JP2002018419A - 廃棄物処理装置およびその処理方法 - Google Patents
廃棄物処理装置およびその処理方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/52—Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵庫と他の家電製品の一次破砕工程を共用
し、設備コストの低減と処理効率の向上を図る。 【解決手段】 冷蔵庫や洗濯機などの廃棄家電製品１を
粗破砕する粗破砕機１０と、その粗破砕処理物をさらに
細かく破砕する第１および第２の細破砕機３０，４０
と、粗破砕機１０からの粗破砕処理物をその種類に応じ
て第１細破砕機３０もしくは第２細破砕機４０のいずれ
かに振り分ける可逆コンベア２０とを含み、第１細破砕
機３０を発泡成形材を含む廃棄家電製品（冷蔵庫）用と
し、第２細破砕機４０を発泡成形材を含まない他の廃棄
家電製品用とする。
し、設備コストの低減と処理効率の向上を図る。 【解決手段】 冷蔵庫や洗濯機などの廃棄家電製品１を
粗破砕する粗破砕機１０と、その粗破砕処理物をさらに
細かく破砕する第１および第２の細破砕機３０，４０
と、粗破砕機１０からの粗破砕処理物をその種類に応じ
て第１細破砕機３０もしくは第２細破砕機４０のいずれ
かに振り分ける可逆コンベア２０とを含み、第１細破砕
機３０を発泡成形材を含む廃棄家電製品（冷蔵庫）用と
し、第２細破砕機４０を発泡成形材を含まない他の廃棄
家電製品用とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫や洗濯機な
どの廃棄家電製品をリサイクルするための廃棄物処理装
置およびその処理方法に関し、さらに詳しく言えば、各
種の廃棄家電製品を効率的に破砕処理する技術に関する
ものである。
どの廃棄家電製品をリサイクルするための廃棄物処理装
置およびその処理方法に関し、さらに詳しく言えば、各
種の廃棄家電製品を効率的に破砕処理する技術に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】廃棄物処理は今や社会的問題となってお
り、単に廃棄するだけでなく資源としてのリサイクルが
求められている。各家庭から出される廃棄家電製品には
資源として再利用できる素材が数多く含まれているが、
中には環境上好ましくない物質が用いられている製品も
あるため、廃棄処理に際しては注意を要する。
り、単に廃棄するだけでなく資源としてのリサイクルが
求められている。各家庭から出される廃棄家電製品には
資源として再利用できる素材が数多く含まれているが、
中には環境上好ましくない物質が用いられている製品も
あるため、廃棄処理に際しては注意を要する。
【０００３】大型の廃棄家電製品は、冷蔵庫，エアコン
（空気調和機），洗濯機，テレビ受像機の４種類に大別
されるが、その処理方法は、まず、冷蔵庫やエアコンの
場合にはコンプレッサや冷媒ガス（フロンガス）を除去
し、洗濯機の場合にはモータを外し、テレビ受像機の場
合にはＣＲＴを外す。そして、一次破砕として粗破砕機
にて所定の大きさの塊状に破砕し、続いて二次破砕とし
て細破砕機にてさらに細かく破砕した後、その中から金
属やプラチック類などを選別する。
（空気調和機），洗濯機，テレビ受像機の４種類に大別
されるが、その処理方法は、まず、冷蔵庫やエアコンの
場合にはコンプレッサや冷媒ガス（フロンガス）を除去
し、洗濯機の場合にはモータを外し、テレビ受像機の場
合にはＣＲＴを外す。そして、一次破砕として粗破砕機
にて所定の大きさの塊状に破砕し、続いて二次破砕とし
て細破砕機にてさらに細かく破砕した後、その中から金
属やプラチック類などを選別する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷蔵庫の場
合、冷媒フロンを除去したとしても、その筐体内の断熱
材（発泡成形材）には断熱フロンやシクロペンタンなど
の発泡ガスが含まれているため、他の家電製品と異な
り、発泡ガスが脱気されるまで微粉砕して、その発泡ガ
スを回収する必要がある。
合、冷媒フロンを除去したとしても、その筐体内の断熱
材（発泡成形材）には断熱フロンやシクロペンタンなど
の発泡ガスが含まれているため、他の家電製品と異な
り、発泡ガスが脱気されるまで微粉砕して、その発泡ガ
スを回収する必要がある。
【０００５】したがって、冷蔵庫を他の家電製品ととも
に同じ破砕工程で処理しようとすると、他の家電製品に
ついても必要以上に細かく破砕することになるため、破
砕処理時間が長くなり、また、粗破砕機の能力も低下す
る。
に同じ破砕工程で処理しようとすると、他の家電製品に
ついても必要以上に細かく破砕することになるため、破
砕処理時間が長くなり、また、粗破砕機の能力も低下す
る。
【０００６】別の方法として、冷蔵庫については専用の
破砕ラインを設け、他の家電製品の破砕ラインと分ける
ことも行なわれているが、これによると、その各破砕ラ
インごとに粗破砕機と細破砕機とを設置する必要がある
ため、その分、設備コストがかかるので好ましくない。
破砕ラインを設け、他の家電製品の破砕ラインと分ける
ことも行なわれているが、これによると、その各破砕ラ
インごとに粗破砕機と細破砕機とを設置する必要がある
ため、その分、設備コストがかかるので好ましくない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、冷蔵庫
と他の家電製品の破砕工程を一部共用として、冷蔵庫と
他の家電製品の並行処理が行なえるため、設備コストの
低減と処理効率の向上とを達成することができる。
と他の家電製品の破砕工程を一部共用として、冷蔵庫と
他の家電製品の並行処理が行なえるため、設備コストの
低減と処理効率の向上とを達成することができる。
【０００８】そのため、本発明は、冷蔵庫、洗濯機、空
気調和機およびテレビ受像器などの廃棄家電製品を破砕
して各素材別に分別するための廃棄物処理装置におい
て、上記廃棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕す
る粗破砕機と、同粗破砕機から排出された粗破砕処理物
をさらに細かく破砕する第１および第２の少なくとも２
台の細破砕機と、上記粗破砕処理物をその種類に応じて
上記第１細破砕機もしくは上記第２細破砕機のいずれか
に振り分ける振り分け手段と、上記各細破砕機から排出
される細破砕処理物を所定の素材ごとに選別して回収す
る選別回収手段とを備え、上記第１細破砕機が発泡成形
材を含む廃棄家電製品（冷蔵庫）用であり、上記第２細
破砕機が発泡成形材を含まない廃棄家電製品（他の家電
製品）用であることを特徴としている。
気調和機およびテレビ受像器などの廃棄家電製品を破砕
して各素材別に分別するための廃棄物処理装置におい
て、上記廃棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕す
る粗破砕機と、同粗破砕機から排出された粗破砕処理物
をさらに細かく破砕する第１および第２の少なくとも２
台の細破砕機と、上記粗破砕処理物をその種類に応じて
上記第１細破砕機もしくは上記第２細破砕機のいずれか
に振り分ける振り分け手段と、上記各細破砕機から排出
される細破砕処理物を所定の素材ごとに選別して回収す
る選別回収手段とを備え、上記第１細破砕機が発泡成形
材を含む廃棄家電製品（冷蔵庫）用であり、上記第２細
破砕機が発泡成形材を含まない廃棄家電製品（他の家電
製品）用であることを特徴としている。
【０００９】これによれば、粗破砕機が１台で済む。ま
た、粗破砕機の下流側では冷蔵庫と他の家電製品とが並
行して別々に処理されるため、時間的なロスがほとんど
なく、処理効率が高められる。
た、粗破砕機の下流側では冷蔵庫と他の家電製品とが並
行して別々に処理されるため、時間的なロスがほとんど
なく、処理効率が高められる。
【００１０】冷蔵庫の細破砕には、他の家電製品の細破
砕にに比べて時間がかかるため、上記振り分け手段と上
記第１細破砕機との間に、上記振り分け手段から供給さ
れる上記粗破砕処理物を一時的に貯留する貯留槽をバッ
ファとして設けることが好ましい。
砕にに比べて時間がかかるため、上記振り分け手段と上
記第１細破砕機との間に、上記振り分け手段から供給さ
れる上記粗破砕処理物を一時的に貯留する貯留槽をバッ
ファとして設けることが好ましい。
【００１１】上記振り分け手段は、例えばスクリュー式
コンベアや振り分けダクトなどであってもよいが、汎用
性がありしかもコスト的にも導入しやすい点からして、
正転・逆転可能な可逆コンベアであることが好ましい。
また、上記選別回収手段には、軽量物を選別する風力選
別機、鉄類を選別する磁力選別機および非鉄類とプラス
チック類とを選別する渦電流選別機が含まれる。
コンベアや振り分けダクトなどであってもよいが、汎用
性がありしかもコスト的にも導入しやすい点からして、
正転・逆転可能な可逆コンベアであることが好ましい。
また、上記選別回収手段には、軽量物を選別する風力選
別機、鉄類を選別する磁力選別機および非鉄類とプラス
チック類とを選別する渦電流選別機が含まれる。
【００１２】安全性の観点から、上記第１細破砕機は、
窒素ガスで防爆対策が施された密閉雰囲気内で、上記発
泡成形材に含まれている発泡ガス成分が脱気されるまで
上記粗破砕処理物を微粉砕することが好ましく、この点
も本発明の特徴の一つである。また、好ましい態様によ
れば、上記第１細破砕機には、脱気された発泡ガス成分
を液化して回収する液化凝縮回収手段が付設される。
窒素ガスで防爆対策が施された密閉雰囲気内で、上記発
泡成形材に含まれている発泡ガス成分が脱気されるまで
上記粗破砕処理物を微粉砕することが好ましく、この点
も本発明の特徴の一つである。また、好ましい態様によ
れば、上記第１細破砕機には、脱気された発泡ガス成分
を液化して回収する液化凝縮回収手段が付設される。
【００１３】また、本発明の廃棄物処理方法は、上記廃
棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕する粗破砕工
程と、その粗破砕処理物を発泡成形材を含む含発泡成形
材処理物と、発泡成形材を含まない非含発泡成形材処理
物とに振り分ける振り分け工程と、上記含発泡成形材処
理物をその発泡成形材に含まれている発泡ガスが脱気さ
れるまで微粉砕する第１細破砕工程と、上記非含発泡成
形材処理物をさらに細かく破砕する第２細破砕工程と、
上記各細破砕工程から排出される細破砕処理物を所定の
素材ごとに選別して回収する選別回収工程とを備え、上
記第１細破砕工程と上記第２細破砕工程とが並行して運
転されることを特徴としている。
棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕する粗破砕工
程と、その粗破砕処理物を発泡成形材を含む含発泡成形
材処理物と、発泡成形材を含まない非含発泡成形材処理
物とに振り分ける振り分け工程と、上記含発泡成形材処
理物をその発泡成形材に含まれている発泡ガスが脱気さ
れるまで微粉砕する第１細破砕工程と、上記非含発泡成
形材処理物をさらに細かく破砕する第２細破砕工程と、
上記各細破砕工程から排出される細破砕処理物を所定の
素材ごとに選別して回収する選別回収工程とを備え、上
記第１細破砕工程と上記第２細破砕工程とが並行して運
転されることを特徴としている。
【００１４】この廃棄物処理方法においても、上記振り
分け工程と上記第１細破砕工程との間に、上記含発泡成
形材処理物を一時的に貯留する貯留工程がさらに設けら
れることが好ましい。また、含発泡成形材処理物と非含
発泡成形材処理物の振り分けを容易とするため、冷蔵庫
は他の家電製品とは別にバッチ処理されることが好まし
い。
分け工程と上記第１細破砕工程との間に、上記含発泡成
形材処理物を一時的に貯留する貯留工程がさらに設けら
れることが好ましい。また、含発泡成形材処理物と非含
発泡成形材処理物の振り分けを容易とするため、冷蔵庫
は他の家電製品とは別にバッチ処理されることが好まし
い。
【００１５】なお、上記粗破砕工程に入る前工程で、上
記廃棄家電製品が冷蔵庫および空気調和機である場合に
は、少なくとも圧縮機、冷媒ガス、冷凍機油が除去さ
れ、上記廃棄家電製品が洗濯機である場合には、少なく
ともモータが除去され、上記廃棄家電製品がテレビ受像
機である場合には、少なくともＣＲＴが除去される。
記廃棄家電製品が冷蔵庫および空気調和機である場合に
は、少なくとも圧縮機、冷媒ガス、冷凍機油が除去さ
れ、上記廃棄家電製品が洗濯機である場合には、少なく
ともモータが除去され、上記廃棄家電製品がテレビ受像
機である場合には、少なくともＣＲＴが除去される。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１には、本発明による廃棄物処
理装置の実施形態が模式的に示されており、これによる
と、この廃棄物処理装置は、一次破砕工程、二次破砕工
程および選別工程を備えているが、その一次破砕工程に
は、廃棄物（家電製品）１を所定の大きさの塊状に粗破
砕する粗破砕機１０が設けられている。
理装置の実施形態が模式的に示されており、これによる
と、この廃棄物処理装置は、一次破砕工程、二次破砕工
程および選別工程を備えているが、その一次破砕工程に
は、廃棄物（家電製品）１を所定の大きさの塊状に粗破
砕する粗破砕機１０が設けられている。
【００１７】図２には、この実施形態で破砕処理する廃
棄物１として、冷蔵庫１１、エアコン室内機１２、エア
コン室外機１３、洗濯機１４およびテレビ受像機１５が
例示されている。粗破砕機１０にかける前に、冷蔵庫１
１からはガスケット、冷媒フロン、冷凍機油、コンプレ
ッサなどが除去される。
棄物１として、冷蔵庫１１、エアコン室内機１２、エア
コン室外機１３、洗濯機１４およびテレビ受像機１５が
例示されている。粗破砕機１０にかける前に、冷蔵庫１
１からはガスケット、冷媒フロン、冷凍機油、コンプレ
ッサなどが除去される。
【００１８】エアコン室内機１２はこの例ではそのまま
として、エアコン室外機１３からは冷媒フロン、冷凍機
油、コンプレッサなどが除去される。洗濯機１４からは
モータが外され、テレビ受像機１５からは所定の電気部
品、ＣＲＴ、電源基板それにスピーカなどが外される。
として、エアコン室外機１３からは冷媒フロン、冷凍機
油、コンプレッサなどが除去される。洗濯機１４からは
モータが外され、テレビ受像機１５からは所定の電気部
品、ＣＲＴ、電源基板それにスピーカなどが外される。
【００１９】この実施形態において、これらの廃棄物１
は粗破砕機１０で約１５０〜２００ｍｍ程度の塊に粗破
砕される。なお、冷蔵庫１１の筐体内の断熱材（発泡成
形材）には断熱フロンやシクロペンタンなどの発泡ガス
成分が含まれているため、少なくとも冷蔵庫１１につい
ては、一纏めとして他の廃棄物とは別に粗破砕機１０に
かけるバッチ処理方式が採用され、他の廃棄物について
は混在した状態で粗破砕機１０に投入されてよい。
は粗破砕機１０で約１５０〜２００ｍｍ程度の塊に粗破
砕される。なお、冷蔵庫１１の筐体内の断熱材（発泡成
形材）には断熱フロンやシクロペンタンなどの発泡ガス
成分が含まれているため、少なくとも冷蔵庫１１につい
ては、一纏めとして他の廃棄物とは別に粗破砕機１０に
かけるバッチ処理方式が採用され、他の廃棄物について
は混在した状態で粗破砕機１０に投入されてよい。
【００２０】図３に模式的に示されているように、粗破
砕機１０には例えば二軸剪断式で常温での運転が可能な
破砕機１０１が用いられており、この破砕機１０１には
ダスト除去装置１０２が付設されている。図示されてい
ないが、ダスト除去装置１０２はサイクロンとバグフィ
ルタの２段構成となっている。破砕機１０１の下方に
は、破砕処理された廃棄物１の排出コンベア１０３が配
置されている。
砕機１０には例えば二軸剪断式で常温での運転が可能な
破砕機１０１が用いられており、この破砕機１０１には
ダスト除去装置１０２が付設されている。図示されてい
ないが、ダスト除去装置１０２はサイクロンとバグフィ
ルタの２段構成となっている。破砕機１０１の下方に
は、破砕処理された廃棄物１の排出コンベア１０３が配
置されている。
【００２１】図１に戻って、粗破砕機１０の下流側に
は、振り分け手段としての正転・逆点可能な可逆式コン
ベア２０を介して二次破砕工程が用意されている。この
二次破砕工程には、発泡成形材を含む含発泡成形材処理
物用の細破砕機、すなわち、この実施形態では冷蔵庫用
の第１細破砕機３０と、発泡成形材を含まない非含発泡
成形材処理物用の細破砕機、すなわち、この実施形態で
は冷蔵庫以外の他の廃棄物用の第２細破砕機４０とが設
けられている。
は、振り分け手段としての正転・逆点可能な可逆式コン
ベア２０を介して二次破砕工程が用意されている。この
二次破砕工程には、発泡成形材を含む含発泡成形材処理
物用の細破砕機、すなわち、この実施形態では冷蔵庫用
の第１細破砕機３０と、発泡成形材を含まない非含発泡
成形材処理物用の細破砕機、すなわち、この実施形態で
は冷蔵庫以外の他の廃棄物用の第２細破砕機４０とが設
けられている。
【００２２】可逆式コンベア２０は、粗破砕機１０の排
出コンベア１０３から排出される粗破砕処理物が冷蔵庫
の含発泡成形材処理物である場合には、その粗破砕処理
物を第１細破砕機３０側に供給し、粗破砕処理物が他の
廃棄物の非含発泡成形材処理物である場合には、その粗
破砕処理物を第２細破砕機４０に供給する。
出コンベア１０３から排出される粗破砕処理物が冷蔵庫
の含発泡成形材処理物である場合には、その粗破砕処理
物を第１細破砕機３０側に供給し、粗破砕処理物が他の
廃棄物の非含発泡成形材処理物である場合には、その粗
破砕処理物を第２細破砕機４０に供給する。
【００２３】なお、この実施形態において、可逆式コン
ベア２０の搬送方向の切り替えは人手によって行なうよ
うにしているが、廃棄物処理計画をコンピュータ化する
場合には、自動切替も可能である。
ベア２０の搬送方向の切り替えは人手によって行なうよ
うにしているが、廃棄物処理計画をコンピュータ化する
場合には、自動切替も可能である。
【００２４】冷蔵庫の粗破砕処理物の細破砕には、それ
に含まれている発泡ガスが脱気されるまで微粉砕する必
要があるため時間がかかる。そのため、第１細破砕機３
０の前段には、可逆式コンベア２０から供給される粗破
砕処理物を一時的に貯留する貯留槽３１が設けられてい
る。
に含まれている発泡ガスが脱気されるまで微粉砕する必
要があるため時間がかかる。そのため、第１細破砕機３
０の前段には、可逆式コンベア２０から供給される粗破
砕処理物を一時的に貯留する貯留槽３１が設けられてい
る。
【００２５】すなわち、貯留槽３１は、粗破砕機１０と
第１細破砕機３０との処理能力の差によるタイムラグを
解消するために粗破砕処理物を一次的に貯留するための
もので、図４に示されているように、貯留槽３１には第
１細破砕機３０に対して、その破砕処理状態に応じて所
定量の粗破砕処理物を送り出すためのコンベア３１１が
接続されている。
第１細破砕機３０との処理能力の差によるタイムラグを
解消するために粗破砕処理物を一次的に貯留するための
もので、図４に示されているように、貯留槽３１には第
１細破砕機３０に対して、その破砕処理状態に応じて所
定量の粗破砕処理物を送り出すためのコンベア３１１が
接続されている。
【００２６】第１細破砕機３０は、防振密閉構造を有す
るハウジング３０１を備え、その内部には、発泡成形材
に含まれている発泡ガスが脱気されるまで微粉砕する破
砕機３０２が収納されている。この実施形態では、破砕
機３０２としてクロスフローシュレッダーが用いられて
いる。
るハウジング３０１を備え、その内部には、発泡成形材
に含まれている発泡ガスが脱気されるまで微粉砕する破
砕機３０２が収納されている。この実施形態では、破砕
機３０２としてクロスフローシュレッダーが用いられて
いる。
【００２７】破砕機３０２には、液化窒素ガスタンク３
０３と液化凝縮回収手段３０４とが接続されている。す
なわち、破砕機３０２内は窒素ガスタンク３０３から供
給される窒素ガスで満たされ、発泡成形材から脱気され
た断熱フロンやシクロペンタンなどの発泡ガスは、窒素
ガスとともに液化凝縮回収手段３０４に運ばれ、窒素ガ
スと分離されて回収される。
０３と液化凝縮回収手段３０４とが接続されている。す
なわち、破砕機３０２内は窒素ガスタンク３０３から供
給される窒素ガスで満たされ、発泡成形材から脱気され
た断熱フロンやシクロペンタンなどの発泡ガスは、窒素
ガスとともに液化凝縮回収手段３０４に運ばれ、窒素ガ
スと分離されて回収される。
【００２８】なお、ハウジング３０１には、上記粗破砕
機１０のダスト除去装置１０２と同じく、例えばサイク
ロンとバグフィルタの２段構成からなるダスト除去装置
３０５が付設されている。
機１０のダスト除去装置１０２と同じく、例えばサイク
ロンとバグフィルタの２段構成からなるダスト除去装置
３０５が付設されている。
【００２９】冷蔵庫以外の他の廃棄物用の第２細破砕機
４０については特に図示しないが、粗破砕処理物を約５
０ｍｍ程度の小片に破砕する能力を有するものであれば
種々の形式の破砕機が用いられてよい。
４０については特に図示しないが、粗破砕処理物を約５
０ｍｍ程度の小片に破砕する能力を有するものであれば
種々の形式の破砕機が用いられてよい。
【００３０】第１細破砕機３０および第２細破砕機４０
にて細破砕された各処理物は、次段の選別工程で各素材
別に選別される。図１を参照して、まず、第１細破砕機
３０から排出される細破砕処理物は第１風力選別機５１
ａを通され、その細破砕処理物に含まれているウレタン
などの軽量物が選別除去される。同じく、第２細破砕機
４０から排出される細破砕処理物も第２風力選別機５１
ｂに通され、ダスト成分が選別除去される。
にて細破砕された各処理物は、次段の選別工程で各素材
別に選別される。図１を参照して、まず、第１細破砕機
３０から排出される細破砕処理物は第１風力選別機５１
ａを通され、その細破砕処理物に含まれているウレタン
などの軽量物が選別除去される。同じく、第２細破砕機
４０から排出される細破砕処理物も第２風力選別機５１
ｂに通され、ダスト成分が選別除去される。
【００３１】次に、各細破砕処理物は一緒にされて、吊
り下げ磁力選別機５２およびドラム磁力選別機５３を通
され、鉄類が選別除去される。続いて、振動篩により非
鉄・プラスチック類が選別除去された後、渦電流選別機
５５によりミックスメタルとプラスチックとに選別され
る。なお、この選別工程で用いられる上記各選別機は公
知のものであってよい。
り下げ磁力選別機５２およびドラム磁力選別機５３を通
され、鉄類が選別除去される。続いて、振動篩により非
鉄・プラスチック類が選別除去された後、渦電流選別機
５５によりミックスメタルとプラスチックとに選別され
る。なお、この選別工程で用いられる上記各選別機は公
知のものであってよい。
【００３２】まとめとして、図５に本発明による廃棄物
処理装置の各部分の稼働状況の一例を示す。粗破砕機１
０はほぼ連続運転状態であり、冷蔵庫と他の家電製品と
が別々に投入される。ｔ０時からｔ１時までが他の家電
製品の処理であるとすると、第２細破砕機４０はその時
間帯に合わせて稼働する。
処理装置の各部分の稼働状況の一例を示す。粗破砕機１
０はほぼ連続運転状態であり、冷蔵庫と他の家電製品と
が別々に投入される。ｔ０時からｔ１時までが他の家電
製品の処理であるとすると、第２細破砕機４０はその時
間帯に合わせて稼働する。
【００３３】ｔ１時からｔ２時までが冷蔵庫の処理に割
り当てられたとすると、その時間帯に合わせて貯留槽３
１が稼働し、所定量ずつ粗破砕処理物を第１細破砕機３
０に供給する。第１細破砕機３０は、その処理能力にも
よるがほぼ連続運転である。このように、貯留槽３１に
粗破砕処理物を一旦貯めるようにしたことにより、第１
細破砕機３０に高処理能力のものを用いる必要がなく、
その分、設備コストを低減できる。
り当てられたとすると、その時間帯に合わせて貯留槽３
１が稼働し、所定量ずつ粗破砕処理物を第１細破砕機３
０に供給する。第１細破砕機３０は、その処理能力にも
よるがほぼ連続運転である。このように、貯留槽３１に
粗破砕処理物を一旦貯めるようにしたことにより、第１
細破砕機３０に高処理能力のものを用いる必要がなく、
その分、設備コストを低減できる。
【００３４】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。例えば、破砕処
理対象物は上記の４品目に限られるものではない。粗破
砕機１０と第１細破砕機３０の処理能力が同等であれ
ば、貯留槽３１を省略することができる。
発明はこれに限定されるものではない。例えば、破砕処
理対象物は上記の４品目に限られるものではない。粗破
砕機１０と第１細破砕機３０の処理能力が同等であれ
ば、貯留槽３１を省略することができる。
【００３５】他方において、第２細破砕機４０の前段
や、例えば吊り下げ磁力選別機５２の前段にバッファと
しての貯留槽を設けることにより、それらの下流側装置
を修理やメンテナンスを行なうため停止したとしても、
それに伴なって上流側装置を停止させることなく運転す
ることができる。
や、例えば吊り下げ磁力選別機５２の前段にバッファと
しての貯留槽を設けることにより、それらの下流側装置
を修理やメンテナンスを行なうため停止したとしても、
それに伴なって上流側装置を停止させることなく運転す
ることができる。
【００３６】また、各工程間の搬送手段にしてもベルト
コンベアに限定されるものでなく、スクリュウコンベア
やバケットコンベアなどであってもよい。各選別工程に
ついても、適宜入れ替えが可能である。必要に応じて細
破砕機の台数を増やすことも可能である。
コンベアに限定されるものでなく、スクリュウコンベア
やバケットコンベアなどであってもよい。各選別工程に
ついても、適宜入れ替えが可能である。必要に応じて細
破砕機の台数を増やすことも可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷蔵庫と他の家電製品を破砕処理するにあたって、一次
破砕工程の粗破砕機を兼用することができ、設備コスト
の低減が図れる。また、粗破砕機の下流の二次破砕工程
では、冷蔵庫と他の家電製品とが並行して別々に処理さ
れるため、時間的なロスがほとんどなく、処理効率が高
められる。
冷蔵庫と他の家電製品を破砕処理するにあたって、一次
破砕工程の粗破砕機を兼用することができ、設備コスト
の低減が図れる。また、粗破砕機の下流の二次破砕工程
では、冷蔵庫と他の家電製品とが並行して別々に処理さ
れるため、時間的なロスがほとんどなく、処理効率が高
められる。
【００３８】また、冷蔵庫処理用の第１細破砕機の前段
に貯留槽を設けることにより、第１細破砕機に粗破砕機
と同等の高処理能力が要求されず、これによっても設備
コストの低減が図れる。また、第１細破砕機内を窒素ガ
ス雰囲気とすることにより、安全性が確保されるととも
に、断熱フロンなどの発泡ガスの回収も容易となる。
に貯留槽を設けることにより、第１細破砕機に粗破砕機
と同等の高処理能力が要求されず、これによっても設備
コストの低減が図れる。また、第１細破砕機内を窒素ガ
ス雰囲気とすることにより、安全性が確保されるととも
に、断熱フロンなどの発泡ガスの回収も容易となる。
【図１】本発明による廃棄物処理装置の全体構成を示し
た模式図。
た模式図。
【図２】上記廃棄物処理装置の破砕処理対象物を例示し
た説明図。
た説明図。
【図３】上記廃棄物処理装置の一次破砕工程（粗破砕工
程）を説明するための模式図。
程）を説明するための模式図。
【図４】上記廃棄物処理装置の第１細破砕機による二次
破砕工程（細破砕工程）を説明するための模式図。
破砕工程（細破砕工程）を説明するための模式図。
【図５】上記廃棄物処理装置の稼働状況を例示した説明
図。
図。
１ 廃棄物（廃棄家電製品） １０ 粗破砕機 ２０ 可逆コンベア ３０ 第１細破砕機 ３１ 貯留槽 ３０１ ハウジング ３０２ 破砕機 ３０３ 液化窒素ガスタンク ３０４ 液化凝縮回収手段 ４０ 第２細破砕機 ５１ａ，５１ｂ 風力選別機 ５２ 吊り下げ磁力選別機 ５３ ドラム磁力選別機 ５４ 振動篩 ５５ 渦電流選別機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０３Ｃ 1/02 Ｂ０７Ｂ 9/00 Ａ 1/23 Ｂ２９Ｂ 17/02 Ｂ０７Ｂ 9/00 Ｂ０９Ｂ 5/00 ＺＡＢＣ Ｂ２９Ｂ 17/02 Ｂ０３Ｃ 1/24 Ａ (72)発明者 福地 忠夫 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 佐野 富和 静岡県富士宮市山宮3507番地の19 株式会 社佐野マルカ内 (72)発明者 今川 毅 茨城県北相馬郡利根町布川2476−38 Ｆターム(参考） 4D004 AA22 AB02 AB05 AB08 CA02 CA04 CA08 CA09 CA50 CB13 CB46 CB50 CC01 4D021 FA01 FA11 GA23 GA30 GB01 GB03 HA01 HA10 4D067 DD03 DD06 EE12 EE16 GA18 GA20 GB07 4F301 BA02 BA10 BA17 BA29 BE31 BE32 BE37 BE39 BF05 BF08 BF09 BF12 BF26 BF31 BG23 BG29
Claims (10)
- 【請求項１】 冷蔵庫、洗濯機、空気調和機およびテレ
ビ受像器などの廃棄家電製品を破砕して各素材別に分別
するための廃棄物処理装置において、 上記廃棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕する粗
破砕機と、同粗破砕機から排出された粗破砕処理物をさ
らに細かく破砕する第１および第２の少なくとも２台の
細破砕機と、上記粗破砕処理物をその種類に応じて上記
第１細破砕機もしくは上記第２細破砕機のいずれかに振
り分ける振り分け手段と、上記各細破砕機から排出され
る細破砕処理物を所定の素材ごとに選別して回収する選
別回収手段とを備え、上記第１細破砕機が発泡成形材を
含む廃棄家電製品用であり、上記第２細破砕機が発泡成
形材を含まない廃棄家電製品用であることを特徴とする
廃棄物処理装置。 - 【請求項２】 上記振り分け手段と上記第１細破砕機と
の間には、上記振り分け手段から供給される上記粗破砕
処理物を一時的に貯留する貯留槽が設けられている請求
項１に記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項３】 上記振り分け手段が正転・逆転可能な可
逆コンベアからなる請求項１または２に記載の廃棄物処
理装置。 - 【請求項４】 上記第１細破砕機は、窒素ガスで防爆対
策が施された密閉雰囲気内で、上記発泡成形材に含まれ
ている発泡ガス成分が脱気されるまで上記粗破砕処理物
を微粉砕する請求項１または２に記載の廃棄物処理装
置。 - 【請求項５】 上記第１細破砕機には、脱気された発泡
ガス成分を液化して回収する液化凝縮回収手段が付設さ
れている請求項４に記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項６】 上記選別回収手段には、軽量物を選別す
る風力選別機、鉄類を選別する磁力選別機および非鉄類
とプラスチック類とを選別する渦電流選別機が含まれる
請求項１に記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項７】 冷蔵庫、洗濯機、空気調和機およびテレ
ビ受像機などの廃棄家電製品を破砕して各素材別に分別
するための廃棄物処理方法において、 上記廃棄家電製品を所定の大きさの塊状に粗破砕する粗
破砕工程と、その粗破砕処理物を発泡成形材を含む含発
泡成形材処理物と、発泡成形材を含まない非含発泡成形
材処理物とに振り分ける振り分け工程と、上記含発泡成
形材処理物をその発泡成形材に含まれている発泡ガスが
脱気されるまで微粉砕する第１細破砕工程と、上記非含
発泡成形材処理物をさらに細かく破砕する第２細破砕工
程と、上記各細破砕工程から排出される細破砕処理物を
所定の素材ごとに選別して回収する選別回収工程とを備
え、上記第１細破砕工程と上記第２細破砕工程とが並行
して運転されることを特徴とする廃棄物処理方法。 - 【請求項８】 上記振り分け工程と上記第１細破砕工程
との間に、上記含発泡成形材処理物を一時的に貯留する
貯留工程がさらに設けられている請求項７に記載の廃棄
物処理方法。 - 【請求項９】 冷蔵庫は他の家電製品とは別にバッチ処
理される請求項７または８に記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項１０】 上記粗破砕工程に入る前工程で、上記
廃棄家電製品が冷蔵庫および空気調和機である場合に
は、少なくとも圧縮機、冷媒ガス、冷凍機油が除去さ
れ、上記廃棄家電製品が洗濯機である場合には、少なく
ともモータが除去され、上記廃棄家電製品がテレビ受像
機である場合には、少なくともＣＲＴが除去される請求
項７または８に記載の廃棄物処理方法。
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|---|---|---|---|
| JP2000204815A JP4149121B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 廃棄物処理装置およびその処理方法 |
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|---|---|---|---|---|
| CN102211367A (zh) * | 2011-05-11 | 2011-10-12 | 扬州宁达贵金属有限公司 | 废旧电子电器回收塑料的破碎方法 |
| CN103041907A (zh) * | 2013-01-10 | 2013-04-17 | 中建材（合肥）粉体科技装备有限公司 | 双辊压机并联粉磨系统 |
| KR101391444B1 (ko) * | 2012-07-30 | 2014-05-07 | 이강열 | 자동차 폐플라스틱류의 재활용 처리시스템 |
| CN105233952A (zh) * | 2015-11-03 | 2016-01-13 | 中国地质科学院郑州矿产综合利用研究所 | 珍珠岩制砂新工艺 |
| CN107511392A (zh) * | 2017-09-19 | 2017-12-26 | 湖南万容科技股份有限公司 | 一种电子废弃物无害化拆解及资源分类回收设备和方法 |
| CN109226209A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-18 | 成都仁新科技股份有限公司 | 一种冰箱处理线 |
| CN110496689A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-11-26 | 广州市联冠机械有限公司 | 一种用于废旧电池材料回收的系统 |
| CN110899308A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-03-24 | 湖北欣新蓝环保科技有限公司 | 一种面向生活垃圾的资源化利用系统及方法 |
| CN114769281A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-07-22 | 江西格林循环产业股份有限公司 | 一种小家电回收分选系统 |
| CN116274280A (zh) * | 2023-03-30 | 2023-06-23 | 江苏贵兴市政工程有限公司 | 用于市政施工的废料收集装置 |
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