JP3399738B2 - 発泡断熱材処理装置とその運転方法及び運転制御装置 - Google Patents
発泡断熱材処理装置とその運転方法及び運転制御装置Info
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Description
器または電子機器に用いられた不要な発泡断熱材の処理
装置に関し、特にフロンを発泡剤とした硬質発泡ポリウ
レタンからのフロン回収装置の運転制御に関するもので
ある。
いは代替フロンを発泡剤にして断熱材樹脂からできてい
る。使用済みとなった断熱材中の前記フロンの処置につ
いて、従来、廃棄する発泡断熱材は粗破砕されて他の廃
材とともに埋立て処分あるいは焼却処分されていた。最
近では環境保護あるいは資源回収の観点から発泡剤を回
収することが検討されていて、そのための回収装置も提
案されている。
9827号公報に開示されているように、既に提案され
ている発泡ガスの回収に関する基本的なフローとそのた
めの装置を示すものである。
は、第1の破砕機2で粗破砕された後、第2の破砕機3
に投入される。第1の破砕機2から排出された発泡断熱
材の大半は、断熱材を固定するための板状プラスチック
等に依然として固定された状態である。第2の破砕機3
では2軸の高速回転体5により衝撃的な剪断力を受け
て、断熱材は前記板状プラスチック等から剥離される。
剥離された破砕片は次の工程の風力分別機7の投入口8
に落下する。
洞を通って上方へ抜ける構造のものである。前記板状プ
ラスチックや重量のある金属類12は風力分別機の傾斜
面を下側に滑り落ちて回収箱13に回収される。一方、
風力により風下側に移動された発泡断熱材14は次の微
粉砕機16に送られる。
送り込まれた発泡断熱材14は、回転刃と固定刃の剪断
力で破断されて、断熱材中の独立気泡はほぼ破壊され
る。独立気泡内にフロン等の発泡ガスが閉じ込まれてい
るので、微粉砕機の出口には、発泡ガスが取り出される
ことになる。フロン等の発泡ガスは断熱材と一緒に取り
込まれた同伴空気を含むので、凝縮器23で液化した後
に捕集タンク24に液化発泡ガスとして回収される。
脂はスクリュー26で押し固められて、発泡ガスを分離
して系外に取り出される。
発泡断熱材から液化発泡ガスと微粉樹脂とに分離して取
り出すことができる。
回収装置として、第1の破砕機、第2の破砕機、風力分
別機、微粉砕機等の基本的な種々の構成手段が必要であ
ることは、その回収原理からして従来から知られている
ところであるが、風力分別機の次の製造工程から発泡ガ
スと微粉樹脂の回収工程に至る工程までにおいて、どの
ように工程を運転制御して、効率的な発泡断熱材のフロ
ーと、効率的な発泡ガスおよび微粉樹脂の回収とを確保
するかについては、未だ配慮に到らない段階であった。
分別された発泡断熱材のホッパにおける上限レベルをレ
ベルセンサで検知することにより、効率的な分別発泡断
熱材のフローを確保することを意図するものである。
決するために次のような構成を採用するものである。
泡断熱材を含む複合物から発泡ガスを回収する装置にお
いて、前記複合物を破砕する破砕機と、前記破砕機で破
砕されて分離されたプラスチックまたは金属または発泡
断熱材を吸引ファンによる風力で分別する風力分別機
と、前記発泡断熱材を微粉砕して発泡断熱材中の樹脂と
発泡ガスとを分離する微粉砕機と、微粉砕された微粉樹
脂を圧縮して減容する圧縮減容部と、発泡ガスを液化し
て回収する発泡ガス液化回収部と、を備え、前記風力分
別機により送給された発泡断熱材を収容する第1のホッ
パと、前記第1のホッパ内の発泡断熱材を一定量送給す
る第1の送給部と、前記第1の送給部により送給された
発泡断熱材を収容する第2のホッパと、前記第2のホッ
パ内の発泡断熱材を前記微粉砕機に送給する第2の送給
部と、前記微粉砕機により微粉砕された微粉樹脂と発泡
ガスとを収容する第3のホッパと、を有し、前記第1、
第2および第3のホッパの上限に発泡断熱材または微粉
樹脂のレベルを検知するレベルセンサをそれぞれ設け、
それぞれのホッパ内の発泡断熱材または微粉樹脂が前記
上限に達したことを検知して、前記検知されたホッパへ
の発泡断熱材の送給を停止するように、第1のホッパに
対して前記吸引ファンを、第2のホッパに対して第1の
送給部を、第3のホッパに対して第2の送給部を、それ
ぞれ制御する発泡ガス回収装置の運転制御装置。
ッパからの発泡ガスを圧縮する圧縮機と発泡ガスを液化
する凝縮機と液化発泡ガスを回収する回収箱と前記圧縮
機の入出力路を連結する循環ループとから構成し、前記
ホッパに発泡ガスの濃度を測定する濃度計を設け、前記
濃度計の出力により前記循環ループ内のバルブを制御し
て、前記凝縮機へ送給する発泡ガスの濃度を一定に制御
する発泡ガス回収装置の運転制御装置。
スの回収装置の実施形態を図1、図2及び図3に基づい
て説明する。
の種々の構成手段の構造とその配置を建屋の床面との関
係において表わした図である。図2は、風力分別機以後
の工程から発泡ガスと微粉樹脂の回収に至る工程までの
運転制御を示す図である。図3は、ホッパ内のレベルセ
ンサおよびその付随構造を示す図である。
タリバルブ、20は一階の床面、21は2階の床面、2
2は3階の床面、36はベルトコンベア、37は冷蔵
庫、38は第1の破砕機、39はベルトコンベア、40
は第2の竪形破砕機、41はベルトコンベア、42は空
気輸送の吸い込み口、43は風力分別機、44は金属や
プラスチックの回収箱、45はプラスチック回収箱、4
6は微粉砕機、47は液化回収部、48は圧縮機、49
は凝縮機、50は集塵機、51は活性炭吸着装置、52
は減容部、53は微粉樹脂の回収箱、54はファン、7
0は第1のポッパ、71は第2のポッパ、72は第3の
ポッパ、をそれぞれ表わす。
段の受け台を一階の床面と同一の水平面として、この受
け台に使用済みの冷蔵庫37を載置し、ベルトコンベア
36に載せられた冷蔵庫37は、従来技術に示されたよ
うな2軸剪断式の第1の破砕機38に投入されて予備破
砕された後、次のベルトコンベア39で竪形の第2の破
砕機40に投入される。第1の破砕機の機能は、第2の
破砕機で破砕できる程度のサイズになるように、冷蔵庫
の全体形状を予備破砕することである。
先端にハンマを有したロータが垂直方向に複数個配置さ
れて、前記ロータの垂直な中心軸を回転軸として回転
し、被破砕物は、前記高速で回転するロータ及びハンマ
と、テーパ筒状の側壁とで衝撃荷重を受けて破砕され
る。前記破砕片はその自重により前記テーパ状側壁に案
内されて底部の開口部から排出されベルトコンベア41
上に載置される。即ち、前記第2の破砕機は、垂直軸を
回転中心とするロータ・ハンマと筒状側壁とからなる破
砕機構部と、上流側のベルトコンベアからの予備破砕さ
れた被破砕物を受け入れるホッパ部とを有し、前記破砕
機構部と前記ホッパ部とを竪形構造となっている。
とは異なり、竪形構造を採用するものであって、被破砕
物の自重を利用して次の工程に輸送しようとすることを
狙いとすることの外に、竪形構造とすることにより建屋
内のスペースファクタを改善しようとものである。
記ロータ・ハンマとテーパ筒状側壁とからなる破砕機構
部を建屋1階の床面よりも下の地下に配置することによ
って、発泡ガス回収装置の中で最も騒音を発生する部分
である前記破砕機構部からの騒音防止を図ろうとするも
のである。そして、竪形の第2の破砕機40の内の前記
破砕機構部を地下配置することにより、第2の破砕機4
0へのベルトコンベア39の長さを、前記破砕機構部の
地上配置に比べて、短くすることができ、水平面上のス
ペースファクタを改善することができる。この理由は、
ベルトコンベア39の傾斜角は、第1の破砕機で破砕さ
れた被破砕物が滑ることなく輸送できるようにとの観点
から、床面との角度を余り急角度にすることはできず、
所定の角度を採用せざるを得ないものであるから、仮に
第2の破砕機全部を床面上に配置すれば、前記ベルトコ
ンベア39の長さは長くならざるを得ないこととなる。
砕機40を竪形にして且つ前記破砕機構部を建屋1階の
床面下に配置することにより、自重利用により被破砕物
を輸送し、スペースファクタ(第2の破砕機の占める水
平面上の占有面積)を改善し、発生した騒音の外部への
影響を抑制し、上流側のベルトコンベアの長さを短くす
ることができるという作用効果を奏することができる。
断熱材に付着したプラスチック、金属等から完全に剥離
されてベルトコンベア41上に載置される。ここで軽い
発泡断熱材やプラスチックの一部は、空気輸送の吸い込
み口42に吸い込まれ、次の風力分別機43に投入され
る。
吸い込まれずに金属、プラスチックの回収箱44に回収
される。前記回収箱44は1階床面の下に地下配置さ
れ、回収時の塵が地上に拡散しないように防塵機能を有
するものである。
54は、風力分別機の風洞内の分別用の風と、発泡断熱
材の空気輸送用の風の発生源となるものである。風力分
別機43で分別されたプラスチックは回収箱45に回収
され、分別された発泡断熱材は、吸引ファン54の下部
の第1のホッパ70に送られ、ロータリバルブ15で定
量だけ送給され、供給スクリューを経て微粉砕機46に
送られる。
することにより、すなわち、発泡断熱材の独立気泡径程
度に粉砕するとほぼ完全に脱気される。発泡断熱材を構
成する樹脂と独立気泡内の発泡ガスとを分離し、前記分
離した発泡ガスと前記発泡断熱材に同伴して混入した空
気とを含む気体を液化回収部47に送り、凝縮機49に
より発泡ガスを液化して回収する。
の粉末は、前記微粉砕機46の下部に設置された減容部
52で圧縮減容され、建屋1階の床面に設置された回収
箱53に回収される。
泡断熱材の出口側から断熱材粉末を圧縮減容する減容部
52までの送給経路、すなわち、吸引ファン54、吸引
ファンの下部に設けられた第1のホッパ70、ロータリ
バルブ15、ロータリバルブ15の下部に設けられた第
2のポッパ71、供給スクリュー、微粉砕機46、微粉
砕機の下部に設けられた第3のホッパ72及び減容部5
2からなる送給経路を略垂直構造として1階床面に設置
している。このような配置構造とする理由は、前記送給
経路に関わる構成手段を略垂直構造とすることにより、
第2の破砕機のスペースファクタと併せて、回収装置全
体としての水平面上の占有面積を少なくすることであ
り、更に、この外に、発泡断熱材の送給を、他の輸送手
段を用いることなく、自重により行なえるという利点を
考慮した結果である。
を、建屋3階床面上に集塵機12を設置することによ
り、作業の頻発性の多い、微粉砕機46の点検・交換作
業や集塵機12の定期的交換作業を容易にすることがで
きるという効果を期待できるものである。
工夫を施すことによって、本発明の発泡ガス回収装置
は、奥行き4.5m、幅8.0m、1回床面からの高さ
9.0mの寸法規模に納めることができる。
以下説明する。
ルブ15はモータM2、供給スクリューはモータM3、
微粉砕機46はモータM4、減容部52はモータM5、
によりそれぞれ稼働されるものである。第1のポッパ7
0の上部にはレベルセンサLS−1、第2のポッパ71
の上部にはレベルセンサLS−2、第3のポッパ72の
上部にはレベルセンサLS−4、第2のポッパ71の下
部にはレベルセンサLS−3、第3のポッパ72の下部
にはレベルセンサLS−5、がそれぞれ設置されてい
る。
レベルセンサであって、風力分別機43で分別された発
泡断熱材がレベルセンサの設置位置まで達すると、それ
まで振動していたレベルセンサは発泡断熱材の存在によ
って振動を阻止されて振動しない状態となり、これによ
り発泡断熱材のレベルを検知することができるのであ
る。
構造を示す。発泡断熱材のレベルがレベルセンサの設置
箇所より下である場合に、レベルセンサが正常に動作し
ていれば、レベルセンサの先端の振動部は振動を継続す
るのであるが、発泡断熱材の粉末等が前記振動部に付着
するというような不正常な状況によって振動部が振動し
なくなることが生じて、誤動作することがしばしば起こ
り得る。そこで、レベルセンサ先端の振動部に間歇的に
空気を吹き付けて粉末などを排除し、発泡断熱材の不存
在の時には常に振動できる状況にしておく。
とによって、レベルセンサの振動部の周囲に発泡断熱材
が存在する場合において、一時的に発泡断熱材が吹き飛
ばされてあたかも発泡断熱材が存在しないような状態と
なってしまい、振動部が振動することがある。このよう
な場合は、発泡断熱材がレベルセンサ周囲に存在するに
も関わらず、存在しないという信号をレベルセンサは出
力することになる。
空気の吹き付け時には、この吹き付けタイミングから一
定の時間遅延をもたせてから、レベルセンサの信号を出
力するようにする。ここにおいて、前記吹き付けの一定
時間遅延というのは、レベルセンサ周囲のホッパ状況が
吹き付け前の状況に復帰する時間に相当するものであ
る。
S−4は、ホッパ70,71,72の上部にまで発泡断
熱材または微粉樹脂が貯蔵されてそれ以上に上流側から
供給されては不都合であるレベルに設置されるものであ
る。したがって、レベルセンサLS−1が振動しなくな
ったことを検知して、吸引ファン54のモータM1を停
止させて、風力分別機43から第1のホッパ70へ発泡
断熱材が供給されないように制御する。
ブ15のモータM2を停止させて第1のホッパ70から
第2のホッパ71へ発泡断熱材が供給されないように制
御し、更に、LS−4の検知により供給スクリューのモ
ータM3を停止させて第2のホッパ71から第3のホッ
パ72へ発泡断熱材が供給されないように制御するもの
である。
2,LS−4による制御は、いずれか1つのホッパが満
杯になると工程全てを停止させるものに比べて、工程全
体の運転状況に余裕をもたせるものである。例えば、第
3のホッパ72が満杯になりLS−4が動作しても、供
給スクリューのモータM3のみを停止させるだけであっ
て、他のモータM1とM2とは運転し続けてそれぞれの
ホッパに発泡断熱材を供給するものである。風力分別機
43から供給される発泡断熱材は元々不定量であり、仮
にどれか1つのホッパへの供給が停止されていても時間
の経過とともにそのホッパの下流側の発泡断熱材または
微粉樹脂は送給されていくのであるから、やがて、その
ホッパの満杯状況は解消されてレベルセンサはそのホッ
パへの供給が再開されるように動作するのである。
パを設けてそれぞれのホッパにおけるレベルセンサによ
る発泡断熱材の送給の制御は、発泡断熱材の送給に対し
てバッファ効果を発揮し、工程全体の運転の継続性を維
持することとなる。
動作について説明する。これらのセンサはいずれも第2
のホッパ71と第3のホッパ72の下限スイッチであ
る。即ち、第2のホッパ71に収容された発泡断熱材が
一定のレベル以下になると、モータM3で稼働する供給
スクリューの回転によって、空気が第2のホッパへ逆流
するという不都合な現象が生じる。この空気逆流を防止
するためには第2のホッパに一定レベルの発泡断熱材が
収容されていることが必要である。したがって、供給ス
クリューのモータM3は、レベルセンサLS−3,LS
−4のいずれかが不正常な状態を検知すれば動作するも
のである。
あるレベルセンサLS−5は、ホッパ72の下部に溜っ
た微粉樹脂が減容部52で圧縮減容されるだけの量に達
していることを示すためのセンサであり、少なくとも圧
縮減容量だけはホッパ72に確保されている必要があ
る。仮にレベルセンサLS−5を設けずに、殆ど微粉樹
脂がホッパ72下部に存在しない状態でモータM5を動
作させて圧縮減容すれば、発泡ガスと混入空気とを圧縮
減容するという不正常な状態を引き起こすこととなる。
したがって、第3のホッパ72の下部に一定量の微粉樹
脂を確保できないときは、レベルセンサLS−5の検知
により、減容部52のモータM5を停止するように制御
するものである。
の例えば、金属類がたまには誤送されてきて、これを粉
砕しようとして、微粉砕機46のモータM4に過負荷が
加わることとなる。このような過負荷状態をモータM4
に流れる電流で検知ASして、この電流検知ASにより
いち早くモータM4を停止し微粉砕機46の毀損防止を
図るように制御するものである。前記過負荷の原因を取
り除いてモータM4を再び動作させれば、微粉砕機46
の上流側および下流側の他の工程を何等停止させること
なく工程全体の稼働状態の維持を確保できるものであ
る。
泡ガスの濃度を計測する濃度計QSを設けて、濃度計の
濃度によって圧縮機48の入出力の循環ループの循環量
を制御している。即ち、発泡ガス濃度計QSによる濃度
の大小により前記循環ループ中のバルブを制御して循環
量を調節し濃度が一定になるように制御するものであ
る。発泡ガスの濃度を一定とすることにより、凝縮機4
9での液化温度を一定に維持でき且つ液化発泡ガスの回
収率も高めることができる。
設け、最低限の流量を確保するように循環ループのバル
ブを制御している。このような制御の理由は、最低限の
流量を確保しないと循環ループ中のバルブを通して逆流
のおそれがあることによる。
る制御によって、液化発泡ガスの回収率を高めることが
できるのである。
された発泡断熱材の送給に対して、ホッパにおける上限
のレベルセンサによる発泡断熱材の送給制御を行うこと
によって、発泡断熱材の送給に対してバッファ効果を発
揮し、工程全体の運転の継続性を維持することができ
る。
手段の構造とその配置を建屋の床面との関係において表
わした図である。
の回収に至る工程までの運転制御を示す図である。
る基本的なフローを示す図である。
示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 風力分別機によって破砕物中から選別さ
れた発泡断熱材が送給されて前記発泡断熱材を収容する
第1のホッパと、 前記第1のホッパの下方に設けられた第2ホッパと、 前記第1のホッパから発泡断熱材を定量的に前記第2の
ホッパへ送給するロータリバルブと、 前記第2のホッパ内の発泡断熱材を次工程に送給するス
クリューと、 前記第1のホッパと前記第2のホッパの上限にそれぞれ
設けられて発泡断熱材のレベルを検知するレベルセンサ
と、 前記第1のホッパのレベルセンサにより当該ホッパが満
杯になると発泡断熱材が当該ホッパの上限に達したこと
を検知し、前記検知に基づいて前記風力分別機のための
吸引ファンのモータの停止制御を行い、当該ホッパへの
発泡断熱材の送給を停止し、当該ホッパの満杯状況が解
消されると前記レベルセンサによる満杯状況の検知の解
除に基づいて当該ホッパへの供給を再開するように前記
風力分別機のための吸引ファンのモータの駆動制御を行
う手段と、 前記第2のホッパのレベルセンサにより当該ホッパが満
杯になると発泡断熱材が当該ホッパの上限に達したこと
を検知し、前記検知に基づいて前記ロータリバルブのモ
ータの停止制御を行い、当該ホッパへの発泡断熱材の送
給を停止し、当該ホッパの満杯状況が解消されると前記
レベルセンサによる満杯状況の検知の解除に基づいて当
該ホッパへの供給を再開するように前記ロータリバルブ
のモータの駆動制御を行う手段と、を具備したことを特
徴とする発泡断熱材処理装置。 - 【請求項2】 風力分別機によって分別された発泡断熱
材を第1のホッパに送給して貯蔵し、 前記第1のホッパ内に貯蔵された発泡断熱材を第2のホ
ッパに定量送給し、 前記第2のホッパ内の発泡断熱材を処理部に送給する発
泡断熱材処理装置の運転方法において、 前記第1のホッパと前記第2のホッパの上限に発泡断熱
材のレベルを検知するレベルセンサをそれぞれ設け、 いずれか1つのホッパが満杯になると発泡断熱材が当該
ホッパの上限に達したことを検知し、前記検知に基づい
て前記検知されたホッパのみへの発泡断熱材の送給を停
止し、その後当該ホッパの満杯状況が解消されると満杯
状況の検知を解除するように前記レベルセンサが動作し
て、当該ホッパへの供給が再開されて、工程全体を停止
させることなく工程全体の運転の継続性を維持すること
を特徴とする発泡断熱材処理装置の運転方法。 - 【請求項3】 プラスチック及び/又は金属及び発泡断
熱材を含む複合物を破砕する破砕機と、 前記破砕機で破砕されて分離されたプラスチック又は金
属又は発泡断熱材を吸引ファンによる風力で分別する風
力分別機と、 前記風力分別機により送給された発泡断熱材を収容する
第1のホッパと、 前記第1のホッパ内の発泡断熱材を一定量送給する第1
の送給部と、 前記第1の送給部により送給された発泡断熱材を収容す
る第2のホッパと、 前記第2のホッパ内の発泡断熱材を次の処理部に送給す
る第2の送給部と、を有し、 前記第1と前記第2のホッパの上限に発泡断熱材のレベ
ルを検知するレベルセンサをそれぞれ設け、 いずれか1つのホッパが満杯になると発泡断熱材が当該
ホッパの上限に達したことを検知して、前記検知された
ホッパヘの発泡断熱材の送給を停止し、その後当該ホッ
パの満杯状況が解消されると満杯状況の検知を解除する
ように前記レベルセンサが動作し、当該ホッパへの供給
を再開するように、前記第1のホッパに対して前記吸引
ファンを、前記第2のホッパに対して前記第1の送給部
を、それぞれ制御する手段を具備したことを特徴とする
発泡断熱材処理装置の運転制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11238896A JP3399738B2 (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 発泡断熱材処理装置とその運転方法及び運転制御装置 |
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JP11238896A JP3399738B2 (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 発泡断熱材処理装置とその運転方法及び運転制御装置 |
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JP2002196082A Division JP3673509B2 (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | ホッパ内のレベル検出方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294972A JPH09294972A (ja) | 1997-11-18 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102453390B1 (ko) * | 2022-03-25 | 2022-10-11 | 정종호 | 2차전지의 활물질 이송장치 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP11238896A patent/JP3399738B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102453390B1 (ko) * | 2022-03-25 | 2022-10-11 | 정종호 | 2차전지의 활물질 이송장치 |
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