライン分ずつ遅延される。
【0059】印画紙12の初期送り中に、記録エリアの
前端が赤色用ピクセルアレイ66の下にくるとパルスモ
ータ17が停止する。ラインメモリ93から読み出した
1ライン分の第1駆動データは、駆動回路95に送ら
れ、赤色用ピクセルアレイ66に所定の電圧を印加し、
各第1駆動データに応じた透過率に設定される。
【0060】光源61からの光は、赤色のピクセル72
を透過してから印画紙12に入射し、これに赤色ドット
の潜像を記録する。印画紙12には、第1ラインの赤色
画像が記録される。一定時間が経過すると、コントロー
ラ74は、赤色用ピクセルアレイ66の電圧印加を解除
して、緑色用ピクセルアレイ67及び青色用ピクセルア
レイ68とともに、強制的に光遮断状態にする。この状
態でパルスモータ16が回転して、印画紙12を1ライ
ン分搬送する。
【0061】第1ラインの赤色画像の記録中に、前述し
たように第2ラインの3色画像データが第1駆動データ
と第2駆動データに変換される。赤色の第1駆動データ
は、ラインメモリ93に書き込まれる。緑色及び青色の
第1駆動データは、前述したように遅延回路93,94
で所定ライン分だけ遅延される。
【0062】印画紙12の1ライン分の搬送後に、赤色
用駆動部79の第1駆動部90は印画紙12に第2ライ
ンを書き込む。これと同時に、緑色用駆動部80の第1
駆動部90は、赤色の第1ラインに重なるように、印画
紙12に第1ラインの緑色ドットを潜像として書き込
む。一定時間が経過すると、赤色用ピクセルアレイ6
6、緑色用ピクセルアレイ67とが強制的に光遮断状態
となり、この状態で印画紙12が1ライン分搬送され
る。
【0063】こうして、第1液晶表示パネル62によっ
て、第1駆動データに応じた3色のラインが重なった状
態で印画紙12に記録される。
【0064】印画紙12が搬送され、記録エリアの前端
が第2液晶表示パネル64の赤色用ピクセルアレイ69
の下にくると、赤色用の第2テーブル87から出力さ
れ、かつ遅延回路91で遅延された第1ラインの赤色用
第2駆動データがラインメモリ94に書き込まれる。こ
の1ライン分の第2駆動データは、駆動回路96に送ら
れ、第2液晶表示パネル64の赤色用ピクセルアレイ6
9に所定の電圧が印加される。印画紙12には、第2液
晶表示パネル64の赤色のピクセル73を透過した光に
より赤色ドットの潜像が、第1液晶表示パネル62によ
って記録された3色ラインの上に重ねて記録される。こ
のときの露光時間は、第1液晶表示パネル62と同じで
あるが、光源63の強度は光源61の1/8であるた
め、第1回の露光時の1段階を1/8に分割した単位で
の露光制御が行われる。
【0065】第1ラインの第2駆動データにより赤色画
像が印画紙12に記録された後に、一定時間が経過する
と、コントローラ74は、第2液晶表示パネル64の赤
色用ピクセルアレイ69の電圧印加を解除して、緑色用
ピクセルアレイ70及び青色用ピクセルアレイ71とと
もに、強制的に光遮断状態にする。この状態でパルスモ
ータ16が回転して、印画紙12を1ライン分搬送す
る。
【0066】この搬送中に、赤色用第2テーブル87か
ら第2ラインの赤色用第2駆動データがラインメモリ9
4に書き込まれる。緑色及び青色の第2駆動データは、
前述したように遅延回路95,96で所定ライン分だけ
遅延される。
【0067】印画紙12の1ライン分の搬送後に、前述
したように、赤色用駆動部79は印画紙12に第2ライ
ンを書き込む。これと同時に、緑色用駆動部92は、先
に記録した赤色の第1ラインに重なるように、印画紙1
2に第1ラインの緑色ドットを潜像として書き込む。一
定時間が経過すると、赤色用ピクセルアレイ69、緑色
用ピクセルアレイ70とが強制的に光遮断状態となり、
この状態で印画紙12が1ライン分搬送される。
【0068】こうして、第2液晶表示パネル64は、第
2駆動データによって駆動され、3色のラインを、第1
液晶表示パネル62によって記録された3色ラインの上
に重ねた状態で印画紙12に記録する。
【0069】印画紙12には、第1液晶表示パネル62
によって記録された3色のライン上に、第2液晶表示パ
ネル64の3色のラインが順次に重なって記録されてい
く。第2液晶表示パネル64によって3色の第2駆動デ
ータに応じた潜像が記録されることで記録が完了する。
印画紙12の記録エリアに画像が記録されると、現像部
(図示なし)に送られて現象処理される。これによっ
て、印画紙12には、ポジ画像が発色記録される。
【0070】上記実施例では、光源61と63の強度を
変えているが、強度を一定にしてもよい。この場合、階
調表現数は1枚の液晶表示パネルに比べて2倍となる。
なお、光源61,63の光量を測定するそれぞれセンサ
を設け、各センサで光量を測定して所定光量なるように
フィードバック制御するのがよい。
【0071】上記各実施形態では、光源とカラーフィル
タとを用いて3色光を創り出しているが、これらの代わ
りに、3色を個別に発光するLED等の発光素子を主走
査方向に多数並べた発光素子アレイを用いてもよい。図
1の実施形態では、露光回数を2回に限らず、3回以上
行ってもよい。さらに、図7に示す実施形態では、液晶
表示パネルを2枚に限らず、3枚又は4枚等でもよい。
【0072】上記例では、2Nビットの画像データを上
位Nビットと下位Nビットのデータに分割し、Nビット
のデータで駆動される1個の液晶表示パネルを2回駆動
し、あるいは、Nビット駆動の2個の液晶表示パネルを
それぞれ駆動し、2回露光を行っている。本発明では、
液晶表示パネルの他に、有機ELディスプレイ、LED
ディスプレイ、プラズマディスプレイ等にも利用するこ
とができる。これらのディスプレイでは、各ピクセルが
発光するので光源が不用になる。また、Nビット例えば
8ビットの駆動データによって各ピクセルの発光強度を
制御する。
【0073】また、本発明は、印画紙等の感光材料の他
に、光定着性を有する感光材料の露光にも利用すること
ができる。この場合には、液晶又は発光ディスプレイに
よって感熱記録材料を露光してネガ像を光学的に記録す
る。その後、サーマルヘッドで感熱記録材料を一様に加
熱することで光定着されていない画像を発色させ、ポジ
画像を形成する。
【0074】
【発明の効果】本発明は、1枚の液晶表示パネルを用
い、1個の画素を記録する際に2回駆動して多重露光を
するから、階調数の多い画像を記録することができる。
また、第1回目の露光量の制御を粗くし、第2回目の露
光量の制御を細かくすることで、階調数を大幅に増やし
て、きめ細かな中間調画像を記録することができる。
【0075】また、第1及び第2の液晶表示パネルを用
い、2つの液晶表示パネルによる2回露光で1個の画素
を記録するようにしたから、階調数の多い画像を記録す
ることができる。さらに、第1回目の露光量の制御を粗
くし、第2回目の露光量の制御を細かくすることで、階
調数を大幅に増やして、きめ細かな中間調画像を記録す
ることができる。
【0076】さらに、請求項7記載の画像形成方法で
は、2Nビットの画像データをNビットのデータに2分
し、2回に分けてディスプレイを駆動するから、Nビッ
ト駆動のディスプレイで2倍の階調(2N)を表現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示パネルを2回駆動して多重露光をする
プリンタの概略を示す説明図である。
【図2】液晶表示パネルの断面図である。
【図3】液晶表示パネルの斜視図である。
【図4】カラーフィルタを取り付けた液晶表示パネルを
示す平面図である。
【図5】プリンタの電気的概略を示すブロック図であ
る。
【図6】図5に示したプリンタの各部の動作を示したタ
イミングチャート図である。
【図7】2枚の液晶表示パネルを用いて多重露光をする
プリンタの概略を示す説明図である。
【図8】2枚の液晶表示パネルを搬送方向に並べた状態
を示す斜視図である。
【図9】図8に示すプリンタの電気的概略を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10,59 プリンタ 11,60 画像形成部 12 印画紙 14 液晶表示パネル 13,61,63 光源 30〜33,66〜71 ピクセルアレイ 33,72,73 ピクセル 42,79 赤色用駆動部 43,80 緑色用駆動部 44,81 青色用駆動部 62 第1液晶表示パネル 64 第2液晶表示パネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピクセルが配列された液晶表示パ
    ネルを光源の前方に配置し、各ピクセルを時系列的に少
    なくとも2回駆動し、1回目と2回目との駆動時の各ピ
    クセルの光透過時間の組み合わせを画像データに応じて
    設定することによって、1個の画素の階調を表現するよ
    うにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数のピクセルが配列された液晶表示パ
    ネルを光源の前方に配置し、各ピクセルを時系列的に少
    なくとも2回駆動し、1回目と2回目との駆動時の各ピ
    クセルの透過率の組み合わせを画像データに応じて設定
    することによって、1個の画素の階調を表現するように
    したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光源の強度を1回目と2回目とで変
    えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手
    段と、この搬送路に所定の間隔を保って配置され、光源
    透過率の可変な複数のピクセルが形成された少なくとも
    第1及び第2の液晶表示パネルと、第1及び第2の液晶
    表示パネルに平行光を照射する光源と、第1液晶表示パ
    ネルを駆動してそのピクセルを透過した光源からの光に
    よって記録紙に1回目の露光を行い、その後に、第2液
    晶表示パネルを駆動させてそのピクセルを透過した光源
    からの光によって第2回目の露光を行わせる制御部と、
    画像データに応じて第1及び第2液晶表示パネルの対応
    するピクセル同士の透過率の組み合わせを設定する手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手
    段と、この搬送路に所定の間隔を保って配置され、光源
    透過率の可変な複数のピクセルが形成された少なくとも
    第1及び第2の液晶表示パネルと、第1及び第2の液晶
    表示パネルに平行光を照射する光源と、第1液晶表示パ
    ネルを駆動してそのピクセルを透過した光源からの光に
    よって記録紙に1回目の露光を行い、その後に、第2液
    晶表示パネルを駆動させてそのピクセルを透過した光源
    からの光によって第2回目の露光を行わせる制御部と、
    画像データに応じて第1及び第2液晶表示パネルの対応
    するピクセル同士の光透過時間の組み合わせを設定する
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記光源の強度を1回目と2回目とで変
    えることを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 Nビットのデータで駆動される複数のピ
    クセルが配列されたディスプレイを用いて画像を形成す
    る方法において、 2Nビットのデータを上位Nビットと下位Nビットとに
    分割し、各Nビットのデータで各ピクセルを2回駆動す
    るようにしたことを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021166633A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 富士フイルム株式会社 画像露光装置、画像露光方法、及びプログラム

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