JP2002015481A - 光磁気ディスク記録再生装置の磁気ヘッド制御方法 - Google Patents

光磁気ディスク記録再生装置の磁気ヘッド制御方法

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JP2002015481A
JP2002015481A JP2000192828A JP2000192828A JP2002015481A JP 2002015481 A JP2002015481 A JP 2002015481A JP 2000192828 A JP2000192828 A JP 2000192828A JP 2000192828 A JP2000192828 A JP 2000192828A JP 2002015481 A JP2002015481 A JP 2002015481A
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JP
Japan
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magnetic head
magneto
optical disk
recording
optical
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JP2000192828A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Takei
忠之 武井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気ディスク記録再生装置に関し、特に磁
気ヘッドの制御方法を提供する。 【解決手段】 電源スイッチを入れたとき、磁気ヘッド
の状態を検出し、該磁気ヘッドが光磁気ディスクと接触
する記録動作位置にあると判断されたとき、該磁気ヘッ
ドを該記録動作位置より光磁気ディスクと接触しない記
録不動作位置に変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク記
録再生装置に関し、特に磁気ヘッドの制御方法に係る。
【0002】
【従来の技術】レーザービーム等の放射エネルギーを光
磁気ディスクに照射することにより局部的に温度を上昇
させると磁気の保持力が減少し、この領域に作用する磁
界の方向に対応して磁区が配列することを利用して信号
の記録再生動作を行うように構成された光磁気ディスク
記録再生装置が製品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光磁気ディスク記録再
生装置において、光磁気ディスクに磁界を印加させるべ
く設けられている磁気ヘッドは、記録動作を行う場合に
光磁気ディスクの記録面に近接する動作位置に変位せし
められるが、該光磁気ディスクの回転に伴って発生する
空気流によって該光磁気ディスクの面より少しく浮上す
るように構成されている。
【0004】記録動作を行っている状態において、電源
が遮断されると磁気ヘッドがディスク面に接触した状態
にて停止することになる。斯かる状態のままで電源スイ
ッチを入れると、磁気ヘッドが光磁気ディスクに接触し
た状態にて該光磁気ディスクが回転を開始するため、磁
気ヘッドや光磁気ディスクが損傷するという問題があ
る。
【0005】本発明は、斯かる問題を解決した光磁気デ
ィスク記録再生装置の磁気ヘッド制御方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、電源スイッチを入れたとき、磁気ヘ
ッドの状態を検出し、該磁気ヘッドが光磁気ディスクと
接触する記録動作位置にあると判断されたとき、該磁気
ヘッドを記録不動作位置に変位させるようにしたもので
ある。
【0007】
【実施例】図1は本発明の磁気ヘッド制御方法を示すフ
ローチャート、図2は本発明に係る光磁気ディスク記録
再生装置の要部を示す側面図である。
【0008】図2において、1は光磁気ディスクであ
り、光磁気ディスク記録再生装置の収納部に装着される
とターンテーブル2上に載置され、該ターンテーブル2
によって回転駆動されるように構成されている。3は前
記ターンテーブル2を回転駆動するスピンドルモーター
であり、固定基板4に固定されている。
【0009】5は前記光磁気ディスク1の下方に配置さ
れている光ヘッドであり、レーザー素子(図示せず)よ
り照射される光ビームを前記光磁気ディスク1に設けら
れている信号記録面に合焦させて信号の記録動作及び再
生動作を行う作用を有するものである。6は前記光ヘッ
ド5が搭載されているピックアップ支持基板であり、光
磁気ディスク1の径方向、即ち矢印A方向及びB方向へ
の変位を可能にガイド手段(図示せず)によって支持さ
れているとともに周縁に送り溝7が形成されているピッ
クアップ送り軸8の回転によって径方向へ移動せしめら
れるように構成されている。
【0010】9は前記ピックアップ支持基板6に形成さ
れている支持部6Aに回転支持軸(図示せず)によって
回動可能に取付られているとともに前記光磁気ディスク
1の上方に配置される磁気ヘッド10がその端部に固定
されている磁気ヘッド支持板であり、光磁気ディスク1
に信号を記録する記録動作位置、即ち図2に示した位置
と記録動作を行わない記録不動作位置、即ち図2に示し
た位置より上方へ変位した位置との間を回動変位するよ
うに設けられている。前記磁気ヘッド支持板9の動作位
置と不動作位置との間の回動変位動作は、周知の技術を
使用することによって行うことが出来るので、その説明
は省略した。
【0011】斯かる構成において、前記磁気ヘッド支持
板9を動作位置へ回動変位せしめると、該磁気ヘッド支
持板9に固定されている磁気ヘッド10は、記録動作位
置に変位するが、回転状態にある光磁気ディスク1の回
転に伴って発生する空気流によってディスク面より少し
く浮上するように構成されている。また、光ヘッド5よ
り照射される光ビームは、フォーカスサーボ回路による
制御動作によって前記光磁気ディスク1の信号記録面に
合焦せしめられるとともにトラッキングサーボ回路によ
る制御動作によって信号トラックを追従するように構成
されている。
【0012】光磁気ディスク記録再生装置に設けられて
いる収納部に光磁気ディスク1を挿入すると該光磁気デ
ィスク1はターンテーブル2上に載置されるが、斯かる
動作が行われるとき、光ヘッド5及び磁気ヘッド10は
初期位置にある。即ち、光磁気ディスク記録再生装置に
おいて、停止操作を行うとピックアップ送り用軸8を回
転駆動することによってピックアップ支持基板6を移動
させ、前記光ヘッド5及び磁気ヘッド10を初期位置に
変位復帰させるように構成されている。
【0013】以上に説明したように本発明に係る光磁気
ディスク記録再生装置は構成されているが、次に動作に
ついて説明する。斯かる装置において、信号の再生動作
は、光ヘッド5より照射される光ビームによって行われ
るが、斯かる動作は、光ヘッド5のフォーカスサーボ動
作及びトラッキングサーボ動作による制御動作によって
行われる。そして、前記光ヘッド5の光磁気ディスク1
の径方向への変位動作は、ピックアップ送り用モーター
(図示せず)によるピックアップ送り軸8の回転によっ
て行われる。
【0014】光磁気ディスク1に記録されている信号の
再生動作は、光ヘッド5によって行われるが、該光磁気
ディスク1への信号の記録動作は、光ヘッド5と磁気ヘ
ッド10との組み合わせによって行われる。そのため、
信号の記録動作を行う場合には、前記磁気ヘッド10を
光磁気ディスク1に接触する記録動作位置に変位させる
必要がある。
【0015】前記光磁気ディスク1に信号を記録する動
作は、光ヘッド5によるデータ信号の再生動作を行った
後、信号の記録位置に光ヘッド5及び磁気ヘッド10を
移動させるとともに該磁気ヘッド10を記録動作位置に
変位させることによって行われるが、斯かる記録動作位
置への変位動作は光磁気ディスク1を回転駆動させなが
ら行われる。
【0016】光磁気ディスク1の回転駆動動作は、スピ
ンドルモーター3によるターンテーブル2の回転駆動動
作によって行われるが、該光磁気ディスク1が回転状態
にあるときに磁気ヘッド10の記録動作位置への変位動
作が行われるため、該磁気ヘッド10はディスク面より
浮上せしめられた状態になり、信号の記録動作を行う状
態になる。
【0017】以上に説明したように本実施例における再
生動作及び記録動作は行われるが、再生動作状態にある
ときに停止操作を行うと、ピックアップ送り用モーター
によるピックアップ送り軸8の回転によってピックアッ
プ支持基板6が移動せしめられ、光ヘッド5及び磁気ヘ
ッド10は初期位置に変位復帰せしめられる。また、記
録動作状態にあるときに停止操作を行うと、まず磁気ヘ
ッド10がディスク面に接触する記録動作位置より記録
不動作位置に変位せしめられ、その後ピックアップ送り
用モーターによるピックアップ送り軸8の回転によって
ピックアップ支持基板が移動せしめられ、前記光ヘッド
5及び磁気ヘッド10は初期位置に変位復帰せしめられ
る。
【0018】以上に説明したように本実施例における再
生動作及び記録動作は行われるが、次に本発明の要旨で
ある磁気ヘッドの制御方法について、図1に示したフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0019】光磁気ディスク記録再生装置の電源スイッ
チを入れると、まず磁気ヘッド10の状態を検出する
(ステップA)。斯かる磁気ヘッド10の状態検出動作
は、ピックアップ支持基板6の位置検出動作及び磁気ヘ
ッド支持板9の位置検出動作を行うことによって行われ
るが、斯かる検出動作は、ピックアップ支持基板6が初
期位置にあるとき閉成されるスイッチや磁気ヘッド支持
板9が記録不動作位置にあるとき閉成されるスイッチを
設けることによって行うことが出来る。
【0020】磁気ヘッド10の状態検出動作により、ま
ず磁気ヘッド10が初期位置にあるか否かの判定動作が
行われる(ステップB)。ステップBにおいて、磁気ヘ
ッドが初期位置にあると判定された場合には、正常な動
作によって光磁気ディスク記録再生装置は停止状態にせ
しめられたと判断されるので、再生動作や記録動作を行
うことが出来る待機状態にする(ステップC)。
【0021】ステップBにおいて、磁気ヘッドが初期位
置にないと判定された場合には、光磁気ディスク記録再
生装置は正常な動作によって停止状態にせしめられたも
のではないと判断される。このように判断された場合に
は、磁気ヘッド10が記録動作位置、即ち該磁気ヘッド
10が光磁気ディスク1に接触する位置にあるか否かの
判定動作が行われる(ステップD)。
【0022】ステップDにおいて、磁気ヘッド10が記
録動作位置にないと判定された場合には、磁気ヘッド1
0が光磁気ディスク1に接触しない位置にあるため、磁
気ヘッド10を初期位置に変位させる動作が行われる
(ステップE)。斯かる動作は、ピックアップ送り用モ
ーターを回転させてピックアップ支持基板6を初期位置
に移動せしめることによって行うことが出来る。ステッ
プEの動作が行われると、再生動作や記録動作を行うこ
とが出来る待機状態にするステップCの動作が行われ
る。
【0023】ステップDにおいて、磁気ヘッド10が記
録動作位置にあると判定された場合には、磁気ヘッド1
0が光磁気ディスク1に接触した状態にあり、記録動作
状態にあるときに電源の遮断動作が行われたと判断する
ことが出来る。このように判断された場合は、前記磁気
ヘッド10を記録不動作位置、即ち光磁気ディスク1に
接触しない位置に変位させる動作が行われる(ステップ
F)。斯かる動作が行われると磁気ヘッド10を初期位
置に変位させるステップEの動作が行われる。そして、
その後は再生動作や記録動作を行うことが出来る待機状
態にするステップCの動作が行われることになる。
【0024】磁気ヘッド10の記録不動作位置から記録
動作位置への変位動作及び記録動作位置から記録不動作
位置への変位動作は、該磁気ヘッド10が固定されてい
る磁気ヘッド支持板9を回動変位させることによって行
われるが、該磁気ヘッド支持板9の回動変位動作は、モ
ーターやソレノイドプランジャー等の駆動手段を利用す
ることによって行うように構成することが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、電源スイッチを入れたとき、
磁気ヘッドの状態を検出し、該磁気ヘッドが光磁気ディ
スクと接触する記録動作位置にあると判断されたとき、
該磁気ヘッドを記録不動作位置に変位させるようにした
ので、磁気ヘッドが光磁気ディスクに接触したまま該光
磁気ディスクが回転を開始することはなく、磁気ヘッド
や光磁気ディスクが損傷することを防止することが出来
る。
【0026】また、本発明は、磁気ヘッドを記録不動作
位置に変位させた後、該磁気ヘッドを初期位置に変位さ
せるようにしたので、速やかに光磁気ディスク記録再生
装置を待機状態にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッド制御方法を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置の要
部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 ターンテーブル 3 スピンドルモーター 5 光ヘッド 6 ピックアップ支持基板 9 磁気ヘッド支持板 10 磁気ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクの一方の面側に配置され
    た光ヘッドより照射される光ビームと他方の面側に配置
    された磁気ヘッドより印加される磁界とによって該光磁
    気ディスクに信号を記録するように構成された光磁気デ
    ィスク記録再生装置において、電源スイッチを入れたと
    き、磁気ヘッドの状態を検出し、該磁気ヘッドが光磁気
    ディスクと接触する記録動作位置にあると判断されたと
    き、該磁気ヘッドを記録不動作位置に変位させるように
    したことを特徴とする光磁気ディスク記録再生装置の磁
    気ヘッド制御方法。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッドを記録不動作位置に変位させ
    た後、該磁気ヘッドを初期位置に変位させるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド制御方
    法。
JP2000192828A 2000-06-27 2000-06-27 光磁気ディスク記録再生装置の磁気ヘッド制御方法 Pending JP2002015481A (ja)

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