JP3673509B2 - ホッパ内のレベル検出方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉末等が付着しやすいホッパ内での振動式レベルセンサによるレベル検出に好適なホッパ内のレベル検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫等の発泡断熱材は特定フロンあるいは代替フロンを発泡剤にして断熱材樹脂からできている。使用済みとなった断熱材中の前記フロンの処置について、従来、廃棄する発泡断熱材は粗破砕されて他の廃材とともに埋立て処分あるいは焼却処分されていた。最近では環境保護あるいは資源回収の観点から発泡剤を回収することが検討されていて、そのための回収装置も提案されている。
【0003】
図4及び図5は、例えば、特開平6−329827号公報に開示されているように、既に提案されている発泡ガスの回収に関する基本的なフローとそのための装置を示すものである。
【0004】
発泡断熱材を用いた使用済みの冷蔵庫1等は、第1の破砕機2で粗破砕された後、第2の破砕機3に投入される。第1の破砕機2から排出された発泡断熱材の大半は、断熱材を固定するための板状プラスチック等に依然として固定された状態である。第2の破砕機3では2軸の高速回転体5により衝撃的な剪断力を受けて、断熱材は前記板状プラスチック等から剥離される。剥離された破砕片は次の工程の風力分別機7の投入口8に落下する。
【0005】
前記風力分別機7はブロア9による風が風洞を通って上方へ抜ける構造のものである。前記板状プラスチックや重量のある金属類12は風力分別機の傾斜面を下側に滑り落ちて回収箱13に回収される。一方、風力により風下側に移動された発泡断熱材14は次の微粉砕機16に送られる。
【0006】
スクリューフィーダにより微粉砕機16に送り込まれた発泡断熱材14は、回転刃と固定刃の剪断力で破断されて、断熱材中の独立気泡はほぼ破壊される。独立気泡内にフロン等の発泡ガスが閉じ込まれているので、微粉砕機の出口には、発泡ガスが取り出されることになる。フロン等の発泡ガスは断熱材と一緒に取り込まれた同伴空気を含むので、凝縮器23で液化した後に捕集タンク24に液化発泡ガスとして回収される。
【0007】
一方、微粉砕機16で微粉砕された微粉樹脂はスクリュー26で押し固められて、発泡ガスを分離して系外に取り出される。
【0008】
以上のようにして、採用済みの冷蔵庫等の発泡断熱材から液化発泡ガスと微粉樹脂とに分離して取り出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように発泡ガスの回収装置として、第1の破砕機、第2の破砕機、風力分別機、微粉砕機等の基本的な種々の構成手段が必要であることは、その回収原理からして従来から知られているところであるが、風力分別機の次の製造工程から発泡ガスと微粉樹脂の回収工程に至る工程までにおいて、どのように工程を運転制御して、効率的な発泡断熱材のフローと、効率的な発泡ガスおよび微粉樹脂の回収とを確保するかについては、未だ配慮に到らない段階であった。 また、発泡断熱材のフローにおけるホッパ内での発泡断熱材のレベル検出において、レベルセンサへの発泡断熱材の粉末等の付着による誤動作が起こり得ると云う課題がある。
【0010】
本発明の目的は、レベルセンサの誤動作を防止することのできるホッパ内のレベル検出方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ホッパに設けた振動式レベルセンサの振動部の周囲に破砕され分離された発泡断熱材が存在する場合において、前記振動式レベルセンサの先端の振動部に間歇的に空気を吹き付けて前記振動部に付着した前記発泡断熱材の粉末を排除し、前記空気の吹き付けタイミングから一定の時間遅延を持たせ、前記振動式レベルセンサの振動部の周囲の一時的に吹き飛ばされた発泡断熱材を前記レベルセンサ周囲の吹き付け前の状況に復帰させてから、前記レベルセンサからの信号を用い前記発泡断熱材のレベルを検知することにより、達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明における液化発泡ガスの回収装置の実施形態を図1、図2及び図3に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明における発泡ガス回収装置の種々の構成手段の構造とその配置を建屋の床面との関係において表わした図である。図2は、風力分別機以後の工程から発泡ガスと微粉樹脂の回収に至る工程までの運転制御を示す図である。図3は、ホッパ内のレベルセンサおよびその付随構造を示す図である。
【0015】
ここにおいて、12は集塵機、15はロータリバルブ、20は一階の床面、21は2階の床面、22は3階の床面、36はベルトコンベア、37は冷蔵庫、38は第1の破砕機、39はベルトコンベア、40は第2の竪形破砕機、41はベルトコンベア、42は空気輸送の吸い込み口、43は風力分別機、44は金属やプラスチックの回収箱、45はプラスチック回収箱、46は微粉砕機、47は液化回収部、48は圧縮機、49は凝縮機、50は集塵機、51は活性炭吸着装置、52は減容部、53は微粉樹脂の回収箱、54はファン、70は第1のポッパ、71は第2のポッパ、72は第3のポッパ、をそれぞれ表わす。
【0016】
図1において、ベルトコンベア36の最下段の受け台を一階の床面と同一の水平面として、この受け台に使用済みの冷蔵庫37を載置し、ベルトコンベア36に載せられた冷蔵庫37は、従来技術に示されたような2軸剪断式の第1の破砕機38に投入されて予備破砕された後、次のベルトコンベア39で竪形の第2の破砕機40に投入される。第1の破砕機の機能は、第2の破砕機で破砕できる程度のサイズになるように、冷蔵庫の全体形状を予備破砕することである。
【0017】
ここにおいて、第2の破砕機40は、その先端にハンマを有したロータが垂直方向に複数個配置されて、前記ロータの垂直な中心軸を回転軸として回転し、被破砕物は、前記高速で回転するロータ及びハンマと、テーパ筒状の側壁とで衝撃荷重を受けて破砕される。前記破砕片はその自重により前記テーパ状側壁に案内されて底部の開口部から排出されベルトコンベア41上に載置される。即ち、前記第2の破砕機は、垂直軸を回転中心とするロータ・ハンマと筒状側壁とからなる破砕機構部と、上流側のベルトコンベアからの予備破砕された被破砕物を受け入れるホッパ部とを有し、前記破砕機構部と前記ホッパ部とを竪形構造となっている。
【0018】
第2の破砕機40は、従来技術の横型構造とは異なり、竪形構造を採用するものであって、被破砕物の自重を利用して次の工程に輸送しようとすることを狙いとすることの外に、竪形構造とすることにより建屋内のスペースファクタを改善しようとものである。
【0019】
更に付け加えるに、第2の破砕機40の前記ロータ・ハンマとテーパ筒状側壁とからなる破砕機構部を建屋1階の床面よりも下の地下に配置することによって、発泡ガス回収装置の中で最も騒音を発生する部分である前記破砕機構部からの騒音防止を図ろうとするものである。そして、竪形の第2の破砕機40の内の前記破砕機構部を地下配置することにより、第2の破砕機40へのベルトコンベア39の長さを、前記破砕機構部の地上配置に比べて、短くすることができ、水平面上のスペースファクタを改善することができる。この理由は、ベルトコンベア39の傾斜角は、第1の破砕機で破砕された被破砕物が滑ることなく輸送できるようにとの観点から、床面との角度を余り急角度にすることはできず、所定の角度を採用せざるを得ないものであるから、仮に第2の破砕機全部を床面上に配置すれば、前記ベルトコンベア39の長さは長くならざるを得ないこととなる。
【0020】
以上のことから明らかなように、第2の破砕機40を竪形にして且つ前記破砕機構部を建屋1階の床面下に配置することにより、自重利用により被破砕物を輸送し、スペースファクタ(第2の破砕機の占める水平面上の占有面積)を改善し、発生した騒音の外部への影響を抑制し、上流側のベルトコンベアの長さを短くすることができるという作用効果を奏することができる。
【0021】
第2の破砕機40で、発泡断熱材は、その断熱材に付着したプラスチック、金属等から完全に剥離されてベルトコンベア41上に載置される。ここで軽い発泡断熱材やプラスチックの一部は、空気輸送の吸い込み口42に吸い込まれ、次の風力分別機43に投入される。
【0022】
一方、重い金属及びプラスチックの大半は吸い込まれずに金属、プラスチックの回収箱44に回収される。前記回収箱44は1階床面の下に地下配置され、回収時の塵が地上に拡散しないように防塵機能を有するものである。
【0023】
風力分別機43の集塵機12の吸引ファン54は、風力分別機の風洞内の分別用の風と、発泡断熱材の空気輸送用の風の発生源となるものである。風力分別機43で分別されたプラスチックは回収箱45に回収され、分別された発泡断熱材は、吸引ファン54の下部の第1のホッパ70に送られ、ロータリバルブ15で定量だけ送給され、供給スクリューを経て微粉砕機46に送られる。
【0024】
微粉砕機46の剪断力で発泡断熱材を砕断することにより、すなわち、発泡断熱材の独立気泡径程度に粉砕するとほぼ完全に脱気される。発泡断熱材を構成する樹脂と独立気泡内の発泡ガスとを分離し、前記分離した発泡ガスと前記発泡断熱材に同伴して混入した空気とを含む気体を液化回収部47に送り、凝縮機49により発泡ガスを液化して回収する。
【0025】
一方、微粉砕機46で微粉砕された断熱材の粉末は、前記微粉砕機46の下部に設置された減容部52で圧縮減容され、建屋1階の床面に設置された回収箱53に回収される。
【0026】
ここにおいて、風力分別機43における発泡断熱材の出口側から断熱材粉末を圧縮減容する減容部52までの送給経路、すなわち、吸引ファン54、吸引ファンの下部に設けられた第1のホッパ70、ロータリバルブ15、ロータリバルブ15の下部に設けられた第2のポッパ71、供給スクリュー、微粉砕機46、微粉砕機の下部に設けられた第3のホッパ72及び減容部52からなる送給経路を略垂直構造として1階床面に設置している。このような配置構造とする理由は、前記送給経路に関わる構成手段を略垂直構造とすることにより、第2の破砕機のスペースファクタと併せて、回収装置全体としての水平面上の占有面積を少なくすることであり、更に、この外に、発泡断熱材の送給を、他の輸送手段を用いることなく、自重により行なえるという利点を考慮した結果である。
【0027】
更に、建屋の2階床面上に微粉砕機46を、建屋3階床面上に集塵機12を設置することにより、作業の頻発性の多い、微粉砕機46の点検・交換作業や集塵機12の定期的交換作業を容易にすることができるという効果を期待できるものである。
【0028】
以上説明したような構造上および配置上の工夫を施すことによって、本発明の発泡ガス回収装置は、奥行き4.5m、幅8.0m、1回床面からの高さ9.0mの寸法規模に納めることができる。
【0029】
図2および図3を用いて、本発明の特徴を以下説明する。
【0030】
吸引ファン54はモータM1、ロータリバルブ15はモータM2、供給スクリューはモータM3、微粉砕機46はモータM4、減容部52はモータM5、によりそれぞれ稼働されるものである。第1のポッパ70の上部にはレベルセンサLS−1、第2のポッパ71の上部にはレベルセンサLS−2、第3のポッパ72の上部にはレベルセンサLS−4、第2のポッパ71の下部にはレベルセンサLS−3、第3のポッパ72の下部にはレベルセンサLS−5、がそれぞれ設置されている。
【0031】
前記レベルセンサは音叉構造をした振動式レベルセンサであって、風力分別機43で分別された発泡断熱材がレベルセンサの設置位置まで達すると、それまで振動していたレベルセンサは発泡断熱材の存在によって振動を阻止されて振動しない状態となり、これにより発泡断熱材のレベルを検知することができるのである。
【0032】
図3に振動式レベルセンサLSとその付随構造を示す。発泡断熱材のレベルがレベルセンサの設置箇所より下である場合に、レベルセンサが正常に動作していれば、レベルセンサの先端の振動部は振動を継続するのであるが、発泡断熱材の粉末等が前記振動部に付着するというような不正常な状況によって振動部が振動しなくなることが生じて、誤動作することがしばしば起こり得る。そこで、レベルセンサ先端の振動部に間歇的に空気を吹き付けて粉末などを排除し、発泡断熱材の不存在の時には常に振動できる状況にしておく。
【0033】
また、間歇的な空気の吹き付けを行なうことによって、レベルセンサの振動部の周囲に発泡断熱材が存在する場合において、一時的に発泡断熱材が吹き飛ばされてあたかも発泡断熱材が存在しないような状態となってしまい、振動部が振動することがある。このような場合は、発泡断熱材がレベルセンサ周囲に存在するにも関わらず、存在しないという信号をレベルセンサは出力することになる。
【0034】
このような誤動作を防ぐために、間歇的な空気の吹き付け時には、この吹き付けタイミングから一定の時間遅延をもたせてから、レベルセンサの信号を出力するようにする。ここにおいて、前記吹き付けの一定時間遅延というのは、レベルセンサ周囲のホッパ状況が吹き付け前の状況に復帰する時間に相当するものである。
【0035】
前記レベルセンサLS−1,LS−2,LS−4は、ホッパ70,71,72の上部にまで発泡断熱材または微粉樹脂が貯蔵されてそれ以上に上流側から供給されては不都合であるレベルに設置されるものである。したがって、レベルセンサLS−1が振動しなくなったことを検知して、吸引ファン54のモータM1を停止させて、風力分別機43から第1のホッパ70へ発泡断熱材が供給されないように制御する。
【0036】
また、LS−2の検知によりロータリバルブ15のモータM2を停止させて第1のホッパ70から第2のホッパ71へ発泡断熱材が供給されないように制御し、更に、LS−4の検知により供給スクリューのモータM3を停止させて第2のホッパ71から第3のホッパ72へ発泡断熱材が供給されないように制御するものである。
【0037】
このようなレベルセンサLS−1,LS−2,LS−4による制御は、いずれか1つのホッパが満杯になると工程全てを停止させるものに比べて、工程全体の運転状況に余裕をもたせるものである。例えば、第3のホッパ72が満杯になりLS−4が動作しても、供給スクリューのモータM3のみを停止させるだけであって、他のモータM1とM2とは運転し続けてそれぞれのホッパに発泡断熱材を供給するものである。風力分別機43から供給される発泡断熱材は元々不定量であり、仮にどれか1つのホッパへの供給が停止されていても時間の経過とともにそのホッパの下流側の発泡断熱材または微粉樹脂は送給されていくのであるから、やがて、そのホッパの満杯状況は解消されてレベルセンサはそのホッパへの供給が再開されるように動作するのである。
【0038】
以上のような第1、第2および第3のホッパを設けてそれぞれのホッパにおけるレベルセンサによる発泡断熱材の送給の制御は、発泡断熱材の送給に対してバッファ効果を発揮し、工程全体の運転の継続性を維持することとなる。
【0039】
次に、レベルセンサLS−3とLS−5の動作について説明する。これらのセンサはいずれも第2のホッパ71と第3のホッパ72の下限スイッチである。即ち、第2のホッパ71に収容された発泡断熱材が一定のレベル以下になると、モータM3で稼働する供給スクリューの回転によって、空気が第2のホッパへ逆流するという不都合な現象が生じる。この空気逆流を防止するためには第2のホッパに一定レベルの発泡断熱材が収容されていることが必要である。したがって、供給スクリューのモータM3は、レベルセンサLS−3,LS−4のいずれかが不正常な状態を検知すれば動作するものである。
【0040】
また、第3のホッパ72の下限スイッチであるレベルセンサLS−5は、ホッパ72の下部に溜った微粉樹脂が減容部52で圧縮減容されるだけの量に達していることを示すためのセンサであり、少なくとも圧縮減容量だけはホッパ72に確保されている必要がある。仮にレベルセンサLS−5を設けずに、殆ど微粉樹脂がホッパ72下部に存在しない状態でモータM5を動作させて圧縮減容すれば、発泡ガスと混入空気とを圧縮減容するという不正常な状態を引き起こすこととなる。したがって、第3のホッパ72の下部に一定量の微粉樹脂を確保できないときは、レベルセンサLS−5の検知により、減容部52のモータM5を停止するように制御するものである。
【0041】
また、微粉砕機46には、発泡断熱材以外の例えば、金属類がたまには誤送されてきて、これを粉砕しようとして、微粉砕機46のモータM4に過負荷が加わることとなる。このような過負荷状態をモータM4に流れる電流で検知ASして、この電流検知ASによりいち早くモータM4を停止し微粉砕機46の毀損防止を図るように制御するものである。前記過負荷の原因を取り除いてモータM4を再び動作させれば、微粉砕機46の上流側および下流側の他の工程を何等停止させることなく工程全体の稼働状態の維持を確保できるものである。
【0042】
第3のホッパ72に、混入空気に対する発泡ガスの濃度を計測する濃度計QSを設けて、濃度計の濃度によって圧縮機48の入出力の循環ループの循環量を制御している。即ち、発泡ガス濃度計QSによる濃度の大小により前記循環ループ中のバルブを制御して循環量を調節し濃度が一定になるように制御するものである。発泡ガスの濃度を一定とすることにより、凝縮機49での液化温度を一定に維持でき且つ液化発泡ガスの回収率も高めることができる。
【0043】
また、循環ループの下流側に流量計FSを設け、最低限の流量を確保するように循環ループのバルブを制御している。このような制御の理由は、最低限の流量を確保しないと循環ループ中のバルブを通して逆流のおそれがあることによる。
以上のように濃度計QSと流量計FSによる制御によって、液化発泡ガスの回収率を高めることができるのである。
【0044】
以上のように、本実施例によれば、風力分別機により分別された発泡断熱材の送給に対して、第1、第2および第3のホッパを設けてそれぞれのホッパにおける上限のレベルセンサによる発泡断熱材の送給制御を行なうことによって、発泡断熱材の送給に対してバッファ効果を発揮し、工程全体の運転の継続性を維持することとなる。なお、レベルセンサ先端の振動部に間歇的に空気を吹き付け、この吹き付けタイミングから一定の時間遅延をもたせてから、レベルセンサの信号を出力するようにしているので、レベルセンサ先端の振動部の粉末などを排除できるとともに、レベルセンサ周囲のホッパ状況が吹き付け前の状況に復帰する時間を与えているので、レベルセンサの誤動作を防ぐことができる。
【0045】
また、第2と第3のホッパに下限のレベルセンサを設けてホッパ内に最低限の発泡断熱材または粉末樹脂を確保してフローの安定化を図ることができる。
【0046】
更に、微粉砕機の過負荷を微粉砕機用のモータの電流により検知して、一時的に前記モータを停止して微粉砕機の毀損防止を図っている。
【0047】
また、微粉砕機により分別された発泡ガスと微粉樹脂とを収容する第3のホッパに発泡ガスの濃度計を設けて凝縮機への発泡ガスの濃度を一定とするように制御することにより、液化発泡ガスの回収を容易にし且つ回収率を高めている。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、レベルセンサに間歇的に空気を吹き付け、一定の時間遅延をもたせたレベルセンサの信号を用いるので、レベルセンサの誤動作を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における発泡ガス回収装置の種々の構成手段の構造とその配置を建屋の床面との関係において表わした図である。
【図2】風力分別機以後の工程から発泡ガスと微粉樹脂の回収に至る工程までの運転制御を示す図である。
【図3】レベルセンサと空気付け構造を示す図である。
【図4】従来から提案されている発泡ガスの回収に関する基本的なフローを示す図である。
【図5】従来から提案されている発泡ガスの回収装置を示す図である。
【符号の説明】
12 集塵機
15 ロータリバルブ
20 一階の床面
21 2階の床面
22 3階の床面
36 ベルトコンベア
37 冷蔵庫
38 第1の破砕機
39 ベルトコンベア
40 第2の竪形破砕機
41 ベルトコンベア
42 空気輸送の吸い込み口
43 風力分別機
44 金属やプラスチックの回収箱
45 プラスチック回収箱
46 微粉砕機
47 液化回収部
48 圧縮機
49 凝縮機
50 集塵機
51 活性炭吸着装置
52 減容部
53 微粉樹脂の回収箱
54 吸引ファン
70 第1のホッパ
71 第2のホッパ
72 第3のホッパ
LS レベルセンサ
QS 発泡ガス濃度計
M モータ
AS 電流計
FS 流量計

Claims (1)

  1. ホッパに設けた振動式レベルセンサの振動部の周囲に破砕され分離された発泡断熱材が存在する場合において、前記振動式レベルセンサの先端の振動部に間歇的に空気を吹き付けて前記振動部に付着した前記発泡断熱材の粉末を排除し、
    前記空気の吹き付けタイミングから一定の時間遅延を持たせ、前記振動式レベルセンサの振動部の周囲の一時的に吹き飛ばされた発泡断熱材を前記レベルセンサ周囲の吹き付け前の状況に復帰させてから、前記レベルセンサからの信号を用い前記発泡断熱材のレベルを検知する
    ことを特徴とするホッパ内のレベル検出方法。
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