JP3219238B2 - 発泡断熱材の発泡ガスの回収装置 - Google Patents

発泡断熱材の発泡ガスの回収装置

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JP3219238B2 JP10947896A JP10947896A JP3219238B2 JP 3219238 B2 JP3219238 B2 JP 3219238B2 JP 10947896 A JP10947896 A JP 10947896A JP 10947896 A JP10947896 A JP 10947896A JP 3219238 B2 JP3219238 B2 JP 3219238B2
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等の電気機
器または電子機器に用いられた不要な発泡断熱材の処理
装置に関し、特にフロンを発泡剤とした硬質発泡ポリウ
レタンからのフロン回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫等の発泡断熱材は特定フロンある
いは代替フロンを発泡剤にして断熱材樹脂からできてい
る。使用済みとなった断熱材中の前記フロンの処置につ
いて、従来、廃棄する発泡断熱材は粗破砕されて他の廃
材とともに埋立て処分あるいは焼却処分されていた。最
近では環境保護あるいは資源回収の観点から発泡剤を回
収することが検討されていて、そのための回収装置も提
案されている。
【0003】図3及び図4は、例えば、特開平6−32
9827号公報に開示されているように、既に提案され
ている発泡ガスの回収に関する基本的なフローとそのた
めの装置を示すものである。
【0004】前記公報の記載によると、発泡断熱材を用
いた使用済みの冷蔵庫1等は、第1の破砕機2で粗破砕
された後、第2の破砕機3に投入される。第1の破砕機
2から排出された発泡断熱材の大半は、断熱材を固定す
るための板状プラスチック等に依然として固定された状
態である。第2の破砕機3では2軸の高速回転体5によ
り衝撃的な剪断力を受けて、断熱材は前記板状プラスチ
ック等から剥離される。剥離された破砕片は次の工程の
風力分別機7の投入口8に落下する。
【0005】前記風力分別機7はブロア9による風が風
洞を通って上方へ抜ける構造のものである。前記板状プ
ラスチックや重量のある金属類12は風力分別機の傾斜
面を下側に滑り落ちて回収箱13に回収される。一方、
風力により風下側に移動された発泡断熱材14は次の微
粉砕機16に送られる。
【0006】スクリューフィーダにより微粉砕機16に
送り込まれた発泡断熱材14は、回転刃と固定刃の剪断
力で破断されて、断熱材中の独立気泡はほぼ破壊され
る。独立気泡内にフロン等の発泡ガスが閉じ込まれてい
るので、微粉砕機の出口には、発泡ガスが取り出される
ことになる。フロン等の発泡ガスは断熱材と一緒に取り
込まれた同伴空気を含むので、凝縮器23で液化した後
に捕集タンク24に液化発泡ガスとして回収される。
【0007】一方、微粉砕機16で微粉砕された微粉樹
脂はスクリュー26で押し固められて、発泡ガスを分離
して系外に取り出される。
【0008】以上のようにして、採用済みの冷蔵庫等の
発泡断熱材から液化発泡ガスと微粉樹脂とに分離して取
り出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように発泡ガスの
回収装置として、第1の破砕機、第2の破砕機、風力分
別機、微粉砕機等の基本的な種々の構成手段が必要であ
ることは、その回収原理からして従来から知られている
ところであるが、前記複数の大型な構成手段について、
どのような具体的構造を採用し、どのように建屋内に配
置して、効率的な発泡ガスの回収と、能率的な作業性及
び操作性を確保するかについては、未だ配慮に到らない
段階であった。
【0010】本発明の目的は、特に、第2の破砕機の構
造とその配置、微粉砕機を含んでその前後の工程におけ
る構造とその配置に着目して、スペースファクタの改善
と、効率的な発泡ガスの回収と、能率的な作業性及び操
作性を確保することを意図するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために次のような構成を採用するものである。
【0012】プラスチックおよび/または金属および発
泡断熱材を含む複合物から発泡ガスを回収する装置にお
いて、前記複合物を予備破砕する第1の破砕機と、第1
の破砕機とベルトコンベアで連結された第2の破砕機
と、第2の破砕機で破砕されて分離されたプラスチック
または金属または発泡断熱材を吸引ファンによる風力で
分別する風力分別機と、発泡断熱材に外力を加えて発泡
断熱材中の独立気泡を破壊して発泡断熱材中の樹脂と前
記気泡内の発泡ガスを分離する微粉砕機と、微粉砕され
た樹脂粉末を圧縮して減容する圧縮減容部と、発泡ガス
を液化して回収する発泡ガス液化回収部と、を備え、前
記第1の破砕機は建家床面上に配置され、前記ベルトコ
ンベアは、前記建家床面から傾斜形状を有して前記第2
の粉砕機の上部に達し、前記第2の破砕機は、先端にハ
ンマを有したロータが垂直方向に複数個配置されるとと
もに前記ロータの垂直中心軸を回転軸として回転するロ
ータ・ハンマと筒状側壁とからなる破砕機構部と、上流
側のベルトコンベアからの予備破砕された被破砕物を受
け入れるホッパ部と、を有し、前記破砕機構部と前記ホ
ッパ部とを竪形構造とするとともに、前記破砕機構部を
建屋床面の地下に配置する発泡ガス回収装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1及
び図2に基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明における発泡ガス回収装置
の種々の構成手段の構造とその配置を建屋の床面との関
係において表わした図である。図2は、発泡ガス回収装
置の種々の構成手段の構造とその配置を表わす見取図で
ある。
【0015】ここにおいて、12は集塵機、15はロー
タリバルブ、20は一階の床面、21は2階の床面、2
2は3階の床面、36はベルトコンベア、37は冷蔵
庫、38は第1の破砕機、39はベルトコンベア、40
は第2の竪形破砕機、41はベルトコンベア、42は空
気輸送の吸い込み口、43は風力分別機、44は金属や
プラスチックの回収箱、45はプラスチック回収箱、4
6は微粉砕機、47は液化回収部、48は圧縮機、49
は凝縮機、50は集塵機、51は活性炭吸着装置、52
は減容部、53は微粉樹脂の回収箱、54はファン、を
それぞれ表わす。
【0016】図1及び図2において、ベルトコンベア3
6の最下段の受け台(図2のベルトコンベア36の下段
の水平部)を一階の床面と同一の水平面として、この受
け台に使用済みの冷蔵庫37を載置し、ベルトコンベア
36に載せられた冷蔵庫37は、従来技術に示されたよ
うな2軸剪断式の第1の破砕機38に投入されて予備破
砕された後、次のベルトコンベア39で竪形の第2の破
砕機40に投入される。第1の破砕機の機能は、第2の
破砕機で破砕できる程度のサイズになるように、冷蔵庫
の全体形状を予備破砕することである。
【0017】ここにおいて、第2の破砕機40は、その
先端にハンマを有したロータが垂直方向に複数個配置さ
れて、前記ロータの垂直な中心軸を回転軸として回転
し、被破砕物は、前記高速で回転するロータ及びハンマ
と、テーパ筒状の側壁とで衝撃荷重を受けて破砕され
る。前記破砕片はその自重により前記テーパ状側壁に案
内されて底部の開口部から排出されベルトコンベア41
上に載置される。即ち、前記第2の破砕機は、垂直軸を
回転中心とするロータ・ハンマと筒状側壁とからなる破
砕機構部と、上流側のベルトコンベアからの予備破砕さ
れた被破砕物を受け入れるホッパ部とを有し、前記破砕
機構部と前記ホッパ部とを竪形構造となっている。
【0018】第2の破砕機40は、従来技術の横型構造
とは異なり、意図的に竪形構造を採用するものであっ
て、被破砕物の自重を利用して次の工程に輸送しようと
することを狙いとすることの外に、竪形構造とすること
により建屋内のスペースファクタを改善しようともので
ある。
【0019】更に付け加えるに、第2の破砕機40の前
記ロータ・ハンマとテーパ筒状側壁とからなる破砕機構
部を建屋1階の床面よりも下の地下に配置することによ
って、発泡ガス回収装置の中で最も騒音を発生する部分
である前記破砕機構部からの騒音防止を図ろうとするも
のである。そして、竪形の第2の破砕機40の内の前記
破砕機構部を地下配置することにより、第2の破砕機4
0へのベルトコンベア39の長さを、前記破砕機構部の
地上配置に比べて、短くすることができ、水平面上のス
ペースファクタを改善することができる。この理由は、
ベルトコンベア39の傾斜角は、第1の破砕機で破砕さ
れた被破砕物が滑ることなく輸送できるようにとの観点
から、床面との角度を余り急角度にすることはできず、
所定の角度を採用せざるを得ないものであるから、仮に
第2の破砕機全部を床面上に配置すれば、前記ベルトコ
ンベア39の長さは長くならざるを得ないこととなる。
【0020】以上のことから明らかなように、第2の破
砕機40を竪形にして且つ前記破砕機構部を建屋1階の
床面下に配置することにより、自重利用により被破砕物
を輸送し、スペースファクタ(第2の破砕機の占める水
平面上の占有面積)を改善し、発生した騒音の外部への
影響を抑制し、上流側のベルトコンベアの長さを短くす
ることができるという顕著な作用効果を奏することがで
きる。
【0021】第2の破砕機40で、発泡断熱材は、その
断熱材に付着したプラスチック、金属等から完全に剥離
されてベルトコンベア41上に載置される。ここで軽い
発泡断熱材やプラスチックの一部は、空気輸送の吸い込
み口42に吸い込まれ、次の風力分別機43に投入され
る。
【0022】一方、重い金属及びプラスチックの大半は
吸い込まれずに金属、プラスチックの回収箱44に回収
される。前記回収箱44は1階床面の下に地下配置さ
れ、回収時の塵が地上に拡散しないように防塵機能を有
するものである。
【0023】風力分別機43の集塵機12の吸引ファン
54は、風力分別機の風洞内の分別用の風と、発泡断熱
材の空気輸送用の風の発生源となるものである。風力分
別機43で分別されたプラスチックは回収箱45に回収
され、分別された発泡断熱材は、吸引ファン54の下部
のホッパーに送られ、ロータリバルブ15で定量だけ送
給され、供給スクリューを経て微粉砕機46に送られ
る。風力分別機43は並列に設けられた4本の風洞から
なり比較的大きな量の分別が可能にされている。4本の
風洞に均一に混合物を供給するため、ベルトコンベア4
1と風力分別機43とを連結するダクト60は、風力分
別機43側でまず2つのダクトに分岐され、更にそれぞ
れのダクトが2分岐されて風力分別機43に連結されて
いる。
【0024】微粉砕機46の剪断力で発泡断熱材を砕断
することにより、すなわち、発泡断熱材の独立気泡径程
度に粉砕するとほぼ完全に脱気される。発泡断熱材を構
成する樹脂と独立気泡内の発泡ガスとを分離し、前記分
離した発泡ガスと前記発泡断熱材に同伴して混入した空
気とを含む気体を液化回収部47に送り、凝縮機49に
より発泡ガスを液化して回収する。
【0025】一方、微粉砕機46で微粉砕された断熱材
の粉末は、前記微粉砕機46の下部に設置された減容部
52で圧縮減容され、建屋1階の床面に設置された回収
箱53に回収される。
【0026】ここにおいて、風力分別機43における発
泡断熱材の出口側から断熱材粉末を圧縮減容する減容部
52までの送給経路、すなわち、吸引ファン54、吸引
ファンの下部ホッパー、ロータリバルブ15、供給スク
リュー、微粉砕機46、微粉砕機の下部ホッパー及び減
容部52からなる送給経路を略垂直構造として1階床面
に設置している。このような配置構造とする理由は、前
記送給経路に関わる構成手段を略垂直構造とすることに
より、第2の破砕機のスペースファクタと併せて、回収
装置全体としての水平面上の占有面積を少なくすること
であり、更に、この外に、発泡断熱材の送給を、他の輸
送手段を用いることなく、自重により行なえるという利
点を考慮した結果である。
【0027】更に、建屋の2階床面上に微粉砕機46
を、建屋3階床面上に集塵機12を設置することによ
り、作業の頻発性の多い、微粉砕機46の点検・交換作
業や集塵機12の定期的交換作業を容易にすることがで
きるという効果を期待できるものである。
【0028】以上説明したような構造上および配置上の
工夫を施すことによって、本発明の発泡ガス回収装置
は、奥行き4.5m、幅8.0m、1回床面からの高さ
9.0mの寸法規模に納めることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、第2の破砕機40を竪
形にして且つ前記破砕機構部を建屋1階の床面下に配置
することにより、自重利用により被破砕物を輸送し、ス
ペースファクタ(第2の破砕機の占める水平面上の占有
面積)を改善し、発生した騒音の外部への影響を抑制
し、上流側のベルトコンベアの長さを短くすることがで
きるという作用効果を奏することができる。
【0030】また、吸引ファン54、吸引ファンの下部
ホッパー、ロータリバルブ15、供給スクリュー、微粉
砕機46、微粉砕機の下部ホッパー及び減容部52から
なる送給経路を略垂直構造として1階床面に設置するこ
とにより、前記第2の破砕機のスペースファクタと併せ
て、回収装置全体としての水平面上の占有面積を少なく
でき、更に、この外に、発泡断熱材の送給を、他の輸送
手段を用いることなく、自重により行なえるという作用
効果を奏することができる。
【0031】更に、建屋の2階床面上に微粉砕機46
を、建屋3階床面上に集塵機12を設置することによ
り、作業の頻発性の多い、微粉砕機46の点検・交換作
業や集塵機12の定期的交換作業を容易にすることがで
きるという効果を期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における発泡ガス回収装置の種々の構成
手段の構造とその配置を建屋の床面との関係において表
わした図である。
【図2】本発明における発泡ガス回収装置の種々の構成
手段の構造とその配置を表わした見取図である。
【図3】従来から提案されている発泡ガスの回収に関す
る基本的なフローを示す図である。
【図4】従来から提案されている発泡ガスの回収装置を
示す図である。
【符号の説明】
12 集塵機 15 ロータリバルブ 20 一階の床面 21 2階の床面 22 3階の床面 36 ベルトコンベア 37 冷蔵庫 38 第1の破砕機 39 ベルトコンベア 40 第2の竪形破砕機 41 ベルトコンベア 42 空気輸送の吸い込み口 43 風力分別機 44 金属やプラスチックの回収箱 45 プラスチック回収箱 46 微粉砕機 47 液化回収部 48 圧縮機 49 凝縮機 50 集塵機 51 活性炭吸着装置 52 減容部 53 微粉樹脂の回収箱 54 吸引ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼清 寛 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 藤森 幹治 山口県下松市大字東豊井794番地 日立 テクノエンジニアリング株式会社 笠戸 事業所内 (56)参考文献 特開 平8−47682(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 17/00 - 17/02 C08J 11/00 - 11/28 B09B 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックおよび/または金属および
    発泡断熱材を含む複合物から発泡ガスを回収する装置に
    おいて、 前記複合物を予備破砕する第1の破砕機と、第1の破砕
    機とベルトコンベアで連結された第2の破砕機と、第2
    の破砕機で破砕されて分離されたプラスチックまたは金
    属または発泡断熱材を吸引ファンによる風力で分別する
    風力分別機と、発泡断熱材に外力を加えて発泡断熱材中
    の独立気泡を破壊して発泡断熱材中の樹脂と前記気泡内
    の発泡ガスを分離する微粉砕機と、微粉砕された樹脂粉
    末を圧縮して減容する圧縮減容部と、発泡ガスを液化し
    て回収する発泡ガス液化回収部と、を備え、前記第1の破砕機は建家床面上に配置され、 前記ベルトコンベアは、前記建家床面から傾斜形状を有
    して前記第2の粉砕機の上部に達し、 前記第2の破砕機は、先端にハンマを有したロータが垂
    直方向に複数個配置されるとともに前記ロータの垂直中
    心軸を回転軸として回転するロータ・ハンマと筒状側壁
    とからなる破砕機構部と、上流側のベルトコンベアから
    の予備破砕された被破砕物を受け入れるホッパ部と、を
    有し、 前記破砕機構部と前記ホッパ部とを竪形構造とするとと
    もに、前記破砕機構部を建屋床面の地下に配置すること
    を特徴とする発泡ガス回収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発泡ガス回収装置にお
    いて、 前記吸引ファンと、前記風力分別機からの発泡断熱材を
    受け入れるホッパ部と、前記微粉砕機と、前記圧縮減容
    部とは、略竪形構造として配置されていることを特徴と
    する発泡ガス回収装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発泡ガス回収
    装置において、 前記第2の破砕機で破砕されて分離されたプラスチック
    または金属を回収する回収箱を建屋床面の地下に配置す
    ることを特徴とする発泡ガス回収装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の発泡ガス回
    収装置において、 前記微粉砕機における発泡断熱材への剪断力付与の回転
    部を2階床面上に設置し、前記吸引ファンの下部に設け
    られた集塵機を3階床面上に設置して、点検または交換
    作業を容易になし得るように配置したことを特徴とする
    発泡ガス回収装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1つの請求
    項に記載の発泡ガス回収装置において、 前記複合物を有する電気・電子機器を前記第1の破砕機
    に搬送するためのベルトコンベアの受入れ口と、前記圧
    縮減容部から排出された圧縮樹脂を回収する回収箱と、
    前記発泡ガス液化回収部からの発泡剤を収容する容器と
    を1階床面に設置したことを特徴とする発泡ガス回収装
    置。
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